JPS6314395Y2 - - Google Patents
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- JPS6314395Y2 JPS6314395Y2 JP1986014912U JP1491286U JPS6314395Y2 JP S6314395 Y2 JPS6314395 Y2 JP S6314395Y2 JP 1986014912 U JP1986014912 U JP 1986014912U JP 1491286 U JP1491286 U JP 1491286U JP S6314395 Y2 JPS6314395 Y2 JP S6314395Y2
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Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、たとえば葬式または通夜用の案内標
識として有利に用いられる筆記可能なエレクトロ
ルミネツセンス発光装置に関する。
識として有利に用いられる筆記可能なエレクトロ
ルミネツセンス発光装置に関する。
背景技術
従来のエレクトロルミネツセンス発光装置は、
交流電力の印加により発光するエレクトロルミネ
ツセンス素子が、保護シートによつて気密にシー
ルされて構成される。保護シートの外表面には、
気体透過性および水分透過性の低いポリクロロト
リフルオロエチレン層(以下、PCTFEと略称す
る)が形成される。このようなエレクトロルミネ
ツセンス発光装置を、たとえば葬式または通夜用
の案内標識として用いる場合、PCTFE層の表面
は、一般に水の付着性が劣り、インクをはじくた
め、水性フエルトペンや墨などによつて案内事項
を筆記することができない。これはPCTFE層の
外表面の水の接触角が大きいため、その外表面の
水に対する濡れ性が悪くなるということに起因す
る。このような筆記用具の種類の制限から、エレ
クトロルミネツセンス発光装置を案内標識として
広く活用することができない。
交流電力の印加により発光するエレクトロルミネ
ツセンス素子が、保護シートによつて気密にシー
ルされて構成される。保護シートの外表面には、
気体透過性および水分透過性の低いポリクロロト
リフルオロエチレン層(以下、PCTFEと略称す
る)が形成される。このようなエレクトロルミネ
ツセンス発光装置を、たとえば葬式または通夜用
の案内標識として用いる場合、PCTFE層の表面
は、一般に水の付着性が劣り、インクをはじくた
め、水性フエルトペンや墨などによつて案内事項
を筆記することができない。これはPCTFE層の
外表面の水の接触角が大きいため、その外表面の
水に対する濡れ性が悪くなるということに起因す
る。このような筆記用具の種類の制限から、エレ
クトロルミネツセンス発光装置を案内標識として
広く活用することができない。
考案が解決しようとする問題点
本考案の目的は、水性フエルトペンや墨でも筆
記することができるようにした筆記可能なエレク
トロルミネツセンス発光装置を提供することであ
る。
記することができるようにした筆記可能なエレク
トロルミネツセンス発光装置を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段
本考案は、エレクトロルミネツセンス素子と、
エレクトロルミネツセンス素子を気密にシール
する保護層とを含み、 前記保護層の少なくとも外表面は、ポリクロロ
トリフルオロエチレンから成り、このポリクロロ
トリフルオロエチレンの外表面を、水の接触角が
80度未満となるように粗面化または活性化処理す
ることを特徴とする筆記可能なエレクトロルミネ
ツセンス発光装置である。
する保護層とを含み、 前記保護層の少なくとも外表面は、ポリクロロ
トリフルオロエチレンから成り、このポリクロロ
トリフルオロエチレンの外表面を、水の接触角が
80度未満となるように粗面化または活性化処理す
ることを特徴とする筆記可能なエレクトロルミネ
ツセンス発光装置である。
好ましい実施態様では、前記接触角は、70度未
満であることを特徴とする。
満であることを特徴とする。
作 用
本考案に従えば、エレクトロルミネツセンス素
子を気密にシールする保護層の外表面を、水の接
触角が80度未満となるように粗面化または活性化
処理するようにしたことによつて、水などの付着
性を良好とし、したがつて水性フエルトペンや墨
などによる筆記を可能にすることができる。
子を気密にシールする保護層の外表面を、水の接
触角が80度未満となるように粗面化または活性化
処理するようにしたことによつて、水などの付着
性を良好とし、したがつて水性フエルトペンや墨
などによる筆記を可能にすることができる。
実施例
第1図は本考案に従う筆記可能なエレクトロル
ミネツセンス発光装置1の断面図であり、第2図
はその正面図であり、第3図は第1図のセクシヨ
ンから見た拡大図である。エレクトロルミネツ
センス発光装置1は、エレクトロルミネツセンス
素子2と、エレクトロルミネツセンス素子2を気
密にシールする保護層3とを含む。エレクトロル
ミネツセンス素子2は、たとえば硫化亜鉛
(ZnS)などから成る発光層が酸化インジウム
