JPS6265072A - 3次元像表示方法 - Google Patents
3次元像表示方法Info
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- JPS6265072A JPS6265072A JP20449385A JP20449385A JPS6265072A JP S6265072 A JPS6265072 A JP S6265072A JP 20449385 A JP20449385 A JP 20449385A JP 20449385 A JP20449385 A JP 20449385A JP S6265072 A JPS6265072 A JP S6265072A
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/22—Processes or apparatus for obtaining an optical image from holograms
- G03H1/2294—Addressing the hologram to an active spatial light modulator
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/22—Processes or apparatus for obtaining an optical image from holograms
- G03H1/2286—Particular reconstruction light ; Beam properties
- G03H2001/2292—Using scanning means
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機合成ホログラフィによって立体像を得
る3次元像表示方法に関するものである。
る3次元像表示方法に関するものである。
ホログラフィは、物体からの回折波と別に用意された参
照波の干渉により作られたパターンを記録したホログラ
ムに、参照波と同一の波面を有する再生波を照射するこ
とによって、記録した上記物体の3次元像を再生する方
法をいう。一般に物体とホログラムはフーリエ変換の関
係にあるので、物体を標本化し数値的にフーリエ変換す
ることによって、ホログラムの複素振幅透過率を計算す
ることができる。このようにして得られるホログラムを
計算機ホログラムと呼ぶ。計算機ホログラムについては
、例えば雑誌アプライド・オプティックス(Appli
ed 0ptics) 、 5巻、 1966年、
967〜969頁に記載された論文「計算機によって作
られた2値フラウンホーフγホログラム(Binary
Fraunh。
照波の干渉により作られたパターンを記録したホログラ
ムに、参照波と同一の波面を有する再生波を照射するこ
とによって、記録した上記物体の3次元像を再生する方
法をいう。一般に物体とホログラムはフーリエ変換の関
係にあるので、物体を標本化し数値的にフーリエ変換す
ることによって、ホログラムの複素振幅透過率を計算す
ることができる。このようにして得られるホログラムを
計算機ホログラムと呼ぶ。計算機ホログラムについては
、例えば雑誌アプライド・オプティックス(Appli
ed 0ptics) 、 5巻、 1966年、
967〜969頁に記載された論文「計算機によって作
られた2値フラウンホーフγホログラム(Binary
Fraunh。
fer Holograms Generated b
y Computer ) Jに詳述されている。
y Computer ) Jに詳述されている。
上記の計算機ホログラムでは、物体を標本化し、標本化
定理によってホログラム面を標本点(セル)に分解する
。標本化定理は、関数g (x)が空間周波数1以上の
成分を持たない時に1/2fの間隔で関数g (x)を
標本化すれば当該関数の形を一意的に定めることができ
るという定理である。従って、ホログラムの例えばX方
向の大きさをΔXとしたとき、X方向の標本点数Nをと
すると、情報を失うことなく像を再生することができる
。このことは空間周波数面においても全く同様に成立す
る。従って物体における標本点とホログラムにおける標
本点を同一とし、上記(1)式で表わされる数Nとすれ
ばよい。
定理によってホログラム面を標本点(セル)に分解する
。標本化定理は、関数g (x)が空間周波数1以上の
成分を持たない時に1/2fの間隔で関数g (x)を
標本化すれば当該関数の形を一意的に定めることができ
るという定理である。従って、ホログラムの例えばX方
向の大きさをΔXとしたとき、X方向の標本点数Nをと
すると、情報を失うことなく像を再生することができる
。このことは空間周波数面においても全く同様に成立す
