JPS6287670A - グロ−プラグ制御装置 - Google Patents

グロ−プラグ制御装置

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JPS6287670A
JPS6287670A JP22739085A JP22739085A JPS6287670A JP S6287670 A JPS6287670 A JP S6287670A JP 22739085 A JP22739085 A JP 22739085A JP 22739085 A JP22739085 A JP 22739085A JP S6287670 A JPS6287670 A JP S6287670A
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JP
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glow plug
temperature
voltage
heating
glow
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Application number
JP22739085A
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English (en)
Inventor
Osamu Yamamiya
山宮 治
Masanobu Hotsuta
堀田 聖更
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、自己発熱制御形のグロープラグの通電電流を
制御するグロープラグ制御装置に関し、例えばディーゼ
ルエンジュ車の予熱装置に好適である。
〔従来の技術〕
ディーゼルエンジン車では、エンジンを始動させる前に
、エンジンの燃焼室に設けられたグロー、プラグに通電
し、グロ−プラグを所定温度(例えば800℃)に加熱
しておく必要がある。この場合、できるだけ速やかに所
定温度にするのが望ましいことは言うまでもない。しか
しながら急速加熱を行なうために、グロープラグの通電
電流を非常に大きくすると、グロープラグは、所定温度
に達した後も異常加熱され、最悪の場合溶断する恐れが
ある。
そこで、従来では、実開昭60−30373号公報に示
されるように自己発熱形のグロープラグを使用している
。このグロープラグは、抵抗温度係数が非常に小さい鉄
−ニッケル合金等からなる急速加熱用の第1の発熱体と
、抵抗温度係数の大きいニッケル合金等からなる異常加
熱防止用の第2の発熱体とを電気的に直列接続したもの
である。
このため、自己発熱形のグロープラグを用いると、第1
1図に示すように、通電開始から数秒でグロープラグの
表面温度は800 ”cに達し、しがも第2の発熱体は
温度の上昇と共に抵抗値が急増し、第1の発熱体に流れ
る電流を抑制するので、その後グロープラグの表面温度
は、電源電圧の大きさく第11図では9〜14■)に応
じて800 ’C〜1000℃の間に安定する。
しかしながら、本発明者等が詳しく述べたところ、第1
2図に示す通り、グロープラグの中心部は、表面部より
温度が高く、電源電圧が14. Vの場合、中心部は1
400℃の高温状態に達する。
このため、従来の自己発熱制御形1形のグロープラグは
、高温により劣化が激しく、寿命を低下させるという問
題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、
グロープラグの表面温度を要求される所定温度に速やか
に達するようにすると共に、グロープラグの中心部の異
常加熱を防止することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明では、上記目的を達成するために通電によ
って急速加熱する第1の発熱体、およびこの第1の発熱
体に流れる電流を制限する第2発熱体を有する自己発熱
制御形のグロープラグと、このグロープラグの温度が目
標予熱温度に安定した後、前記第1および第2の発熱体
への通電電流を制限するアフターグロー通電手段とを備
えるグロープラグ制御装置において、 前記グロープラグへの通電開始後、前記目標予熱温度に
安定する前に、前記グロープラグの内部温度が異常加熱
温度になるかどうかを判別し、異常加熱温度になると判
別した時、判別信号を発生する判別手段と、 前記判別手段からの判別信号に応答して、前記グロープ
ラグへの通電状態を前記アフターグロ通電手段による通
電状態に切換える切換手段とを具備するという技術手段
を採用する。
〔発明の作用〕
上記技術手段を採用することにより、グロープラグへ通
電を開始した直後は、第1および第2発熱体の温度が低
いため、両発熱体、には大電流が流れ、急速に加熱され
