JPS63143731A - スピン偏極電子ビーム源 - Google Patents

スピン偏極電子ビーム源

Info

Publication number
JPS63143731A
JPS63143731A JP62299625A JP29962587A JPS63143731A JP S63143731 A JPS63143731 A JP S63143731A JP 62299625 A JP62299625 A JP 62299625A JP 29962587 A JP29962587 A JP 29962587A JP S63143731 A JPS63143731 A JP S63143731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
micropoint
electron beam
layer
electrode
spin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62299625A
Other languages
English (en)
Inventor
ロベール バプティスト
アリエル ブルナック
ジェラール ショーベ
ロベール メイエ
フランシス ミュレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Commissariat a lEnergie Atomique CEA filed Critical Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Publication of JPS63143731A publication Critical patent/JPS63143731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J3/00Details of electron-optical or ion-optical arrangements or of ion traps common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J3/02Electron guns
    • H01J3/021Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source
    • H01J3/022Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source with microengineered cathode, e.g. Spindt-type
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K1/00Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
    • G21K1/16Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using polarising devices, e.g. for obtaining a polarised beam
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/30Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
    • H01J1/304Field-emissive cathodes
    • H01J1/3042Field-emissive cathodes microengineered, e.g. Spindt-type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
    • H01J37/06Electron sources; Electron guns
    • H01J37/073Electron guns using field emission, photo emission, or secondary emission electron sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2203/00Electron or ion optical arrangements common to discharge tubes or lamps
    • H01J2203/02Electron guns
    • H01J2203/0296Spin-polarised beams

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子ビーム放射マイクロポイント陰極を使用
したスピン偏極電子ビーム源に関するものである。さら
に具体的には、本発明によるスピン偏極電子ビーム源は
電子と物質の相互作用の物理学、表面の物理学、電子と
粒子(原子、イオン、原子内粒子)との相互作用の物理
学、プラズマ物理学、および電子顕微鏡に応用すること
ができる。
[従来の技術] スピン一種電子ビーム源は既に知られており、それらの
装置ではセシウム層で被覆されたヒ化ガリウムが使用さ
れている。このセシウム層の表面を一定のエネルギをも
ち、かつ、円偏光であるレーザ光で照射することにより
、スピン偏極電子ビームが得られる。このような電子ビ
ーム源は、S、 ALVARADO他の著書r Pho
toemission and theelectro
nic properties of 5urface
s ]  (B。
FrUERB八C11lへ:It (l!!監修、Jo
hn 14i1ev and 5ons社、1978年
出版)と、+1. J、 DROUIN他のCourr
ierdu CHRS、Physics 5upple
a+ent、第59号、1985年、86頁の論文と、
D、 T、 PIERCE他のRav、ofSCi、r
nStr 、、第51巻 第4号、1980年、478
頁の論文と、G、 LA)IPELのPhys、 l1
ev、 Lett、 、第20巻、1968年、491
頁の論文と、H,C。
SIr、GHANN他のPhys、 Rev、 Lat
