JPS6269566A - 光電変換装置作製方法 - Google Patents

光電変換装置作製方法

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JPS6269566A
JPS6269566A JP60209596A JP20959685A JPS6269566A JP S6269566 A JPS6269566 A JP S6269566A JP 60209596 A JP60209596 A JP 60209596A JP 20959685 A JP20959685 A JP 20959685A JP S6269566 A JPS6269566 A JP S6269566A
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semiconductor
organic resin
pinholes
electrode
photoelectric conversion
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Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Kunio Suzuki
邦夫 鈴木
Mikio Kanehana
金花 美樹雄
Takeshi Fukada
武 深田
Masayoshi Abe
阿部 雅芳
Ippei Kobayashi
一平 小林
Katsuhiko Shibata
克彦 柴田
Masato Usuda
真人 薄田
Susumu Nagayama
永山 進
Kaoru Koyanagi
小柳 かおる
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、光起電力を発生させるアモルファス半導体
を含む非単結晶半導体を用いた光電変換装置において、
非単結晶半導体の形成の際、この半導体内に不本意に形
成されてしまう空孔またはピンホールに対し絶縁物を充
填し、表面電極と裏面電極とがかかる空孔またはピンホ
ール(以下ピンホールという)により互いにショートま
たは弱リーク状態になることを阻止した光電変換装置の
作製方法に関する。
この発明はかかる絶縁物を有機絶縁物とし、この上下の
電極がショートまたはリークしてしまうピンホールを何
等のフォトマスクを用いることなく選択的に充填したこ
とを特徴とする。
そしてこの光電変換装置の長期間の使用において、裏面
電極の材料が少しづつピンホールより半導体内部に含浸
し、上下圧いの電極間でショートしてしまうことを防ぎ
、ひいては光電変換装置の変換効率の低下を防止するも
のである。
従来、光電変換装置(以下単に装置という)即ち同一基
板上に複数の素子を配置し、それを集積化またはハイブ
リッド化した装置は、例えば特開昭55−4994.特
開昭55−124274更に本発明人の出願になる特願
昭54−90097/90098/90099 (昭和
54.7.16出願)等が知られている。
従来の発明として、第1図にマスク合わせ方式により作
られた光電変換装置の縦断面図を示す。
図面において透光性基板(例えばガラス板)(1)上に
第1の電極を構成する透光性導電膜(CTFと略記する
)(2)を第1の金属マスクを用いた合わせ工程により
選択的に形成させる。更に半導体層(3)を第2の金属
マスクを用いた合わせ工程により同様に選択的に形成す
る。さらに第3の金属のマスクを用いた合わせ工程によ
りアルミニュームよりなる第2の電極(4)が設けられ
ている。
第1図において、素子(11) 、 (31)との間に
連結部(12)を有し、連結部ではCTFの一方の側面
(16)を半導体層(3)が覆い、他方のCTFの表面
(14)を半導体層(3)が覆わないようにする。更に
第1の酸化物電極(37)と第2のアルミニューム電極
(38)は、コンタクト(14)で電気的に連結させて
いる。
この従来例ではアルミニューム(4)が半導体(3)と
反応して、この集積化された光電変換装置を150℃で
放置すると、その特性は第3図曲線(25)に示した如
く数十時間で劣化してしまった。そのため屋外での実使
用にはまったく不適当な電極でしかなかった。
