JPS629694A - 電子部品マガジン用アダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子部品を装填された細長いマガジンの一端
の外面に装着されるアダプタに関する。

第２図は、集積回路、半導体、抵抗、コンデンサ等の電
子部品をプリント基板の所定の位置へと自動的に設置す
るための自動挿入機の正面概略図である。各種電子部品
１は、第３図に詳細に示すような細長いマガジン２内に
複数個充填される。

これらのマガジン２は、第２図および第４図に示すよう
に、自動挿入機の右側において、横方向および上下方向
に複数本設置される。横方向に並べられたマガジン２の
それぞれには、異なる種類の電子部品を充填することが
できる。

マガジン２は第４図に示すように斜めに設置されておシ
、最下段のマガジン２のそれぞれの下端は電子部品ディ
スにンサに隣接せしめられている。

所定の指示に従い、それぞれのディスペンサが作動し、
各種電子部品がマガジン２からひとつづつ排出される。

マガジン２が空になると下方に取除かれ、上方のマガジ
ン２が順次下降してその下端がディスペンサに隣接せし
められる。

ディス纜ンサから排出された電子部品は、垂直方向に向
きを変えられて自動挿入機の第１の搬送セクション３に
送られる。各電子部品は、第１の搬送セクション３内を
第２図でみて右から左へと送られ、さらに第２の搬送セ
クション４内を上方に送られる。各電子部品は、第２の
搬送セクション４の上端から自動挿入機の挿入セクショ
ン５内へ送り込まれ、そこでプリント基板上の所定位置
に設置される。

本発明は、上述した電子部品自動供給機に適用されるマ
ガジンのディスペンサ側の一端の外面に装着されるアダ
プタに関する。

次に、マガジンの一端を保持する保持枠を備えた上記デ
イスベ／すの構成および作用について説明する。

第５ａ図はデイスペ／すの正面図、第５ｂ図および第５
Ｃ図は右側面図であシ第５Ｃ図ではマガジンを省略しで
ある。ディスペンサは、第３図に示すように略逆凹形の
断面の空所２ａを有し、該空所２ａ内に、それぞれが本
体１ａとその両側部から下方に延びるリード線１ｂとを
有する複数の電子部品ｌを直列に装填された細長いマガ
ジン２から、電子部品ｌを第１の搬送セクション３（第
２図を参照）へとひとつづつ供給するよう構成されてい
る。

第５ａ図ないし第５ｃ図に示すディス４ンサは、下端に
前部開口６ａを有し、上下に積重ねられた複数のマガジ
ン２のそれぞれの一端を収容可能な保持枠６と、最下段
のマガジン２の一端の凹部底壁２Ｃ（第３図を参照）を
支持することにより複数のマガジン２を保持枠６内に維
持するための垂直に延びる支持端７ａを保持枠６の下方
に隣接して有するレバー７とを備えている。レバー７は
、最下段のマガジン２内に電子部品ｌが残っている間は
引張ばね８およびストッパ９の作用によシ図示位置を保
っているが、最下段のマガジン２が空になると、これを
下方に取除くために枢軸１ｏのまわりを第５ａ図でみて
時計方向に揺動せしめられる。この揺動のためのトルク
は、上端１１ａがソレノイ）’１２のプランジャ１２ａ
に枢着されたレバー１１が、プランジャ１２ａの短縮作
動により枢軸１３のまわりを第５ａ図でみて反時計方向
に揺動し、それによって、レバー７に形成したスロット
１４内に係合するようレバー１１に突設したピン１５が
第５ａ図でみて右方に移動することによシ生ずる。レバ
ー７が揺動せしめられて支持端７ａが最下段のマガジン
２の凹部底壁２Ｃを離れると、該最下段のマガジン２は
支持を失って下方に落下する。一方、このときレバー１
１は反時計方向に揺動せしめられているので、その下端
突起部１６が次のマガジン２の凹部底壁２Ｃに係合して
該次のマガジン２′の端部を支持する。最下段のマガジ
ン２が取除かれたのち、プランジャ１２ａが伸長作動せ
しめられると、レバー１１およびレバー７は上述したも
のと逆方向の揺動を行ない、マガジン２′はレバー１１
の突起部１６から解放されて一段下に落ち、一端の凹部
底壁２Ｃをレバー７の支持端７ａに支持されて最下段の
マガジンとなる。このようにして１．空になった。

最下段のマガジンは順次上段のマガジンにとってかわら
れる。

ディスはンサはさらに、最下段のマガジン２円から排出
される複数の電子部品ｌを連続的に案内するためにマガ
ジン２の開口出口端２ｄに一端ｔ−隣接して前方（第５
ａ図で左方）に延び、それぞれの電子部品ｌの本体１ａ
の下面を滑動支持可能なレール１７を備えている。ディ
スペンサ全体は、実際には第５ａ図でみて反時計方向に
約４５度傾斜した状態で設置され、レバー７の支持端７
ａは、マガジン２内の電子部品１の本体ｌａの下面がレ
ール１７の上面と同じかそれよシ若干高く位置づけられ
るようにマガジン２の凹部底壁２ｃを支持するようにな
されているので、最下段のマガジン２内の電子部品ｌは
、保持枠６の前部開口６ａを通してレール１７上へ連続
して送りこまれる。

