JPS63139670A - 研削工具 - Google Patents
研削工具Info
- Publication number
- JPS63139670A JPS63139670A JP28737286A JP28737286A JPS63139670A JP S63139670 A JPS63139670 A JP S63139670A JP 28737286 A JP28737286 A JP 28737286A JP 28737286 A JP28737286 A JP 28737286A JP S63139670 A JPS63139670 A JP S63139670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nickel
- layer
- coating layer
- grinding tool
- abrasive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、研削工具に係り、特に超硬砥粒が電着法によ
り付着されている研削工具に関するものである。
り付着されている研削工具に関するものである。
一般に、ダイヤモンドや立方晶型窒化硼素（以下ＣＢＮ
と称す）等の超硬砥粒が電着法により付着されてなる研
削工具にあって、その代表的な電着法としては、ニッケ
ル鍍金法が採用されている。 この鍍金法による研削工具は、第３図に示すように構成
されている。すなわち、台金１１の表面上に、結合材層
としてのニッケル層１３が電気鍍金または化学鍍金によ
り形成されると同時に多数の超硬砥粒１４が保持されて
なる。 ところで、このような研削工具の研削性能を向上させる
には、砥粒１４を脱落させずに十分に保持させることが
大切であるが、−重研削から高速重研削まで、従来のニ
ッケル鍍金による低粒１４の保持力では、未だ砥粒１４
の脱落やニッケル層１３の剥離が頻繁に生じ、十分に満
足できる工具寿命は得られていない。
と称す）等の超硬砥粒が電着法により付着されてなる研
削工具にあって、その代表的な電着法としては、ニッケ
ル鍍金法が採用されている。 この鍍金法による研削工具は、第３図に示すように構成
されている。すなわち、台金１１の表面上に、結合材層
としてのニッケル層１３が電気鍍金または化学鍍金によ
り形成されると同時に多数の超硬砥粒１４が保持されて
なる。 ところで、このような研削工具の研削性能を向上させる
には、砥粒１４を脱落させずに十分に保持させることが
大切であるが、−重研削から高速重研削まで、従来のニ
ッケル鍍金による低粒１４の保持力では、未だ砥粒１４
の脱落やニッケル層１３の剥離が頻繁に生じ、十分に満
足できる工具寿命は得られていない。
本発明は上述のごとき問題点に鑑み、これらを有効に解
決すべく創案されたものである。したがってその目的は
、砥粒を保持するニッケル層の台金に対する付着力とと
もにニッケル層の砥粒保持力を向上させ、工具寿命を向
上させられる研削工具を提供することにある。
決すべく創案されたものである。したがってその目的は
、砥粒を保持するニッケル層の台金に対する付着力とと
もにニッケル層の砥粒保持力を向上させ、工具寿命を向
上させられる研削工具を提供することにある。
本発明に係る研削工具は、従来技術の問題点を解決し、
目的を達成するために以下のような構成を備えている。 すなわち、台金に蒸着法（化学蒸着法および物理蒸着法
を含む）によるニッケルコーティング層が形成され、該
コーティング層上にニッケル鍍金法により、ダイヤモン
ドまたはＣＢＮ等の超硬砥粒が電着された砥粒層が形成
されている。また好ましくは、前記ニッケルコーティン
グ層が第１ニッケルコーティング層として形成され、前
記砥粒層は、超硬砥粒がニッケル鍍金法により該第１ニ
ッケルコーティング層上に仮接着された上に、さらに蒸
着法による第２ニッケルコーティング層が形成されてな
る。
目的を達成するために以下のような構成を備えている。 すなわち、台金に蒸着法（化学蒸着法および物理蒸着法
を含む）によるニッケルコーティング層が形成され、該
コーティング層上にニッケル鍍金法により、ダイヤモン
ドまたはＣＢＮ等の超硬砥粒が電着された砥粒層が形成
されている。また好ましくは、前記ニッケルコーティン
グ層が第１ニッケルコーティング層として形成され、前
記砥粒層は、超硬砥粒がニッケル鍍金法により該第１ニ
ッケルコーティング層上に仮接着された上に、さらに蒸
着法による第２ニッケルコーティング層が形成されてな
る。
本発明に係る研削工具によれば、蒸着法により形成され
たニッケルコーティング層は、鍍金により形成されたニ
ッケル層よりも台金に対してその付着力もしくは結合力
が強固であり、ニッケル層の台金からの剥離をより強力
