JPS6281802A - 発振器 - Google Patents

発振器

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Publication number
JPS6281802A
JPS6281802A JP22026185A JP22026185A JPS6281802A JP S6281802 A JPS6281802 A JP S6281802A JP 22026185 A JP22026185 A JP 22026185A JP 22026185 A JP22026185 A JP 22026185A JP S6281802 A JPS6281802 A JP S6281802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
emitter
oscillation
base
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP22026185A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yokoyama
直樹 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP22026185A priority Critical patent/JPS6281802A/ja
Publication of JPS6281802A publication Critical patent/JPS6281802A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、発振器に於いて、エミッタ層とベース層との
間に形成された超格子層をキャリヤが共鳴トンネリング
する形式の半導体装置と、そのエミッタ・ベース間に挿
入された共振回路と、その半導体装置のコレクタ層から
導出され発振器・流が取り出される出力端とを備えてな
る構成を採ることに依り、例えばテラ・ヘルツ帯に達す
る高い周波数の発振を安定に継続できるようにする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、共鳴トンネリング効果を利用するホット・エ
レクトロン・トランジスタ(resonant−tun
neling  hot  electron  tr
ansistor:RHET)を発振能動素子とする発
振器に関する。
〔従来の技術〕
現在まで、数多くの種類の発振器が実用化されてきたが
、近年、電子機器の高速化に起因して、著しく高い周波
数の発振を安定に継続できるものが要求されている。
第2図は高い周波数で発振させることを狙って開発され
た発振器の要部回路説明図である。
図に於いて、RTDは2端子の共鳴トンネリング素子(
要すれば、Applied  Physics  l、
etters、vol、46 (5) pp508−5
10.Mar、  1. 1985.)、PGはパルス
発生器、Rは抵抗、Lはインダクタ、0、は出力端をそ
れぞれ示している。
図から明らかなように、この発振器では、発振能動素子
である共鳴トンネリング素子RTDの構造上から発振回
路と出力回路とは分離されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般に、高い周波数、例えばテラ・ヘルツ程度の発振を
安定に継続し得る発振器は存在していないと推定される
例えば、第2図に見られる発振器では、発振回路と出力
回路とが共通化されているので、発振の不安定化は免れ
ないと考えられる。
これは結局、発振器を構成する発振能動素子として適切
な動作をするデバイスが存在しないことに最大の理由が
ある。
本発明は、RHETを用いることに依り、構成が簡単で
動作が安定な発振器を実現させようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、さきに、実用性充分なRHETを提供した
(要すれば、特願昭60−160314号参照)。
第3図は該RHETを説明する為の図であり、(A)は
要部切断側面図、(B)は図(A)に対応させたエネル
ギ・バンド・ダイヤグラムをそれぞれ表している。
第3図(A)に於いて、1はn+型GaAsコレクタ層
、2はA/!、Ga、−、AsDレクタ側ポテンシャル
・バリヤ層、3はn+型GaAsベース層、4は超格子
層、5はn+型GaAsエミッタ層、6はエミッタ電極
、7はベース電極、8はコレクタ電極をそれぞれ示し、
第3図(B)に於いて、E、は伝導帯の底、Elはフェ
ルミ・レベル、EXはサブ・バンドのエネルギ・レベル
をそれぞれ表している。
尚、超格子層4はAlXGa1−XASバリヤ層4Aと
GaAsウェル層4Bとからなっていて、図示例では二
つのバリヤ層と一つのウェル層で構成されているが、必
要あれば複数のウェル層及びそれを形成する為のバリヤ
層を用いて良い。
第4図(A)乃至(C)はRHETの動作原理を説明す
る為のエネルギ・ハンド・ダイヤグラムを表し、第3図
に於いて用いた記号と同記号は同部分を示すか或いは同
じ意味を持つものとする。
図に於いて、Exはウェル層4B内に生成されるサブ・