ディスペンサはさらに、レール１７上の最前方（第５ａ
図で最左方）に位置する電子部品ｌの前端に当接して該
電子部品１の前方移動を阻止する第１の位置（図示位置
）と、該電子部品から離れて該電子部品の前方移動を許
容する第２の位置との間を枢軸１８のまわりに揺動可能
な当接端１９ａを有するレバー１９と、後端を枢軸２０
に枢着され、引張ばね２１によって第５ａ図でみて時計
方向に付勢されているレバー２２とを備えている。レバ
ー２２の上面はばね２１の作用によりレバー１９の後端
１９ｔ）に押しつけられている。レバ、−１９０当接端
１９ａが第１の位置すなわち図示位置にあるときには、
レバー２２の係止端２２ａはどの電子部品にも係合して
いない。しかしながら、レバー１９に端部を枢着された
プランジャ２３ａを有するソレノイド２３が作動し、プ
ランジャ２３ａが短縮されると、レバー１９は第５ａ図
でみて時計方向に揺動され、当接端１９ａは最前方の電
子部品１の前端から離れて該電子部品ｌの前方移動を許
容する。該電子部品ｌはレール１７を離れて垂直に方向
を変えられ、第１の搬送セクション３（第２図）へと供
給される。一方、レバー２２は、レバー１９の後端１９
１）に押され、ばね２１の偏倚力に抗して第５ａ図でみ
て反時計方向に揺動式れる。したがって、レバー２２の
係止端２２ａは、次の電子部品１′の上面を押し、該電
子部品１′をし一ル１７上に係止してその前方移動を阻
止する。

最前方の電子部品ｌが排出されたのち、ソレノイ）＃２
３のプランジャ２３ａが伸長作動せしめられると、レバ
ー１９およびレノＺ−２２は上述したものと逆方向の運
動を行なう。したがって、レバー２２の係止端２２ａは
電子部品１′から離れ、該電子部品１′は前方に移動し
て、図示位置にあるレバー１９の当接端１９ａに前端が
当接し、そこで前方移動を阻止されて最前方の電子部品
となる。後方に続く電子部品もそれぞれ１個分だけ前方
に移動する。このような動作を繰返すことにより、電子
部品は所定の指示に従ってひとつづつ第１の搬送セクシ
ョン３へと供給される。

（従来の技術） 従来は、第３図に示すようなマガジン２をそのまま使用
していた。第５ｂ図に示すように、マガジン２の底面の
全体の幅が、ディスはンサの保持枠６の両側壁６ａ間の
距離よりも若干狭い場合には、マガジン２のディスペン
サ側の一端は保持枠６内で上下に整列した状態を維持す
る。したがつて、最下段のマガジン２が空になって下方
に取除かれると、上方の複数のマガジンは、整列した姿
勢を保ちながら保持枠６の両側壁６ａに案内されて下方
に一段移動する。

しかしながら、マガジンの横幅は電子部品の種類やメー
カーによって異なり、必ずしもディスペンサの保持枠６
の両側壁６ａ間の距離に適合するとは限らない。

（発明が解決しようとする問題点） そこで問題となるのは、マガジンの横幅が保持枠６の両
側壁６ａ間の距離よりもかなシ狭い場合である。この場
合には、マガジンはしばしば長手軸１わりに傾いてしま
う。上下に積み重ねたマガジンがそれぞれランダムな方
向および角度に傾くと、マガジンは保持枠６内で詰って
しまい、°下方への移動ができなくなるおそれがある。

また、傾いたマガジンが最下段に到達すると、ディスペ
ンサルノｚ−７の支持端７ａが、マガジンを正しい、直
立姿勢で支持できなくなる。したがって々ガジン内の電
子部品がディスペンサのレール１７上へ円滑に供給され
なくなり、次工程に大きな支障をもたらす。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、マガジンの横幅が保持枠の両側壁間の距離よ
りもかなり狭い場合であっても、マガジンが整列した状
態で保持枠内を下方に案内されるようにすることを目的
としており、本発明【よれば、はぼ逆門形の断面の空所
を有し、該空所内に電子部品を装填可能な細長いマガジ
ンであって、両側壁を備えた保持枠内に一端を保持され
るマガジンの該一端の外面に装着されるアダプタにおい
て、前記保持枠の前記両側壁間の距離よりも若干狭い幅
を有し且つ前記マガジンの底面を支持可能な底壁と、該
底壁の両側縁からそれぞれ上方かつ内方に延び、前記マ
ガジンの側面に係合可能な一対の弾力性のある側壁とを
備えてなることを特徴とする電子部品マガジン用アダプ
タが提供きれる。

