JPS63100495A - 自動半音グリツサンドを行う電子楽器 - Google Patents

自動半音グリツサンドを行う電子楽器

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JPS63100495A
JPS63100495A JP62184218A JP18421887A JPS63100495A JP S63100495 A JPS63100495 A JP S63100495A JP 62184218 A JP62184218 A JP 62184218A JP 18421887 A JP18421887 A JP 18421887A JP S63100495 A JPS63100495 A JP S63100495A
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/04Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
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    • G10H5/002Instruments using voltage controlled oscillators and amplifiers or voltage controlled oscillators and filters, e.g. Synthesisers
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    • G10H2210/155Musical effects
    • G10H2210/195Modulation effects, i.e. smooth non-discontinuous variations over a time interval, e.g. within a note, melody or musical transition, of any sound parameter, e.g. amplitude, pitch, spectral response or playback speed
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、楽音シンセサイザ型の楽器に関するものであ
り、更に詳しくいうと、デジタル制御楽音シンセサイザ
の半音階グリツサンド効果(chromatic  g
lissando  effect)を提供することに
関する。
グリツサンドは、一連の中間音を演奏することによって
最初の楽音からその次の楽音への移行が行われる音楽効
果である。ピアノなどの鍵盤楽器においては、中間音(
intermediate)の白鍵又は中間音の黒鍵の
上に指を走らせることによって楽音は奏せられる。従っ
て中間音は、その音階の全音階的音程と一致する。しか
し、すべての中間音の黒鍵および白鍵を連続的に作動さ
せる半音階グリツサンドを早く演奏することは、2つの
指定された楽音間の迅速で完全な半音階移行のような極
めて高度の手先の器用さを身につける必要があるので非
常にむつかしい。
この発明は、“複音シンセサイザ”と題する米国特許第
4,085,644号(特願昭51−93519号)に
記載されている型の鍵盤作動式楽器において半音階グリ
ツサンド効果を生じさせるための回路を目的とする。そ
こに記載されている楽器においては、各楽音の波形は計
算されて主データリストに記憶されたデータによって制
御されるが、そのデータは、従来のオーディオ音響シス
テムを駆動させるためD−A変換器によってアナログ電
圧に交換される。その波形の基本周波数は電圧制御発振
器によって決定され、その発振器への入力制御電圧は今
度は周波数ナンバー表から周波数制御ナンバーをアドレ
スし、その周波数ナンバーを対応する電圧レベルへ変換
するこOOよって決定される。鍵盤上の特定の鍵は、周
波数ナンバー表に記憶された周波数ナンバーのアドレス
を決定するが、これらのことはすべて“周波数ナンバー
制御クロック”と題する米国特許第4,067.254
号(特願昭51−140616号)および鍵盤スイッチ
検出および割当装置”と題する米国特許第4.022.
098号に更に明確に記載した方法により行われる。
本発明においてグリツサンド効果を実施するにあたって
は、“定速度ボルタメント装置゛と題する米国特許第4
.103.581号(特願昭52−98590号)に記
載され、ここに参考のため述べられている技術と同様な
技術が用いられる。
2つの楽音間の移行の特徴は、連続的な押鍵された楽音
(keyed  note)が鍵盤上で奏せられる場合
に、各楽音のピッチが次の楽音のピッチに円滑に移行し
てスライドすることにあるという点では、ボルタメント
効果はグリツサンド効果に似ている。前記特許のボルタ
メント効果では、連続的に押鍵された楽音(keyed
  noteS)の周波数の差には無関係な時間的間隔
の間に移行が発生するという点で、ボルタメント効果は
