JPS63126750A - 円筒容器外面への連続階調印刷方法 - Google Patents

円筒容器外面への連続階調印刷方法

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JPS63126750A
JPS63126750A JP27317186A JP27317186A JPS63126750A JP S63126750 A JPS63126750 A JP S63126750A JP 27317186 A JP27317186 A JP 27317186A JP 27317186 A JP27317186 A JP 27317186A JP S63126750 A JPS63126750 A JP S63126750A
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JP
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ink
color
printing
inks
plate
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JP27317186A
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Yuichi Uetake
植竹 優一
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ツーピース缶(主として、ビール。
炭酸飲料、果汁・無果汁飲料、嗜好飲料用であって、缶
蓋とボトムから成る缶)等の円筒容器外面へ濃淡のある
写実的デザインを連続階調で印刷する連続階調印刷方法
に関する。
(従来の技術) 従来、缶胴(円筒容器の一例)外面への印刷方法として
は、例えば、特開昭56−72958号公報に記載され
ているような方法が知られている。
この従来技術の公報には、公報図面第4図に示されるよ
うなドライオフセット印刷機を用いたドライオフセット
印刷方法(ベタデザイン印刷方法とも呼ばれる)と、公
報図面第1図〜第3図及び第5図に示されるような連続
階調印刷方法(網点印刷方法とも呼ばれる)が表記され
ている。
前者のドライオフセット印刷方法は、多数のインキロー
ラーによって練りならされたインキを、複数プレートシ
リンダーにセットされた各版の凸部に塗着させ、各凸部
のインキを転写ロールに設けられた同一ブランケット上
に順に転写させ、転写された全色を同時にローターの各
キャンサポートに支持された缶胴に転写させ、前記転写
ロールと前記ローターとを回転同調させることにより連
続して印刷を行なう方法である。
後者の連続階調印刷方法は、多数のインキローラーによ
って練りならされた基本色によるインキを、複数プレー
トシリンダーにセットされた各版の凸部に塗着させ、各
凸部のインキを転写ロールに設けられた各ブランケット
上にそれぞれ転写させ、転写された各色をローターの各
キャンサポートに支持された缶胴を一回転させる毎に一
色づつ独立させて転写させていき、前記転写ロールと前
記ローターとを回転同調させることにより印刷を行なう
方法である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の従来方法は、ツーピース缶の缶胴
印刷に多く用いられているし、毎分50O缶〜tooo
缶という高速印刷が可能であるという長所をもつが、以
下に述べるような問題点があった。
■ 各色が互いに色の重なり(ラップ)が生じないよう
に、「逃がし」が製版処理されていて、デザイン的には
、ベタデザイン十文字に制約されてしまい(一部に線画
やモノトーンがある)、写実的な連続階調のデザインの
印刷が出来ない。
一方、後者の従来方法は、連続階調印刷(網点印刷)が
可能であるという長所をもつが、以下に述べるような問
題点があった。
■ 例えば、基本の4色だけを印刷する場合であっても
缶胴を4回転させる必要があり、印刷速度が174以下
となる。
■ インキの色として、シアン(藍色)、マゼンタ(紅
色)、イエロー(黄色)、ブラック(墨色)の基本4色
が最小限度必要であり、連続階調印刷以外の部分で使え
る色が制約される。