(In2O3)などから成る透明電極と、アルミニウム
(Al)などから成る背面電極とによつてサンドイ
ツチされて構成される。この発光層は、吸湿性を
有し、水分を吸収することによつてその発光性能
が劣るという特性を有する。このため保護層3
は、第3図に示されるように、ポリエチレン層4
の外表面にポリクロロトリフルオロエチレン層5
(以下、PCTFEと略称する)がラミネートされ
て構成される。このポリエチレン層4によつて、
保護層3の周縁部分6のヒートシールが可能とな
る。PCTFE層5は、気体透過性および水分透過
性が極めて低い性質を有しており、大気中の水分
がエレクトロルミネツセンス素子2内に侵入する
のを阻止する機能を果たす。これによつてエレク
トロルミネツセンス素子2の発光性能を長期間に
亘つて維持することが可能である。
ミネツセンス発光装置1の断面図であり、第2図
はその正面図であり、第3図は第1図のセクシヨ
ンから見た拡大図である。エレクトロルミネツ
センス発光装置1は、エレクトロルミネツセンス
素子2と、エレクトロルミネツセンス素子2を気
密にシールする保護層3とを含む。エレクトロル
ミネツセンス素子2は、たとえば硫化亜鉛
(ZnS)などから成る発光層が酸化インジウム
(In2O3)などから成る透明電極と、アルミニウム
(Al)などから成る背面電極とによつてサンドイ
ツチされて構成される。この発光層は、吸湿性を
有し、水分を吸収することによつてその発光性能
が劣るという特性を有する。このため保護層3
は、第3図に示されるように、ポリエチレン層4
の外表面にポリクロロトリフルオロエチレン層5
(以下、PCTFEと略称する)がラミネートされ
て構成される。このポリエチレン層4によつて、
保護層3の周縁部分6のヒートシールが可能とな
る。PCTFE層5は、気体透過性および水分透過
性が極めて低い性質を有しており、大気中の水分
がエレクトロルミネツセンス素子2内に侵入する
のを阻止する機能を果たす。これによつてエレク
トロルミネツセンス素子2の発光性能を長期間に
亘つて維持することが可能である。
PCTFE層5は、一般にその外表面5aにおけ
る水の接触角θが90度以上であるため、水をはじ
きやすく、水がその外表面5aに付着し難い性質
を有する。このため染料などの色素を水に溶かし
た液状体を塗布して描く水性フエルトペンや墨な
どによつて、外表面5aに文字、記号などのキヤ
ラクタを描くことができない。
る水の接触角θが90度以上であるため、水をはじ
きやすく、水がその外表面5aに付着し難い性質
を有する。このため染料などの色素を水に溶かし
た液状体を塗布して描く水性フエルトペンや墨な
どによつて、外表面5aに文字、記号などのキヤ
ラクタを描くことができない。
そこで本考案では、PCTFE層5の外表面5a
に粗面化または活性化処理を施すことによつて、
水性フエルトペンや墨などによつても、外表面5
a上にキヤラクタを筆記できるようにするもので
ある。
に粗面化または活性化処理を施すことによつて、
水性フエルトペンや墨などによつても、外表面5
a上にキヤラクタを筆記できるようにするもので
ある。
粗面化または活性化処理は、エレクトロルミネ
ツセンス素子2の発光面側に配置されるPCTFE
層5の外表面5a側について施される。粗面化処
理の第1の方法として、いわゆるサンドブラスト
法が挙げられる。サンドブラスト法は、PCTFE
層5の外表面5aに向けて粒径の小さい砂、ケイ
砂、アルミナ粉、ガラスビーズなどを吹きつける
ものである。
ツセンス素子2の発光面側に配置されるPCTFE
層5の外表面5a側について施される。粗面化処
理の第1の方法として、いわゆるサンドブラスト
法が挙げられる。サンドブラスト法は、PCTFE
層5の外表面5aに向けて粒径の小さい砂、ケイ
砂、アルミナ粉、ガラスビーズなどを吹きつける
ものである。
粗面化処理の第2の方法として、スパツタリン
グが挙げられる。スパツタリングでは、PCTFE
層の外表面5aに向けて、電子を衝突させるもの
である。
グが挙げられる。スパツタリングでは、PCTFE
層の外表面5aに向けて、電子を衝突させるもの
である。
粗面化処理の第3の方法として、エメリーペー
パー#800によつて、PCTFE層5の外表面5a
をこするようにしてもよい。
パー#800によつて、PCTFE層5の外表面5a
をこするようにしてもよい。
活性化処理の方法としては、たとえばアクリル
系のモノマーのガス内でコロナ放電を行ない、酢
酸ビニルのポリマーの薄膜を重合によつて、外表
面5a上に形成する方法が挙げられる。
系のモノマーのガス内でコロナ放電を行ない、酢
酸ビニルのポリマーの薄膜を重合によつて、外表
面5a上に形成する方法が挙げられる。
これら粗面化または活性化処理のさらに他の方
法としては、アルゴンのプラズマ雰囲気中に
PCTFE層5の外表面5aを臨ませる方法があ
る。
法としては、アルゴンのプラズマ雰囲気中に
PCTFE層5の外表面5aを臨ませる方法があ
る。
これらの方法によつて、PCTFE層5の外表面
5aにおける水の接触角θを80度未満と小さくす
ることができる。これによつて外表面5aにおけ
る水の付着性を良好とすることができ、これによ
