JPS6260211A - プラスチツク磁石の製造方法 - Google Patents

プラスチツク磁石の製造方法

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Publication number
JPS6260211A
JPS6260211A JP19968685A JP19968685A JPS6260211A JP S6260211 A JPS6260211 A JP S6260211A JP 19968685 A JP19968685 A JP 19968685A JP 19968685 A JP19968685 A JP 19968685A JP S6260211 A JPS6260211 A JP S6260211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic powder
thermoplastic resin
magnetic field
magnetic
plastic magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19968685A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneteru Takahashi
高橋 常照
Yoji Arita
陽二 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd, Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority to JP19968685A priority Critical patent/JPS6260211A/ja
Publication of JPS6260211A publication Critical patent/JPS6260211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はグラスチック磁石の製造方法に関するものであ
る。
プラスチック磁石は、熱可塑性樹脂と磁性粉とからなる
成形体であって永久磁石として有用な材料である。
〔従来技術〕
プラスチック磁石は、熱可塑性樹脂と磁性粉との溶融混
合物を磁場中射出成形する方法にて製造される。
磁場中での射出成形は、成形体に各種の形状を付与する
と共に樹脂内の磁性粉を配向させる意義を有し、この配
向の如何によって得られる磁石の性能は大きく左右され
る。
熱可塑性樹脂と磁性粉とは、射出成形機のシリンダー内
にて溶融混合され金型内に注入される。
しかして、樹脂の溶融温度は、磁性粉の配向の観点から
は高い程望ましいが、一方、金型の温度は、溶融樹脂を
冷却固化して成形を完了するために樹脂の溶融温度よシ
低い温度に設定する必要がある。例えば、樹脂の溶融温
度が−5θ〜300℃程度の場合は、通例、金型温度は
ioo℃前後に設定されている。
このようなことから、従来の製造方法においては、熱可
塑性樹脂と磁性粉との溶融混合物が金型内で急速に冷却
されるために磁性粉の十分な配向が達成され得ない欠点
かめる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、溶融樹脂内の磁性粉の配向を改善した
高性能のプラスチック磁石の製造方法を提供することに
ある。
しかして、斯る本発明の目的は、熱可塑性樹脂と磁性粉
との溶融混合物を磁場中射出成形してプラスチック磁石
を製造するに当り、前記溶融混合物の通路が保温材料で
構成されてなる成形金型を使用することを特徴とするプ
ラスチック磁石の製造方法によって容易に達成される。
〔発明の構成〕
以下、本発明を添付図面を基に詳細に説明する。
添付図面は、本発明方法を実施するだめの一右に分割さ
れる金型部(2)及び(渦が設けられている。金型部(
2は、スペーサー(3)を介して金型取付板(1ツに設
けられておシ、該スペーサーによって形成される空間部
(D+には金型な駆動するのに必要な各機構(図示せず
〕が設けられている。金型取付板(1)には、射出ノズ
ルの先端部を嵌入する丸めのノズルタッチ部(4)が設
けられており、該ノズルタッチ部からキャビティーfo
lO間にはスプルー(At及びランナー(Blがある。
金型は、金属の磁性材料で構成されるが(コa)(コb
)及び(コ’a)(,2’b)の金型部は、通常、外部
磁場(H6)をキャビティー(0)釦集中させるために
非磁性材料で構成しである。
前記構成よりなる金型は、プラスチック磁石の製造装置
として一般使用され公知であるが、本発明方法は、磁場
中で射出成形し得る装置であれば如何なる形式の装置も
使用可能であシ、例えば、金型内部で磁場を発生するよ
うにした射出成形機も使用し得る。
熱可塑性樹脂と磁性粉とは、図示していないシリンダー
にて溶融混合された後、射出ノズルから、ノズルタッチ
部(4)を通してスプルー(Al、ランナー(Bl及び
キャビティー(0)に注入されるが、本発明方法では、
前記溶融混合物の通路を保温材料(5)で構成すること
を特徴とする。
保温材料(5)としては、各種の材料が使用可能でおる
が、磁性粉との摩耗を考慮して機械的強度の高いものが