グリツサンド効果と違っている。移行に含まれる増分周
波数段階は、2つの楽音間の周波数差の一定の比率であ
る。従って、増分周波数段階と、例えば半音階の段階と
の間には何の関係もない。これとは対照的にグリツサン
ド効果においては、押鍵された楽音の始めと終りとの間
において半音階の個々の楽音の各々を発音することによ
って移行が行なわれ、その結果移行時間は、2つの押鍵
された楽音間の周波数分離の関数となる。従って、可聴
効果(aIJdible  effect)は、かなり
違ってくる。グリツサンド効果における移行時間は、も
しそうしたいと思えば半音階の各々の楽音をはっきりと
聞き分けられる程ゆっくりとすることができる。更に、
移行楽音の各々は、最初と最後の楽音の同一のアタック
、デイケイ、サスティン、レリース特性をもって発生さ
れることができる。
要するに、この発明は、その好ましい実施例においては
、半音階の押鍵された楽音の各々に対する周波数ナンバ
ーが表に記憶されているグリツサンド楽音発生器を提供
する。周波数ナンバーは、各鍵が自身の周波数ナンバー
をもつa!盤上の鍵の掻作に応答して表から選択的に読
出される。周波数ナンバーは表から読出されると、アナ
ログ電圧に変換され、関連した楽音発生器の基本周波数
を固定するため電圧制御発振器へ加えられる。グリツサ
ンド発生器は、グリツサンドクロックを具える。表中の
周波数ナンバーのアドレスは、最初の鍵の繰作に応答し
て発生する最初の楽音用の第ルジスタに記憶される。そ
の次に別の鍵が連続的に操作されると、その新たな楽音
の周波数ナンバーアドレスは、第2レジスタに記憶され
る。ついで第ルジスタは、第ルジスタのアドレスが第2
レジスタの新しいアドレスと等しくなるまでグリツサン
ドクロツク発生器からの一連のクロックパルスによって
順方向に或いは逆方向に計数される。第ルジスタの内容
は、レジスタが計数されるにつれて周波数ナンバー表か
ら周波数ナンバーを逐次的にアドレスし読出すために使
用される。
従って、アドレスがカウントされるにつれて、前の楽音
と今の楽音との間のすべての中間音のナンバー表中の連
続した各周波数ナンバーは、周波数ナンバー表から連続
的に読出される。現在のこれらのナンバーの各々は、楽
音発生器が半音階を形成する全楽音の周波数を通して歩
進(s t e p)できるようにするため楽音発生器
の基本周波数を制御する。
この発明の別の形式においては、半音階の楽音の周波数
ナンバーと実質的に整合する一連の周波数ナンバーを実
際に計算するため、アドレスナンバー自体が、そのナン
バーに定数を掛けることによって一連のステップにおい
て増大する。
“複音シンセサイザ”と題する米国特許第4゜085.
644号(特願昭51−93519号)においては、1
つの鍵を作動させると複数の楽音発生器のうちの1つが
1つの楽音に割当てられる楽音発生システムが記載され
ている。楽器の各階を作動させると、楽音および鍵の割
当て状態を識別するデータは、読取り/書込み割当てメ
モリに記憶される。鍵の状態を検知しそのような情報を
記憶するため前記米国特許第4.085.644号(特
願昭51−93519号)の第1図及び第12図の14
に示すような回路が、“鍵盤スイッチ検出および割当装
置”と題する米国特許第4゜022.098号(特願昭
51−1)0652号)に記載されている。1つの鍵が
ひとたび1つの楽音発生器に割当てられると、その鍵を
押鍵する時に記憶される楽音情報に応答して、楽音のピ
ッチは、割当てられた楽音発生器の電圧制御発振器によ
って決定される。各楽音発生器に対する発振器の周波数
を制御する方法は1975年1)月24日提出の上記米
国特許第4,067.254号(特願昭51−1406
16号)に詳細に記憶されている。この発明は、上記特
許の特徴をとり入れた楽器に特に限定するものではない
が、ここではそのようなシステムに対する変形態様とし
て、好ましい実施例のなかに記載されている。上記の米
国特許に記載されている回路と共通にここに記載されて
いる回路部分は、同じ参照数字によって識別される。
図面を詳細に参照するに、番号82は、複音システムの
各楽音発生器に対して1語を有する複数の制御語を記憶
する割当てメモリを示す。1つの楽音発生器がグリツサ
ンド動作モード(mode)に永久的に割当てられ、従
って割当てメモリ82中の1つの制御語は、専用される
グリツサンド楽音発生器に常に組み入れられるというこ
とが、この開示の目的からみて想定される°。グリツサ
ンドモード(mode)で作動させる場合、上鍵盤だけ
が使用され、1度に1つの楽音だけが奏せられる。換言
するとグリツサンドモードで作動させる場合には、上鍵
盤は単音作動に限定される。鍵盤および関連した鍵盤ス
イッチ検出回路は、1個以上の鍵を1時に作動させた時
に1個の出力信号だけを許容する優先回路(図示せず)
によって鍵盤を単音作動に限定するように変更してもよ
い。
そのような単音制御は、例えば“ディジタルオルガンに
おいて和音を発生させるための自動デジタル回路”と題
する1976年8月9日出願の米国特許第4.100.
