JPS63130551A - 4−ペンテナ−ル化合物の製造方法 - Google Patents

4−ペンテナ−ル化合物の製造方法

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JPS63130551A
JPS63130551A JP61274599A JP27459986A JPS63130551A JP S63130551 A JPS63130551 A JP S63130551A JP 61274599 A JP61274599 A JP 61274599A JP 27459986 A JP27459986 A JP 27459986A JP S63130551 A JPS63130551 A JP S63130551A
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pentenal
alumina
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Kazuhiro Okura
大蔵 和弘
Masaaki Kubo
正昭 久保
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の1 本発明は、4−ペンテナール化合物の新規な製造方法に
関するものである。本発明によって得られる4−ペンテ
ナール化合物は、香料、農薬、医薬品等の合成原料とし
て有用であり、例えばセスキテルペン類、ジャスモン等
の骨格形成に用いることができる。
差速!1支韮− アルデヒドの一般的な製造方法としては、オレフィンの
オキソ化法、アルコールの脱水素法およびオルトリン酸
エステルのグリニヤール反応等が知られている。これら
の方法では、副反応が多いため製品の純度が悪くなりや
すく原料に制限があったり、高温下での反応のため異性
化が起こりやすくなったり、さらに工業的には高価な原
L(を必要とするなど多くの困難や不利益がある。
さらに4−ペンテナール(ヒ合物の製造方法としては、
従来アリール転位を利用する方法が知られており、例え
ばに、C,Brannock、 J、A+n、Chem
、SOC,。
81、3379−83.(I959>および P、C,
SIagnus st、al、。
5ynth、 Commun、、 It)(4)、 2
73−8.(I981))の報告がある。しかしこれら
の方法は、いずれら均一系の酸触媒を用いるため、工業
的には耐酸性の反応装置が必要となるうえ後処理ら複雑
となっている。
また2−エチル−4−ペンテナールなどの2位に水素原
子の残っているアルデヒドを合成する場合は著しく収率
が低下する。
その池の4−ペンテナール(ヒ合拘の製造方法としては
、アリルブロマイドとイソブチルアルデヒド3アルカリ
の存在下反応させる方法(V、G、P!J−roh已 
iL、  al、、  Chl!m、  Ind、、 
 (I8)、  731−2.(I97!り)が知られ
ているが、この方法は収率が低く4−ペンテナール化合
物の工業的製造方法としては好ましくない。
日が  しようとする口題占 本発明は、通常の反応装置を用い、持に2位に水素原子
のある4−ペンテナール化合物を比較的高収率で工業的
に製造する方法を提供することを目的とする。
本発明は、一般式(■ン 0\/バ〉 〔式中R1、R2は水素原子または炭素数1ないし7の
アルモル基を表し、R1とR2は互いに同一でも相異な
っていてもよい〕 で示さ2’Lるジアリルアセタール化合物を固体酸触媒
の存在下に加熱することを特徴とする一般式(〔式中R
1、R2は前記定義に同じ〕 で示される4−ペンテナール化合物の製造方法に関する
ものである。
本発明の出発物質となるジアリルアセタール化合物は、
前記一般式(I)で示される化合物であり、例えばプロ
ピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、イソブチルアル
デヒド、n−バレルアルデヒド、2−エチル−ヘキサナ
ール、2−メチルオクナタールなどのアルデヒドのジア
リルアセタール化合物が挙げられる。
一般式(I)のジアリルアセタール1ヒ合物は、アルデ
ヒドをアリルアルコールでアセタール化することにより
容易に得られる。なお、原料のジアリルアセタール中に
はアセタール化反応の未反応物であるアリルアルコール
やアルデヒドが残留していてもよい。
本発明の目的1ヒ合物の4−ペンテナール(ヒ金物は一
般式(n)で示される化合物であり、例えば2−メチル
−4−ペンテナール、2−エチル−4=ペンテナール、
2,2−ジメチル−4−ペンテナール、2−プロピル−
4−ペンテナール、2−エチル−2−ブチル−4−ペン
テナール、2−メチル−2−ヘキシル−4−ペンテナー
ルなどがある。
本発明方法において触媒として用いられる固体酸は、[
酸イオンおよびアルミナまたは硫酸イオン、リン酸イオ
ンおよびアルミナを焼成して得られるものである。固体
酸を構成する各原子の比率は、硫酸イオンおよびアルミ
ナの場合、S /’ A t;が0.01ないし0.0
6で、硫酸イオン、リン酸イオンおよびアルミナの場合
、(P+S)、/AQが0.02ないし0.2、S 、
/ Pが0.02ないし0.8である。
本発明方法において用いる固体酸の使用量は、−i式(
I)のジアリルアセクール化合物に対して0.1ないし
20重量%、好ましくは0.5ないし10重量%である
。固体酸の使用量が20重量%を超えると分解、重合が
生じやすくなり、また選択率も低下する、0.5重量%
未満では反応が遅くなる。
本発明の固体酸を調製するには、硫酸、リン酸あるいは
それらのアルミニウム塩またはアンモニウム塩などを水
に溶解して得な硫酸イオンまたはリン酸イオンを含む水
溶液にアルミナを加えてよく混合し、乾燥後焼成すれば
よい。焼成温度は300゛C以上、好ましくは500な
いし900℃であり、焼成時間は工ないし10時間、好
ましくは2ないし4時間が適当である。得られた固体酸
はそのまま、もしくは2ないし10倍量の水で煮沸!、
fSl’A :’、@過水、先して反応に用いる。なお
、固体酸に用いるアルミナは特に限定されないが、英用
上扮木またはビーズ状の2・−アルミナが好ましい6本
発明の反応温度は、100ないし200 ’Cが好まし
く、100°C未満では反応が進行せず、また2 00
 Cを超足ると副反応が生じやすくなる。
不発明の反応は、以下に示すように脱アリルアルコール
