JPS6310558Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310558Y2 JPS6310558Y2 JP1981157610U JP15761081U JPS6310558Y2 JP S6310558 Y2 JPS6310558 Y2 JP S6310558Y2 JP 1981157610 U JP1981157610 U JP 1981157610U JP 15761081 U JP15761081 U JP 15761081U JP S6310558 Y2 JPS6310558 Y2 JP S6310558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- shaft seal
- reactor
- cleaning member
- seal housing
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は一次冷却材として、例えば液体金属
ナトリウムを用いた原子炉に対し、その炉容器内
に引入れて使用される燃料交換機、あるいは炉内
検査用テレビカメラ、炉内における各種物理量の
測定装置などを対象とする炉内挿入機器の軸封装
置に関する。
ナトリウムを用いた原子炉に対し、その炉容器内
に引入れて使用される燃料交換機、あるいは炉内
検査用テレビカメラ、炉内における各種物理量の
測定装置などを対象とする炉内挿入機器の軸封装
置に関する。
まず第１図により、この種の軸封装置の基本構
造を説明する。図において、１は炉心、２は炉心
を収容した炉容器の上部しやへいプラグ、３，４
はそれぞれ炉容器内に封入されている一次冷却材
としての液体金属ナトリウムおよびカバーガスで
ある。燃料交換機５はその本体がしやへいプラグ
２の貫通穴６、およびプラグの上面に据付けたド
アバルブ７を通じて炉外より炉内へ引入れられ、
燃料交換機の昇降駆動機構８により昇降操作され
て炉心１への燃料装荷、および炉心からの燃料引
抜きを行なう。一方、炉内側のカバーガスは高放
射能を帯びたナトリウム蒸気を含んでおり、この
カバーガスの炉外漏出を防ぐために、ドアバルブ
７の上には燃料交換機５に対する軸封装置９が設
置されている。この軸封装置９は、燃料交換機１
の本体を包囲する軸封ハウジング１０、軸封ハウ
ジングの内部に設置された炉内圧力バウンダリを
構成するカバーガス漏出防止用の軸封パツキン１
１に加え、更に燃料交換機１の炉外引出しに際し
てその炉内挿入部分の表面に付着したナトリウム
がそのまま炉外へ取り出されたり、あるいは前記
の軸封パツキン１１に付着してそのシール性能を
低下させることのないように、一次冷却材のナト
リウム掃除部材１２が軸封パツキン１１と並べて
軸封ハウジング１０に装備されている。このナト
リウム掃除部材１２は耐熱・耐食性金属材ワイヤ
の編組体あるいはブラシ体として作られ、燃料交
換機本体の外表面に直接当接させるように設置さ
れている。したがつて燃料交換機の炉外引出しの
際に、本体の外表面に付着したナトリウムは軸封
パツキン１１の手前で掃除部材１２により掻き落
し除去されることになる。
造を説明する。図において、１は炉心、２は炉心
を収容した炉容器の上部しやへいプラグ、３，４
はそれぞれ炉容器内に封入されている一次冷却材
としての液体金属ナトリウムおよびカバーガスで
ある。燃料交換機５はその本体がしやへいプラグ
２の貫通穴６、およびプラグの上面に据付けたド
アバルブ７を通じて炉外より炉内へ引入れられ、
燃料交換機の昇降駆動機構８により昇降操作され
て炉心１への燃料装荷、および炉心からの燃料引
抜きを行なう。一方、炉内側のカバーガスは高放
射能を帯びたナトリウム蒸気を含んでおり、この
カバーガスの炉外漏出を防ぐために、ドアバルブ
７の上には燃料交換機５に対する軸封装置９が設
置されている。この軸封装置９は、燃料交換機１
の本体を包囲する軸封ハウジング１０、軸封ハウ
ジングの内部に設置された炉内圧力バウンダリを
構成するカバーガス漏出防止用の軸封パツキン１
１に加え、更に燃料交換機１の炉外引出しに際し
てその炉内挿入部分の表面に付着したナトリウム
がそのまま炉外へ取り出されたり、あるいは前記
の軸封パツキン１１に付着してそのシール性能を
低下させることのないように、一次冷却材のナト
リウム掃除部材１２が軸封パツキン１１と並べて
軸封ハウジング１０に装備されている。このナト
リウム掃除部材１２は耐熱・耐食性金属材ワイヤ
の編組体あるいはブラシ体として作られ、燃料交
換機本体の外表面に直接当接させるように設置さ
れている。したがつて燃料交換機の炉外引出しの
際に、本体の外表面に付着したナトリウムは軸封
パツキン１１の手前で掃除部材１２により掻き落
し除去されることになる。
