JPS631327Y2 - - Google Patents

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JPS631327Y2
JPS631327Y2 JP17200279U JP17200279U JPS631327Y2 JP S631327 Y2 JPS631327 Y2 JP S631327Y2 JP 17200279 U JP17200279 U JP 17200279U JP 17200279 U JP17200279 U JP 17200279U JP S631327 Y2 JPS631327 Y2 JP S631327Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
brush
toner
casing
wall surface
cleaning brush
Prior art date
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Expired
Application number
JP17200279U
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English (en)
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JPS5688255U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、感光体上の残留トナーを、ブロワ
ーに接続されたクリーニングブラシによつて除去
する感光体クリーニング装置に関する。
通常の転写式の電子写真複写機においては、転
写後の感光体上の残留トナーを、次の複写サイク
ルに備えて除去しなければならない。この目的の
ために使用されるクリーニングブラシは、レーヨ
ン、テフロン等の繊維を支持体に植毛したもの
で、ケーシング内で800〜1500rpm程度で回転さ
れる。良好なクリーニングを行なうためには、ブ
ラシが常にきれいであることが必要にあり、この
ため、払拭によつてブラシに付着したトナーを如
何にそこから除去するかが問題となる。また、ト
ナーは粒径0.1〜10μmと極く小さいので、クリー
ニングによつてこれを複写機内に飛散させないよ
うにすることも重要である。
実開昭49−110646号公報に記載された考案は、
クリーニングブラシに圧縮空気を吹きつけて、ク
リーニングブラシからのトナーの除去を図つてい
る。しかしながら、これは、圧縮空気をフイルタ
ーを通して供給しているため、フイルターが目詰
りを起こしやすく、また空気を吹きつけるため、
トナーが飛散しやい欠点がある。
実開昭49−132854号公報および実開昭50−
13635号公報に記載された考案は、ともにブラシ
に圧接して配置された叩き棒または叩き板によつ
て、ブラシからのトナーの除去を図つている。し
かし、これらの考案においては、一旦叩き落され
たトナーが再びブラシに吸着される欠点がある。
ブラシは、叩き部材に圧接され、叩き部材を通過
したときの弾性復原力によつて付着トナーを弾き
飛ばすが、これと同時に、叩き部材による圧接解
除のとき、それまでにブラシ内で圧縮されていた
空気が急に膨張するのでその部分が負圧状態にな
り、このために弾き飛ばされたトナーが再びブラ
シに吸着されるのである。この負圧に打ち勝つて
トナーを吸引するためには、非常に大きなブロワ
ーモータを必要とし、機械全体の騒音、振動を高
める結果となる。
実開昭50−62536号公報に記載された考案は、
ケーシング内でブラシを囲繞する複数の吸引口と
その内側に掻き落し板を有する内管を有し、結局
は、この掻き落し板によつて付着トナーの除去を
図るので、上記したと同様な負圧状態が発生し、
掻き落したトナーをその吸引口から排出させるこ
とが難しい。
これから開示する本考案は、ケーシングのトナ
ー排出口のブラシ回転方向側の壁面から他方の壁
面に向けて、ただし他方の壁面とは距離を置い
て、多数の穴を有する叩き板をブラシに圧接して
設けたことを特徴とする。この叩き板のために、
発生した負圧状態も継続することがなく、叩き板
によつて除去されたトナーは、再度ブラシに付着
することなく除去される。このため、小さいブロ
ワー出力でも、ブラシは常に清浄にされ、トナー
の飛散もなく、高能率で安定したクリーニング性
能が得られる。
したがつて、この考案の目的は、小さなブロワ
ーでも、ブラシを常に清浄にでき、トナーの飛散
もない性能の高いクリーニング装置を提供するこ
とにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。図において、クリーニングブラシ11
は、反時計回り方向に回転し、感光体ドラム12
も同様に反時計回り方向に回転する。クリーニン
グブラシ11の外側は、ケーシング13によつ
て、ブラシが感光体に接触する部分および図示さ
れないブロワー装置に接続される部分を除いて覆
われている。ブロワー装置は、フイルターを備え
た通常のものである。ブラシ11のブラシ先端
は、感光体ドラム表面に対し、穂の長さにして約
2mmほど圧接しており、同様にケーシング13に
対しても、約2mmほど圧接している。このためブ
ラシ先端は、常にケーシングおよび感光体表面に
