JPS6296495A - エポキシ化有機ケイ素化合物の製造法、およびエポキシシランからなる異性体混合物 - Google Patents

エポキシ化有機ケイ素化合物の製造法、およびエポキシシランからなる異性体混合物

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JPS6296495A
JPS6296495A JP61182864A JP18286486A JPS6296495A JP S6296495 A JPS6296495 A JP S6296495A JP 61182864 A JP61182864 A JP 61182864A JP 18286486 A JP18286486 A JP 18286486A JP S6296495 A JPS6296495 A JP S6296495A
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アンドレアス・グルント
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • C07F7/1872Preparation; Treatments not provided for in C07F7/20
    • C07F7/1892Preparation; Treatments not provided for in C07F7/20 by reactions not provided for in C07F7/1876 - C07F7/1888
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の対象は、不飽和有機ケイ素化合物の直接醸化に
よるエポキシ化有機ケイ素化合物の製造である。
従来の技術 たいていエポキシ基またはエポキシ基を保有する基を含
有する有機ケイ累化合物は多年光、喚 工業的関心を奮起して来た。該有機ケイ素化合物は単量
体としてまたは他の単量体と結合して高価値の物質を製
造するために有効に使用される。さらに該有機ケイ素化
合物は1合体工業および接着剤工業の炙<の分野におけ
る種々の材料の間の所謂接着助剤として使用される。
それで、特許請求の範囲に記載された、エポキシ基を有
するオルガノシランを製造するためには、に多の方法が
久しく公知である。合成の1つの方法は、たとえはシラ
ンを少なくとも1個の水素原子によりモノオレフィン性
エポキシドのC=C−二重結合に接触的に付加させるこ
とである。
触媒としては、白金、ロジウム、ルテニウムのような貴
金属またはニッケルも使用されるがこの場合触媒の分離
および返送は著しい工業的出費を惹起する(西ドイツ国
特許出願公開第193790437904号明細書国特
許第144413号明細書、米国特許 第3745206号明細書)。
特許請求の範囲に記載された化合物部類の原則的に異な
る製造法は逆の方法である、すなわちさしあたり不飽和
シランを製造し、これをエポキシ化するのである。この
所謂、直接酸化は有機過酸を用いて実施することができ
る(米国%許第3455877号明細省ないしは西ドイ
ツ国特許第1067321号明細書)。これにはたいて
い酢酸中の過酢酸浴液が用いられたがこの溶液は一般に
使用できず、かつ不飽和シランの種類に応じて、極めて
不活発な反応経過および極めて僅かな収量を生じるにす
ぎなかった。
(プリュードマン(E、 P、 Plueddeman
n ) Xファンが−(G、 Faυgor ) ”ジ
ャーナル・オプ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ
ィ(Journal of t、he America
n ChemicalSociezy )1959年、
第81巻、第2662頁;英国特許第1205819号
明細書)。その上、加水分解可能なシランの場合に、水
含有過酸の使用は劇的な収量損失が生じた。
それに加えて、たとえば過酢酸を大工業的に使用する場
合に安全性の危険が懸念された(西ドイツ国特許出願公
開第2159991号明細書)。かかる難点を、特別の
系、すなわちノ・ロデン化炭化水素中のm−クロル過安
息香酸を使用することにより回避するという拭みも失敗
した。収量も不十分であった(英国特許 第12CI5819号明細書)。これに、ノ10rン化
炭化水累を用いる場合に、著しい腐食の危険が加わる。
また、反応の際に生成されるm−クロル安息香酸の分離
および返送ないしは再使用も困難点をもたらした;さら
に、他の過酸およびその反応の際に生成される基礎酸を