に防止する。蒸着法によるコーティング層と鍍金層とは
同一純金属であるため、その親和性が非常に良く、これ
らの間には極めて強い結合力が得られる。また、鍍金層
の上に蒸着法による第２ニッケルコーティング層が形成
されると、第２ニッケルコーティング層と鍍金層との強
い結合力と、コーティング層の強い保持力とにより砥粒
はさらに強固に保持される。 なお、蒸着法としては化学蒸着法と物理蒸着法とがある
が、いずれの場合でも鍍金による電着法よりも強い結合
力が得られる。
たニッケルコーティング層は、鍍金により形成されたニ
ッケル層よりも台金に対してその付着力もしくは結合力
が強固であり、ニッケル層の台金からの剥離をより強力
に防止する。蒸着法によるコーティング層と鍍金層とは
同一純金属であるため、その親和性が非常に良く、これ
らの間には極めて強い結合力が得られる。また、鍍金層
の上に蒸着法による第２ニッケルコーティング層が形成
されると、第２ニッケルコーティング層と鍍金層との強
い結合力と、コーティング層の強い保持力とにより砥粒
はさらに強固に保持される。 なお、蒸着法としては化学蒸着法と物理蒸着法とがある
が、いずれの場合でも鍍金による電着法よりも強い結合
力が得られる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば次のご
とき優れた効果が発揮される。すなわち、砥粒を保持す
るニッケル層の台金に対する付着力とともに該ニッケル
層の砥粒保持力が向上し、工具寿命が向上する。
とき優れた効果が発揮される。すなわち、砥粒を保持す
るニッケル層の台金に対する付着力とともに該ニッケル
層の砥粒保持力が向上し、工具寿命が向上する。
以下に本発明の好適一実施例について第１図および第２
図を参照して説明する。 第１図は本発明に係る研削工具の一実施例における表面
部を拡大して示す断面図である。砥石車の台金１（材質
５４５Ｇ）の砥面となる表面に厚さ寸法５μ肩のニッケ
ルコーティング層２が蒸着法により形成されている。コ
ーティング処理時間は４０分である。ニッケルコーティ
ング層２の上には、従来の電着法で形成されるニッケル
鍍金層３により超硬砥粒としてのＣＢＳ砥粒４（粒度＃
１４０／ｌ ７０）が付着され、砥粒層５が形成されて
いる。ニッケル鍍金層３の早さ寸法は５０μ仄、電着の
電流密度はＩＡ／ｄｘ″、鍍金処理時間は１８０分であ
る。 第２図は本発明に係る研削工具の他の実施例における表
面部を拡大して示す断面図である。第１図と同様に、砥
石車の台金１（材質５４５Ｃ）の砥面となる表面に厚さ
寸法５μｌの第１ニッケルコーティング層２°が蒸着法
により形成されている。 コーティング処理時間は４０分である。第１ニッケルコ
ーティング層２゛の上には、電着法で形成される厚さ寸
法１０μ肩のニッケル鍍金層３（処理時間４０分）によ
り、超硬砥粒としてのＣＢＮ砥粒４（粒度＃１４０／１
７０）が仮接着状態に付着されている。ニッケル鍍金層
３の上には、厚さ寸法４０μｌの第２ニッケルコーティ
ング層６が蒸着法により形成されている。コーティング
処理時間は３２０分である。 また、上記各ニッケルコーティング層２．２°。 ６は、そのコーテイング物質としてニッケルに限らず、
他に鉄、コバルト、銅、金、銀および白金の金属元素の
単体、もしくはニッケルも含めた７種類の内いずれかの
複数の金属元素が用いられてもよい。
図を参照して説明する。 第１図は本発明に係る研削工具の一実施例における表面
部を拡大して示す断面図である。砥石車の台金１（材質
５４５Ｇ）の砥面となる表面に厚さ寸法５μ肩のニッケ
ルコーティング層２が蒸着法により形成されている。コ
ーティング処理時間は４０分である。ニッケルコーティ
ング層２の上には、従来の電着法で形成されるニッケル
鍍金層３により超硬砥粒としてのＣＢＳ砥粒４（粒度＃
１４０／ｌ ７０）が付着され、砥粒層５が形成されて
いる。ニッケル鍍金層３の早さ寸法は５０μ仄、電着の
電流密度はＩＡ／ｄｘ″、鍍金処理時間は１８０分であ
る。 第２図は本発明に係る研削工具の他の実施例における表
面部を拡大して示す断面図である。第１図と同様に、砥
石車の台金１（材質５４５Ｃ）の砥面となる表面に厚さ
寸法５μｌの第１ニッケルコーティング層２°が蒸着法
により形成されている。 コーティング処理時間は４０分である。第１ニッケルコ
ーティング層２゛の上には、電着法で形成される厚さ寸
法１０μ肩のニッケル鍍金層３（処理時間４０分）によ
り、超硬砥粒としてのＣＢＮ砥粒４（粒度＃１４０／１
７０）が仮接着状態に付着されている。ニッケル鍍金層
３の上には、厚さ寸法４０μｌの第２ニッケルコーティ
ング層６が蒸着法により形成されている。コーティング