t、 、第46巻第6号、1981年、452頁の論文
とに開示されている。
これらの従来の電子ビーム源は次の欠点をもっている。
これらの装置は複雑で大型の装置(電源、レープ、など
)を必要としている。セシウムの沈着を実行するために
は超高真空(少なくとも10’Pa)が必要であるので
、セシウムの沈着は困難な工程である。このセシウムの
沈着は、電子ビームの物理的特性(約50%の偏極率、
約0.3eVのエネルギ分散のための数10マイクロア
ンペアの電子電流)を保持するために、頻繁に繰り返さ
れなければならない。得られる電子ビームの強度は小さ
い。最後に、電子ビームがセシウム層から出射される時
、電子のスピンはその軌道に対し平行または反平行であ
る。
この伯のスピン偏h E子ビーム源ら知られている。こ
の電子ビーム源では、絶縁体材料の簿い膜(厚さが約5
0ナノメートル)で被覆されたマクロスコピツク・タン
グステン点状体が使用される。
この絶縁体材料は、EuSのように、非常な低温で強磁
性体である。この点状体に陽穫に対して数キロボルトの
電圧を加えることにより、そしてこの点状体にそれに平
行に磁界を加えることにより、この点状体から電界効果
によって電子が放射される。そして放射された電子がE
uS層を通過する際、スピンの偏極が得られる。このよ
うな電子ビーム源は、E、にISK[R他のPhys、
 Rev、 Lett、 、第36巻第16号、197
6年、982頁の論文と、C6BAUH他(7)App
lied Physics、第14巻、1977年、1
49頁の論文に開示されている。
このような電子ビーム源はまた次のような欠点を有して
いる。これらの装置は約1キロボルトの電圧を必要とし
、したがって、装置が大型である。
これらの電子ビーム源で得られる電子電流は(エネルギ
分解能が約1QQmeVの場合、そして温度9°Kに対
し偏極率が85%のとき)約10’Aで、強度が非常に
小さい。
[発明の目的と要約] 本発明の[1的は、これらの欠点のないスピン偏極電子
ビーム源を得ることである。本発明によるスピン偏極電
子ビーム源は、構造が比較的単純であり、かつ耐久性を
有し、かつ比較的小型で軒樋である。(したがって、衛
星に搭載するのも可能である。)また、このスピン偏極
電子ビーム源によって強い電子ビームを得ることが可能
であり(これはプラズマ物理学の特定の分野では注目す
べき特性である)、一方、適正なエネルギ分解能と偏極
率が得られる。さらに、ある構造体では、電子のスピン
をその軌道に垂直に偏極させることが可能である。また
他のWI構造体は、電子のスピンをその軌道に平行に偏
極させることが可能である。この目的のために、本発明
は特定の形式のマイクロポイント電子ビーム放射陰極を
使用する。
マイクロポイント電子ビーム放射陰極は既に知られてお
り、US、−A−3755704号、US−Δ−392
1022号、FR−A−2443085号、および仏国
出願中特許、1984年7月27日受付、出願番号第8
411986号(または1985年7月25日受付、U
S出願第758737号)に開示されている。
したがって、本発明はスピン偏極電子ビーム源に関する
ものであって、少なくとも1つの第1電極と、少なくと
も1つの第2電極とを有し、前記第1電極の1つの表面
が電子放射材料で作製された複数個のマイクロポイント
体を備なえ、かつ、前記マイクロポイント体の基面が前
記表面上に配置され、前記第1電極とは電気的に絶縁さ
れた前記第2電極が前記表面に対立して配置されかつ前
記基面にそれぞれ対応して穴を有し、前記マイクロポイ
ント体の各々の先端がそのマイクロポイント体に対応す
る穴と同じ高さの位置に配置され、したがって、真空中
において前記第1電極に対し前記第2電極に正の電圧が
加えられる時前記マイクロポイント体から電子が放射さ
れ、前記マイクロポイント体の各々の先端部分を含む少
なくとも一部分が強磁性体であり、したがって、前記部
分の各々に1つの与えられた方向と平行な磁界が加えら
れた時放射される電子のスピンが前記与えられた方向に
偏極していることを特徴とする。
マイクロポイント体の密度が10.000個/履2の場
合、第1電極と第2電極との間に約80■の電圧を加え
た時、約100マイクロアンペアの電子電流を得ること
ができる。
本発明の1つの実施例では、前記部分の各々が常温(す
なわち、約20℃)で強磁性体である材料で作製される
、またはこの材料で被覆される。
この強磁性体材料は、例えば、鉄、ニッケル、または鉄
とニッケルを含有する合金である。
したがって、EuSで被覆されたタングステン点状体電
子ビーム源の場合に必要である面倒な冷却装置は必要な
い。
本発明による電子ビーム源の別の実施例では、前記実施
例に対応して、マイク1コポイント体は同じ軸に沿って
配向しており、そして前記電子ビーム源t1110記部
分に前記軸に平行な磁界を加える装置を有している。
本発明による電子ビーム源は、複数個の平行で細長い第
1電極と、複数個の平行で細長い第2電極とを有するこ
とができる。この第1電極は第2電極と一定の角度をな
しており、それにより、第1電極と第2電極との交差領
域が得られる。この交差領域の中に、マイクロポイント
体と穴が配置される。
第1電極と第2電極との間に適切な電圧を加えることに
より、1個または複数個の与えられた交差領域を選定し
て、それらから電子ビームを放射させることができる。
この場合、マイクロポイント体が同じ軸に従って配向し
ている時、この電子ビーム源はまた、交差領域の各々に
前記軸に平行な磁界を個別に加えるための装置を有する
ことができる。
本発明による電子ビーム源の別の実施例では、前記実施
例に対応して、マイクロポイント体が同じ軸に従って配
向し、したがって、第2電極が同じ軸に垂直な平面層を
有し、かつ、この平面層が常温で強磁性体である材料で
作製される。
本発明の特別の構造体では、前記平面層の厚さは、前記
軸に平行に測って、前記マイクロポイント体の前記部分
の高さに少なくとも等しい。マイクロポイン1一体の各
々の前記部分は前記平面層の中の対応する穴の中に配置
される。
この電子ビーム源は、また、マイクロポイント体の各々
の前記部分に前記平面層に垂直な磁界を加えるための装
置を有することができる。または、マイクロポイント体