■ 缶胴を支持するキャンサポートが印刷中に缶胴を確
実に保持するために複雑な機構を必要とするし、各色を
印刷する時に色ズレが生じないように回転同調タイミン
グが正確に得られる機構を必要とする等精密な機械精度
が要求される。
■ スリーピース缶の缶胴印刷のように、缶成形前であ
って、缶胴がフラットな展開状態の時に印刷する場合に
は、−色を転写する毎にインキを焼付乾燥させながら行
うので問題ないが、焼付乾燥を行なわないでインキを重
ね塗りをする場合には、インキの逆トラッピング(缶胴
に転移したインキがその次に転移するインキに引き寄せ
られる現象)を防止するため、インキのタック差(イン
キの引きちぎり硬さの差)をつける必要があり。
このタック差の微妙なコントロール(ウェットトラッピ
ング技術)は複雑で技術的にも難しい。
尚、タック差は、最初に缶胴に転移させる色を最も高い
タック値とし、上に塗り重ねる色の順に順次タック値を
低くしていくのが普通である。
そこで、公知のドライオフセット印刷機を用いて連続階
調印刷を行なおうとするのが本発明であるが、ウェット
トラッピング技術を駆使したとしても、以下に述べるよ
うな問題が発生する。
■ 第8図及び第9図に示すように、同一プランケラ)
E上に、4色以上のインキを転移させると、版A−Dか
らプランケラ)E5のインキの転移は可能であるが、被
印刷物(缶胴X)へのインキの転移時には、ブランケッ
トE上のインキの最上層部D1のみ缶胴Xに転移し、大
半は、プランケラ)E上に保持されてしまう(CI、B
 1.A 1 )という現象が生じる。
■ 第10図に示すように、同一プランケラ)E上で各
色の重なる部分では、印刷後、1色目A1〜4色目D1
のタックバランスが崩れ、色混じりを生じる。
すなわち、缶胴Xへの印刷前にはプランケラ)E上でタ
ックバランスがとれているが、缶胴Xへの印刷後、■で
述べたように、インキの転移が完全に行なわれないので
、2色目Bl、3色目C1の軟らかいインキの上に1色
目のインキA1が重なり、インキ混じりを生じる。
言い換えれば、2色目及び3色目のインキのある部分B
 1.C1では、1色目のインキA1が版A〜Dより転
移せず、逆にプランケラ)E上の2色目、3色目のイン
キBl、C1を1色目のインキ゛A1が引き寄せてしま
い、図外のインキ練りローラーを介してインキ供給元ま
で戻る現象が生じて、色混じりが発生することになる。
これらの問題点を解決するためには、各インキの重なり
をなくすことが必須であるが、単に物理的にインキの重
なりをなくしただけでは中間色が表現できず、デザイン
的に成り立たない。
また、第11図に示すように、基本色に含まれるシアン
C,マゼンタM、イエローYのインキがC−M、M−Y
、C−Y等のように、印刷機の精度によっては微小な印
刷ズレでもインキ混じりを生じる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決すること、すなわ
ち、高速印刷が可能なドライオフセット方式で連続階調
印刷を行なうことを目的としてなされたもので、この目
的達成のために本発明では、円筒容器外面に施そうとす
るデザインを、インキ混じりが生じても影響のない同一
色相系に色分解し、この色分解により得た同一色相系の
色のインキをそれぞれ用意すると共に、同一色相系毎に
各版の凸部を形成し、多数のインキローラーによって練
りならされた前記各インキを、複数プレートシリンダー
にセットされた前記各版の凸部に塗着させ、各凸部のイ
ンキを転写ロールに設けられた同一ブランケット上に順
に転写させ、ブランケット上に転写された全色を同時に
ローターに支持された円筒容器に転写印刷させ、前記転
写ロールと前記ローターとを回転同調させることにより
ドライオフセット方式で連続して印刷を行なうよにした
ことを特徴とする方法とした。
(作 用) 本発明の円筒容器外面への連続階調印刷方法では、上述
のように、円筒容器外面に施そうとするデザインを、イ
ンキ混じりが生じても影響のない同一色相系に色分解し
、この色分解により得た同一色相系の色のインキをそれ
ぞれ用意すると共に、同一色相系毎に各版の凸部を形成
し、これらのインキ及び版を用いてドライオフセット印
刷機により連続印刷を行なう方法としたため、円筒容器
