JPS6310788A - 3−アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン誘導体 - Google Patents

3−アミノピラゾロ〔3,4−d〕ピリミジン誘導体

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JPS6310788A
JPS6310788A JP62014627A JP1462787A JPS6310788A JP S6310788 A JPS6310788 A JP S6310788A JP 62014627 A JP62014627 A JP 62014627A JP 1462787 A JP1462787 A JP 1462787A JP S6310788 A JPS6310788 A JP S6310788A
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JP
Japan
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compound
hours
dione
crystals
pyrimidine
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Application number
JP62014627A
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English (en)
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Tatsuhiko Naka
仲 建彦
Sumiyasu Furukawa
古川 純康
Akinobu Nagaoka
永岡 明伸
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬として有用な新規3−アミノピラゾロ[3
,4−d]ピリミジン誘導体に関する。
従来の技術 利尿、降圧、鎮痛、抗炎症作用を有する3−アミノピラ
ゾロ[3,4−d]ピリミジン誘導体については特許出
願されている[特開昭53−31694号公報および特
開昭61−5082号公報]が、7位にアラルキル基や
ヘテロ環で置換されたアルキル基を有する3−アミノピ
ラゾロJ3.’I  d]ピリミジン誘導体は全く知ら
れていない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は優れた脳機能0代謝賦活作用に乙とづき、脳卒
中1頭部外傷もしくは脳萎縮性疾患などに起因する痴呆
症状の治療及び予防に(戸[1て、かつ従来の化合物と
は全<R4った化学)114造をりする化合物を提供す
る乙のである。
肌孝点を解決するための手段 本発明は式(+) X−R’ し式中、R1は置換されていてもよいアリールまたはへ
テロアリール基を示し、R1は低級アルキル盾を示し、
R3およびR4はそれぞれ水素または低級アルキル基を
示し、R5は水素、低級アルキル基またはアシル基を示
し、Xはへテロ原子を含んでいてらよい低級アルキレン
基を示す。破線はピラゾール環に二重結合が2個存在す
ることを示し、R5は1位または2位のいずれかに結合
しているコで表わされる化合物およびその塩を提供する
ものである。
上記式(1)に関し、R1で表わされるアリール基とし
ては、たとえばフェニル基、ナフチル基などがあげられ
、好ましくはフェニル基があげられる。該フェニル基は
1〜3f[!Iのたとえばハロゲン(例、フッ素、塩素
、臭素)、低級<C+−,)アルキル(例、メチル、エ
チル)、低級(C,−4)アルコキシ(例、メトキシ、
エトキシ)、ニトロ、アミノ、N−低級(C1−4)ア
ルキルアミノ(例、メチルアミノ) 、 N 、 N−
ジ低級(C,−、)アルキルアミノ(例、ジメチルアミ
ノ)、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、カルバモイル
、N−低級(CI−、)アルキルカルバモイル(例、N
−メチルカルバモイル)、N、N−ジ低級(CI−、)
アルキルカルバモイル(例、N、N−ジメチルカルバモ
イル)などの置換基で置換されていてらよい。
該置換基の中でもハロゲン、低級アルキル、低級アルコ
キシ、ニトロ、アミノなどが好ましく、さらに好ましく
はハロゲンである。置換位置は特に限定されず、オルト
位、メタ位、バラ位のいずれでもよいが、置換基がハロ
ゲンの場合、メタ位が好ましい。
R1で表わされるヘテロアリール基としては、たとえば
シンノリニル、フリル、イソベンゾフラニル、イソデア
ゾリル、イソオギサゾリル、ナフヂリジニル、フタラジ
ニル、ピラジニル、ピリダジニル。
ピリジル、ピリミジニル、キナゾリニル、キノリル。
キノキサリニル、チェニル。ピリジニオ、キナシリニオ
、キノリニオ、キナシリニオなどの酸素原子。
硫黄原子、窒素原子を1〜3gI含有する単環式または
二環式へテロ芳香環があげられる。単環式へテロ芳香環
としては5または6員環が好ましく、二環式へテロ芳香
環としては5または6員へテロ芳香環とベンゼン環との
縮合ヘテロ芳香環が好ましい。該ヘテロアリール基の中
でもピリジルおよびチェニルが好ましい。該ヘテロアリ
ール基は、前記したフェニル基と同様の置換基を有して
いてもよい。
R′で表わされる低級アル革ル基としては、たとえばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル。イソ
ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチルなどの炭素
数1〜4のアルキル基があげられ、なかでもプロピルが
好ましい。
R3またはR4で表わされる低級アルキル基としては、
たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル。5ec−ブヂル、tert−ブチル
などの炭素数1〜11のアルキル基があげられる。
化合物(1)の中でもR3が低級アルキルであり、R4
が水素である化合物が好ましく、R3がメチルまたばエ
チルであり、R4が水素である化合物がさらに好ましい
R5で表わされる低級アルキル基としては、たとえば炭
素数1または2のアルキル基(例、メチル、エチル)が
好ましい。
R5で表わされるアシル基としては、たとえばアセチル
、プロピオニル、ブチリルなどの炭素数1〜5の低級ア
ルカノイル基および、たとえばメトキシカルボニル、エ
トキシカルボニルなどの低級(CI−4)アルコキシカ
ルボニル基があげられる。
Xで表わされる低級アルキレン基としては、たとえばメ
チレン、エチレン、トリメヂレン、テトラメヂレン、ペ
ンタメチレン、ヘキザメチレンなどの炭素数i〜7の直
鎖状アルキレン基および、たとえばエチリデン、プロピ
レン、エチルエチレンなどの炭素数2〜7の分枝状アル
キレン基があげられ、なかでもメチレン。エチレンが好
ましく、メチレンがさらに好ましい。
Xで表わされるヘテロ原子を含む低級アルキレン基とし
ては、たとえば式 %式%) [式中、mは2または3を、nはθ〜3の整数を示す。
Yは酸素原子、硫黄原子、イミノ、またはN−低ff1
(c+−4)アルキルイミノを示す]で表わされる基な
どがあげられる。
上記化合物の中でも、l’(+が置換されていてもよい
フェニル基(さらに好ましくはm−クロロフェニル)、
R”h<cs−tアルキル基(さらに好ましくはプロピ
ル)、R3およびR4がそれぞれ水素またはC1−2ア
