JPS628971Y2 - - Google Patents

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JPS628971Y2
JPS628971Y2 JP4003886U JP4003886U JPS628971Y2 JP S628971 Y2 JPS628971 Y2 JP S628971Y2 JP 4003886 U JP4003886 U JP 4003886U JP 4003886 U JP4003886 U JP 4003886U JP S628971 Y2 JPS628971 Y2 JP S628971Y2
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JP
Japan
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drill
sensor
air
dust suction
drilling machine
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JP4003886U
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JPS61169513U (ja
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Publication of JPS61169513U publication Critical patent/JPS61169513U/ja
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はプリント基板に孔を明けるのに適し
た数値制御超高速ボール盤等のボール盤において
ドリルが折損した場合にそれを電気的に検出する
装置に関するものである。
(従来の技術) この種の従来装置としては、実公昭53−38210
号公報、および実開昭56−33151号公報に開示さ
れたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) すなわちドリルの折損を検出するには、ドリル
の両側に光電検出装置を配置して、ドリルが正常
な場合はその光路をドリルによつて遮断し、ドリ
ルが折損した場合は光路が通ずることによりドリ
ルが折損したことを検出することができるが、切
粉が光電検出装置の光路を遮断した場合は、ドリ
ルが折損しても光路が遮断されたままであるた
め、ドリルが折損したことを検出できなくなると
いう問題点があつた。
このため前記した実公昭53−38210号公報の装
置では、光源の投光面と光電素子の受光面とが切
削工具を隔てて対向配置されている保持部材に流
体噴出口を設け、この流体噴出口から上記投光面
と受光面およびこの間に位置する切削工具に向つ
て流体を吹き付けるようにした。
すなわちこの装置は、エアーノズル20および
エアー噴出孔21,22からエアーを噴出する
が、この噴出方向は投受光ラインに対して直交す
るものであるから、投光面12および受光面16
を空隙部5dの壁面にほぼ平らに設けなければ効
果がなく、また投光面12および受光面16を前
記壁面に露出させると、切粉によつて投受光面1
2,16が損傷するという問題点がある。
また前記した実開昭56−33151号公報のもの
は、ダクト内を切粉が通過するのを検出するよう
にしたものであるから、ドリルの折損の検出が間
接的であるため、確実性が欠ける上に、応答性に
おくれが生ずるという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案において
は、ボール盤のドリルの周囲を取り巻くように吸
塵ケースをスピンドルハウジングと嵌合して設
け、この吸塵ケースの下端に被加工物を押圧する
中空円板状のプレツシヤーフートを取り付け、こ
のプレツシヤーフートの両側に光電検出用センサ
ーをドリルを挾むように対向して設け、これら各
センサーの内側にセンサーの光路に沿つた小孔を
有するエアーブロー用スリーブを設け、これらス
リーブの前記小孔のセンサー側に圧縮空気を導入
してドリルの方向に小孔を介して空気を噴射させ
ることによりセンサーに切粉が付着しないように
してボール盤のドリル折損検出装置を構成する。
(作用) 本考案装置は上述のように構成したから、圧縮
空気がエアーブロー用スリーブのセンサー側から
小孔を介してドリルに向つて噴射される。
すなわち小孔の先端部にいわゆるエアーカーテ
ンを形成しているため、切粉がセンサーの光路を
遮断することはなくなる。
また各センサーはエアーブロー用スリーブの奥
にあるため、切粉によつて損傷をうけるおそれも
なくなる。
さらに本考案装置はドリルの折損を直接検出す
るものであるから、応答おくれがなく、検出精度
も確実である。
したがつて本考案によれば、ドリル折損検出装
置の誤動作をなくして、この種ボール盤の性能を
さらに向上させることができる。
(実施例) 以下、図面について本考案の一実施例を説明す
る。
図中1はプリント基板孔明け用の数値制御超高
速ボール盤のテーブル、2はこのテーブル1上に
積み重ねて載置したプリント基板、3はドリル、
4はスピンドル、5はスピンドルハウジングであ
る。
本実施例においては、ドリル3の周囲を取り巻
くように円筒状に形成した吸塵ケース6をスピン
ドルハウジング5と嵌合して設け、被加工物であ
るプリント基板2を押圧する中空円板状のプレツ
シヤーフート7を吸塵ケース6の下端に取り付
け、光電検出装置を形成する透過形ガラスフアイ
バーセンサー8を、ドリル3を挾むようにプレツ
シヤーフート7の両側にそれぞれ対向して配置
し、これら各センサー8の内側にセンサー8の光
路に沿つた小孔9を有するエアーブロー用スリー
ブ10を設け、吸塵ケース6に設けた孔11、プ
