JPS6315056A - 冷凍装置用四路切換弁 - Google Patents

冷凍装置用四路切換弁

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JPS6315056A
JPS6315056A JP61160540A JP16054086A JPS6315056A JP S6315056 A JPS6315056 A JP S6315056A JP 61160540 A JP61160540 A JP 61160540A JP 16054086 A JP16054086 A JP 16054086A JP S6315056 A JPS6315056 A JP S6315056A
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脇田 祥太郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は冷凍装置用四路切換弁に関するものである。
(従来の技術) 冷暖兼用の空気調和機等においては、その冷媒回路内に
四路切換弁を介設し、この四路切換弁の切換作動によっ
て、冷房と暖房との冷媒循環サイクルの切換えが可能と
成されているが、このような四路切換弁の具体的な構造
の例が実公昭55−53825号公報に記載されている
。第6図にその四路切換弁の全体構成を示しており、同
図のように、パイロ7)電磁弁100の付設された主弁
101の弁本体102は第1、第2、第3、第4通路1
03.105.106.107を有している。上記第1
通路103と第2通路105とはそれぞれ圧縮機108
の吐出配管109と吸込配管110に、一方上記第3通
路106と第4通路107とは液管111によって互い
に接続された利用側熱交換器112と熱源側熱交換器1
13とにそれぞれ接続されている。上記液管111には
減圧器135が介設されている。一方、上記弁本体10
2内には、軸方向に摺動自在で略お椀形状をした弁体1
14が配置されており、この弁体114が図のように右
側位置に位置するとき、第1通路103と第3通路10
6、及び第2通路105と第4通路107の連通状態が
、一方左側に位置するとき、第1通路103と第4通路
107、及び第2通路105と第3通路106の連通状
態がそれぞれ得られるのである。
このような弁体114の軸方向移動を行なうために、弁
体114にはその軸方向両端部側にそれぞれピストン1
15.116が連結されており、これらのピストン11
5.116と各端面との間のパイロット圧力室117.
118の高低圧力状態を切換えることにより、弁体11
4の切換移動を行なうのである。上記圧力状態を切換え
るために、前記パイロット電磁弁100が設けられてお
り、このパイロット電磁弁100の弁本体121内には
内部流路の略中央部に開口すると共に、前記吸込配管1
10に低圧管122により接続された低圧導入口123
と、この低圧導入口123を挟んで軸方向両側部に開口
する第1及び第2通口125.126とが穿設されてい
る。そして、上記内部流路内に、連結部材131で互い
に連結された第1、第2弁体129.130が配置され
ており、これらの弁体129.130が同図のように、
左側の位置では、第1弁体129側が開弁、第2弁体1
30側が閉弁となされて第1通口125が低圧導入口1
23と連通し、一方、右側に移動したときには、第1弁
体129側が閉弁、第2弁体130側が開弁となされて
第2通口126が低圧導入口123と連通ずる。
そして、上記パイロット電磁弁100の電磁コイル13
2に通電したときには、右側位置に移動し、一方電磁コ
イル132に通電しないときには、バネ133により左
側に移動される。そして、上記第1通口125が前記主
弁101の左側パイロット圧力室117に、また第2通
口126が右側パイロット圧力室118にそれぞれパイ
ロット配管119.120により接続されているのであ