ルキル基(さらに好ましくはR3がメチル。
R4が水素)、R5が水素またはC2−4アルカノイル
基(さらに好ましくは水素)、Xがメチレンまたはエチ
レン(さらに好ましくはメチレン)である化合物(1)
がより好ましい。
化合物(I)の塩としては、たとえば塩酸塩、臭化水素
酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩などの無機酸塩、および
、たとえば酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、フラール酸
塩。マレイン酸塩などの有機酸塩j:どの薬理学的に許
容されつる塩があげられる。
また、化合物(1)におけるR1がたとえばビリジニf
、キナシリニオ、ギノリニオ、キノキサリニオなどのよ
うに4汲化された窒素原子を有するヘテロアリール基で
ある場合には、前記無機酸また、は有機酸のアニオンと
塩を形成してもよく、これらの塩も本発明に包含される
上記式(1)で表わされる化合物は、たとえば以下に示
すような5種の方法によって製造することができる。
x−R・         支−1?・(II)   
          (1’a)[式中、rt l 、
 R! 、 rt 3およびXは前記と同意義コX −
R’                X −R’(I
[I)              (Ia)[式中、
Rl 、 R! 、 R3およびXは前記と同意義]X
 −Rl’X −R+ (n)              (Ib)[式中、
W、Zはそれぞれハロゲンを示し、R3およびR4はそ
れぞれ低級アルキルを示す]λ−R・        
  ★−R・(I c)             (
l d)[式中、R3およびR4はそれぞれ水素または
低級アルキル基を示し、R’、R2,rt5およびXは
前記と同意a] (re)          (IV)(V)    
       (I f)[式中、Bzはベンジルを示
し、Wはハロゲンを示し、他の記号は前記と同意義] 前記(a)の反応は、化合物(n)1モルに対してイソ
チオシアナート類(IN’−NCS)1〜5モル程度使
用し、ジメチルホルムアミド、ピリジン、ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルホキシド等を溶媒として行うの
が良い。反応条件は50℃〜130℃で3〜40時間程
度が好ましい。また最初50℃〜70℃程度で1〜3時
間程度反応させた後、90°C〜130℃程度に温度を
上げ3〜40時間程時間窓させろことがより好ましい。
反応生成物は、反応終了後メタノールやエタノール等の
アルコール類または含水アルコール類を加えろことによ
って容易に結晶として得られる。
反応(b)は、化合物(III)をジメチルホルムアミ
ド、ツメデルアセトアミド、ピリノン、ジメチルホルホ
キンド等の溶媒を用いて加熱反応を行なうのが好ましい
。反応条件は50’C−130℃程度で、3〜40時間
程時間窓させるのが良い。反応生成物は前記と同様にし
て得ることが出来る。
反応(C)は、化合物(II)をクロロホルムや塩化メ
チレン等の溶媒中たとえばホスゲンイミニウムクロリド
を加え、lO℃〜還流加還流加熱−5時間反応させるの
が好ましい。反応生成物は前述と同様に処理して得られ
る。
反応(d)は、化合物(I c)をアルキル化またはア
シル化して、化合物([d)を得るもので、アルキル化
剤としてはハロゲン化アルキルなど、アシル化剤として
は酸無水物、酸ハロゲン化物やハロゲン化炭酸アルキル
などが用いられる。これらの試薬は化合物(I c) 
1モルに対して1〜5モル程度を使用゛し、脱酸剤の存
在下に反応させるのがq利である。脱酸剤としては、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、トリエチルアミン。ピリ
ジンなどがあげられ、溶媒としてピリジン、ジメチルホ
ルムアミド、アセトニトリル等を用い、10℃〜100
℃、1〜■0時間程度反応させるのが良い。
反応(e)は反応(a)および(b)によって得られた
化合物(I e)を脱ベンノル化した後、得られる化合
物(rV)をハロゲン化剤で化合物(V)とした後、種
々の求核試薬と反応させることにより、化合物(If)
を得るものである。脱ベンジル化の方法として、還元的
脱ベンジル化法、よう化トリメデルシリル法および臭化
水素酸等を用いる方法などがあげられる。還元的脱ベン
ジル化法は、水素気流中、適当な触媒(例えばパラジウ
ム炭素等)の存在下、lO℃〜80℃程度で常圧又は加
圧下、アルコール等の溶媒中で行なうのが好ましい。又
よう化トリメチルシリル法においては、アセトニトリル
等の溶媒中、よう化トリメデルシリルを室温下で加え、
10℃〜80℃程度で1〜20時間反応させるのが好ま
しい。又化合物(I e)とよう化ナトリウムをアセト
ニトリルに懸澗し、充分攪拌しながら、室温で塩化トリ
メチルシリルを滴下し、IO℃〜80℃程度で1〜20
時間反応させることら好ましい。得られたアルコール体
のハロゲン化は、ハロゲン化試薬として塩化チオニルや
オキン塩化リン等を用い、通常の有機溶媒(たとえばク
ロロホルムや塩化メチレン等)中、塩基触媒(たとえば
ピリジンやトリエチルアミン等)存在下、10℃〜 させるのが好ましい。化合物(V)と求核試薬との反応
は、通常の有機溶媒(たとえば、ジオキサンやテトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、アセトンやメチルエチルケ
トン等のケトン類等)中、求核試薬(たとえば、アミン
類[R’  N I4  (CHt ) n−R1(式
中、R’、nは前記と同Q!、’R”は水素または低級
アルキルを示す)コ、アルコール類[+1O−(C1l
l)−R’コまたはチオール類[1−[S−(CHt)
  11 ’])をlθ℃〜還流加還流加熱−20時時
間開反応させるのが好ましい。この時通常の塩基触媒を
共存させてもよい。反応生成物は、反応液に含水アルコ
ール等を加え、結晶として析出させて得ることが出来る
。又アミノ置換体の場合は、一度塩酸塩として水層に抽
出し、アルカリで中和することによって容易に結晶とし
て得ることが出来る。
これら化合物の中、(It)や(III)は新規化合物
であり、たとえば下記のような方法によって製造するこ
とが出来る。
(以下余白) X−R’ (■)           (■) X −R’               X −R’
(II)             (III)[式中
、R1,R1、R3およびXは前記と同意義、Wはハロ
ゲン原子を示ずコ 反応(f)は、リービッヒス・アナーレン・デア・ヘミ
−(Liebigs Annalen der Chc
mie)691 。
142(196(i)やヘーミシェ・ベリヒテ(Che
mische Berichte) 95 、1597
 (1962)に記載された方法に従って合成した(V
l)を通常の有機溶媒(たとえばツメデルホルムアミド
やアセトニトリル)中、炭酸カリウムや炭酸ナトリウム
等の無機塩基の存在下、アルキル化剤と反応させるもの
である。反応条件は106C−100℃程度で2〜20
時間程時間芯さU“るのが良い。アルキル化剤としては
ブC) ミドやクロリド等を用いる。又ようイヒナトリ
ウム等であらかじめ処理して、ヨード体として用いるこ
とも出来ろ。化合物(■)とヒドラジンとの反応は、通
常の有機溶媒(たとえばエタノールやメタノール)中、
水を含んでよいヒドラジンと反応させるものである。反
