JPS625713A - 狭帯域伝送系の音質補償回路 - Google Patents
狭帯域伝送系の音質補償回路Info
- Publication number
- JPS625713A JPS625713A JP60144966A JP14496685A JPS625713A JP S625713 A JPS625713 A JP S625713A JP 60144966 A JP60144966 A JP 60144966A JP 14496685 A JP14496685 A JP 14496685A JP S625713 A JPS625713 A JP S625713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- transmission system
- delay time
- delay
- sound quality
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Filters And Equalizers (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ 産業上の利用分野
不発明は音響信号伝送系の中で使用される音質補償回路
に関する。
に関する。
Ｂ 発明の′ａ決
聴覚の時間局反数−遅延時間特性と逆の特性を有する補
償回路を音響信号伝送系に加えることによって、過渡前
の多い音源の場合に、伝送帯域が狭（ても聴覚では立上
がりのよい音を知覚し、迫力のある晋を聴（者に供給で
きる。上記補償回路は具体的には伝送帯域を補数側に挿
入し、低周波成分に対しては遅延時間を零とする。また
は能動全域通過回路を単数または複数段縦接続して高周
波での遅延時間を犬さくしてもよい。
償回路を音響信号伝送系に加えることによって、過渡前
の多い音源の場合に、伝送帯域が狭（ても聴覚では立上
がりのよい音を知覚し、迫力のある晋を聴（者に供給で
きる。上記補償回路は具体的には伝送帯域を補数側に挿
入し、低周波成分に対しては遅延時間を零とする。また
は能動全域通過回路を単数または複数段縦接続して高周
波での遅延時間を犬さくしてもよい。
Ｃ従来の技術
従来、音響信号伝送系においては位相特性（対周波数）
の補償はほとんどなされていなかった。
の補償はほとんどなされていなかった。
その根拠として、人の聴覚が位相に対してはとんど感じ
ないことが挙げられている。例えば基本波とその第３高
調波の合成は第４図に示すようになり、第４図（ａ）と
（ｂ）では、基本波と第３高調波の位相が異なるが、聴
感上の差は／ｈさいことが知られている。
ないことが挙げられている。例えば基本波とその第３高
調波の合成は第４図に示すようになり、第４図（ａ）と
（ｂ）では、基本波と第３高調波の位相が異なるが、聴
感上の差は／ｈさいことが知られている。
しかし、近年聴覚の生理学的研究、心理学的研究が進展
し、＠蒐の時間周波数対遅延時間特性が測定されるよう
Ｋなった。
し、＠蒐の時間周波数対遅延時間特性が測定されるよう
Ｋなった。
第５図（ａｌは猫の聴覚の生理実験をした的であり（ｄ
ｅ Ｂｏｅｒ 二 ５ｙｎｔｈｅｔｉｃ
ｗｈｏｌｅ−ｎｅｒｖｅ ａｃｔｉｏｎｐｏＬｅｎｔ
＋ａｌｓ Ｊ＋Ａｃｏｕｓｔ、 Ｓｏｃ、Ａｍ−＊
Ｖｏｌ ５８゜Ａ５．ＣＰ、Ｐ、１０３４）Ｎｏｖ、１
９７５参照）、同図（ｂＪは本発明者が測定した一例で
、いずれも低周波に較べて高周波の方が遅延が少ない。
ｅ Ｂｏｅｒ 二 ５ｙｎｔｈｅｔｉｃ
ｗｈｏｌｅ−ｎｅｒｖｅ ａｃｔｉｏｎｐｏＬｅｎｔ
＋ａｌｓ Ｊ＋Ａｃｏｕｓｔ、 Ｓｏｃ、Ａｍ−＊
Ｖｏｌ ５８゜Ａ５．ＣＰ、Ｐ、１０３４）Ｎｏｖ、１
９７５参照）、同図（ｂＪは本発明者が測定した一例で
、いずれも低周波に較べて高周波の方が遅延が少ない。
このことは第４図の（ａ）の波形の信号は（ｂ）の波形
の信号となって知覚されることを意味している。
の信号となって知覚されることを意味している。
広帯域な音響信号系では、上記のＪ１！１１ｊｔの位相
特性は余り考慮しなくてよい。例えば、原ｆ’に直接聡
く場合と広帯域信号系の廿を聰（場合では周波数成分の
大きさはほとんど変化せず、低周及成分は遅延して聴こ
えることは共通であり、特に信号系の位相特性を変化さ
せる必装はない。
特性は余り考慮しなくてよい。例えば、原ｆ’に直接聡
く場合と広帯域信号系の廿を聰（場合では周波数成分の
大きさはほとんど変化せず、低周及成分は遅延して聴こ
えることは共通であり、特に信号系の位相特性を変化さ
せる必装はない。
しかし、狭帯域伝送系では、当然信号の高周波成分が欠
除するか減衰していて原音の忠実再現から遠くなる。中
ｔｌＬＡＭラジオがＦＭに較べて歯切れが悪く聞こえる