る。そこで、圧縮機108を駆動し、吐出配管109側
に高圧冷媒圧力が、一方吸込配管110側に低圧冷媒圧
力が作用しているときに、上記パイロット電磁弁100
をON作動(電磁コイルに通電)すると、上記第2通口
126と低圧導入口123とが連通し、したがって、吸
込配管110の低圧圧力が右側パイロット圧力室118
に導入され、このことにより、弁体114を右側に移動
させる力が生じるのである。一方、パイロット電磁弁1
00をOFFにした場合、このとき、主弁101の左側
パイロット圧力室117に低圧が導入され、このことに
より、弁体114は左側へと切換移動される。このよう
な弁体114の切換移動によって、利用側熱交換器11
2と熱源側熱交換器113とを流れる冷媒の方向が切換
ねり、このことによって、冷房運転と暖房運転との切換
えがなされるのである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来装置における四路切換弁においては、
パイロット電磁弁への通電を0N10FFすることによ
って四路切換弁の切換えを行なうものであるが、通電作
動の必要な冷媒循環サイクル、例えば暖房サイクルで運
転を行なう場合には、その運転の間中、通電しておく必
要があった。また、暖房運転停止時に、圧縮機を停止し
、その後上記パイロット電磁弁への通電をOFFにした
時には、パイロット電磁弁はバネ力により冷房サイクル
側位置に戻り、このとき冷媒配管内には圧縮機停止後も
ある程度高低差圧状態が保持されているために、主弁も
冷房サイクル側位置に切換移動する。
この時、高圧と低圧とが主弁内で瞬間的に混合するので
衝撃音を発するという問題もあった。
この発明は、上記した従来の問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、冷媒回路の切換えが
要求されるときにのみ電気的切換手段に通電し、非通電
時には状態保持形式の、したがって、省電力化とコイル
寿命の向上が図れると共に、運転停止時に切換音の生じ
ない冷凍装置用四路切換弁を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこで、この発明の冷凍装置用四路切換弁は、弁本体3
に、圧縮機4の吐出配管5と吸込配管7とにそれぞれ接
続される第1及び第2通路6.8と、液管16によって
互いに接続される利用側熱交換器12と熱源側熱交換器
14とにそれぞれ接続される第3及び第4通路9.10
とを穿設する一方、上記弁本体3内に、上記第1〜第4
通路6.8.9.10を連通する流路17と、この流路
17を挟んで軸方向両側にそれぞれパイロット圧力室2
1.22とを設け、上記流路17内に弁体19を配置し
、この弁体19で、上記第1通路6と第4通路10、及
び第2通路8と第3通路9がそれぞれ連通する第1連通
状態と、上記第1通路6と第3通路9、及び第2通路8
と第4通路10がそれぞれ連通する第2連通状態を軸方
向移動により交互に切換えるべく構成し、また、上記各
パイロット圧力室21.22内には、軸方向移動自在に
ピストン23.24をそれぞれ配置すると共に、上記弁
体19と上記両ピストン23.24とを連結部材25で
連結し、さらに、上記各パイロット圧力室21.22に
は、上記吐出配管5に連通ずる高圧パイロットライン2
7.28と、上記吸込配管7に連通する低圧パイロット
ライン57.58とをそれぞれ接続すると共に、上記各
高圧パイロットライン27.28と各低圧パイロットラ
イン57.58とのいずれか一方に通電時開作動する電
気的開閉手段49.50を、他方に流体抵抗手段27.
28をそれぞれ介設し、上記弁体19が上記各パイロッ
ト圧力室21.22における圧力差に応動すべく構成し
ている。
(作用) 上記のように構成されたこの発明の冷凍装置用四路切換
弁においては、弁体19の切換移動の駆動力は、各ピス
トン23.24に作用する各パイロット圧力室21.2