外面に対して、高速で連続階調印刷を行なうことが出来
る。
尚、理論的には、インキの各色が重ね塗りとならないよ
うに、色分解に従って凸部が形成されるが、実際には、
多数の円筒容器を印刷していると微小な位置ズレを生じ
、インキが違う版に転移されることがある。
しかし、この場合にも、同一色相系に色分解されている
ことで、インキ練りローラーを介してインキ供給元まで
戻ったら、転移された色が供給元のインキに吸収されて
しまい、印刷の質を低下させるような色混じりが生じる
ことはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、ツーピース缶の缶
胴(円筒容器の一例)にオレンジのデザインを施す場合
の連続階調印刷方法を例にとる。
まず、実施例方法に使用されるドライオフセット印刷機
Pの構成を説明する。
実施例方法に使用されるドライオフセット印刷機Pは、
第1図に示すように、ローター1、インキ練りローラー
2A 、2B 、2C,2D、プレートシリンダー3A
 、3B 、3C,3D、版4A。
4B 、4C,4D、凸部4a、4b、4c、4d、転
写ロール5、ブランケット6A、6B、6C,6Dを主
要な構成としている。
前記ローター1は、缶胴Xを印刷の為に回転移送させる
手段で、基台10に支持された軸11に対して回転可能
に設けられ、ローターlの外周部には缶胴Xを回転可能
に支持する図外のマンドレルが等間隔で列設されている
尚、ローター1の上部位置には、缶胴Xの供給シュート
12が配設され、前記転写ロール5と転がり接触する印
刷ステーションの反対側位器には、印刷後の缶胴Xを次
の工程に移送する搬出コンベア13が配設され、ロータ
ー1の下部位置には、ローター1を回転駆動させる駆動
ローラーl4が配設されている。
前記インキ練りローラー2A、2B、2C,2Dは、イ
ンキを多数のインキローラーにより練りならし、練りな
らしたインキをプレートシリンダー3A、3B、3C,
3Dにセットされた版4A、4B、4C,4Dの凸部4
a、4b、4c。
4dに塗着させる手段で、第2図に示すように、インキ
ケースと多数のローラーにより構成されている。
尚、インキ練りローラー2Aは緑色インキg用であり、
インキ練りローラー2Bは黄色インキy用であり、イン
キ練りローラー2Cは橙色インキθ用であり、インキ練
りローラー2Dは濃橙色インキd用である。
前記プレートシリンダー3A、3B、3C,3Dは、外
周に版4A、4B 、4C,4Dが巻着され、版4A、
4B、4G、4Dの凸部4a、4b 、4c 、4dに
塗着されたインキg、y、0゜dを転写ロール5のプラ
ンケラ)6A、6B、6C,6D上に転写させる為の手
段で、前記インキ練りローラー2A 、2B 、2C,
2Dの端部に転がり接触状態で設けられる。
前記版4A 、4B 、4C,4Dとしては1缶胴Xに
施そうとするオレンジのデザインを、葉の部分と果実部
分とに分け、葉の形状の凸部が形成された緑色インキg
用の版4Aと、果実部分を黄色、橙色、濃橙色の同一色
相系に色分解し、この色分解により得た各色y、o、d
の領域(互いに重なり合わない)を凸部4b 、4c 
、4dに形成した版4B 、4C,4Dが用いられる。
前記転写ロール5は、外周上に複数設けられたブランケ
ット6A、6B、6C,6D上に転写された余色のイン
キg、Y、oldを同時にローター1に支持された缶胴
Xの外表面に転写させる手段で、基台10に支持された
軸15に対して回転可能に設けられる。
尚、この転写ロール5と前記ローター1とは、順次回転
移送される缶胴Xに対し各ブランケット6A、6B、6
C,6Dから連続して転写印刷を行なうことが出来るよ
うに回転同調させている。
次に、実施例の連続階調印刷方法を、特徴的な製版方法
と、前述のドライオフセット印刷機Pを用いた印刷方法
と、に分けて説明する。
(イ)製版方法 缶胴Xの外表面に施したいオレンジのデザインのうち果
実部の製版方法について、まず、第7図で示す様な色分
解、網掛け、網ポジマスク掛けの方法を述べる。
これは、公知のカラースキャナーを用いてデザインをシ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本4色に分解
する。
