JPS6255297A - 宇宙航行体の展開物保持開放装置 - Google Patents

宇宙航行体の展開物保持開放装置

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JPS6255297A
JPS6255297A JP60195405A JP19540585A JPS6255297A JP S6255297 A JPS6255297 A JP S6255297A JP 60195405 A JP60195405 A JP 60195405A JP 19540585 A JP19540585 A JP 19540585A JP S6255297 A JPS6255297 A JP S6255297A
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JP
Japan
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holding
releasing
cable
spacecraft
deployable
Prior art date
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Pending
Application number
JP60195405A
Other languages
English (en)
Inventor
入門 寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP60195405A priority Critical patent/JPS6255297A/ja
Publication of JPS6255297A publication Critical patent/JPS6255297A/ja
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、宇宙航行体に塔載される展開物の保持開放装
置に関し、特に人工衛星等に塔載される展開型太陽電池
パネルや展開型アンテナ等の保持開放装置に関するもの
である。
[従来の技術] 一般に宇宙航行体の展開物保持開放装置は、第6図に示
すように収納状態の展開物23上に設置された保持部2
0と宇宙航行体21を連結し保持す、る保持要素22と
、この保持要素22をロック状態に維持するため宇宙航
行体21上に設けられた保持開放機構24及び展開時に
保持要素22のロック状態を解除する分離要素又は破断
要素25から構成される。
従来この種の展開物保持開放装置は人工衛星に塔載され
る折りたたみ式の展開型太陽電池パドル(以下単にパド
ルと表記する)に広く使用されている。
これら従来のパドル保持開放装置の特徴としては以下の
2点が」こげられる。
第1に、パドルの宇宙航行体21への取り付は作業又は
宇宙航行体21からの取り外し作業の容・ 易性から、
パドル保持開放装置を収納状態パドルの周辺部に配置し
ていること、 第2に、パドルを保持する保持要素22(例えばボルト
)の分離又は切断のための分離要素、破断要素として個
々の保持開放機構に内蔵された分難破断用火工品を用い
ていることである。
[解決すべき問題点1 一般に宇宙航行体に塔載される展開物保持開放装置にお
いて、その性能の良し悪しを判断する観点として以下の
3点があげられる。
第1に、打ち」−げ時振動環境が展開物に対して有害な
影響を榮えないように、当該展開物の収納状態における
固有振動数ができるだけ高い値になるように保持できる
こと。
第2に、軌道上において展開物が展開する際、展開物保
持開放装置の開放時動作不良の可能性が少ないこと。す
なわち、展開物保持開放装置の開放動作が高い信頼性を
もって行なわれること。
第3に、収納状態展開物の展開物保持開放装置への取付
は及び取外し作業が容易に行なえること。
以上の観点から見た場合、前述した従来型の展開物保持
開放装置は以下に述べる欠点を有している。
現在、展開物は大型化かつ軽量化の傾向□にあり、これ
によって一般的には展開物収納状態における固有振動数
は低下していく傾向を示す。特に従来型の展開物保持開
放装置では、増刊け、取り外し作業の容易性から当該装
置を展開物周辺部に配置し保持しているため、展開物大
型化に伴う固有振動数の低下は更に著しいものとなる。
このため、打ち上げ時振動環境との有害な干渉を避ける
には展開物自身の高剛性化が必要となり、このことは展
開物の重量増加や収納スペースの増加を招く。もとより
、宇宙航行体においては、限られたロケット打ち−Lげ
使方及びロケットフェアリング内容積の点から、軽量か
つコンパクトであることが望ましく、上述したような展
開物の重量増加、収納スペース増加は望ましくない欠点
であると言える。
また、一般に展開物は複数個の展開物保持開放装置によ
って保持されるが、従来の展開物保持開放装置は保持要
素の分離又は破断のために個々の装置の保持開放機構に
セパレーションナツト等の火工品を有しており、この火
工品によって保持開放機構のロックを解除するものであ
る。したがって−個の装置においても火工品が点火しな
ければ展開物が展開しないという致命的な支障を生じる
。また、ロック解除の信頼性を確保しようとすれば冗長
系を構成せざるを得ないが、そのためには個々の保持開
放装置に火工品を2個又はそれ以上使用することにより
重量の増加という好ましくない結果を招く。
