JPS63144309A - 光伝送ホ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り見上皇旦ユユヱ 本発明はコア材が液状である溶液型光伝送ホースに関し
、特に外部環境からの湿分の浸入を防止した光伝送ホー
スに関するものである。

１兄且薫 光伝送ホースは通常、互いに屈折率の異なる可撓性管状
体とコア材とからなる繊維状の光伝送媒体であり、上記
屈折率の違いに阜く、可撓性管状体とコア材との界面で
の全反射を利用して光伝送が行われるもので、近年、光
通信、光学センザーイメージガイド、装飾ディスプレイ
や自動車、家庭電気製品、光学様器、医療ａ器、屋外看
板、石油プラント等の各゛種照明手段などとして広〈産
業分野に浸透し、各種用途に利用されている。

こうした光伝送ホースとしては、石英ファイバー、多成
分系硝子ファイバー、プラスチックファイバー等の可撓
性管状体とコア材がともに固体材料からなる全固体型の
光伝送ホースか実用に供され、良く知られているが、こ
れとは別に炭酸ガスレーザー、ヘリウムネオンレーザ−
１半導体レーザー等の伝送される光の種類や性質に応じ
て、各種屈折率の異なる可撓性管状体とコア材との組合
せが必要とされることなどから、ガス状あるいは液状の
コア材を使用する光伝送ホースの検討も行われている。

そこでコア材に液体を用いる。８′ａ型光伝送ホースに
ついて、その従来例を第４図に示し説明する。

同図は溶液型光伝送ホースの端部断面図である。

可撓性管状体０２の内部に同可撓性管状体０２より屈折
率の高い液状コア材０１が充填されてＪ３つ、可撓性管
状体０２の両端開口部には窓材０３がｉ代金固着されて
液状コア材０１乞閉塞している。

この窓材０３は液状コア材ｏ１を密閉するほか、入射光
のガイドや適正な光放出を行うなどの光学的作用を果た
す。

ｊ］が　・しよ〜とする！？ｌｌ　　ウ可撓性管状体０
２は主に熱可塑性樹脂よりなり、これらの材質のある種
のものは湿分透過性が極めて低いとは言うものの外気中
の湿分がコア材０１内部に浸入するのを完全に防止する
事は出来ない。

コア材０１に水分親和性の物質を使用した場合、僅かな
浸入水分はコア材０１により一体化され、光伝送性能を
低下されることはない。一方、コア材０１に水分親和性
のない物質を使用した場合、浸入した水分は一体化され
ることなく、コア材中に散乱点を形成し、これにより光
伝迄性能は１！なわれる。

また＋１１１真性管状体として湿分遮断性の極めて高い
物質例えば金属、硝子、セラミック等を用いることも考
えられるが、これらの物質は剛性が高く、一般に長尺の
筒状に形成することが難しく、また筒状物が得られたと
１ノでも可撓性に乏しく取扱いに困難をともなう。

そこで外部環境からの浸入湿分量を抑制する為には湿分
拡散係数の小さな物質を選び、かつ湿分浸入経路を長く
すればよく後者の目的で一般的に利用される方法は膜厚
を厚くすることである。

しかしながら先述の如く、膜厚は厚（する程、筒状に形
成することは困難さを増し、その取扱いも厄介なことに
なる。

長尺物において尚更の事である。

１ｈ　　−を　°するための　　ｌ゛よび本発明はかか
る点に鑑みなされたちので、その目的とする処は、湿分
遮断性に優れかつ容易に司撓性有する管状体を形成する
ことができる保護管により保護された光伝送ホースを提
供する点にある。

そこで本発明は、可撓性・酉状体内部に、同可撓性管状
体よりも屈折率の高い液状のコア材を充填し前記可［立
性管状体の両端開口部をそれぞれ窓材で閉塞した溶液型
光伝送ホースにおいて、湿分遮断性の高い帯状物質を螺
旋状に巻いた円筒形状物と、前記帯状物質の互いに重な
る隙間を充填する補填材とで構成される首状物により前
記可撓性管状体を保護するようにした光伝送ホースであ
る。

したがって湿分遮断性の高い帯状物質を螺旋状にひいた
ことにより帯状物質を垂直に浸透しようとする湿分を遮
断するとともに帯状物質問に充１眞さ机た補填材を通過
しようとする湿分についてはその距離を大きくして１分
の成人を確実に阻止する口とができる。

支」Ｌ贋 以上第１図ないし第３図（こ図示した本発明に係る一実
施例について説明する。

第１図は本実施例の光伝送ホースの一部断面図である。

２は可撓推管１に体たる筒状のクラツド材でおり、０．
５＋７１ｍＪＪ〕のフッ素樹脂（４ノツ（ヒエチレンー
６フフ化プロピレン共重合体）からなる。

同クラツド材２の内部には該フッ素樹脂よりも屈折率の
高いフッ素系の油からなるコア材１が充填されて、クラ
ツド材２の両端間口部には硬質ガラスからなる窓材３が
嵌合されてコア材１を閉塞している。

そしてクラツド材２の外周に保護管４が形成されて、そ
の外周にスリーブ５が端部において嵌着され、クラッド
材２内部において窓材３を圧着固定せしめてコア材１を
確実に封止している。

なお末端封止治具としてはスリーブのほかボースバンド
緊締、ワイヤー素線による巻き上げ、０リング、パツキ
ン等を介しての締め付は等が考えられる。

保護管４はポリフッ化ビニリデンの繊維補強樹脂からな
る帯状物質６をクラツド材２の外周に螺旋状に巻き付け
ながらエポキシ系硬化製樹脂の補填材７を挿入していく
作成方法で筒状に形成されたもので、互いに少しずつズ
して層をなす帯状物質６どうしの間隙および内外側に補
よ（オフが満たされている。