そして、色の濃度を段階的に網点面積率に変える「網か
け」を行ない、「網ネガ」を作成する。
前述の網ネガの作成後、ブラックネガからブラック版を
作る。
また、イエロー網ネガにブラックポジを重ねてイエロー
版を作る。
また、マゼンタ網ネガには、ブラックポジとイエローポ
ジを重ねてマゼンタ版を作る。
最後に、シアン網ネガに、ブラック、マゼンタ。
イエローの各ポジを重ねてシアン版を作る。
この方法を基本として、実施例の製版方法について、第
5図及び第6図により述べる。
まず1缶胴Xの外表面に施したいオレンジのデザインの
うち果実部の色分解は、例えば第3図に示すように、イ
ンキ混じりが生じても影響のない同一色相系、すなわち
、黄色、橙色、濃橙色に色分解する。
そして、色分解に従って各色毎に「網かけ」を行ない、
黄色ネガ、橙色ネガ、濃橙色ネガによる網ネガを作成す
る。
前述の網ネガ作成後、第6図に示すように、黄色ネガと
橙色ポジと濃橙色ポジとから黄色版4Bを作る。
また、橙色ネガと濃橙色ポジとから橙色版4Cを作る。
最後に、濃橙色ネガから濃橙色版4Dを作る。
このようにして、オレンジの果実部を印刷する各版4B
、4C,4Dが製造される。
尚、各版4B 、4C,4Dの凸部4b、4c、4dは
、缶胴Xへの転写印刷時に生じるわずかな色の広がりを
考慮して転写面積を少し狭く形成している。
(ロ)印刷方法 第1図及び第2図で示したドライオフセット印刷機Pを
用いて印刷を行なうに先立って、前述の製版方法により
製造した各版4A、4B、4C。
4Dを、対応するプレートシリンダー3A、3B 、3
C,3Dにセットすると共に、緑色、黄色、橙色、濃橙
色のインキglV、oIdを各インキ練りローラー2A
 、2B 、2C,2Dに供給する。
そして、印刷機Pを作動させると、多数のインキローラ
ーによって練りならされた各インキg。
y、o、dが、各版4A 、4B 、4C,4Dの凸部
4a、4b、4c、4dに塗着される。
次いで、第4図に示すように、凸部4a、4b、4c、
4dに塗着された各色のインキg。
y、o、dは、転写ロール5に設けられた同一ブランケ
ット6A、6B、6C,6D上に順に転写され、最後の
プレートシリンダー3Dを経過した時点で全ての色のイ
ンキgay、otclが一つのブランケット6Dに転写
されることになる。
次いで、余色が転写されたブランケット6Aがローター
lにより回転移送される缶胴Xとの印刷ステーション位
置までくると、周速が同じ状態で転がり接触をしながら
全色が同時に缶胴Xの外表面に転写印刷される。
尚、ローターlにより回転移送される缶胴Xの外表面に
はあらかじめ白色による下地塗料Wが施されている。
従って、缶胴X表面には、第3図で示すように、基本的
にはベタ印刷手法をとりながらも、黄色と橙色と濃橙色
とによる同一色相系の3色のインキV * Oe dで
作り出される画像により質感のあるオレンジとなり、い
わゆる連続階調の印刷を行なうことが出来る。
以上説明してきたように、実施例の缶胴X表面への連続
階調印刷方法にあっては、以下に述べるような効果が得
られる。
■ オレンジのデザインを黄色と橙色と濃橙色による同
一色相系に色分解し、分解した各色のインキy、O1d
を用意すると共に、各色毎に各版4B、4C,4Dの凸
部4b、4c、4dを形成し、これらのインキy、o、
d及び版4B、4G、4Dを用いてドライオフセット印
刷機Pにより連続印刷を行なう方法としたため、缶胴X
外面に対して、高速で、しかも質感のある連続階調印刷
を行なうことが出来る。
■ デザインの色分解を同一色相系に分解する手法をと
り、同一色相系の色のインキy、o、dを用いるように
したため、多数の缶胴Xを印刷している時に微小な位置
ズレを生じ、インキが他の版に転移してしまっても、イ
ンキ練りローラー2B、2C,2Dを介してインキ供給
元まで戻ったら、転移された色のインキが供給元のイン
キに吸収されてしまい、印刷の質を低下させるような色
混じりが生じることがない。
■ 各版4B、4C,4Dの凸部4b、4c、4dを形
成するにあたって、缶胴Xへの転写印刷時に生じるわず
かな色の広がりを考慮して転写面積を少し狭く形成して
いるため、前記色混じりの頻度を非常に小さく抑えるこ
とが出来る。
以上、本発明の実施例方法を図面により詳述してきたが
