JPS62735A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS62735A
JPS62735A JP13941585A JP13941585A JPS62735A JP S62735 A JPS62735 A JP S62735A JP 13941585 A JP13941585 A JP 13941585A JP 13941585 A JP13941585 A JP 13941585A JP S62735 A JPS62735 A JP S62735A
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JP
Japan
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resin
paint
frequency heating
heating device
oven
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JP13941585A
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JPH0337101B2 (ja
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Masao Maki
正雄 牧
Mamoru Isoya
守 礒谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用のヒータ付高周波加熱装置すなわちオー
ブンレンジの庫内の壁面材の新しい構成にかかわる。安
価で、色展開が豊富であり、壁面に汚れがつき難く耐久
性にも優れるヒータ内蔵型高周波加熱装置に関するもの
である。
従来の技術 従来のこの種の高周波加熱装置のオーブン壁面材として
は、ステンレスまたはアルミニウムを用いるか、鋼板と
にホーロー処理を施して用いられて来たが、コストが高
く色調が限られる欠点があった。
また単機能の電子レンジの場合には、亜鉛鉄板等の生地
を使って塗装して用いられている。この場合、塗料とし
ては、メラミン・アクリル樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料
などが用いられているが、これ等の有機塗料は耐熱性が
高々120〜1300Cであるため、ヒータ付き高周波
加熱装置では、オーブン壁面温度で250〜300°C
1ヒータ近傍では500〜600°Cにも温度があがる
ため適用できなかった。
またホーローの場合に素地への密着性、隠ぺい性などの
観点で色調が黒に限られること、また1部に酸化触媒を
分散させセルフクリーニング機能をもたせたものがある
がこの場合低温部では効果がないこと、また熱処理温度
が高く、板が変形し易いこと、などの理由から広く適用
されるには至っていない。
発明が解決しようとする問題点 従来、専ら用いられてきたステンレスに変わって、コス
トの安い鉄板、アルミニウムメッキ鋼板などの生地を用
いて、耐熱塗装を施すことが考えられる訳であるが、ヒ
ータ付高周波加熱装置の使用法から、オーブン壁面材に
要求される性質としては下記条件が挙げられる。
(1)塗膜が硬く、キズがつき難いものであること。
とくにホーロー皿などで表面を擦ってもキズがつかない
こと。
ターンテーブルの摺動面でもキズ付きのないこと0 (2)耐熱性、耐熱衝撃性に優れていること、とくにヒ
ータ近傍を考えると600℃程度の耐熱性を有すること
(3)食品・調味料に対する耐汚染性が良いこと、とく
に加熱時、高周波加熱時にも塗膜の劣化がないこと。
(4)塗装性に優れていること。箱の状態でも塗装可能
でできれば塗装効率を高めるだめ静電塗装が可能である
(5)調理器庫内壁のイメージに相応しい、明るい色に
着色可能であること。
(6)その他当然であるが、耐食性、耐蒸気性、その他
の一般塗膜物性においても問題がないこと。
以上の条件を満足することが必要である。しかしながら
、従来は、この種のものは全くなかった。
問題点を解決するための手段 本発明は前記条件を満足するためにヒータを内蔵する高
周波加熱装置のオーブンを金属性素地上この素地上にポ
リボロシロキサン樹脂およびポリエーテルスルフォン樹
脂、必要に応じてフッ素樹脂を添加した、塗料を塗布し
てこれを焼付けて樹脂層を形成して用いる。
作  用 金属基材として、鉄板、アルミニウムメッキ鋼板、ステ
ンレス・鉄クラツド板、亜鉛・アルミニウム合金メッキ
鋼板などを用いる。
ポリボロシロキサン樹脂は、例えば、 06H506H5 の構造を有する半無機ポリマーを主成分とするものであ