のはこのためである。すなわち、従来の狭帯域伝送系の
再現晋は聴覚を通すと第３図（ｂ）のように波形の立上
が９が悪くなる欠点を持っていた。
除するか減衰していて原音の忠実再現から遠くなる。中
ｔｌＬＡＭラジオがＦＭに較べて歯切れが悪く聞こえる
のはこのためである。すなわち、従来の狭帯域伝送系の
再現晋は聴覚を通すと第３図（ｂ）のように波形の立上
が９が悪くなる欠点を持っていた。
Ｄ 発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、狭帯域な音響信号伝送系の音３ｆｔ改
善することができる補償回路を提供することである。
善することができる補償回路を提供することである。
Ｅ 問題点を解決するための手段
上記目的Ｙ：達成するために、本発明による狭帯域伝送
系のｆ質補償回路は音響信号をスピーカを介して聴覚に
与える音響信号伝送系に設けられ、可聴域の周波数に応
じて遅延時間が変化する補償手段を含むことヲ訣旨とす
る。上記補償手段は。
系のｆ質補償回路は音響信号をスピーカを介して聴覚に
与える音響信号伝送系に設けられ、可聴域の周波数に応
じて遅延時間が変化する補償手段を含むことヲ訣旨とす
る。上記補償手段は。
信号を複数の異なる周波数帯に分けるフィルタと、以フ
ィルタの複数の出力に対応して設けられ、それぞれの周
Ｒ数に対応する遅延時間を有する遅延機と、それらの遅
ｊｕｌの出力な加算する手段とから成るか、あるいは単
数の、または縦接続された複数の能動全域通過回路から
成る。
ィルタの複数の出力に対応して設けられ、それぞれの周
Ｒ数に対応する遅延時間を有する遅延機と、それらの遅
ｊｕｌの出力な加算する手段とから成るか、あるいは単
数の、または縦接続された複数の能動全域通過回路から
成る。
Ｆ 作用
第６図に５０ Ｈｚの方形波の原音（ａＪと狭帯域伝送
系と聴覚を経た場合の波形（ｂＪおよび（ｂＪの状態に
補償回路を設けたりＩｊ （ｃ）を示す。ここに狭帯域
として計算の便宜上第９高周波までが通過すると仮定し
た。（ｃｌの補償回路はｍ４図（ｂ）に示した聴覚の周
波数−遅延時間の逆特性をもつようにした。
系と聴覚を経た場合の波形（ｂＪおよび（ｂＪの状態に
補償回路を設けたりＩｊ （ｃ）を示す。ここに狭帯域
として計算の便宜上第９高周波までが通過すると仮定し
た。（ｃｌの補償回路はｍ４図（ｂ）に示した聴覚の周
波数−遅延時間の逆特性をもつようにした。
第６図（ｃＪと（ｂｌとを較べれば明らかなように、（
Ｃ）の方が（ｂＪに較べ′ＣｔｆＬ形の立上がりが良く
なっている。換言すれば、多少とも衝撃的な音に対して
の立上がりが良（なる。すなわち、奴形の立上が９をｄ
ｅ ／ ｄｔで示せば、 本発明は、狭帯域伝送系（音響機器）の場合にもＲ波数
−遅延時間特性？補償し、聴覚に立上がりのよい信号ｔ
を供給し、音質の改’ｆｌｙ！′はかるものである。す
なわち、第３図の系統図で原音源ｌからめるｆをマイク
ロフォン２で収甘し、ｔ＊信号伝送系（を響機器）３で
伝送（記録・再生を含む）し、スピーカやヘッド７オ１
５で電気信号を音響に変換し、聴覚系６で音として知覚
する。
Ｃ）の方が（ｂＪに較べ′ＣｔｆＬ形の立上がりが良く
なっている。換言すれば、多少とも衝撃的な音に対して
の立上がりが良（なる。すなわち、奴形の立上が９をｄ
ｅ ／ ｄｔで示せば、 本発明は、狭帯域伝送系（音響機器）の場合にもＲ波数
−遅延時間特性？補償し、聴覚に立上がりのよい信号ｔ
を供給し、音質の改’ｆｌｙ！′はかるものである。す
なわち、第３図の系統図で原音源ｌからめるｆをマイク
ロフォン２で収甘し、ｔ＊信号伝送系（を響機器）３で
伝送（記録・再生を含む）し、スピーカやヘッド７オ１
５で電気信号を音響に変換し、聴覚系６で音として知覚
する。
したがって補償糸４は主に狭帯域伝送系３や聴覚系６で
の時間周波数対遅延時間特性の逆特性を持たせればよい
が、一般には音響信号伝送系３に較べて聴覚系６の方が
時間周波数対遅延時間特性が悪いので、補償系４の補償
特性は近似的には聴覚系６の逆特性で十分である＠ Ｇ 実施例 上記目的を達成することがでさる補償系として種々の回
路構成が考えらｎるが、ここでは２例を述べる。
の時間周波数対遅延時間特性の逆特性を持たせればよい
が、一般には音響信号伝送系３に較べて聴覚系６の方が
時間周波数対遅延時間特性が悪いので、補償系４の補償
特性は近似的には聴覚系６の逆特性で十分である＠ Ｇ 実施例 上記目的を達成することがでさる補償系として種々の回
路構成が考えらｎるが、ここでは２例を述べる。
（１） スペクトルアナライザ式（分波器補正型）Ｍ
１図に示すように、音響信号伝送系３の帯域１ｋＮ分割
し、高周波成分はど遅延時間の大ぎい遅延線を挿入し、
