JPS628023A - 回転機械の診断方法 - Google Patents

回転機械の診断方法

Info

Publication number
JPS628023A
JPS628023A JP14701285A JP14701285A JPS628023A JP S628023 A JPS628023 A JP S628023A JP 14701285 A JP14701285 A JP 14701285A JP 14701285 A JP14701285 A JP 14701285A JP S628023 A JPS628023 A JP S628023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration level
pump
diagnosis
level
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14701285A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamori Tofuji
東藤 久盛
Hideo Shibata
柴田 秀夫
Eiichi Nakagawa
栄一 中川
Shingo Yamauchi
山内 進吾
Nobuhisa Noguchi
野口 信久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP14701285A priority Critical patent/JPS628023A/ja
Publication of JPS628023A publication Critical patent/JPS628023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転機械、とくに公共性の高いLNGプラント
、火力発電所その他に設置されるポンプ、送風機などに
適用される回転機械の診断方法に関するものである。
[従来の技#i] LNGプラントその他人型プラントまたは設備の中に占
める回転機械の比率は非常に高く、その役割も重要であ
る。これらの回転機械に異常または故障を生じた場合、
経済的損失を生ずることは当然のことながら、事故が拡
大すると大きな社会的問題に発展する。例えば、LNG
プラントは都市ガス、冷熱発電設備などの供給源として
使用されているため、タンクからLNGを圧送するLN
Gポンプが故障するとユーザー側に大きな損失を与える
と共に一般需要者にも被害を及ぼすことになる。
上述の問題を回避するため、本願と同一の出願人によっ
て回転機械の診断方法および診断装置が提案されている
(特願昭57−173636@ないし特願昭57−17
3640号参照)。上記提案の趣旨は、回転機械に加速
度センサを取り付け、回転機械回転中にこのセンサから
得られた信号を処理して加速度または振幅などの撮動レ
ベルまたは振動スペクトルを求め、回転機械が稼動を開
始した時点、すなわち良好な運転状態にあるときに採取
した基準値と比較して回転機械の異常を診断するように
していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、一般に回転機械、とくにLNGポンプなとの振
動特性はポンプ流量およびタンク液位(または吸入圧)
なとの運転条件によって大幅に変化するため画一的に基
準値を設定すると正しい診断を行い得ない問題点があっ
た。
上記の事情をざらに詳述するとポンプの振動レベル、例
えば振幅は、一般に第7図に示すようにポンプ流量Qお
よびタンク液位Hの各個の組み合せ、すなわち各運転条
件に対応して三次元的に変化する。従って、運転条件の
変化を無視して成る運転条件下で採取した振幅から基準
値を定め、この基準値に経験的に定めた倍率(例えば2
.5〜5.O)を乗じて診断レベルaを設定し、実際に
検出した振幅がこの診断レベルaを越えるか、越えない
かによって異常の有無を診断しようとすると次のような
不合理を生ずる。すなわち流量およびタンク液位が最小
になる動作点b1における振幅p1を基準にして診断レ
ベルを決めると動作点b2.b3.b4における診断値
(振幅)が異常値を示しても異常を発見できず、また、
流量およびタンク液位が最大になる動作点b4における
振幅p4から診断レベルを決めると動作点b1.b2.
b3における診断値が正常であっても異常と診断してし
まうことになる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決するためになしたもので
良好な状態にある回転機械運転中に該回転機械の振動特
性に影響を及ぼす運転条件ごとに加速度を検出して診断
の基準となる基準振動レベルを予め設定し、診断時に検
出した振動レベルを該診断時の運転条件と同じ運転条件
における前記基準振動レベルと比較して異常の有無を判
定するものである。
[作  用] 運転条件に対応して設定した基準レベルに基づいて診断
するので、確実な精度の高い診断が可能になる。
[実 施 例] 以下、本発明の方法をLNGポンプに適用した場合の実
施例につき図面を参照して説明する。
第2図に示すようにポンプ駆動部1の下部軸受2に近い
ポンプケーシング3外側に加速度センサ4を取り付け、
LNGポンプが稼動を開始した、良好な運転状態にある
ときに基準データを採取する。
基準データの採取要領は、第1図に示すようにLNGポ
ンプの運転領域全体に亘って流a一定の線およびタンク
液位H(または吸入圧)一定の線を適当な間隔(図では
Qを40m”/h、 Hを5m間隔)で線引し、各線が
交差する各作動点について加速度を測定する。なお、計
測の手順として、計測すべき各タンク液位(5,10、
・・・25m)に対してそれぞれタンク液位に相当する
吸入圧を一定としてポンプ流量Qを最小流量110m”
/hから最大流1330m”/hまで計測するか(第3
図参照)、あるいは、計測すべき各ポンプ流量(110
,130,・・・330111’/h)に対してそれぞ
れポンプ流量を一定としてタンク液位Hを最小液位5m
から最大液位25mまで計測する(第4図参照)。そし
て上記のようにして求めた各振動レベルによって診断の
基準となる基準振動レベル5 (第7図参照)を設定す
る。図示のように基準撮動レベル5はポンプ流mQ1タ
