JPS63157208A - 多関節ア−ムの振動防止装置 - Google Patents

多関節ア−ムの振動防止装置

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JPS63157208A
JPS63157208A JP30372386A JP30372386A JPS63157208A JP S63157208 A JPS63157208 A JP S63157208A JP 30372386 A JP30372386 A JP 30372386A JP 30372386 A JP30372386 A JP 30372386A JP S63157208 A JPS63157208 A JP S63157208A
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JP
Japan
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joint
manipulator
load torque
command value
angle
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Pending
Application number
JP30372386A
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English (en)
Inventor
Makoto Senoo
誠 妹尾
Fumio Tomizawa
富沢 文雄
Yoshiaki Ichikawa
芳明 市川
Masaaki Fujii
正明 藤井
Masanori Suzuki
正憲 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多関節マニピュレータの振動防止方法に係り、
特に、各関節の剛性が低く、冗長自由度を持つ長尺のマ
ニピュレータに好適な振動防止装置に関する。
【従来の技術〕
従来、考えられている装置では、特開昭59−’ 20
6902号公報に記載のように、動力伝達機構のモータ
側の位置、又は、角度及び負荷側の位置、又は、角度を
ともに入力側にフィードバックする方式となっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、振動が発生したらいかに早期にその振
動を減衰させるかに主眼が置かれており。
負荷側に設置した角度、又は、加速度センサにより検出
した信号と目標値信号との差をモータの操作量として出
力する方式をとっている。この方式では、振動が発生す
る前に加振力を予測できないため、一旦、振動が発生し
たことを検出して振動防止制御をしており、振動の発生
は充分には防止できないという問題があった。
本発明の目的は予め加振力を予測し、予測した加振力に
基づいて操作力を制御することにより、はぼ完全に多関
節マニピュレータの振動発生を防止しようとすることに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、多関節マニピュレータの現時刻の各関節の
角度を基にし、次の制御サンプリング時刻での各関節の
角度指令値からマニピュレータのアームの姿勢を予測す
ること、この予測したアームの姿勢から次の制御サンプ
リング時に各関節の角度が実現された場合に予想される
各関節にかかるトルクを計算すること、このトルクと各
関節のばね定数から算出される外力の影響を零にするた
めに、必要な各関節の新たな角度を求め、その各角度を
次ステツプでの指令値としてマニピュレータ制御部に出
力することにより達成される。
この問題点を解決するための手段の基本原理を第2図を
用いて説明する。マニピュレータの各関節は、等価的に
第2図に示すような質tmの負荷を持つばね系であると
みなすことができる。
このばね系の運動方程式は式(1)で表わすことができ
る。
mx=−k (x−y) +F     −(1)ここ
で。
m :負荷の質量 ! + ’! :外力零の状態からのばねの両側の変位 X :変位Xの時間に関する二階微分 k :ばね定数 F :外力 1=0でfoのインパクト外力が加わった場合の運動を
考えると、式(1)の初期条件がx(0)=y (0)
=O,x (0)=Oであるとすると、式(1)の解は
式(2)で表わされるような自由振動を示す。
しかし、1=0でfoが検出可能ならば、x  (0)
=Oより。
f。
y=−□           ・・・ (3)とすれ
ば、式(1)からmx=Oとなり振動は発生しないこと