る。このバインダーは、1セミ無機ポリマー“とじての
特性を有し、室温では有機高分子と同様の性状で、塗料
化などの操作性の面で優れている。加熱すると、その有
機分は分解して、Si。
B、Ofc骨格としてセラミック化する。完全なセラミ
ック化は600℃で行なわれる。
ポリボロシロキサン樹脂は、ジフェニルジクロロシラン
を出発原料として、水酸化ホウ素、塩酸、水、ホウ酸な
どを加えて、脱塩酸反応を行なわしめ、ヒドロキノンな
どを加えて分子量数千のポリマーに重合させて用いる。
ポリエーテルスルフォン樹脂は英国ICI社で開発され
た耐熱性熱可塑性樹脂であるが、n−メチルピロリドン
などの極性溶剤に溶解させ塗料として用いることもでき
る。ポリエーテルスルフォン樹脂は他の樹脂との相溶が
悪い樹脂であるが、ポリボロシロキサン樹脂と組合せて
用いると良好な物性が得られることを本発明者は見出し
た。両方の樹脂(zn−メチルピロリドンなどの溶剤共
存下で、顔料、充填剤などを分散させ得た塗料を100
°C10分、200’010分、380°010分の焼
成して得た塗膜は5H程度の鉛筆硬度を有し、極めて優
秀な絞り加工性を示す土に折曲げTベンド?行なうとi
Tでクラックがないという優れた加工性を示す。この塗
膜はこのままでも食品汚染性は良好であるが、フッ素樹
脂を界面活性剤とともに混ぜ込むことで、優れた非粘着
性を示す。
当節膜は、ポリボロシロキサン樹脂の耐熱性により、6
00℃に加熱しても、塗膜の密着性には異常がない。
西塗膜の高加工性は、ポリエーテルスルフォン樹脂が線
状高分子であることに基づくと考えられる。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面に基づ八て説明する。
第1図はヒータ付き高周波加熱装置本体1のドア3を開
いた状態の斜視図で、図中で2がオープンである。
このオープン2は第2図の要部断面図に示す如く、オー
プン形状に形成したコヌトの安いアルミニウムメッキ鋼
板等の生地2bを完全に被覆するポリボロシロキサン樹
脂およびポリエーテルスルフォン樹脂、必要に応じてフ
ッ素樹脂を添加した糸の塗膜2aよシ構成されている。
上記オープン2は、アルミニウムメッキ鋼板等の素地金
属をプレス加工、スポット溶接などの工法によシオープ
ン形状に加工する。次にオープン形状に加工した素地に
脱脂等の処理を施した後、ポリボロシロキサン樹脂−ボ
リエーテルスルフオン樹脂塗料を塗装する。塗装後、1
00℃で10分、200℃で10分、380℃で10分
の順に焼成することで仕上げられる。
本発明のオープンは、別の方法としてアルミニウムメッ
キ鋼板などの板状の基板に、ポリボロシロキサン樹脂、
ポリエーテルスルフォン樹脂をn−メチルピロリドンな
どの溶剤共存下で顔料、充実剤などを分散させて得た塗
料ftfo〜30μmの膜厚で塗布した後、最高380
〜400℃にて、20〜30分焼付けて得たプレコート
鋼板を、カーリング加工、シーマ−加工、片面スポット
溶接などによシ、加工することによっても得られる。
尚、当塗料は下記手順にて得られる。
ポリボロシロキサン樹脂は、昭和電線電纜株にて合成し
た無機ポリマー1’−8MP−32Jk用いる。これは
、n−メチルピロリドン溶剤中に、ポリマー約30重量
多とフィラー、シリカ5重量%と酸化マグネシウム5重
量%とを含有している。
当樹脂100重量部に対して、ポリエーテルスルフォン
樹脂〔住友化学株発売rsoo3pJ)を20重量部、
更にフッ素樹脂として、ダイキン工業株製[ルブロンL
−2J110重量部、酸化チタンs o M i 部を
n−メチルピロリドン100重量部、トルエン50重量
部とともに、アトライタを用いて、24時間分散混合し
て塗料を得る。
ポリボロシロキサン樹脂に対するポリエーテルスルフォ
ン樹脂の配合比は重量比で1/1〜10/1が有効であ
る。とくに2/1〜3/1の範囲が最適である。
フッ素樹脂の配合は、ポリボロシロキサン樹脂に対して
5〜15重量%の範囲が最適である。
とくにフッ素樹脂を添加することで、マイクロ波加熱時
の食品汚染性が改善される。食品汚染性では、ケチャプ
、コーラ、しょう油などに対する汚染性がフッ素樹脂を
添加することで改善される。
これはフッ素樹脂の排水性に基づくと考えられる。
顔料は着色の目的で、各種耐熱顔料の適用が可能である
。顔料の配合は重量比で、ポリボロシロキサン樹脂10
0重量部に対して、5重量部から80重量部までが適当
である。その粒径は1μm以下が望ましい。粒径が1μ
mを越えて、配合比が80fi量部を越えると塗膜はポ
ーラヌ例なるためで、先の食品汚染性が悪くなるためで
ある。
さて、上記の塗料を塗装し焼付けたオープンの塗膜性能
は以下の如く良好である。