2における圧力差によって与えられるものである。以下
の説明では、便宜上、電気的開閉手段49.50を各低
圧パイロ7)ライン57.58に介設している場合につ
いて説明する。上記各電気的開閉手段49.50を共に
非通電の場合には、各パイロット圧力室21.22はと
もに高圧パイロットライン27.2日によって高圧の吐
出配管5に連通しており、したがって、各パイロット圧
力室21.22には圧力差は生じず、弁体19は静止状
態を継続する。一方、上記各電気的開閉手段49.50
のいずれか一方に通電して開作動した場合、通電した側
のパイロット圧力室21又は22は低圧の吸込配管7に
も低圧パイロットライン57又は58を介して連通ずる
こととなる。このとき、高圧パイロットライン27.2
8には流体抵抗手段27.28が介設されており、した
がって、上記吐出配管5と吸込配管7との高低圧力差は
、上記流体抵抗手段27又は28で生ずることとなり、
上記パイロット圧力室21又は22は低圧圧力状態とな
る。このことにより、両パイロット圧力室21.22間
に圧力差が生じ、したがって、弁体19はその差圧方向
に切換移動がなされる。切換移動後に上記電気的開閉手
段49又は50の通電を停止すると、低圧圧力状態にあ
ったパイロット圧力室21又は22は元の高圧状態に戻
り、したがって、弁体19はその位置に保持される。こ
のように、弁体19を切換作動させるときにのみ、電気
的開閉手段49.50を選択して通電することにより、
切換えが行なわれ、その他の非通電状態では、弁体19
は静止状態を継続するという切換制御が可能となり、し
たがって省電力化と共に、電気的開閉手段の電気的寿命
の向上が図れ、また運転停止時に弁体19の切換りが生
ずることもなく、したがって切換音の発生のない構成と
することができる。なお、第5図に示すように、電気的
開閉手段69.70を各高圧パイロットライン71.7
2側に介設した場合においても、上記説明において圧力
の高低方向が逆になるものの、同様の作用を得ることが
できる。
(実施例) 次に、この発明の冷凍装置用四路切換弁の具体的な実施
例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図は、第1の実施例における冷凍装置用四路切換弁
を冷媒配管系統と共に示す全体構成図であり、同図のよ
うに、この第1実施例においては、冷凍装置用四路切換
弁を冷媒循環サイクルの切換え機能を有する主弁1と、
その切換え作動を行なうためのパイロット電磁弁2とに
より構成している。
まず、主弁1の構成について説明すると、円筒形状の弁
本体3には、その−側面の略中央部に圧縮機4の吐出配
管5に接続された第1通路6が、またこの第1通路6に
対向する側面の略中央部に圧縮機4の吸込配管7に接続
された第2通路8がそれぞれ設けられている。また、こ
の第2通路8を挟んで軸方向両側部には、第3及び第4
通路9.10が並設されており、第3通路9は第1ガス
管11によって利用側熱交換器12に、また第4通路1
0は第2ガス管13によって熱源側熱交換器14にそれ
ぞれ接続されている。そして、上記利用側熱交換器12
と熱源側熱交換器14とは、キャピラリチューブにより
構成された減圧器15の介設された液管16により互い
に接続されている。
一方、上記弁本体3内には、上記第1〜第4通路6.8
.9.10を連通する流路17が穿設されており、この
流路17内への上記第2〜第4通路8.9.10の各開
口部側は、平面弁座18として形成されており、この平
面弁座18上に弁体19が摺接されている。この弁体1
9は、上記並設されている第2〜第4通路8.9.10
の各開口のうちの2開口を覆い得る軸方向長さを有する
と共に、その摺動面側には上記層われた2開口を連通さ
せる凹部20が形成されており、また、上記摺動面と反
対の側は上記凹部20に沿う曲面として形成され、第1
通路6の開口とは離間しており、したがって、この弁体
19が、第1図のように、左側に位置するときには第1