になる。
つまり、予めバネ系の負荷側に加わる外力を予測して、
その外力を打消す力に相当する変位をばねの負荷と反対
側に与える。
第2図のばね系とマニピュレータの関節との対応は、J
it量mの負荷が注目する関節に取付けられたアームに
、ばねが関節の減速機に、ばねの支持側が関節のモータ
側に、という関係になると考えることができる。よって
、前述の各関節の角度指令値が第2図のばね系の変位y
に相当し、関節にかかるトルクが第2図のばね系の外力
Fに相当する。
〔作用〕
上述の個々の技術的手段の働きについて、第3図に示す
アーム構成を例にとって説明する。通常。
マニピュレータの関節は、直流モータを駆動源として減
速機を介して出力軸であるリンクに接続されている。ま
た、関節の角度を計測するためのパルスエンコーダ等の
センサは、検出感度を上げるためにモータ側に取付ける
のが普通である。この場合のモータ側の関節回転角の指
令値θ(K)と出力軸側の角度θ′ (K)との関係は
θ’(K)=−θ (K)        ・・・ (
4)ここで、 N:減速比 関節角度の制御は、式(4)におけるθ(K)を指令値
として間接的にθ′ (K)を所定値に保持する方式を
とっている。よって、サンプリング時刻Kにおける関節
角θ(K)がら1時刻に+1における角度指令としてθ
(K+1)が出方されるとすると、時刻に+1でのアー
ムの姿勢は式(4)から予測できる。予測したアームの
姿勢から、第3図の関節66にかかる負荷トルクの変化
量ΔTは、 ΔT=θ−W(sinθ’ (K ) −sinθ’ 
 (K+1))・・・ (5) ここで、 Q:リンクの長さ W:リンクの先端にかかる等偏負荷荷重(重力による荷
重) θ’ (K)、 θ’ (K+1):        
  \サンプリング時刻K及びに+1におけ る出力軸関節角度(重力方向を基準の 零とし1反時計方向を正とする) この負荷トルクの変化ΔTに対応して出力軸の角度変化
を生じさせないためのモータ側の角度補正量へ〇(K+
1)は 八T Δθ(K+1)=−□     ・・・ (6)α ここで、 α:関節の入出力軸間のばね定数 このようにして推定した角度指令の補正値と補正前の指
令値から新たな指令値は、 θ(K+1)=θ(K)+Δθ  ・・・ (7)これ
らの動作によって、マニピュレータの姿勢変化によって
発生する各関節の負荷変化に伴う振動発生要因を無くす
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第4図ないし第8
図により説明する。
第1図は本発明による振動防止装置を大関節のマニピュ
レータに適用した例を示す1図において、10はマニピ
ュレータ関節制御部、20はアーム姿勢演算部、30は
関節負荷トルク演算部、40は関節角度補正値演算部、
50はドライバ回路、60は多関節マニピュレータであ
る。マニピュレータ関節制御部10では、多関節マニピ
ュレータ60の各関節の角度指令値を演算して各制御サ
ンプリングごとにドライバ回路50へ出力する機能をも
つ、多関節マニピュレータ6oの各関節の角度は、角度
指令値をθ、とすれば、第4図に示す位置サーボ系によ
って制御することができる。第4図において、51は比
例と積分の要素によって構成される制御系、52は関節
の動特性を示す伝達関数、53は関節の角度を検出する
ために取付けたエンコーダの値から関節角度へ変換する
ための定数である。なお、制御系51でKpは比例ゲイ
ン、K!は積分ゲインを示す。
第1図及び第4図に示した本発明の一実施例を第5図に
示す多関節マニピュレータを例にさらに詳しく説明する
。第5図において、64a〜64eはリンク、66a〜
66eは関節、67はハンドを示す、また、Qi〜Q8
は各関節間の長さ、02′〜06′は関節66b〜66
aの角度(垂直方向を基準とし、反時計方向を正とする
)である。
多関節マニピュレータは、一般に、第5図66aに示す
ように、リンク64aの軸回りに回転運動するロールと
66bに示すようにリンクを上・下に操作できるような
ピッチによって構成されている。ここでは、第5図に示
す五個の関節により構成するモニビュレータについて説
明する。
マニピュレータの姿勢制御は、各制御ステップごとに出
力する各関節の角度指令値に基づいて制御系を介して実
現される。よって、第1図に示すマニピュレータ関節制
御部10からは、各制御ステップごとに、ドライバ回路
50に関節66a〜66sに対応する関節角度指令値θ
J  (K+1)を出力し、ドライバ回路50内に組込
まれた第4図に示す制御系により関節を制御する。
第6図から第8図に示すフローチャートは、第1図に示