る。従って物体における標本点とホログラムにおける標
本点を同一とし、上記(1)式で表わされる数Nとすれ
ばよい。
第5図は従来のホログラムの標本点の構造を示す。この
図によれば、1つの標本点の複素振幅をセル50におけ
る開口51で表わし、その位置pで位相を、その面積c
−h(cは定数)で振幅を表現しており、これにより2
値のホログラムが作られる。
図によれば、1つの標本点の複素振幅をセル50におけ
る開口51で表わし、その位置pで位相を、その面積c
−h(cは定数)で振幅を表現しており、これにより2
値のホログラムが作られる。
しかしこの方法によれば、多くの分解点数が必要となり
実用性に乏しい。これを解決するためセルを3個の開口
で表現し、これらの開口の組合わせで任意の複素振幅を
表現する方法が考案された。この方法は、雑誌アプライ
ド・オプティックス(Applied 0ptics)
、 9巻、 1970年、 1949頁に記載の論文
「Leeの計算機・ホログラムの簡略化(ASimpl
ification of Lee’s Method
of GeneratingHologram by
Computer) Jに詳述されている。この方法
では、ホログラム面の複素振幅分布を、AM(ξ、η)
=ao(ξ、 η)exp (iφN(ξ、η))・・
・・・・(2) とすれば、この式は、 A)+(ξ、η)=ao(ξ、 77) +a、(ξ、
η)exp(i2 π/3)+a2(ξ、η)exp
(i4π/3)と表現できる。すなわち、この方法では
位相0゜2π/3.4π/3の各成分をベクトル的に足
し合わして任意の複素振幅を表現する。例えば、位相π
/2の場合には第6図に示す如くなる。また2値ホログ
ラムであるので、上式のa。+ al+”2はそれぞれ
開口の大きさで表現される。例えば上記位相π/2の標
本点の形状は第7図に示すような2つの開口で表わされ
る。この方法によれば、位相の表示が簡単になり、且つ
振幅を開口の面積で表現するために第7図に示す如くξ
方向の分解点数は大幅に減少するが、η方向の分解点数
の緩和にはならず、本質的な解決策にならない。
実用性に乏しい。これを解決するためセルを3個の開口
で表現し、これらの開口の組合わせで任意の複素振幅を
表現する方法が考案された。この方法は、雑誌アプライ
ド・オプティックス(Applied 0ptics)
、 9巻、 1970年、 1949頁に記載の論文
「Leeの計算機・ホログラムの簡略化(ASimpl
ification of Lee’s Method
of GeneratingHologram by
Computer) Jに詳述されている。この方法
では、ホログラム面の複素振幅分布を、AM(ξ、η)
=ao(ξ、 η)exp (iφN(ξ、η))・・
・・・・(2) とすれば、この式は、 A)+(ξ、η)=ao(ξ、 77) +a、(ξ、
η)exp(i2 π/3)+a2(ξ、η)exp
(i4π/3)と表現できる。すなわち、この方法では
位相0゜2π/3.4π/3の各成分をベクトル的に足
し合わして任意の複素振幅を表現する。例えば、位相π
/2の場合には第6図に示す如くなる。また2値ホログ
ラムであるので、上式のa。+ al+”2はそれぞれ
開口の大きさで表現される。例えば上記位相π/2の標
本点の形状は第7図に示すような2つの開口で表わされ
る。この方法によれば、位相の表示が簡単になり、且つ
振幅を開口の面積で表現するために第7図に示す如くξ
方向の分解点数は大幅に減少するが、η方向の分解点数
の緩和にはならず、本質的な解決策にならない。
一方、CRT等の中間調(ハーフトーン)を表現できる
プロッタを用いて多値のホログラムを作成する研究も行
われている。この方法は、例えば雑誌アプライド・オプ
ティックス(^ppliedOptics)、 8巻、
1969年、 2461〜2471頁に記載された論
文「ハーフトーンプロッタとそのディジタル光情報処理
への応用(Halftone Plotter and
ItsApplication for Digit
al 0ptical InformationPro
cessing) Jに詳述されている。この方法では
、第8図に示すようにCRT上に表示される円型開口の
濃度で振幅を表現し、その中心位置で位相を表わす。こ
の方法においても、η方向の分解点数が大幅に減少する
が、ξ方向の分解点数は緩和されていない。
プロッタを用いて多値のホログラムを作成する研究も行
われている。この方法は、例えば雑誌アプライド・オプ
ティックス(^ppliedOptics)、 8巻、
1969年、 2461〜2471頁に記載された論
文「ハーフトーンプロッタとそのディジタル光情報処理
への応用(Halftone Plotter and
