JPS6272834A

JPS6272834A - 局部洗浄装置

Info

Publication number: JPS6272834A
Application number: JP60210523A
Authority: JP
Inventors: 武田　久信
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1985-09-24
Filing date: 1985-09-24
Publication date: 1987-04-03
Also published as: US4761837A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は用便後の局部を洗浄する人体局部用の局部洗
浄装置に関するものである。

［従来の技術］従来、局部洗浄装置において、用便後に局部を洗浄ノズ
ルより洗浄水を噴出させて洗浄するに際し、あまりに強
い水流では痔疾の人には局部に痛みを感じる場合があり
、また女性がビデ洗浄として使用する場合には、ある程
度ノズルより噴出される洗浄水勢は柔らかな感触が要求
される。そのため洗浄水に気泡を混入させて、洗浄水勢
に柔らかな感触を出ず方法として特公昭５８−１３６８
８＠に示される装置が従来より知られている。

この装置を第５図に示し説明すると、本装置にＪ−３い
ては、洗浄のための噴出水を噴出さぜるノズルにａ５い
て、固定ノズルとは別にその先９詔に別体のノズルをさ
らに取付け、そこに空気取入口を設置ブだしのである。

即ち本装置は便！！５１の下部に配置される第１のノズ
ル５２及びその下方に取り付ｔＪられるノズル本体５３
により構成され、第１のノズル５２より噴出された温水
がノズル本体５３に設【プられた空洞５４を通り途中で
約９０度水流の方向が曲げられてノズル本体の先端に位
置する噴ａ４０５５より局部に向かって噴射される。こ
の場合、第１ノズル５２の噴射口５６付近には空気吸引
口５７が設けられているので温水は空気を吸引し、空気
の泡を混入する状態となってノズル本体５３の噴出口５
５より噴出される。

（発明が解決しようとする問題点）然し、このような従来の装置にあっては、ノズル本体５
３の空洞５４の曲がり部に第１のノズル５２からの渇水
が衝突飛散した後、再度ノズル本体５３の噴削口５５よ
り外部に噴出するようになっており、空洞５４の曲がり
部への衝突時に空気吸引口５７より空気を巻き込んで空
気を混入するといった作用のため、空気の温水に対する
混入率が不正確、不十分になりがちである。又、一旦ノ
ズル５２から空洞５４の曲がり部に衝突し方向転換をす
るため、噴流のエネルギーの損失を１Ｇぎ、十分な噴出
水が得られないおそれもある。さらに、混入される空気
量はノズル本体の空気吸引口５７等の形状で定まってし
まい、空気の混入率をコントロールすることができない
という不便さがある。

又、ノズル全体が固定式であるため、伸縮ノズルやスウ
ィング式ノズル等への応用が構造１難しいという欠点ら
ある。ざらには、ノズル全体の形状が複雑化するため、
ノズルに汚物が付着した際、掃除しにくく、しかち汚物
が除去しにくいという欠点を有している。

それ故に、本発明は、前記従来装置の欠点を除去し、噴
出水中に気泡を確実にｕ人することができるとともに、
その混入量を容易に調節することのできる局部洗浄装置
を提供することを技術的課題とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）Ｆ記技術的課題を解決するために本発明において構じた
技術的手段は、給水源の水を圧送するポンプ装置と、圧
送された水を人体局部に向って噴出水として噴出させる
ノズル装置とからなり、該ポンプ装置（よその吸引側に
噴出水中に泡沫状の空気を導入するための空気導入口を
右づるように、局部洗浄装「７を構成したことである。

この構成に付、更に詳述すれば、次のとおりである。づ
−なり）５、本発明の局部洗浄装置は、ポンプ装置と、
ノズル装置を主体として構成されたちのであり、給水源
にためられた水をポンプ装置にて吸引し、さらにノズル
装置に圧送してノズル装置の噴出部より人体局部に洗浄
水として噴出させるものである。

なお、冬期に４３いて噴出水が温水である方が好ましい
場合が多いので、給水源とポンプ装はの中間に給水加熱
装置を設首するのが好ましい。ここで、給水源は水道等
より供給された水を貯水することのできる容器よりなり
、貯水量を一定に調節し１９るボールタップ等が設けら
れている。給水加熱装置は下方にヒーターを設けた構造
であり、前記給水源から供給された水は、この給水加熱
装置のヒータ一部より熱を受【ノて加熱され温水となる
。なお、この給水加熱装置には温度セン（を−等が設け
られ温度管理されるのがよい、。