つて水性フエルトペンや墨などによるキヤラクタ
の筆記が可能となる。また水の接触角θを70度未
満とすると、水性フエルトペンなどによる筆記を
さらに円滑に行なうことができる。
5aにおける水の接触角θを80度未満と小さくす
ることができる。これによつて外表面5aにおけ
る水の付着性を良好とすることができ、これによ
つて水性フエルトペンや墨などによるキヤラクタ
の筆記が可能となる。また水の接触角θを70度未
満とすると、水性フエルトペンなどによる筆記を
さらに円滑に行なうことができる。
エレクトロルミネツセンス発光装置1を製造す
るにあたつては、上述のように粗面化または活性
化処理を施したPCTFE層5を含む保護層3がエ
レクトロルミネツセンス素子2の発光面前方に配
置されるように、保護層3によつてエレクトロル
ミネツセンス素子2を気密にシールする。このシ
ールは、ポリエチレン層4をたとえば150度〜170
度で熱ロールによる溶着によつて行なうことがで
きる。
るにあたつては、上述のように粗面化または活性
化処理を施したPCTFE層5を含む保護層3がエ
レクトロルミネツセンス素子2の発光面前方に配
置されるように、保護層3によつてエレクトロル
ミネツセンス素子2を気密にシールする。このシ
ールは、ポリエチレン層4をたとえば150度〜170
度で熱ロールによる溶着によつて行なうことがで
きる。
本考案者の実験によれば、片面にポリエチレン
層4をラミネートしたPCTFE層5の外表面5a
を、アルゴンガス0.7Torr、プラズマ発生電圧
60Wで、2分間プラズマ処理を行なつたところ、
プラズマ処理前は、外表面5aの水の接触角θが
93度であつたのに対して、プラズマ処理以後は、
外表面5aの水の接触角θが73度となることが確
認された。
層4をラミネートしたPCTFE層5の外表面5a
を、アルゴンガス0.7Torr、プラズマ発生電圧
60Wで、2分間プラズマ処理を行なつたところ、
プラズマ処理前は、外表面5aの水の接触角θが
93度であつたのに対して、プラズマ処理以後は、
外表面5aの水の接触角θが73度となることが確
認された。
第4図を参照して、PCTFE層5の外表面5a
上に液滴10を滴下した際、その液滴10の表面
張力によつて液滴10の接触角θが90度以上であ
るときには、液滴10が外表面5aからはじかれ
て、水性フエルトペンや墨などによるキヤラクタ
の筆記を行なうことができない。
上に液滴10を滴下した際、その液滴10の表面
張力によつて液滴10の接触角θが90度以上であ
るときには、液滴10が外表面5aからはじかれ
て、水性フエルトペンや墨などによるキヤラクタ
の筆記を行なうことができない。
そこで上述のように、水の接触角θを80度未
満、好ましくは70度未満とすることによつて、水
性フエルトペンや墨などによりキヤラクタを描い
たときでもインクがはじかれず、細い線でもとぎ
れることなく十分に描くことができ、筆記上なん
ら支障をきたさないことが確認された。また外表
面5a上に筆記されたインクは、アルコールなど
によつて容易に拭い消すことができるので、極め
て実用性の高いものである。
満、好ましくは70度未満とすることによつて、水
性フエルトペンや墨などによりキヤラクタを描い
たときでもインクがはじかれず、細い線でもとぎ
れることなく十分に描くことができ、筆記上なん
ら支障をきたさないことが確認された。また外表
面5a上に筆記されたインクは、アルコールなど
によつて容易に拭い消すことができるので、極め
て実用性の高いものである。
また本考案に従う筆記可能なエレクトロルミネ
ツセンス発光装置は、たとえば葬式または通夜用
の案内標識あるいは道路上の交通標識として、広
く実施されることができる。
ツセンス発光装置は、たとえば葬式または通夜用
の案内標識あるいは道路上の交通標識として、広
く実施されることができる。
効 果
以上のように本考案によれば、エレクトロルミ
ネツセンス発光素子を気密にシールする保護層の
外表面を、ポリクロロトリフルオロエチレンによ
つて構成し、このポリクロロトリフルオロエチレ
ンの外表面における水の接触角が80度未満となる
ように粗面化または活性化処理するようにしたこ
とによつて、その外表面における水の付着性を良
好とし、これによつて水性フエルトペンや墨など
を用いて筆記を行なうことができる。
ネツセンス発光素子を気密にシールする保護層の
外表面を、ポリクロロトリフルオロエチレンによ
つて構成し、このポリクロロトリフルオロエチレ
ンの外表面における水の接触角が80度未満となる
ように粗面化または活性化処理するようにしたこ
とによつて、その外表面における水の付着性を良
好とし、これによつて水性フエルトペンや墨など
を用いて筆記を行なうことができる。
第1図は本考案に従うエレクトロルミネツセン
ス発光装置1の断面図、第2図はその正面図、第
3図は第1図のセクシヨンから見た断面図、第
4図は液滴10の接触角θを説明するための図で
ある。 1……エレクトロルミネツセンス発光装置、2
……エレクトロルミネツセンス素子、3……保護
層、5……PCTFE層、5a……外表面。
ス発光装置1の断面図、第2図はその正面図、第
3図は第1図のセクシヨンから見た断面図、第