このため、かかる熱的信転性を向上させるため、裏面の
アルミニューム電極の下側に透光性導電膜例えばITO
(酸化インジューム・スズ)を介在せしめ、半導体上に
ITOを設け、さらにその上にアルミニュームを設ける
2層構造が知られている。
かかる構造とすると熱的な信頼性はITOがアルミニュ
ームが半導体と反応してしまうことを防ぐことができる
ため、格段に向上させることができる。
しかしこの透光性導電膜はこの導電膜の形成の際、まわ
りごみが強いため、半導体内に空穴やピンホール等が不
本位に形成されているとこのピンホールの内部にまで入
ってしまい、下側の第1の電極とこの上側の第2の電極
との間でショートまたはリークをおこし、実用化は不可
能であった。
このため、従来はこの非単結晶半導体の形成において、
ピンホールが空穴が存在しにくい小面積の光電変換装置
、例えば1cmX4cmにおいてのみ実用化が可能であ
り、10cm X 10cmまたはそれ以上の大面積の
光電変換装置は必ずこの空穴、ピンホールが存在するた
め、かかる構造を応用することは不可能であった。
本発明はかかる問題点を工業的に解くきわめて有効な手
段を提供する。
即ち、このピンホール等に対してのみ選択的に絶縁物で
充填させることにより、下側の第1の電極と半導体の上
側の第2の電極とがたとえまわりごみの強い透光性導電
膜を用いてもお互いがショートまたはリークしてしまう
ことを防止することが本発明の目的であり、以下にその
実施例を示す。
実施例1 第2図は本発明の製造工程を示す縦断面図である。
第2図(八)において、透光性基板(1)例えばガラス
板(例えば厚さ1 、2+wm 、長さく図面では左右
方向) 10cm、巾10cm)を用いた。さらにこの
上面に全面にわたって透光性導電膜、例えばITO(1
500人)+5nOz(200〜400  人) 、 
ITO(1500人)+5n3Na(500人)または
ハロゲン元素が添加された酸化スズ又は窒化スズを主成
分とする透光性導電膜(1500〜2000人)を真空
蒸着法、LPCVD法、プラズマCVD法、スプレー法
またはスパッタ法により形成させた。
この後マイクロコンピュータを制御してこの基板の下側
または上側よりYAGレーザ加工機(波長1.06μま
たは0.53μ)により照射しパターニング用開講(1
3)を形成させた。
パターニングにより形成された開講は、巾約50μ長さ
10cmとし、各素子(31) 、 (11)を構成す
る巾は10〜20mmとした。かくして第1の電極を構
成するCTF (2)を切断分離して開溝を形成した。
この後この」−面にプラズマCVD法または光CVD法
によりPNまたはPIN接合を有する非単結晶半導体層
を0.2〜1.0μ代表的には0.5〜0.7 μの厚
さに形成させた。その代表例はP型半導体(SixCt
−x x=50〜150八1−1型アモルファスまたは
セミアモルファスシリコン半導体(0,4〜0.9μ)
−N型の微結晶(200〜500人)を有する半導体よ
りなる1つのPIN接合を有する非単結晶半導体とした
または、P型半導体(SixCt−x)  I型アモル
ファスシリコン半導体−N型シリコン半導体−P型5i
xC+−X半導体−■型5ixGe+−x(x=0.5
)−N型シリコン半導体(300〜1000人)よりな
るタンデム型のPINPIN・・・PIN接合の半導体
でもよい。
かかる非単結晶半導体層(3)を全面に均一の膜厚で形
成させた。
しかしこの半導体には、被膜形成時にフレーク(雪片)
が付着し、被膜形成後離脱する等の理由により空孔(6
)、ピンホール(6′)が多数不本意に存在してしまう
。その数は100倍の顕微鏡で10視野あたり2〜4ケ
もの多数を観察することがある。
このため、本発明方法によりこのピンホール等(6) 
、 (6“)に対し絶縁物を選択的に充填した。その作
業を以下に示す。
第2図(^)に示した半導体を形成した後、この半導体
上に感光性有機樹脂をコートした。この時、この有機樹
脂が十分ピンホール等の内部に含浸するように注意した
。この感光性有機樹脂はフォトレジスト例えば東京応化
より販売されている叶PR−800等のポジ型のフォト
レジストを用いた。この感光性有機樹脂をこの半導体上
の全面にスピナー、コータまたはスプレー法により0.