とくに塗膜は滑らかですべり易く、ガラス皿、ホーロー
皿などで表面をこすっても、疵がつき難い。
尚、当塗料以外の塗料に関しては、シリコーン系は30
0℃付近で密着性の低下および黄変化がある。また、ポ
リアミド、イミド系は、耐熱性が280℃程度であり、
耐酸性、耐蒸気性が劣る。
まだ、フッ素系は硬度が2Hと柔らかく、基材との密着
が劣る。ポリエーテルスルフォン系は300℃で約20
0〜300時間経過すると黄変化する。その他、ケイ酸
塩、シん酸塩などの無機系は塗装性が悪く、また塗膜が
ピンホールを含むため、耐食性が劣る。ホーローなどの
処理は、膜厚が厚いとヒートショックや耐蒸気性が劣る
。また、焼成温度が高温のためオーブンが変形し易いな
どの問題がある。
発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置は、オーブンを形
成する金属基材とに耐熱塗装したものであるから、 (1)従来のステンレスよりも安価である。
(2)7−テンレスのような温度の変色がない上に、塗
膜が非粘着性のため、食品汚染物がこびシつかず、ふき
取り易く、衛生的である。
(3色が任意に着色でき、庫内がカラフルである。
に)プレコート鋼板として、ヌポット溶接を用いない。
オーブン加工が可能である。
以上のように極めて実用的に優れたオーブンが得られる
【図面の簡単な説明】
2・・・・・・オーブン、2b・・・・・・金属性素地
、2a・・・・・・樹脂層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒータを内蔵する高周波加熱装置のオーブンを形
    成する金属性素地上にポリボロシロキサン樹脂およびポ
    リエーテルスルフォン樹脂を添加した塗料を塗布して、
    これを焼付けた樹脂層を形成したオーブンを具備した高
    周波加熱装置。
  2. (2)ヒータを内蔵する高周波加熱装置のオーブンを形
    成する金属性素地上にポリボロシロキサン樹脂、ポリエ
    ーテルスルフォン樹脂およびフッ素樹脂を添加した塗料
    を塗布して、これを焼付けた樹脂層を形成したオーブン
    を具備した高周波加熱装置。
JP13941585A 1985-06-26 1985-06-26 高周波加熱装置 Granted JPS62735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13941585A JPS62735A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13941585A JPS62735A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62735A true JPS62735A (ja) 1987-01-06
JPH0337101B2 JPH0337101B2 (ja) 1991-06-04

Family

ID=15244696

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JP13941585A Granted JPS62735A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 高周波加熱装置

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JP (1) JPS62735A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4949818A (en) * 1988-01-28 1990-08-21 Andreas Stihl Brake band for bringing the saw chain of a motor-driven chain saw to standstill

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4949818A (en) * 1988-01-28 1990-08-21 Andreas Stihl Brake band for bringing the saw chain of a motor-driven chain saw to standstill

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Publication number Publication date
JPH0337101B2 (ja) 1991-06-04

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