JPS6291422A - 酸化タンタル微粒子の製造方法 - Google Patents

酸化タンタル微粒子の製造方法

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JPS6291422A
JPS6291422A JP23259385A JP23259385A JPS6291422A JP S6291422 A JPS6291422 A JP S6291422A JP 23259385 A JP23259385 A JP 23259385A JP 23259385 A JP23259385 A JP 23259385A JP S6291422 A JPS6291422 A JP S6291422A
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tantalum
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Masanori Kato
誠軌 加藤
Koreyasu Mizutani
水谷 惟恭
Nobuo Ishizawa
石澤 伸夫
Nobuo Kieda
暢夫 木枝
Masaaki Mitarai
征明 御手洗
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Tokyo Institute of Technology NUC
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Tokyo Institute of Technology NUC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸化タンタル微粒子の製造方法に関し、特に
、真球度が高く粒径分布の狭い酸化タンタル微粒子の製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、金属酸化物微粒子の製造方法として、金属アルコ
キシドの加水分解反応を制御することにより1敗粒子を
製造する方法が、(alアルコキシドが常温で容易に加
水分解して酸化物(通常、水和物の状態)を生成するこ
と、(bl加水分解の条件を比較的制御し易いこと、(
Cl純度の高い原料アルコキシドを得やすいこと、(d
ii純物や陰イオン辱が生成物に混入するおそれがない
こと、などの利点を有するため注目され、酸化ケイ素(
SiO□)および酸化チタン(TiO□)に関してかか
る方法による製造の試みが行われている。
しかしながら酸化タンタル粒子に関しては、上記のタン
タルアルコキシドの加水分解を利用する製法を含め、単
分散性の高い球形でサブミクロンオーダーの微粒子の製
法は、従来まったく知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的ば、単針11シ性の高い球形でリーブミク
ロンオーダーの酸化タンタル微粒子の製法が従来確立さ
れていない問題に鑑の、かかる製法を11?供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、11;1記の問題点を解決する手段とし−(
、メンタ11フ月仁+4−シ1のアルご1−ル?容液に
水のアルコール溶液を添加11シ、タンタル了ル″1キ
シ1′の加水分解反応にlり酸化タンタル微粒子を製造
する方法であって、 反応開始時における反応溶液中のタンタルアルコキシド
の?alkを(1,2n+off以−ドに、水の璽をタ
ンタルアルコキシドの加水分解に要する力計の0.7〜
1.3倍Vに制御Iシ、 水のアルコール溶液を添加した直後に反応溶液全量の0
.5倍量以上のアルコールを協力11シ、次いで反応溶
ン夜を攪拌し、酸化タンタル倣i◇了を生成、成I4さ
−lることからなる酸化タンタル微粒子の製造方法を堤
供するものである。
本発明に、l、ると、生成した酸化タンタル1敢粒子同
士の凝集が効果的に防lトされる一方、それらの粒子成
長が良好に促進される結果、真球度が極めて高く、粒径
分布の狭いタンタル酸化物微Jq子が得られる。
なお、ここで得られる酸化タンタルは一般に水和物であ
るが、本明細書では、単に[酸化タンタル[と称する。
本発明において用いられるタンクルアルコキシ1として
は、例えば、タンタルメトキシl′、タンタルエトキシ
ド、タンクルプロポキシド、タンタルシト−)−シト等
が挙げられる。
本発明の方法では、原料であるタンタルアルコキシドお
よび水のアルニ1−ルン容ン夜が使用される。
こごで用いられるアルコールは、タンタルアルコキシド
および水の良溶媒であり、具体例としては、メタノール
、エタノール、プロパツール等を挙げることができる。
タンタルアルコキシド アルコール溶液を添加して加水分解反応を開始させるが
、この反応開始時における反応溶液中のタンタルアルコ
−1−シlの4度を0. 2 mol/ (l I’d
下、好ましくは0.08〜0. 2 mol/ 7!、
特に好ましくは約0、1 mol/βに制ii1’ll
するとともに、反応溶液中の水の量を、加水分解反応に
必要な力計(化学量論尾)の0.7〜1.3イ合M.’
)fましくは当−の0.9〜1.3倍量、特に好ましく
はほぼ当量に制御する必要がある。反応開始時における
反応溶液中のタンクルアルコキ丸7眉度が0. 2 m
ol/ 1を超えると、得られる酸化タンタル微粒子の
粒度分布が広くなり易い。また、水の鼠が多過ぎると、
得られる粒子の粒径の均一性が低下し7、粒径分布が広
がる。また、水の量が少な過ぎると酸化タンタルのコl
’lイ1粒子の析出に時間がかかり好ましくない。
例えば、タンクルペンタアルコキシドを原車−1として
用いる場合、加水分解反応は、下記反応式:Ta(OR
)s ’I’5 1120 −”Ta(Oll)s +
5 Roll(但し、12G11−メルートル基) に従うと嶌えられ、、二の場合タンタルアルコキシド1
molに対する水の反応当量は5molであるから、本
発明によると水は3.5〜6.5mol の範囲の量で
添加される。
反応開始時の反応溶液中のタンタルアルコキシドの濃度
および水の川の制御は、タンタルアルコキラ/(−のア
ルコール溶液の濃度および量、並びに添加される水のア
ルコール溶液の濃度および量を調節することで、容易に
行なうことができる。
上述のように水のアルコール溶液を添加した直後にアル
コールを添加し反応溶液を希釈する。水のアルコール溶
液の添加およびアルコールの添加は、一般に反応溶液の
攪拌下、室温で行なうが、アルコールの添加は水のアル