応条件は10℃〜還流加熱程度で1〜3時間程度反応さ
せるのが良い。化合物(II)とイソチオシアナート類
(R”NC5)の反応は、通常の溶媒(たとえばジメチ
ルポルムアミド、ピリジン、アセトニトリル等)を用い
て、10°C〜60℃で1〜5時間程度反応させるのが
良い。化合物(■)、(II)および(ill)は通常
の方法によって容易に単離精製することか出来る。
化合物(I)の塩は化合物(1)を製造する反応自体で
得られることもあるが、化合物(1)に酸を加えて得る
こともできる。
作用 本発明の3−アミノピラゾロ[3,4−djピリミジン
誘導体(1)およびその塩は、ヒトを含む哺乳動物に対
して、その脳機能・代謝賦活作用にもとづき、脳卒中1
頭部外傷もしくは脳萎縮性疾患(アルツハイマー病など
)に起因する痴呆症状を含む精神症状、神経症状などの
治療および予防に有用であり、例えば健忘症、記銘力障
害、失見当識、感情失禁、自発性・意欲低下9行動異常
の予防と治療に使用することが出来る。また、化合物(
I)は低毒性[LD50(経口): I OOOmg/
kg体重以上(ラット)]であり、化合物(1)をかか
る医薬として用いる場合、それ自体あるいは適宜の薬理
学的に許容されうる担体、賦形剤、希釈剤と混合し、粉
末、顆粒1錠剤、カプセル剤、注射剤、串刺、軟膏剤な
どの剤型で経口的または非経口的に安全投与することが
できる。投与量は対象疾患、症状、投与対象、投与方法
などによっても異なるが、通常1回量として、1〜50
 mg/kg(体重)程度、1日1〜3回程度投与する
のが好ましく、1〜20 mg/kg(体重)程度、1
日1〜3回程度投与するのがさらに好ましい。
実施例 以下に参考例、実施例および製剤例を示して本発明を゛
さらに具体的に説明Vるが、本発明はこれらに限定され
るべき乙のではない。
参考例−1 3−ブチル−6−ヒドラジノ−1−(jl−メトキンベ
ンジル)ウラシル 3−ブチル−6−クロルウラシル(5,0g、24゜6
+++M)をジメチルホルムアミド(5Q++J)に溶
解させ、4−メトキシベンジルクロリド(4,651f
32+++M)と炭酸カリウム(4,4g、32mM)
およびよう化カリウム(0,17g、1mM)を加え、
室1.′、五で5時間造拌した。混合物を減圧上濃縮し
た後、残渣をクロロホルム(looy4)および水(5
0+J)で抽出し、有機層を水洗、乾燥した後、濃縮乾
固した。得られた褐色ンラップをシリカゲル(loog
)を用いてフラッシュクロマトグラフィー(溶出液。
クロロホルム)で精製すると3−ブチル−6−り【ツル
ー1−(4−メトキシベンジル)ウラシルが油状物とし
て得られた。得られた油状物をエタノール(50d)に
溶解させ、室温で抱水ヒドラジン(201液)を加え2
時間攪拌放置した。反応液を減圧i13縮して得られる
粗結晶を水洗後、70%エタノールから再結晶して淡黄
色結晶(4,23g、54%)を得た。融点167−1
70℃ 元素分析値:C+aH0N403としてC(%)■4(
%)N(%) 計算値:  60,36. 6.97:  17.60
実験値:  60.4g、  a、gg;  17.5
1同様にして下記の化合物を得た。
(以下余白) 参考例  −X−R’    R1融点(’C)  収
率(%)1−c++、−o−oue  Bu  167
−170  542 −CIlIGM13  Et  
170−172 693 −C1l¥D   p r 
 193−196 50.1 −CL−Qo、  Pr
  135−137 765 −cut−o−cc  
 Pr  205−208  786 −C1ltCN
    Pr   95−98  647 −cu、−
Q   r’r  110−113  32s−cut
<′>Pr  193−195  729 −CIIt
CII*@   Pr  133−135  591o
  −co、co、ocu、@ Pr  120−12
2  84u  −co、−J■   13u  17
5−177  6612 −cutQcc   BLI
  173−175  7313 −C:”、”a  
 nu  185−190 41114 −CIlt 
GNot   Bu147−149” 4上記表中、M
e、Et、PrおよびBuはそれぞれメチル、エチル、
プロピルおよびブチルを示す。
参考例−15 1−(3−クロロベンジル)−6−(4−メチルヂオセ
ミカルバジド)−3−プロピルウラシル!−(3−クロ
ロベンジル)−6−ヒドラジノ−3−プロピルウラシル
(4,0g、13mM)とメチルイソヂオシアナート(
1,16滅、17n+M)をジメチルホルムアミド[D
MF](15蔵)中、50℃で5時間攪拌させた。反応
液を濃縮乾固して得られた粗結晶をDMF/メタノール
/水から再結晶して、無色結晶(4,15g、84%)
を得た。
融点 221−223°C 元素分析値:CIeIEtoCQNsOtSとしてC(
%)  H(%’I  ’N(%)計算値:  50.
32. 5.28;  Hl、34実験値:  50.
61;  5.30;  18.19参考例−16 5−ブヂルー7−(2−ヒドロキシエチル)−3−メヂ
ルアミノピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
5H,7II)−ジオン 7−(2−ペンジルオキシエチル)−5−ブチル−3−
メチルアミノピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,
6(5H,7H)−ジオン(1,0g、2.7mM)と
よう化ナトリウム(3L 20 mM)をアセトニトリ
ル(20tnl)に懸蜀し、充分攪拌しながら室温で、
トリメチルシリルクロリド(2,6g、20mM)を滴
下した。混合物を室温で2時間攪拌した。褐色の反応溶
液を氷水にあけて得られた結晶をDMF/メタノール/
水から再結晶して、淡黄色結晶(0゜3g、40%)を
得た。
融点 248−253℃ 元素分析値:C+tl11aN50aとしてC(%)■
](%)N(%) 計算値:  51.23. 6.81. 24.90実
験値:  51.09;  6,93. 24.71参
考例−17 5−ブチル−7−(2−クロロエチル)−3−メヂルア
ミノピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−!1 。
6(51−L71D−ジオン 5−ブチル−7−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチ
ルアミノピラゾロ[3,4−dコピリミジン−4,6(
5H,710−ジオン(2,5g、8.9mM)をクロ
ロホルム(301n1)に懸濁し、ピリジン(4−15
0mM)と塩化チオニル(3,7m、50mM)を室温
で加えた。得られた反応溶液を2時間還流加熱した。反
応液を減圧濃縮し得られたシラツブを氷水中にあけ、無
色粉末を得た。DMF/メタノール/水から再結晶して
無色結晶(2,5g、94%)を得た。
融点 270−272℃ 元素分析値:C,、I−1,mCQN60*としてC(
%)  1−1(%)N(%) 計算値:  48.0g、  6.05. 23.36
実験値:  48.21. 5.82. 23.39実
施例−1 5−エチル−3−メチルアミノー7−(4−メチルベン
ジル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(5
1,1,7夏−■)−ジオン3−エチル−6−ヒドラジ
ノ−1−(4−メチルベンジル)ウラシル(5g、 1
8 mM)とメチルイソチオシアナート(3,7ml!