、具体的な方法はこの実施例に限られるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲における方法や使用する
印刷機の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、ツーピース缶の缶胴Xに印刷する
例を示したが、円筒容器であれば実施例以外の容器に対
しても適用することが出来る。
また、実施例では、連続階調印刷のデザインとしてオレ
ンジの例を示したが、デザインとしてはこれに限定され
るものではなく、同一色相が用いられるのデザインには
全て適用出来るということは言うまでもない。
例えば、他の果実の例を挙げると、グレーズの場合には
、同一色相系の色として、紫色、藍色、赤紫色を用いる
ことが出来、また、アップルの場合には、赤色、橙色、
赤紫色を用いることが出来る。
また、実施例では、ドライオフセット印刷機Pとして、
4色による印刷機の例を示したが、周知のように、6色
による印刷機であってもよいし、さらには、5色や6色
以上が使える印刷機を用いてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の円筒容器外面への連
続階調印刷方法にあっては、円筒容器外面に施そうとす
るデザインを、インキ混じりが生じても影響のない同一
色相系に色分解し、この色分解により得た同一色相系の
色のインキをそれぞれ用意すると共に、同一色相系毎に
各版の凸部を形成し、これらのインキ及び版を用いてド
ライオフセット印刷機により連続印刷を行なう方法とし
たため、円筒容器外面に対して、高速で連続階調印刷を
行なうことが出来るという効果が得られる。
また、インキが違う版に転移した場合であっても、同一
色相系に色分解されていることで、印刷の質を低下させ
るような色混じりが生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の連続階調印刷方法に用いられるドライ
オフセット印刷機の一例を示す図、第2図はドライオフ
セット印刷機のインキ練りローラーを示す図、第3図は
オレンジのデザイン例を示す図、第4図は実施例印刷方
法の作用説明図、第5図はオレンジの製版手法の流れ説
明図、第6図は黄色版の製版手法の具体例を示す図、第
7図は従来の網点印刷での製版手法の流れ説明図、第8
図〜第10図はドライオフセット印刷機を用いて重ね塗
りにより連続階調印刷を行なった場合の問題点説明図、
第11図は連続階調印刷で用いられる基本3色を示す図
である。 P・・・ドライオフセット印刷機 l・・・ローター 2A 、 2B 、 2C、2D ・・・インキ練りローラー 3A、3B、3C,3D ・・・プレートシリンダー 4A、4B、4C,4D ・・・版 4a、4b、4c、4d ・・・凸部 5・・・転写ロール 6A、6B、6C,6D ・・・ブランケット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)円筒容器外面に施そうとするデザインを、インキ混
    じりが生じても影響のない同一色相系に色分解し、この
    色分解により得た同一色相系の色のインクをそれぞれ用
    意すると共に、同一色相系毎に各版の画像を形成し、 多数のインキローラーによって練りならされた前記各イ
    ンキを、複数プレートシリンダーにセットされた各版の
    凸部に塗着させ、 各凸部のインキを転写ロールに設けられた同一ブランケ
    ット上に順に転写させ、 ブランケット上に転写された全色を同時にローターに支
    持された円筒容器に転写印刷させ、前記転写ロールと前
    記ローターとを回転同調させることによりドライオフセ
    ット方式で連続して印刷を行なうよにしたことを特徴と
    する円筒容器外面への連続階調印刷方法。
JP27317186A 1986-11-17 1986-11-17 円筒容器外面への連続階調印刷方法 Pending JPS63126750A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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