ところで従来の軸封装置では、第２図に示すよ
うに前記した一次冷却材の掃除部材１２は軸封ハ
ウジング１０への固定的に装着されていた。この
ために燃料交換機５の昇降操作に際して、炉心の
燃料交換位置と燃料交換機との僅かな位置ずれな
どの原因により、燃料交換機５が多少とも偏心す
ると、掃除部材１２との間で片当りや、異常な摺
動抵抗の増加が生じる。この結果、ナトリウム除
去性能が低下したり、燃料交換機の円滑な昇降操
作を阻害するなどの不具合な問題に発展する恐れ
がある。
うに前記した一次冷却材の掃除部材１２は軸封ハ
ウジング１０への固定的に装着されていた。この
ために燃料交換機５の昇降操作に際して、炉心の
燃料交換位置と燃料交換機との僅かな位置ずれな
どの原因により、燃料交換機５が多少とも偏心す
ると、掃除部材１２との間で片当りや、異常な摺
動抵抗の増加が生じる。この結果、ナトリウム除
去性能が低下したり、燃料交換機の円滑な昇降操
作を阻害するなどの不具合な問題に発展する恐れ
がある。
この考案は上記の点にかんがみなされたもので
あり、その目的は従来装置の欠点を除去し、炉内
挿入機器に多少の偏心が生じても、一次冷却材掃
除部材との間で片当りや異常な摺動抵抗増加の恐
れがなく、常に良好な一次冷却材の掃除機能が維
持できるようにした炉内挿入機器の軸封装置を提
供することにある。
あり、その目的は従来装置の欠点を除去し、炉内
挿入機器に多少の偏心が生じても、一次冷却材掃
除部材との間で片当りや異常な摺動抵抗増加の恐
れがなく、常に良好な一次冷却材の掃除機能が維
持できるようにした炉内挿入機器の軸封装置を提
供することにある。
かかる目的はこの考案により、一次冷却材掃除
部材を収容する収容ケースの外周と軸封ハウジン
グとの間に予め遊嵌間げきを保つて前記収容ケー
スを前記軸封ハウジング内に支持したことにより
達成される。
部材を収容する収容ケースの外周と軸封ハウジン
グとの間に予め遊嵌間げきを保つて前記収容ケー
スを前記軸封ハウジング内に支持したことにより
達成される。
以下この考案を図示実施例に基づき説明する。
第３図において、掃除部材１２はそのまま軸封
ハウジング１０に固定されず、収容ケース１３に
収めた上で、この収容ケース１３が軸封ハウジン
グ１０に対しその半径方向へ移動可能に遊嵌支持
されている。すなわち収容ケース１３の外周と軸
封ハウジング１０との間には予め遊嵌間げきｇが
設けてあり、この間げきｇの範囲で燃料交換機５
が矢印方向に多少偏心しても、掃除部材１２は燃
料交換機５に追随して軸封ハウジング１０の中を
偏心移動できるようにされている。したがつて燃
料交換機５が多少偏心しても掃除部材１２への片
当りや、異常な摺動抵抗の増加の現象が発生せ
ず、掃除部材は常に安定よく燃料交換機５の外表
面に当接し、良好な一次冷却材の掃除機能を維持
することができる。
ハウジング１０に固定されず、収容ケース１３に
収めた上で、この収容ケース１３が軸封ハウジン
グ１０に対しその半径方向へ移動可能に遊嵌支持
されている。すなわち収容ケース１３の外周と軸
封ハウジング１０との間には予め遊嵌間げきｇが
設けてあり、この間げきｇの範囲で燃料交換機５
が矢印方向に多少偏心しても、掃除部材１２は燃
料交換機５に追随して軸封ハウジング１０の中を
偏心移動できるようにされている。したがつて燃
料交換機５が多少偏心しても掃除部材１２への片
当りや、異常な摺動抵抗の増加の現象が発生せ
ず、掃除部材は常に安定よく燃料交換機５の外表
面に当接し、良好な一次冷却材の掃除機能を維持
することができる。
次に第３図を基により具体化した実施例を第４
図に示す。図中符号１４は軸封ハウジング１０の
固定ボルト、１５はパツキン押え、１６はパツキ
ン押えの締付ボルト、１７は収容ケース１３の組
立ボルト、１８は収容ケース支持用フランジ、１
９は該フランジの固定ボルト、２０は各掃除部材
セグメントの相互間に介挿した仕切板である。
図に示す。図中符号１４は軸封ハウジング１０の
固定ボルト、１５はパツキン押え、１６はパツキ
ン押えの締付ボルト、１７は収容ケース１３の組
立ボルト、１８は収容ケース支持用フランジ、１
９は該フランジの固定ボルト、２０は各掃除部材
セグメントの相互間に介挿した仕切板である。
なお、図示実施例は液体金属ナトリウム冷却形
原子炉における燃料交換機を対象として述べた
が、燃料交換機以外の各種炉内挿入機器に対して
も同様に実施される。また一次冷却材が液体金属
以外の例えば水である場合には、掃除部材を例え
ばフエルトに変更するだけで図示実施例と同様に
実施できることはもちろんである。
原子炉における燃料交換機を対象として述べた
が、燃料交換機以外の各種炉内挿入機器に対して
も同様に実施される。また一次冷却材が液体金属
以外の例えば水である場合には、掃除部材を例え
ばフエルトに変更するだけで図示実施例と同様に