831号(特願昭53−20314号)に記載されてい
る。
上記の米国特許第4.022.098号に記載されてい
るように、鍵盤上の1つの鍵を作動させると必ず1個の
信号がメモリ・アドレス/データ書込み制御装置83へ
達するyA87上に発生し、この制′4′n装置83は
、制御δ語における割当てビットをターンオンし、その
楽音を識別するデータ。
その楽音がその中ばに含まれるオクターブ、その鍵が配
置されている鍵盤を制御語に負荷することによって、割
当てメモリ中の制御語のうちの1語をその鍵に割当てさ
せるようにする。1つの制御語がひとたび1つの鍵に割
当てられると、それは表中の周波数ナンバーをアドレス
するのに使用され、今度はその周波数ナンバーが、上記
の係属中の米国特許第4,067.254号(特願昭5
1−140616号)に詳細に記載されている方法によ
り、割当てられた楽音発生器中の電圧制御発振器を制御
するのに使用される。線87上の信号は、線81上の入
力を検知し、1つの鍵が作動され、割当てメモリ82に
おいてアドレスされている制御語が割当てビットをター
ンオフさせたことを示すアンド(AND)ゲート90の
出力から誘導される。その制御語は、他のどの鍵にも割
当てられていないので後者の状態が存在する6割当てビ
ットの状態は、通常はインバータを通してアンド(AN
D)ゲート90の入力へ直接に加えられる割当てメモリ
82からの出力線84によって検知される。しかし、グ
リツサンドモードで作動されると、アンド(A N D
)ゲート500は、入力線グリツサンド上の信号によっ
て示されるようにグリツサンドモードが動作中であるこ
と、および米国特許第4,022,098号に詳細に記
載されているように除算カウンタ(divisionc
ounter)63からの入力線44上の信号によって
示される如く上鍵盤がスキャンされつつあることを検知
する。アンド(AND)回路500の出力は、線84に
おけるインバータの出力とともに、インバータ502を
介してアンド(AND)ゲート504の入力へ加えられ
る。従って、グリツサンドが存在しない時には、線84
は上記米国特許第4,022,098号に記載の方法と
全く同じ方法でインバータを通ってアンド(AND)ゲ
ート90へ結合される。しかし、グリツサンドモードが
作動中の場合には、アンド(AND)回路506は、ア
ドレス回路83からの出力信号をアンド(A N D)
回路90の入力へ結合させ、グリツサンド楽音発生器へ
割当てられた制御語が、割当てメモリにおいてアドレス
されつつあることを示す、線87は、割当てメモリ中の
グリツサンド制御′B語に、米国特許第4.022.0
98号に詳細に記載されている方法によりメモリ・アド
レス/データ書込み制御Il装置83を用いて、その楽
音、オクターブ及び鍵盤情報を負荷させるようにする。
従って、グリツサンドモードで作動している時には、グ
リツサンド楽音発生器に専用される特定の制御語は、押
鍵されつつある上鍵盤の特定の鍵を識別するデータと共
に負荷される。
割当てメモリ中の制御語は、逐次的に割当てメモリから
読出され、アドレスデコーダ16の入力へ加えられる。
各制御語に応答したアドレスデコーダの値は、割当てら
れた楽音発生器によって、メモリ表18中の周波数ナン
バーをアドレスするのに用いられる。この周波数ナンバ
ーは、米国特許第4.067.254号(特願昭51−
140616号)に詳細に記載されている方法によって
割当てられた楽音発生器における電圧制御発振器の周波
数を制御する。グリツサンドモードと関連ある割当てメ
モリ82中の特定の制御語は、割当てメモリ82から読
出されると、デコードされたアドレスは、アドレス保持
レジスタ550に記憶される。従って、このアドレス保
持レジスタ550は、グリツサンドモードで作動させた
場合、鍵盤上で奏せられる現在の楽音に対する周波数ナ
ンバー表18中の周波数ナンバーのアドレスを記憶する
。アドレス/データ書込み回路33が割当てメモリ82
においてグリツサンドするように割当てられた語をアド
レスしつつある時に、アンド(AND)ゲート520は
出力信号を与える。そしてグリツサンドモードが動作を
開始し、鍵は押鍵された状態になる。アンド(AND)
ゲート520の出力は、クロックパルスをグリツサンド
クロック554からアドレスカウンタ551ヘゲートす
るクロックゲート555を制mするため、制御フリップ
・フロップ553をセットするのにも用いられる。アド
レスカウンタ551の内容は、グリツサンド楽音発生器
の周波数ナンバー表18の周波数ナンバーをアドレスす
るのに用いられる。
アドレスカウンタ551は、アドレスカウンタ551の