ンク液位H1振動レベルを座標軸とする三次元空間内に
成る拡がりを持った曲面を形成する。
ポンプの異常の有無を判断するには、ポンプ振動レベル
を検出し、検出した振動レベルを同じ運転条件の基準振
動レベルで除して基準振動レベルに対する倍率を求め、
この倍率が実験または経験によって定めた数値を越える
かどうかで判定する。また、上記倍率をざらに正常、注
意、異常の3つに区分して具体的な判断を下すようにし
てもよい。
なお、上述した各作動点(運転条件)に対応する振動レ
ベルはオーバオールの値を示すもので、この値を周波数
分析すると各作動点ごとに第5図の示すような振動、(
例えば振幅)スペクトル9が得られる。
一般にポンプなどの回転機械の振動は、軸系6、軸受2
,7、内部流体8が起振源になって発生しており、軸系
6の異状はポンプ回転数を基本とした整数法の周波数と
なって現われ、軸受2.7、例えば玉軸受の異常はポー
ルの数を基本とした内、外輪の回転速度に関係し、内部
流体8の異常はキャビテーションが主体をなし高い周波
数で現われる。1NGポンプの場合軸系、軸受、内部流
体が発生する振動の周波数は、主として0〜500H7
,500H2〜10KH2,10KH2〜20KH2の
周波数帯域に分布する。従って、運転条件が等しい基準
振動スペクトルと診断時に得られた振動スペクトルとを
対応する周波数帯域ごとに比較することによって診断部
位(軸系、軸受なと)および異常発生の有無を診断する
ことができる。
なお、スペクトルを比較するには、各周波数帯域内のピ
ークまたは周波数帯域に含まれるすべての波形の平均値
について前述の要領で比較する。
次に、本方法を実施するための装置の一例を第6図につ
いて簡単に説明する。図中、4は振動レベルを検出する
ための加速度センサ、10はセンサ取付部および回転機
械全体の振動など低周波成分を除去するためのフィルタ
、12はA/D変換器、13はマスク・マイクロコンピ
ュータシステム制御部、14は診断時の運転条件および
周波数帯域を指定するための運転条件設定器、15は加
速度センサ4が検出した振動レベルと基準振動レベル5
とを比較し、あるいは振動波形を周波数分析し基準振動
スペクトル9と比較して異常の有無および異常発生場所
を判定する演算プロセッサ、16は運転領域内の各運転
条件に対応したすべての設定値をストアしたメインメモ
リ、17は演算時に利用する補助メモリ、18は診断結
果をタイプアウトまたはCRTに画像表示する診断表示
部、19は異常を知らせる警報装置、20は異常時に機
械を非常停止させるための信号伝達回路、22は診断時
にのみマスク・マイクロコンピュータシステムに通電す
るためのリレー、23は電源である。
ざらに、本装置には指定日の指定時刻に診断を自動的に
実施するためメモリおよび時計(いずれも図示せず)な
どを有するスレーブ・マイクロコンピュータシステム2
4が装備されている(詳細は前述の先願を参照)。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、例えば本発明をLNGポンプの替わりにボイラ誘
引通風機に適用したり、また、運転条件としてポンプ流
量、吸入圧の替わりに回転体の横振動または捩り振動を
支配する回転軸の回転数を採用してもよいことなど、そ
の飽水発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更
を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上に述べたごとく、本発明は次の優れた効果を発揮す
る。
(+)  運転条件に対応させて診断のための基準振動
レベルを設定するので正確に且つ精度の高い診断を行う
ことができる。
(ti)  運転条件ごとに基準となる基準撮動スペク
トルと診断時に検出した振動スペクトルとを比較するこ
とによって診断すべき部位について正確に且つ精度に高
い診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の一実施例を示す診断レベルの斜
視図、第2図はLNGポンプの切断図、第3図および第
4図はそれぞれタンク液位一定またはポンプ流量一定に
しておいてポンプ流量またはタンク液位を変えた場合の
振動レベルの変化を示す説明図、第5図は振動スペクト
ルの説明図、第6図は本発明の方法を実施するだめの装
置の一例を示すブロック図、第7図は従来の診断レベル
の設定方法を示す説明図である。 図中、4は加速度センサ、5は基準撮動レベル、9は基
準振動スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)良好な状態にある回転機械運転中に該回転機械の振
    動特性に影響を及ぼす各運転条件ごとに加速度を検出し
    て診断の基準となる基準振動レベルを予め設定し、診断
    時に検出した振動レベルを該診断時の運転条件と同じ運
    転条件における前記基準振動レベルと比較して異常の有
    無を判定することを特徴とする回転機械の診断方法。 2)基準振動レベルを所要の周波数帯に分割して複数の
    基準振動レベルを設定し、診断時の振動レベルを前記周
    波数帯と同じ周波数帯に分割して、対応する各周波数帯
    ごとに前記基準振動レベルと比較する特許請求の範囲第
    1)項に記載の回転機械の診断方法。
JP14701285A 1985-07-04 1985-07-04 回転機械の診断方法 Pending JPS628023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14701285A JPS628023A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 回転機械の診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14701285A JPS628023A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 回転機械の診断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS628023A true JPS628023A (ja) 1987-01-16

