JPS63114008A - 電気開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は動作中宮に接点の消耗状況を監視する電気開閉
装置に関する。

〔従来技術とその問題点〕

電磁接触器のような電気開閉装置では従来接点がその開
閉によるエネルギーで溶融、飛散し消耗した場合、その
消耗限界量は外部から肉眼で見るほか、定期的に接点を
取外して外観をチェックするとか、接点が消耗してもな
お使用し得るいわゆるワイプ量を測定するとかの方法が
用いられていた。しかしこの方法では電気開閉装置を使
用中常時監視して残存寿命を定量的に把握できないとい
う欠点があり、残存寿命を陣めるには使用を停止して接
点を取出して測定せねばならないという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は使用中に接点の消耗状況を定量的に監視
するとともに接点が消耗限界に達したときは、表示、音
響などによりこれを告知するようにした電気開閉装置を
提供することにある。

〔発明の要点〕

本発明の要点は、可動接触子支えと、この可動接触子支
えに接触ばねを介して支持された可動接触子とを備えた
電気開閉装置において、前記可動接触子支えに固定され
た発光素子と、前記可動接触子支え番こ固定され前記発
光素子の発する光を受光して導通する受光素子と、この
受光素子と直列に接続された表示部と、前記可動接触子
に連動し、前記発光素子と受光素子との間に配置されて
前記可動接触子支えの動作により前記発光素子が発する
光を遮光しまたは通過させる遮光板とを備えているもの
で、電気接点の開閉を受光素子のオン。

オフ信号に変え、このオン、オフ信号の回数から接点の
消耗限界を常時監視しようというものである。なお表示
部がカウンタとこのカウンタの計数値を表示する表示素
子であると都合よく、またカウンタがプリセットカウン
タであり、受光素子のオン、オフ回数がプリセット値に
達すると表示または音響を発して告知すると開閉回数の
把握ができて都合よい。さらに遮光板は接点寿命が限界
値に達すると光を連続的に通過または遮光するようにす
ると接点寸法が限界に達したことを告知でき都合よい。

すなわち本発明番こよる電気開閉装置は開閉回数と寸法
の二面から接点の寿命限界を監視するものである。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の実施例を示す電磁接触器の断面図で、
固定鉄心１に巻かれたコイル２を励磁すると可動鉄心３
が固定鉄心１に吸引されるようにされ、励磁を断つと図
示しない徨帰ばねで元（図の状態）に戻る。可動鉄心３
には可動接触子支え４が固定され、可動接触子支え４に
は接触ばね５を介して可動接触子６が取付けられ、この
可動接触子６の両端に固定接点７に対向する可動接点８
が取付けられている。可動接触子支え４の上部には横方
向に透過孔９が設けられ、この透過孔９の一方の開口端
には発光ダイオード１０が配置されて電＃Ｅｌに接続さ
れて常時発光している。また透過孔９の他方の開口端に
はホトダイオード１】が配置され、このホトダイオード
１１は表示部１２と直列に接続して電源Ｅ２に接続され
ている。可動接触子支え４には縦方向に溝４ａが設けら
れ、この溝４ａ中には可動接触子６に取付けられた遮光
板１３が可動接触子支え４と相対的に移動できるように
配置されている。

常時発光ダイオード１０が発する光は透過孔９を介して
ホトダイオード１］に達し、ホトダイオード１１をオン
させて表示部１２に表示しているが、可動鉄心３が固定
鉄心１に吸引されると第２図に示すように可動接触子支
え４が下降するから、はじめ可動接触子６もともに下降
するが、接点８が接点７と接触すると可動接触子６は停
止する。しかしく５） 可動接触子支え４は接触ばね５に抗してさらに下降する
から遮光板１３は取残されて透過孔９を遮断し、発光ダ
イオード１０の光を遮断する。このためホトダイオード
１１はオフし表示部１２の表示を解く。