使用する場合にも生じる間組もある。
95%の過酸化水素による直接エポキシ化は同様に安全
性の理由から実施できない(西ドイツ国特許出願公開第
2607768号明細−W)。
従って、専問家には、あたかもエポキシ化有機ケイ素化
合物の製造の際に、過カルボン酸を使用することは適肖
でないと思わねはならなかった。
発明が解決しようとする問題点 したがって本発明の課逅は、過カルボン酸を用いる不飽
和有機ケイ素化合物のエポキシ化を十分満足できる収量
のほかに、安全性の危険が生じず、また生成される基礎
酸も反応混合物の工業的に簡単な後処理により得かつ再
使用することもできるように実施することである。
間組点を解決するための手段 ところで、この課題は、1つまたは幾つかの炭素−炭素
二重結合を有する有機ケイ素化合物をベンゾール溶液の
過プロピオン酸とモル比(エポキシ化すべき二重結合対
過プロピオン酸)1:1〜1;2で、温度10〜120
°C1好ましくは40〜70°Gで反応させる場合に、
かかる課題を解決できることが見い出された。1つまた
は移つかの炭素−炭素二重結合を有する有機クイ素化合
物とは炭素−炭素二重結合が、少なくとも1つの炭素原
子を介するか、筐たはC−0−結合またはC−N−結合
を介してS1原子に結合している置換基の成分であるよ
うなものを意味する。これにはたとえば次の式で示され
る、部分的に異性体混合物として存在しつるシランが該
肖する: Si (0−CH2−CH=CH2)、       
     1゜(CH30)3Si−CH2−CH2−
CH=CH25゜不飽和シランの製造の指示は次の文献
中に認められる: プリュードマン(E、P、 P]、ueddmann 
)″キルク・オドマー(Kj、rk Olhmer )
エンサイクロペディア・オプ・ケミカル・テクノロジー (Encyclopedia of Chemical
 Technology )”第20巻、第962頁以
降。クーパー(B、 E。
Cooper )  ″プロセス バイオフミストリー
(Process Biochemi、5TJry )
”、 1980年、第9頁以降。チャールスA、ロース
(Charls A。
Rozh )″′アイ・アンド・Ec・プロダクト・リ
サーチ・アンド・デ40−ノメント(I andECP
roduct Re5earch and Devel
opmemt )″、第11巻(1972年)第164
頁。
過プロピオン酸は、たとえば西ドイツ国特許第2519
289号明細書に記載された方法により、含水過酸化水
素とプロピオン酸とを硫酸の存在で反応させ、引き続き
生成した過プロピオン酸をベンゾールで反応混合物から
抽出することにより製造することができる。こうして得
られたベンゾール溶液の過プロピオン酸は、硫酸、水お
よび過酸化水素の残分を減少させるために、なおさらに
精製することができる(たとえば西ドイツ・国特許第2
519290号明細省参照)。
しかし、後N製を必要としない過プロピオン酸溶液が有
利であり、それどころか過酸製造からの粗製抽出物を欠
点なく使用することができこれは工業的出費の著しい減
少をもたらし、従って本発明方法は極めて経済的なもの
になる。
したがって、1.5″Fhjjk%までの過酸化水素、
1.51量チの水および800 ppmまでの鉱酸を含
有する、ベンゾール中の過プロピオン酸溶液を使用する
ことができる。溶液の過酸含量は10〜60軍蓋チの間
、有利には201量チであってよい。
本発明による方法は柚々の圧力下に実施することができ
る;一般的に常圧下に作業するが、本発明方法は過圧ま
たは低圧下でも実施することができる。
反応は、攪拌釜、攪拌釜カスケード、攪拌反応器筐たは
ループ型気泡カラムのようなこの種の反応に適した反応
器中で不連続的にも連続的にも行なうことができ、その
際反応熱は任意の方法で、たとえは蒸気冷却または内部
ないしは外部の冷却装置で排出する。
本発明による方法を実施するための反応装置に適した材
料は、たとえばガラス、特殊鋼またはホウロウ引き材料
である。
過プロピオン酸はオレフィンと任意の方法で一緒にする
。2つの反応成分を一緒にまたは順次に任意の順序で反
応器中へ入れることができる。不連続的作業法の場合、
好ましくはオレフィンを装入し、過酸を反応温度の制御
下に配量する;しかし同様に良好に、逆に実施すること
ができる、すなわち過酸を装入しオレフィンを反応温度
を制御下して配量する。反応が連続的に行なう場合には
、2つの反応物を反応器に別個に、または−緒に供給す
ることができる。直列に接続された複数の反応器、たと