バンドのエネルギ・レベル、qはキャリヤ(電子)の電
荷量、φ、はコレクタ側ポテンシャル・バリヤ層2とベ
ース層3との間に於ける伝導帯底不連続値(condu
ction  band  discontinuit
y)、VBはへ一ス・エミッタ間電圧をそれぞれ示して
いる。
第4図(A)はベース・エミッタ間電圧■1が2 Ex
 / qより小さい(0か或いはOに近い)場合に於け
るエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
図示の状態では、コレクタ・エミッタ間に電圧VCEが
印加されているが、ベース・エミッタ間電圧VIIEが
殆どOであるので、エミッタ層5に於けるエネルギ・レ
ベルがウェル層4Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・
レベルE8と相違している為、エミッタ層5に於ける電
子は超格子層4をトンネリングしてベース層3に抜ける
ことは不可能であり、従って、RHETには電流が流れ
ていない。
第4図(B)はベース・エミッタ間電圧VIIEが2 
EX / qに殆ど等しい場合に於けるエネルギ・バン
ド・ダイヤグラムである。
図示の状態では、エミッタ層5に於けるエネルギ・レベ
ルがウェル層4Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レ
ベルExと整合する為、エミ・ツタ層5に於ける電子は
共鳴トンネリング効果で超格子層4を抜けてベース層3
に注入され、そこでポテンシャル・エネルギ(0,3(
eV))が運動エネルギに変換されるので、電子は所謂
ホットな状態となり、ベース層3をバリスティックに通
過してコレクタ層lに到達するものである。
第4図(C)はベース・エミッタ間電圧VIEが2 E
x / qより大きい場合に於けるエネルギ・バンド・
ダイヤグラムである。
図示の状態では、エミッタ層5に於けるエネルギ・レベ
ルがウェル層4Bに於けるサブ・バンドのエネルギ・レ
ベルEXより高くなってしまうので共鳴トンネリング効
果は発生せず、再びエミッタ層5からベース層3に抜け
る電子はなくなって電流は低減されるが、超格子層4に
於ける二つのバリヤ層4Aのうち、ベース層3に近い側
のバリヤ層4Aを適当に低くしておけば、電子はエミッ
タ層5に近い側のバリヤ層4Aを直接トンネリングする
ので、ある有限の値のコレクタ電流を流すことができる
第5図は前記説明したようなRHETに於けるベース・
エミッタ間電圧■、とコレクタ電流■。
との関係を説明する線図であり、第4図(A)乃至(C
)について説明したRHETの動作を集大成したものと
考えて良く、第3図及び第4図に於いて用いた記号と同
記号は同部分を示すか或いは同じ意味を持つものとする
図では、横軸にベース・エミッタ間電圧■。を、また、
縦軸にコレクタ電流1cをそれぞれ採っである。
図から明らかなように、RHETに於ける■。
対ICの関係は、所謂、N字形の微分負性抵抗特性を示
している。従って、この特性を利用すれば著しく高い周
波数で発振する発振器を容易に実現することができるも
のである。
前記したようなことから、本発明の発振器に於いては、
エミッタ層(例えばn+型GaAsエミッタ層5)とベ
ース層(例えばn+型GaAsベース層3)との間に形
成された超格子層(例えば超格子層4)からなるエミッ
タ側ポテンシャル・バリヤ層及びベース層とコレクタ層
(例えばn+型GaAsコレクタ層1)との間に形成さ
れたコレクタ側ポテンシャル・バリヤ層(例えばAI。
Ga、−、Asコレクタ側ポテンシャル・バリヤ層2)
を有してなる半導体装置と、該半導体装置に於けるエミ
ッタ・ベース間に接続された共振回路(例えば共振回路
RC)と、該半導体装置のコレクタ側から導出され発振
電流が取り出される出力端(例えば出力端OT)とを備
えてなる構成を採っている。
〔作用〕
前記構成に依ると、発振能動素子である半導体装置に於
いて発生する共鳴トンネリング効果はテラ・ヘルツ帯の
発振に充分対処することが可能であり、また、発振回路
と出力回路とが分離されていることから、そのような高
い周波数の発振を安定に′m続することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明一実施例の要部回路説明図を表し、第2
図乃至第5図に於いて用いた記号と同記号は同部分を示
すか或いは同じ意味を持つものとする。
図に於いて、Qは第3図乃至第5図について説明した発
振能動素子である半導体装置、RCは共振回路(タンク
回路)、RLは負荷抵抗、■1は半導体装置Qを動作領
域を微分負性抵抗領域に設定する為にベース・エミッタ
間に電圧を印加する電源、■2はコレクタ・エミッタ間
に電圧を印加する為の電源をそれぞれ示している。尚、
ベース・エミッタ間に印加される電圧はパルス電圧であ
っても良い。
この発振器に於いては、前記したように、電源■2から
コレクタ・エミッタ間に電圧を印加しておき、電源v1
から印加する電圧で、半導体装置Qの動作領域を微分負
性抵抗領域に設定すると、エミッタ・ベース間で発振す
るので、発振電流を負荷抵抗RLが接続されているコレ
クタから出力端oTに取り出すようにする。