す各ブロックでの処理内容を示したものである。まず、
第1図に示すアーム姿勢演算部20の処理内容を第6図
を用いて説明する。第一の処理内容21は、マニピュレ
ータ関節制御部10から、決定された制御ステップ(K
+1)での各関節66a〜66eの角度指令値θJ(K
+1)(j=1〜5)及び各関節に接続されたリンク6
4a〜64aの長さθ−(j=1〜5)を入力すること
を示す、第二の処理内容22は、入力した角度指令値θ
J(K+1)及びリンクの長さQaから、各関節の負荷
トルク算出に必要な重力方向と直角な成分のリンク長さ
hJ  (K+1)(j=1〜5)を式(8)によって
演算することを示している。
h J(K +  1 )=  Q J  ・ sun
 θノ(K +  1 )/ NJ・・・(8) (j=1〜5) ここで、Nj :第j関節の減速化 第三の処理内容23は、式(8)によって演算した値h
 a  (K + 1 )  (j = 1〜5)をメ
モリに格納すること゛を示している。
次に第1図に示す関節負荷トル演算部30の処理内容を
第7図を用いて説明する。第7図の第1の処理内容31
は、制御ステップ(K+1)でのマニピュレータで予測
される各関節にかかる負荷トルクT、(K+1)を式(
9)によって演算することを示している。第二の処理内
容32は、・・・ (9) (j=1〜5) ここで、 W愈 :第i関節のリクンQ1の先端にかかる等価負荷
荷重 求めた制御ステップ(K+1)での各関節にかかると予
測される負荷トルクTJ (K+1)と制御ステップに
で各関節にかかつていた負荷トルクTJ  (K)との
差である負荷トルクの変動分ΔTJ(K+1)  を式
(10)によって演算することを示している。
ΔTJ  (K+ 1)=Ta  (K+ 1)   
Ta  (K)・・・ (10) さらに、第1図に示す関節角度補正値演算部40の処理
内容を第8図を用いて説明する。第8図の第一の処理内
容41は、各関節のばね定数αa(j=1〜5)と負荷
トルク変動分ΔT。
(K+1)(j=1〜5)より関節角度補正値Δθ−(
K+1)  を式(11)により演算することを示して
いる。第二の処理内容42は、制御ステラΔθJ(K+
1)=−ΔTJ (K+1)/α。
・・・ (11) (j=1〜5) ブ(K+1)での負荷トルクの変動分を考慮した補正後
の関節角度指令値θj(K+1)  を式(12)によ
って演算し、第1図のマニピュレータ関節制御部10に
出力することを示している。
θJ(K+1)=θ、(K+1)+Δθ、(K+1)・
・・ (12) (j=1〜5) なお、第6図ないし第8図に示す演算回路はマイクロコ
ンピュータによっても実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、振動の発生を防止できるので。
マニピュレータの振動の発生に伴う手先の位置決めの難
しさを解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の多関節マニピュレータの振
動防止装置の一例を示す図、第2図は本発明の詳細な説
明図、第3図は本発明を一個の関節に適用した場合の説
明図、第4図は実施例の五自由度の多関節マニピュレー
タの構成図、第5図ないし第8図は第1図の各処理演算
部の処理内容を具体的に示すフローチャートである。 10・・・マニピュレータ関節制御部、20・・・アー
ム姿勢演算部、30・・・関節負荷トルク演算部、40
・・・関節角度補正値演算部、50・・・ドライバ回路
。 60・・・多関節マニピュレータ、64・・・リンク、
66・・・関節、67・・・ハンド、100・・・ばね
、110・・・負荷。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の関節より構成される多関節マニピュレータに
    おいて、 駆動関節の次制御ステップでの角度指令値によるマニピ
    ュレータの現時点との姿勢変化から各関節に加わるトル
    クの変化量を推定する手段と、前記各関節に生じるトル
    ク変化量と前記各関節のばね定数から前記各関節の角度
    変化を算出する手段と、この算出値に応じて前記各関節
    の前記角度指令値を変更する手段を設けたことを特徴と
    する多関節アームの振動防止装置。
JP30372386A 1986-12-22 1986-12-22 多関節ア−ムの振動防止装置 Pending JPS63157208A (ja)

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