1〜5μの厚さに形成する。この時、半導体の裏面側に
形成される感光性有機樹脂はより少なくしてピンホール
等への充填をより十分に行わしめることが重要である。
例えばスピナーを用いる場合はレジストを50゜rpm
 5秒、200Orpm 30秒の条件下で塗布した。
さらにこの塗布させた有機樹脂膜にプリベーク(85℃
、40時間)を行った。さらに現像工程として、このレ
ジスト側より紫外光(波長300〜400r+m) (
17)を照射し、この感光性有機樹脂のうちピンホール
等に充填されている有機樹脂を固定化し、更に半導体表
面上の有機樹脂を非固定化するべく感光させた。この条
件は0FPR−800を用いる場合は紫外光は6mW/
am” 5秒間行い、さらに所定の現像工程を経た。
さらにこの後これら全体を公知の方法でリンス(純水で
10分間)をした。するとピンホール(6)。
(6゛)内に固定した有機樹脂膜以外の非固定化した有
機樹脂を溶去することができる。即ち、半導体(3)上
の有機樹脂をすべて除去できる。さらに、ポストベーク
(150℃1時間)を行い、感光したピンホール内部に
充填された有am脂(T) 、 (7’ )を化学的に
安定化させた。すると第2図(B)に示す如く、ピンホ
ール(6) 、 (6°)の部分のみに選択的に有機樹
脂絶縁物(7)、(7’)を充填することができる。
そしてこの絶縁物の上面は半導体の上面と概略rQ) 一致または少な目(ボストキュアでの体積収縮等による
)に充填することができる。
さらに次の工程として第2図(B)に示す如く、第1の
開溝(13)の左方向に第2の開溝(18)を第2のレ
ーザスクライプ工程により形成させた。このレーザスク
ライプはこの基板(1)の上方向からの照射で行った。
かくして第2の開溝(18)の形成により第1の電極の
側面(8) 、 (9)を露呈させた。この第2の開溝
の側面(9)は第1の電極(37°)の側面(16)よ
り左側であればよく、その極端な例として、図面に示さ
れるごとく、第1の電極(37)の内部に入ってしまっ
てもよい。さらにこのパターニングは第1図(B)に示
される如き側面(8)を露呈させても、またこの導電膜
(2)をパターニングすることなく、第1の電極の表面
(第1図(14)の如き)を露呈させてもよい。
第2図において、さらにこの上面に第2図(C)に示さ
れる如(、裏面電極用2層の導電膜(4)を形成し、さ
らに第3のレーザスクライプ法の切断分離用の開溝(2
0)を設けた。
この第2の電極は、透光性導電膜(23)を300〜1
400人例えばITO(酸化インジューム・スズ)+I
n203(酸化インジューム)、SnO□(酸化スズ)
、ITN(窒化インジューム・スズ)(窒化インジュー
ムと窒化スズとの混合体)で第1の層を形成した。さら
にその上面にアルミニューム、クロム、銀、アルミニュ
ーム(300〜5000人)の一層膜またはアルミニュ
ームとニッケルとの二重膜の金属膜(24)を形成させ
た。例えばITO(23)を1050人、アルミニュー
ム(24)を1000人の2層導電膜(4)とした。こ
のITOとアルミニュームは、基板(1)表面側からの
入射光(10)の裏面電極での反射を促し、600〜8
00nmの長波長光を有効に光電変換するためのもので
ある。またITOによりアルミニュームと半導体とが従
来例に示す如く互いに反応して信顛性の低下を誘発しな
いためである。これらはスパッタ法、電子ビーム蒸着法
またはプラズマCvD法を用い、半導体層を劣化させな
いため、300℃以下の温度で形成させた。
裏面のN型半導体に密接せしめるには、酸化インジュー
ム、窒化インジュームまたはこれらの混合物を主成分と
する透光性インジュ−ム化合物の導電膜(ITOまたは
ITN)が好ましかった。他方、裏面の半導体がP型半
導体では、酸化スズ(SnOz)−窒化スズ(snsN
4) 、窒化アンチモン(SbN)またはこれらの混合
物のスズ化合物を主成分とする透光性導電膜が長期信転
性および高効率化の面において優れている。
かかる透光性導電膜(23)はコンタクI−(8)にて
下側の第1の電極を構成する導電膜酸化物または窒化物
(2)と(8)にて密接する。するとここは酸化物また
は窒化物(37)−酸化物または窒化物(23)コンタ
クト(8)となり、従来より公知の構造(第1図)に示
す如く、一方が金属とならない。このため、150℃の
温度テストにおいても、劣化し反応が進行することがな
い。
かくして第2図(C)に示される如く、複数の素子(3
1) 、 (11)を連結部(12)で直列接続する光
電変換装置を作ることができた。
第2図(D)はさらに本発明を光電変換装置として完成
させんとしたものである。即ちパンシベイション膜とし
て光CVD法またはプラズマ気相法により窒化珪素膜(
21)を500〜2000人の厚さに形成した。さらに
外部引出し端子(5)を設け、これらにポリイミド、ポ
リアミド、カプトンまたはエポキシ等の有機樹脂(22
)を充填した。
かくして照射光(10)に対しこの実施例のごとき基板
(10cm X IOC,l)で集積化させた光電変換
装置パネルにてAMI (100mW/cm”)を照射
した場合、開放電圧  12.315V 曲線因子  0.599 変換効率  8.33χ の出力を有せしめることができた。
しかし、まったく同じ工程を用いつつも第2図(B)の
本発明の有機樹脂を充填する工程のみを省略すると、以
下の変換効率しか得られない。即ち、試料1   試料
2 開放電圧  11.49V    3.02V曲線因子
  0.471   0.316短絡電流  53.7