通路6と第4通路10、及び第2通路8と第3通路9が
それぞれ連通する第1連通状態が、一方、図より右側の
位置に位置するときには第1通路6と第3通路9、及び
第2通路8と第4通路10がそれぞれ連通する第2連通
状態が与えられることとなる。
また、上記弁本体3内には、上記流路17を挟んで軸方
向両側にパイロット圧力室21.22が設けられており
、これらのパイロット圧力室21.22内には、軸方向
移動自在にピストン23.24がそれぞれ配置されてい
る。そして、これらのピストン23.24と上記弁体1
9とは連結部材25で連結されている。したがって、上
記各パイロット圧力室21.22での圧力に高低差があ
る場合に、その差圧による力が上記各ピストン23.2
4に作用し、例えば第1図において、左側のパイロット
圧力室21の方が右側のパイロット圧力室22よりも高
くなった場合には、両ピストン23.24と共に、弁体
19が右側に移動され、このことにより、上記第1連通
状態から、第2連通状態への切換えがなされるのである
。なお、上記各ピストン23.24には、上記流路17
側と各パイロット圧力室21.22側とを連通ずる絞り
孔27.28がそれぞれ穿設されており、また各パイロ
ット圧力室21.22の各端部を覆う端板29.30に
は、上記各パイロット圧力室21.22にそれぞれ開口
するパイロットポート31.32が設けられている。
次にパイロット電磁弁2の構成について説明すると、パ
イロット弁本体40の軸心方向に穿設されているパイロ
ット流路41には、低圧導入口42と、この低圧導入口
42を挟んで軸方向両側に第1通口43及び第2通口4
4とが穿設されており、上記パイロット流路41内には
、上記低圧導入口42と第1通口43との間に第1弁座
45が、また低圧導入口42と第2通口44との間には
第2弁座46がそれぞれ形成されている。そして上記第
1、第2弁座45.46に接離し得るパイロット弁体4
7.48がそれぞれ配置されており、これらのパイロッ
ト弁体47.48は、それぞれ電気的開閉手段となる電
磁弁ユニット49.50に連結されており、各電磁コイ
ル51.52に通電することにより開弁が、また、通電
を停止することによりリターンバネ53.54のバネ力
により閉弁がそれぞれなされるのである。そして、上記
パイロット電磁弁2の低圧導入口42は低圧管55によ
り前記吸込配管7に、また第1通口43と第2通口44
とは前記主弁1の各パイロットボート31.32に低圧
パイロットライン57.58により、それぞれ接続され
ている。
以上のように構成された上記第1実施例の作動状態につ
いて次に説明する。まず、第1図のように主弁1におけ
る弁体19が左側、すなわち前記第1連通状態位置にあ
り、パイロット電磁弁2の各電磁コイル51.52の双
方共に通電せずに、圧縮機4の運転を開始する。このと
き圧縮機4から吐出される冷媒は、図中実線矢印方向に
循環して圧縮機4に返流され、利用側熱交換器12は蒸
発器として作用して外部より吸熱し、したがって冷房運
転としての冷媒循環サイクルが形成される。
このとき、主弁1の各パイロット圧力室21.22には
、圧縮機1から吐出され、吐出配管5、第1通路6を通
して流路17内に流入する高圧ガス冷媒の高圧圧力が各
ピストン23.24に設けである絞り孔27.28を通
して作用する。一方、上記各パイロット圧力室21.2
2に接続されている各低圧パイロットライン57.58
は、パイロット電磁弁2の各パイロット弁体47.48
によりその管路は遮断されており、したがって、各パイ
ロット圧力室2】、22は流路17内の高圧圧力と同一
圧力に維持され、このように圧力差のない状態では弁体
19を軸方向に移動する力は生じず、したがって、その
状態が保持されるので、冷房運転が継続されることとな
る。
一方、圧縮!a4の運転中にパイロット電磁弁2の右側
の電磁コイル52に通電した場合、右側のパイロット弁
体48は第2弁座46より離反し、このこ七により、低