内容をアドレス保持レジスタ550の内容と比較する比
較器回路552の出力に依存して順方向或いは逆方向の
何れかに計数される。レジスタ550中のアドレスが、
カウンタ551中のアドレスよりも高い周波数ナンバー
の位置に対応する場合には、比較器は、クロック源55
4からのクロックパルスに応答してアドレスカウンタを
順方向に計数するようにセットする。もし、アドレス保
持レジスタ550中のアドレスがより低い周波数ナンバ
ー位置に対応することを比較器が示せば、比較器は、ク
ロック源554からのクロックパルスに応答してアドレ
スカウンタ551を逆方向に計数させる。従ってグリッ
サンドクロック554からの各クロックパルスは、表1
8中のその次の周波数ナンバーを逐次的に順方向或いは
逆方向の何れかに読み出させ、電圧制御発振器24の周
波数を制′41)するためのD−A変換器22へ加えら
れる。表18中の各周波数ナンバーは、半音階の1つの
楽音のピッチに対応するので楽音発生器は半音階の楽音
を逐次的に発生させる。楽器の演奏者がグリツサンドク
ロツク554を調整できるようにすることによって速い
、又は遅いグリッサンド効果が発生される。
アドレスカウンタ551は、カウンタ中のアドレスがア
ドレス保持レジスタ550中のアドレスに等しくなるこ
とを比較器552が検知するまで、順方向或いは逆方向
に計数を続行する。この時に比較器552の出力は、制
御フリップ・フロップ553をリセットし、それによっ
てグリッサンドクロツク554によってカウンタ551
の連続計数(sequettce)をしゃ断する。従っ
て駆動された鍵に対応する周波数ナンバーがアドレスカ
ウンタ551によってアドレスされる時に、グリッサン
ドラン(glissando  run)は、終了する
。楽音発生器は鍵が開放(release)されるまで
押鍵された楽音を発生しっづける。
ついで若し別の鍵が駆動されると、それに関連したアド
レスは上記の方法によってアドレス保持レジスタ550
に負荷される。制御Bフリップ・フロップ553は再び
セットされ、カウンタ551によって現在アドレスされ
つつある前の楽音の周波数でグリツサンドランが始まる
。半音階グリツサンドは、鍵が開放(release)
され新しい鍵が作動するまでは駆動された鍵の周波数に
達しないことがあるという点に注目すべきである。
この場合、制御フリップ・フロップ553は、リセット
されていないので、アドレスカウンタ551にカウント
を続行させる。しかし、比較器は、アドレスカウンタ5
51と、新しい鍵によってアドレス保持レジスタ550
に負荷したアドレスを比較する。もしこれがカウンタ5
51のアドレスよりも低ければ、グリッサンドランの方
向は逆転するが、さもなければ、アドレスカウンタ55
1がアドレス保持レジスタ550中のアドレスと等しく
なる時点までしゃ断されることな(続行する。
アドレスカウンタ551の内容は、グリッサンドモード
の開始時には不明であるので、グリッサンドモード開始
後押鍵される最初の鍵のアドレスをアドレスカウンタ5
51に先づ負荷することが望ましい。こうすると、第2
の鍵が駆動され、新しいアドレスをアドレス保持レジス
タ550に配置するまでは、グリッサンドランは発生し
ない。
これは、制御フリップ・フロップ574、アンド(AN
D)ゲート576および転送ゲート575によって達成
される。グリッサンドスイッチが先づ閉じられると、パ
ルス発生器570が制御フリップ・フロップ574をセ
ットし、今度はそのフリップ・フロップがアンド(AN
D)ゲート576への1人力をターンオンする。アンド
(AND)ゲート520の出力は、上鍵盤部の1つの鍵
が押鍵されているという信号を送ると、アンド(AND
)ゲート576の出力は、転送ゲート575をしてアド
レス保持レジスタ550中の現在のアドレスをアドレス
カウンタ551へ転送させる。
比較器552は、アドレス保持レジスタ550およびア
ドレスカウンタ551中の同一のアドレスの存在に応答
して制御フリップ・フロップ553をリセットし、グリ
ツサンドクロツク554からのカウンタ551のいかな
る計数もしゃ断する。
遅延回路573によって与えられる短時間の遅延の後に
、アンド(AND)ゲート520の出力は制御Iフリッ
プ・フロップ574をリセットし、それによって転送ゲ
ート575を再び閉じる。アドレスカウンタ551は、
次にグリッサンドモードで作動される最初の鍵の周波数
ナンバーのアドレスにセットされる。
半音階の各楽音をはっきりと聞き分けられる程の長い間
演奏されるように比較的遅いグリツサンド効果が発生さ
れる場合には、実際に鍵を押すことにより開始されるこ