本装置のポンプ装置は）５本的には水を圧送できるもの
であればよいが、空気が混入した場合で６ポンプ作用が
停止しにくいベーンポンプとかギアーポンプ等の容積型
ポンプが好ましい。このポンプ装置は直接給水源から、
また給水加熱装置にて加熱された温水等をポンプ人【二
１から吸引するとともに、ベーン等の回転によりポンプ
出口より吐出するものである。なお、ポンプ装置の吸引
側即ち負圧側は空気導入口が設けられている。又この空
気導入口には空気調節弁が接続されている。即ち、ポン
プ入口から吸引された温水はベーンの回転によりポンプ
出口から吐出される過程において、吸引側の空気導入口
より空気調節弁を介して空気を導入し、空気の気泡を混
入するものである。なお、空気調節弁は手動又はリモー
トコントロールにより開閉開度が調節可能な構造であり
、空気調節弁の開度を調節することにより空気導入口に
導入され空気の砧を調節することができる。従って、空
気調節弁の開度を大にすれば洗浄水中に混入される気泡
のａは増大する。

このにうに洗浄水中に気泡が混入されて圧送されノズル
装置に供給されるが、ノズル装置の噴出部は２段に構成
されている方が好ましい。例えばノズル装置の噴出部は
、内方に位置づ−る第１ノズル穴を有する第１段ノズル
と、第１ノズル穴と同軸的に設けられ、第１ノズル穴径
より大きい穴径をｂつ外方に位置する第２ノズル穴を有
する第２段ノズルとで構成され、第１ノズル穴および第
２ノズル穴の間には大気と連通した人気導入口が設けら
れた大気圧導入室が形成されている場合である。そのよ
うな構成にあっては、圧送されてきた気泡を含んだ温水
は第１段ノズルの第１ノズル穴から噴出されると同時に
大気圧導入室内に噴射され、ここで−０人気圧とされる
。そのため、気泡の急激な膨張による温水の部分的な飛
散がこの大気圧導入室内にて行なわれる。大気圧導入室
にて減圧された温水はさらに第２段ノズルの第２ノズル
穴より人体の局部に噴出水として噴射される、。

この場合には大気圧導入室にて一旦大気圧ＦにＪ５７り
’　しＭ　ＩＦされているため、温水が飛散することな
く人体の局部に到達する。

（作用）本発明の装置によれば、給水源の水はポンプ賃行にて圧
送され、ノズル装置から人体局部に向かって噴出される
に際し、ポンプ装置の導入する構造であるため、噴出水
中に確実に空気が混入され噴出水は空気を混入して泡沫
化され、噴出される洗浄水勢は非常に柔かな感触のもの
となる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本例装置全体の水路図を示し、第２図ｔよベー
ンポンプの断面図を示し、第３図はノズル装置の断面図
を示す。

図中１は給水源であって、通常は、トイレ室内に設置さ
れる便器洗浄水の給水タンク（ロータンク等）であり、
６はポールタップ本体で、フロート５の動きに従って、
水圧源２からの給水を開閉供給する弁を内蔵している。

また７はその上流にある止水栓を示す。これにより、容
器本体２内には常に一定水位の水が貯水されている。

図中４は給水管であって、その上端部に（よフィルター
３が固設され、フィルター３は前記給水源１に浸ｉｆｆ
されている。一方、給水管４の他端部は給水加熱装置８
の下部部位の給水口８ａに接続されている。給水加熱装
置８は密閉された容器状であり、その底部にはシーズヒ
ーター９が配置されている。従って、給水管４より給水
口８ａを介して給水加熱装置に導入された水はヒーター
９によって加熱され温水となる。

図中１０は給水加熱装置８内に設けられた温度センサー
である。さらに、給水加熱装置８の上部には流出［コ８
ｂが形成され、この流出口８ｂは吸引管１１′によって
ポンプ装置１１に連絡されている。