このようにして形成された保護管４の場合、帯状物質６
自体は湿分バリヤ性の高い物質であり、帯状物質６を垂
直方向に拡散する湿分は略零とすることができるので、
保護管４における湿分浸入経路は互いに層をなす帯状物
質６どうしの間隙のみに限定される。

第３図はこの湿分浸入経路について要部を拡大して示し
た図である。

同図において矢印で示す経路が湿分浸入経路であり、そ
の両側が帯状物質６で、湿分浸入経路自体は帯状物′ｉ
３６どうしの間に充填されている補填材７で形成されて
いる。

周知のごとく湿分浸入量は表面積に比例し距離に反比例
するので、帯状物質６どうしの間の隙間ｄを狭くし、重
ね合わせ幅Ａを広くとることにより、湿分浸入量を零に
近づけることができる。

このように本実施例においては、クラツド材２の外周を
湿分遮断性の高い帯状物質６で螺旋状に巻き、その重な
り合う隙間に補填材７を充填することで、外部雰囲気か
ら内部コア材１に浸入しようとする湿分をほぼ確実に遮
断することができ、長期に亘って光伝送性能を維持する
ことが７’ｉＪ能である。

なお前記帯状物質６には湿分遮断性の高い物質が選択さ
れるが、ポリフッ化ごニリデンの繊維補強樹脂のほか、
樹脂または繊維補強樹脂としてポリ塩化ビニリデン、ポ
リモノクロルｈリフルオ［〕エチレン、６−ナイロン、
６−６−ナイ〔１ン、ＰＥＴ　、　ＰＡＴ　、エポキシ
樹脂、フェノール樹脂不飽和ポリエステル樹脂等が考え
られる。

また上記樹脂製以外にＳＵＳ　、銅、アルミニウム、鉄
、亜鉛、黄銅、高鉛、鉛、錫等の金属型−模を帯状物質
として使用することができ、前記樹脂製のものに比べ湿
分遮断性に優れているので広原を薄く形成することがで
きる。

さらに帯状物質として樹脂フィルムの表面または中間に
金属フィルムが配された金属と樹脂の複合膜を利用する
ことも可能でこのような複合膜は乾式めっき技術、湿式
めっき技術、ラミネート技術等により作成できる。

次に補填物質については種々考えられるが、選択にあた
っては光伝送ホースの作成プロセスに依存する。

したがって作成プロセスの代表例を上げ、そこで使用さ
れる補填物質を例挙する。

（１）帯状物質の裏面に予め粘着性補填材をコートして
おき、これでクラツド材外面を巻き上げて保護管を形成
する場合、材質としては例えばタッキファイヤ−により
粘着性を付与された物質群であり、ＮＲ，ＩＲ，ＳＢＲ
、ＩＩＲ、ＢＲ、ハロゲン化ブチルゴム、ＮＢＲ、ＣＲ
１または液状ＮＢＲや液状１１Ｒのようなオリゴマー類
、またはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂
の粘稠品グレード物である。またこれらに予め硬化剤を
添加しておき、成型後硬化一体化させることもある。

（２）帯状物質の裏面に予め熱可塑性補填材をコー１へ
しておき、これでクラツド材外面をさき上げて成型した
侵、加熱一体化して保護管を形成する場合、材質として
は例えばアクリル酸系、アク１ノル酸エステル系、アク
リル酸塩系（サーリン等も含める）、オレフィン系、ス
チレン−ブタジェン系、ＥＶ＾系等のポリマーやポリウ
レタン、ポリエステル、ポリアミド等があげられる。

（３）クラツド材の外面に帯状物質を螺旋状に巻き上げ
ながら補填材を挿入する場合、材質としては実施例で用
いたエポキシ系のほかフェノール系、ウレタン系、フッ
素樹脂系、シリコン系、ジエン系、ブチラール系、ポリ
アミド系、ポリアクリレ−１〜系等の硬化性樹脂があげ
られる。

このように帯状物質と補填材とで構成される保護管は上
述の物に限定されるものではなく、耐４−ンク性、耐外
傷性、耐油性等の目的により池の一般的保護膜との複層
構造として適用することも考えられる。

ｌ匪匹立」 本発明は溶液型光伝送２ｊ・−スの可撓性質状体を螺旋
状に巻かれた帯状物質と補填材とで構成された保護管で
保護することにより外部環境からコア材への湿分の浸入
を防１１−し、光伝送性能を艮期間に亘って高く維持す
ることが可能で、実用性をさらに向上させることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光伝送ホースの一実施例の端部断
面図、第２図は同実施例の保護管の拡大断面図、第３図
は同保護管の要部拡大断面図、第４図は従来の光伝送ホ
ースの端部断面図である。 １・・・コア材、２・・・クラツド材、３・・・窓材、
４・・・保護管、５・・・スリーブ、６・・・帯状物質
、７・・・補填材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 可撓性管状体内部に同可撓性管状体よりも屈折率の高い
   液状のコア材を充填し前記可撓性管状体の両端開口部を
   それぞれ窓材で閉塞した溶液型光伝送ホースにおいて、
   湿分遮断性の高い帯状物質を螺旋状に巻いた円筒形状物
   と、前記帯状物質の互いに重なる隙間を充填する補填材
   とで構成される筒状物により前記可撓性管状体を保護す
   ることを特徴とする光伝送ホース。