、55mM)をDMF(50社)中、90℃で14時間
、さらに110℃で14時間攪拌させた。水(IOd)
を加え、冷却放置して析出した結晶をDMF/エタノー
ル/水から再結晶して、無色針状晶(4,49g、79
%)を得た。
融点 〉300℃ 元素分析値:C11lH1゜N、0.としてC(%)H
(%)  N(%) 計算値:  61.33. 6.11. 22.35実
験値二 旧、29. 5.93;  22.1?実施例
−2 5−エチル−2−メチル−3−メチルアミノ−7−(4
−メチルベンジル)−2H−ピラゾロ[3゜4−d]ピ
リミジン−4,6(51■、7H)−ジオン5−エチル
−3−メチルアミノ−7−(4−メチルベンジル)−2
8−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(5H
,7l−1)−ジオン(0,5g、1゜6mM)、よう
化メチル(0,46g、3.2mM)および炭酸カリウ
ム(0,45g、3.2mM)をDMF(8d)中、6
0℃で30時間攪拌させた。反応液を減圧濃縮して得ら
れる残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(15g、ク
ロロホルム)で精製した。得られた結晶を70%エタノ
ールから再結晶して、無色針状晶(0,28g、54%
)を得た。
融点 175−176℃ 元素分析値: CI ? !−1t t N s Ot
としてC(%)  H(%)N(%) 計算値:  62.37. 6.47:  21.39
実験値:  62.29. 6.39. 21.51実
施例−3 2−アセチル−5−エチル−3−メチルアミノ−7−(
4−メチルベンジル)−21−1−ピラゾロ[3,4−
d]ピリミジン−4,6(5N、7 H)−ジオン5−
エチル−3−メチルアミノ−7−(4−メチルベンジル
)ピラゾロ[3,4−cDピリミジン−4,6−(5H
,710−ジオン(0,5g、1.6+++M)と無水
酢酸(0,33g、3.2mM)をピリジン(5滅)中
、60℃で18時間反応させた。反応液を濃縮乾固し、
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(15g、クロロ
ホルム)で精製し、得られた結晶をアセトン/イソプロ
ピルエーテルから再結晶して、無色針状晶(0,43g
、76%)を得た。
融点 185−187℃ 元素分析値: Cl* Ht lN s OaC(%)
  H(%)  N(%) 計算値:  6G、83. 5.96. 19.71実
験値:  61,06. 5.98;  19.52実
施例−4 7−ベンジル−3−メチルアミノ−5−プロピルピラゾ
ロ′[3,4−d]ピリミジン−4,6(5H。
7tl)−ジオン ■−ベンジルー6−ヒドラジノー3−プロピルウラシル
(2,0g、7.3mM)とメチルイソチオシアナート
(1,5d、22mM)をDMF’(20蔵)中、12
0℃で20時間攪拌させた。エタノール(20Ml)を
加え、冷却放置して得られる結晶をDMF/エタノール
から再結晶して、無色針状晶(1゜6g、70%)を得
た。
融点 307−310℃ 元素分析値:C1el−11eNsOtC(%)   
I−((%)  N(%)計算値:  61.33. 
6.11. 22.35実験値:  61.40:  
6.02;、  22.25実施例−5 7−(2−クロロベンジル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
51−1,7H)−ジオン 1−(2−クロロベンジル)−6〜ヒドラジノ−3−プ
ロピルウラシル(1,33g、4.3mM)とメチルイ
ソチオシアナート(0,9m、12.9mM)をDMF
(20d)中、120℃で20時間加熱反応させた。メ
タノール(10d)を加え、冷却放置して得られた結晶
をDMP/メタノールから再結晶して、無色結晶(0,
64g、42%)を得た。
融点 〉300℃ 元素分析値二Cll1■−11,Cl2N、Ofとして
C(%)  H(%)N(%) 計算値二 55.25. 5.22. 20.14実験
値:  55.53;  5.42;  20.Q3実
施例−6 7−、(3−クロロベンジル)−3−メチルアミノ−5
−プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4、6
(5tI、 71()−ジオン ■−(3−クロロベンジル)−6−ヒドラジノ−3〜プ
ロピルウラシル(3,0g、9.6mM)とメチルイソ
チオシアナート(2,2&、Il、32mM)をDMr
;’(30d)中、120℃で27時間加熱反応させた
。反応液に50%メタ7ノール(10d)を加え、冷却
放置して得られた結晶をD〜IF/メタノールから再結
晶して、無色結晶(1,22g、36%)を得ノ二。
融点 263−265℃ 元素分析値:C,、H,aCσN、0.としてC(%)
    トI (%)    N(%)計算値:  5
5.25. 5.22. 20.14実験値:  55
.34. 5.31. 20.12実施例−7 7−(3−クロロベンジル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
5H,7H)−ジオン 1−(3−クロロベンジル)−6−(4−メチルチオセ
ミカルバジド)−3−プロピルウラシル(3゜81g、
10mM)のDMF(401n1)溶液を100℃で2
0時間攪拌した。反応液に50%メタノール(20d)
を加え、冷却放置して得られた結晶をDM P /メタ
ノールから再結晶して、無色結晶(2゜49g、72%
)を得た。
融点 263−265℃ 元素分析値:C,8H,8CI2NSO,としてC(%
)  H(%)N(%) 計算値:  55.25. 5.22. 20.14実
験値・ 55.29. 5.1111:  20.13
実施例−8 7−(4−クロロベンジル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−dコピリミジン−4,6(
50,7H)−ジオン !−(4−クロロベンジル)−6−(4−メチルチオセ
ミカルバジド)−3−プロピルウラシル(4゜8g、1
2.6mM)のDMF(50d)溶液を100°Cで4
0時間[Pした。反応液に50%メタノール(20d)
を加え、冷却放置して得られた結晶をD M F /メ
タノールから再結晶して、無色結習(2,8g、50%
)を得た。
融点 305−307℃ 元素分析値−〇161−1..CQNSO2としてC(
%)  H(%)N(%) 計算値:  55.25;  5.22. 20.14
実験値:  55.21. 5.25. 20.23実
施例−9 7−(4−フルオロベンジル)−3−メチルアミノ−5
−プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6
(5H,7H)−ジオン 1−(4−フルオロベンジル)−6−ヒドラジノ−3−
プロピルウラシル(1,5L5.1mM)とメチルイソ
チオシアナート(1,2纏、17mM)をDMF(20
+d)中、120℃で24時間加熱反応さU゛た。反応
液に50%メタノール(1、Od)を加え、冷却放置し
て得られた結晶をD M P /メタノール/水から再
結晶して、淡黄色結晶(0,62g、36%)を得た。
融点 262−265℃ 元素分析値:C1el−11sFNsO2としてC(%
)  l−1(%)  N(%)計算値:  58.0
0;  5,48;  21,14実験値:  57.