えば攪拌釜カスケード、または後反応器として1つの管
状反応器を有する攪拌釜の列を用いる場合、過酸量もシ
ラン量も複数の反応器に分配することができる。シラン
は有利にはそのままで使用されるが、たとえばベンゾー
ルに溶解した形で使用することができる。本発明による
方法によれは連続的作業法が特に有利である。この作業
法によれば、不飽和オルガノシランをベンゾール中の過
プロピオン酸溶液と一緒に、モル比(エポキシ化すべき
二重結合対過酸)1:1〜1:2で、1〜4つの理想的
に十分に混合する反応器の列および1つの後反応器から
なる反応系中へ供給し、また反応を温度10〜120℃
で実施し、その際滞留時間を、使用されるオレフイン二
重結合に対する変換率が1つまたは複数の理想的に十分
に混合する反応器の後で少なくとも80モルチおよび後
反応器の後で少なくとも95モル%、有利には98モル
チより上になるように調節する。後反応器から流出する
混合物から蒸留および放散工程の組み合わせ中でベンゾ
ール、プロピオン酸、僅少販の過プロピオン酸および他
の低沸点成分を除去する。反応混合物の分離は矢の実施
態様に従って行なうことができる。
実施態様1(不連続的) この実施態様によれは、反応混合物の個々の成分を、そ
の沸点の順序で別個にまたは混合物として、蒸留による
か、または蒸留および放散により除去する。その際、ベ
ンゾール、残分過プロピオン酸、ゾロビオ/酸の留分お
よび他の揮発しやすい成分が留出する。残留液としてジ
エボキシドが残留する。分離されたベンゾールならびに
プロピオン酸は、場合によりさらに精製工程の後、過酸
製造へ返送することができる。
実施態様2(連続的、第1図および第2図)この連続的
に実施すべき実施態様によれば、反応混合物が反応ユニ
ット1を去った後に、さしあたりベンゾール、プロピオ
ン酸および未反応の過プロピオ/酸を大部分、1段かま
たは多段の蒸留装ftZ中で除去する。該蒸留装置は薄
膜蒸発器、流下式液膜蒸発器または再沸器のような適当
な装置からなる。0.5〜600ミリバール、好ましく
は10〜300 ミリバールの減圧下に蒸留するのが有
利である(加熱媒体の温度50〜150°C)。単−個
々の蒸発工程に対する平均滞留時間は最高10分であり
、最高5分の滞留時間が有利である。引き続き、本発明
による方法に従えば、粗製生成物中のプロピオン酸残量
を放散装ft3中で、蒸発器4で発生するベンゾール蒸
気での放散により除去する。放散装置3からの自己蒸気
は、蒸留装置2の傍を通過するか、または該装置を貫通
することができる。この工程の後にエポキシドから、残
留する痕跡のベンゾールは放散装置5中で窒素ないしは
他の不活性ガスで放散する。主としてベンゾール、未反
応の過プロピオン酸おまひプロぎオン酸からなる、蒸留
ないしは放散装置2および3からの凝縮物の流れは、さ
らに分離(第2図参照、後に詐説)した後に、過酸製造
ないしはエポキシ化へ返送される。
全ての例における放散装置としては、たとえば流下式液
膜蒸発器、サムベイ(Sambδ、y )蒸発器、取付
物または充填物を有する塔または類似の、気状・液状相
の間の良好な物質交換を可能にし、かつ専問家に知られ
ている装置が適当である。
全ての実施態様において、主としてベンゾール、未反応
の過プロピオン酸および他の低沸点成分からなる凝縮物
が生じる。本発明による方法によれば、この凝縮物を1
つまたは幾つがの塔からなる蒸留装置6(第2図)中−
1移す。この蒸留装置は塔頂留出物としてベンゾールお
よび場合により他の低沸点成分を供給する。前者は場合
により7でさらに蒸留した後に、過プロピオン酸の製造
工程へ返送される。蒸留装置6の塔底部に、プロピオン
酸、過プロピオン酸およびベンゾールからなり、塔底混
合物に対して5〜35Xml:%のベンゾール金倉を有
する混合物が生じる。この混合物をも51つの蒸留装置
8に供給し、この蒸留装置中で供給されたベンゾール、
およびプロピオン酸成分を有する過プロピオン酸の全量
を塔頂より取り出し、その際に留出物中の過プロピオン
酸の濃度は25]Liftチを越えず、かつ該塔頂留出
物を過プロピオン酸の製造工程か、またはオレフィンと
過ノロピオン酸との反応へ返送する。塔8中の塔底液と
してプロピオン酸が生じ、このプロピオン酸は精留のよ
うなもう1つの後処理の後に1過プロピオン酸の製造に
、場合により補充後に返送する。8で生じるプロピオン
酸を蒸気状で蒸留罐の上方で収り出しかつ凝縮するのが
特に有利である。それというのも、これによってもう1
つの精製工程が不快となるからである。
本発明によれは全ての蒸留による後処理工程は好ましく