圧導入口42と第2通口44とが達通し、したがって、
右側のパイロット圧力室22は低圧パイロット配管58
、低圧管55を通して、低圧状態にある吸込配管7に連
通する。
したがって、右側のパイロット圧力室22を経由して高
圧の流路17から低圧の吸込配管7に向かう冷媒流れが
生ずるが、高圧の流路17と、右側のパイロット圧力室
22との間には絞り孔28が有する流体抵抗が存在して
いるので、この絞り孔28において圧力降下が生じ、し
たがって、右側のパイロット圧力室22は低圧状態とな
るのである。このように、各ピストン23.24に設け
ている絞り孔27.28は、この実施例では、流体抵抗
手段と高圧パイロットラインとの機能を兼用している。
以上のことから、両パイロット圧力室21.22間には
圧力差が生じ、その差圧によって各ピストン23.24
に作用する力により、差圧方向の右側へと弁体19と共
に移動されるのである。そして、右側のピストン24の
軸端が端板30に当接した位置まで移動され、これに伴
う弁体19の移動により、前記第2連通状態へと切換え
られる。このとき、吐出配管5から流入する冷媒は図中
破線矢印方向に循環することとなり、利用側熱交換器1
2は凝縮器として作用して外部に熱を放散するので、暖
房運転サイクルが形成される。このように、サイクルの
切換えが終了した後に、上記右側の電磁コイル52への
通電を停止した場合、右側のパイロット圧力室22の低
圧への連通状態が解除され、初めと同じに流路17内と
同じ高圧状態に復帰するが、この後には弁体19を軸方
向に移動する差圧力は生じないので、上記暖房運転の継
続が可能となるのである。
以上の説明のように、従来装置においては、冷房或いは
暖房のいずれかの運転中は、常時パイロット電磁弁への
通電を必要としていたが、上記実施例においては、冷、
媒循環サイクルの切換えが必要なときにのみ、弁体19
の軸方向移動に要する時間だけ電磁コイルを選択して、
これに通電することによって、切換えをなし得るのであ
る。また、従来装置においては、圧縮機の停止と略同時
にパイロット電磁弁への通電を停止する場合には、弁体
の位置も切換ねり、このとき、高圧冷媒と低圧冷媒とが
瞬間的に混合するために衝撃音を発生していたが、上記
実施例においては、圧縮機4停止後に弁体19の移動は
生じないので、上記の様な衝撃音は発生しない。
第2図は、上記実施例の操作回路図であるが、同回路は
、圧縮機4の起動毎に切換信号を発生するように構成し
ている。したがって、先にした運転サイクルと同一の運
転を行なう場合には、切換信号は発生されるが、弁体1
9は既に選択される切換位置に位置しているので、移動
は生じない。
第2図において、電源ラインA、Bには、第1の接続配
線し1に圧縮機駆動用リレーR1が冷暖切換手動スイッ
チS1と温度調節器の温度検出スイッチS2とを介して
接続されており、冷暖切換スイッチS1で冷房側が選択
されているときには、上記温度検出スイッチS2がH側
作動のとき(室温が設定温度より高いとき)に上記圧縮
機駆動用リレーR1がON作動して、圧縮機4が運転さ
れる。また、冷暖切換スイッチS1で暖房側が選択され
ているときには、温度検出スイッチS2がH側作動では
圧縮機駆動リレーR1はOFFとなる。この圧縮機駆動
用リレーR1の常閉接点R1−1が前記電磁コイルの通
電制御配線し2、【、3に介設されており、すなわち配
線し2においては、2連構成の上記冷暖切換スイッチS
1の冷房側端子に前記パイロット電磁弁2の左側電磁コ
イル51がタイマーT旧の常閉接点TMI−1を介して
接続されており、したがって、スイッチS1が冷房側に
選択さ杵ていると、圧縮機駆動用リレーR1がON作動
する毎に、電磁コイル51に通電が開始され、そして弁
体19の切換移動時間を見込んで時間設定されているタ
イマーTMIがその時間経過後、ON作動することによ
り、接点TMI−1が開となり、電磁コイル51への通
電が停止されるのである。
