JPS63138374A - 感光体の分離爪装置 - Google Patents

感光体の分離爪装置

Info

Publication number
JPS63138374A
JPS63138374A JP28621586A JP28621586A JPS63138374A JP S63138374 A JPS63138374 A JP S63138374A JP 28621586 A JP28621586 A JP 28621586A JP 28621586 A JP28621586 A JP 28621586A JP S63138374 A JPS63138374 A JP S63138374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separation claw
photoreceptor
oxide film
photoconductor
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28621586A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Hara
好伸 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP28621586A priority Critical patent/JPS63138374A/ja
Publication of JPS63138374A publication Critical patent/JPS63138374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野コ 本発明は、電子写真機器等で利用される感光体の分離爪
装置に関する。
[従来の技術] 従来より電子写真機器等の感光体には、分離爪装置が設
けられており、例えば実公昭58−53547号公報に
開示されているものがある。この分離爪装置は、第10
図に1例を示すように、感光体の表面に先端部が当接し
感光体に密着した祇を感光体から分離させる分離爪52
と、分離爪52の少なくとも先端部を感光体の幅方向に
移動させる移動手段55a、55b、55cとより構成
されている。また感光体は、例えば表面に酸化膜層が形
成される感光体として、セレン系材料で形成されたもの
等が使用されている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の分離爪装置において使用されるセレン系の感
光体は、表面に厚さ200人程度の酸化膜層が形成され
ている。この酸化膜層は電気抵抗が高く、主帯電による
電荷の保持機能を有している。この感光体表面に分離爪
の先端部が当接するように配設されており、感光体の回
転に伴って分離爪により感光体が傷つけられた場合には
、当然ながらまず表面の酸化膜層が破壊される。その場
合、主帯電による電荷は酸化されていないセレンヒ素(
ASzSe3)に与えられるが、AS2Se3は電荷保
持力が弱い為、電荷が逃げてしまう。
従って帯電による電荷がのらない為に現像剤ものらず、
白スジとして複写画像に現れることになる。
即ち表面硬度の高いセレン系感光体においては、分離爪
による傷が感光体上よりもむしろ複写画像上に現われる
この表面の酸化膜層は感光体製造時に加熱等の処理によ
って生成されるが、通常の複写プロセスにおいても、ド
ラムヒータによる熱や、主帯電器、転写・分離チャージ
ャによる電荷の授受により、ゆっくりと生成する。従っ
て分離爪によってこの酸化!II層が削り取られても、
生成時間を過ぎれば再び元通りとなる。ここで、この表
面酸化1ullの生成に必要な時間は、非通紙、クリー
ナーブレードなしの状態で連続回転した場合に30分程
度である。しかし現実の複写動作においては、表面酸化
膜層が用紙やクリーナーブレードによりこすられる為、
30分程度の時間では不充分である。
従来の分離爪装置においては、分離爪の先端部を感光体
の幅方向に5〜10mra程度の幅で移!Ilさせ、し
かもその移動のサイクルは、100枚以下の所定の枚数
の紙を分離する毎に移動するようにしたものであった。