の各々の部分に前記平面層に平行な磁界を加えるための
装置を有することができ、また、磁力線の通路となる装
置を有することができる。この磁界は、平面層に平行で
あり、その方向および/またはその向き、および/また
は強度に関して、一定であることもできるし、または可
変であることもできる。例えば、平面層に平行であるが
回転げる磁界を得ることが可能である。
この場合には、電子ビームの軌道のまわりに、電子のス
ピンが回転するスピン偏極電子ビームが得られる。
磁界が平面層に平行である場合、スピンが平面層に平行
である、したがって、スピンが電子の軌道に垂直である
(電子の軌道は前記平面層に垂直である)スピン偏t4
ffi子ビームが得られる。したがって、このようにス
ピンが1iiii極した電子ビームを得るために電子の
軌道を湾曲させるための静電形分析器のような装置を使
用することなく、スピンが偏極した電子ビームを直接に
得ることができる。ヒ化ガリウムを用いたスピン偏極電
子ビーム源では、このような装置を必要とした。
[実施例] 本発明は、添付図面を参照しての下記実施例の説明によ
って、さらによく理解されるであろう。
これらの実施例は例示であって、本発明がこれらの実施
例に限定されることを倉味するものではない。
第1図は本発明によるスピン偏極電子ビーム源の1つの
実施例の概要図である。この実施例はガラス基板2を有
している。そしてこのガラス基板2の上に絶縁体の平面
層6が沈着され、そしてさらにこの絶縁体平面層6がグ
リッドと呼ばれる導電体平面層8によって被覆される。
層4と層8には規則正しく配置された穴7.9があけら
れており、これらの穴を通して層4を見ることができる
これらの穴の各々の中に、導電体を作製された事実上円
錐形のマイクロポイント体10が配置される。このマイ
クロポイント体は層4からFfU8の方向に1〜って立
ち上っていて、その頂点、すなわち先端は層8の上表面
11aの高さと前記表面8の下表面11bの高さとの中
間の高さに位置している。
マイクロポイント体10は常温で強磁性体である材料で
作製することができる。1つの変更実施例では、各マイ
クロポイント体の先端部分を含むその一部分12が常温
で強磁性体である材料で作製され、一方、マイクロポイ
ント体の残りの部分は導電体材料で作製される。
前記部分12の高さは、マイクロポイント体のIll造
時に調整される。この調整は、部分12の体積が十分に
小さくなるように行なわれ、それにより、磁界の下で、
この部分が単一の磁区(ワイス磁区)となる。
全く例示のためでありそれに限定されるものではないが
、例えば層4はIn204で構成されるか、またはN形
またはP形に強くドープされた3iで構成され、その厚
さは約150ナノメートルである。層6は5102で構
成され、その厚さは約1ナノメートルである。層8はモ
リブデンまたはニオブで作製され、その厚さは約0.4
マイクロメートルである。層8の穴9の直径は約1.5
マイクロメートルである。マイクロポイント体10の高
さは約1.4マイクロメートルであり、そしてその基底
部分の直径は約1マイクロメートルである。マイクロポ
イント体10はモリブデンで作製されるが、ただしその
先端部分12は強磁性体で作製される。この強磁性体部
分は鉄で作製され、その高さは約20ナノメートルない
し30ナノメートルである。
このようにして作製されたマイクロポイント休電子ビー
ム放射陰極16が磁界の中に置かれる。
この磁界は層8の面に垂直である。この磁界は、例えば
、磁気コイル18(第2図)によって発生される。この
場合、層8がコイルの軸に垂直になるにうに(したがっ
て、コイルの軸がマイクロポイント体の軸に平行になる
ように)、電子ビーム族(ト)陰極が配置される。
例えば、電子ビーム族!)J陰極16から放射された一
定の偏極状態の電子と試料2oとの相互作用を(dl究
したいとする。その場合には、コイル、陰極および試料
から成る全体が真空の中に入れられ、そして層4、した
がって、マイクロポイント体10が、層8に対して狛電
位にされる。層8および層4は、直接にまたは適当な電
源を通して、アースされる。一方、試料20はアースさ
れるか、または図面には示されていない電源によって、
層8に対し正の電位にされる。
例えば、層4と層8との間に約80Vの電圧を加えるこ
とによって、電子ビームはマイク1]ポイント体10か
ら放射され、層8に垂直な方向24に沿って進む。強磁
性体部分12があるので、この電子ビームのスピンが偏
極する。したがって、多くの場合、スピンは方向24に
平行である、すなわら、発生している磁界と同じ方向で
ある(第1図および第2図の具体的な場合には、スピン
は層8から試料2oへ向かう方向に配向している)。
マイクロポイント体10が強磁性体部分12を備えるよ
うに作製される代りに、これらのマイクロポイント体を
非強磁性体材料で作製し、そして常温で強磁性体である
金属の層26で、マイクロポイント体の少なくとも先端
部分を被覆することによって作製することも可能である
例えば、層26は、図面には示されていないが層8に対
立して配置されるマスクを通して、真空蒸着によって沈
着することができる。このマスクは複数個の開口部を有
しており、これらの開口部の中心軸の各々がそれぞれの
マイクロポイント体の軸と一致しており、そして開口部
の直径が層8の穴の直径に少なくとも等しい。
磁界を発生するために、層8を永久磁石になりうる強磁
性体材料で作製し、その後、層8に垂直な磁界の中で磁
化を行なうこともできる。この強磁性体材料は、例えば
、サマリウムとコバルトの合金であることができる。
第3図は本発明による1つの電子ビーム源の概要図であ
る。この電子ビーム源が第1図および第2図の電子ビー
ム源と異っている点は、電子ビーム放射陰極16の中に
一体化された装置28が組み込まれていて、それにより
導電体層8に垂直な磁界を生ずることができることであ
る。導電体層8は絶縁体層30、例えばシリカの層、に
よって被覆される。この絶縁体層30の厚さは約1マイ
クロメートルであり、そしてマイクロポイント体10と
共通の中心軸をもつ穴を有している。これらの穴の直径
は、層8の穴9の直径と事実上同じである。層30の中
に電極32が作られ、そしてこの電極32は層30の中
に作られた全部の穴を取り囲んでいる。