処理時間は３２０分である。 また、上記各ニッケルコーティング層２．２°。 ６は、そのコーテイング物質としてニッケルに限らず、
他に鉄、コバルト、銅、金、銀および白金の金属元素の
単体、もしくはニッケルも含めた７種類の内いずれかの
複数の金属元素が用いられてもよい。
第１図は本発明に係る研削工具の一実施例における表面
部を拡大して示す断面図、第２図は本発明に係る研削工
具の他の実施例における表面部を拡大して示す断面図、
第３図は従来技術における研削工具の表面部を拡大して
示す断面図である。 ｌ・・・台金、２・・・ニッケルコーティング層、２゜
・・・第１ニッケルコーティング層、３・・・ニッケル
鍍金層、４・・・超硬砥粒、５・・・砥粒層、６・・・
第２ニッケルコーティング層
部を拡大して示す断面図、第２図は本発明に係る研削工
具の他の実施例における表面部を拡大して示す断面図、
第３図は従来技術における研削工具の表面部を拡大して
示す断面図である。 ｌ・・・台金、２・・・ニッケルコーティング層、２゜
・・・第１ニッケルコーティング層、３・・・ニッケル
鍍金層、４・・・超硬砥粒、５・・・砥粒層、６・・・
第２ニッケルコーティング層
Claims (3)
- （１）、台金（１）に蒸着法によるニッケルコーティン
グ層（２）を形成し、該コーティング層（２）上にニッ
ケル鍍金法により超硬砥粒（４）が電着された砥粒層（
５）を形成したことを特徴とする研削工具。 - （２）、前記ニッケルコーティング層（２）を第１ニッ
ケルコーティング層（２′）とし、前記砥粒層（５）は
、超硬砥粒（４）がニッケル鍍金法により該第１ニッケ
ルコーティング層（２′）上に仮接着され、さらに蒸着
法による第２ニッケルコーティング層（６）が形成され
てなる特許請求の範囲第１項記載の研削工具。 - （３）、前記コーティング層（２、２′、６）は、ニッ
ケル単体の代わりに鉄、コバルト、ニッケル、銅、金、
銀または白金のうち少なくとも一つの金属元素からなる
特許請求の範囲第１項または第２項記載の研削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28737286A JPS63139670A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 研削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28737286A JPS63139670A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 研削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63139670A true JPS63139670A (ja) | 1988-06-11 |
Family
ID=17716509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28737286A Pending JPS63139670A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 研削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63139670A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03149185A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-25 | Asahi Daiyamondo Kogyo Kk | 電着砥石及びその製造方法 |
| JPH06155283A (ja) * | 1992-11-18 | 1994-06-03 | Sunnen Prod Co | 縁当て形ホーニング装置 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP28737286A patent/JPS63139670A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03149185A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-25 | Asahi Daiyamondo Kogyo Kk | 電着砥石及びその製造方法 |
| JPH06155283A (ja) * | 1992-11-18 | 1994-06-03 | Sunnen Prod Co | 縁当て形ホーニング装置 |
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