[問題点の解決手段] 上記従来の問題点を解決する本発明の宇宙航行体の展開
物保持開放装置は、打ち上げ時には収納され、軌道上に
て展開する宇宙航行体の展開物を保持開放する展開物保
持開放装置iおいて、前記展開物を収納状態に保持する
ため宇宙航行体上に取り付けた複数の保持開放機構と前
記展開物上の保持部をプリテンションを与えたクランプ
ケーブルにて結合し、かつ複数個の前記保持開放機構を
結合しロック状態とする一本のリリースケーブルを設け
ると共に、前記リリースケーブルを切断することにより
全ての前記保持開放機構のロックを同時に解除する切断
手段を設けて成り、前記リリースケーブルを切断し、前
記クランプケーブルの張力を取り除くことにより前記展
開物の展開を可能ならしめる構成である。
[実施例] 以下、本発明につき好適な一実施例を示す図面を参照し
て詳細に説明する。
第1図から第5図は本発明の一実施例に係る展開型太陽
電池パドルに応用した展開物保持開放装置を示す。
このうち、第1図、第2図は保持開放装置の保持状態を
示したものである。収納状態で折りたたまれたパドルl
は保持要素であるプリテンションを与えられたクランプ
ケーブル2によって保持される。クランプケーブル2の
端末4はパドル保持部3に結合され、また端末5は宇宙
航行体lOに取り付けられた保持開放機構11の一部で
あるロックレバ−6a一端に取外し可能に結合している
。これによってクランプケーブル2のプリテンションは
維持される。
ロックレバ−6aは宇宙航行体10に固定された固定基
台13に設けられた軸14に軸支されている。また、固
定基台13に設けられた軸15には第1図及び第2図に
示す如くロックレバ−6aの他端と接合するロックレバ
−6bが軸支され、軸16にはロックレバ−6bと接合
するロックレバ−6Cが軸支されている。さらに、固定
基台13に設けられた軸17にはストッパ7aを有する
ストッパ付プーリー7が軸支されている。そして、ロッ
クレバ−6a、6b、6c及びストッパ付プーリー7に
は夫々 リコイルバネ8が組み込まれており、常に第3
図及び第4図に示す矢印の向きに回転する力が付与され
ている。
ストッパ付プーリー7には第2図の矢印A方向のプリテ
ンションを与えられたリリースケーブル9が結合されて
おり、このリリースケーブル9によってストッパ付プー
リー9は図中矢印B方向に回転され所定の位置に維持さ
れる。そして、第2図に示す如くストッパ付プーリー9
のストッパー7aにロックレバ−6Cの一端が係合し、
そのロックレバ−6Cの他端にロックレバ−6bの一端
が係合しさらにロックレバ−6bの他端にロックレバ−
6aの一端が係合することにより、ロックレバ−6a、
6b、6Cは第1図及び第2図に示すロック状態となり
上記クランプケーブル2を介してパドル1の収納状態が
保持される。
上記保持開放機構11は第5図に示す如く宇宙航行体1
0上に6個取付けられており、リリースケーブル9は宇
宙航行体上に取り付けられた全ての保持開放機構のスI
・ツバ付プーリー7を結合しており、またリリースケー
ブル上の一点にはケーブル切断要素として切断用火工品
12が設置されている。そして、切断用火工品12によ
ってリリースケーブル9が切断されることによって後述
の如く全ての保持開放機構11は同時にロック解除状態
となる。
第3図、第4図は開放状態を示している。切断用火工品
12によってリリースケーブル9が切断されることによ
りリリースケーブル9からプリテンションが取り除かれ
ると、根リコイルバネ8のバネ力によりストッパ付プー
リー7が回転し、ストッパ7aからロックレバ−6Cが
はずれ、ロックレバ−6Cは リコイルバネ8により第
4図の矢印方向に回転する。ロックレバ−6cが回転す
るとロックレバ−6bが外れ、ロックレバ−6bが第4
図の矢印方向に回転すると共に、それに伴いロックレバ
−6aが外れ第3図の矢印方向に回転しロック状態ガ解
除される。これによりロックレバ−6aからクランプケ
ーブル2の端末5が分離し、パドル1は自由に開放でき
る状態となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、展開物保持開放装置にお
いて展開物を保持する保持要素としてプリテンションを
与えたクランプケーブルを使用し、また全ての保持開放
装置の保持開放機構を一本のリリースケーブルで結合し
たものである。これによって以下に述べる効果を得るこ
とができる。
第1に、展開物の保持にクランプケーブルを用いること
により展開物上の保持部をコンパクトにできるので、原
則として展開物」−のいかなる場所でも保持できる。こ
れによって展開物上の周辺以外の内部の点を保持するこ
とが可能となり、収納状態展開物の振動振巾を小さく抑
え、かつ大型化に伴う固有振動数低下を小さく抑えるこ
とができる。
第2に、全ての展開物保持開放装置の保持開放機構を一
本のリリースケーブルで結合することにより、このリリ
ースケーブル上の一点を切断するだけで全ての展開物保
持開放装置が開放される。
すなわち展開物を展開させるにはケーブル切断用火工品
が原則として一個だけ作動すればよく、また冗長系を構
成させるとしても2個の火工品で足りる。これにより火
工品の点火不良等の事故の可能性を最小限に抑えること
が可能となり、結果として展開物保持開放装置の開放に
おいて高い信頼性を確保することが可能となる。
