JPS628773A - スキ−バインデイング用の調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スキーバインデイング用の調節装置であって
、バインデイング部材を支持するスライダとスキー板に
支承された、スライダを案内するための基板とを備えて
おり、これら２つの部材のうち一方の部材がスキー長手
方向に延びる歯付き条片を備えておフ、歯付き条片に対
置して係止歯を有する係止部材が配属されてお夛、該係
止部材がスキー長手方向に対して直角の方向に上記２つ
の部材のうちの他方の部材で、案内されるようになって
いる形式のものに関する。

従来技術 上記の形式の調節装置はオーストリア国特許＄３５０４
９９号明細書に記載されている。この調節装置では係止
部材は押しばねの影響下にあシ、押しばねは係止部材の
歯を歯付き条片内に押し込んでいる。したがってロック
は伝力接続的である。歯は平面図でみて一般に２等辺６
角形の形状を持っているので、バインデイング部材に余
シにも大きな圧力が働いたときには押しばねのばね力が
克服され、係止部材が歯付き条片に沿って移動してしま
い、そのために係止部材の歯も歯付き条片の歯も損傷す
るという事態が起シ得る。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は上記の欠点を取除き、かつ係止部材の歯
のロックが形状接続の形式で行なわれた調節装置を提供
することである。

問題点を解決するための手段 上記の課題を解決するための本発明の手段は冒頭に記載
の形式の調節装置において、中間部材が係止部材または
該係止部材にとンジ結合された旋回部材にヒンジ結合さ
れてお）、中間部材の他方の端部が係止部材を保持した
スライダにヒンジ的に支承されており、かつ調節装置の
係止状態において中間部材が思案点を越えた位置にある
ことである。

実施態様 特許請求の範囲第２項記載の手段によれば中間部材の僅
かな変形が可能であシ、そのために操作が簡便になる。

中間部材の構成については種々の実施態様が提示される
。特許請求の範囲第５項記載の構成は構造上堅固であシ
、シかも簡単に製作することができる。

特許請求の範囲第４項記載の手段によれば滑走位置にお
ける調節装置の意図せぬ開放は確実に阻止される。

調節装置の機能については係止部材を分割した構成にす
る必要は必ずしもない。もちろん分割されない構成は係
止部材とスライダとの間の十分に設定された遊びを前提
とし、これは屡々不所望である。特許請求の範囲第５項
に記載された本発明による実施態様ではこの遊びを著し
く小さくすることができる、それというのも係止部材の
係止歯を保持する範囲はもはや旋回させられず、移動せ
しめられるにすぎないからである。

最後に特許請求の範囲第６項の手段によれば、係止部材
の旋回可能な部材の旋回角度を小さく保持することが可
能である。

実施例 調節装置が全体的に符号１で示されている。

調節装置１はスキー長手方向に延びる基板２とこれに沿
って案内されるスライダ３とを備えている。基板２には
これの長手方向に延びるみぞ２ａが形成されており、み
ぞ２ａ内に歯付き条片４が配置されている。スライダ３
には係止部材５が装着されており、その係止歯Ｓａｔ保
持した、１８００折曲げられた端部はみぞ４に係合して
いる。係止部材５は２つの支承アイ５ｂを有しておシ、
これらの支承アイ５ｂの中に軸６が配置されている。軸
６には旋回部材７が支承されていて、この旋回部材７は
手によって旋回させることができる。旋回部材７はスリ
ットを有する２つの軸受ブラケット８を下面に保持して
おシ、この軸受ブラケット内にクランク軸として構成さ
れた中間部材９の連接棒９ａが配置されている。中間部
材９の主支承部９ｂはスライダ３の１８００折曲げられ
た舌片３ａ内に位置している。舌片３ａは若干上向きに
曲げられておシ、そのようにして係止部材５のための側
方ガイドを構成している。旋回部材７の９０゜折曲げら
れた自由端部７ａはスライダ３の上に突出しておシ、手
でつかむために用いられる。