は減圧下、たとえば0.5〜600ミリバール下に実施
される。同様に、ベンゾールまたはプロピオン酸が塔T
JI貿出物として生成される塔は常圧で運転することが
できる。
本発明による方法は、一連の鴬異的利点を提供する。い
わゆるブリレシャエフ (Pr1lescha3 ew )  反応を用いると
、本発明方法により上記のエポキシシランを工業的規模
で危険なく昼い収量で製造することが可能である。
こうして得られる生成物は、優れた純度、高(・エポキ
シド含量、低い粘度および明色によりすぐれ℃いる。
同様に、イオン不純物(Na”、(J−、Fe””等)
の含有率は特に低いかないしは検出不可能であり、これ
により他の方法により製造されるエポキシシランよりも
明らかに良好な特性を有する生成物が利用できる。特に
マイクロエレクトロニクスの分野での使用には、そこで
使用すべき生成物の純度に対して、本発明による方法に
より特に容易に満たされるような品質上の要件が存在す
る。
本発明による方法は、全ての補助媒体が返送、されるの
で経済的である。本発明による方法は特に環境汚染がな
い。その理由は、酸化剤からたんに水が廃棄物として生
成するにすぎず;その上間粗なくかつ危険なく廃莱でき
る僅少菫の他の廃水、低沸点成分および蒸留残滓が生じ
るにすぎないからである。
本発明によれば、短かい反応時間が必要であるにすぎず
、このことは工業的実施を特に経済的にする。
前記のシランと、なお鉱酸、水および過酸化水素を前記
の濃度で含有する粗製過プロピオン酸との反応が副反応
および逐次反応を十分に抑圧して実施可能であることは
驚異的であり、予見することはできなかった。さらに、
その除虫成される反応混合物を本発明によれば蒸留か、
または蒸留および放散により後処理でき、これにより生
成物のエポキシド含量が顕著に減少することもないこと
は予見できなかった。
実施例 例1(不連続的) 4−トリメトキシシリル−1−ブテン40.Og(0,
23モル)に、75℃で攪拌下に2時間で、ベンゾール
中の過プロピオン酸(223!を波チ)104g(0,
25モル)を加えた。過プロピオン酸は、西ドイツ国特
許第2519289号明細書により製造し、かつ過酸化
水素0.593ift%、水0.91km%および硫酸
620 ppmの含量を有し、またこれを次の全ての実
験におi     いて使用した。添加後に75℃で2
時間後攪拌した。この場合、オレフィンの変換率は98
%であった。得られたi明で薄黄色の浴液を90℃およ
び圧力100ミリバールで20分間、薄膜蒸発器に通し
、その際同時に向流でベンゾール蒸気約180g、/h
を導いた。こうして得られた粗製エポキシドをさらに9
09C/30ミリバールで薄膜蒸発器に通し、向流で弱
い窒素流を導いた。残留液としてエポキシド含量88チ
(滴定)を有する1、2−エポキシ−4−トリメトキシ
シリルブタン38gを得た。真空中での蒸留によりさら
に精製する(沸点908C712ミリバール)。
元素分析: 計算値: C43,72H8,39 実測値:  43.20  8.43 例2(不連続的) fトラ−(1−7’ロペンオキシ)−シラン33、Og
(0,13モル)に70℃で攪拌下に1時間、ベンゾー
ル中の過プロピオン酸(221量% ) 0.57モル
を加えた。引き続き、75℃で3時間後攪拌した。この
場合、オレフィン変換率は90.2%であった。例1の
場合と同様の後処理で、エポキシド含Ji88.1%(
滴定)を有する粗製物としてテトラグリシジルシラン3
6.3 、!i’が得られた。
元素分析: 計1−1Lイm  :  c  45.00     
H6,29実測値:  44.66   6.04例6
(不連続的) 1−トリメトキシシリルエチル−シクロヘキセン−38
0g(0,35モル)に攪拌および40°Cに冷却しな
がら2時間、ベンゾール中の過プロピオン酸(223k
1%) 0.39モルを加えた。50℃で2時間、後反
応させた後にオレフィン変換率は94.4チであった。
例1と同様の後処理で、エポキシド含量84%(ガスク
ロマトグラフィ)を有する粗製トリメトキシシリルエチ
ル−エポキシ−7クロヘキセン75gが得られた。
元素分析: 割算値: C’ 53.63   H9,00夾測値:
  53.29   9.04例4(不連続的) トリメトキシシリル−リモネン(異性体混合物) 36
.2.9 (0,14モル)に攪拌および4゜(23)
   ・ ℃に冷却しながら40分間に、ベンゾール中の過プロピ
オン酸(22重量%)0.15モルを加えた。50℃で
2.5時間後反応させた後、オレフィン変換率は98.