73. 5.37. 21.39実施例−10 7−(4−ブロモベンジル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
51171−1)−ジオン 1−(4−ブロモベンジル)−6−ヒドラジノ−3−プ
ロピルウラシル(4、15g、 11.8mM)とメチ
ルイソチオシアナート(2、77J、 40 mM)を
DMF(50滅)中、120℃で24時間加熱反応させ
た。反応液に50%メタノール(15d)を加え、冷却
放置して得られた結晶をDMF/メタノールから再結晶
して、無色針状晶(2,19g、47%)を得た。
融点 308−310℃ 元素分析値:C+el[+eB rNso 2としてC
(%)■((%)  N(%) 計算値:  4g、99. 4.63:  17.85
実験値:  48.59. 4.52. 17.98実
施例−11 3−メヂルアミノー7−(4−ピリジルメチル)−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
51−1,7H)−ジオン 6−ヒドラジノ−1−(4−ピリジルメチル)−3−プ
ロピルウラシル(1,5g、5.7mM)とメチルイソ
チオシアナートCI 、55J、23mM)をDMP(
15++j2)中、90℃で14時間、さらに110℃
で14時間加熱反応させた。50%メタノール(10d
)を加え、冷却放置して得られた結晶をDMF/エタノ
ール/水から再結晶して、−it色針状品(1,02g
、57%)を得た。
融点 〉300°C 元素分析値:C+sl’(+。N80.としてC(%)
■4(%)N(%) 計算値:  57.31;  5.77、 26.73
実験値・ 57.16:  5.57. 26.50実
施例−12 3−メヂルアミノー7−(3−ピリジルメチル)−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
51(,7H)−ジオン 6−ヒドラジノ−1−(3−ピリジルメチル)=3−プ
ロピルウラシル(0,7g、2.66mM)とメチルイ
ソチオシアナート(0,7!、I O,3mM)をD’
MF’(10旙)中、90°Cで14時間、さらに11
0℃で14時間加熱反応させた。50%メタノール(l
 Od)を加え、冷却放置して得られた結晶をDMF/
エタノール/水から再結晶して、無色針状晶(0,5g
、60%)を得た。
融点 〉300℃ 元素分析値:C+sH+5NaOtとしてC(%)  
■t(%)N(%) 計算値:  57.31. 5.77、 26.73実
験値:  57.20. 5.60. 26.92実施
例−13 3−メチルアミノ−5−プロピル−7−(2−ヂエニル
メチル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
51(,71()−ジオン 6=ヒドラジノ−3−プロピル−■−(2−チェニルメ
チル)ウラシル(1,8g、6.4mM)とメチルイソ
チオシアナート(1,3GJ、、2 (L++M)をD
Ml;’(30威)中、60℃で5時間、さらに110
℃で12時間攪拌した。メタノール(1’ OttJl
)を加え、冷却放置して得られた結晶をD M P /
メタノールから再結晶して、無色結晶(0,9g、44
%)を得た。
融点 〉300℃ 元素分析値:C14HBNsOtSとしてC(%)■(
(%)N(%) 計算値:’  52.65. 5.36. 21.93
実験′値:  52.6B、   5.02.  21
.96実施例−14 3−メチルアミノー7−フェネチルー5−プロピルピラ
ゾロ[3,4−d]ピリミジン−,1、6(5H。
7l−1)−ジオン 6−ヒドラジノ−1−フェネチル−3−プロビルウラシ
ル(1,5g、5.2mM)とメチルイソチオシアナー
ト(1,1滅、16mM)のD M P (15−)溶
液を60°Cで2時間、さらに120℃で15時間攪拌
させた。50%メタノール(1,Od)を加え、冷却放
置して析出した結晶をDMF/メタノールから再結晶し
て、無色結晶(0,7g、41%)を得た。
融点 256−258°C 元素骨Ffr値: Cl ? !−1t + N s 
OtとしてC(%)  H(%)  N(%) 計算値:  62.37. 6.47. 21.39実
験値+  62.40. 6.03. 21.64実施
例−15 3−メチルアミノ−7−(3−フェニルプロピル)−5
−プロピルピラゾロ[3’、4−d]ピリミジン−4゜
6(51−1,7l−f)−ジオン6−ヒドラジノ−1
−(3−フェニルプロピル)−3−プロピルウラシル(
1,7g、6.3mM)とメチルイソチオシアナート(
0,8#ll!、12mM)をDMr;’(20πJ)
中、60℃で2時間、さらに100℃て12時間攪拌し
た。メタノール(lod、)を加え、冷却放置した後析
出した結晶をD M F /メタノールから再結晶して
、無色針状晶(0,9g、47%)を得た。
融点 267−269℃ 元素分析値:C+5l−1taNsO*とじてC(%)
 H(%)  N(%) 計算値:  63.32. 8.79. 20.51実
験値:  63.1g、  6.59;  20.3g
実施例−16 3−メチルアミノー7−(2−ベンジルオキシエチル)
−5−プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4
,6(5H,711)−ジオン6−ヒドラジノ−1−(
2−ベンジルオキシエチル)−3−プロピルウラシル(
2,0g、6.3mM)とメチルイソチオシアナート(
1,2滅、18mM)をDMF(20Ml)中、60℃
で1時間、さらに100℃で20時間攪拌した。50%
メタノール(10d)を加え、冷却放置して析出する結
晶をDMF/メタノールから再結晶して、無色プリズム
様結晶(1,39g、62%)を得た。
融点 224−226℃ 元素分析値: C+ @Ht 3 N s Osとして
C(%)  H(%)N(%) 計算値:  60.49. 6.49;  19.59
実験値:  60.74. 6.41;19.53実施
例−17 ツーベンジル−2−ブチリル−3−メヂルアミノー5−
プロピル−2H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−
4,6(5H,78)−ジオン7−ベンジル−3−メチ
ルアミノ−5−プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミ
ジン−4,G(5H。
7■()−ジオン(0,7g、2.2mM)と無水酪酸
(0゜71g、4.5mM)をピリジン(10y+12
)中、60℃で24時間攪拌した。反応液を濃縮乾固し
、残渣をシリカゲルカラムクロマト(20g、クロロホ
ルム)で精製した。得られた粗結晶を、アセトン/イソ
プロピルエーテルから再結晶して無色針状晶(0,61
g、71%)を得た。
融点 138−139℃ 元素分析値: Cx o Ht s N s O3とし
てC(%)  H(%)N(%) 計算値:  62.65. 6.57. 18.26実
験値:  62.82. 6.64. 18.41実施
例−18 2−アセチル−7−(3−クロロベンジル)−3−メチ
ルアミノ−5−プロピル−2l−1−ピラゾロ[3,4
−dコピリミジン−4,6(5H,7H)−ジオン 7−(3−クロロベンジル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
5H,7H)−ジオン(1,0g、2.9mM)と無水
酢酸(1、Ome、9.8mM)をピリジン(15yf
fl)中、80℃で5時間攪拌させた。反応液を濃縮乾
固し、残渣に水(loy4)を加え、析出した粗結晶を