4図は液滴10の接触角θを説明するための図で
ある。 1……エレクトロルミネツセンス発光装置、2
……エレクトロルミネツセンス素子、3……保護
層、5……PCTFE層、5a……外表面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エレクトロルミネツセンス素子と、 エレクトロルミネツセンス素子を気密にシー
ルする保護層とを含み、 前記保護層の少なくとも外表面は、ポリクロ
ロトリフルオロエチレンから成り、このポリク
ロロトリフルオロエチレンの外表面を、水の接
触角が80度未満となるように粗面化または活性
化処理することを特徴とする筆記可能なエレク
トロルミネツセンス発光装置。 (2) 前記接触角は、70度未満であることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の筆記
可能なエレクトロルミネツセンス発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986014912U JPS6314395Y2 (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986014912U JPS6314395Y2 (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62127698U JPS62127698U (ja) | 1987-08-13 |
JPS6314395Y2 true JPS6314395Y2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=30805348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986014912U Expired JPS6314395Y2 (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6314395Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997037516A1 (fr) * | 1996-03-29 | 1997-10-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Film d'emballage pour panneau electroluminescent, procede de fabrication, et panneau electroluminescent et module d'affichage a cristaux liquides utilisant ce film |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5212960A (en) * | 1975-07-17 | 1977-01-31 | Idemitsu Petrochemical Co | Treating method of plastic rod for making laver screen by corona discharge |
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JPS5524701B2 (ja) * | 1974-01-17 | 1980-07-01 | ||
JPS57152949A (en) * | 1981-03-19 | 1982-09-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | Film given writing property |
JPS597750U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-19 | 株式会社システムメンテナンス | 垂直壁面の洗浄装置 |
JPS60208088A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | ダイキン工業株式会社 | エレクトロルミネツセンス板の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524701U (ja) * | 1978-08-04 | 1980-02-18 | ||
JPS57115074U (ja) * | 1981-01-07 | 1982-07-16 | ||
JPS5982775U (ja) * | 1982-11-22 | 1984-06-04 | 成田 房夫 | 筆記等が容易なプラスチツクフイルム製袋体 |
-
1986
- 1986-02-03 JP JP1986014912U patent/JPS6314395Y2/ja not_active Expired
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62127698U (ja) | 1987-08-13 |
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