る。そして、グロープラグの表面温度が目標予熱温度に
近づくと、第2の発熱体の働きによって、第1および第
2の発熱体に流れる電流は抑制され、急速加熱にブレー
キがかけられ、安定状態に向かう。
また、グロープラグの表面部が目標予熱温度に近づくに
従い、グロープラグの中心部の温度は、異常加熱温度に
近づくため、異常加熱温度に達する少し前に、判別手段
から判別(3号が出力され、アフターグ(;=−通電手
段により、前記第2の発熱体の加熱ブレ・−キに加えて
さらにグロープラグへのiJ1!電電?Rr”’:大き
さは制限され、中心部の胃常加熱は確実に防十される9 (発明の効果) この上ろコこ木を明によれば、グ【、I−プラグの表面
温!変をd;や・かに目標予熱温度にすることができる
と共に、一旦、目標温度に到達した後は、中心部の温度
を異常高温に至らしめることなく、表面部の温度を目標
予熱温度領域に安定させることができるため、従来に比
べてグロープラグの劣化が防止され、グロープラグの長
寿命が得られる。
また本発明によれば、グロープラグ中心部の異常温度上
昇を防止するために、特別な電流制限装置を用いること
なく、アフターグロー通電手段を利用するので、簡単な
構成で異常加熱を防止することができる。
〔実施例] 以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する
第1図において1は定格電圧12Vの車載バッテリ、2
はオン接点2,1、スタート接点2hを持つキースイッ
チ、3はエンジン水温や通電時間に応eでグロープラグ
への通電状態を制御する制御回路、3Aは制御装置3の
電源端子であり、キースイッチ2がオン状態又はスター
ト状態の時にバッテリ電圧が印加される。5はエンジン
の気筒吸うだけ並列接続されたグロープラグである。1
本のグロープラグは、2つの発熱体を有し、第1発熱体
5aは、グロープラグの先端近くに配設された抵抗温度
係数の小さい鉄−ニンケル合金線を使用し、第2の発熱
体5bは、第1の発熱体5aに直列接続された抵抗温度
係数の大きいニッケル線を用いている。6はクローブラ
グ5にバッテリ電圧の直線印加を行なうメインリレー接
点であり、コイル6aの通電によって閉じられる。この
コイル6aは端子3Bを介してメインリレー駆動回路1
6に接続されている。7は通常アフターグロ一時にグロ
ープラグとバッテリの間に直列接続される電圧降下抵抗
であり、バッテリ電圧のうち20〜30%の電圧降下を
持つような抵抗値とする。
8は電圧降下抵抗7の経路の電流の開閉を行なうサブリ
レーの接点であり、リレーコイル8aの通電によって閉
じられる。コイル8aは端子3Cを介してサブリレー駆
動回路29に接続されている。
上記グロープラグ5は、端子3Dを介して時限回路20
に、接続されている。この時限回路20は、グロープラ
グ5の印加電圧に応じて、グロー・プラグ・\の最適通
電時間を与えるもので、端子3Dの入力電圧はツェナー
ダイオード21と抵抗22.23の組合せによってグロ
ープラグ印加電圧か低いほど楔端に低く、高いほど極端
に高く非線形に変化する。24は抵抗22と23の接続
点の電圧からコンデンサ15への充電を行なう充電抵抗
、25は逆流防止ダイオードである。上記構成の時限回
路20の出力信号は、本発明の判別手段の一例であるコ
ンパレータ10のプラス入力端子に入力される。一方マ
イナス入力端子には、抵抗11とツェナーダイオード1
2により5.1■により安定化ささた5、1■の電圧を
抵抗13.14で分割された定電圧が人力される。また
マイナス入力端子には、コンパレータ10にヒステリシ
ス作動を与えるトランジスタ26が接続され、トランジ
スタ26がオンになると抵抗14に並列に抵抗27が接
続され、コンパレータ10のマイナス入力電圧は低い値
に変化し、ヒステリシスを持つ。
上記コンパレータ10の出力側は、抵抗45を介してメ
インリレー駆動回路16、およびサブリレー駆動回路2
9に接続されている。メインリレー駆動回路16におい
て、コンパレータ10の出力がローレベルの時期は、抵
抗45を通してトランジスタ17へのベース電流は流れ
ないのでトランジスタ17はオフ、トランジスタ18は
オントランジスタ19はオンの状態となりメインリレー
コイル6aへの通電が行われメインリレー接点6が閉じ
てグロープラグ5にはバッテリ電圧が印加される。
第1図において、9はサーミスタにより構成されるエン
ジン冷却水温センサであり、端子3Eにより制御回路3
のアフターグロータイマ28に接続される。アフターグ
ロータイマ28は、キースイッチ2をオン位置にした時
点又はキースイ・ノチ2がスタート位置にした後オン位
置に戻った時点から所定時間7&(10秒〜2分)にそ
の出力28bがハイレヘルに反転する。この所定タイマ
時間は水温センサ9と、−・方が5. I Vの定電圧
に接続された抵抗4bとの接続点の電圧をアフターグロ