ItsApplication for Digit
al 0ptical InformationPro
cessing) Jに詳述されている。この方法では
、第8図に示すようにCRT上に表示される円型開口の
濃度で振幅を表現し、その中心位置で位相を表わす。こ
の方法においても、η方向の分解点数が大幅に減少する
が、ξ方向の分解点数は緩和されていない。
ところで、ホログラムの分解点数と再生像の大きさには
次の関係がある。ホログラム面の標本点の大きさをδx
×δXとすれば、そのホログラムから再生される像の大
きさΔXは、 と表わされる。(3)式において、λは波長、fは再生
に使用するフーリエ変換レンズの焦点距離である。(3
)式によれば再生像を大きくするためには、標本点の大
きさを小さくしなければならず、標本点1個当りの分解
点数が少ないほど、再生像は大きくなるという特性を有
する。
次の関係がある。ホログラム面の標本点の大きさをδx
×δXとすれば、そのホログラムから再生される像の大
きさΔXは、 と表わされる。(3)式において、λは波長、fは再生
に使用するフーリエ変換レンズの焦点距離である。(3
)式によれば再生像を大きくするためには、標本点の大
きさを小さくしなければならず、標本点1個当りの分解
点数が少ないほど、再生像は大きくなるという特性を有
する。
従って前記の従来の方法を分解点数の小さい材料を使っ
たホログラムに適用する場合には、標本点1個当りの分
解点数が多くなるため再生像が小さくなり、3次元像表
示には適さないという問題を有していた。
たホログラムに適用する場合には、標本点1個当りの分
解点数が多くなるため再生像が小さくなり、3次元像表
示には適さないという問題を有していた。
本発明の目的は、分解点数の小さい材料を用いたホログ
ラムに適用した場合であっても大きな再生像を得ること
のできる3次元像表示方法を提供することにある。
ラムに適用した場合であっても大きな再生像を得ること
のできる3次元像表示方法を提供することにある。
本発明は透過あるいは反射する波面の位相と振幅を複数
の開口を含む複数のセルで表現するホログラムを用いて
3次元像を表示する方法において、前記セル内部の開口
を前記波面の位相が0゜2π/3.4π/3となる位置
に3個配置し、かつ前記開口の振幅透過率が3段階以上
に変化し得るホログラムを用いることを特徴としている
。
の開口を含む複数のセルで表現するホログラムを用いて
3次元像を表示する方法において、前記セル内部の開口
を前記波面の位相が0゜2π/3.4π/3となる位置
に3個配置し、かつ前記開口の振幅透過率が3段階以上
に変化し得るホログラムを用いることを特徴としている
。
以下に、図面を用いて本発明の一実施例を説明する。
第1図は、本発明の第1実施例に係る3次元像表示方法
を実現する3次元像表示装置の構成を示す。この図にお
いて、例えば3つの半導体レーザを配置して成るレーザ
アレイ等の単色光源1から出射された3本の各光ビーム
Lは、複数のレンズによって構成されるビーム整形光学
系2を透過し、音響光学素子等から成る光偏向装置3及
び回転多面鏡等から成る光走査装置4によって液晶ライ
トバルブ等の光空間変調素子5に照射され、これを走査
する。この場合、3本の光ビームLはそれぞれ光空間変
調素子5の1つの標本点の各位相の分解点を走査する。
を実現する3次元像表示装置の構成を示す。この図にお
いて、例えば3つの半導体レーザを配置して成るレーザ
アレイ等の単色光源1から出射された3本の各光ビーム
Lは、複数のレンズによって構成されるビーム整形光学
系2を透過し、音響光学素子等から成る光偏向装置3及
び回転多面鏡等から成る光走査装置4によって液晶ライ
トバルブ等の光空間変調素子5に照射され、これを走査
する。この場合、3本の光ビームLはそれぞれ光空間変
調素子5の1つの標本点の各位相の分解点を走査する。
一方、コンピュータ等の画像処理装置6によって生成さ
れた3次元画像のホログラムを、CP−IB等のインク
フェイスを有する高速フーリエ変換プロセッサ7を用い
て生成する。
れた3次元画像のホログラムを、CP−IB等のインク
フェイスを有する高速フーリエ変換プロセッサ7を用い
て生成する。
この演算結果を、CP−IB等のインクフェイスを有す
るマイコン等の制御装置8によって光空間変調素子5の
濃度階調数に応じて量子化する。制御装置8は、CP−
IB等のインクフェイスを備えた3個の出力を有する電
源9を制御し、上記単色光1i11N1の各半導体レー
ザに対し上記量子化のレベルに対応する注入電流を流す
ようにする。これによって単色光源lから出射される各
光ビームの強度が変化し、光空間変調素子5において照
射光の強度によって透過率が変化する。
るマイコン等の制御装置8によって光空間変調素子5の
濃度階調数に応じて量子化する。制御装置8は、CP−