6 %であった。例1の場合と同様の後処理によりエポ
キシド含1188.3%(ガスクロマトゲ2フイ)を有
するエポキシ化トリメトキシシリル−リモネン33.2
11が粗製生成物として得られた。
元素分析: 計算値: C56,9D   H9,55実測値:  
56.26  10.02例5(連続的) 容積1000廐および1200+1111.の2つの攪
拌釜ならびに容Mk7901を有する、管状反応器とし
て構成された1つの後反応器からなる反応装置の第1攪
拌釜中に毎時、ベンゾール中の過r02オン酸(221
に量チ)1.32モルおよびトリエトキシシリルジシク
ロペンタジェン(異性体混合物)1.2モルを供給した
。これは過酸対オレフィンのモル比1.1=1に相当す
る。
反応温度は第1反応器中で40℃、第2反応器中で40
℃および後反応器中で50℃であった。
オレフィンの変換率は攪拌釜カスフードの後で92%お
よび管状反応器の後で96.1 %であった。後処理実
施態様2により、さしあたり面積0、065 m2を有
するサムベイ(Sambay )蒸発器中で、90°C
/100ミリバールでベンゾール、過プロピオン酸およ
びプロピオン酸を分離した。残留するプロピオン酸を同
じタイプで同じ面積の第2蒸発器中で90°C/100
ミ!Jバールでベンゾール蒸気320 g/hの通過量
で放散し、その際この蒸発器からの自己蒸気を全部生成
物の流れに対して向流で第1蒸発器に通した。次に、エ
ポキシドを1つのサムペイ蒸発器(面&0.065 m
2)  からなる放散装置中で95°C/60ミリバー
ルで窒素149/hで処理した。生成物として、エポキ
シ化トリエトキシシリルジシクロベンタジエン毎時36
2.1 gが異性体混合物として生じた。
元素分析: 計算値: C61,50H9,03 実測値:  61.32   9.26例6(連続的) それぞれ容積1500mJの2つの攪拌釜ならびに容積
790鮮の1つの管状後反応器からなる反応装置の第1
攪拌釜中に毎時、ベンゾール中の過プ0ぎオン酸(22
1量チ)1.2モルおよび1−トリエトキシシリルエチ
ルーシクロヘキ−t”−31,1%ルを供給した。これ
はモル比(過酸対オレフィン)1.09:1に相当する
反応温度は第1反応器中で41°c1第2反応器中で4
0°Cおよび後反応器中で50’Cであった。
オレフィン変換率は攪拌釜の後で93.4 %および管
状反応器の後で96.3%であった。例5と同様にして
後処理を行なったが、しかし第2蒸発器の自己蒸気を全
部第1蒸発器の傍を通過させた。例5と同様に音素で放
散した後に含有率91.4%(滴定)を有するエポキシ
ド毎時306.8 gを得た。
元素分析: 計算値: C58,29H9,78 実測値:  57.86   9.55例1〜乙の全て
の和製生成物に対してIH−核磁気共鳴スペクトルが添
付されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の1実施例を示す系統図であり、第
2図はもう1つの実施例による後処理のための蒸留塔の
接続図であり、第6図、第4図、第5図、第6図、第7
図および第8図は例1ないし例6における粗生成物の1
H−核磁気共鳴スペクトルである。 1・・・反応装置、2・・・蒸留装置、3・・・放散装
置、4・・・蒸発器、 5・・・放散装置、6・・・蒸
留装置、1・・・蒸留装置、8・・・蒸留装置。 手続袖正吉(方式) 昭和61年11月j9日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エポキシ化有機ケイ素化合物を、1つまたは幾つか
    の炭素−炭素二重結合を有する有機ケイ素化合物を有機
    溶剤中の過カルボン酸でエポキシ化することにより製造
    する方法において、不飽和有機ケイ素化合物をベンゾー
    ル溶液中の過プロピオン酸と、モル比(エポキシ化すべ
    き二重結合対過プロピオン酸)1:1〜1:2で、温度
    10〜120℃で反応させることを特徴とするエポキシ
    化有機ケイ素化合物の製造法。 2、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する不飽
    和有機ケイ素化合物として、炭素−炭素二重結合が、少
    なくとも1つの炭素原子を介するかまたはC−O−結合
    またはC−N−結合を介してケイ素原子に結合している