レツシヤーフート7に設けた孔12,13,14
およびエアーブロー用スリーブ10に設けた環状
溝15ならびに孔16を介して、前記小孔9に外
部より圧縮空気を導入してドリル3の方向に空気
を噴射させるように構成する。
なお図中17,18は止め栓、19は各センサ
ー8を固定するためのビス、6aは吸塵ケース6
の側方へ突設した吐出口部で、20はこの吐出口
部6aと接続した吸塵ホースである。
つぎに上述のように構成した本考案装置の作用
を説明する。孔明け加工を行う場合は第1図にお
いてプレツシヤーフート7が吸塵ケース6と共に
下降して、プリント基板2を押圧すると共に、ド
リル3が高速回転しながら下降して孔明けを行
う。発生した切粉は吐出口部6aおよびホース2
0を介して外部へ排出される。
ドリル3が正常状態であれば、両側のセンサー
8間の光路がドリル3によつて遮断されている
が、ドリル3が折損した場合は両側のセンサー8
間の光路が通じるため、一方のセンサー8から発
した光が他方のセンサー8に入り、その結果セン
サー8と接続した発光ダイオード(図示せず)が
発信し、その信号により例えばNC(数値制御装
置)を介して孔明け作動を停止させ、またATC
(自動工具交換装置)を作動させて折損したドリ
ルを自動的に交換する。この工具交換は手動でも
よいこと勿論である。
しかして上記孔明け加工では、ややもすると発
生した切粉がセンサー8の光路を遮断するおそれ
があるが、本考案によれば圧縮空気が孔11,1
2,13,14および環状溝15を介してエアー
ブロー用スリーブ10の小孔9からドリル3に向
つて噴射されており、小孔9の先端部にいわゆる
エアーカーテンを形成しているため、切粉がセン
サー8の光路を遮断することはなくなる。
(考案の効果) 本考案装置は上述のように構成したから、圧縮
空気がエアーブロー用スリーブ10のセンサー8
側から小孔9を介してドリル3に向つて噴射され
る。
すなわち小孔9の先端部にいわゆるエアーカー
テンを形成しているため、切粉がセンサー8の光
路を遮断することはなくなる。
また各センサー8はエアーブロー用スリーブ1
0の奥にあるため、切粉によつて損傷をうけるお
それもなくなる。
さらに本考案装置はドリル3の折損を直接検出
するものであるから、応答おくれがなく、検出精
度も確実である。
したがつて本考案によれば、ドリル折損検出装
置の誤動作をなくして、この種ボール盤の性能を
さらに向上させることができるというすぐれた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を付したボール盤の部分立
断面図、第2図はそのA−A線による平断面図、
第3図はそのB−B線による拡大部分断面図であ
る。 1……ボール盤のテーブル、2……プリント基
板、3……ドリル、4……スピンドル、5……ス
ピンドルハウジング、6……吸塵ケース、7……
プレツシヤーフート、8……透過形ガラスフアイ
バーセンサー、9……小孔、10……エアーブロ
ー用スリーブ、11,12,13,14……孔、
15……環状溝、16……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボール盤のドリル3の周囲を取り巻くように吸
    塵ケース6をスピンドルハウジング5と嵌合して
    設け、この吸塵ケース6の下端に被加工物を押圧
    する中空円板状のプレツシヤーフート7を取り付
    け、このプレツシヤーフート7の両側に光電検出
    用センサー8をドリル3を挾むように対向して設
    け、これら各センサー8の内側にセンサー8の光
    路に沿つた小孔9を有するエアーブロー用スリー
    ブ10を設け、これらスリーブ10の前記小孔9
    のセンサー8側に圧縮空気を導入してドリル3の
    方向に小孔9を介して空気を噴射させることによ
    りセンサー8に切粉が付着しないようにしたこと
    を特徴とするボール盤のドリル折損検出装置。
JP4003886U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPS628971Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4003886U JPS628971Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Applications Claiming Priority (1)

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JP4003886U JPS628971Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169513U JPS61169513U (ja) 1986-10-21
JPS628971Y2 true JPS628971Y2 (ja) 1987-03-02

Family

ID=30548547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4003886U Expired JPS628971Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6301135B2 (ja) * 2014-01-21 2018-03-28 ビアメカニクス株式会社 加工方法および加工装置
JP6637401B2 (ja) 2016-10-26 2020-01-29 川崎重工業株式会社 穿設装置

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JPS61169513U (ja) 1986-10-21

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