第3に、保持要素として柔軟なりランプケーブルを用い
ることにより、折りたたみ式の展開型太陽電池パドル等
の展開物であっても保持要素と展開物保持部の結合を容
易に行なうことができる。
したがって、パドル上の内部の点を保持するとしても、
パドル取付け、取外し作業の容易性は損なわれない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る展開物保持開放装置の
保持状態における縦断面図、第2図はその平面図、第3
図は一実施例に係る展開物保持部放装置の開放状態にお
ける縦断面図、第4図はその平面図、第5図は保持開放
機構及びケーブル切断用火工品の配置を示した図、第6
図は展開型太陽電池パドルに使用された従来型の展開物
保持開放装置の構成を示した図である。 l:展開型太陽電池パドル 2:クランプケーブル 3:パドル保持部 6a、6b、6c:ロックレバ− 7:ストッパ付プーリー 7a:ストッパ     8: リコイルバネ9:リリ
ースケーブル lO二宇宙航行体11:保持開放機構 
  12:切断用火工品13:固定基台 14.15.16.17:軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 打ち上げ時には収納され、軌道上にて展開する宇宙航行
    体の展開物を保持開放する展開物保持開放装置において
    、前記展開物を収納状態に保持するため宇宙航行体上に
    取り付けた複数の保持開放機構と前記展開物上の保持部
    をプリテンションを与えたクランプケーブルにて結合し
    、かつ複数個の前記保持開放機構を結合しロック状態と
    する一本のリリースケーブルを設けると共に、前記リリ
    ースケーブルを切断することにより全ての前記保持開放
    機構のロックを同時に解除する切断手段を設けて成り、
    前記リリースケーブルを切断し、前記クランプケーブル
    の張力を取り除くことにより前記展開物の展開を可能な
    らしめることを特徴とする宇宙航行体の展開物保持開放
    装置。
JP60195405A 1985-09-04 1985-09-04 宇宙航行体の展開物保持開放装置 Pending JPS6255297A (ja)

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JP60195405A JPS6255297A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 宇宙航行体の展開物保持開放装置

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JP60195405A JPS6255297A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 宇宙航行体の展開物保持開放装置

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JPS6255297A true JPS6255297A (ja) 1987-03-10

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ID=16340561

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JP60195405A Pending JPS6255297A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 宇宙航行体の展開物保持開放装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5579800A (en) * 1978-12-08 1980-06-16 Messerschmitt Boelkow Blohm System for securing spreadable support plate for solar battery or body in space ship
JPS55136699A (en) * 1979-04-04 1980-10-24 Messerschmitt Boelkow Blohm Keep tension device particularly used for solar heat generator of spacial flying body

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5579800A (en) * 1978-12-08 1980-06-16 Messerschmitt Boelkow Blohm System for securing spreadable support plate for solar battery or body in space ship
JPS55136699A (en) * 1979-04-04 1980-10-24 Messerschmitt Boelkow Blohm Keep tension device particularly used for solar heat generator of spacial flying body

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