導電体(電極)32は、例えば、アルミニウムのような
金属の薄くて細い膜で作製される。この膜は層30の表
面上に沈着され、そしてその形はギリシャ文字の大文字
のオメガの形をしている。
層3oの中に作製されたすべての穴は電極32のループ
で取り囲まれており、そしてこの電極の自由端36を通
して電流が流される。文字オメガの形の電極に電流が流
れると磁界が発生し、この磁界は層8および層30の面
に垂直である。
ガラス層2の下側の開放面37の上に別の導電体38、
例えばアルミニウム、を沈着することも可能である。こ
の導電体38は導電体32と同じ形、同じ寸法を有して
おり、そして導電体32を垂直方向に平行移動した位置
に配置される。したがって、導電体32と導電体38の
両方に電流を適切な方向に流せば、導電体32だけを用
いた場合よりも、ずっと強い磁界を作ることができる。
第4図は本発明による電子ビーム源の別の実施例のm要
因である。この実施例は次の点で第1図および第2図の
実施例と基本的に異っている。第1図および第2図の実
施例の非強性体の導電体層8の代りに、第4図の実施例
では非強性体の導電体層40、例えばモリブデンの層、
が用いられる。
この導電体層40の厚さは100ナノメートルであり、
この層は絶縁体!i16の上に沈着される。また、この
導電体層40の上に別の′6電体層42が100ナノメ
ートルの厚さに沈着される。この別の導電体42は常磁
性体であり、例えば、鉄またはコバルト・り[1ム合金
であることができる。図面からすぐにわかるように、1
40と層42はそれらを貞通する穴を有しており、これ
らの穴の直径は穴14の直径と同じであり、かつ、これ
らの穴の中心軸はマイクロポイント体10の中心軸と一
致している。マイクロポイント体10の先端の高さは層
42の表面と同じ高さである。
第4図に示された電子ビーム放射陰極16の層42に垂
直な方向に磁界を発生するための装置、例えば磁気コイ
ル18、がこの電子ビーム放射陰極16の周辺に配置さ
れる。磁気コイル18の配置は第2図の場合と同じであ
る。この磁気コイル18によって、層42がその面に垂
直な方向に磁化し、そしてそれによりマイクロポイント
体10(その中の強磁性体部分)を層40および層42
の面に垂直な方向に磁化する。真空中でこの電子ビーム
放射陰極を動作させた場合、電子ビームが層40の面に
垂直な方向に放射されるが、放射された電子のスピンの
大部分は、層40の面に垂直な方向に偏極し、かつ、発
生した磁界の向きに配向する。
第5図は本発明による電子ビーム源の利点を有する1つ
の実施例の概要図である。この実施例が第1図および第
2図の実施例と基本的に異なる点は、層8が導電体であ
り、かつ、常温で強磁性体であることである。層8は、
例えば、厚さが0.4マイクロメートルの鉄の層である
ことができる。この電子ビーム放射陰極16の横方向の
両側に、2つの導電体でありかつ強磁性体であるタブ4
41例えば鉄のタブ、が配置される。これらのタブは強
磁性体層8と接触している、例えば溶接されている。タ
ブ44の上表面は層8の上表面と揃っており、また電子
ビーム放射陰極16の寸法を越えない寸法を有している
電子ビーム放%1陰極16のガラス層の下側に、小形の
U字形永久磁石16が配置される。この永久磁石の2つ
の磁極は2つのタブ44にそれぞれ接触する。すると、
永久磁石46と、タブ44と、強磁性体層8とによって
、1つの磁気回路が構成される。すべての磁力線が強磁
性体層8の中を通り、この強磁性体層8の内部を通らな
いで外側を通る磁力線がないように、タブ44の寸法と
永久磁石46の寸法とが選定される。
磁力線が強磁性体層8の中だけを通る場合、強磁性体層
8はその面に平行な方向に磁化する。マイクロポイント
体10の各々は強磁性体部分12を有している。この電
子ビーム放射陰+4!16が真空中で動作する時、電子
ビームは層8の面に垂直の方向に放射されるが、この放
射された電子のスピンの大部分は、層8の磁化の方向で
ある層8の面に平行な方向に偏極し、そして層8の中の
磁界の向きに従ってその向きが配向する。
第5図に示された構成は第4図に示された電子ビーム放
射陰極16に適合させることができる。
そのためには、18のところで説明したように、層42
と、タブ44と、永久磁石46とで磁気回路を作ればよ
い。
単に例示のためであってそれに限定されるという意味で
はないが、層8(第5図)の表面積は1センチメートル
平方であり、この表面の中央部に一辺の艮ざが1111
I11の正方形の領域にマイクロポイント体が集積し、
タブ44の各々は一辺の寸法が1順ないし10顛である
立方体の形であることができる。さらに、永久磁石46
はこの永久磁石46と同じ形の鉄心を有する電磁石で置
き換えて、それを永久磁石46と同じ位置に配置するこ
とができる。ただし、この鉄心のまわりにコイルを巻い
ておかなければならない。
この電磁石の他に、また別の同じ電磁石と、タブ44と
同じそれに付随するタブと、を付加して備えることがで
きる。ただし、このもう1つの電磁石は、電子ビーム放
射陰極に既に取り付けられている電磁石と直角の位置に
配置され(上から見ると、2つの電磁石とそれらに付随
するタブは正方形を構成する)、そして各々が強磁性体
層8と接触する。一方、これらの電磁石とタブは強磁性
体層8と表面が揃っており、かつ、その電子ビーム族(
ト)陰極の側辺を越えてとび出している部分もない。こ
れらの電磁石に供給される電流を変えることにより、層
8の中の磁界の方向、および/または向き、および/ま
たは大きさを変えることもできる。例えば、強磁性体層
8に磁界が平行であるまま、磁界の方向を回転させるこ
とができる。
この場合には、電子のスピンはその軌道のまわりに回転
する。
第6図は本発明による電子ビーム源の別の実施例の概要
図である。この実施例の電子ビーム放射陰極16はマト
リックス構造に配置されている。
さらに具体的にいえば、ガラス板48の上に複数個の平
行な導電体ストリップ50が沈着される。
絶縁体層52)例えばシリカの層、がこのストリップを
被覆する。絶縁体層52の上に、ストリップ50とは直
角をなす方向に、別の複数個の平行な導電体ストリップ
54が沈着される。ストリップ50とストリップ54と
の交差領域56において、ストリップ54と層52は穴
を有する。ストリップ50はマイク1コポイント体10
