JPS6269033A - 気体の除塵・除菌装置 - Google Patents
気体の除塵・除菌装置Info
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- JPS6269033A JPS6269033A JP60207584A JP20758485A JPS6269033A JP S6269033 A JPS6269033 A JP S6269033A JP 60207584 A JP60207584 A JP 60207584A JP 20758485 A JP20758485 A JP 20758485A JP S6269033 A JPS6269033 A JP S6269033A
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は食品加工室５食品保管室、病院における手術
室、病室、その他の無菌作業所等を対象に室内空気の除
塵、除菌を行って清浄化するようにした気体の除塵・除
菌装置に関する。
室、病室、その他の無菌作業所等を対象に室内空気の除
塵、除菌を行って清浄化するようにした気体の除塵・除
菌装置に関する。
まず第２図により頭記した気体の除塵・除菌装置の従来
における一般的なシステムを説明する。 図において、１は空気清浄化の対象となる食品加工室等
の室であり、謹呈ｌの空気取出口と給気口との間に空気
循環送風路２を構成し、ここに送風機３３粗大な塵埃を
除去するプレフィルタ４．水洗塔５．および空！１Ｍ装
置６が順に介装設置され、これらで除塵・除菌装置のシ
ステムを構成している。ここで前記の水洗塔５は塔内に
微少水滴を噴霧するスプレーノズル７、送水ポンプ８．
水濾過器９等の間を結んで成る水噴霧系を装備した噴霧
式洗浄集塵器として構成されている。 かかる構成で送風機３により室１より引き出された塵埃
、菌を含む室内の汚染空気は、まずプレフィルタ４で粗
大な塵埃を取り除いた後に水洗塔５の塔内下部へ導入さ
れる。ここで汚染空気は塔内を矢印Ａのように上昇する
過程でスプレーノズル７から噴霧して塔内空間に充満す
る微細な水滴粒子Ｂと接触し、空気中に含まれている微
粒子塵埃および塵埃に付着ている菌等は洗浄集塵作用に
より水滴へ移行して空気流から分離補集され、塔内を沈
降して底部に溜る。一方、除塵、除菌して清浄化された
空気流は塔上部から排出され、さらに空！ＰＪ装置６で
温度、湿度を調整した後に再び室１内に送気還流される
。一方、水洗塔５内の底部に溜った水は活性炭、イオン
交換樹脂等の吸着物質を内蔵した濾過器９で濾過した後
に、送水ポンプ８を経て再びスプレーノズル７から塔内
に噴霧されるように循環して反復使用される。なおｌＯ
は定期的に塔内の洗浄水を交換する際に洗浄廃水を系外
に排水するドレン弁である。 ところで上記した従来の除塵・除菌装置の構成には次記
のような問題点がある。すなわち、まず水洗塔５での除
塵、除菌効率を上げるには、塔内を下方から上方へ向け
て通流する空気流Ａとスプレーノズル７から塔内に分散
噴霧する水滴粒子Ｂとの接触割合および衝突の相対速度
を高めて塵埃。 菌の補集率を高める必要がある。このためにはスプレー
ノズル７の噴霧口を小さく、かつ噴射速度を高めて微細
な水滴粒子を数多く発生し、これにより同じ水量での水
滴表面積を増大させて空気流との接触割合の増加を図る
方法が一般に採られているが、スプレーノズルから噴霧
する水滴粒子径が微少になる程塔内を上昇する空気流の
影響を受は易くなり、水滴粒子は塵埃、菌を取り込んだ
まま塔内を上昇する空気流に運ばれて水洗塔５から外方
へ逸出する割合が多くなり、このままでは除塵、除菌効
率が低下する。一方、このような水滴粒子の塔外逸出を
避けるためには塔内の流れる空気流の風速を下げる手段
も考えられるが、このために同じ空気量を処理するの番
ご水洗塔５が径大となり設備が大形化する問題が派生す
る。 また別な問題として上記した従来装置では、水洗塔５内
で汚染空気流中に含まれている菌、ないし空気流から洗
浄集塵して分離補集した菌に対してはこれを積極的に滅
菌する手段を備えてなく、このままでは水洗塔内での水
噴霧により補集し切れなかった空気流中の菌が生存した
まま空気流に乗って水洗塔５から下流側へ逸出する他、
水洗塔内で補集された苗が液溜りに滞留している水中で
繁殖し、噴霧シャｒ′−の菌に、よる汚染度が増大する