この端部７ａに隣接するスライダ３の側壁からは２つの
突出部３ｂが張ｉ）出されており、これらの突出部３ｂ
は端部７ａが破損しないように保護する。

滑走中は調節装置１は第１図と第２図に示された状態に
ある。この状態において係止部材５の係止歯５Ｃは歯付
き条片４に係合しておシ、かつ中間部材９の連接棒９＆
は思案点を越えた位置、すなわち軸６を通る、基板２に
平行な平面の下方に位置する。したがって旋回部材７は
掛止め具の形式によって作用し、係止部材５の歯５０ｔ
−所定の力の下に歯付き条片４内に押込んでいる。

調節装置を開放したい場合には、旋回部材７の端部７ａ
ｆｆｉ手で持上げる。このときに中間部材９の連接棒９
ａは思案点位置を越えて上方へ旋回せしめられる。同時
に係止部材が第６図で左側 みてＸ）へ移動せしめられ、そのために係止部材５の歯
５ｃｍが歯付き条片４から外れる。これでスライダ３は
所望位置まで基板２に沿って移動することができる。次
いで旋回部材７を使用者が手で押下けると、調節過程が
完了する。

発明の効果 中間部材によって係止部材は係止状態において強制接続
によって固定されるので、調節装置の意図せぬ開放は排
除される。

【図面の簡単な説明】

第１図は係止された状態にある調節装置の略示平面図、
第２図は第１図のｎ　−ｒｉｍに沿った略示断面図、第
５図は解放状態にある調節装置の略示断面図である。 １・・・調節装置、２・・・基板、２ａ・・・みぞ、３
・・・スライダ、３ａ・・・舌片、３ｂ・・・突出部、
４・・・歯付き条片、５・・・係止部材、５ａ・・・端
部、５ｂ・・・支承アイ、５Ｃ・・・係止歯、６・・・
軸、７・・・旋回部材、７ａ・・・端部、８・・・軸受
ブラケット、９・−・中間部材、９＆・・・連接棒、９
ｂ・・・主支承部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スキーバインデイング用の調節装置であつて、バイ
   ンデイング部材を支持するスライダとスキー板に支承さ
   れた、スライダを案内するための基板とを備えており、
   これら２つの部材のうち一方の部材がスキー長手方向に
   延びる歯付き条片を備えており、歯付き条片に対置して
   係止歯を有する係止部材が配属されており、該係止部材
   がスキー長手方向に対して直角の方向に上記２つの部材
   のうちの他方の部材で案内されるようになつている形式
   のものにおいて、中間部材（９）が係止部材（５）また
   は該係止部材（５）にヒンジ結合された旋回部材（７）
   にヒンジ結合されており、中間部材（９）の他方の端部
   が係止部材（５）を保持したスライダ（３）にヒンジ的
   に支承されており、かつ調節装置の係止状態において中
   間部材が思案点を越えた位置にあることを特徴とする、
   スキーバインデイング用の調節装置。 ２、中間部材（９）がばね鋼線材から製作されている、
   特許請求の範囲第１項記載の調節装置。 ３、中間部材（９）がクランク軸として構成されており
   、その主支承部（９ｂ）がスライダ（３）内に、かつそ
   の連接棒（９ａ）が係止部材（５）もしくは旋回部材（
   ７）の軸受ブラケツト（８）内に支承されている、特許
   請求の範囲第１項または第２項記載の調節装置。 ４、係止部材（５）または旋回部材（７）がスキー靴装
   着状態でこのスキー靴によつて閉鎖位置で保持されるよ
   うになつている、特許請求の範囲第１項記載の調節装置
   。 ５、係止部材（５）内にヒンジが組込まれており、該ヒ
   ンジの軸（６）がスキー長手方向に延びている、特許請
   求の範囲第１項または第５項記載の調節装置。 ６、係止部材（５）の係止歯（５ｃ）に近い、係止部材
   （５）と旋回部材（７）から成るユニットの１／３の所
   にヒンジが位置している、特許請求の範囲第５項記載の
   調節装置。