好ましく、例えば、ジルコニヤ、アルミナ、窒化ケイン
等の熱伝導率が0./cal、/α、8θo、asg以
下のセラミックス材料が挙げられる。特にはジルコニヤ
が好適である。
保温材料(5)で構成すべき通路としては、スゲルー(
A)、ランナー(Bl及びキャビティー(0)の通路全
体が最も好ましいが、配向処理の行われるキャビティー
(0)部分のみを保温材料で構成するだけでも効果があ
るので、スプル一体)及びランナー(B)については適
宜考慮すればよい。
溶融混合物の通路を保温材料で構成する方法−番 − としては、各種の方法が考えられるが、一般的には、前
記保温材料の板状体を通路に貼着する方法や溶射コート
法によるのが簡便である。また、保温材(5)の厚みは
、通常0.5〜jm/mで十分である。
本発明方法で使用される熱可塑性樹脂および磁性粉とし
ては、従来公知の各種のものが挙けられるが、具体的に
は、ナイロン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂および
フェライト磁粉、希土磁粉等の磁性粉である。両材料は
通常磁性粉の濃度としてり0−I O(V/V96)の
割合で使用される。
熱可塑性樹脂と磁性粉との混合物は、シリンダー内にて
通常、250〜3θ0 ”CK溶融混合されたのち、1
00℃前後の温度に維持された金型内に供給され磁場中
射出成形される。金型内においては、溶融混合物の通路
が保温材料で構成されているので、溶融混合物の急速な
温度低下は可避され磁性粉の十分な配向が達成される。
射出成形時に印加される磁場の強さは、キャビテイー(
C1の構造等によって適宜決定されるが通常は/ OK
Oθ以上とされる。また、本発明によって公知の任意の
方法を適宜採用し得る。
以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明する。
〔実施例〕
添付図面に示したと同様の金型を有する射出成形装置に
おいて、スプル一体)とキャビティー(01に−m/m
のジルコニヤ保温材を施し、次の要領にてプラスチック
磁石の製造を行った。
即ち、ナイロン−6と希士磁性粉からなる溶融混合物を
シリンダー内で調整しく磁性粉濃度j OV/V%1.
yoo℃)、射出ノズ/I/ カら、金型のノズルタッ
チ部(4)を通してスプルー(A)、ランナー(Bl及
びキャビティー(01に注入した。金型温度は、約10
0℃に維持し、外部磁場(馬)は/ 3 KOθとした
得られた成形体(IO朋3zfX/11It)について
BEmaxを測定したところt、!rMGOeであった
また、キャビティー(01のみをコm/mのジルコニヤ
で保温した他は上記と同様の方法でプラスチック磁石を
製造したところ、B Hmax 7MGOeの磁石が得
られた。
尚、比較のために、保温材を使用せずにプラスチック磁
石を製造したところ、得られた磁石のB Hmaxはj
MGOeであった。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明方法によれば、金型内の樹脂と磁性
粉の溶融混合物の通路を保温するという簡単な改良によ
って磁石性能なダoe4以上に高めることができ、従っ
て、本発明方法は、プラスチック磁石の製造方法として
工業的価値が大である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明方法を実施するための一例の成形金
型の主要部を示す断面説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂と磁性粉との溶融混合物を磁場中射
    出成形してプラスチック磁石を製造するに当り、前記溶
    融混合物の通路が保温材料で構成されてなる成形金型を
    使用することを特徴とするプラスチック磁石の製造方法
  2. (2)保温材料が、熱伝導率が0.1cal/cm.s
    ec.deg.以下のセラミックス材料であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラスチック磁石
    の製造方法。
  3. (3)セラミックス材料がジルコニヤであることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のプラスチック磁石の
    製造方法。
JP19968685A 1985-09-10 1985-09-10 プラスチツク磁石の製造方法 Pending JPS6260211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187841A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Nissan Motor Co Ltd 射出成形用金型装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012187841A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Nissan Motor Co Ltd 射出成形用金型装置

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