このため分離爪が短時間で元の位置に戻るので、削り取
られた酸化111ffが元通りの厚さにまで生成するこ
とは望めず、複写画像上に白スジとなってその傷が現わ
れるという問題が生じていた。そして酸化膜層の完全に
破壊された部分が多くなるのも早まり、感光体としての
寿命が短いものとなっていた。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたもので、あり、そ
の目的は分離爪により感光体表面の酸化膜層が完全に破
壊されるのを防止し、感光体の長寿命化を図ることがで
きる感光体の分離爪装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の感光体の分離爪装置は、ハウジング内に回転可
能に保持され表面に酸化IiI層が形成される感光体と
、核感光体の該表面に先端部が当接し該感光体に密着し
た紙を該感光体から分離させる分離爪と、該分離爪の少
なくとも該先端部を該感光体の幅方向に移動させる移動
部材とよりなる感光体の分離爪装置において、該移!1
!1部材は、該紙が所定の枚数分離される毎に該分離爪
の該先端部を隣接部に順次移動させ、該先端部の該感光
体の、該表面への当接位置を所定の範囲内でa1的に移
動させるように制御する制御部を有し、該所定の範囲を
循環して元の位置に戻った時には該分離爪によって削り
取られた酸化III層の厚さに相当する酸化膜が自然に
形成される構成としたことを特徴とするものである。
[作用] 本発明の感光体の分離爪装置においては、分離爪の少な
くとも先端部を移動する移動部材が制御部によって制御
される。即ち分離爪の先端部は、紙が所定の枚数分離さ
れるまでは同一位置で感光体表面に圧接されている。そ
して紙が所定の枚数分離される毎に分離爪の先端部が隣
接部に順次移動され、先端部の感光体表面への圧接位置
が所定の範囲内で循環的に移動される。そして分離爪の
先端部が所定の範囲を循環して元の位置に戻った時には
、分離爪によって削り取られた酸化膜層の厚さに相当す
る酸化膜が自然に形成されている。
[実施例] 以下本発明の具体的実施例を図面に曇づき説明する。
(実流例1) 本実施例1の分離爪装置1は、第1図乃至第6図に示す
ように、分離爪2と、分離爪ホルダ3と、スライドホル
ダ4と、スパイラル5と、制紳部(図示しない)と、圧
接バネ7と、ガイド軸8と、感光体9とより構成されて
いる。
感光体9は、表面部分が△5zse3で形成されており
、加熱等の酸化処理によりその表面に2oO大程度の酸
化膜層が形成されたものである。
この感光体9は、ハウジング(図示しない)に回転可能
に保持されている。
分離爪2は、分離爪ホルダ3に一体的に固定されている
。分離爪ホルダ3は揺動支N3aでスライドホルダ4に
嵌合され、圧接バネ7を介して揺動支軸3aを中心に回
動するように保持されている。分離爪ホルダ3の揺動支
軸3aを中心とする回動は、ストッパ3bにより制限さ
れ、分離爪2の先端部が、圧接バネ7により感光体9の
表面に圧接される。スライドホルダ4には、スライドホ
ルダ4と噛み合った状態でスパイラル5が貫設され、ス
パイラル5の回転により、分離爪2、分離爪ホルダ3、
スライドホルダ4が一体的に横移動するようになってい
る。またスライドホルダ4には、分離爪2と感光体9と
の位置関係を正確に維持するためのガイド軸8がスパイ
ラル5と平行して貫設されている。スパイラル5はモー
タ(図示しない)により駆動され、制御部によって制御
される。
制御部の1IIlll]方法を設定するに際して、上記
のように構成された分離爪装置を複写機に搭載して実験
を行った。この場合、感光体9の直径は100RII1
1とし、その周速を350mm/sec、複写スビ、−
ドを55枚/分(A4サイズの紙)、とした。
まず分離爪2を横移動させることなく、感光体9の表面
の同一位置に圧接させた状態で感光体9を回転させ、感
光体9の表面上に形成された傷を調べたところ、肉眼で
は何とか確認できる程度のうつすらとした傷が見えた。
しかし複写画像上には白スジ等が全く表われず、実用上
は傷ではないと判断した。また表面粗さ計で感光体9表
面の傷を測定したところ、表面粗面化の凹凸(高さ0.
