JPS6284790A - ジグソ−パズル用板材及びジグソ−パズルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は玩具のジグソーパズル及びその製法の改良に
関する。従って、この発明の産業上における利用分野は
ジグソーパズルを製造、販売する分野、略言すると玩具
産業である。

従来の技術 ジグソーパズルは最近において大きな流行となり１児童
達の手近かな遊びの対象となり、また、その知育的教育
効果も大きく、母親達の注目の対象となっているし、雑
誌類は勿論、食品等のオマケや宣伝用商品としても大量
に製造され販売されている。

処で、特に文献類を挙げる迄も無〈従来のジグソーパズ
ルの対象とする画材は、メーカーが一定の画材を選択し
てジグソーパズル化するのであるから使用者にとっては
その画材は言わば押けけ的なものであるし、また大量生
産なので、オマケ商品などでは児童は再三同じ品物を受
は取り、失望する事も多い。更に各チップの切断は、メ
ーカー側で既でに行われてしまっており、興味は単に組
立てる事のみであった。

従来技術の問題点 従って、従来技術によるジグソーパズルは使用者自体が
愛好ないし特別に選定する画材を対象とする事は出来ず
、唯一メーカーが選定した量産的な画材のみを遊びの対
象とするほか無かった。更にチップ切断はメーカーが行
う為、興味は単に組立てだけであり、教育効果や愛着が
今一つ不充分であった。

またチップ分離の切断に際し、適当に、ブタラメに切断
したのでは、ジグソーパズルらシく無く、ゲームとして
の面白さは殆んど無いに等しいシラケだ作品とならざる
を得なかった。

問題点を解決する為の手段 上記の従来技術の問題点を解決する為の手段として、本
発明においては、発泡スチロールやウレタン、発泡アク
リルあるいは発泡ポリエチレンなど発泡した合成樹脂等
の軟質部材から成る一枚の軟質板状体の裏面側に、ジグ
ソーパズル用の適数のオス・メスに嵌合し得る凹凸を有
する多数のチ、プ分割線を設けた事を特徴とする一枚板
から成るジグソーパズル用板材が提供される。

また、上記のジグソーパズルを製造する方法として、ジ
グソーパズル用のチップ分割線を軟質板状体の裏面に直
接印刷するか紙片に印刷したものを軟質板状体の裏面に
貼着するなどしてチップ分割線を設けたジグソーパズル
用板材を準備する第一工程と、その反対面（表面）に各
人が任意の画材な貼着又は描与する第２工程と、糸のこ
又はニクロム線カッター等の適宜な手段でチップ分割線
において切断し多数の独立したチップに仕上げる工程と
を含んでなるジグソーパズルの製造方法が提供される。

実施例 本発明の対象はジグソーパズルの改良及びその製法であ
るが、図面に付き説明すると１本発明の製法の第１工程
では第１図に示す様に、多数の凹凸１付きチップ２を組
立て完了した状態と同様に。

ジグソーパズル用のチップ分割線３を勇断容易で安価な
発泡スチロールやウレタン、発泡アクリルあるいは発泡
ポリエチレンなど発泡した合成樹脂等の軟質材から成る
一体の軟質板状体４に直接印刷するか、第２図に示す如
く紙片５に印刷したものを軟質板状体４に貼着するなど
してチップ分割線３を裏面に設けたジグソーパズル用板
材６を作成する。

ひとつ、ひとつのチップ２は第１図に示す通りのもので
、平面状で見たその凹凸１の数は例示的なもので１図示
例では凸部は６ＷＪであるが、それのみに拘束される訳
では無い。またそれらの凹凸１の形状も種々に変形し得
る。尚、各チップ２の隣り同士のチップ２′は凸部と四
部がオス・メスに嵌合する形のものであるのは勿論であ
るから、凹部は格別に説明はしない事にする。

軟質板状体の素材は、上記のもの以外スチレンボード、
スチレンペーパーなど糸のこやニクロム線切断器で容易
に切断分離出来るものなら適し。

柔らかなコルク板、ボール紙やゴム板等でも良い。

尚、ジグソーパズル用板材６の厚みは、切断やゲームで
の組立て及びコストの都合上、３馴以上５朋前後が最も
適当であるが、限定されるものでは無い。

次の工程としては、ジグソーパズル用板材６の表面に使
用者が好みの写真や、ポスター、雑誌等から適宜所用の
画材７を貼着するか、アクリル糸線の具などで自分で描
いて表面を作成する。

それから、裏面に設けられているチップ分割線３に沿っ
て第３図の如く糸のこ８を使用し一列の縦又は横の短冊
状に切断し、更にそれを横又は縦に切断すれば、各々の
チップは第４図の如くバラバラの状態となって本発明品
が出来上がる。

その使用方法は、普通のジグソーパズルと何ら変わりは
無い。

尚、切断には糸のこ８の他、極細のヤスリや、紙片が薄
い場合には、ニクロム線カッターの使用も可能である。

又、第２図の紙片（紙の他、ポリエチレンシートなど合
成樹脂膜も含む）５や画材７の厚みは軟質板状体４に対
して著しく誇張されているが、実例では極薄片である。

作用効果 以上の説明から、使用者が好み選んだ任意適宜の画材を
利用して楽しく遊べる自作ジグソーパズルを本発明によ
れば簡易に提供出来る。

更に、従来品の如き単なる組立てのみで無く、チップ切
断という工程も加わる為、より一層の満足感や充実感を
生み、その愛着や知育的教育効果は抜群のものとなる。

また、チップ切断には従来品の様な高価な特製の刃物を
使用せず、各人が安価な糸のこや、ニクロム線カッター
を使用すれば容易に切断出来る為軟質板状体の安さと供
に、安価に自分だけの特別製手作りのジグソーパズルが
簡易に楽しめる事となる。

更にチップ分割線で切断された各チップは、市販のジグ
ソーパズルと同様の形状を成し、ゲームとしての興味は
より一層盛り上がるものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の第１工程な略示した斜視図。第２
図はジグソーパズル用板材を模式的に誇張して示した縦
断面図。第３図は本発明の第３工程を示した略図的断面
図。第４図は、完成したチップ１個を示す斜視図である
。 これらの図において。 １・・・凹凸 ２．２′・・・チップ ３・・・チップ分割線 ４・・・軟質板状体 ５・・・紙片 ６・・・ジグソーパズル用板ｔイ ア・・・画材 ８・・・糸のこ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）発泡スチロールやウレタン、発泡アクリルあるい
   は発泡ポリエチレンなど発泡した合成樹脂等の軟質部材
   から成る一枚の軟質板状体の裏面側に、ジグソーパズル
   用の適数のオス・メスに嵌合し得る凹凸を有する多数の
   チップ分割線を設け、表面側には各人が好みの任意適宜
   な画材を設け得る事を特徴とした一枚板から成るジグソ
   ーパズル用材。
2. （２）ジグソーパズル用のチップ分割線を軟質板状体の
   裏面に直接印刷するか紙片に印刷したものを軟質板状体
   の裏面に貼着するなどしてチップ分割線を設けたジグソ
   ーパズル用板材を準備する第一工程と、その反対面（表
   面）に各人が任意の画材を貼着又は描写する第２工程と
   、糸のこ又はニクロム線カッター等の適宜な手段でチッ
   プ分割線において切断し多数の独立したチップに仕上げ
   る工程とを含んでなるジグソーパズルの製造方法。