ポンプ装置１１を第２図において説明すると、ポンプ装
置１１Ｇよベーンポンプにて構成され、このベーンポン
プはポンプケース１９内にローター室２５が形成され、
このローター室２５と連通して図示右側には上方に開口
したポンプ入口が形成され、図示左側にはポンプ出口２
７が形成されている。このポンプ入口２６は前記した給
水加熱装置と吸引管１１−により接続されている。ロー
ター室２５の内部にはローター室２５の中心軸と幅芯し
た位置に軸２３が設けられ、この軸２３にはＤＩ＋−２
４が固設されている。従って、ローター２４は軸２３の
回転によりローター室２５内を回転することができ、そ
の回転力は外部のモーター等により伝達される。このロ
ーター２４の外周囲には複数のベーン２１が等間隔に配
設されている。ベーン２１は［］−ター２４の外周縁に
対し、バネ２２を介して外方に付勢され、ベーン２１の
外方端はローター室２５の内壁に当接している。

ローター２４が回転するとベーン２１の外方端はロータ
ー仝′２５の内壁を囲動して回転する。ローター２４が
回転しベーン２１の回転とともにポンプ入口より導入さ
れた温水はベーン２１間にて圧送されポンプ出口２７よ
り吐出管１６に吐出される。

図中２０は前記ローター室２５の吸引側Ａに開口状に設
けられた空気導入口であつＣ１この空気導入口２０には
オリフィス１８を介して空気調節弁１２が接続されてい
る。さらに空気調節弁１２の他端部には逆１［弁１３が
接続されている。従って逆止弁１３を介して大気中が空
気調節弁１２を通り空気導入口２０よりローター室２５
内に流入することができる。そして、ベーン２１の回転
によりローター室２５の吸引側△が負圧となることによ
り空気導入口２０より強制的に吸引された空気は温水と
混合してポンプ出口２７より排出される。尚、空気温Ｉ
の弁１２は開閉開度が手動にて調節可能であり、好みに
応じてその開度を調節することができる。図中１又はポ
ンプ入口２６とポンプ出口２７間に設けられたリリーフ
弁である。

図中りは電磁弁であって、ベーンポンプと連動して作動
されることにより、ベーンポンプにて空気を混入した温
水をノズル装置１４に供給することができる。

図中１７は電磁弁りとノズル装置１４とを接続する送水
管である。

次にノズル装置１４を第３図に基づいて説明する。送水
管１７はノズル装置１４の入口１４ａと接続され、パイ
プ状のノズル２８内には導通孔２９が形成されている。

このノズル２８の他端部には噴出部１５が固設されてい
る。この噴出部１５は第１段ノズル３１とその上方に位
置する第２段ノズル３５により形成されたものであり、
第１段ノズル３１はノズル２８の先端部と連通状に固設
されているとともに、その下方には栓３ｏが嵌着され、
栓３０の上方に形成されている空洞にはＬ方に向かって
開口の狭まった第１ノズル穴３２が形成されている。第
２段ノズル３５は第１段ノズル３１の上方に螺合等によ
り嵌着されているとともに、その内部には空洞が形成さ
れ空洞には上方に向かって開口の狭まった第２ノズル穴
３６が形成されている。この第２ノズル穴３６は前記第
１ノズル穴と同軸的にεｑけられ、第１ノズル穴の穴（
Ｙより大きい穴径となっている。なお、第２段ノズル３
５の側壁には大気導入口３３が穿設され、この人気導入
口３３は前記第１段ノズルの上面部位に位置して第１段
ノズル３１の上面と第２段ノズル３３５の内周面との間
、即ち、第１ノズル穴と第２ノズル穴の間に大気圧導入
室３４を形成している。従って、第１段ノズル３１の第
１ノズル穴３２よりｔ°１出された気泡をα人した温水
は一旦人気、’Ｅ　脣人窄３４内に噴出されここで人気
導入口３３より導入された大気と接触して大気圧とされ
る。

従って、この大気圧導入室３４内では圧■されてきた温
水中の気泡が減圧下にＪ３かれ膨張し一部は噴剣方向と
異った方向に飛散覆る。飛散した温水の一部第２段ノズ
ルの空洞内壁に衝突りるとともに、主噴流と共に第２段
ノズルの第２ノズル穴３６より噴出水Ｓとして人体の局
部に向かって噴出される。このノズル装置１４は、第４
図に示すように便器Ｐの便座Ｇの下方に配設され、便器
Ｐの側面に配置されるコントロール装置Ｃにより噴出水
量及び空気混入間が調節されるものである。即ち、この
コントロール装置Ｃには前記空気量調節弁１２が配置さ
れる。

