JPS6258916A - 稲作における施肥方法 - Google Patents

稲作における施肥方法

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JPS6258916A
JPS6258916A JP60197853A JP19785385A JPS6258916A JP S6258916 A JPS6258916 A JP S6258916A JP 60197853 A JP60197853 A JP 60197853A JP 19785385 A JP19785385 A JP 19785385A JP S6258916 A JPS6258916 A JP S6258916A
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fertilizer
fertilization
rice
soil
depth
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JP60197853A
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高城 清
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は稲作における施肥方法に関するもので、植付は
前に追肥用の肥料を、稲の根が延びる生育中期以降の根
系伸長到達相当個所の深層に予め注入しておくようにし
た稲作における施肥方法に係るものである。
〔従 来 技 術〕
従来の稲作にあっては、苗植付成育後、出穂前の適期に
穂肥と称する追肥をするようにした施肥計画で肥培管理
されている。そして、近年、元肥量に対し追肥量を多く
して該追肥を出穂前の通期に表層でなく土中に施肥する
ことによって増収を計らんとする所謂深層追肥なる栽培
技術が推莢されてきた。しかし、この追肥は、時期的に
も極めて署いときであり稲の草丈も伸びた状態で植付は
条間を歩いて、固形肥料を作業者の足で踏込みこんだり
、または粒状・ペースト状・液状等の肥料を人力により
土中に注入したりすることによって行なわれている。
したがって、追肥作業はきわめて多大の労力を要する苛
酷な重労働であると共に、通期に追肥する必要があり施
肥時期のタイミングを見極めるのが難しい。また、機械
力による追肥も試みられたが走行車輪により稲の根を切
断したり、旋回時に枕地の立毛稲を踏み倒す等立毛間を
走行しての追肥作業は運転操作上からも容易なものでは
ない。
しかも、これらの追肥の施肥深さは、ロークリ耕耘等に
よる通常の耕起深さ13〜15cmよりも浅い12cm
程度が限界であるため、この追肥は稲の根のうち深層へ
向って伸びた根からの吸収が少なく比較的上層に伸びた
根から吸収されるだけであり、肥効が不充分という問題
があった。
〔発明の目的〕
本発明は上述した従来の実情に鑑み、それらの問題点を
解消すべく創案されたものであって、植付は前の時期に
稲の根が伸びる生育中期以降の根糸到達相当個所の深層
に予め施肥しておくことにより、施肥作業を極めて容易
とすると共に、稲の成育に従って追肥吸収時期に肥料を
無駄なく有効に吸収させ、倒伏に強く、かつ増収を計る
ことができる稲作における施肥方法を提供することを目
的とするものである。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する本発明の稲作における施肥方法は、
追肥用の肥料を、植付は前の未耕起圃場面を走行する施
肥作業機により稲の生育中期以降の根系伸長到達相当個
所の土層の深層位置に予め注入しておくことを特徴とす
るものである。
〔実  施  例〕
以下、本発明を一実施例として示す図面について説明す
る。
第1図に示すように、施肥装置1は農用トラクタ2の後
方に装着した三点リンク機構3を介して装着されるよう
になっており、この農用トラクタ2は、左右一対の後輪
4.4と操向可能な左右一対の前輪5,5とからなる走
行装置により走行するようになっており、前記三点リン
ク3はアッパーリンク6と左右のロアーリンク7.7と
よりなり、このロアーリンク7.7の中間部に下端が枢
支連結されたリンク8.8の上端は、農用トラクタ2に
設けられた油圧機構により支点9を中心にして上下に昇
降するリフトアーム10.10の先端に枢支連結されて
いる。
前述した施肥装置1は次のようになっている。
すなわち、前記アッパーリンク6とロアーリンク7とに
枢支連結された左右のマス)11.11の下方には略水
平に延びるフレーム12が固着されており、このフレー
ム12上には粘性液体肥料(ペースト状肥料)を収納す
るための肥料タンク13が搭載され、またフレーム12
の後端に設けたブラケット14には上下方向の支持杆1
