JPS626309Y2 - - Google Patents

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JPS626309Y2
JPS626309Y2 JP1982124297U JP12429782U JPS626309Y2 JP S626309 Y2 JPS626309 Y2 JP S626309Y2 JP 1982124297 U JP1982124297 U JP 1982124297U JP 12429782 U JP12429782 U JP 12429782U JP S626309 Y2 JPS626309 Y2 JP S626309Y2
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JP
Japan
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rotor
housing
screw
elastic tube
elastic
Prior art date
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JP1982124297U
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English (en)
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JPS5928690U (ja
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Publication of JPS626309Y2 publication Critical patent/JPS626309Y2/ja
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は吐出量の変更ができるぜん動ポンプ
に関する。
従来、ハウジング内に駆動軸と結合したロータ
ーを挿入し、ハウジングとローターの間にガイド
部を固定し、ローターとガイド部の間にローター
により押しつぶしと解放が行われる弾性チユーブ
を挿通したぜん動ポンプは公知である。
このようなガイド部を固定したぜん動ポンプで
は、弾性チユーブの膨張を調節したり、異なつた
外径の弾性チユーブの使用による吐出量の変更が
できない欠点がある。
そこでこの欠点を解決するために、第1図およ
び第2図に示すようにハウジングとローターの間
に、ハウジングにねじ込んで通したねじによりロ
ーターに対して移動できるガイド部を設けたぜん
動ポンプが考えられた。図において、2はハウジ
ング、3は駆動軸、4はローター、5はねじ、6
はガイド部、7は弾性チユーブである。ガイド部
6は図からも明らかなようにねじ5の進退によつ
てローター4との間隔が調節できる。このように
構成するとガイド部6はローター4との間で弾性
チユーブ7の膨張を制限したり、あるいは種々な
外形の弾性チユーブを使用できて前記の欠点を除
去することができる。
しかしこのようにするとねじの進退が手によつ
てなされるためねじの過度なねじ込みが行われが
ちである。このようなねじ込み状態は弾性チユー
ブの適度な変形を妨げることとなり、吐出が安定
しなくなる欠点がある。
この考案はこのような欠点を除去することを目
的としている。
この考案によるぜん動ポンプは、ハウジング内
に駆動軸と結合したローターを挿入し、ハウジン
グとローターの間に、ハウジングにねじ込んで通
したねじによりローターに対して可動なガイド部
を設け、ローターとガイド部の間にローターによ
り押しつぶしと解放が行われる弾性チユーブを挿
通したものにおいて、次のことを特徴とする。
すなわち、ハウジングと、ガイド部のねじと接
触する側とは反対の側との間に、この両者に接触
するが弾性チユーブには接触せず、ガイド部をロ
ーターから離間させる方向に押圧する弾性体を設
けることである。
このような構造であるから、ガイド部がねじに
よりローターに接近する方向に動く際、弾性体の
存在により弾性チユーブに対するガイド部の強圧
が回避され、このため過度のねじ込みが防止でき
る。このとき弾性体が弾性チユーブに非接触で弾
性チユーブとガイド部との間に介在しないので従
来通りガイド部で弾性チユーブの膨張を制限でき
ることとなる。また弾性体の存在によりガイド部
に対する弾性チユーブのなじみも良好となる。さ
らに、ねじをローターから離間する方向に回す
と、ガイド部が弾性体に押されてねじに追従する
ので、ガイド部とローターの間が広がり、このた
め弾性チユーブの交換が便利となる利点もある。
この考案で用いる弾性体の形状、材質はとくに
限定がなく、例えば板ばね、スポンジ体が使用で
きる。ローターはローラーが少なくとも2個備え
ているものであればよく、公知の構造のものが使
用できる。
この考案を図面にもとづいて説明すると、第3
図において内周に段部1,1を設けたハウジング
2に、駆動軸3と結合したローター4を挿入す
る。ローター4は第2図と同様に2枚の円板を対
向して8本のピンを掛け渡し、各ピンに自転ロー
ラーを取りつけて形成される。ハウジング2とロ
ーター4の間に、ハウジング2にねじ込んで通し
たねじ5によりローター4に対して可動な円弧状
ガイド部6が設けられる。ローター4とガイド部
6の間にローター4により押しつぶしと解放が行
われる弾性チユーブ7が挿通される。ハウジング
