JPS6263701A - 人工芝生製運動競技場 - Google Patents

人工芝生製運動競技場

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JPS6263701A
JPS6263701A JP21612486A JP21612486A JPS6263701A JP S6263701 A JPS6263701 A JP S6263701A JP 21612486 A JP21612486 A JP 21612486A JP 21612486 A JP21612486 A JP 21612486A JP S6263701 A JPS6263701 A JP S6263701A
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JP
Japan
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artificial grass
artificial
artificial turf
granules
sports stadium
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JP21612486A
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JPS6339725B2 (ja
Inventor
平林 克敏
古川 源蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Nisshoku Corp
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Nisshoku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、人工芝生を表面に敷設して構成されたテニス
コート、野球場、サッカー場又はゴルフ場のグリーン、
ティーグランドもしくは歩行路などの運動競技場の表層
構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
近年、在来の土質運動競技場が雨水などでぬかるみ運動
動作を著しく阻害したり、また運動動作で地表面が著し
く荒らされるため、その保守管理に一方ならぬ手間を要
すると云う欠点を有する点に鑑み、例えばポリアミド等
の合成樹脂から作られたパイル糸を基布に植毛して成る
人工芝生を地表上に敷設した運動競技場、殊に野球場が
欧米は素より国内でも多用されている。
しかるに、最近に至って上記運動競技場、殊に野球場や
サッカー競技場等において、人工芝生が天然芝に比べて
選手の疲労度を高め、しかも人工芝を採用している球場
における故障者の続出が報じられている。勿論、その因
果関係についての医学的解明は未だなされていないが、
その原因は、捕球や走塁のため人工芝生上を駆は回る選
手のスパイクが、強靭な裏打基布上に無数のパイル糸を
植設されている人工芝生の芝目内に突き刺さって穎いた
り、捕球ないし送球のために急速に踏み止まろうとした
時、靴底を介して瞬間的に加えられる強大な荷mを人工
芝生が吸収しえないため、その反力として強大な荷重が
選手の足首部、膝関節、大腿部などに負荷されることに
よるものと推測される。
そこで、このような問題点に有効な解決を与えるため、
本出願人らは、実公昭51−33472号(登録第11
74148号)の考案により、人工芝生の芝目内に土壌
その他、合成樹脂粒子、オガクズ等の木材粉末、あるい
はアンツーカ−に使用する混和上などの比較的硬質の粒
状物を1種または2種以上混合した被覆材を充填した運
動競技場(以下、“砂入り人工芝生製運動競技場”と仮
称)を開発した。この構成によれば、人工芝生内に充填
された前記土壌等の硬質粒状物がスパイク先端の引掛り
を防止するほか、恰もバンカーにゴルフボールが打ち込
まれた’J’5合のごとく、該粒状物の流動及び相互摩
擦作用とにより、選手の靴底により加えられる荷重を吸
収して人体−・の負荷を軽減する。
加えて、該土壌等が芝表面及び競技場表面の雨水を急速
に吸収するので、芝生の水濡れに伴うスベリ易さを軽減
し、競技場表面に水濡れを生じさせない等の利点を有す
る。
〔解決しようとする問題点〕
しかし、その後、本出願人らが多数の上述砂入り人工芝
生製運動競技場を施工してきた実績の中で経験したとこ
ろによれば、人工芝生内に充填されている土壌等の前記
被覆材は、時を経るとともに繰り返し生じる雨水等によ
る湿潤状態や競技者による踏み付けなどにより漸次締め
固められてしまい、その−特性である砂(土壌)等の流
動性が喪失し、その結果、該流動作用とそれに伴う相互
摩擦作用とによる良好な衝撃吸収性能を発揮しえなくな
る場合もあることが判った。
そこで、本発明は上述の問題点に解決を与え、芝目内に
充填される粒状物がいつ迄も締め固められることなく優
れた衝撃吸収作用を奏しうると共に、快適に競技を行い
うる人工芝生製運動競技場を提供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る人工芝生製運動競技場は、上記問題点を解
決するため、実質的に平坦に形成された基盤上に、基布
に合成繊維製パイル糸などを立設して構成された人工芝
生を敷設して成る人工芝生製運動競技場において、従来
の砂入り人工芝生製運動競技場のごとく、その芝目内に
土壌などの比較的硬質の粒状物を充填する代わりに、ソ
リッド状(中実)又はフオーム状の加硫ゴムを破砕して
得られたゴムチップ又はコルク粒やヤシ殻破砕物などの
植物性粒状物より成る微小の弾性粒状物の1種又は2種
以上を充填したことを特徴とする。
本発明の人工芝生製運動競技場に使用される人工芝生と
しては、従来のものと同様、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデンなどの合成樹脂
を用いて鋳型成形法により基板上に無数の細長帯片を一
体的に立設形成した構造のもののほか、前記合成樹脂等
のフィルムを細切りしたスリットヤーンをパイル糸とす
るか、又は溶融紡糸により異形断面孔を有するノズルを
通して扁平糸を作り、これをパイル糸として基布に植設
した構造のものが用いられる。
先述の微小弾性粒状物は、それ自体の厚みを約8m++
+ないし約1811Illl+とし、か・つ上記芝生の
葉先が約2m1I!ないし約8ms+の長さで該粒状物
の層の表面に突出するように散布、充填される。ただし
、前記充填厚みは、テニスコートを対象とした場合の目
安であって、競技場の種類(例えば、野球場やザラカー
競技場)又はパイル糸の種類や目付量などに応じて適宜
増減される。また、該充填厚みは芝目内に充填された該
粒状物が充分安定した状態でのものである。
〔作  用〕