IB等のインクフェイスを備えた3個の出力を有する電
源9を制御し、上記単色光1i11N1の各半導体レー
ザに対し上記量子化のレベルに対応する注入電流を流す
ようにする。これによって単色光源lから出射される各
光ビームの強度が変化し、光空間変調素子5において照
射光の強度によって透過率が変化する。
前記光偏向装置3では、GP−IB等のインクフェイス
を有するファンクションジェネレータ等の波形形成装置
10によって走査位置に対応する周波数を発生させ、こ
の周波数が音響光学素子駆動装置等の光偏向素子駆動装
置11を介して光偏向素子上に与えられるように構成さ
れている。また前記光走査装置4は常に一定速度で光空
間変調素子5を走査するように制御される。上記のよう
な構成によって光空間変調素子5にホログラムが描画さ
れる。
を有するファンクションジェネレータ等の波形形成装置
10によって走査位置に対応する周波数を発生させ、こ
の周波数が音響光学素子駆動装置等の光偏向素子駆動装
置11を介して光偏向素子上に与えられるように構成さ
れている。また前記光走査装置4は常に一定速度で光空
間変調素子5を走査するように制御される。上記のよう
な構成によって光空間変調素子5にホログラムが描画さ
れる。
以上の如くしてホログラムが描画された後に、単色光源
lの発光を停止せしめ、単色光#1と同一の波長を有す
る別の単色光源12を電源13によって発光させる。単
色光源12から出射された光はビーム整形光学系14を
透過して光空間変調素子5に照射される。光空間変調素
子5へのビームの入射角はホログラムの回折方向に設定
する。これによりフIJ工変換レンズ15を通して、光
空間変調素子5から再生される物体の虚像を観測するこ
とができる。
lの発光を停止せしめ、単色光#1と同一の波長を有す
る別の単色光源12を電源13によって発光させる。単
色光源12から出射された光はビーム整形光学系14を
透過して光空間変調素子5に照射される。光空間変調素
子5へのビームの入射角はホログラムの回折方向に設定
する。これによりフIJ工変換レンズ15を通して、光
空間変調素子5から再生される物体の虚像を観測するこ
とができる。
次に上記3次元像表示装置による3次元像表示方法の原
理、作用を説明する。物体面の複素振幅分布を、 AO(X、 y) =ao(x+ y)exp (iφ
o(x、 y) )・・・・・・(4) とすると、ホログラム面の複素振幅分布A u (ξ、
η)は、(4)式をフーリエ変換することによりA、(
ξ、η) =SSAo(x、 3/)exp(2zri(xξ+y
)7))dxdy・・・・・・(5) として得られる。ここで、 A、(ξ、η) =aH(ξ、 η)exp (1<6H(ξ、η))
・・−・−(6)で表わされるa□(ξ、η)と
φ、(ξ、η)を適当な方法で表現すればよい。物体を
標本化することにより、ホログラムも前述の標本化定理
によって標本化される。前述した通り、1つの標本点を
位相0.2π/3,4π/3の3つの位置の開口の組合
せで表現できる。従来方法の場合は2値としていたため
振幅を開口の面積で表現していたが、多値することによ
って振幅を標本点の振幅透過率で表現することができる
。
理、作用を説明する。物体面の複素振幅分布を、 AO(X、 y) =ao(x+ y)exp (iφ
o(x、 y) )・・・・・・(4) とすると、ホログラム面の複素振幅分布A u (ξ、
η)は、(4)式をフーリエ変換することによりA、(
ξ、η) =SSAo(x、 3/)exp(2zri(xξ+y
)7))dxdy・・・・・・(5) として得られる。ここで、 A、(ξ、η) =aH(ξ、 η)exp (1<6H(ξ、η))
・・−・−(6)で表わされるa□(ξ、η)と
φ、(ξ、η)を適当な方法で表現すればよい。物体を
標本化することにより、ホログラムも前述の標本化定理
によって標本化される。前述した通り、1つの標本点を
位相0.2π/3,4π/3の3つの位置の開口の組合
せで表現できる。従来方法の場合は2値としていたため
振幅を開口の面積で表現していたが、多値することによ
って振幅を標本点の振幅透過率で表現することができる
。
次に物体面の標本化数を1000 X 1000と仮定
すると、この発明による方法ではホログラムにおける必
要な分解点数は1000 X3000である。ホログラ
ムとして例えば30X30關の寸法で3000 X30
00の分解点数を有する液晶ライトバルブを用いて実現
する゛場合を考えると、第2図に示す如く1つの標本点
の分解点数は、変調方向に1、変調方向と直角な方向に
3となる。この場合、量子化数はこの1x3の分解点の
濃度階調数に依存する。液晶ライトバルブにもいくつか
のタイプがあるが、例えば熱書込み型は第3図に示す如