ータイマの入力28aに取り入れることにより冷却水温
が低いほど畏<、高いほど短くなる。アフターグロータ
イマ28の出力281)はサブリレー駆動回路29に入
力され、アフターグロータイマ28の出力28bがロー
レベルの期間は抵抗45を通してトランジスタ30にベ
ース電流が流れないのでトランジスタ30はオフ、トラ
ンジスタ31はオン、トランジスタ32はオンとなりサ
ブリレーコイル8aに通電が行われ2、サブリレー接点
8が閉しる。、33はスタータ、34.35は原38が
オン状態の時に入力端子20の電圧を分割する抵抗であ
り、トランジスタ30がオンの時すなわちコンパレータ
10の出力がハイレベル及びトランジスタ26がオンと
なりコンパレータ10のマイナス入力がヒステリシス分
低くなっている時に、入力端子20の電圧つまりグロー
プラグ印加電圧がグロープラグ5に対する最適電圧(グ
ロープラグシース表面温度900℃程度を保つ印加電圧
)の時に抵抗34.35の接続点電圧がヒステリシスが
入って低くな−1.ている1ンバレークlOのマイナス
人力′電Tと等し5くなるようにしてあろつ36は逆流
防止ダイオード、37はトらンジスタ38がオンの時に
コニ2/テンサ15の電荷が抵抗34と35の接続点の
電圧に向けて、ある時定数で放電するだめの放電抵)I
【である。39はキースイッチ2がオフ状態にな、た時
にコンデンナ15の電荷をゆっ<I/Jti!!、電さ
」士るための高抵抗である。
40はキースイッチ2がオン状態になってからクフンキ
ング朋間を指歌す゛るため水温↓ニア 、111’; 
uで1秒・〜数秒間のタイマ時間を作るタイ“7回路で
あり、キースイッチ2がオンの時点からこの所定器間後
にその出力40bが1コーL・ヘルに反転し、トランジ
スタ41をオフさせる。4(シは予熱表;pニー″7ン
ブであり1、トランジスタ4Nこより駆動され、前記タ
イマ時間点灯し、消灯により運転者C1−クランギング
開始最適期間を示す、43,44ばぞれぞれメインリレ
ーコイル63.什ブリレー゛フィル8aの廿−・“り吸
収用ダイオ−ドである。
次にL記構成を有すイ)本実施例の121.勅について
説明する。キースイッチ2をオン状態つまり接点2a接
点状態にするとコンパレータ1oのマイナス入力端子に
は、制御装置の電源端子3Aがら印加されたバ・2テリ
電千が抵抗11.(1,00Ω)とツェナーダイオード
に(5,1V)により安定化され、さらに、抵抗13(
5,6にΩ)抵抗14 (10にΩ)により分割された
約3.4Vの電圧が入力される。これに対しコンバレー
々10のプラス入力はコンデンサ15(47μF)がア
ースとの間に接続されており、当初コンデンサ15の電
圧は0■であるためコンパレータ10の出力はローレベ
ルである。このためメインリレー駆動回路16のトラン
ジスタI7はオフ、トランジスタ18はオン、19はオ
ンとなりメインリレーコイル6aに1I11電が行われ
、メイル/リレー接点6が閉じる。
したがってグしトープ)グ5には第3図に示す如くバッ
テリ電圧(約12V)が印加され、グロープラグB’/
Lが開始される。この場合、バッテリ電圧をごの〃゛ロ
ープラグ5Q印加すると印加当初は第2の発熱体5bの
抵抗値が低いため先端の第1の発熱体5aへ、の印加型
r=が過大(連続印加すると第1の発熱体5]が溶断す
る電圧)状態となり、グ1フープらグ5の先・端表面部
5cは1、第4図に示す如く、数秒で目標)Ut!!!
: 800 ”Ctご到達する。その数秒間のうち乙こ
第2の発熱体5bによる後端発熱部も温度上昇していく
ので、第2のt熱体5bの抵抗は1市して、自己発熱頃
合が増L7、相対的に鉄りロJ、綿による第jの発熱体
5aの印加電圧は最適値(連続印加しても溶断せず10
00℃〜1200℃に安定する電圧)まで低下する。
一方グローブラグ5に電圧印加が開始されるとグロープ
ラク印加電圧は、プラグ電圧入力端子3Dからツェナー
ダイオード21(7,5V)、抵抗22(1ooΩ)、
抵抗23(1,5にΩ)の直列回路にガ■わり、抵抗2
2と23の接続、l)−から抵抗24  (56に、Q
) 、9E寸−t’25をifi l、 テコ7デンサ
15に売主う(行われる1゜ ここで抵抗22と23の接続点の電位はグrJ −プラ
グ印;J11電t「aこhtシて比例的1:lよ変化上
ず印加電圧が低いほど電圧低ド[γ合が犬きく/lζろ
特性を持つため、抵抗24を通してコンデンサ15に充
電されるコンデンサ15の電圧が、コンパレータ10の
マイナス入力端子(以下基準電圧と記す)(3,4V)
に達する時間をグロープラグ5の内部の先端発熱コイル
温度が1200’Cに到達する時間と等しくなるように
グロープラグ5に印加されている電圧に応じて作ること
ができる。この回路においてバッテリ電圧が11.5■
以上の場合はコンデンサ15の電圧は第2図の時間1.