れらの楽音と同様のアタック、デイケイ、サスティン、
レリース特性をもった半音階の各楽音を発生することが
望ましい0通常の場合には鍵を操作すると楽音発生器だ
けではなくADSR発生器も動き、今度はそのADSR
発生器が発生する楽音のエンベロープ波形、即ち発生し
た楽音のアタック、デイケ仁サスティン、レリース特性
を制御する。ADSR発生器の動作は、例えば“ADS
Rエンベロープ発生器”と題する1976年1月26日
付出願の米国特許第4.079,650号(特願昭52
−7188号)に記載されている。上記のグリツサンド
配置においては、周波数ナンバーのみが半音階の連続的
楽音の各々を発生するように変化されているので、鍵を
作動される場合に発生される最初の楽音に関してのみア
タックとデイケイがADSR発生器によって制御される
。グリツサンドランの期間中に半音階で発生される各楽
音に関して同様のアタック、デイケイを堤供するために
は、楽音発生器はあたかも新しい鍵がグリツサンドクロ
ツク554の各パルスによって作動されるように動作し
なければならない、この目的のために、線44上の除算
カウンタ(division  counter)63
の出力は、インバータ558を介してクロックゲート5
55の出力へ接続されているゲート557を進め上記米
国特許に示されているように鍵盤スイッチング論理へ接
続されている。従って、クロック源554からの各クロ
ックパルスは、除算カウンタ63からの締44上の信号
を瞬間的に禁止する。これは鍵検出回路に対して、上鍵
盤のすべての鍵を瞬間的にリリースさせるという効果を
もつ。その結果、クロック源554からの各グリツサン
ドクロツクによってあたかも鍵が物理的に開放され、そ
れから再び押鍵されたかのように、その鍵は割当てメモ
リ82中のグリツサンド語に再び割当てられる。それと
同様の鍵は押鍵されたまま保持されるので、アドレス保
持レジスタ550中のアドレス情報は変化せず、グリツ
サンドランは、しゃ断されずに継続する。しかし、AD
SR発生器は、丁度新しい鍵が作動されたかのように再
循環する。
第1図に示す配置においては、半音階グリツサンドは、
周波数ナンバー表アドレスが新しい鍵盤ナンバーアドレ
スと同じになるまで、周波数ナンバー表アドレスを順次
増加することによって得られ、それによって半音階楽音
の全音程範囲(fuII  1nterval  ra
nge)が周波数ナンバー表から読出されるようにする
。第2図は、周波数ナンバーを表から読出すのではなく
周波数ナンバーそのものを発生させることによってグリ
ッサンド効果を実施するための別の配置を示す。
従って、半音階グリツサンドは、現在の楽音の周波数ナ
ンバーが前の楽音より高いか低いかどうかに依存して、
2 +/+ 2又は2−1/12の係数を演奏された前
の楽音の周波数ナンバーに連続的に掛けることによって
得られる。これは、等分平均律(equitemper
ed)の半音階に非常に近似して指数的に変化する周波
数ナンバーを生じさせる。
この掛は算は、可変楽音グリッサンドクロツタによって
計時される。この連続的掛は算の結果が新しい楽音の周
波数ナンバーに等いしか、又はそれを超えるナンバーに
なると、その連続的掛は算は終了する。
第2図を詳細に参照するに、割当てメモリ82が、第1
図に関連して詳細に上記した方法により、グリツサンド
モードの間に作動させた鍵に応答して負荷された後、割
当てメモリ82中の語は、アドレスデコーダ16によっ
てデコードされ、周波数ナンバー表18を直接アドレス
するのに用いられる。アンド(AND)ゲート520の
出力は、グリツサンドが行われていること、およびグリ
ッサンド楽音発生器に割当てられた語が上鍵盤部上で作
動されている鍵に応答してアドレスデコーダ16に加え
られつつあることを示す。表18からの周波数ナンバー
は、アンド(AND)ゲート520の出力に応答して保
持レジスタ608へ転送される。同時に、保持レジスタ
608に記憶されている前の周波数ナンバーは、データ
選択ゲート601によって累算器(アキミュレータ)レ
ジスタ602へ転送される。
比較器回路603は、入力線87によって示されている
ように、新しい鍵を作動させた時に、累算器レジスタ6
02中の前の周波数ナンバーと保持レジスタ608中の
新しい周波数ナンバーとを比較する。もし新しい楽音の
周波数ナンバーが、前の楽音のピッチよりも低いと、比
較器603は方向ラッチ(direction  1a
tch)604を0の状態にセットし、もし、新しい楽
音が前の楽音のピッチよりも高いか或いは等しければ、
方向ラッチを“1”の状態にセットする。
