JPS63120603A - スリツプキヤステイング成形法 - Google Patents

スリツプキヤステイング成形法

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JPS63120603A
JPS63120603A JP26813286A JP26813286A JPS63120603A JP S63120603 A JPS63120603 A JP S63120603A JP 26813286 A JP26813286 A JP 26813286A JP 26813286 A JP26813286 A JP 26813286A JP S63120603 A JPS63120603 A JP S63120603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip
cavity
air
aggregate
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP26813286A
Other languages
English (en)
Inventor
幹也 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、気泡欠陥の無い成形体を得るスリップキャス
ティング成形法に関する。
[従来の技術〕 スリップキャスティング法に於いて、スリップ中に含ま
れる気体および注入時のまきこみ気体は、型自体を振動
させるなどの機械的手段により除去を行なっている。と
ころが形状がこみいった成形体を得る場合には、型に振
動を与えるだけでは脱気が不十分で、例えば減圧下でス
リップ媒液の注入を行う必要がある。さらにこみいった
形状の成形体はスリップキャスト法で成形を行なった後
離型の段階で損傷をおこしやすい。これを解決する方法
として特公昭56−28687@には、キャビティの主
要部をワックスの如き有機材料を使用し残部のキャビテ
ィおよび、コア部をスリップ媒液吸収材料からなるスリ
ップキャスト型を使用して成形体を得たのち有機材料を
熱で除去する方法の開示がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、本体部を有機材料を用いた場合気泡がスリッ
プキャスト型の内部に滞留しやすく、振動などの機械的
な方法によっても除去されないため集積体や成形体に気
泡による欠損が発生ずる。
本発明はこの気泡によって生じる欠陥を解消することを
目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、キャビティを形成する一部のキャビティ面を
もちスリップ媒液吸収材料でできたコア部と、該コア部
と一体化して該キャビティを形成する残部のキャビティ
面をもちかつ該キャビティに連通づる導入口および空気
抜き孔を有し熱または溶媒で除去可能な有機材料ででき
た本体部とからなるスリップキャスト型に、スリップを
該導入口より該キャビティに入れ該キャビティ内の空気
を該空気抜き孔より排出させるスリップ導入工程、該キ
ャビティ内の空気を排出した後該空気抜き孔を閉じ該コ
ア部に該キャビティの該スリップ媒液を吸収させて該キ
ャビティ内に該スリップの固体粒子からなる集積体を形
成する成形工程、該集積体が形成された該スリップキャ
スト型に熱または溶媒を作用させ該本体部を除去して該
集積体を得る除去工程を順次実施することを特徴とする
ものである。
該スリップキャスト型は、コア部と本体部とからなりコ
ア部はキャビティを形成する一部のキャビティ面をもち
スリップ媒液を吸収し該スリップキャスト型内に固体粒
子からなる集積体を形成する。該コア部は石膏などの媒
液を吸収する材質のものが使用される。本体部はキャビ
ティ面を持ち、キャビティに連通する導入口と空気抜き
孔を存する。該本体部は、熱または溶媒による除去可能
な有機材料で形成されておりスリップ媒液と非反応性で
あり例えばワックスが用いられる。空気抜き孔は該本体
部の上端部に設け、スリップ媒液の注入時に排気しやす
い場所に?Il数個設ける。形状は特に問わないがシリ
コンゴムなとの自硬性のグリス材料にて容易に密封でき
る形状である。
スリップは、通常のスリップキャスト成形の場合と同様
に媒液にセラミック粉末を分散させて形成する。媒液と
しては、通常アルコール、水が用いられる。スリップに
は無機解膠剤、有機解膠剤、結合剤を含有させることが
でき、さらには流動性の増大やキャビティ面への謬れ性
を良くするため界面活性剤を含有させることも出来る。
スリップ導入工程は、上記スリップを導入口より空気を
まきこまないように注入する。この際該スリップキャス
ト型を振動や回転を与えて気泡の排出を促進させるのが
好ましい。該スリップキャスト型にスリップを充填し、
型内に存在する気体を空気抜き孔より追い出すとともに
、スリップの一部を空気抜き孔より溢出させることによ
り確実に排気を行なう。
成形工程は該空気抜き孔より空気を排出したのち、シリ
コンゴムなどの自硬性のグリース材料を用い孔を密mす
る。ついでコア部の媒液吸収材料にてスリップ媒体を吸