最低周波数成分は遅地線ｔなしとして合成することによ
って、聴覚と逆の周波数−遅延時間特性を持たせる。
１図に示すように、音響信号伝送系３の帯域１ｋＮ分割
し、高周波成分はど遅延時間の大ぎい遅延線を挿入し、
最低周波数成分は遅地線ｔなしとして合成することによ
って、聴覚と逆の周波数−遅延時間特性を持たせる。
第１図の入力信号は分ｉ器７でＮ個の周波数帯域に分割
される。この際、周波数軸に線形軸と対数Ｓを用いる場
合があるが、後者の方がＮが小さくて済む。τ１．τ２
．・・・、τ、は遅延回路８の遅延時間を示し、＠電果
６の周波数−遅延時間特性を補償する分布とする。
される。この際、周波数軸に線形軸と対数Ｓを用いる場
合があるが、後者の方がＮが小さくて済む。τ１．τ２
．・・・、τ、は遅延回路８の遅延時間を示し、＠電果
６の周波数−遅延時間特性を補償する分布とする。
この方法は、Ｍ延線？タップ付きにしてお（と、聴覚で
再生音を聞きながら遅延時間を調整して、総合で最適な
特性にすることがでさるとい５利点がある。
再生音を聞きながら遅延時間を調整して、総合で最適な
特性にすることがでさるとい５利点がある。
（２） 能動全域通過回路式
なお第１図の分波器７には廿讐回路のスペクトル分布表
示器に用いられる回路を流用することもできる。この際
、ｌ−Ｎの成分を加算すれば入力信号の周波数成分を全
てカバーするようになっていることは言うまでもない。
示器に用いられる回路を流用することもできる。この際
、ｌ−Ｎの成分を加算すれば入力信号の周波数成分を全
てカバーするようになっていることは言うまでもない。
能動全域通過回路は、的えは森下、真野著、１１能動全
域通過回路の振幅ひずみとその補償 通信学会論文集、
７０／１２ 、 Ｖｏｌ ５３−Ａ 、 Ａ１２．
Ｅ）−Ｑ−６８７−６９３（１９７６）に記載されて
いるように、周彼数−退＠特性は平坦で、遅延時間が周
波数で変化している回路である。その回路の一１ｌｆＪ
’ａ’第２図に示す。第２図（ａＪのインピーダンス
Ｚａの定数により、同図（ｂ）の周波数−遅延時間特性
が決まる。
域通過回路の振幅ひずみとその補償 通信学会論文集、
７０／１２ 、 Ｖｏｌ ５３−Ａ 、 Ａ１２．
Ｅ）−Ｑ−６８７−６９３（１９７６）に記載されて
いるように、周彼数−退＠特性は平坦で、遅延時間が周
波数で変化している回路である。その回路の一１ｌｆＪ
’ａ’第２図に示す。第２図（ａＪのインピーダンス
Ｚａの定数により、同図（ｂ）の周波数−遅延時間特性
が決まる。
周波数−遅延特性の形が聴覚の特性の形と同じになれば
遅延時間が１段でよく、不足のとぎは数段、縦接続すれ
ばよい。
遅延時間が１段でよく、不足のとぎは数段、縦接続すれ
ばよい。
この方法は周波数分割と遅延回路による方法に較べて連
続性があるという利点がある。
続性があるという利点がある。
中波ＡＭ受信機のように無線周波増偏段や中間周波段な
有する場合には、等両市に以上述べたのと同様の効果が
出せれば、−この段階で補償してもよい。
有する場合には、等両市に以上述べたのと同様の効果が
出せれば、−この段階で補償してもよい。
この場合には、中心周波数に対して成るべく上側帯波と
下働帝波の遅延時１１Ｊｊを等しくするのが有利である
。また、例えば中間周波段での補償が容易ならば、そこ
での不足の補償量のみ音声段で補償すれば回路構成が容
易となる。
下働帝波の遅延時１１Ｊｊを等しくするのが有利である
。また、例えば中間周波段での補償が容易ならば、そこ
での不足の補償量のみ音声段で補償すれば回路構成が容
易となる。
Ｈ発明の詳細
な説明した通り、中波ＡＭのよ５な狭帯域信号伝送系を
経た音は聴感上迫力感に欠ける場合が多いが、本発明に
よれば聴覚系を含めて物理的に周波数成分による遅延の
ない音を聞（ことができるので、複合音における立上が
りがよくなり迫力も増大するという利点が得られる。
経た音は聴感上迫力感に欠ける場合が多いが、本発明に
よれば聴覚系を含めて物理的に周波数成分による遅延の
ない音を聞（ことができるので、複合音における立上が
りがよくなり迫力も増大するという利点が得られる。
帛１図は本発明による分波型補償回路の回路図、第２図
は能動全域通過回路を示す図、第３図は音源−伝送系一
聴覚系の系統図、第４図は基本波と第３高調波の合成波
形図、第５図は聴覚の周波数−遅延時間特性の一例を示
す図、第６図は方形波の伝送特性による波形の変化を示
す図である。 ｌ・・・原音源、２・−・マイク、３・・・音響信号伝
送系＜Ｈ響機器）、４・・・補償系、５・・・スピーカ
、ヘッドホン、６・・−聴覚系、７・・・分波器、８・
・・遅延回路群、９・−・加算器、１０・・・出力。 兵宋＼坂當匡
は能動全域通過回路を示す図、第３図は音源−伝送系一