実施できることはもちろんである。
第１図は炉内挿入機器である燃料交換機が炉内
に挿入された状態を示す全体の概略構成図、第２
図は従来における軸封装置の構成断面図、第３図
はこの考案の実施例の基本構成断面図、第４図は
第３図を基にしたより具体的な実施例の構造を示
す断面図である。 ２……炉容器のプラグ、３……一次冷却材、４
……カバーガス、５……炉内挿入機器としての燃
料交換機、９……軸封装置、１０……軸封ハウジ
ング、１１……軸封パツキン、１２……一次冷却
材掃除部材、１３……収容ケース、ｇ……遊嵌間
げき。
に挿入された状態を示す全体の概略構成図、第２
図は従来における軸封装置の構成断面図、第３図
はこの考案の実施例の基本構成断面図、第４図は
第３図を基にしたより具体的な実施例の構造を示
す断面図である。 ２……炉容器のプラグ、３……一次冷却材、４
……カバーガス、５……炉内挿入機器としての燃
料交換機、９……軸封装置、１０……軸封ハウジ
ング、１１……軸封パツキン、１２……一次冷却
材掃除部材、１３……収容ケース、ｇ……遊嵌間
げき。
Claims (1)
- 炉容器のプラグを貫通して炉内に引入れられた
炉内挿入機器の貫通端部外周を包囲する軸封ハウ
ジングの内周に炉内カバーガス漏出防止用の軸封
パツキン、および炉内挿入機器の炉内挿入部分の
外表面に付着した炉内一次冷却材を機器の炉外引
抜きの際に掻き落とす一次冷却材掃除部材を装備
した原子炉炉内挿入機器の軸封装置において、一
次冷却材掃除部材を収容する収容ケースの外周と
軸封ハウジングとの間に予め遊嵌間げきを保つて
前記収容ケースを前記軸封ハウジング内に支持
し、前記炉内挿入機器の偏心に対し前記収容ケー
スを半径方向に追随移動可能としたことを特徴と
する原子炉炉内挿入機器の軸封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981157610U JPS5862299U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 原子炉炉内挿入機器の軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981157610U JPS5862299U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 原子炉炉内挿入機器の軸封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5862299U JPS5862299U (ja) | 1983-04-26 |
| JPS6310558Y2 true JPS6310558Y2 (ja) | 1988-03-29 |
Family
ID=29950131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981157610U Granted JPS5862299U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 原子炉炉内挿入機器の軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5862299U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4976625B2 (ja) * | 2001-08-14 | 2012-07-18 | グローバル クーリング ビー ヴイ | フリーピストン・スターリング装置の低摩擦追従シール |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5576994A (en) * | 1978-12-06 | 1980-06-10 | Fuji Electric Co Ltd | Sealing device of incore instrument |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP1981157610U patent/JPS5862299U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5576994A (en) * | 1978-12-06 | 1980-06-10 | Fuji Electric Co Ltd | Sealing device of incore instrument |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5862299U (ja) | 1983-04-26 |
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