き透明基板16.16によるサイドウィッチ構造を有す
る。第3図において17.17は透明電極、18は光吸
収膜、19.19は液晶配向膜、20は液晶層であ呂。
すると、この発明による方法ではホログラムにおける必
要な分解点数は1000 X3000である。ホログラ
ムとして例えば30X30關の寸法で3000 X30
00の分解点数を有する液晶ライトバルブを用いて実現
する゛場合を考えると、第2図に示す如く1つの標本点
の分解点数は、変調方向に1、変調方向と直角な方向に
3となる。この場合、量子化数はこの1x3の分解点の
濃度階調数に依存する。液晶ライトバルブにもいくつか
のタイプがあるが、例えば熱書込み型は第3図に示す如
き透明基板16.16によるサイドウィッチ構造を有す
る。第3図において17.17は透明電極、18は光吸
収膜、19.19は液晶配向膜、20は液晶層であ呂。
前記光空間変調素子5には例えばかかる構成を有する液
晶ライトバルブが使用される。このような液晶ライトバ
ルブから成る光空間変調素子5に対して絞り込んだ光ビ
ームLが照射されると、光吸収膜18で光エネルギが熱
エネルギに変換され、その部分の液晶層20の配向が乱
れ、散乱状態となる。こうして、光ビームLによって光
空間変調素子5にデータが書込まれ、ホログラムが作成
される。なお、書込んだデータを消去するには透明電極
17に電圧を印加して、液晶の配向をそろえればよい。
晶ライトバルブが使用される。このような液晶ライトバ
ルブから成る光空間変調素子5に対して絞り込んだ光ビ
ームLが照射されると、光吸収膜18で光エネルギが熱
エネルギに変換され、その部分の液晶層20の配向が乱
れ、散乱状態となる。こうして、光ビームLによって光
空間変調素子5にデータが書込まれ、ホログラムが作成
される。なお、書込んだデータを消去するには透明電極
17に電圧を印加して、液晶の配向をそろえればよい。
第1図において、21は消去用の電源で、適時に光空間
変調素子5に電圧を印加する。
変調素子5に電圧を印加する。
また液晶ライトバルブとしては、例えば0%。
25%、50%、75%、100%の5段階の濃度を表
現できるものを用いる。第2図で示したように、1つの
標本点の0,2π/3,4π/3の各位相は3つの分解
点数を持っている。3つの分解点をすべて使う場合と、
中央の分解点のみを使う場合とでは、標本点全体として
は異なった濃度を表現できる。
現できるものを用いる。第2図で示したように、1つの
標本点の0,2π/3,4π/3の各位相は3つの分解
点数を持っている。3つの分解点をすべて使う場合と、
中央の分解点のみを使う場合とでは、標本点全体として
は異なった濃度を表現できる。
前記5階調の場合には、量子化レベル9を実現できる。
上記実施例による再生像の大きさは、前記(3)式にお
いて、λ=6328人、 f =59cmとすれば、δ
x=30μmに対してllX11mmの像が再生できる
。
いて、λ=6328人、 f =59cmとすれば、δ
x=30μmに対してllX11mmの像が再生できる
。
これを従来の方法で行った場合には、δX=80μmと
なり、像の大きさは4 x 4 mmとなる。
なり、像の大きさは4 x 4 mmとなる。
次に第4図に基づいて第2実施例を説明する。
第4図は第1図と同様に3次元像表示装胃の構成を示し
、ホログラムを描画する構成は第1実施例の場合と同じ
であるので同一部分には同一符号を付している。この実
施例では、像の大きさ又は視野が十分でない場合におい
て3次元像表示装置を投射型として構成している。
、ホログラムを描画する構成は第1実施例の場合と同じ
であるので同一部分には同一符号を付している。この実
施例では、像の大きさ又は視野が十分でない場合におい
て3次元像表示装置を投射型として構成している。
第4図において、単色光源1の発光停止後単色光源12
を発光させ、その光を複数の光学系によって構成される
ビーム整形光学系14を通過させて光空間変調素子5に
照射している。そしてフーリエ変換レンズ15によって
光空間変調素子5から再生される物体の実像をスクリー
ン22に投射し、光空間変調素子5側から像を観測する
。実像は虚像と共役の関係にあり、遠近が逆転した像と
なる。これを補正するためには人力画像の遠近を逆転す
る必要がある。
を発光させ、その光を複数の光学系によって構成される
ビーム整形光学系14を通過させて光空間変調素子5に
照射している。そしてフーリエ変換レンズ15によって
光空間変調素子5から再生される物体の実像をスクリー
ン22に投射し、光空間変調素子5側から像を観測する
。実像は虚像と共役の関係にあり、遠近が逆転した像と
なる。これを補正するためには人力画像の遠近を逆転す
る必要がある。
上記において、縦方向の視差を犠牲にすることにより視