に基準電圧に到達し、これによりコンパレータ1oの出
力はハイレ・\ルに反転し、反転後はトランジスタ26
がオン状態になるため抵抗14に並列に抵抗27(13
にΩ)が接続された形になり基準電圧はヒステリシスが
付いて4.3■が2.3■に低下する。
なお、この時トランジスタ38もオンになる。上記のよ
うにコンパレータ1oの出力がハイレベルに反転すると
トランジスタ17がオン、トランジスタ18がオフ、ト
ランジスタ19オフになりメインリレーコイル5への通
電がなくなるのでメインリレー接点6が開く。
一方、キースイッチ2がオン状態つまり2aと接続され
た時点からアフタグロー用夕・イマ回路28の出力28
bはローレベル状態であるのでサブリレー駆動回路29
のトランジスタ30はオン、31はオフ、32はオンと
なっておりサブリレーコイル8aに通電が行われてサブ
リレー接点8は閉じているため、コンパレータ10の出
力がハイレベルになってメインリレー6がオフした後も
サブリレー接点8、電圧降下抵抗7を介して2〜3■バ
ツテリ電圧より低い電圧をグロープラク8に印加する。
これによりグロープラグ5の先端内部の第1の発熱体5
aの温度は、第4図A2に示す如<1200″Cまで」
二昇した後、グロープラグ5内部の第2の発熱体のブレ
ーキ作用に加え電圧降下抵抗7による電圧降下のため1
200℃到達後は1000〜1200 ’cの範囲で低
下又は横ばいとなり、第1および第2発熱体5a、bの
寿命低下が防止できる。
なお第4図の破線A、、Affは従来の制御装置の場合
を示し、破線A、において先端発熱体温度は発熱体寿命
を十分保障できる温度1200℃を大幅に超えている。
これに対し、実線部A2に示す本発明の方法によれば、
効果的なタイミングでメインリレー6をオフさせて電圧
を降下させているため第1の発熱体5aの温度は120
0℃以下に抑えられている。この時期のグロープラグ5
の表面は、従来のA3に対しA4のように低下するが8
00°C以下になることはない。
以下にその理由を説明する。第5図に示すようにバッテ
リ電圧が高いほど先端部2の発熱体5aが1200°C
に到達するまでの時間が短いことは言うまでもないが、
先端発熱コイルが1200℃に到達した時点、つまりメ
インリレー5がオフとなった時点でのシース先端部表面
温度は電圧が高い時はど800°Cに達して過小になる
。(第6図)この理由は電圧が高いほどグロープラグ5
の先端発熱体5aの昇温速度が早く熱がグロープラグ5
の表面に伝導する時間が短すぎるためである。
したがって、本例の制御装置はグロープラグ5の先端部
の表面温度から見ると印加電圧が大きいほど目標温度8
00℃に対して過小の時点で電圧降下抵抗7を接続する
ことになる。しかしメインリレー接点6のオフまでの昇
温の傾きは電圧が高いほど急であり、グロープラグ内部
の第1の発熱体5aから表面部に向かって熱は伝導し続
けるため、メインリレー接点6をオフしてもクロープラ
グの表面温度は速やかに800℃に到達する。
また、本例によれば第7図に示すように従来方式では電
源電圧12V以」−では12V時に比べ必要に昇温時間
が短くなっているのを、本方式では12V以上での80
0℃到達時間を12V並に抑えることによって第8図に
示すように、電源電圧が高目の時の先端発熱コイルの過
温度防止を図っていることになる。
さて−はメインリレー6がOFFになるとクランキング
をしていない時の通常の電源電圧範囲11.5〜14V
ではメインリし・−6はオフのままで、グロープラグ5
への電圧印加は電圧降下1氏b’c 7が直列に入った
状態で行われ電源電圧に応じて電源電圧より2〜3V低
い電圧がグロープラグ5に印力■されているが、通電開
始から時間t2後にキースイッチ2を2bの位置にして
スタータ33に通電を行いクランキングを行なうと電源
電圧は10V以下になり、クランキング状態やバッテリ
放’Ul状態、周囲温度等にもよるがクランキング中は
6〜IOV程度の低電圧になる。この状態で電圧降下抵
抗7がグロープラグ8に直列接続されたままであるとグ
ロープラグ温度は800℃以下になってしまう。これを
防ぐために、本例ではバッテリ電圧が下りプラグ印加電
圧が7V以下になると、グロープラグ5の印加電圧を抵
抗34.35で分割した点の電圧を、トランジスタ26