問題が残る。この場合に洗浄水を頻繁に系外へ排出し、
この排水を消毒滅菌した上で排水処理することも考えら
れるが、大容量の水洗塔では噴霧に使用する洗浄水量も
多く、その都度洗浄水を廃棄処分することは洗浄水の消
費量が増して運転コストが増大する。
における一般的なシステムを説明する。 図において、１は空気清浄化の対象となる食品加工室等
の室であり、謹呈ｌの空気取出口と給気口との間に空気
循環送風路２を構成し、ここに送風機３３粗大な塵埃を
除去するプレフィルタ４．水洗塔５．および空！１Ｍ装
置６が順に介装設置され、これらで除塵・除菌装置のシ
ステムを構成している。ここで前記の水洗塔５は塔内に
微少水滴を噴霧するスプレーノズル７、送水ポンプ８．
水濾過器９等の間を結んで成る水噴霧系を装備した噴霧
式洗浄集塵器として構成されている。 かかる構成で送風機３により室１より引き出された塵埃
、菌を含む室内の汚染空気は、まずプレフィルタ４で粗
大な塵埃を取り除いた後に水洗塔５の塔内下部へ導入さ
れる。ここで汚染空気は塔内を矢印Ａのように上昇する
過程でスプレーノズル７から噴霧して塔内空間に充満す
る微細な水滴粒子Ｂと接触し、空気中に含まれている微
粒子塵埃および塵埃に付着ている菌等は洗浄集塵作用に
より水滴へ移行して空気流から分離補集され、塔内を沈
降して底部に溜る。一方、除塵、除菌して清浄化された
空気流は塔上部から排出され、さらに空！ＰＪ装置６で
温度、湿度を調整した後に再び室１内に送気還流される
。一方、水洗塔５内の底部に溜った水は活性炭、イオン
交換樹脂等の吸着物質を内蔵した濾過器９で濾過した後
に、送水ポンプ８を経て再びスプレーノズル７から塔内
に噴霧されるように循環して反復使用される。なおｌＯ
は定期的に塔内の洗浄水を交換する際に洗浄廃水を系外
に排水するドレン弁である。 ところで上記した従来の除塵・除菌装置の構成には次記
のような問題点がある。すなわち、まず水洗塔５での除
塵、除菌効率を上げるには、塔内を下方から上方へ向け
て通流する空気流Ａとスプレーノズル７から塔内に分散
噴霧する水滴粒子Ｂとの接触割合および衝突の相対速度
を高めて塵埃。 菌の補集率を高める必要がある。このためにはスプレー
ノズル７の噴霧口を小さく、かつ噴射速度を高めて微細
な水滴粒子を数多く発生し、これにより同じ水量での水
滴表面積を増大させて空気流との接触割合の増加を図る
方法が一般に採られているが、スプレーノズルから噴霧
する水滴粒子径が微少になる程塔内を上昇する空気流の
影響を受は易くなり、水滴粒子は塵埃、菌を取り込んだ
まま塔内を上昇する空気流に運ばれて水洗塔５から外方
へ逸出する割合が多くなり、このままでは除塵、除菌効
率が低下する。一方、このような水滴粒子の塔外逸出を
避けるためには塔内の流れる空気流の風速を下げる手段
も考えられるが、このために同じ空気量を処理するの番
ご水洗塔５が径大となり設備が大形化する問題が派生す
る。 また別な問題として上記した従来装置では、水洗塔５内
で汚染空気流中に含まれている菌、ないし空気流から洗
浄集塵して分離補集した菌に対してはこれを積極的に滅
菌する手段を備えてなく、このままでは水洗塔内での水
噴霧により補集し切れなかった空気流中の菌が生存した
まま空気流に乗って水洗塔５から下流側へ逸出する他、
水洗塔内で補集された苗が液溜りに滞留している水中で
繁殖し、噴霧シャｒ′−の菌に、よる汚染度が増大する
問題が残る。この場合に洗浄水を頻繁に系外へ排出し、
この排水を消毒滅菌した上で排水処理することも考えら
れるが、大容量の水洗塔では噴霧に使用する洗浄水量も
多く、その都度洗浄水を廃棄処分することは洗浄水の消
費量が増して運転コストが増大する。
この発明番よ上記の点にかんがみなされたものであり、
前記した従来装置の欠点を除去して小型な構成でかつ除
塵、除菌効率が高く、併せて菌の滅菌処理が行えるよう
にした気体の清浄化に対する綜合的な性能、信頼性の高
い除塵・除菌装置を提供することを目的とする。
前記した従来装置の欠点を除去して小型な構成でかつ除
塵、除菌効率が高く、併せて菌の滅菌処理が行えるよう
にした気体の清浄化に対する綜合的な性能、信頼性の高
い除塵・除菌装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明は水洗塔内に上下
段に分割配備されてその下段側からは微細水滴粒子、上