収させて固体粒子の集積体を形成させる。
除去工程は該本体部の有機材料を熱または溶媒を作用さ
せて除去するとともにコア部から離型して目的の集積体
を得る。
以上の=工程を順次実施することより、本発明の目的と
する気泡による欠損のない集積体が成形できる。該集積
体は更に乾燥後所定の温度で焼成してセラミック焼結体
となる。
[実施例] (実施例1) 窒化珪素(商品名5N9S、電気化学工桑株式会社製)
96重市邑、アルミナ(岩谷化学株式会社製、Bタイプ
)2重量%、イツトリア〈商品名AYM4、旭化成工業
株式会社製)2重量%、解膠剤(商品名A6114、東
亜合成工業株式会社製)0.6垂■%とを、混粉に対し
て33.3排出%量のイオン交換水を添加しボールミル
で8時lff1混合してスリップ媒液をgut、た。第
1図に示すターボチセージャを成形するスリップキャス
ト型の8買の部分にφ11111の空気抜き孔を各3個
設け、第3図に示す如くにスリップを注入しキ1?ピテ
ィの空気を追い出すとともにスリップの一部も濡出させ
る。ついで第4図の如く空気抜き孔を密閑し放置する。
石膏からなるコア部にスリップ媒液を吸収させたのち、
熱を加えて有機材料からなる本体部を除去するとともに
コア部の離型により固体粒子からなるターボチャージャ
の8に活部が得られた。この集積体には気泡による欠陥
は全く認められなかった。
(実施例2) 実施例1と同様のスリップを用い第6図に示すターボチ
ャージャのスリップキャスト型を用い空気抜き孔は第6
図に示す位置、即ち8翼の先端部を削り取り、ワックス
型に空気抜き孔を形成した。
スリップ注入時にスリップキャスト型を振1lIll上
に置いて型全体を振動させて空気の排気を促進した。第
7図以降は実施例1と同様の操作を行った。
得られた集積体には気泡による欠陥は全く認められなか
った。
[R明の効果] 本発明のスリップキャスティング成形法は、本体部に空
気抜き孔を設けてスリップ媒液中の空気および注入時に
型内およびまきこまれた空気を全部追い出したのち、空
気抜き孔を封鎖してスリップ媒液を吸収させるため型内
に気泡が残らない。
したがって本体部の有機材料を熱または溶媒で除去した
後の集積体には気泡による欠陥は全(認められなくなり
、気泡による欠陥品は発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で使用するスリップキャスト型の模式
図、第2図は第1図の空気孔の略図、第3図、第4図は
実施例1の工程を示す模式図であり、第5図は第1図の
断面図であり、第6図は実施例2で用いるスリップキャ
スト型の模式図、第7図は第6図の空気孔の略図、第8
図、第9図は実施例2の工程の概略を示す。 1.11・・・本体部  2・・・キャビティ3.13
・・・導入口  4.14・・・コア部(石膏)5.1
5・・・空気抜き穴 6.16・・・栓   17・・・振動機8.18・・
・スリップ 9.19・・・濡出スリップ特許出願人 
  トヨタ自動車株式会社代理人    弁理士 大川
 宏 同     弁理士 丸山明夫 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャビティを形成する一部のキャビティ面をもち
    スリップ媒液吸収材料でできたコア部と、該コア部と一
    体化して該キャビティを形成する残部のキャビティ面を
    もちかつ該キャビティに連通する導入口および空気抜き
    孔を有し熱または溶媒で除去可能な有機材料でできた本
    体部とからなるスリップキャスト型に、スリップを該導
    入口より該キャビティに入れ該キャビティ内の空気を該
    空気抜き孔より排出させるスリップ導入工程、該キャビ
    ティ内の空気を排出した後該空気抜き孔を閉じ該コア部
    に該キャビティ内の該スリップ媒液を吸収させて該キャ
    ビティ内に該スリップの固体粒子からなる集積体を形成
    する成形工程、該集積体が形成された該スリップキャス
    ト型に熱または溶媒を作用させ該本体部を除去して該集
    積体を得る除去工程を順次実施することを特徴とするス
    リップキャスティング成形法。
JP26813286A 1986-11-11 1986-11-11 スリツプキヤステイング成形法 Pending JPS63120603A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58208005A (ja) * 1982-05-27 1983-12-03 株式会社イナックス 排泥鋳込み成形方法
JPS60253505A (ja) * 1984-05-30 1985-12-14 株式会社日立製作所 セラミツクス製品の製造法
JPS61125804A (ja) * 1984-11-22 1986-06-13 株式会社日立製作所 鋳型の製作法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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