クロロホルム/エチルエーテルから再結晶して、無色針
状晶(0,95g、85%)を得た。
融点 169−171’C 元素分析値:CIatlzoCI2NsC):+とじて
C(%)I((%)N(%) 計算値:  55.46. 5.17:  17.96
実験値:  55.13. 5.19. 18.51実
施例−19 7−(3−クロロベンジル)−2−イソブチリル−3−
メチルアミノ−5−プロピル−2H−ピラゾロ[3,4
−dlピリミジン−4,6(51−1,7)1)−ジオ
ン 7−(3−クロロベンジル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
514,7H)−ジオン(0,7g、2.0mM)と無
水イソ酪酸(1,0鑓、6mM)をピリジン(10成)
中、80℃で5時間攪拌させた。反応液を濃縮乾固し、
残渣に水(10d)を加え、析出した粗結晶をクロロホ
ルム/エーテルから再結晶して、無色針状晶(0,5g
、59%)を得た。
融点 154−156℃ 元素分析値:C7゜Ht+CeN5OsとしてC(%)
 H(%)N(%) 計算値:  57.48. 5.79. 16.76実
験値:  57,20. 5.70:  16.97実
施例−20 7−(3−クロロベンジル)−2−メトキシカルボニル
−3−メチルアミノ−5−プロピル−21(−ピラゾロ
[3,4−dコピリミジン−4,G(514゜7l−1
)−ジオン 7−(3−クロロベンノル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−dlピリミジン−4,6(
511,71−1)−ジオン(1,0g、2.9mM)
とトリエチルアミン(1,2d、8.6mM)をジオキ
サン(50d)に懸濁し、攪拌しながらクロロギ酸メチ
ル(0,66d、8.5mM)を滴下した後、室温で2
0時間攪拌させた。反応液を濃縮乾固し、残渣に水(1
0−)を加え、析出しな粗結晶をクロロホルム/メタノ
ールから再結晶して、無色結晶(1゜0g、8(i%)
を得た。
融点 164−166℃ 元素分析値:c、、tr、。CりN504としてC(%
)  l−1C%)  N(%)計算値:  53.2
7. 4.97. 17.26実験値:  53.44
. 4.91. 17.43実施例−21 2−ブチリル−7−(3−クロロベンジル)−3−メチ
ルアミノ−5−プロピル−2H−ピラゾロ[3,4−d
コピリミジン−4,6(5H,7H)−ジオン 7−(3−クロロベンジル)−3−メチルアミノ−5−
プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
5H,71−1)−ジオン(0,7g、2mM)と無水
酪酸(0,64g、4a+M)をピリジン(10d)中
、60℃で27時間攪拌させた。反応液を濃縮乾固し、
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(leg、クロロ
ホルム)で精製した。得られた粗結晶をアセトン/イソ
プロピルエーテルから再結晶して、無色針状晶(0,6
3g、75%)を得た。
融点 1j2−153℃ 元素分析値:C2゜Ht 4 CQ N s Osとし
てC(%) H(%)N(%) 計算値:  57.48. 5.79. 18.76実
験値:  57.45. 5.78. 16.64実施
例−22 7−ベンジル−5−ブチル−3−メチルアミノピラゾロ
[3,4−d]ピリミジン−4,6(5H,71■)−
ジオン ■−ベンジルー3−ブチル−6−ヒドラジノウラシル(
4,0g、13.9mM)とメチルイソチオンアナート
(2,857+11!、41.7111M)をDMF(
50d)中、120℃で20時間攪拌させた。メタノー
ル(20ML)を加え、冷却放置して得られた結晶をD
ME?’/メタノールから再結晶して、無色結晶(3,
0g、66%)を得た。
融点 282−284°C 元素分析値:Cl?Ht+N aOtとしてC(%) 
   トI (%)   N (%)計算値:  62
.37. 6.47. 21.39実験値:  62.
60. 6.55. 21.32実施例−23 7−ベンジル−5−ブチル−3−ジメチルアミノピラゾ
ロ[3,4−dコビリミジン−4,6(51−[。
711)−ジオン l−ベンジル−3−プチルー6−ヒドラジノウラノル(
] 、Og、3.5mM)のクロロホルム(30d)溶
液に、ホスゲンイミニウムクロリド(0,73g。
4.5mM)を室温で少量ずつ加えた後、50°Cで3
時間攪拌した。反応液を濃縮乾固して得られた褐色シラ
ツブを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(30g
、クロロホルム)で精製すると淡黄色結晶が得られた。
80%エタノールから再結晶して、無色針状晶(0,6
1g、52%)を得た。
融点 17”1179℃ 元素分析値:C16HBNsOtとしてC(%)  r
−r(%)N(%) 計算値:  63.32. 6.79. 20.51実
験値:  63.39.  a、g9;  20.43
実施例−24 7−ヘンツルー5−ブチル−2−メチル−3−メチルア
ミノ−2H−ピラゾロ[3,4−dlピリミジン−4,
6(5I−I、7 H)−ジオン7−ベンジル−5−ブ
チル−3−メチルアミノピラゾロ[3,4−dコビリミ
ジン−4,6(5H,71()−ジオン(1,5g、4
.58mM)をDMF(50y=M)に溶解させ、よう
化メチル(0,48滅、6mM)と炭酸カリウム(0,
82g、6mM)を加え、室温で12時間攪拌放置した
。反応液を濃縮乾固して得られた残渣をクロロホルム/
水で抽出して、クロロホルムを水洗、乾燥、′a縮する
と固化した。80%エタノールから2度再結晶して、無
色針状晶(0,88g、56%)を得た。
融点 146−148℃ 元素分析値:Ctsl−1t3NsOtとしてC(%)
  H(%)  N(%) 計算値:  63.32. 6.79. 20.51実
験値+  63.55. 6.86:  20.29実
施例−25 5−ブチル−7−(4−メトキシベンジル)−3−メチ
ルアミノピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(
5H,7II)−ジオン 3−ブチル−6−ヒドラジノ−1−(tl−メトキシベ
ンジル)ウラシル(2,0g、6.3mM)とメチルイ
ソチオシアナート(1,36td、20mM)をDMF
’(20M1.)中、120℃で20時間攪拌した。
エタノール(20y4)を加え、冷却放置後析出した結
晶をDMF’/エタノールから再結晶して、無色結晶(
1,2g、53%)を得た。
融点 292−294°C 元素分析値: C+al−1tsN so sとしてC
(%) H(%)N(%) 計算値・ 60.49. 6.49. 19.59実験
値+  60.58. 6.49. 19.54実施例
−26 5−ブチル−7−(4−クロロベンジル)−3−メチル
アミノピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4゜6 (
51−1,7H)−ジオン 3−ブヂルー1−(4−クロロベンジル)−6−ヒドラ
ジノウラシル(3,0g、9.3mM)とメチルイソチ
オシアナート(2,0rJ、29mM)をDMF’(3
0旙)中、120℃で20時間攪拌させた。エタノール
(20+J)を加え、冷却放置して析出した結晶をI)
 M P /エタノールから再結晶して、淡黄色結晶(
1,91g、57%)を得た。
融点 291−294°C 元素分析値:CI7!1t。Cf2N50之としてC(
%)   [−1(%) N(%)計算値:  56.