すなわち電磁接触器の開閉によりホトダイオード１】は
オン、オフする。そこで第３図に示すように表示部１２
をプリセットカウンタ１５　、１６、出力部１７、電池
１８、表示素子１９、押ボタンスイッチ頒で構成し、ホ
トダイオード１１のオン、オフをカウンタ１５で計数す
れば電磁接触器が何回開閉したか数えることができ、こ
の開閉回数から接点の寿命を知ることができる。なおり
ウンタ１５はプリセット亦でできるようにして、この計
数値に達すれば出力部１７を動作させて音響などの告知
手段をとらせることができる。さらに電池１８は電源が
停電したときのみ表示部１２に給電し、記憶を保持させ
るが、表示−素子１９はスイッチ（９）を閉じたときの
み表示するようにして電池の消耗を低減している。

電磁接触器の開閉回数が増加して両接点７，８が消耗す
るとワイプ量が第２図のＬｌから第４図のＬ２に減少す
る。このため両接点７，８が閉じても遮光板１３はも早
透過孔９を遮断することができず発光ダイオード１０の
発する光はホトダイオード１１に達し、ホトダイオード
１］は電磁接触器の開閉にかかわらずオン状態を続ける
ようになる。このためカウンタ１５は計数を停止するか
らこれを監視していれば接点の寿命を知ることができる
。

第５図は遮光板１３の第１図と異なる電磁接触器の実施
例を示す。第５図では、遮光板１３に透過孔９に連通ず
る通過孔２】が設けられ、両接点７，８が閉じていると
きに発光ダイオード１０の発する光が透過孔９と通過孔
２】を通過してホトダイオード１］に達し、ホトダイオ
ード１】をオンするようにされている。このようにする
と両接点７，８が開いているときは通過孔２１は透過孔
９と連通しないからホトダイオード１１の動作は丁度第
１図に示す電磁接触器の動作と逆になる。さらにこの実
施例では両接点７，８が消耗して寿命限界に来たときも
第１図に示す電磁接触器と逆の動作を示す。第５図の他
の構成、動作は第１図に示すものと全く同様であるから
この説明は省略する。

〔発明の効果〕

本発明によれば電気開閉装置の接点の消耗状態を、その
動作状態で監視することができ、残存寿命を把握するこ
とができる。したがって予防保全により稼動設備の不意
の停止による実損を未然に防止することができる。また
使用限界を表示することもできるから従来経験的に行わ
れて、未だ使用可能な接点を廃却していた実損を削減で
き効果は太きい。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明による電気開閉装置を電磁
接触器に施した実施例を示し、第１図は一実施例を示す
正面断面図、第２図は第１図の閉路動作中の主要部正面
図、第３図は表示部の一例を示すブロック図、第４図は
第１図の接点寿命が限界に来たときの状態を示す主要部
正面断面図、第５図は第１図と異なる実施例を示す主要
部正面断面図である。 ４・・・可動接触子支え、６・・・可動接触子、９・・
・透過孔、］０・・・発光ダイオード、１】・・・ホト
ダイオード、１２・・・表示部、１３・・・遮光板、Ｉ
ＦＩ　、　１６・・・プリセットカウンタ、１９・・・
表示素子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）可動接触子支えと、この可動接触子支えに接触ばね
   を介して支持された可動接触子とを備えた電気開閉装置
   において、前記可動接触子支えに固定された発光素子と
   、前記可動接触子支えに固定され前記発光素子の発する
   光を受光して導通する受光素子と、この受光素子と直列
   に接続された表示部と、前記可動接触子に連動し前記発
   光素子と受光素子との間に配置されて前記可動接触子支
   えの動作により前記発光素子が発する光を遮光しまたは
   通過させる遮光板とを備えていることを特徴とする電気
   開閉装置。 ２）特許請求の範囲第１項記載の電気開閉装置において
   、表示部がカウンタとこのカウンタの計数値を表示する
   表示素子であることを特徴とする電気開閉装置。 ３）特許請求の範囲第２項記載の電気開閉装置において
   、カウンタがプリセットカウンタでありその計数値がプ
   リセット値に達すると告知することを特徴とする電気開
   閉装置。 ４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記
   載の電気開閉装置において、遮光板は接触子に取付けた
   接点の寿命が限界値に達すると光を連続的に遮光または
   通過するようにしたことを特徴とする電気開閉装置。