2の段部1,1と、ガイド部6のねじ5と接触す
る側とは反対の側との間に、この両者に接触する
が弾性チユーブ7には接触せず、ガイド部6をロ
ーター4から離間させる方向に押圧する弾性体
8,8が設けられる。9,9は弾性チユーブ7の
吐出側と吸入側を保持する保持部である。
第4図および第5図は弾性体が設置された構造
の別の実施例を示すもので、駆動軸3に対する筒
状ガイド部6のねじ5で押される側とは反対の側
と、円形内面を有するハウジング2との間に、こ
の両者に接触するが弾性チユーブ7には接触せ
ず、ガイド部6をローター4から離間させる方向
に押圧する弾性体8,8が設けられる。筒状ガイ
ド部6にはその直径方向にチユーブ導入孔10,
10が設けられており、弾性チユーブ7の押しつ
ぶしと解放が行われる個所をローター4とガイド
部6の間に挿通する。11はハウジング2に結合
した軸受である。このように構成した場合にはハ
ウジング2の内面とガイド部6とローター4が全
て円形であるため工作精度が良好となつて弾性体
8の寸法のほか材質、形状の選定が自由となり、
製造しやすくなる利点がある。なお、ハウジング
2に設けた小孔12に、ガイド部6に植え込んだ
ピン13を挿入すると、ポンプの作動の際にガイ
ド部6のふらつきが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のぜん動ポンプの断面図、第2図
は第1図A−A線に沿う断面図、第3図はこの考
案のぜん動ポンプの正面図、第4図は弾性体が設
置された別の実施例を示す断面図、第5図は第4
図B−B線断面図である。 2……ハウジング、3……駆動軸、4……ロー
ター、5……ねじ、6……ガイド部、7……弾性
チユーブ、8……弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (A) ハウジング2内に駆動軸3と結合したロータ
    ー4を挿入し、 (B) ハウジング2とローター4の間に、ハウジン
    グ2にねじ込んで通したねじ5によりローター
    4に対して可動なガイド部6を設け、 (C) ローター4とガイド部6の間にローター4に
    より押しつぶしと解放が行われる弾性チユーブ
    7を挿通し、 (D) ハウジング2と、ガイド部6のねじ5と接触
    する側とは反対の側との間に、この両者に接触
    するが弾性チユーブ7には接触せず、ガイド部
    6をローター4から離間させる方向に押圧する
    弾性体8を設けてなるぜん動ポンプ。
JP12429782U 1982-08-17 1982-08-17 ぜん動ポンプ Granted JPS5928690U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12429782U JPS5928690U (ja) 1982-08-17 1982-08-17 ぜん動ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP12429782U JPS5928690U (ja) 1982-08-17 1982-08-17 ぜん動ポンプ

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Publication Number Publication Date
JPS5928690U JPS5928690U (ja) 1984-02-22
JPS626309Y2 true JPS626309Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=30283399

Family Applications (1)

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JP12429782U Granted JPS5928690U (ja) 1982-08-17 1982-08-17 ぜん動ポンプ

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JP (1) JPS5928690U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006519333A (ja) * 2003-02-28 2006-08-24 ラロックス フロウシス オサケ ユキチュア 容量型ポンプにおけるホースなどの弾性ポンプ管の管理用組合せアセンブリ

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JPS5280507A (en) * 1975-12-22 1977-07-06 Miles Lab Peristaltic pumps
JPS5514069B2 (ja) * 1975-03-10 1980-04-14

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JPS5645616Y2 (ja) * 1978-07-13 1981-10-26

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Publication number Publication date
JPS5928690U (ja) 1984-02-22

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