6が位置調節固定自在に設けられ、この支持杆16の下
方には施肥装置1の下降位置を地面から支持する安定軸
15が回転自在に軸支されている。
前記フレーム12に基端が固定され土中に切れ込みを形
成するための土中切込刃17が設けられており、この土
中切込刃17は、その下端が深さ30〜35cmの深層
に位置するように垂下され、その前縁に沿って土中切込
用の刃部18が設けられ、その後縁に沿って垂下された
施肥パイプ19が一体的に取付けられている。この施肥
バイブ19はその断面が幅方向が短径となる楕円形状に
形成され下端が肥料の吐出口20となっており、この吐
出口20と安定軸15の接地位置との間の距離が施肥深
さAとなるように設定されており、この土中切込刃17
は実施例ではその対向間隔が施肥間隔にとなるように左
右に2本設けられている。
この各土中切込刃17の進行予定線上に位置し外周に沿
って刃部21が設けられたコールタ−22がそれぞれ配
設されており、このコールタ−22は基部がフレーム1
2に取付けられた支持腕23に回転自在に軸支され、農
用トラクタ2の進行に伴い土中切込刃17に先行して所
定深さHの切目を土中に入れるようになっており、この
所定深さHの切目は後方の土中切込刃17によりさらに
深さAの切れ込みとなるようになっている。
さらに、フレーム12の前方で後輪4に接近する位置に
は、地面に接当し機体の進行に伴って回転する接地輪2
4が配設されており、この接地輪24の外周には進行方
向に対し直交する板ラグ25と放射状の棒ラグ26とが
交互に突設され、地面の硬軟いずれに対してもスリップ
なく回動するようになっている。この接地a24は揺動
腕27の下端に設けた支軸28の軸芯周りに回転自在に
設けられ、この接地輪24のボス部にはスプロケット2
9が固定されている。
また、フレーム12の中央部に駆動軸30が回転自在に
支架されており、この駆動軸30に固定のスプロケット
31と、前記支軸28に固定のスプロケット29とには
チェノが巻掛けされ、またこの駆動軸30には揺動腕2
7の基端が回動自在に嵌挿され、揺動腕27はこの駆動
軸30の軸芯を中心として先端側の接地輪24側が揺動
するようになっており、この揺動腕27とフレーム12
との間には揺動腕27を常時地面側に附勢するためのス
プリング32を設けることによって、地面の凹凸に追従
して上下動するようになっており、さらにこの揺動腕2
7の下方には施肥装置を持ち上げたときに揺動腕27の
下降限界を定めるストッパー33が設けられている。
前記駆動軸27の両端は、左右に設けたポンプ等よりな
る肥料繰出装置35.35に接続され、この各肥料繰出
装置35の吸入側34はパイプ37により施肥タンク1
3の出口36に連結され、また各押出側38はパイプ3
9により土中切込刃17例の施肥パイプ19にそれぞれ
連結されている。
したがって、機体の進行に伴って揺動腕27先端の接地
輪24が回転することにより駆動軸30が回転され、こ
の回転する駆動軸30によって各肥料繰出装置35がそ
れぞれに駆動されることにより、施肥タンク13内の粘
性液体肥料は、各肥料繰出装置35により吸入されてそ
の押出側38から押し出され、機体とともに土中を切り
込みながら進行している土中切込刃17後縁の施肥パイ
プ19末端に設けた吐出口20から稲の生育中期以降の
根系伸長到達相当個所にあたる深さ30〜35cmの深
層に、機体の進行方向に沿って列状に注入されることに
なる。しかもこの施肥条はその後の通常の13〜15c
m程度の耕起によっては何等攪拌されることなく稲の生
育中期以降において根糸が伸長してくるのをその位置で
待つこととなる。そしてこの肥料を遅効性の粘性液体肥
料(ペースト状肥料)とすることにより施肥後の流亡を
極めて少なくできるものである。
このように、切り込みを形成する土中切込刃17を牽引
しての施肥注入作業は、相当の牽引力を要するにかかわ
らず圃場が耕起されて膨軟となっていない未耕起の硬い
圃場面の状態時に施肥作業機を走行させて行うことによ
って、走行装置のスリップをなくして30〜35cmの
深層に迄極めて容易に安定した施肥注入ができる。しか
も、従来の追肥  ・時の如く極めて暑い時期で圃場面
が軟弱な作業のしにくいときでなく春先の涼しいときの
未耕起圃場で軽快に追肥の施肥作業ができることになる
第1図に示した例のものは、圃場の耕起前に施肥してお
き、その後にこれとは別工程で耕起作業機等により耕起
・代掻き等を行うものであるが、第4図に示すように施
肥装置1の後方にロークリ耕耘装置40を装着し、施肥
と耕起とを同時工程で一挙に行うようにしてもよい。こ
の場合でも施肥作業機の走行装置は、耕起前の膨軟とな
ってない圃場面をスリップなく走行することができるば
かりでなく、ロークリ耕耘に土中切込刃17の抵抗を組