同様な構成の配線し3においては、暖房側に選択されて
いるときに、圧縮機駆動用リレーR1がON作動してか
ら、タイマーTM2がON作動して、その常閉接点TM
2−2が開となる迄の間、右側電磁コイル52に通電さ
れる。なお接続配線し4はデフロスト運転時の制御配線
であり、暖房運転時に、室外に配置した熱源側熱交換器
14での着霜量が増大し、これを除去する必要が生じた
場合、除霜制御回路DF内の着霜量イ★出スイッチS3
が閉成し、これにより補助リレーR2がON作動する。
この補助リレーR2の常閉接点R2−1の開成により配
線し3側は電源ラインAより遮断されると共に、上記補
助リレーR2の常開接点R2−2の閉成により、電源ラ
インAと配線し2側が導通し、前記したと同様に左側電
磁コイル51に、タイマーTMIでの設定時間内通電さ
れ、主弁1を冷房サイクル位置に切換え、この位置でデ
フロスト運転が行なわれるのである。
第3図は、第2図と同様の機能を有する操作回路であり
、同一部品には同一番号を符して説明を省略する。第3
図の操作回路中、配線し2、L3には、第2図における
各タイマーTMI 、TM2の替わりに、正特性サーミ
スタPTCI、PTC2をそれぞれ用いている。これら
の正特性サーミスタPTCI、PTC2は、通電に伴う
自己発熱による温度上昇と共に、抵抗値が増大する素子
であり、したがって、初期には低抵抗であって、電流が
流れ、時間経過と共に高抵抗となって電流を遮断する抵
抗一時間特性を利用して、前記タイマーの機能を代用さ
せるものである。
次に、この発明の冷凍装置用四路切換弁の第2の実施例
について、第4図を参照しつつ説明する。
同実施例においては、主弁1aの構成は前記第1実施例
の主弁1と略同−であり、したがって、同一機能部品に
は同一番号に添字aを符記し、説明を省略する。この主
弁1aおいて、第1実施例と異なる点は、各ピストン2
7a 、28aには絞り孔が穿設されておらず、したが
って、各パイロット圧力室21a、21bの圧力は、上
記各ピストン27a 、28aにより流路17a側の圧
力と、区画されている点にある。そして、上記各パイロ
ット圧力室21a 、228は、キャピラリチューブ等
より成る流体抵抗手段61.62が介設された高圧パイ
ロットライン63.64によって吐出配管5aにそれぞ
れ接続されると共に、通電時開作動する電磁弁65.6
6の介設された低圧パイロットライン67.68により
吸込配管7aに接続されている。以上のような構成にお
いて、両電磁弁65.66共に通電してないときには、
各パイロット圧力室21a 、22aには圧縮機4aか
ら吐出される高圧ガス冷媒の圧力が、吐出配管5aから
、各高圧パイロットライン63.64を介して作用し、
それらの圧力差は共に高圧状態で同一であるので、弁体
19aはそのままの状態を継続する。一方、電磁弁65
.66のいずれか一方、例えば右側の電磁弁66に通電
して開作動にした時にだけ、右側のパイロット圧力室2
2aは低圧パイロントライン68を介して吸込配管7a
に連通して低圧状態になされ、このことにより、両パイ
ロット圧力室21a 、22a間に圧力差が生じ、弁体
19aを右側に移動する力が生じるのである。
したがって、上記第2実施例においても、第1実施例え
同様に、主弁1aの連通状態の切換えを必要とする時に
のみ、所定の電磁弁への通電で、上記切換えを行なうこ
とができる。
次に第5図には、第3の実施例を示している。
同実施例における主弁1bの構成は、第2実施例と同一
であり、添字すを付した同一番号を符して、説明を省略
する。同第3実施例においては、各パイロット圧力室2
1b 、22bは、通電時開作動する電磁弁69.70
の介設された高圧パイロットライン71.72によって
吐出配管5bにそれぞれ接続されていると共に、キャピ
ラリチューブ等より成る流体抵抗手段73.74が介設
された低圧パイロットライン75.76によって吸込配
管7bに接続されている。したがって、両電磁弁69.