この発振器では、ベース接地回路になっているので、入
力インピーダンスは小さいが出力インピーダンスは大で
あり、出力回路に影響されることなく発振条件が定まり
、更に、電圧増幅される利点がある。尚、前記したよう
に、ベース・エミッタ間にパルス電圧を印加すると、パ
ルスが入力された場合のみ発振が起こり、断続発振器と
して使用することができる。
〔発明の効果〕
本発明に依る発振器では、エミッタ層とへ−ス層との間
に形成された超格子層からなるエミッタ側ポテンシャル
・バリヤ層並びにベース層とコレクタ層との間に形成さ
れたコレクタ側ポテンシャル・バリヤ層を有してなる半
導体装置と、該半導体装置に於けるエミッタ・ベース間
に接続された共振回路と、前記半導体装置のコレクタ層
から導出され発振電流が取り出される出力端とを備えて
なる構成を採っている。
この構成に依ると、RHETである半導体装置に於いて
は、その共鳴トンネリング効果がテラ・ヘルツ帯に於い
ても充分に維持され、また、3端子素子であることから
発振回路と出力回路とは完全に分離され、出力回路に影
響されることなく発振条件が定まり、テラ・ヘルツ帯の
ような高い周波数帯に於いても安定な発振を持続するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の要部回路説明図、第2図は従
来例の要部回路説明図、第3図(A)並びに(B)はR
HETの要部切断側面図並びにエネルギ・バンド・ダイ
ヤグラム、第4図(A)乃至(C)はRHETの動作を
説明する為のエネルギ・バンド・ダイヤグラム、第5図
はRHETのベース・エミッタ間電圧対コレクタ電流の
関係を説明する為の線図をそれぞれ表している。 図に於いて、QはRHET、RCは共振回路、RLは負
荷抵抗、■、はRHETのベース・エミッタ間に電圧を
供給する為の電源、■2はRHETのコレクタ・エミッ
タ間に電圧を供給する為の電源、OTは出力端をそれぞ
れ示している。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  相 谷 昭 司 代理人弁理士  渡 邊 弘 一 実施例の要部回路説明図 第1図 従来例の要部回路説明図 簗2図 RHETの動作を説明する為のエネルギ・パンみ・ダイ
ヤグラム第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エミッタ層とベース層との間に形成された超格子層から
    なるエミッタ側ポテンシャル・バリヤ層並びにベース層
    とコレクタ層との間に形成されたコレクタ側ポテンシャ
    ル・バリヤ層を有してなる半導体装置と、 該半導体装置に於けるエミッタ・ベース間に接続された
    共振回路と、 前記半導体装置のコレクタ層から導出され発振電流が取
    り出される出力端と を備えてなることを特徴とする発振器。
JP22026185A 1985-10-04 1985-10-04 発振器 Pending JPS6281802A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22026185A JPS6281802A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 発振器

Applications Claiming Priority (1)

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JP22026185A JPS6281802A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 発振器

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JPS6281802A true JPS6281802A (ja) 1987-04-15

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ID=16748409

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JP22026185A Pending JPS6281802A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 発振器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523752A (ja) * 2004-12-14 2008-07-03 テレ フィルター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 2つのワンポート表面波共振器を備える発振器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597242A (ja) * 1982-07-06 1984-01-14 Daido Steel Co Ltd テーパねじの嵌合検査方法および装置

Patent Citations (1)

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