と17j1様なマイクロポイント体を有する。これらの
マイクロポイント体は第1図に示されているような強磁
性体部分12を有する。これらのマイクロポイント体は
ストリップ50の上に配置され、そしてそれらの先端部
の高さはストリップ54と同じ高さの位置にある。単に
例示のためであってそれに限定されることを意味するも
のではないが、ストリップ50の幅は約0.1m+ない
し1jl11であり、そしてその厚さは約1マイクロメ
ートルであり、そして相互の間隔は約10マイクロメー
トルないし0.1#である。同様に、ストリップ54は
その幅が約0.1履ないし11II+であり、そしてそ
の厚さは約1マイクロメートルであり、そして相互の間
隔は約10マイクロメートルないし0.1amである。
この電子ビーム放射陰極16が真空の中に置かれた時、
ストリップ50とストリップ56に適切な電圧を加える
ことにより、与えられた領域56で電子ビームを発生す
ることができる。例えば、1つの与えられたストリップ
54に相対的に、1つの与えられたストリップ50に負
電圧を加えると、この陰極が真空中にある時、前記で与
えられたストリップ50と前記で与えられたストリップ
54とが交差する領1a56のマイクロポイント体が電
子ビームを放射する。
層54の面に垂直な方向を向いている磁界の中にこの陰
極を配置することにより、選定された1個または複数個
の領1a56から放(ト)された電子のスピンは、第1
図および第2図のところで説明したように、(強磁性体
部分を右するマイクロポイント体を使用することにより
)偏極する。
各々の領域56が、導電体58により、第3図のところ
で説明されたように、大文字のオメガの形で取り囲まれ
る。このような導電体58に適切な接続線路60(第7
図)が取り付けられてネットワークができ、そしてこれ
らの接続線路60により、マトリックスに配列された導
電体58の呼び出しを実行することができる。導電体5
8と接続線路60は絶縁体層62)例えばシリカ、の中
に配置され、る。この絶縁体層62は、すべてのストリ
ップ52の上に沈着される。
このことにより、与えられた領1ii!56に磁界を発
生させることができる。この磁界は着目している領域5
6に垂直の方向を向いている。したがって、この領域か
ら放射される電子ビームのスピンが偏極する。マイクロ
ポイント休電子ビーム放射陰極をマトリックス状に配置
して製造する工程は先行技術において知られている。
マトリックス構造の陰極を製造する1つの方法は、次の
段階を有している。すなわち、絶縁体基板(S i O
2の陰極スパッタリングによって被覆されたガラス基板
)の上に第1酸化インジウム導゛市体層を陰極スパッタ
リングによって沈着する段階と、平行な第1導電体スト
リップを作製するために前記第1層をエツチングする(
正レジン・マスクを通し、110℃でオルト燐酸で化学
エツチングし、その後、化学的溶解によってマスクを除
去する)段階と、ここで得られた構造体の上に第2絶縁
体5i02層を沈着する(シランとホスフィンと酸素と
から化学的気相沈着による)段階と、この第2層の上に
ニオブの第3導電層を沈@する(真空蒸着による)段階
と、前記第2層と前記第3層とに穴をあける(これらの
穴は第2層と第3層の表面仝休にわたって分布しており
、これらの穴のポジティブ像を表す(フォトリソグラフ
ィ法によって得られた)適当なレジン・マスクを通して
、第3層をSF6で反応性イオン・エツチングを行ない
、そして第2層をHFとNH4Fの溶液で化学エツチン
グを行ない、それからこのマスクを除去する)段階と、
エツチングされたこの第3層の穴のおいていない部分の
上に第4層を沈着する(この構造体の表面に対し150
°の傾きの角度でもってニッケルを真空蒸着する)段階
と、ここで得られた構造体全体の上に、この構造体の表
面に対し垂直に、モリブデンのような電子放射材料で構
成される第5層を沈着する段階と、電気化学法を利用し
た選択的溶解により穴の中の前記電子放射材料は残して
おきながら第4層の上にある電子放射材料を除去する前
記層の除去段階と、第1導電体ストリップの少なくとも
1つの端部を露出させてそこに電極の接続を行なうため
に第2層と第3層を(フォトリソグラフィ法によって得
られた適当なレジン・マスクを通して)エツチングづる
段階と、および平行な第2導電体ストリップを作製して
第1ストリツプと第2ストリツプの交差領域をつくるた
めに第3層をエツチングする(このエツチングはフォト
リソグラフィ法によって得られたレジン・マスクを通し
てSF6を用いた反応性イオン・エツチングと、この反
応性イオン・エツチングが終った後化学的エツチングに
よって除去されるエツチングとから成る)段階である。
本発明で使用される前記強磁性体部分12を作製するた
めに、前記の工程は次のように変更される。前記第5w
!Iの沈着が適当な材料の真空蒸着によって行なわれ、
そしてその蒸着時間が制御される。そこで、マイクロポ
イント体の高さが適当になった時(円錐の先端部が切り
取られた形になる)、前記蒸着を中断し、そして常温で
強磁性体である導電体材料を使って蒸着を継続すること
が可能である。このようにして、強磁性体部分をそなえ
た円錐形マイクロポイント体が得られる。
例えば、前記第5層の沈着の際モリブデンまたはニオブ
のような拐料を適当な時間だけ真空蒸着することにより
、高さが要求された大きさで、先端が切り取られた円錐
体形状が得られ、その後鉄のような材料(または鉄・ニ
ッケル合金、例えば、Fe   −Ni 。2o、8、 ならばざらにより適切である)を与えら
れた時間だけ真空蒸着する。このようにして、円錐形の
マイクロポイント体が得られる。
層8がサマリウム・コバルト合金である本発明の実施例
は、前記工程段階において、前記第3層をサマリウム・
コバルト合金で作Vすることによって得られる。、電子
ビーム放射陰極の形ができたところで、このマイクロポ
イント体を、前記層8に対して負の電圧を加えながら、
真空中で加熱する。この熱処理工程によって、その強磁
性体としての特性が改良される。
それから、この電子ビーム放射陰極16を磁界の中に入
れ、磁界の方向がサマリウム・コバルト層と平行になる
ようにして、この合金を永久的に磁化する。
第3図で説明された構造体の場合、シリカ層30を作製