段側からは粗大水滴粒子のシャワーを汚染気体に向けて
噴霧するスプレーノズルを含む洗浄水の循環供給系と、
塔内底部の液溜りの水中に殺菌剤としてのオゾンを供給
するオゾン供給手段と、水洗塔の排気側に設置した水滴
除手段およびオゾン除去手段とを具備して構成したもの
である。 かかる構成により、まず水洗塔内の下部領域では微細な
水滴粒子と塔内に導入された汚染気体流との充分な接触
で水滴粒子による汚染気体流中の塵埃粒子、菌の補集効
率を高めつつ、塔内の上部ｉｌ域では下方から上昇通流
する気体流と一諸に浮上してくる微細水滴粒子を粗大な
水滴粒子により捕捉して下方へ重力沈降させるとともに
、さらに噴霧シャワーの間隙を縫って空気流と一緒に塔
内から下流側へ流出しようとする微細水滴粒子を除滴手
段により空気流から確実に除去することができ、より一
層高い除塵、除菌効率が得られるようになる。さらに加
えて塔内底部の水中にオゾンを供給することにより、洗
浄水中に補集された菌の滅菌処理と並行して水中から塔
内に放散したオゾンガスで汚染空気流中の菌を直接殺菌
処理することができ、かくして綜合的な除塵１除菌性能
の向上が図れるようになる。
段に分割配備されてその下段側からは微細水滴粒子、上
段側からは粗大水滴粒子のシャワーを汚染気体に向けて
噴霧するスプレーノズルを含む洗浄水の循環供給系と、
塔内底部の液溜りの水中に殺菌剤としてのオゾンを供給
するオゾン供給手段と、水洗塔の排気側に設置した水滴
除手段およびオゾン除去手段とを具備して構成したもの
である。 かかる構成により、まず水洗塔内の下部領域では微細な
水滴粒子と塔内に導入された汚染気体流との充分な接触
で水滴粒子による汚染気体流中の塵埃粒子、菌の補集効
率を高めつつ、塔内の上部ｉｌ域では下方から上昇通流
する気体流と一諸に浮上してくる微細水滴粒子を粗大な
水滴粒子により捕捉して下方へ重力沈降させるとともに
、さらに噴霧シャワーの間隙を縫って空気流と一緒に塔
内から下流側へ流出しようとする微細水滴粒子を除滴手
段により空気流から確実に除去することができ、より一
層高い除塵、除菌効率が得られるようになる。さらに加
えて塔内底部の水中にオゾンを供給することにより、洗
浄水中に補集された菌の滅菌処理と並行して水中から塔
内に放散したオゾンガスで汚染空気流中の菌を直接殺菌
処理することができ、かくして綜合的な除塵１除菌性能
の向上が図れるようになる。
第１図はこの発明の実施例を示すものであり、第２図に
対応する同一部材には同じ符号が付しである。すなわち
この発明により、水洗塔５に配備した洗浄水の循環供給
系に付いて、その塔内設置の水噴霧用スプレーノズルが
上下段のスプレーノズル群７ａと７ｂとに分けて配備さ
れている。ここで下段側のスプレーノズル群７ｂは噴霧
口を小径にして２００μＩ前後の微細水滴粒子シャワー
を噴霧するようなノズルであるのに対し、上段側のスプ
レーノズル群７ａは５００μ削前後の粗大水滴粒子シャ
ワーを発生するように設定されたノズルとして成る。な
お１１は各段のスプレーノズル群への分岐配管に介挿さ
れた流量制御弁、１２は塔内へ洗浄水を補給する上水道
の配管、１３は同配管に介挿した塔内水位の調節弁であ
る。また水洗塔５には、殺菌剤としてのオゾンを発生さ
せるオゾナイザ１４、およびオゾナイザ１４から引き出
して水洗塔５の底部液溜りに配備した気泡発生器として
のオゾン供給ノズル１５からなるオゾン供給手段が装備
されている。さらに加えて水洗塔５の排気側には除滴手
段として水洗塔５の塔内上部に水滴除去用のエリミネー
タ１６が、また水洗塔５の後段に水滴除去用の除滴サイ
クロン１７、および気体からオゾンを除去する活性炭フ
ィルタ１８が設置されている。なお１９はドレン排水管
路に介挿された洗浄排水の濾過器である。 次に上記構成の動作に付いて説明する。運転時にはオゾ
ナイザ１４で生成されたオゾンがオゾン供給ノズル１５
よりオゾン気泡Ｃとなって洗浄塔５の塔内底部に溜って
いる洗浄水中に吐出供給され、その一部は水中に溶解し
残りは気泡のまま水中を上昇して塔内空間に放散する。 また塔内の液溜りから送水ポンプ８を経て圧送されたオ
ゾン化水は流量制御弁１１を通じて上下各段のスプレー
ノズル群７ａ、 ７ｂへ供給され、塔内の下部領域には
微細水滴粒子のシャワーＢｂが、上部領域には粗大水滴
粒子のシャワーＢａが分散噴霧される。この状態で図示