聴覚系の系統図、第４図は基本波と第３高調波の合成波
形図、第５図は聴覚の周波数−遅延時間特性の一例を示
す図、第６図は方形波の伝送特性による波形の変化を示
す図である。 ｌ・・・原音源、２・−・マイク、３・・・音響信号伝
送系＜Ｈ響機器）、４・・・補償系、５・・・スピーカ
、ヘッドホン、６・・−聴覚系、７・・・分波器、８・
・・遅延回路群、９・−・加算器、１０・・・出力。 兵宋＼坂當匡
Claims (3)
- （１）（ａ）音響信号をスピーカを介して聴覚に与える
音響信号伝送系に設けられ、可聴域の周波数に応じて遅
延時間が変化する補償手段 を含むことを特徴とする狭帯域伝送系の音質補償回路。 - （２）上記補償手段が （ａ）信号を複数の異なる周波数帯に分けるフイルタ、 （ｂ）該フィルタの複数の出力に対応して設けられ、そ
れぞれの周波数に対応する遅延時間を有する遅延線、お
よび （ｃ）それらの遅延線の出力を加算する手段から成るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の狭帯域伝送
系の音質補償回路。 - （３）上記補償手段が単数の、または縦接続された複数
の能動全域通過回路から成ることを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の狭帯域伝送系の音質補償回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60144966A JPS625713A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 狭帯域伝送系の音質補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60144966A JPS625713A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 狭帯域伝送系の音質補償回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS625713A true JPS625713A (ja) | 1987-01-12 |
| JPH0554727B2 JPH0554727B2 (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=15374330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60144966A Granted JPS625713A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 狭帯域伝送系の音質補償回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS625713A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5230022A (en) * | 1990-06-22 | 1993-07-20 | Clarion Co., Ltd. | Low frequency compensating circuit for audio signals |
| US8027476B2 (en) | 2004-02-06 | 2011-09-27 | Sony Corporation | Sound reproduction apparatus and sound reproduction method |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP60144966A patent/JPS625713A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5230022A (en) * | 1990-06-22 | 1993-07-20 | Clarion Co., Ltd. | Low frequency compensating circuit for audio signals |
| US8027476B2 (en) | 2004-02-06 | 2011-09-27 | Sony Corporation | Sound reproduction apparatus and sound reproduction method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0554727B2 (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |