JPS6312894A - ロ−タリ−コンプレツサ - Google Patents

ロ−タリ−コンプレツサ

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JPS6312894A
JPS6312894A JP15482886A JP15482886A JPS6312894A JP S6312894 A JPS6312894 A JP S6312894A JP 15482886 A JP15482886 A JP 15482886A JP 15482886 A JP15482886 A JP 15482886A JP S6312894 A JPS6312894 A JP S6312894A
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Japan
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cast iron
vane
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less
roller
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JP15482886A
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Mikio Miyamoto
宮本 幹夫
Yoshikatsu Nakamura
中村 義勝
Osamu Kawamura
治 川村
Souichi Shimomura
霜村 創一
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Nippon Piston Ring Co Ltd
Original Assignee
Nippon Piston Ring Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/08Rotary pistons
    • F01C21/0809Construction of vanes or vane holders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [従来の技術] 現在、家庭用電気製品で使用するロータリーコンプレッ
サは軽量、小型化するとともに、低コスト化、高性能化
の要求から各部品を形成する材料においても改良が求め
られている。すなわち、ロータリーコンプレッサは第1
図に示すように、ケース101ハウジング11、ハウジ
ングの溝に収容されるベーン12、ローラ13等から構
成されるが、これらの中でも特に耐摩耗性が要求されて
いるのがベーン12とローラ13である。
ローラ材は現在、Ni −Cr−Mo鋳鉄、FC鋳鉄、
共晶黒鉛鋳鉄、鉄系固相焼結合金が一般的であり、それ
に対してベーン材はハードナブル鋳鉄、5KH9材、鉄
系固相焼結合金が用いられている。
[発明が解決しようとする問題点コ しかるにベーン材をハードナブル鋳鉄や5KHO材で形
成した場合は高負荷時にスカッフィングや摩耗が起き、
また加工工数が多くコスト高となっていた。
また鉄系固相焼結合金で形成したベーンは連続空孔が多
いため、油焼入れによる汚れや研削液、砥粒の残存等に
よる弊害や摺動時に空孔から潤滑油が逃げて油膜が形成
されにくい等の弊害があるために封孔処理を施すことが
必要であった。また材料強度が小ざく、耐摩耗性にも劣
っていた。
そこで本発明の目的は、ローラと組み合わせて優れた性
能を発揮するベーン、特に優れた耐摩耗性と耐スカッフ
ィング性及び高強度を有し、製造コストの低いベーンを
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明によれば、ローラがN
i −cr−Mo鋳鉄、FC鋳鉄、共晶黒鉛鋳鉄、もし
くは鉄系焼結合金のうちの一つからなり、該ローラと組
み合わせて使用するベーンが鉄以外に炭素05〜4.0
重世%、クロム5.0〜3αO重量%を含み、更に炭化
物形成元素であるNb、刊、■。
Wのうち1種または2種以上を20重量%以下含み、か
つ、基地強化元素であるNi、 Mo、 Co、 Cu
Mnのうちいずれか1種または2種以上を10重量%以
下含み、更に1250’C以下で液相焼結を行なわしめ
るP、 B、 Siのうち1種または2種以上をα1〜
5.0重量%含有し、02〜10@量%の焼結空孔を有
する焼結合金からなるロータリーコ     ゛ンプレ
ッサが提供される。
また前記ベーンにおいて、先端もしくは側面に窒化処理
を施すことによって、耐スカッフィング性をより向上さ
せることができる。
本発明のベーン材において各成分の数値を限定した理由
は、以下の通りである。
炭素は基地の強化、析出硬質相(Feを含むcrの炭化
物)を生ぜしめ、耐摩耗性を具備するに必要な元素であ
る。合金成分の炭素の限定理由は以下の通りである。0
5重量%未満では析出硬質相聞が不充分で高負荷の摩耗
に耐え難く、また高強度の基地が得られない。4.0重
量%超では析出硬質相量が多く、かつ大きく成長するた
めに脆化する。
液相焼結はより高温で焼結することにより可能であるが
、焼結炉の耐久性の問題から1250℃以下で充分な液
相を発生させることが必要である。
燐、ホウ素、シリコン等は1250℃以下で液相焼結を
行わせる元素であるので有効であり、液相の量は少なく
なりすぎると強度の向上が得られず、また液相の量が多
くなりすぎると、寸法精度の高い焼結体が得られない。
従って前記の理由に基づき燐、ホウ素、シリコンのうち
1種または2種以上を01〜5.0重量%の範囲で用い
る。ここにおいて添加量と焼結温度は反比例的相関関係
となる。
Crは基地の強化及び炭素と化合し析出硬質相を形成す
るに重要な元素である。ここにおいて、crの添加量が
5.0重量%未満では、後述するNb1刊、■、Wのう
ち1種または2種以上を20重量%以下添加する量と関
連を有するのであるが、一般に析出硬質相が不足し、良
好な耐摩耗性が得られない。30重量%超では、耐摩耗
性に顕著な向上が認められず、徒らに価格の上昇を招く
だけである。
しかも被削性が悪くなる。
Nb、 Ti、 V、 Wは基地中に微細なこれらの炭
化物を析出させることにより、耐摩耗性、耐スカッフィ
ング性を向上させることを目的として添加されるもので