する補足的な段階が必要である。この目的のために、シ
リコンの層が、穴の位置にシリコンが沈着されるのを防
止するための適切なマスクを通して、層8の上に沈着さ
れ、そしてこの沈着されたシリコンが酸化される。
第4図の構成では、第3局の沈着の代りに、2重沈着で
置き換えることが必要である。すなわち、例えばモリブ
デンの層の第1沈着と、その後での例えば鉄の沈着とを
行なうことが必要である。
本発明は次のような分野において利用することができる
電子線回折の研究、逆光電子放出の研究、オージェ分光
の研究、電子顕微鏡の研究。これらの研究において電子
ビーム源の後に静電レンズが用いられるが、この静電レ
ンズは、電子ビーム源のところに必要である磁界によっ
て、影響を受けないようにしな【′Jればならない。
電子と、原子内粒子、原子、分子、またはイオンとの相
互作用の研究。特に、プラズマ物理学においては、本発
明により原子またtよ分子をイオン化することができ、
かつ、原子または分子を特定の電子励起状態にすること
ができる。このことにより、与えられた化学反応を促進
することができる。このことは、従来のスピン偏極電子
ビーム源でもって実行することは不可能ではなかったけ
れども、非常に困難であった。本発明により、この目的
のために十分の強度をもつ電子ビームを青ることができ
る。
強磁性体材料の中に記録されている情報の読み出し。強
磁性体材料はスピン偏極電子ビームを選択的に吸収する
性質を有する。この吸収される割合は、電子ビームが衝
突する位置の材料の磁化の強さによって変わる。
宇宙空間における利用。本発明による電子ビーム源は、
重量が小さくかつ全体の寸法が小さく、一方、宇宙空間
の真空中において使用することができるので、現実的な
利点をもつ電子ビーム源である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電子ビーム源の1つの実施例の概
要図、 第2図は第1図に示された電子ビーム源の詳細図、 第3図は第1図の電子ビーム源の変更実施例図、第4図
は本発明による電子ビーム源の別の実施例の概要図、 第5図は本発明による電子ビーム源の別の実施例の概要
図、 第6図は本発明による電子ビーム源の別の実施例の概要
図、 第7図は第6図に示された電子ビーム源の変更実施例図
である。 [符号の説明] 4・・・第1電極 8・・・第2電極 9・・・穴 10・・・マイクロポイント体 12・・・マイクロポイント体の一部分18・・・磁気
コイル 50.54・・・導電体ストリップ 56・・・交差領域 58・・・導電体 42・・・平面層 44・・・タブ、磁気回路 46・・・永久磁石、磁気回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1つの第1電極(4)と、少なくとも
    1つの第2電極(8)とを有し、 前記第1電極の1つの表面が電子放射材料で作製された
    複数個のマイクロポイント体(10)を備なえかつ前記
    マイクロポイント体の基面が前記表面上に配置され、前
    記第1電極とは電気的に絶縁された前記第2電極が前記
    表面に対立して配置されかつ前記基面にそれぞれ対応し
    て穴(9)を有し、前記マイクロポイント体各々の先端
    がそのマイクロポイント体に対応する穴と同じ高さの位
    置に配置され、したがつて真空中において前記第1電極
    (4)に対し前記第2電極(8)に正の電圧が加えられ
    る時前記マイクロポイント体(10)から電子が放射さ
    れ、前記マイクロポイント体の各々の先端部分を含む少
    なくとも一部分(12)が強磁性体でありしたがつて前
    記部分(12)の各々に1つの与えられた方向と平行な
    磁界が加えられた時放射される電子のスピンが前記与え
    られた方向に偏極していることを特徴とする、スピン偏
    極電子ビーム源。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記部分(12
    )の各々が常温で強磁性体である材料で作製されている
    ことまたは前記材料で被覆されていることを特徴とする
    スピン偏極電子ビーム源。
  3. (3)特許請求の範囲第2項において、前記材料が鉄、
    ニッケル、および鉄とニッケルを含有する合金とを包含
    する群の中から選定されることを特徴とするスピン偏極
    電子ビーム源。
  4. (4)特許請求の範囲第2項において、前記マイクロポ
    イント体(10)が同じ軸に従つて配向している場合、
    前記軸に平行な磁界を前記部分(12)に加えるための
    装置を有することを特徴とするスピン偏極電子ビーム源
  5. (5)特許請求の範囲第1項において、複数個の平行で
    細長い第1電極(50)と複数個の平行で細長い第2電
    極(54)とを有し、前記第1電極(50)が前記第2
    電極(54)と一定の角度をなして交差していて前記第
    1電極と前記第2電極との交差領域(56)を定め、か
    つ、前記マイクロポイント体(10)と前記穴(9)と
    が前記交差領域(56)の中に配置されていることを特
    徴とするスピン偏極電子ビーム源。
  6. (6)特許請求の範囲第5項において、前記マイクロポ
    イント体(10)が同じ軸に従つて配向している場合、
    前記軸に平行な磁界を前記交差領域(56)の各々に個
    別に加えるための装置(58)をまた有することを特徴
    とするスピン偏極電子ビーム源。
  7. (7)特許請求の範囲第2項において、前記マイクロポ
    イント体(10)が同じ軸に従つて配向している場合、
    前記第2電極(8)が前記同じ軸に垂直な平面層(42
    )を有しかつ前記平面層(42)が常温で強磁性体であ
    る材料で作製されていることを特徴とするスピン偏極電
    子ビーム源。
  8. (8)特許請求の範囲第7項において、前記平面層(4
    2)の厚さが前記マイクロポイント体(10)の前記部
    分(12)の前記同じ軸に平行な方向に測つた高さに少
    なくとも等しく、かつ、前記マイクロポイント体の前記
    部分の各々が前記平面層(42)の中の対応する穴の中
    に配置されていることを特徴とするスピン偏極電子ビー
    ム源。
  9. (9)特許請求の範囲第7項において、前記平面層に垂
    直な磁界を前記マイクロポイント体の前記部分の各々に
    加えるための装置を有することを特徴とするスピン偏極
    電子ビーム源。
  10. (10)特許請求の範囲第7項において、前記平面層(
    42)に平行な磁界を前記マイクロポイント体(10)
    の前記部分(12)の各々に加えかつ磁力線の通路とな
    る装置(44、46)を有することを特徴とするスピン
    偏極電子ビーム源。
  11. (11)特許請求の範囲第1項によるスピン偏極電子ビ
    ーム源の電子と物質の相互作用の物理学、電子と粒子の
    相互作用の物理学、プラズマ物理学、および電子顕微鏡
    への応用。
JP62299625A 1986-11-27 1987-11-27 スピン偏極電子ビーム源 Pending JPS63143731A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8616553A FR2607623B1 (fr) 1986-11-27 1986-11-27 Source d'electrons polarises de spin, utilisant une cathode emissive a micropointes, application en physique des interactions electrons-matiere ou electrons-particules, physique des plasmas, microscopie electronique
FR8616553 1986-11-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63143731A true JPS63143731A (ja) 1988-06-16

Family

ID=9341281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62299625A Pending JPS63143731A (ja) 1986-11-27 1987-11-27 スピン偏極電子ビーム源

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4835438A (ja)
EP (1) EP0272178B1 (ja)
JP (1) JPS63143731A (ja)
DE (1) DE3772945D1 (ja)
FR (1) FR2607623B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02176482A (ja) * 1988-08-18 1990-07-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スピン成極走査トンネリング顕微鏡
US6445113B1 (en) 1998-03-26 2002-09-03 Nec Corporation Field emission cold cathode device and method of manufacturing the same

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0366851B1 (en) * 1988-11-01 1994-02-16 International Business Machines Corporation Low-voltage source for narrow electron/ion beams
US5223766A (en) * 1990-04-28 1993-06-29 Sony Corporation Image display device with cathode panel and gas absorbing getters
JP2918637B2 (ja) * 1990-06-27 1999-07-12 三菱電機株式会社 微小真空管及びその製造方法
US5163328A (en) * 1990-08-06 1992-11-17 Colin Electronics Co., Ltd. Miniature pressure sensor and pressure sensor arrays
US5148078A (en) * 1990-08-29 1992-09-15 Motorola, Inc. Field emission device employing a concentric post
US5012482A (en) * 1990-09-12 1991-04-30 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Gas laser and pumping method therefor using a field emitter array
DE69221174T2 (de) * 1991-02-01 1997-12-04 Fujitsu Ltd Anordnung für Feldemissions-Mikrokathoden
JP2719239B2 (ja) * 1991-02-08 1998-02-25 工業技術院長 電界放出素子
JP3054205B2 (ja) * 1991-02-20 2000-06-19 株式会社リコー 電子放出素子集積基板
US5144191A (en) * 1991-06-12 1992-09-01 Mcnc Horizontal microelectronic field emission devices
US5249340A (en) * 1991-06-24 1993-10-05 Motorola, Inc. Field emission device employing a selective electrode deposition method
FR2679653B1 (fr) * 1991-07-23 1993-09-24 Commissariat Energie Atomique Vacumetre a ionisation.