次に本例装置の作用を説明する。給水源に貯水された水
はフィルター３を介して給水管より吸い上げられ、給水
管４より供給された水は供給加熱装置８内にてヒーター
９より１〕［１熱され温水とされる。温水ポンプ装置１
１により電磁弁Ｄ＠介してノズル装置１４に圧送される
。その場合、前記したように、ポンプ装置１１内におい
て、空気導入口２０より空気ｇ！Ｊ節弁１２を介して空
気が混入されるため、圧送される温水には空気の気泡が
混入されることとなる。その混入量は空気ＦＪＪ節弁１
２の調節によって任意に選択することができる。気泡を
含んで圧送された温水はノズル装置１４内の噴出部１５
において第１段ノズルの、第１ノズル穴３２より大気圧
導入室３４に噴出され、この大気圧導入室３４内におい
て大気圧に減圧され、ここで混入された気泡は膨張して
大気圧導入室３４内において減圧する。一部の膨張飛散
した温水を含んだ主噴流はざらに第２段ノズル３５の第
２ノズル穴３６より噴出水Ｓとして人体の局部に供給さ
れる。そのため、人体の局部以外の部分に飛散すること
がなく、噴出水Ｓは局部のみに的確に噴射されるもので
ある。このように本例装置によれば、空気量調節弁１２
を個人の好みに応じて調節覆ることにより、ノズル装置
より噴出される噴出水に混入する空気部を任意に調節す
ることができ、しかも噴出される噴出水は外部に飛散す
ることがないため、局部に的確に噴射されるものである
。

［発明の効果］本発明の装置は、上記のように構成したことにより、ポ
ンプ装置内に５３いて空気調節弁を間して空気を導入づ
ることができ、容易に温水中に気泡を混入さけ噴出水を
泡沫化させることができる。

しか、し、空気調整弁は容易に空気導入量をコントロー
ルすることができるため、個人の好みに応じた空気混入
量を調節Ｊることができる。しがちポンプ装置に設りた
空気導入［」は構造が簡ｔ１１であるため、ポンプ装置
がコストアップするようなことはない。また、気泡のａ
人しない、強い洗汀１を好む場合には空気調節弁を閉じ
ることにより可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図は本発明の一実施例を示し、第１図（
よ本例装置の水路図、第２図ｃ３１ベーンポンプの断面
図、第３図はノズル装置の断面図、第４図は便器の全体
斜視図を示す。第５図は従来例の局部洗ｆｆＩ装胃を示
す断面図である。１・・・給水源　　　　　　８・・・給水加熱装置１１
・・・ポンプ装置　　　１２・・・空気量調節弁１４・
・・ノズル装置　　　２０・・・空気）！）人口３３・
・・人気導入口　　　３４・・・大気圧導入室特許出願
人　　アイシン間機株式会社代］！１１人　　　　　　弁理士　入用　広間　　　　
　　　弁理士　丸山明夫第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）給水源の水を吸引圧送するポンプ装置と、圧送さ
れた水を人体局部に向かって噴出水として噴出させるノ
ズル装置とからなる局部洗浄装置であって、該ポンプ装
置はその吸引側に噴出水中に泡沫状の空気を導入するた
めの空気導入口を有することを特徴とする局部洗浄装置
。
（２）ポンプ装置が、ベーンポンプ、ギアーポンプ等の
容積型ポンプである特許請求の範囲第１項記載の局部洗
浄装置。
（３）ポンプ装置の空気導入口はポンプ装置内への空気
の導入量を調節し得る空気導入量調節弁を有する特許請
求の範囲第１項又は特許請求の範囲第２項記載の局部洗
浄装置。
（４）ノズル装置の噴出部は内方に位置する第１ノズル
穴と、該第１ノズル穴と同軸的に設けられ、該第１ノズ
ル穴の穴径より大きい穴径をもち外方に位置する第２ノ
ズル穴と、該第１ノズル穴および該第２ノズル穴の間に
設けられた噴出水中の気泡を一旦減圧するための大気と
連通した大気圧導入室とで構成されている特許請求の範
囲第１項記載の局部洗浄装置。