と熱転位反応により目的の4−ペンテナール(ヒ合物が
得られるものである。
八〇 上記反応器つ)ら明ら71)なように本発明の方法では
、目的の4−ペンテナール化合物の他にアリルアルコー
ルが副成するので、反応生成物からアリルアルコールを
除く操作が必要となる。本発明における好ましい実施態
様を以下に示すが、この方法に限定されるものではない
原料となるジアリルアセタールと固体酸を充填塔を取り
付けた反応器に仕込み、加熱、攪拌を行い、充填塔より
反応生成物を留出させる。目的の4−ペンテナール化合
物がアリルアルコールと共沸する場合は、反応時に反応
器へ連続的にジアリルアセタールを供給する連続法によ
っても反応させることができる。4−ペンテナール化合
物とアリルアルコールが共沸して留出した場合は、留出
物を精留することにより目的の4−ペンテナール化合物
が得られ、また4−ペンテナール化合物が反応装置中に
残っている場合には、固体酸を濾別した後に蒸留するこ
と仲より目的の4−ペンテナール化合物が得られる。反
応装置に取り付ける充填塔は、原料のジアリルアセター
ルと副成するアリルアルコールとを分離できるものであ
ればよい。
すなわち、反応時に生成するアリルアルコールもしくは
アリルアルコールと4−ペンテナール化合物を留出させ
、原料ジアリルアセタールを反応器内に留まるようにさ
せればよい。
制御 本発明の方法によって効率よく4−ペンテナール化合物
が得られる詳細な作用機構は不明であるが、以下のよう
な理由によるものと思われる。
すなわち、本発明方法の固体酸がルイス酸として働き、
適度な温度つまり熱転位の進行しやすい温度で脱アリル
アルコールが起こることから、重合しゃすいα−不飽和
エーテル1の濃度を常に低く保ち、重合を防ぐと同時に
速やかに目的の4=ペンテナ一ル化合物へ転位させるた
めと思われる。
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
実」[例」− 留出部にガラスピーズを約ioam充填した塔を装着し
たIQのフラスコに、アリルアルコールを含む純度82
.6%のブチルアルデヒドジアリルアセタール500g
と、固体酸く5重量%の硫酸イオンと10重量%のリン
酸イオンを担持したγ−アルミナ)10gを仕込み加熱
攪拌を行い、塔頂の温度が100〜110°Cの範囲で
留出させると同時に留出量と等量の原料を反応フラスコ
内に滴下した。反応時間55時間で原料を3579.9
5g使用し、留出液量は313394gとなり留出液中
には2−エチル−4−ペンテナール、アリルアルコール
の他に少量のヘキサンおよびブチルアルデヒドジアリル
アセタール、2−ブテニルアリルエーテル等が含まれて
いた。この留出液を精留して2−エチル−4−ペンテナ
ール1533.11g〈理論収率89.7%)を得た。
実施例2 約30cmの充填塔(ガラス製のスパイラル状充填物を
詰めたもの)を取り付けたICの四ツロフラスコに、ブ
チルアルデヒドジアリルアセタール425gと、固体酸
く5重量%の硫酸イオンと10%のリン酸イオンを担持
したγ−アルミナ)30gを仕込み、加熱攪拌を行い、
充填塔の塔頂の温度が95〜115°Cになるように保
ち、生成物を留出させた。このときの反応液の温度は、
15O〜185°Cであった。
留出液中には、アリルアルコール、2−ブテニルアリル
エーテルおよび2−エチル−4−ペンテナールが含まれ
ており、これを精留して、2−エチル−4−ペンテナー
ルを無色透明な液(*(沸点137〜140°C)とし
て175g(理論収率62.5%)得た。
1哩纏肱1 本発明方法の固体酸を用いることにより、耐酸性でない
通常の反応装置を使用して4−ペンテナール化合物(特
に2位に水素原子の残っている4−ペンテナール(ヒ合
拘)を選択的に高収率かつ工業的に有利に製造すること
ができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_1、R_2は水素原子または炭素数1ないし
    7のアルキル基を表し、R_1とR_2は互いに同一で
    も相異なっていてもよい〕 で示されるジアリルアセタール化合物を、硫酸イオンお
    よびアルミナ、または硫酸イオン、リン酸イオンおよび
    アルミナを焼成して得られる固体酸の存在下に加熱する
    ことを特徴とする一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中R_1、R_2は前記定義に同じ〕 で示される4−ペンテナール化合物の製造方法。 2、固体酸を構成する原子比が、硫酸イオンおよびアル
    ミナの場合、S/Alが0.01ないし0.06で、硫
    酸イオン、リン酸イオンおよびアルミナの場合、(P+
    S)/Alが0.02ないし0.2、S/Pが0.02
    ないし0.8の固体酸である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
JP61274599A 1986-11-18 1986-11-18 4−ペンテナ−ル化合物の製造方法 Expired - Lifetime JPH0749380B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4984957A (en) * 1988-08-08 1991-01-15 Kubota, Ltd. Work-implement adapter for front loader
FR2661408A1 (fr) * 1990-04-27 1991-10-31 Rhone Poulenc Nutrition Animal Procede de preparation de citral.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4984957A (en) * 1988-08-08 1991-01-15 Kubota, Ltd. Work-implement adapter for front loader
FR2661408A1 (fr) * 1990-04-27 1991-10-31 Rhone Poulenc Nutrition Animal Procede de preparation de citral.

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