がオン状態でのコンパレータ基準電圧の2.4V以下に
なるように抵抗34.35を選択している。これによっ
てコンデンサ15の電荷は放電用抵抗37、ダイオード
36を通して放電が始まり、やがてコンデンサ15の電
圧が、ヒステリシスが入った基準電圧2.4V以下にな
った時点でコンパレータ10の出力ローレベルに反転す
るため、第2図時間L3後に、再びメインリレー駆動回
路16はメインリレー5をオン状態にさせ、グロープラ
グ5にはバッテリ電圧が直接印加され、電圧降下抵抗あ
りで7■程度だったグロープラグ電圧は9■程度に上が
り、850°C程度の表面温度が確保できる。なお9■
程度のプラグ電圧の時はツェナーダイオード21の阻止
電圧7.5Vのためにコンデンサの電圧はヒステリシス
のないコンパレータ基準電圧3゜4■に到達することは
できないので、プラグ電圧が9V等(11,5V以下の
)低目の電圧が続くかぎりコンパレータlOの出力はハ
イレベルに反転することはなく、グロープラグ8にはバ
ッテリ電圧直接印加が接続される。なお、サブリレー8
を通しての通電すなわち電圧降下抵抗7を通しての通電
時のグロープラグ5の印加電圧の過小程度が強いほど、
一旦800℃以上に上がったグロープラグ5の先端部温
度の低下速度は早いが、抵抗37を介してのコンデンサ
15の放電速度もグロープラグ印加電圧が低いほど早く
なるので、メインリレーがオン状態に復帰するグロープ
ラグ温度は、印加電圧過小度合によらずほぼ一定値、例
えば700℃が確保できる。なおコンパレータ10の出
力がローレベルの時、つまりメインリレー通過状態の時
はトランジスタ38はオフ状態であるためグロープラグ
印加電圧は抵抗34’、35により分割されるごとはな
くなるので抵抗37を通してコンデンサ15の電圧は放
電されることなく、抵抗24を通しての充電ルートのみ
になる。クランキングが終了してエンジンが始動すると
バッテリ電圧が上昇するので、コンデンサ15には再び
充電が開始され、通電開始から時間t、の後にメインリ
レー6がオフし、アフターグローに移る。なお抵抗39
は、200にΩ程度の高抵抗であり、グロープラグ5へ
の通電力l多丁した後も、キースイッチ2がオン位置2
aと接続している限りコンデンサ15の電圧が5.1V
保持するようにするためのプルアンプ抵抗兼キースイッ
ヂ2がオフした後のコンデンサ15の放電抵抗である。
プルアップ抵抗としての意味は、グロープラグ5への通
電が終了した後も、エンジン内燃焼によるグロープラグ
の受熱があるため、エンジン停止後グロープラグ温度が
冷却しきっていない時にキースイッチ2を再オンした時
コンデンサ15には残留電圧があるためメインリレー6
の通電時間は初!tlN通電時より短めになり、グロー
プラグの過通型を防止できる。また抵抗39の放電抵抗
としての役割はグロープラグ加熱後キースイッチ2をオ
フにした時のグロープラグの冷却速度に、コンデンサ1
5の放熱速度を合わせるものである。ここまでの作動は
アフターグロータイマ28の出力28bがローレベル時
間すなわちタイマ終了する時間し、まで行い、アフター
グロータイマが終了すると出力28bのハイレベル他号
によりメインリレー駆動回路16、サブリレー駆動回路
29共リレー駆動を停止するのでグロープラグ5への通
電は一切なくなる。
以上、本実施例によれば、第9.第10図に示すように
、グロープラグ表面温度を通電開始から数秒後に800
℃以上にし、その後、印加電圧の大きさに応じて800
〜1000℃の温度に安定させることができると共に、
グロープラグ5内部の第1の発熱体5aを温度を120
0℃以下に保つことができる。
なお本発明は、上述の実施例に限定されることなく、以
下にしめすように種々の態様にて実施可能である。
以上の第1図の実施例ではグロープラグに印加されてい
る電圧により決まるメインリレー通電時間の決定方法と
して、コンデンサ15、抵抗24等により残るコンデン
サ充電タイマによっているが、グロープラグに印加され
ている電圧により先端発熱コイル1200℃到達相当時
間を発生する手段であれば他の方法例えばグロープラグ
印加電圧をA−D変換してマイクロプロセッサに入力す
ることにより時間発生を行なうものでもよい。またグロ
ープラグ5の中心部の温度を直接検出し、制御するよう