6μ)にまぎれ、傷は全く測定できなかった。
以上の実験においては、30分で1650枚の複写を行
ったが、実際は30分も連続して複写を行うことはほと
んどなく、間欠的になる場合が多い。従って感光体9の
子端回転や複写終了後の回転等を考慮し、余裕をみて3
0分の1/3を同一位置の限界時間とした。即ち、10
分間又は約500枚複写する間、同一位置に分離爪2を
圧接していても、感光体9表面の酸化膜層は完全に破壊
されず、複写画像上に白スジも発生しない。
また前記のように、表面酸化膜層の生成に必要な時間は
30分以上である。よって余裕を見込み、非連続回転で
2時間を生成時間とした。
以上のことから制御部は、第7図にフローチャーi−を
示すように設定した。複写機の感光体9の回転開始によ
りスタートし、この感光体9が回転している時間を計数
するタイマTおよび感光体9から分離した紙の枚数1が
Oに設定される(50)。そして複写スイッチの○Nに
より感光体9に通紙され分離爪2によって分離された紙
は、カウンタによりカウントされ1枚の紙を分離する毎
にi−1+1となる(52)。そして500枚の紙がカ
ウントされたか否かが判定され(54)、YESと判さ
れたときはiがOとなり(58)、分離爪を1111m
横移動する(60〉。またく54)での判定でNOと判
定された場合は、時間が10分経過したか否かが判定さ
れる(56)。この判定がNOの場合は、分離爪2の移
動が行われず、丁およびiのカウントが続行される。Y
ESと判定された場合、即ちT=10となったときは、
分離爪2が1 m+i横移動する(60)。そして分離
爪2が同じ方向へ1+u+づつ横移動する毎にその回数
nが加算され(62)、n−13か否かが判定される(
64)。この判定がNoの場合は、分離爪2が1mIR
横移動される作動が繰り返され、YESの場合即ち分離
爪2の横移した回数nが13となった場合は初めの位置
に戻る。そしてnが0となって(68)リターンし、以
下同じことを繰り返す。
以上説明した場合の分離爪2の移動モードを第8図に示
す。この第8図において分離爪2の横移動を垂直線で示
しているが、実際は感光体9に傷をつけるのを防止する
ために、感光体9の回転中に移動させ、若干側めぎみの
線となる。
なお分離爪2を横移動させる制御部は、第8凶に示すよ
うな横移動モードを行うことのできるものであれば使用
可能である。
また本実施例の制御部の設定に際して基準とした分離爪
2の圧接時間(10分)、あるいは酸化膜層の生成時間
(2時間)は、感光体9の直径、システムスピード等を
考慮して、その複写機等に最適な時間を選択してよい。
また感光体9から紙を分離する時のみ分離爪2を感光体
9に当接するようにして、分離爪2が感光体9に当接さ
れる時間を短くすれば、傷の発生防止上受に有利となる
(実施例2) 本実施例2の分離爪装置11は、第9図に示すように分
離爪12と、分離爪ホルダ13と、分離爪支軸14と、
スライド軸15、と副一部16と、圧接バネ17と、側
板18と、ギヤ20と、駆動ギヤ21と、モータMと、
感光体19とより構成されている。
ここで感光体19は、上記実施例1と同じものを用いて
いる。
分離爪12は、分離爪支軸14に回動自在に貫挿された
分離爪ホルダ13に一体的に固定されている。また分離
爪ホルダ13は、圧接バネ17により分離爪12の先端
部が感光体19の表面に圧接されるように付勢されてい
る。分離爪支軸14は、その一端がスライド軸15の一
端とAllで回転自在に連結され、他端に設けられたス
プリング(図示しない)によってスライド軸15に押圧
されている。スライド軸15は側板18と8部において
噛み合った状態で係止されており、回転によって図中左
右方向にスライドする。またスライド軸15の他端には
ギヤ20が固定されており、ギア20は側板18に固定
されたモータMによって駆動する駆動ギヤ21と噛み合
わされている。モータMは、ステッピングモータであり
、制一部16と接続されている。このモータMは、制御
部16によって所定の方向に所定の回転数ずつ回転する
ようになっている。
本実施例2においても、制御部16は10分間経過する
毎又は500枚の紙を複写する毎にモータMを駆動し、
感光体19の表面に圧接されている分離爪12の先端を
11IIlづつ横移動させ、少なくとも2時間10分経
過又は6500枚複写した後、循環して元の位置に戻る
ようにIIII tillする。
[発明の効果] 本発朗の感光体の分離爪装置においては、移動部材は、
紙が所定の枚数分離される毎に分離爪の先端部を隣接部
に順次移動させ、先端部の感光体表面への当接位置を所
定の範囲内で循環的に移動させるように制御するIll
 8部を有する。
このため分離爪の先端部が所定の範囲を循環して元の位
置に戻った時には分離爪によって削り取られた酸化膜層
の厚さに相当する酸化膜が自然に形成されている。従っ
て感光体表面の酸化膜層が破壊されるのを防止し、感光
体の長寿命化を図ることが可能となる。
また分離爪により感光体表面に形成された傷が、複写画
像に白スジとなって現われる不都合も解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の分離爪装置の実施例1に係
る図であり、第1図はその斜視図、第2図はその平面図
、第3図はその正面図、第4図はその右側面図、第5図
はその背面図、第6図はその左側面図、第7図はIIJ
I11部のフローチャート、第8図は分離爪の移動モー
ドを示す図、第9図は実施例2に係る分離爪装置の正面
図、第10図は従来の分離爪装置に係る図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジング内に回転可能に保持され表面に酸化膜
    層が形成される感光体と、該感光体の該表面に先端部が
    当接し該感光体に密着した紙を該感光体から分離させる
    分離爪と、該分離爪の少なくとも該先端部を該感光体の
    幅方向に移動させる移動部材とよりなる感光体の分離爪
    装置において、該移動部材は、該紙が所定の枚数分離さ