野を大きくすることができる。この方法で像を再生した
場合には、例えばホログラムから3m離れたスクリーン
に33X33mmの像を作ることができる。従来の方法
では像の大きさは12X12+110であった。なお投
射型ホログラフィの詳細については、例えば雑誌「オプ
ティックス・コミニュケーションズ(Optics C
ommunications) J3巻、85〜88
頁記載の論文「水平方向自己収束性ステレオスクリーン
を用いた情報量低減投射型ホログラフィ(Reduce
d−Information Pro−jection
−Type Holography Using A
HorizontallyDirection−3el
ective 5tereoscreen) Jに述べ
られている。
野を大きくすることができる。この方法で像を再生した
場合には、例えばホログラムから3m離れたスクリーン
に33X33mmの像を作ることができる。従来の方法
では像の大きさは12X12+110であった。なお投
射型ホログラフィの詳細については、例えば雑誌「オプ
ティックス・コミニュケーションズ(Optics C
ommunications) J3巻、85〜88
頁記載の論文「水平方向自己収束性ステレオスクリーン
を用いた情報量低減投射型ホログラフィ(Reduce
d−Information Pro−jection
−Type Holography Using A
HorizontallyDirection−3el
ective 5tereoscreen) Jに述べ
られている。
また上記各実施例で示された本発明による3次元像表示
方法によれば、書込みと消去ができるので実時間の記録
、再生を行うことができる。
方法によれば、書込みと消去ができるので実時間の記録
、再生を行うことができる。
この方法によってホログラムを作成するために要する計
算時間は次の通りである。1024ポイントの1次元入
力データを100m秒でフーリエ変換する高速フーリエ
変換プロセッサを使って1000 X 1000ポイン
トの2次元画像をフーリエ変換するのに要する時間は1
00秒である。3次元奥行き方向に10ポイント分解さ
せた場合の計算時間は17分となる。標本点を例えば1
28 X 128に減少させれば、計算時間は32秒で
、実時間に近い表示が可能となる。
算時間は次の通りである。1024ポイントの1次元入
力データを100m秒でフーリエ変換する高速フーリエ
変換プロセッサを使って1000 X 1000ポイン
トの2次元画像をフーリエ変換するのに要する時間は1
00秒である。3次元奥行き方向に10ポイント分解さ
せた場合の計算時間は17分となる。標本点を例えば1
28 X 128に減少させれば、計算時間は32秒で
、実時間に近い表示が可能となる。
更に、書込み時において3つの光ビームLを使うように
したため、1つの標本点の情報を一度に書き込むことが
でき、書込み時間を一層短縮することができる。
したため、1つの標本点の情報を一度に書き込むことが
でき、書込み時間を一層短縮することができる。
以上の説明で明らかなように本発明によれば、標本点1
個当たりの分解点数が少なくなるため、分解点数が十分
でないホログラム材料においても3次元像として認識可
能の大きさの像を再生することができる。
個当たりの分解点数が少なくなるため、分解点数が十分
でないホログラム材料においても3次元像として認識可
能の大きさの像を再生することができる。
第1図は本発明の第1実施例に係る3次元像表示装置の
ブロック図、 第2図はホログラムの標本点の構造を示す図、第3図は
光空間変調素子に使用した液晶ライトバルブの構造を示
す図、 第4図は本発明の第2実施例に係る3次元像表示装置の
ブロック図、 第5図は従来のホログラムの標本点の構造を示す図、 第6図はホログラムの標本点の位相を0゜2π/3.4
π/3の組合せによって表現できることを示した図、 第7図は従来のホログラムの標本点の構造を示す図、 第8図は従来のホログラムの標本点の構造を示す図であ
る。 1.12 ・・・単色光源 2.14 ・・・ビーム整形光学系3 ・
・・光偏向装置 4 ・・・光走査装置 5 ・・・光空間変調素子 6 ・・・画像処理装置 7 ・・・高速フーリエ変換プロセッサ8
・・・制御装置 9.13.21 ・・・電源 10 ・・・波形形成装置 11 ・・・光偏向素子駆動装置15
・・・フーリエ変換レンス22 ・
・・スクリーン 代理人 弁理士 岩 佐 義 幸 第2図 第3図 第5図 第6図
ブロック図、 第2図はホログラムの標本点の構造を示す図、第3図は
光空間変調素子に使用した液晶ライトバルブの構造を示
す図、 第4図は本発明の第2実施例に係る3次元像表示装置の
ブロック図、 第5図は従来のホログラムの標本点の構造を示す図、 第6図はホログラムの標本点の位相を0゜2π/3.4