43. 5.57. 19.36実験値:  56.5
1;  5.49. 19.22実施例−27 5−ブチル−3−メチルアミノ−7−(2−ニトロベン
ジル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(5
H,7H)−ジオン 3−ブチル−6−ヒドラジノ−1−(2−ニトロベンジ
ル)ウラシル(4,0g、12mM)とメチルイソチオ
シアナート(2,4−,36mM)のDMF’(40s
112)溶液を120℃で20時間攪拌した。エタノー
ル(20d)を加え、冷却放置して析出した結晶をDM
F/エタノールから再結晶して、無色針状晶(2,0g
、45%)を得た。
融点 〉300℃ 元素分析値:C,7H,。N a O4としてC(%)
  I−((%)N(%) 計算値:  54.83. 5.41. 22.57実
験値:  54.89:  5.31. 22.43実
施例−28 5−ブチル−3−メチルアミノ−7−(4−ニトロベン
ジル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,6(5
H,7H)−ジオン 3−ブチル−6−ヒドラジノ−!−(4−ニトロベンジ
ル)ウラシル(1,7g、5mM)とメチルイソチオシ
アナー)(0,7y4.10mM)をDMr;’(20
7n1.)中、120℃で20時間攪拌させた。エタノ
ール(20d)を加え、冷却放置して得られた結晶をD
MF/エタノールから再結晶して、淡黄色結晶(0,6
1g、32%)を得た。
融点 277−279°C 元素分析値:C+t14roNa04としてC(%) 
 H(%)N(%) 計算値:  54.83. 5.41 22.57実験
値:  54.8G、  5.、IL、  22.51
実施例−29 5−ブチル−3−メチルアミノ−7−(2−ペンノルア
ミノエチル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミンン−4,
6(5H,7H)−ジオン 5−ブヂルー7−(2−クロロエチル)−3−メチルア
ミノピラゾロ[3,4−d]ピリミノンー・1゜6(5
11,7H)−ジオン(0,6g、 2 mM)とヘン
シルアミン(0、661n1.6 mM)をジオキサン
(20yJ)中で20時間加熱還流させた。減圧濃縮乾
固して得られたシラツブを氷水中にあけ放置ずろと、無
色結晶が得られた。得られた結晶をIN−塩酸に溶解さ
せ、不溶物をろ去し、ろ液に1N−アンモニア水を加え
ると結晶が析出した。D M F /メタノール/水か
ら再結晶して、無色針状晶(0,32g、43%)を得
た。
融点 198−200℃ 元素分析値:C18H28N110 tとしてC(%)
11(%)  N(%) 計算値:  61.60. 1.08:  22.69
実験偵:  61.51. 6.8?、  22.58
実施例−30 7−(2−ベンジルオキシエチル)−5−ブチル−3−
メチルアミノピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4,
6(5H,7H)−ジオン 1−(2−ベンジルオキシエチル)−3−ブチル−6−
ヒドラジノウラシル(2,1g、6.3mM)とメチル
イソチオシアナート(1,36艷、20mM)をDMP
(20nJ)中、120℃で20時間攪拌させた。50
%メタノール(20d)を加え、冷却放置して得られた
結晶をDMF/メタノール/水から再結晶して、淡黄色
結晶(0,94g、40%)を得た。
融点 214〜216℃ 元素分析値: Cle )I t s N s Oaと
してC(%)  I((%)N(%) 計算値:  61.44. 6.フ8:  1g、85
実験値:  61.42. 6.53. 19.09実
施例−31 5−ブチル−3−エチルアミノ−7−(4−メトキシベ
ンジル)ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−、i 、
G (5H,71()−ジオン3−ブチル−6−ヒドラ
ジノ−1−(4−メトキシベンジル)ウラシル(0,6
4g、2mM)とエチルイソチオシアナート(0,53
威、6+IIM)をDMF(6威)中、90℃で14時
間、さらに110℃で14時間攪拌させた。反応液に水
(2蔵)を加え、冷却数装置して得られた結晶をDMF
/エタノール/水から再結晶して、無色針状晶(0,5
2g、70%)を得た。
融点 234−236℃ 元素分析値:C+sH!SN so 3としてC(%)
  H(%)N(%) 計算値:  61.44. 6.78. 18.86実
験値:  61.35. 6.93. 18.77実施
例−32 7−(4−アミノベンジル)−5−ブチル−3−メチル
アミノピラゾロ(3,4−cDピリミジン−11,−6
(5H,7H)−ジオン 塩酸塩 5−ブチル−3−メチルアミノ−7−(4−ニトロベン
ジル)ピラゾロ[3,4−d]ビリミンンー4.6 (
5I−1,7H)−ジオン(Ig、2.6mM)を濃塩
酸(5−)およびエタノール(2,5+14)に懸濁し
て、室温で攪拌しながら塩化第一スズ(3,75g)の
エタノール溶液(5歳)を滴下した。室温で24時間攪
拌放置して濃縮乾固した。残渣を熱水に溶解した後、冷
却放置すると黄色結晶(0,42g、46%)を得た。
融点 〉31O℃ 元素分析値:C+7Ht2NaO*・1.I C12・
1/2HffiOとして C(%)   I((%) N(%) 計算値:  52.64. 6.24. 21.67実
験値:  52.4g、  5.73. 21.35製
剤例 本発明化合物(1)をたとえば、記憶障害、感情障害1
行動異常の治療および予防薬として使用する場合、たと
えば次の様な処方によって用いることができる。
11錠剤 (1)7−(3−クロロベンジル)−3−メチルアミノ
−5−プロピルピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4
,6(51(,71−1)−ジオン20a+g (2)ラクトース          35B(3)コ
ーンスターヂ       150mg(4)微結晶セ
ルロース       30mg(5)°ステアリン酸
マグネシウム    5mg40mg (1)、(2)、(3)と(4)の2/3および(5)