あるが、20重量%超になると、これらの炭化物の析出
が過大となるため、相手材を著しく摩耗させてしまう。
空孔率については、その10容量%超では焼結が不充分
な為、粒子間結合強度が弱く、疲労破壊し易いのでピッ
チング摩耗を誘起し易く、また機械的強度も劣化するの
で10%以下と限定する。
また、α2容量%未満では油膜りが少なく、油保持性が
悪くスカッフ摩耗し易くなる。またこの範囲の空孔率と
すれば封孔処理を行なわずに使用することができる。
さらに、Ni、 )to、 Co、 cu、 Mnのう
ちいずれか1種または2種以上が基地組織を強化するた
めに、10重量%以下含まれる。10重量%以下の添加
で基地組織強化の目的は十分達成でき、10重量%超で
は経済性の点で不都合である。
ざらに本発明は焼結後においては主としてパーライトで
あるが組合せて使用される相手ローラ材により基地組織
を強化することが可能である。基地組織を強化する方法
としては焼結後熱処理を施し主としてベーナイト又は主
としてマルテンサイトの組織にすることができる。この
場合は耐ピツチング性が更に向上する。例えば焼結後8
70℃に加熱後約400℃ソルトバスにて約10〜40
時間熱処理を施すと基地組織はベーナイトになる。
又870℃に加熱後常温の水又は油にて熱処理を施すと
基地はマルテンサイトになる。
本発明の焼結合金材は、基地中に比較的大きなりロム炭
化物、および微細なりロム炭化物と微細なNb、 ′T
i、 V、 Wの1種もしくは2種以上の炭化物が析出
するため、極めて良好な耐摩耗性、耐スカッフィング性
が発揮される。また、Ni、 Mo、 Co。
CD、 Hnの内の1種もしくは2種以上が添加され、
かつ液相焼結されているため基地が強化されており、そ
のため高面圧下等の苛酷な使用条件においても優れた耐
摩耗性を有する。
以上のように成分量を調整したベーン材は焼入れを施し
た後、窒化処理を施すことによって表面硬度が高くなり
、相手材の摩耗量をさらに少なくするとともに、耐スカ
ッフィング性、耐疲労性、耐食性を改善することができ
る。この場合、窒化処理後にベーン先端の窒化層の厚さ
が表面から2μ以上となるように調整するものである。
さらには本発明のベーン材の耐摩耗性を効果あるものと
するために、相手ローラ材はn+−Cr−NO鋳鉄、F
C鋳鉄、共晶黒鉛鋳鉄、もしくは鉄系焼結合金のうちか
ら選択する。これによってベーン、0二う共に摩耗量を
著しく減少させることができる。
[実施例] 以下、実施例および比較例に基づき、本発明の性能確認
試験結果を説明する。
第1表に示す通り、本発明ベーン材としてMo。
1〜4の組成、表面硬度、空孔率を有する焼結合金を5
.Ot/cmのプレス面圧で粉末をプレス成形後、アン
モニア分解ガス雰囲気の炉に入れ、1100〜1180
℃℃の温度で1時間焼結して得た。NO,4については
焼結後ざらにガス窒化処理を5時間、550℃で行ない
表面から5μの厚さの窒化層を形成した。
また比較用ベーン材としてN005〜8の組成、硬度、
空孔率を有する材料を得た。この場合Mo。
5はバードナブル鋳鉄、NO,6は5UP9鋼、Mo、
7は5KH9鋼、NO,8は固相焼結材である。
以上、Mo、1〜8のベーン材について、アムスラ一式
摩耗試験に供した。ベーン材を平面接触上り摩耗試験機
における固定片とし、これら固定片を相手材すなわちN
i−Cr−Mo鋳鉄で制作された円板状試料に圧接し、
その圧接面に対し常時潤滑油を供給しつつ円板状試料を
回転させた。
試験条件は以下の通りである。
荷重−100Kg、周速540r、l)、m、潤滑油・
・・スニソ4GS1油温・・・室温。
以上の試験方法によって各々の試料について、スカッフ
ィング発生時間を測定したが、第1表に示される通り、
本発明材は比較材に比してスカッフィング発生時間の著
しい長さを示した。
[発明の効果] 以上述べたように、また試験によっても示されたように
、本発明のコンプレッサにおけるベーン材は従来材と比
較して優れた耐摩耗性と高強度を有し、また低いコスト
で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロータリーコンプレッサの構造を示す
縦断図面である。 12・・・ベーン、13・・・ローラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ロータリーコンプレッサのローラがNi−Cr
    −Mo鋳鉄、FC鋳鉄、共晶黒鉛鋳鉄、もしくは鉄系焼
    結合金のうちの一つからなり、該ローラと組み合わせて
    使用するベーンが鉄以外に炭素0.5〜4.0重量%、
    クロム5.0〜30.0重量%を含み、更に炭化物形成
    元素であるNb,Ti,V,Wのうち1種または2種以
    上を20重量%以下含み、かつ、基地強化元素であるN
    i,Mo,Co,Cu,Mnのうちいずれか1種または
    2種以上を10重量%以下含み、更に1250℃以下で
    液相焼結を行なわしめるP,B,Siのうち1種または
    2種以上を0.1〜5.0重量%含有し、0.2〜10
    容量%の焼結空孔を有する焼結合金からなるロータリー
    コンプレッサ。
  2. (2) 前記特許請求の範囲第1項において、前記ベー
    ンに窒化処理を施したことを特徴とするロータリーコン
    プレッサ。
JP61154828A 1986-07-01 1986-07-01 ロータリーコンプレッサ Expired - Fee Related JPH0684756B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5616017A (en) * 1994-12-28 1997-04-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Rotary compressor having a cylinder portion formed of a valve sheet
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JPS6140476A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Toshiba Corp 回転式圧縮機

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