本発明の人工芝生製運動競技場では1、従来の砂入り人
工芝生製運動競技場における土壌などの硬質粒状物の場
合と異なり、芝目内に充填されている微小の弾性粒状物
の各粒子が競技者の踏付は荷重により伸縮することに因
り、該粒状物が経時的に締め固められるのを防止する。
また、先述の通り、粒状物は人工芝生の殆ど表面近くま
で充填される関係上、若し、該充填物が従来のように土
壌などの比較的硬質の材料である場合、転倒した競技者
が擦過傷を蒙むる場合もあるが、本発明の運動競技場で
は弾性粒状物により構成されているから、そのような傷
害を蒙むることも皆無である。
以」二に加えて、弾性粒状物の種類を先述したもの中か
ら適切に選択して混用したり、その粒径を適当に選択す
ることにより、運動競技の種別に応じて優れたクッショ
ン作用を発揮させることができる。勿論、本発明の運動
競技場においても、前記弾性粒状物の流動作用及びそれ
に伴う相互摩擦作用とにより優れた衝撃吸収作用を奏し
うろことは云うまでもない。
なお、上記弾性粒状物の粒径は、充填作業効率の面から
従来使用されている砂の粒径と同等か、もしくはそれよ
り若干小さいほうが好ましい。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明を通用したテニスコートの拡大部分断
面図である。同図を参照して、本例テニスコートでは、
地面を堀り下げて形成した路床(4)上に、順次に粒調
砕石層(5)及び密粒アスファルト・コンクリート層(
6)を積層して基盤(3)が構築された。
次いで、基盤(3)上に平均背丈26cmのポリプロピ
レン製人工芝生(1)が敷設された後、該芝生(1)の
芝目内に、粒径が約28〜200メツシユの範囲内のも
のを90%以上含むゴムチップ(2)が、平均18+g
m厚みで散布、充填された。なお、基盤(3)及び人工
芝生(1)の周側部には舗装止めブロック(7)が構築
され、さらに該ブロック(7)の外側の地中には前記粒
調砕石層(5)の轡と通じる排水溝(8)が構築されて
いる。
以上構成の本例コートにおける早期排水性能及びゴムチ
ップ層(2)の締め固まり防止効果を確認するため、該
コート上に大量の水を連続的に撒水して人工芝生(1)
を完全に冠水させた後、放水を停止させる実験を繰り返
し行ったところ、各回とも、水は約20分後には人工芝
生(1)の層から退き、プレー可能な状態となり、また
、前記ゴムチップ層f2)のレベル低下は全く認められ
なかった。
一方、本例コートにおいて試験的にプレーした10名の
競技者について、ボールの速度やパウンド、靴底のスベ
リ具合、クッション感覚、疲労感等の使用感に関してア
ンケート調査を行ったところ、「ボール速度」及び「ボ
ールバウンド」に関して“若干難点あり”と答えた者が
2名、「クッション感覚」に関して“柔らか過ぎる”と
答えた者が1名あった程度で、総じて、その使用感は従
来の“砂入り人工芝生製運動競技場”に劣らず良好との
回答を得た。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明した通り、実質的に平坦に形成され
た基盤上に、基布に合成繊維製パイル糸などを立設して
構成された人工芝生を敷設して成る人工芝生製運動競技
場において、従来の砂入り人工芝生製運動競技場のごと
く、その芝目内に土壌などの比較的硬質の粒状物を充填
する代わりに、ソリッド状(中実)又はフオーム状の加
硫ゴムを破砕して得られたゴムチップ又はコルク粒やヤ
シ殻破砕物などの植物性粒状物より成る微小の弾性粒状
物の1種又は2種以上を充填することにより、芝目内に
充填される粒状物が雨水の浸透や競技者の踏み圧により
経時的に締め固められることな(、いつ迄も優れた衝撃
吸収作用を奏しうると共に、快適に競技を行いうる人工
芝生製運動競技場を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を通用したテニスコートの拡大部分断
面図である。 図中の参照符号の意味は以下の通り; 1:人工芝生、2:弾性粒状物(ゴムチップ)、3:基
 盤、 4:路 床、 5:粒調砕石層、 6:密粒アスファルト・コンクリート層、7:舗装止め
ブロック、8:排水溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に平坦に形成された基盤上に、基布に合成
    繊維製パイル糸などを立設して構成された人工芝生を敷
    設して成る人工芝生製運動競技場において、前記芝生内
    に微小の弾性粒状物のみを充填したことを特徴とする人
    工芝生製運動競技場。
  2. (2)微小の弾性粒状物が、ソリッド状又はフォーム状
    の加硫ゴムを破砕して得られたゴムチップである特許請
    求の範囲第1項記載の人工芝生製運動競技場。
  3. (3)微小の弾性粒状物が、コルク粒やヤシ殻破砕物な
    どの植物性粒状物である特許請求の範囲第1項記載の人
    工芝生製運動競技場。
  4. (4)微小の弾性粒状物が、ゴムチップ及び植物性粒状
    物を混合したものである特許請求の範囲第1項記載の人
    工芝生製運動競技場。
JP21612486A 1986-09-13 1986-09-13 人工芝生製運動競技場 Granted JPS6263701A (ja)

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JPS6339725B2 JPS6339725B2 (ja) 1988-08-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010523855A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 ヌスカ、ロベルト 人工芝生を製造する方法、人工芝生を得る方法
JP2017166151A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 長谷川体育施設株式会社 人工芝・天然芝複合グラウンドおよびその施工方法
JP2017198043A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 積水樹脂株式会社 人工芝部材敷設面の排水構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133472U (ja) * 1974-09-02 1976-03-11
JPS5262936A (en) * 1975-11-18 1977-05-24 Haas Frederick T Jun Truck and field surface for sporting events

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