 m八  54.201変換効率  4.43χ   
0.75χこれらより本発明のピンホールに有機樹脂を
充填することがいかに有効であるかがわかる。
実施例2 第3図は本発明の他の製造工程を示す縦断面図である。
第3図(八)において、厚さ10〜100μの導電性ス
テンレス箔(40)上に耐熱性有機樹脂またはホーロー
等の無機絶縁膜(41)が形成された絶縁表面を有する
非透光性基板を用いた。更にこの」二面に全面にわたっ
て下側電極用導電膜、例えば、クロム(200人)、ア
ルミニューム(1500人)+5nOz(200〜40
0人)、アルミニューム(1500人)+5nJt(5
00人)またはハロゲン元素が添加された酸化スズまた
は窒化スズを主成分とする透光性導電膜(1500〜2
000人)を真空蒸着法、LPCVD法、プラズマCv
D法、スプレー法またはスパッタ法により形成させた。
この後マイクロコンピュータを制御してYAG レーザ
加工機(波長1.06μまたは0.53μ)により照射
しパターニング用開溝(13)を形成させた。
パターニングにより形成された開講は、巾約50μ長さ
10cmとし、各素子(31) 、 (1,1)を構成
する巾は10”□20nv+とした。かくして第1の電
極を構成する導電膜(2)を切断分離して開講を形成し
た。この後この」二面にプラズマCVD法または光CV
D法によりPNまたはPIN接合を有する非単結晶半導
体層を0.2〜1.0μ代表的には0.5〜0.7μの
厚さに形成させた。その代表例はN型半導体(200〜
500人)−I型アモルファスまたはセミアモルファス
シリコン半導体(0,4〜0.9 μ)−P型半導体(
SinC+−x X=50〜150人)を漸次積層して
有する半導体よりなる1つのNIP接合を有する非単結
晶半導体とした。
またはN型半導体(300〜1000人)−■型5ix
Ge+−*(0<X<1)アモルファス社歩ニヤ半導体
−P型5ixC,−x半導体−N型シリコン半導体−I
型アモルファスSi半導体−P型5ixC,−、(0<
X〈1)半導体(50〜200人)よりなるタンデム型
のNIPNIP・・・NIP接合の半導体でもよい。
かかる非単結晶半導体層(3)を全面に均一の膜厚で平
坦または凹凸を有するテクスチャー構造で形成させた。
しかしこの半導体には、被膜形成時にフレーク(雪片)
が付着し、被膜形成後離脱する等の理由により空孔(6
)、ピンホール(6゛)が多数不本意に存在してしまう
。その数は100〜1000倍の顕微鏡で10視野あた
り2〜4ケもの多数を観察される場合がある。
このため、本発明はこのピンホール等(6)、(6”)
に対し絶縁物を選択的に充填した。その作業を以下に示
す。
第3図(八)に示した半導体を形成した後、この半導体
上に感光性有機樹脂をコートした。この時、この有機樹
脂が十分ピンホール等の内部に含浸するように注意した
。この感光性有機樹脂はフォトレジスト例えば東京応化
より販売されているOFl’R−800等のポジ型のフ
ォトレジストを用いた。この後、実施例1と同様の処理
を施した。
かくして、第3図(B)に示す如く、ピンホール(6)
 、 (6’ )の部分のみに選択的に有機樹脂絶縁物
(7)。
(7゛)を充填することができる。
さらに次の工程として第3図(B)に示す如く、第1の
開溝(13)の左方向に第2の開溝(18)を第2のレ
ーザスクライブ工程により形成させた。このレーザスク
ライブはこの基板(1)の上方向からの照射で行った。
かくして第2の開講(18)の形成により第1の電極の
側面(8) 、 (9)を露呈させた。この第2の開溝
の側面(9)は第1の電極(37’)の側面(16)よ
り左側であればよく、その極端な例として、図面に示さ
れるごとく、第1の電極(37)の内部に入ってしまっ
てもよい。さらにこのパターニングは第1図(B)に示
される如き側面(8)を露呈させても、またこの導電膜
(2)をパターニングすることなく、第1の電極の表面
(第1図(14)の如き)を露呈させてもよい。
この後、金属マスクを用い第2の電極を透光性導電膜に
より形成した。即ち、この第2の電極は透光性導電膜(
23)を300〜1400人例えばITO(酸化インジ
ューム・スズ)、InzOs(酸化インジューム)。
Snow(酸化スズ)、ITN(窒化インジューム・ス
ズ)(窒化インジュームと窒化スズとの混合体)で形成
した。
これらは開溝(20)には導電膜が形成されないよう、
予め金属マスクをこの第3図(B)の半導体上に配設し
、この後スパッタ法、電子ビーム蒸着法またはプラズマ
CVD法を用い、半導体層を劣化させない300℃以下
の温度で透光性導電膜を形成させた。
かくして第3図(C)に示される如く、複数の素子(3
1) 、 (11)を連結部(12)で直列接続する光
電変換装置を作ることができた。
第3図(D)はさらに本発明を光電変換装置として完成
させんとしたものである。即ち、これらにポリイミド、
ポリアミド、カプトンまたはエポキシ等の有機樹脂(2
2)を充填した。
かくして照射光(10)に対しこの実施例のごとき基板
(10cm X 10cm)で集積化させた光電変換装
置パネルにて八Ml (100mW/cm”)を照射し
た場合、開放電圧  11.30V 曲線因子  0.626 短絡電流  79.4 mA 電流密度  17.31mA/cm” 変換効率  8.16χ の出力を有せしめることができた。
しかし、まったく同じ工程を用いつつも第3図(B)の
本発明の有機樹脂を充填する工程のみを省略すると、以
下の変換効率しか得られない。即ち、開放電圧  6.