されてない室から抽気された塵埃、＠を含むｌη染空気
流は送風機３．プレフィルタ４を通して水洗塔５の塔内
空間へ下方から導入されて矢印Ａのように塔内を上昇し
て流れ、この上昇過程で塔内のオゾン雰囲気による殺菌
作用を受けるとともに、前記した水滴粒子の噴霧シャワ
ーと対流接触して空気流中に含まれている塵埃、菌が補
集分離される。この場合にまず空気流はスプレーノズル
群７ｂより噴霧して塔内の下部領域に充満している微細
な水滴粒子と効率よく接触し、空気流に含まれている塵
埃、菌等が水滴粒子に移行して補集される。 同時にこの領域の上方には上段側のスプレーノズル７ａ
から粗大な水滴粒子のシャワーが噴霧されており、空気
流とともに塔内を上昇浮上してくる塵埃、閏を採り込ん
だ微細水滴粒子は粗大な水滴粒子に捕捉され、空気流Ａ
に逆らって下方へ重力沈降して塔内底部に溜るようにな
る。一方、塔内で洗浄水の噴霧シャワー領域を通過した
空気流は塔内設置のエリミネータ１６、および後段の除
滴サイクロン１７で微細な水滴粒子が、また活性炭フィ
ルタ１８でオゾンが除去された後に、第２図に示した空
調装置を経て再び室内に送気還流される。なお水洗塔５
内の底部に溜っている洗浄水は水位が常時監視され塔内
水位が所定水位より低下すると水位調節弁１３を通じて
上水が補給される。 上記した除塵、除菌装置の性能評価を確認するために本
発明者が行った実験結果によれば、粒径側の除塵効率は
２．０μｍ以上で１００％、１．０μｍ以上では９９．
８％、０．５μｍ以上では９８．７％、０．２μｍ以上
では９４．２％の良好な集塵効率が得られ、かつ図示装
置を経由して清浄化された空気流および洗浄塔内に溜っ
ている洗浄水ともにオゾンによる殺菌作用で充分に滅菌
処理されていることが確認されている。
対応する同一部材には同じ符号が付しである。すなわち
この発明により、水洗塔５に配備した洗浄水の循環供給
系に付いて、その塔内設置の水噴霧用スプレーノズルが
上下段のスプレーノズル群７ａと７ｂとに分けて配備さ
れている。ここで下段側のスプレーノズル群７ｂは噴霧
口を小径にして２００μＩ前後の微細水滴粒子シャワー
を噴霧するようなノズルであるのに対し、上段側のスプ
レーノズル群７ａは５００μ削前後の粗大水滴粒子シャ
ワーを発生するように設定されたノズルとして成る。な
お１１は各段のスプレーノズル群への分岐配管に介挿さ
れた流量制御弁、１２は塔内へ洗浄水を補給する上水道
の配管、１３は同配管に介挿した塔内水位の調節弁であ
る。また水洗塔５には、殺菌剤としてのオゾンを発生さ
せるオゾナイザ１４、およびオゾナイザ１４から引き出
して水洗塔５の底部液溜りに配備した気泡発生器として
のオゾン供給ノズル１５からなるオゾン供給手段が装備
されている。さらに加えて水洗塔５の排気側には除滴手
段として水洗塔５の塔内上部に水滴除去用のエリミネー
タ１６が、また水洗塔５の後段に水滴除去用の除滴サイ
クロン１７、および気体からオゾンを除去する活性炭フ
ィルタ１８が設置されている。なお１９はドレン排水管
路に介挿された洗浄排水の濾過器である。 次に上記構成の動作に付いて説明する。運転時にはオゾ
ナイザ１４で生成されたオゾンがオゾン供給ノズル１５
よりオゾン気泡Ｃとなって洗浄塔５の塔内底部に溜って
いる洗浄水中に吐出供給され、その一部は水中に溶解し
残りは気泡のまま水中を上昇して塔内空間に放散する。 また塔内の液溜りから送水ポンプ８を経て圧送されたオ
ゾン化水は流量制御弁１１を通じて上下各段のスプレー
ノズル群７ａ、 ７ｂへ供給され、塔内の下部領域には
微細水滴粒子のシャワーＢｂが、上部領域には粗大水滴
粒子のシャワーＢａが分散噴霧される。この状態で図示
されてない室から抽気された塵埃、＠を含むｌη染空気
流は送風機３．プレフィルタ４を通して水洗塔５の塔内
空間へ下方から導入されて矢印Ａのように塔内を上昇し
て流れ、この上昇過程で塔内のオゾン雰囲気による殺菌
作用を受けるとともに、前記した水滴粒子の噴霧シャワ
ーと対流接触して空気流中に含まれている塵埃、菌が補
集分離される。この場合にまず空気流はスプレーノズル
群７ｂより噴霧して塔内の下部領域に充満している微細
な水滴粒子と効率よく接触し、空気流に含まれている塵
埃、菌等が水滴粒子に移行して補集される。 同時にこの領域の上方には上段側のスプレーノズル７ａ
から粗大な水滴粒子のシャワーが噴霧されており、空気
流とともに塔内を上昇浮上してくる塵埃、閏を採り込ん