    置換基の成分であるような化合物を使用する、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3、少なくとも1つの加水分解できる基を有する有機ケ
    イ素化合物を使用する、特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の方法。 4、最大、過酸化水素1.5重量%、水1.5重量%お
    よび鉱酸800pμmまでの含量を有する過プロピオン
    酸溶液を使用する、特許請求の範囲第1項から第3項ま
    でのいずれか1項記載の方法。 5、エポキシ化有機ケイ素化合物を、1つまたは幾つか
    の炭素−炭素二重結合を有する有機ケイ素化合物を有機
    溶剤中の過カルボン酸でエポキシ化することにより連続
    的に製造する方法において、不飽和オルガノシランをベ
    ンゾール中の過プロピオン酸溶液と一緒にモル比(エポ
    キシ化すべき二重結合対過酸)1:1〜1:2で1〜4
    つの理想的に十分混合する反応器および1つの後反応器
    からなる反応系中へ供給し、反応を温度10〜120℃
    で実施し、その際滞留時間を、使用されるオレフィン二
    重結合に対する変換率が1個または複数の理想的に十分
    に混合する反応器の後で少なくとも80モル%、および
    後反応器の後で少なくとも95モル%になるように調節
    しまた後反応器から流出する混合物から蒸留および放散
    工程の組み合わせ中で、ベンゾール、プロピオン酸、僅
    少量の過プロピオン酸および他の低沸点成分を除去する
    ことを特徴とする、エポキシ化有機ケイ素化合物の連続
    的製造法。 6、蒸留および放散工程を、個々の工程において10〜
    300ミリバールの減圧下に加熱媒体の温度50〜15
    0℃で、最高10分の滞留時間で実施する、特許請求の
    範囲第5項記載の方法。 7、さしあたりベンゾールおよびプロピオン酸ならびに
    僅少量の過プロピオン酸を大部分蒸留により分離し、そ
    の後さらに粗製エポキシド中のプロピオン酸残量をベン
    ゾール蒸気での放散により除去し、これに直接引き続い
    てベンゾールおよび痕跡のプロピオン酸を不活性ガスで
    の放散により駆出する、特許請求の範囲第5項または第
    6項記載の方法。 8、蒸留および放散工程の組み合わせから得られる、ベ
    ンゾール、プロピオン酸、僅少量の過プロピオン酸、な
    らびに場合により他の低沸点成分からなる混合物を、2
    つまたは幾つかの蒸留塔からなる蒸留装置中へ導き、第
    1蒸留工程で塔頂よりベンゾールを場合により他の低沸
    点成分との混合物で取り出し、このベンゾールを場合に
    より蒸留による精製後に過プロピオン酸の製造工程に再
    び供給し、塔底部中で過プロピオン酸およびプロピオン
    酸の全量、ならびに塔底混合物に対して5〜 35重量%の量のベンゾール成分を取り出しこの混合物
    を第2蒸留工程に導き、この工程において該混合物中に
    含まれているベンゾールおよびプロピオン酸含分を有す
    る過プロピオン酸の全量を塔頂より取り出し、その際塔
    頂留出物中の過プロピオン酸の濃度は25重量%を越え
    ず、該塔頂留出物を過プロピオン酸製造工程か、または
    過プロピオン酸とオレフィンとの反応に返送し、プロピ
    オン酸を塔底流出物として場合により蒸気状で蒸留罐の
    上方で取り出し、過プロピオン酸製造工程に返送する、
    特許請求の範囲第5項から第7項までのいずれか1項記
    載の方法。 9、式: ▲数式、化学式、表等があります▼A ▲数式、化学式、表等があります▼B ▲数式、化学式、表等があります▼C ▲数式、化学式、表等があります▼D 〔上記式中、xは1および2を表わし、RはC_1〜C
    _6−アルキルまたはアリールを表わす〕で示されるエ
    ポキシシランからなる異性体混合物。
JP61182864A 1985-08-05 1986-08-05 エポキシ化有機ケイ素化合物の製造法、およびエポキシシランからなる異性体混合物 Pending JPS6296495A (ja)

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