の172を混和後、顆粒化する。残りの(4)および(
5)をこの顆粒に加えて錠剤に加圧成型する。
2、カプセル (1)7−ベンジル−3−メチルアミノ−5−プロピル
ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4゜6(5H,7
H)−ジオン     20mg(2)ラクトース  
       100D(3)微結晶セルロース   
    70mg(4)ステアリン酸マグネシウム  
 l0mg00mg (1)、(2)、(3)および(4)の172を混和後
、顆粒化する。この顆粒に残りの(4)を加えて、全体
をゼラチンカプセルに封入する。
発明の効果 実験例1 本発明の化合物(1)の向知能作用(記憶障害改善作用
)を、以下に示す受動的回避試験によって検討した。5
週齢の雄性マウスを、明暗2つの部屋から成る受動的回
避学習装置の明室に先ず入れる。マウスは習性により暗
い部屋へすぐに移動する。移動した時、暗室の床から0
.5ミリアンペア−の電流を3秒間、逃避不能の条件下
に、マウスに与える。マウスはこの電気ショックを受け
たことを数週間は記憶している。この記憶の形成を次の
ような操作により障害し、この記憶障害に対する本発明
化合物(1)の作用を検討した。すなわち、電気ショッ
クを与えた直後、炭酸ガスを充満させた4Qのガラス容
器にマウスを入れ、呼吸が停止した時点でマウスを取り
出し、人工呼吸により自発呼吸を回復させた。この操作
によりマウスは電気ショックを受けたことを忘れてしま
う。
そこで、翌日この記憶の回復試験を行った。すなわち、
マウスを受動的回避学習装置の明室に再び入れ、暗室へ
移動するまでの時間を測定した。
電気ショックを受けたことを忘れたマウスは、10秒な
いし20秒で再び暗室へ移動した。一方、本発明化合物
(1)を投与したマウスは記憶を回復し、暗室へ移動し
ようとしないか、あるいは移動しても移動するまでに長
時間を要した。そこで、被検化合物の作用は、このテス
ト時にマウスが明室にとどまっている時間の平均値(一
群8匹)を対照群【被検化合物を含まない5%アラビア
ゴム懸濁液のみを投与した群)と比較することにより調
べた。その成績は対照群における平均値を100とした
時のパーセント変化率で表現した(第1表)。
なお、被検化合物は5%アラビアゴム懸濁液として、テ
スト30分前に腹腔的投与、あるいはテストロ0分前に
経口投与した。
本発明化合物(I)のうち代表的な化合物の記憶障害改
善作用(炭酸ガス吸入による受動的回避反応障害に対す
る改善作用)を示すと第1表の如くである。
第1表 炭酸ガス吸入による受動的回避反応障害に楽:
統計学的有意差(P<0.05)を示す。
実験例2 8方向放射状迷路で十分訓練したWistar系ラット
を用いた。ラットを装置に入れ、第4選択まで自由にエ
サを取らせ、第4選択直後にラットを装置から取り出し
、一定の遅延時間を挿入したのち再びラットを装置に戻
し、第5選択以降を継続させた。第5選択から第8選択
における正反応数(エサが残っているアームを選択した
回数)およびすべてのエサを取り終えるまでのエラー数
(すでにエサを取り終えたアームを再び選択した回数)
を測定した。遅延時間が4時間以内であれば、ラットは
高い正反応数を示し、エラー数は少ない。
本実験では1群7〜12匹のラットを用い、第4選択直
後にラットを装置から取り出して、スコポラミン0 、
5 mg/kgを腹腔的投与し、1時間後に第5選択以
降を継続させた。被検化合物は10mg/kgをスコポ
ラミンと同時に腹腔的投与した。
第2表に示す如く、ラットの空間記憶はスコポラミン投
与により著明に阻害され、顕著な正反応数の低下および
エラー数の増加が誘発された。実施例6で得た化合物(
化合物6)を投与すると、スコポラミンによる空間記憶
障害に対する改善作用−がみられ、有意な正反応数の増
加およびエラー数の低下が認められた。
第2表 スコポラミンによる空間記憶障害に対する注1
)正反応数およびエラー数は平均上標準誤差で示す。
注2)牽:生理食塩水対照群と比較した場合の統計学的
有意差(p< o、ot)を示す。
注3)+:スコボラミン対照群と比較した場合の統計学
的有意差(P<0.1)を示す。
注4) ++、スコポラミン対照群と比較した場合の統
計学的有意差(P< 0.05)を示す。
実験例3 両側の嗅球を吸引除去により摘出したWistar系雄
性ラットを用いた。床がグリッドになっている30x3
0x30cmの箱の一隅に、30x7x4゜5cn+の
塩化ビニール製プラットフォームを設置したステップダ
ウン型受動的回避装置を用い、プラットフォームに静置
したラットがグリッド床へ降りると同時に0.6ミリア
ンペア、1秒間の電気ショックを与えた。1分間隔で同
様な試行を反復し、ラットがプラットフォームからグリ
ッド床に降りるまでの回避時間を測定した。試行はラッ
トがプラットフォーム上で180秒以上回避するまで最
高10回繰り返した。1群8−10匹のラットを用い、
被検化合物は20 mg/kgをテスト開始の1時間前
に腹腔的投与した。ラットがプラットフォーム上で18
0秒以上の回避を示すのに要した平均試行数は、第3表
に示す如くである。偽手術群に比較し、生理食塩水を投
与した嗅球摘出対照群では回避反応獲得に要する試行数
の著明な増加が認められた。化合物6を投与すると、嗅
球摘出ラットにおける受動的回避反応の獲得障害に対し
て、著明かつ有意な改善作用が認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は置換されていてもよいアリールまたは
    ヘテロアリール基を示し、R^2は低級アルキル基を示
    し、R^3およびR^4はそれぞれ水素または低級アル
    キル基を示し、R^5は水素、低級アルキル基またはア
    シル基を示し、Xはヘテロ原子を含んでいてもよい低級
    アルキレン基を示す。破線はピラゾール環に二重結合が
    2個存在することを示し、R^5は1位または2位のい
    ずれかに結合している]で表わされる化合物またはその
    塩。
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