にしてもよい。
また、第1図の実施例では先端発熱体5aの温度が12
00℃に到達する時点でメインリレーをオフさせ、その
後は電圧降下抵抗7が直列接続された状態でのグロ−プ
ラグ印加電圧が過小の場合はコンデンサ15の電荷が印
加電圧の過小度合に応して放電しコンデンサ15の電圧
力幻7ンパレータ10のヒステリし・スレヘル以下にな
った時に再度メインリレーがオンするようにしているが
、先端発熱体5aの過温度1胃は第12図に示すとおり
通電初期に過渡的に特に過大になるので、場合によって
は先端発熱体5aの温度が1200°Cに達する時点で
一旦メインリレーをオフさせた後は一定時間(例えば1
0秒)経過後、再度メインリレーをオンさせる構成にし
てもよい。クランキング時のバッテリ電圧はクランキン
グ時には高目(12〜14■)であることはないことを
考慮してキースイッチがスタート状態の時はそれ以外の
条件に無関係にメインリレーをオフさせないような構成
にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す電気回路図、第2
図は第1図に示す装置の作動状態を示す波形図、第3図
および第4図はそれぞれ第1図に示す装置の通電時間の
変化に対するグロープラグの印加電圧の変化およびグロ
ープラグの温度変化を示す特性図、第5図、第6図、第
7図、第8図はそれぞれ電源電圧の変化に対する発熱体
5aの1200°Cまでの到達時間変化、第2図に示す
t1時間におけるグロープラグの温度変化、グロープラ
グ表面が800℃に到達するまでの時間、および発熱体
5aのピーク温度変化を示す特性図、第9図および第1
0図はそれぞれ第1図に示す装置の通電開始後の時間経
過に対するグロープラクの左面温度および第1の発熱体
の温度変化を示す特性図、第11図および第12図は従
来装置によるtlr1電開始後の時間経過に対する、グ
ロープラグの表面温度変化および第1の発熱体の温度変
化を示す特性図である。 ■・・・バッテリ、2・・・キースイッチ、5・・・グ
ロープラグ、5a・・・第1の発熱体、5b・・・第2
の発熱体、6・・・メインリレー(切換手段)、7・・
・抵抗(アフターグロー通電手段)、8・・・サブリレ
ー。 9・・・水温センサ、1G・・・メインリレー駆動回路
。 20・・・時限回路、10・・・コンパレータ、29・
・・ザブリレー駆動回路。 代理人弁理士 岡  部   隆 第7図       第8図 通電晴間(す) 第9因 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通電によって急速加熱する第1の発熱体、および
    この第1の発熱体に流れる電流を制限する第2発熱体を
    有する自己発熱制御形のグロープラグと、このグロープ
    ラグの温度が目標予熱温度に安定した後、前記第1およ
    び第2の発熱体への通電電流を制限するアフターグロー
    通電手段とを備えるグロープラグ制御装置において、 前記グロープラグへの通電開始後、前記目標予熱温度に
    安定する前に、前記グロープラグの内部温度が異常加熱
    温度になるかどうかを判別し、異常加熱温度になると判
    別した時、判別信号を発生する判別手段と、 前記判別手段からの判別信号に応答して、前記グロープ
    ラグへの通電状態を前記アフターグロー通電手段による
    通電状態に切換える切換手段とを具備することを特徴と
    するグロープラグ制御装置。
  2. (2)前記判別手段は、前記グロープラグに印加される
    電圧の変動を検出する検出手段と、この検出手段から検
    出電圧の大きさに応じて、前記グロープラグへの必要通
    電時間を決定し、前記グロープラグに通電を開始してか
    ら、前記必要通電時間に達した時、前記判別信号を出力
    するタイマ手段とから構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のグロープラグ制御装置。
JP22739085A 1985-10-11 1985-10-11 グロ−プラグ制御装置 Pending JPS6287670A (ja)

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