方向ラッチ604は、方向ラッチ604のセラる半音(
semi−tone)乗算器605を制御する。その積
は累算器レジスタ602に再び記憶される。
従って、半音乗算器605は、累算器レジスタ602中
の周波数ナンバーを半音階の半音(haIf−tone
)に等しい量だけ周期的に変えるように作動する。累算
器レジスタ602の出力は、電圧制御発振器24を制御
するためD−A変換器22へ加えられる。
半音乗算器605によって発生される乗算のシーケンス
は、グリッサンドクロック654に同期し、その同期ク
ロックパルスはクロックゲート655を通って半音乗算
器605ヘゲートされる。
アンド(AND)ゲート520の出力によってセットさ
れる制御フリップ・フロップ653は、クロックゲート
655を制御する。累算器レジスタ602の内容の乗算
と更新は、比較器603が7リツプ・フロップ653へ
加えられるリセットパルスを発生させるまで、クロック
源654からの連続的な各グリツサンドクロツクパルス
とともに続行する。このリセットパルスは、累算器レジ
スタ602の内容が保持レジスタ608中の周波数ナン
バーと等しくなるか、又は(ラッチ6040セツトの状
態によっていずれかの方向へ)超過するようになる場合
に、比較器603によって発生される。制御フリップ・
フロップ653もまた出力データ選択ゲート610を制
御する。制御フリップ・フロップ653がセットされる
と、ゲート610は累算器レジスタ602の内容をD−
A変換器22へ結合するが、制御フリップ・フロップ6
53がリセットされると、ゲート610は保持レジスタ
608の出力を切換える。
制御フリップ・フロップ653をリセットするための別
の配置を第3図に示す、鍵盤上の1つの鍵を押鍵して周
波数ナンバー表18をアドレスさせると、そのアドレス
は新アドレスレジスタ660に記憶される。連続的に鍵
を作動させると、レジスタ660中の前−のアドレスは
古いアドレスレジスタ662へ転送される。従って、レ
ジスタ660は常に現在の楽音のアドレスを含み、レジ
スタ662は前の楽音のアドレスを含む、減算回路66
4は2つのアドレスの差を発生させ、その差をカウンタ
666に記憶させる。グリッサンドの実施中、クロック
ゲート655によってゲートされたグリッサンドクロツ
タパルスはカウンタ666に印加され、そのカウンタを
逆方向に計数させる。カウンタが0まで逆方向に計数す
ると、それはフリップ・フロップ653をリセットする
。前の楽音のアドレスと現在の楽音のアドレスとの差は
、前の楽音と現在の楽音の間の半音階の半音(half
−tone)の数に対応するので、カウンタは、前の楽
音のピッチから新しい楽音のピッチヘグリッサンドが移
行する期間中に半音階で奏せられる楽音数の正確なカウ
ント(計数値)を提供する。従って、カウンタは終点を
決定する正確な方法を提供する。グリツサンド操作中に
新しい鍵を鍵盤上で作動させる前にカウンタがOまでカ
ウントダウンしないと、古いアドレスレジスタ662に
記憶されているように現在のカウント状態に基づいた減
算回路664の出力によって新しい値にセットされる。
以下本発明の実施例の態様を列記する。
1、アキュムレータレジスタおよび保持レジスタの内容
がほぼ等しい場合には比較手段に更に応答し、保持レジ
スタの内容を発振器制御手段へ転送する手段を更に含む
前記特許請求の範囲第1項の装置。
2、比較手段は、カウンタ内のアドレスが保持レジスタ
内のアドレスより大きいか又は小さいかを示す手段、お
よび前記指示手段に応答しカウンタ手段が順方向にカウ
ントするか又は逆方向にカウントするかを制御する手段
を含む前記特許請求の範囲第1項の装置。
3、 グリツサンドクロツクはクロック周波数を選択的
に変化させる手段を含む前記特許請求の範囲第2項の装
置。
4、 グリツサンドクロツクによるカウンタ手段をカウ
ンティングに応答し、カウンタ手段の各変化の度毎に楽
音シンセサイザの鍵盤を一時的に使用不可能にし一時的
に楽音発生器を開放する手段を更に含む前記特許請求の
範囲第1項の装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例の概略的ブロック図で
ある。 第2図は、本発明の別の実施例の概略的ブロック図であ
る。 第3図は、第2図の回路を変更した概略的ブロック図で
ある。 第1図において、82は割当てメモリ、83はアドレス
/データ書込み制御装置、63は除算カウンタ、16は
アドレスデコーダ、550はアドレス保持レジスタ、5
70はパルス発生器、57は転送ゲート、552は比較
器、551はアドレスカウンタ、555はクロックゲー