み合わせることによって、ロータリ耕耘時に土の反力に
より機体全体が進行方向に押し出されるという所謂ダソ
シング現象の発生を確実に防止し、安定した施肥とロー
クリ耕耘とを同時に行って極めて大幅な省力化ができる
利点がある。
第4図に示すロークリ耕耘装置40は、ロークリ軸41
が農用トラクタ2側からの動力伝動機構(図示せず)に
より駆動回転されるようになっており、このロータリ軸
41に装着した通常の耕耘刃42により通常は深さB、
つまり13〜15 cm程度に耕耘されて耕盤面が形成
され、この耕耘された土はロークリカバー43の後方に
設けた均平板44により均平となるようになっており、
この場合の施肥・耕耘後の圃場断面は第5図に示す如(
、粘性液体肥料列45は深さA、つまり30〜35cm
の耕盤面より下方の深層に施肥間隔にで注入されるよう
になっている。
このように施肥は、苗植付前(耕起前)に行うものであ
るから、第3図および第5図に示すように互いに対向す
る土中切込刃17.17間の施肥間隔K及び絶間位置は
、後日に植付けようとする苗植付条間隔Jに応じて合わ
せておくのが望ましく、第5図では互いに隣接する苗列
イと口開およびハと二間にそれぞれの粘性液体肥料列4
5が臨むようにしたものである。また、場合によっては
土中切込刃17の数を増やして施肥間隔Kを任急に狭め
て各条の下層へ、または全面施肥状にしてもよい。
そして、耕盤面より下方の不耕起部分となる深さに予め
施肥した圃場には従来と同様に元肥を施肥し、代掻き・
苗植付を行う。苗植付後成長して成育中期以降になると
、通称「昆;肥」といわれる追肥が必要となってくるが
、このときには、第3図に示すように稲の生育中期以降
になると根も深く下方に延びてゆき、この伸長した根が
深層に予め注入しである粘性液体肥料列45に到達して
肥料を吸収し、稲が成育するようになるので、追肥適期
に丈夫な根より肥料を吸収させることができ肥効が智ま
るとともに、肥料の無駄がなく効率よく吸収させ、大幅
な労力の削減をはかつて増収を計ることができる。
(発明の効果〕 これを要するに本発明による稲作における施肥方法は、
追肥用の肥料を、植付は前の未耕起圃場面を走行する施
肥作業機により稲の生育中期以降の根系伸長到達相当個
所の土層の深層位置に予め注入しておくようにしたが故
に、苗植付後成長して成育中期を過ぎた稲には追肥が必
要となってくるが、このときには伸長した根が深層に予
め注入しである肥料に到達して肥料を吸収し、稲が成育
するようになるので、肥料の無駄がなく適期に、しかも
有効に吸収させ、増収を計ることができると共に、その
施肥作業を極めて軽快容易に行なわせて従来の苛酷な追
肥作業から解放させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
施肥作業機を示す側面図、第2図は施肥装置の部分を拡
大して示す側面図、第3図は作用説明図、第4図は施肥
装置とロークリ耕耘装置との組合せを示す要部の側面図
、第5図は第4図の作用説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 追肥用の肥料を、植付け前の未耕起圃場面を走行する施
    肥作業機により稲の生育中期以降の根系伸長到達相当個
    所の土層の深層位置に予め注入しておくことを特徴とす
    る稲作における施肥方法。
JP60197853A 1985-09-09 1985-09-09 稲作における施肥方法 Expired - Lifetime JPH0657086B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP60197853A JPH0657086B2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09 稲作における施肥方法

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JP60197853A JPH0657086B2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09 稲作における施肥方法

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JPS6258916A true JPS6258916A (ja) 1987-03-14
JPH0657086B2 JPH0657086B2 (ja) 1994-08-03

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ID=16381423

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