70共に通電していないときには、各パイロット圧力室
2To 、 22bには吸込配管7bにおける同一の低
圧圧力が作用して弁体19aはそのままの状態を継続し
、一方、いずれかの電磁弁69.70に通電したときに
、通電側のパイロット圧力室21b又は22bに吐出配
管5bにおける高圧圧力が導入され、両パイロット圧力
室21b 、22bの圧力差が生して、弁体19bの切
換え移動がなされるのである。
以上の説明のように、上記各実施例においては、切換作
動を必要とするときにのみ、電気的開閉手段を選択して
、切換動作に必要な短時間の通電で、切換動作が行なわ
れ、また通電を断っても現位置を保持するので、省電力
化が図れ、またコイルの温度上昇が殆どなく、耐久性が
向上する。さらに、短時間定格のコイルの使用が可能と
なり、小型化できることにもなる。また、運転停止時に
も主弁における切換え動作は生じないので、切換音を生
ずることもない。
(発明の効果) 上記の説明のように、この発明の冷凍装置用四路切換弁
においては、冷媒循環サイクルの切換えが必要なときに
のみ、弁体の切換移動に要する短時間だけ電気的切換手
段に通電することにより、切換えをなし得、また、通電
停止後は移動後の静止位置が保持されることとなるので
、省電力化及び電気的開閉手段の電気的寿命の向上が図
れると共に、運転停止時の切換音の発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の全体構成を示す部分断
面を含む冷媒回路図、第2図は第1図の装置の操作回路
図、第3図は第2図とは別の構成の操作回路図、第4図
は第2実施例の全体構成を示す冷媒回路図、第5図は第
3実施例の全体構成を示す冷媒回路図、第6図は従来の
冷凍装置用四路切換弁の全体構成を示す冷媒回路図であ
る。 3・・・弁本体、4・・・圧縮機、5・・・吐出配管、
6・・・第1通路、7・・・吸込配管、8・・・第2通
路、9・−・第3通路、10・・・第4通路、12・・
・利用側熱交換器、14・・・熱源側熱交換器、16・
・・液管、17・・・流路、19・・・弁体、21.2
2・・・パイロット圧力室、23.24・・・ピストン
、25・・・連結部材、27.28・・・絞り孔(高圧
パイロットライン)(流体抵抗手段)、49.50・・
・電磁弁ユニット(電気的開閉手段)、57.58・・
・低圧パイロットライン。 特許出願人       ダイキン工業株式会社代理人
     西 森 正 博゛・2.′17   亀° 
   □ 1−L ゴ・、、に;1 第2図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、弁本体(3)に、圧縮機(4)の吐出配管(5)と
    吸込配管(7)とにそれぞれ接続される第1及び第2通
    路(6)(8)と、液管(16)によって互いに接続さ
    れる利用側熱交換器(12)と熱源側熱交換器(14)
    とにそれぞれ接続される第3及び第4通路(9)(10
    )とを穿設する一方、上記弁本体(3)内に、上記第1
    〜第4通路(6)(8)(9)(10)を連通する流路
    (17)と、この流路(17)を挟んで軸方向両側にそ
    れぞれパイロット圧力室(21)(22)とを設け、上
    記流路(17)内に弁体(19)を配置し、この弁体(
    19)で、上記第1通路(6)と第4通路(10)、及
    び第2通路(8)と第3通路(9)がそれぞれ連通する
    第1連通状態と、上記第1通路(6)と第3通路(9)
    、及び第2通路(8)と第4通路(10)がそれぞれ連
    通する第2連通状態を軸方向移動により交互に切換える
    べく構成し、また、上記各パイロット圧力室(21)(
    22)内には、軸方向移動自在にピストン(23)(2
    4)をそれぞれ配置すると共に、上記弁体(19)と上
    記両ピストン(23)(24)とを連結部材(25)で
    連結し、さらに、上記各パイロット圧力室(21)(2
    2)には、上記吐出配管(5)に連通する高圧パイロッ
    トライン(27)(28)と、上記吸込配管(7)に連
    通する低圧パイロットライン(57)(58)とをそれ
    ぞれ接続すると共に、上記各高圧パイロットライン(2
    7)(28)と各低圧パイロットライン(57)(58
    )とのいずれか一方に通電時開作動する電気的開閉手段
    (49)(50)を、他方に流体抵抗手段(27)(2
    8)をそれぞれ介設し、上記弁体(19)が上記各パイ
    ロット圧力室(21)(22)における圧力差に応動す
    べく構成することを特徴とする冷凍装置用四路切換弁。
JP61160540A 1986-07-07 1986-07-07 冷凍装置用四路切換弁 Granted JPS6315056A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104147U (ja) * 1989-01-26 1990-08-20
JP2008075760A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Daikin Ind Ltd 冷媒用の四方切換弁
WO2021095134A1 (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 三菱電機株式会社 室外機および空気調和装置

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