π/3の組合せによって表現できることを示した図、 第7図は従来のホログラムの標本点の構造を示す図、 第8図は従来のホログラムの標本点の構造を示す図であ
る。 1.12 ・・・単色光源 2.14 ・・・ビーム整形光学系3 ・
・・光偏向装置 4 ・・・光走査装置 5 ・・・光空間変調素子 6 ・・・画像処理装置 7 ・・・高速フーリエ変換プロセッサ8
・・・制御装置 9.13.21 ・・・電源 10 ・・・波形形成装置 11 ・・・光偏向素子駆動装置15
・・・フーリエ変換レンス22 ・
・・スクリーン 代理人 弁理士 岩 佐 義 幸 第2図 第3図 第5図 第6図
Claims (1)
- (1)透過あるいは反射する波面の位相と振幅を複数の
開口を含む複数のセルで表現するホログラムを用いて3
次元像を表示する方法において、前記セル内部の開口を
前記波面の位相が0、2π/3、4π/3となる位置に
3個配置し、かつ前記開口の振幅透過率が3段階以上に
変化し得るホログラムを用いることを特徴とする3次元
像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20449385A JPS6265072A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 3次元像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20449385A JPS6265072A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 3次元像表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265072A true JPS6265072A (ja) | 1987-03-24 |
JPH0380311B2 JPH0380311B2 (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=16491439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20449385A Granted JPS6265072A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 3次元像表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6265072A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371178A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-26 | Seiko Instr Inc | 計算機ホログラフィー装置 |
JPH03274586A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 計算機ホログラムの作成方法 |
US5589955A (en) * | 1991-05-21 | 1996-12-31 | Seiko Epson Corporation | Optical device and optical machining system using the optical device |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP20449385A patent/JPS6265072A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371178A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-26 | Seiko Instr Inc | 計算機ホログラフィー装置 |
JPH03274586A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 計算機ホログラムの作成方法 |
US5589955A (en) * | 1991-05-21 | 1996-12-31 | Seiko Epson Corporation | Optical device and optical machining system using the optical device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0380311B2 (ja) | 1991-12-24 |
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