ト、554はグリツサンドクロツク、18は周波数ナン
バー表、22はD−A変換器、24は電圧制御発振器(
VCO) 、573は遅延回路特許出願人  株式会社
 河合楽器製作所代理人 弁理士 玉 蟲 久五部 aIIII!′1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音階の各音程に対する周波数ナンバーによつて所
    望の楽音ピツチ周波数が制御される楽音発生器を有する
    電子楽器において、 周波数ナンバーを記憶する手段と、 前記記憶手段からの周波数ナンバーを転送される保持レ
    ジスタと、 前記保持レジスタに入つていた周波数ナンバーが転送さ
    れるアキユムレータレジスタと、鍵の作動に応答し、前
    記周波数ナンバーを記憶する手段から選択された新たな
    周波数ナンバーを前記保持レジスタに転送し、前記保持
    レジスタ内に新たな周波数ナンバーが転送される以前に
    保持されていた周波数ナンバーを前記アキユムレータレ
    ジスタへ転送する手段と、 前記保持レジスタと前記アキュムレータレジスタ内の周
    波数ナンバーを比較する比較手段と、クロツクを含み、
    クロツクに応じて、前記アキユムレータレジスタに格納
    されている発音している楽音のピツチに対する周波数ナ
    ンバーに前記比較手段に応答し、音程間隔が正方向に半
    音あるいは負方向に半音となる定数を周期的に乗算し、
    その積を再び発音する楽音のピツチに対する周波数ナン
    バーとして新たに前記アキユムレータレジスタに記憶し
    て前記アキユムレータ内の周波数ナンバーを半音間隔で
    更新していく手段と、 前記比較手段に応答し、前記アキユムレータレジスタと
    前記保持レジスタの内容である周波数ナンバーがほぼ等
    しい場合に前記周期的乗算を中段する手段とを、具えて
    、 前記アキユムレータレジスタの内容の半音毎に更新され
    る周波数ナンバーによつて楽音のピツチ周波数を制御し
    て、任意の2つの連動的に作動した鍵の間の自動半音グ
    リツサンドを行う電子楽器。
JP62184218A 1977-10-06 1987-07-23 自動半音グリツサンドを行う電子楽器 Granted JPS63100495A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/839,915 US4152966A (en) 1977-10-06 1977-10-06 Automatic chromatic glissando
US839915 1992-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63100495A true JPS63100495A (ja) 1988-05-02
JPH0333278B2 JPH0333278B2 (ja) 1991-05-16

Family

ID=25280971

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12312278A Granted JPS5459920A (en) 1977-10-06 1978-10-05 Automatic chromatic glissando controller
JP62184218A Granted JPS63100495A (ja) 1977-10-06 1987-07-23 自動半音グリツサンドを行う電子楽器

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12312278A Granted JPS5459920A (en) 1977-10-06 1978-10-05 Automatic chromatic glissando controller

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4152966A (ja)
JP (2) JPS5459920A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
US4152966A (en) 1979-05-08
JPS5459920A (en) 1979-05-15
JPH0140358B2 (ja) 1989-08-28
JPH0333278B2 (ja) 1991-05-16

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