（作　用） 本発明によるアダプタをマガジンの保持枠側端部の外面
に装着して用いると、マガジンの保持枠側端部の横幅は
、実質的にアダプタの底壁の幅１で拡張されたと同様に
なる。したがって、比較的狭い横幅を有するマガジンで
あっても、それぞれ直立姿勢を保ちながら上下に整列し
た状態で保持枠内を下方に案内される。

（°実施例） 第１ａ図、第１ｂ図、第１ｃ図および第１ｄ図は、それ
ぞれ本発明によるアダプタの一実施例をマガジンの一端
に取付けた状態を示す正面図、側面図、底面図および斜
示図である。

本発明によるアダプタ２４は、底壁２４ａと、一対の側
壁２４ｂとを備えてなる。底壁２４ａは、ディスペンサ
の保持枠６の両側壁６ａ間の距離よりも若干狭い幅を有
し、アダプタ２４が装着された状態でマガジン２の底面
２ｂを支持する。一方、アダプタ２４の側壁２４１）は
、それぞれ底壁２４＆の両側縁から上方かつ内方に延び
ている。アダプタ２４は、全体を弾力性のある薄板部材
、例えばメタルシートによって形成されており、側壁２
４１）はアダプタ２４が装着された状態でマガジン２の
側面２ｅに弾力的に係合し、それによってアダプタ２４
全体がマガジン２の端部に保持される。

第５ａ図ないし第５Ｃ図に示したディスペンサは、最下
段のマガジンの凹部底壁２Ｃをレバー７の直立する支持
端７ａで支持するはうに構成されているので、アダプタ
２４の底壁２４ａは、支持端７ａが通ることができるよ
う、マガジン２の底面に形成された凹所２ｆに対応する
切欠２４ｃを端部に設けられる。アダプタ２４の前後を
逆にしても使用できるよう、切欠２４０は底壁２４ａの
両端に設けることが好ましい。

ディスにンサの種類によっては、レバー７の支持端７ａ
が水平に延び、最下段のマガジンの底面全体を支持する
ようにしたものもある。このようなディスにンサを使用
する場合には、アダプタ２４の切欠２４０は必要ないが
、もちろん、そのような場合でも切欠２４Ｑを有するア
ダプタ２４を用いることはできる。

第１ａ図から明らかなように、比較的狭い幅を有するマ
ガジン２の端部に本発明のアダプタを装着すると、マガ
ジン２の横幅は、実質的にアダプタ２４の底壁２４ａの
幅まで拡張されたと同様になり、したがってマガジン２
の端部は、ディスにンサの保持枠６内にちょうどよく適
合される。

（発明の効果） 本発明のアダプタをマガジンの端部に装着すれば、マガ
ジンの横幅が保持枠の両側壁間の距離ぶりもかなシ狭い
場合であっても、マガジンは保持枠内で長手軸のまわり
に傾くことなく、それぞれ直立した姿勢を保ちながら上
下に整列した状態で保持枠内を下方に円滑に案内される
ことができる。

したがって、保持枠内でマガジンが詰って下降しなくな
ったり、最下段のマガジン内からディスペンサのレール
上へと電子部品が流れなくなるようなおそれはなくなる
。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図は本発明によるアダプタの一実施例をマガジン
の一端に装着した状態を示す正面図。 第１ｂ図は同じく側面図。 第１ｃ図は同じく底面図。 第１ａ図は同じく斜示図。 第２図は本発明のアダプタを装着したマガジンを使用可
能な電子部品自動挿入機の全体を示す概略図。 第３図はマガジンの斜示図であり、一部を切欠いである
。 第４図は第２図の自動挿入機を右側面から見た図。 第５ａ図はマガジンが適用されるディスペンサの一例を
示す正面図。 第５ｂ図は同じく右側面図。 第５ｃ図も同じく右側面図でちるが、マガジンを省略し
である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ほぼ逆凹形の断面の空所を有し、該空所内に電子
   部品を装填可能な細長いマガジンであつて、両側壁を備
   えた保持枠内に一端を保持されるマガジンの該一端の外
   面に装着されるアダプタにおいて、前記保持枠の前記両
   側壁間の距離よりも若干狭い幅を有し且つ前記マガジン
   の底面を支持可能な底壁と、該底壁の両側縁からそれぞ
   れ上方かつ内方に延び、前記マガジンの側面に係合可能
   な一対の弾力性のある側壁とを備えてなることを特徴と
   する電子部品マガジン用アダプタ。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載の電子部品マガジン
   用アダプタにおいて、前記底壁の端部に、前記マガジン
   の前記底面に形成された凹所に対応する切欠が設けられ
   ていることを特徴とする電子部品マガジン用アダプタ。