コール溶液の添加直後、ずなわら、水のアルコール溶液
の添加後数十秒以内に行なう必要がある。アルコールの
添j311が遅れると、生成した酸化タンタル微粒子間
の凝集が起り易くなり、真球状に形状が揃ったi戚粒子
を得ることば困難である。
したがって、アルコールを添加するまでの時間を精密に
制御することによって核の生成数を制御し、そ相らの核
だけを成長させることによって任意の粒径の酸化タンタ
ル粒子を製造することが可能である。
アルコールの添加m 4.1、l容冶全体の0.5倍尾
以上、好ましく 4.1i O,8〜1.5倍−である
ことが必要である。このアル’:i−/しの添J用によ
って後続の1貨化タンタルの核ノ1成および4成した微
粒子同上の凝集が抑制され、得らJする11″l−J’
! t;I真球状に形状が揃い、かつ比較的粒径分布の
狭いものとなる。アルコールの添加量が0.5倍耐未満
であると、得られる粒子の凝集を十分に抑制できず、ま
た多分散性の高いものとなる。なお、このアルコール添
加量が多過ぎると、反応溶液中のTa(0’H)sの濃
度が低くなることによ、て酸化タンレルの収率力5低下
したり、粒成長に要する時間が長< lrる、など製造
上の不利が生じる。なお、添加するアルコールは、溶液
を稀釈するためのものであり、1−配力]1水分解に関
して例示のものを用いることができるが、加水分解時に
用いたアル:1−ルと異なるものでも差し支えない。
前記アルコールの添加後、)容液を攪拌しながら、反応
を行なわ−1る。加水分解反応の進行により酸化タンタ
ルコロイドが生成し、反応溶液が白濁する。その後必要
に応じた時間反応を進行せしめることにより酸化タンタ
ル粒子を所望の粒径に成長させる。通常、アルコール添
加後20〜40程度度の撹拌により1.0〜1.5μm
程度の粒径を有する酸化タンタル微粒子を得ることがで
きる。
次いで所望の粒径に成長した酸化タンタル微粒子を遠心
分離によって回収し、これを適当な溶媒を用いて分散処
理して乾燥することにより酸化タンタル微粒子を得るこ
とができる。
〔実施例〕
?農度0: I 25 mol/ (lでタンクルペン
タエトキシドTa(OC21js) sを含むn−ブタ
ノール−エタノール混合溶液40m7!に、濃度2.5
mol/βで水を含むn−ブタノール−エタノール混合
溶液10mj!を撹拌F室温で添加し、その30秒後に
n−ブタノール50mnを添加し、超音波分散機(29
kllz)による反応?8液の撹拌を続けた。約30分
後、反応溶液の白濁化が観測され、合計90分間の撹拌
を行なった後、生成した酸化タンタル徹粒子を遠心分離
機により固液分則し、60 ”cで乾燥させた。
得られた酸化タンタル微粒子について以下の測定を行な
った。
得られた酸化タンタル微粒子は、第1図に示す走査型電
子顕微鏡写真から、真球状に形状が揃った微粒子で、粒
径分布が極めて狭いものであることが分かった。
さらにまた、得られた微粒子粉末は非晶質に特有のブロ
ードなX線回折図形を示した。これを示差熱天秤(DT
A −TG)で分析した結果、200 ”cまでに水和
水の脱離を示す吸熱が起こり、740 ’c付近で結晶
化に伴なう発熱ピークが観測された。
〔発明の効果〕
本発明によれば、真球度が極めて高く、粒径分布が比較
的狭い酸化タンタル微粒子を得ることができる。この酸
化タンタルは、非晶質の水和物であるが、加熱に3L、
り水和水を除くことができ、740℃程度まで加熱すれ
ば結晶化する。本発明による酸化チタン粉末は、粒径が
比較的揃った真球状微粒子であるため、焼結セラミック
スの原料粉末としても好適である。また、エレクトロニ
クス材料、顔lit、塗料、化粧品、宝石等、種々の用
途への適用も期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例により得られた酸化タンタル微
粒子の走査型電子顕微鏡写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 タンタルアルコキシドのアルコール溶液に水のアルコー
    ル溶液を添加し、タンタルアルコキシドの加水分解反応
    により酸化タンタル微粒子を製造する方法であって、 反応開始時における反応溶液中のタンタルアルコキシド
    の濃度を0.2mol以下に、水の量をタンタルアルコ
    キシドの加水分解に要する当量の0.7〜1.3倍量に
    制御し、 水のアルコール溶液を添加した直後に反応溶液全量の0
    .5倍量以上のアルコールを添加し、次いで反応溶液を
    攪拌し、酸化タンタル微粒子を生成、成長させることか
    らなる酸化タンタル微粒子の製造方法。
JP23259385A 1985-10-18 1985-10-18 酸化タンタル微粒子の製造方法 Expired - Lifetime JPH0610088B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0842990A3 (de) * 1996-11-14 2000-02-23 Degussa-Hüls Aktiengesellschaft Kugelförmige Farbpigmente, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung
JP2007277091A (ja) * 2007-07-27 2007-10-25 Dowa Holdings Co Ltd 酸化タンタルおよびその製造方法

Cited By (3)

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EP0842990A3 (de) * 1996-11-14 2000-02-23 Degussa-Hüls Aktiengesellschaft Kugelförmige Farbpigmente, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung
US6080232A (en) * 1996-11-14 2000-06-27 Degussa Aktiengesellschaft Spherical color pigments, process for their production and use thereof
JP2007277091A (ja) * 2007-07-27 2007-10-25 Dowa Holdings Co Ltd 酸化タンタルおよびその製造方法

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