Family

ID=15420551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14701285A Pending JPS628023A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 回転機械の診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS628023A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240524A (ja) * 1988-08-01 1990-02-09 Tokyo Electric Power Co Inc:The 回転機械の診断方法における基準関数決定方法
JP2016090546A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 旭化成エンジニアリング株式会社 電流診断装置および電流診断方法
JP2017053837A (ja) * 2015-06-30 2017-03-16 ニッキソー クリオ インコーポレーテッド 極低温振動センサ及び断熱パッド組立体、並びにそれらを有するクライオポンプ
WO2022054197A1 (ja) * 2020-09-10 2022-03-17 三菱電機エンジニアリング株式会社 設備状態監視装置、異常判定システムおよび設備状態監視方法
JP2022082474A (ja) * 2020-11-17 2022-06-02 株式会社酉島製作所 振動機械の異常診断装置および異常診断方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647719A (en) * 1979-09-28 1981-04-30 Hitachi Ltd Diagnosing device for vibration
JPS58108419A (ja) * 1981-12-23 1983-06-28 Toshiba Corp 異常検査装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647719A (en) * 1979-09-28 1981-04-30 Hitachi Ltd Diagnosing device for vibration
JPS58108419A (ja) * 1981-12-23 1983-06-28 Toshiba Corp 異常検査装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240524A (ja) * 1988-08-01 1990-02-09 Tokyo Electric Power Co Inc:The 回転機械の診断方法における基準関数決定方法
JP2016090546A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 旭化成エンジニアリング株式会社 電流診断装置および電流診断方法
JP2017053837A (ja) * 2015-06-30 2017-03-16 ニッキソー クリオ インコーポレーテッド 極低温振動センサ及び断熱パッド組立体、並びにそれらを有するクライオポンプ
WO2022054197A1 (ja) * 2020-09-10 2022-03-17 三菱電機エンジニアリング株式会社 設備状態監視装置、異常判定システムおよび設備状態監視方法
JPWO2022054197A1 (ja) * 2020-09-10 2022-03-17
JP2022082474A (ja) * 2020-11-17 2022-06-02 株式会社酉島製作所 振動機械の異常診断装置および異常診断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6774601B2 (en) System and method for predicting mechanical failures in machinery driven by an induction motor
JP6410572B2 (ja) 電流診断装置および電流診断方法
US20020138217A1 (en) Dynamically configurable process for diagnosing faults in rotating machines
WO2006120550A2 (en) Vehicle vibration analyzer
EP3339830B1 (en) Modeling and visualization of vibration mechanics in residual space
JP2008102107A (ja) 正常データベースを用いた転がり軸受の余寿命診断方法、余寿命診断システム及び余寿命診断に用いるコンピュータプログラム
JP2016053308A (ja) 液圧ポンプの故障診断装置
JP2020148461A (ja) 信号処理装置、信号処理方法
Gupta Vibration—A tool for machine diagnostics and condition monitoring
JP3624289B2 (ja) ポンプ振動監視方法および装置
JPS628023A (ja) 回転機械の診断方法
CN114018480A (zh) 一种大型旋转机械的转子不平衡故障的实时诊断方法
JP2695366B2 (ja) 低速回転機械の異常診断方法
JPS60195426A (ja) 回転機構の故障診断方法
JP3739681B2 (ja) 振動監視方法及びその装置
JP2005077111A (ja) 回転機器の状態診断支援装置およびそのプログラム、ならびに同プログラムを記録した記録媒体、状態診断支援方法
EP3929460B1 (en) Anomaly detection system and anomaly detection method
JPS628024A (ja) 回転機械の診断方法
JPS628025A (ja) 回転機械の診断方法
CN102788014B (zh) 齿轮油泵齿面磨损故障诊断装置及方法
Alekseev et al. Data measurement system of compressor units defect diagnosis by vibration value
JPH0875617A (ja) ポンプの故障診断方法
JP2002099320A (ja) 回転機械の診断方法及び診断システム
JPH0743278B2 (ja) 回転機械の診断装置
JP2005147669A (ja) 分散電源振動診断システム