だ微細水滴粒子は粗大な水滴粒子に捕捉され、空気流Ａ
に逆らって下方へ重力沈降して塔内底部に溜るようにな
る。一方、塔内で洗浄水の噴霧シャワー領域を通過した
空気流は塔内設置のエリミネータ１６、および後段の除
滴サイクロン１７で微細な水滴粒子が、また活性炭フィ
ルタ１８でオゾンが除去された後に、第２図に示した空
調装置を経て再び室内に送気還流される。なお水洗塔５
内の底部に溜っている洗浄水は水位が常時監視され塔内
水位が所定水位より低下すると水位調節弁１３を通じて
上水が補給される。 上記した除塵、除菌装置の性能評価を確認するために本
発明者が行った実験結果によれば、粒径側の除塵効率は
２．０μｍ以上で１００％、１．０μｍ以上では９９．
８％、０．５μｍ以上では９８．７％、０．２μｍ以上
では９４．２％の良好な集塵効率が得られ、かつ図示装
置を経由して清浄化された空気流および洗浄塔内に溜っ
ている洗浄水ともにオゾンによる殺菌作用で充分に滅菌
処理されていることが確認されている。
以上述べたようにこの発明によれば、水洗塔内に上下段
に分割配備されてその下段側からは微細水滴粒子、上段
側からは粗大水滴粒子のシャワーを汚染気体に向けて噴
霧するスプレーノズルを含む洗浄水の循環供給系と、塔
内底部の液溜りの水中に殺菌剤としてのオゾンを供給す
るオゾン供給手段と、水洗塔の排気側に設置した水滴除
手段およびオゾン除去手段とを具備して構成したことに
より、コンパクトな構成で汚染気体中に含まれている微
少な塵埃、Ｗを効果的に分離補集して高い除塵、除菌効
率が得られるとともに、同時にオゾンの殺凹作用により
水洗塔内を流れる空気流中の菌および塔内で分離補集さ
れた菌を滅菌処理でき、かくして綜合的な気体清浄効果
の高い除塵・除菌装置を得ることができる。
に分割配備されてその下段側からは微細水滴粒子、上段
側からは粗大水滴粒子のシャワーを汚染気体に向けて噴
霧するスプレーノズルを含む洗浄水の循環供給系と、塔
内底部の液溜りの水中に殺菌剤としてのオゾンを供給す
るオゾン供給手段と、水洗塔の排気側に設置した水滴除
手段およびオゾン除去手段とを具備して構成したことに
より、コンパクトな構成で汚染気体中に含まれている微
少な塵埃、Ｗを効果的に分離補集して高い除塵、除菌効
率が得られるとともに、同時にオゾンの殺凹作用により
水洗塔内を流れる空気流中の菌および塔内で分離補集さ
れた菌を滅菌処理でき、かくして綜合的な気体清浄効果
の高い除塵・除菌装置を得ることができる。
第１図はこの発明の実施例の構成配置図、第２図は従来
における一般的な除塵・＃、菌装置のシステム図である
１図において、 ２：気体の循環送風路、３：送風機、５：水洗塔、７ａ
：粗大水滴粒子噴霧用のスプレーノズル、７ｂ：ｉ細水
滴粒子噴霧用のスプレーノズル、１４：オゾナイザ、１
５ニオシン供給ノズル、１６：除滴用のエリミネータ、
エフ：除滴サイクロン、１８ニオシン除去用の活性炭フ
ィルタ、Ａ：汚染空気流、Ｂａ。 Ｂｂ、洗浄水の噴霧シャワー、Ｃニオシン。 ］Ｏ 第２図
における一般的な除塵・＃、菌装置のシステム図である
１図において、 ２：気体の循環送風路、３：送風機、５：水洗塔、７ａ
：粗大水滴粒子噴霧用のスプレーノズル、７ｂ：ｉ細水
滴粒子噴霧用のスプレーノズル、１４：オゾナイザ、１
５ニオシン供給ノズル、１６：除滴用のエリミネータ、
エフ：除滴サイクロン、１８ニオシン除去用の活性炭フ
ィルタ、Ａ：汚染空気流、Ｂａ。 Ｂｂ、洗浄水の噴霧シャワー、Ｃニオシン。 ］Ｏ 第２図
Claims (1)
- １）塵埃、菌を含む汚染気体を水洗塔内に導入し、該水
洗塔内で気体に水を噴霧することにより気体から塵埃、
菌を分離補集して汚染気体を清浄化する気体の除塵・除
菌装置において、前記水洗塔内に上下段に分割配備され
てその下段側からは微細水滴粒子、上段側からは粗大水
滴粒子のシャワーを汚染気体に向けて噴霧するスプレー
ノズルを含む洗浄水の循環供給系と、塔内底部の液溜り
の水中に殺菌剤としてのオゾンを供給するオゾン供給手
段と、水洗塔の排気側に設置した水滴除手段およびオゾ
ン除去手段とを具備して構成したことを特徴とする気体
の除塵・除菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60207584A JPS6269033A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 気体の除塵・除菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60207584A JPS6269033A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 気体の除塵・除菌装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6269033A true JPS6269033A (ja) | 1987-03-30 |
| JPH0325702B2 JPH0325702B2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=16542178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60207584A Granted JPS6269033A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 気体の除塵・除菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6269033A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02135110A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-24 | Daiei Sangyo Kk | 汚濁空気・汚濁水の浄化処理装置 |
| EP1816409A2 (en) * | 2006-02-01 | 2007-08-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air filtering apparatus and control method therefor |
| EP1890089A2 (en) * | 2006-08-07 | 2008-02-20 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | air filtering apparatus |
| EP1891980A3 (en) * | 2006-08-21 | 2009-07-29 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air filtering apparatus |
| JP2011094843A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Ihi Corp | コンデンサ |
| US20170010044A1 (en) * | 2013-12-11 | 2017-01-12 | Starklab | Device for producing a stream of air through a volume of liquid |
| US20170320006A1 (en) * | 2014-11-06 | 2017-11-09 | Starklab | Device for producing and treating a gas stream through a volume of liquid, and facility and method implementing said device |
| IT202000012268A1 (it) * | 2020-05-25 | 2021-11-25 | Starpool S R L | Sistema di ventilazione e sanificazione di locali confinati per spa, particolarmente per saune, terme e bagni turchi |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP60207584A patent/JPS6269033A/ja active Granted
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02135110A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-24 | Daiei Sangyo Kk | 汚濁空気・汚濁水の浄化処理装置 |
| EP1816409A2 (en) * | 2006-02-01 | 2007-08-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air filtering apparatus and control method therefor |
| EP1816409A3 (en) * | 2006-02-01 | 2010-10-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air filtering apparatus and control method therefor |
| EP1890089A2 (en) * | 2006-08-07 | 2008-02-20 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | air filtering apparatus |
| US7896947B2 (en) | 2006-08-07 | 2011-03-01 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air filtering apparatus |
| EP1890089A3 (en) * | 2006-08-07 | 2009-10-14 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | air filtering apparatus |
| US7857897B2 (en) | 2006-08-21 | 2010-12-28 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air filtering apparatus |
| EP1891980A3 (en) * | 2006-08-21 | 2009-07-29 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air filtering apparatus |
| JP2011094843A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Ihi Corp | コンデンサ |
| US20170010044A1 (en) * | 2013-12-11 | 2017-01-12 | Starklab | Device for producing a stream of air through a volume of liquid |
| US11035614B2 (en) * | 2013-12-11 | 2021-06-15 | Starklab | Device for producing a stream of air through a volume of liquid |
| US20170320006A1 (en) * | 2014-11-06 | 2017-11-09 | Starklab | Device for producing and treating a gas stream through a volume of liquid, and facility and method implementing said device |
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| US11452965B2 (en) | 2014-11-06 | 2022-09-27 | Starklab | Device for producing and treating a gas stream through a volume of liquid, and facility and method implementing said device |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0325702B2 (ja) | 1991-04-08 |
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