US5258685A (en) * 1991-08-20 1993-11-02 Motorola, Inc. Field emission electron source employing a diamond coating
US5536193A (en) * 1991-11-07 1996-07-16 Microelectronics And Computer Technology Corporation Method of making wide band gap field emitter
US5659224A (en) * 1992-03-16 1997-08-19 Microelectronics And Computer Technology Corporation Cold cathode display device
US6127773A (en) * 1992-03-16 2000-10-03 Si Diamond Technology, Inc. Amorphic diamond film flat field emission cathode
US5543684A (en) 1992-03-16 1996-08-06 Microelectronics And Computer Technology Corporation Flat panel display based on diamond thin films
US5548185A (en) * 1992-03-16 1996-08-20 Microelectronics And Computer Technology Corporation Triode structure flat panel display employing flat field emission cathode
US5763997A (en) * 1992-03-16 1998-06-09 Si Diamond Technology, Inc. Field emission display device
US5675216A (en) * 1992-03-16 1997-10-07 Microelectronics And Computer Technololgy Corp. Amorphic diamond film flat field emission cathode
US5679043A (en) * 1992-03-16 1997-10-21 Microelectronics And Computer Technology Corporation Method of making a field emitter
US5449970A (en) * 1992-03-16 1995-09-12 Microelectronics And Computer Technology Corporation Diode structure flat panel display
US5396150A (en) * 1993-07-01 1995-03-07 Industrial Technology Research Institute Single tip redundancy method and resulting flat panel display
KR100366191B1 (ko) * 1993-11-04 2003-03-15 에스아이 다이아몬드 테크놀로지, 인코포레이티드 플랫패널디스플레이시스템및구성소자의제조방법
US5451830A (en) * 1994-01-24 1995-09-19 Industrial Technology Research Institute Single tip redundancy method with resistive base and resultant flat panel display
US5546337A (en) * 1994-01-31 1996-08-13 Terastore, Inc. Method and apparatus for storing data using spin-polarized electrons
CA2200957A1 (en) * 1994-09-30 1996-04-11 Michael L. Reisch Film recorder light source based on field emission cathode
US6296740B1 (en) 1995-04-24 2001-10-02 Si Diamond Technology, Inc. Pretreatment process for a surface texturing process
US5628659A (en) * 1995-04-24 1997-05-13 Microelectronics And Computer Corporation Method of making a field emission electron source with random micro-tip structures
GB2304981A (en) * 1995-08-25 1997-03-26 Ibm Electron source eg for a display
GB2304984B (en) * 1995-08-25 1999-08-25 Ibm Electron source
US6000981A (en) * 1995-08-25 1999-12-14 International Business Machines Corporation Method of manufacturing an electron source
GB2313703B (en) * 1996-06-01 2001-03-21 Ibm Current sensing in vacuum electron devices
GB2353633B (en) * 1996-06-13 2001-04-11 Ibm Display device
US5828163A (en) * 1997-01-13 1998-10-27 Fed Corporation Field emitter device with a current limiter structure
GB2322001A (en) * 1997-02-05 1998-08-12 Smiths Industries Plc Electron emitters e.g. for displays
US5986395A (en) * 1997-05-09 1999-11-16 International Business Machines Corporation Metal/ferrite laminate magnet
US6144145A (en) * 1997-07-11 2000-11-07 Emagin Corporation High performance field emitter and method of producing the same
US6590923B1 (en) 1999-05-13 2003-07-08 The Board Of Regents Of The University Of Nebraska Optically pumped direct extraction electron spin filter system and method of use
IT1316829B1 (it) 2000-03-22 2003-05-12 Consiglio Nazionale Ricerche Procedimento e dispositivo per il trasferimento di portatori di carica con spin polarizzato
US6653776B1 (en) * 2000-06-28 2003-11-25 International Business Machines Corporation Discrete magnets in dielectric forming metal/ceramic laminate and process thereof
US6642538B2 (en) 2001-10-24 2003-11-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Voltage controlled nonlinear spin filter based on paramagnetic ion doped nanocrystal
EP2091065A1 (en) * 2008-02-18 2009-08-19 ETH Zürich Low-voltage field emission scanning electron microscope
DE102012100095A1 (de) * 2012-01-06 2013-07-11 BIONMED TECHNOLOGIES GmbH Vorrichtung zur Aufladung von Objekten mit Elektronen

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3921022A (en) * 1974-09-03 1975-11-18 Rca Corp Field emitting device and method of making same
US4513308A (en) * 1982-09-23 1985-04-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy p-n Junction controlled field emitter array cathode
FR2568394B1 (fr) * 1984-07-27 1988-02-12 Commissariat Energie Atomique Dispositif de visualisation par cathodoluminescence excitee par emission de champ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02176482A (ja) * 1988-08-18 1990-07-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スピン成極走査トンネリング顕微鏡
US6445113B1 (en) 1998-03-26 2002-09-03 Nec Corporation Field emission cold cathode device and method of manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
FR2607623A1 (fr) 1988-06-03
EP0272178A1 (fr) 1988-06-22
DE3772945D1 (de) 1991-10-17
EP0272178B1 (fr) 1991-09-11
US4835438A (en) 1989-05-30
FR2607623B1 (fr) 1995-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63143731A (ja) スピン偏極電子ビーム源
US8039042B2 (en) Low voltage electron source with self aligned gate apertures, fabrication method thereof, and luminous display using the electron source
US6057637A (en) Field emission electron source
US6924493B1 (en) Ion beam lithography system
US6741019B1 (en) Article comprising aligned nanowires
US6097138A (en) Field emission cold-cathode device
US20040127012A1 (en) Method for fabricating spaced-apart nanostructures
US20040150311A1 (en) Articles comprising spaced-apart nanostructures and methods for making the same
JP2001057146A (ja) ナノスケール導体アセンブリとその製造方法、電界放出装置、マイクロ波真空管増幅器、及びディスプレイ装置
WO2007052723A1 (ja) 電子顕微鏡用位相板及びその製造方法
WO2005008681A1 (en) Devices for guiding and manipulating electron beams
Aban’shin et al. A planar diamond-like carbon nanostructure for a low-voltage field emission cathode with a developed surface
US7576341B2 (en) Lithography systems and methods for operating the same
US4798959A (en) Super submicron electron beam writer
Weidinger Ion tracks-a new route to nanotechnology
US20080169745A1 (en) Low voltage electron source with self aligned gate apertures, fabrication method thereof, and luminous display using the electron source
Fat Preparation and characterization of
US9321633B2 (en) Process for producing 3-dimensional structure assembled from nanoparticles
US6183890B1 (en) Magneto-resistance effect device and method of manufacturing the same
Koops et al. Novel lithography and signal processing with water vapor ions
Nagai et al. Spin-polarized field emission from Cr thin film deposited on W< 001> tips
JP3022948B2 (ja) 超微細加工法
Arita et al. In situ transmission electron microscopy for electronics
JP2007227076A (ja) 電界放射型電子源およびその製造方法
Meguro et al. Nanoscale modification of electronic states of graphite by highly charged Ar-ion irradiation