54V 曲線因子  0.368 短絡電流  75.69mA 変換効率  3.48χ これらより本発明のピンホールに有機樹脂を充填するこ
とはいかに有効であるかがわかる。
第4図は本発明と従来例との信転性テス) (150℃
、大気中高温放置条件)の比較をしたものである。
第4図における曲線(25)は従来より公知の第1図の
構成であり、裏面電極は半導体にアルミニュームが密接
する構造を有し、かつその連結部は酸化スズ−アルミニ
ュームコンタクト方式である。
この構成はコンタクト部にて酸化アルミニュームが形成
され、さらにアルミニューム自体がN型半導体とも反応
する。このため、わずか数時間で初期値の50%以下に
まで下がってしまう。
また曲線(26)は実施例1の構造の光電変換装置の信
頼性特性である。裏面電極としてITO−アルミニュー
ムの2層膜とした場合である。この場合、コンタクトは
酸化物(酸化スズ)−酸化物(ITO)コンタクトとな
り、コンタクト部の信頼性は優れたものであった。
曲線(27)は実施例2の光電変換装置の構造であって
、実施例1と同様に良好な信顛性特性が得られた。
さらに重要なことは、本発明のピンホールに絶縁物を充
填することにより初期状態における光電変換装置のサン
プル間でのバラツキが少なく、製造歩留りが大きいとい
う特徴を有する。例えば、10CIl1口を10枚作っ
てもそのσ(分散)は0.27を得ることができる。
有機樹脂モールド(22)は引き出し電極(5)固定用
に覆われており、さらにこのパネル例えば40cmX 
20cm、 60cm X 40cmまたは120cm
 X40cmが6ケ、2ケまたは1ケアルミサツシ枠に
よりパッケージされ、120cm X 40cmのNE
DO規格のパネルを設けることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光電変換装置の縦断面図である。 第2図、第3図は本発明の光電変換装置の製造工程を示
す縦断面図である。 第4図は本発明と従来例の光電変換装置の信鯨性特性例
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁表面を有する基板上に第1の電極を形成する工
    程と、該電極上に空孔またはピンホールを有する非単結
    晶半導体を形成する工程と、前記空孔またはピンホール
    内部を含む該半導体上に感光性有機樹脂を形成する工程
    と、前記感光性有機樹脂側より光照射を行い、前記空孔
    またはピンホールに充填された有機樹脂を固定せしめる
    工程と、固定していない有機樹脂を除去する工程と、前
    記半導体上に第2の電極を形成する工程とを有せしめる
    ことにより前記半導体の空孔またはピンホールに誘起樹
    脂絶縁物を充填することを特徴とする光電変換装置作製
    方法。 2、特許請求の範囲第1項において、半導体表面上に形
    成された有機樹脂は光照射により非固定化し、かつ空穴
    またはピンホール内部に充填された有機樹脂は固定化さ
    れるべく前記有機樹脂に光照射がなされたことを特徴と
    する光電変換装置作製方法。 3、特許請求の範囲第1項において、第2の電極は透光
    性導電膜または該導電膜上に金属膜が形成されたことを
    特徴とする光電変換装置作製方法。
JP60209596A 1985-09-21 1985-09-21 光電変換装置作製方法 Granted JPS6269566A (ja)

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