圧接しながら回転していることになる。ケーシン
グ13の図示されないブロワーに通じる開口に
は、ブラシ11の回転方向側の壁面から他方の壁
面に向けて、ただし他方の壁面とは距離を置い
て、叩き板14が設けられている。この叩き板1
4は、ブラシの回転中心を中心とする円弧状のも
ので、ケーシング13よりもさらに内側に入り込
んでおり、すなわちさらに強く圧接しており、多
数の穴15が設けられている。ケーシング13の
下側の内側部分には窪み16が設けられており、
そこに容器17が配置されている。
ブラシの先端は感光体表面に圧接して、その表
面上の残留トナーを払拭する。この圧接によつ
て、その部分のブラシ内の空気は圧縮され、圧力
が高くなつている。ブラシ先端が感光体表面から
離れるとき、この圧縮された空気が急に開放され
るので負圧の状態になり、感光体側のケーシング
先端と感光体表面との隙間18から外気を吸引
し、ブラシにより払拭されたトナーは、その隙間
18から落下することなく、ブラシの回転によつ
てケーシング内を送られる。ブラシ先端が、叩き
板14の下部先端とケーシングの下部壁面との間
に形成される開口19に至ると、ブラシ先端に付
着したトナーが、叩き板14の先端によつてしご
かれ、そこから除去されて、ブロワーによる空気
吸引を受けながら容器17内に落下しそこに、蓄
積される。ブラシ先端に付着したほとんどのトナ
ーは、これによつて除去されるが、残つたトナー
は、ブラシ先端が叩き板14の多数の穴15によ
つてしごかれるときに、その穴から外に出て同様
に容器17内に落下する。ブラシ先端が叩き板1
4に圧接して進む間は、この圧接によつて圧縮さ
れた空気が各穴15から外に出ようとするので、
各穴によつて掻き取られたトナーもその穴から一
緒にでてゆく。各穴から空気が出ていつたため
に、その後のブラシ部分は負圧の状態で進む。こ
のためケーシングの感光体側の端面と感光体表面
との間の隙間20から外気を吸引し、ブラシによ
る感光体の払拭の際にトナーが外に飛散しようと
するのを防ぐ。
このように、この考案は、ブラシ内の空気の圧
力状態をうまく利用してトナーの搬送除去を行な
つているので、吸引ブロワーの出力も小さくて済
み、ブラシは常に清浄にされ、トナーの飛散がな
い。この考案で特に重要なことは、ブラシ回転方
向側のケーシング壁面は、叩き板14によつて密
閉され、その反対側の壁面は、叩き板14との間
に距離があつて、そこに開口19が形成されてい
ることである。叩き板14の両側に開口を設けて
しまえば、前記したような負圧状態がブラシ内に
発生して、折角叩き板によつて除去したトナー
が、再びブラシに付着してしまうことになる。
この考案において、叩き板14は別部材とする
ことなく、ケーシングの壁面を延長し使用するこ
とができる。また、上記実施例において、容器1
7内に蓄積されたトナーは、スクリユー等によつ
て現像部に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の一実施例を示す概略断面図で
ある。 11……クリーニングブラシ、12……感光体
ドラム、13……ケーシング、14……叩き板、
15……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光体上の残留トナーを払拭するための回転可
    能なクリーニングブラシと、前記クリーニングブ
    ラシを囲むようにして設けられたトナー排出開口
    を有するケーシングと、前記クリーニングブラシ
    に付着したトナーを掻き落すために、前記ケーシ
    ングのトナー排出開口の前記クリーニングブラシ
    の回転方向側の壁面から他方の側の壁面に向けて
    前記ブラシに圧接して設けられ、他方の側の壁面
    とは距離を置いてある多数の穴を有する叩き板と
    を備えた感光体クリーニング装置。
JP17200279U 1979-12-12 1979-12-12 Expired JPS631327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17200279U JPS631327Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17200279U JPS631327Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5688255U JPS5688255U (ja) 1981-07-15
JPS631327Y2 true JPS631327Y2 (ja) 1988-01-13

Family

ID=29682818

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JP17200279U Expired JPS631327Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12

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JPS5688255U (ja) 1981-07-15

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