    れる毎に該分離爪の該先端部を隣接部に順次移動させ、
    該先端部の該感光体の該表面への当接位置を所定の範囲
    内で循環的に移動させるように制御する制御部を有し、
    該所定の範囲を循環して元の位置に戻つた時には該分離
    爪によつて削り取られた酸化膜層の厚さに相当する酸化
    膜が自然に形成される構成としたことを特徴とする感光
    体の分離爪装置。
  2. (2)制御部は、紙が所定の枚数分離される毎または所
    定の時間経過する毎のいずれか一方を選択して分離爪の
    先端部を隣接部に順次移動させる特許請求の範囲第1項
    記載の感光体の分離爪装置。
  3. (3)制御部は、感光体から分離される紙をカウントす
    るカウンタをもつ特許請求の範囲第1項記載の感光体の
    分離爪装置。
  4. (4)感光体は、少なくとも表面部分がセレン系材料で
    形成されている特許請求の範囲第1項記載の感光体の分
    離爪装置。
JP28621586A 1986-12-01 1986-12-01 感光体の分離爪装置 Pending JPS63138374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28621586A JPS63138374A (ja) 1986-12-01 1986-12-01 感光体の分離爪装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28621586A JPS63138374A (ja) 1986-12-01 1986-12-01 感光体の分離爪装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63138374A true JPS63138374A (ja) 1988-06-10

Family

ID=17701463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28621586A Pending JPS63138374A (ja) 1986-12-01 1986-12-01 感光体の分離爪装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63138374A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015011942A1 (ja) 2013-07-20 2015-01-29 独立行政法人産業技術総合研究所 静電気分布計測装置および静電気分布計測方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015011942A1 (ja) 2013-07-20 2015-01-29 独立行政法人産業技術総合研究所 静電気分布計測装置および静電気分布計測方法
US9841450B2 (en) 2013-07-20 2017-12-12 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Static electricity distribution measuring apparatus and static electricity distribution measuring method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0166871A1 (en) Electrostatic copying apparatus
US3999850A (en) Optical system for an electrophotographic device
JPS62976A (ja) 現像装置
JPH05119678A (ja) 複式作動のブレード清掃装置
JPS63138374A (ja) 感光体の分離爪装置
US4248523A (en) Electrophotographic copying apparatus equipped with improved copy paper cutting arrangement
EP0170261B1 (en) Developing device
US4330199A (en) Electrophotographic device
CA1169716A (en) Self-agitated development process
JP2630785B2 (ja) 静電記録装置の画像形成方法
US4500199A (en) Electrophotographic apparatus comprising detection assembly for detecting record paper shortage
JPS61230174A (ja) 現像装置
US5587781A (en) Optimizing electrostatic brush interferences for increased detoning efficiency
US4032225A (en) Copying machines
JPS6232469B2 (ja)
US4216740A (en) Developing device for developing electrostatic images with a magnetic brush
JPS6232470B2 (ja)
JPH02264991A (ja) 潜像媒体のトナーフィルム除去装置
JPH0313584B2 (ja)
JPS6014286Y2 (ja) 電子複写機における清掃装置
JP2578619B2 (ja) 静電記録装置の画像形成方法
JP3259517B2 (ja) 現像装置
US4185909A (en) Cleaning method and device for electrophotographic machine
JP2708816B2 (ja) クリーニングブレードの摩擦係数低減方法
JPH0584494B2 (ja)