JPS6253635A - 顎運動の測定装置 - Google Patents

顎運動の測定装置

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JPS6253635A
JPS6253635A JP60195275A JP19527585A JPS6253635A JP S6253635 A JPS6253635 A JP S6253635A JP 60195275 A JP60195275 A JP 60195275A JP 19527585 A JP19527585 A JP 19527585A JP S6253635 A JPS6253635 A JP S6253635A
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recording
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、顎の動きを測定する装置に間し、特に、上下
の顎の動きが直接表示される装置に間する。
B、従来の技術 下顎に光源を装着し、光源の動きを光センサで受光して
、下顎の動きを測定する装置は提案されている。(特開
昭53−89296号公報)この装置は、下顎歯茎に、
前方に向けて光を発する光源を装着し、光源の前方に、
レンズを介して光センサを配設し、光センサからの信号
を増幅してXYレコーダとデータレコーダに記録してい
る。
更に別の顎運動測定装置として、下顎の動きを3個のポ
テンシオメータで検出する装置も提案されている。(実
開昭54−34290号公報)この装置は、患者の頭部
にフレームを固定し、3個のポテンシオメータでもって
下顎の前後、左右、ゴー下の運動を検出している。
C9従来の問題点 ところが、これ等従来の顎の測定装置は、顎の動きを直
接表示できず、電気信号を演算処理した後、XYレコー
ダやモニタスコープに表示する必要があって、装置全体
が複雑で著しく高価になる欠点があった。
叉、光りて下顎の動きを測定する従来の装置は、下顎と
一緒に顎を動かすと、頭の動きが下顎の動きとして検出
され、顎の動きと頭の動きとを判別出来ない。この為、
測定中に患者が頭を動かすと鎖差の原因となるので、頭
を固定して顎を運動する必要がある。ところが、顎をい
っばいに下げて口を大きく開いた状態は、頭を少し上向
きに動かさなければ、最大限に顎を下げて、口をいっば
いに開くことができない。この為、測定中に、唐1者の
頭が動いて測定誤差を起こし易く、高精度の測定ができ
難い欠点があった。
更に、ポテンシオメータを使用する下顎運動測定装置は
、顎の上下、前後、左右の−動きを、ポテンシオメータ
に伝達する機構が複雑で、しかも顎を開いたときと閉じ
たときとでは前後運動検出用のポテンシオメータの動き
量が異なり、即ち、各ポテンシオメータが独立して顎の
動きが検出できず、それぞれのポテンシオメータの動き
が他のポテンシオメータの動きの函数として変化する為
、演算処理が相当に難しくなる欠点もあった。
本発明は、従来のこれ等の欠点を除去することを目的に
開発されたもので、本発明の重要な目的は、装置全体を
著しく安価に製造できると共に、顎の動きが直接表示さ
れて便利に使用できる顎運動の測定装置を提供すること
にある。
又、本発明の他の重要な目的は、上顎と下顎に装着して
、それぞれの相対運動を表示する為、測定中に頭が動い
ても測定誤差の原因とならず簡単かつ容易に、しかも正
確に顎の動きが測定できる顎運動の測定装置を提供する
ことにある。
更に又、本発明の他の重要な目的は、上顎と下顎との動
きが、それぞれの相対運動として別々にに表示される為
、顎の動きが正確に測定できると共に、下顎全体を剛体
とみなすことによって、下顎の動きが正確に特定でき、
測定された上顎と下顎の軌跡を、コンピュータで演算処
理することによって、下顎の動きが測定できる顎運動の
測定装置を提供することにある。
D、従来の問題点を解決する為の手段 第1図と第2図に示すように、上顎と下顎とに、それぞ
れ記録シー)1a、1bと、プリント部材2a、2bと
が装着される。第1図は下顎に対する上顎の動きを記録
する部分を示し、第2図は上顎に対する下顎の動きを記
録する部分を示す。
第1図に示すように、下顎の前方でその上方に位置して
、下顎記録シート1bが垂直に装着され、この記録シー
)1bの片面に接触又は接近して、上顎プリント部材2
aが上顎に装着され、下顎が運動すると、下顎記録シー
)1bがこれと一体となって運動して、上顎の下顎に対
する動きが記録される。
又、第2図に於て、上顎の前方で下方に位置して、垂直
に上顎記録シー)1aが装着され、この上顎記録シート
1aの片面に、先端が接触又は接近する下顎プリント部
材2bが下顎に装着される。
口を開閉して下顎が運動すると、下顎と一体となって下
顎プリント部材2bが運動し、下顎の上顎に対する動き
が上顎記録シートlaに記録される。
即ち、上顎にも下顎にも、記録シー)1a、1bとプリ
ント部材2a、2bが装着され、下顎が運動すると、二
つの記録シー)1a、1bに別々に顎の運動軌跡が記録
される。
二つの記録シートに記録される運動軌跡は、下顎と上顎
との相対運動軌跡を別々に表示する為、下顎を剛体と考
えるとき、下顎全体の動きが正確に特定できる。必要な
らば、二つの記録シートの表示軌跡から、下顎各部の動
きが計算できる。
従って、本発明の顎運動の測定装置は、2枚の記録シー
トと、2本のプリント部材と、これ等を顎に装着すると
いう至って簡単で安価に多量生産できる機構であるにも
かかわらず、顎の動きが直接表示できて便利に使用でき
、更に必要ならば、表示された二つの運動軌跡から、下
顎全体の動き、並びに下顎各部の動きが正確に計算でき
て、下顎運動が簡単で精密に測定できる特長が実現でき
る。
又、記録シー)・が上顎と下顎との相対運動を記録する
為、患者が測定中に首を上下に動かせても測定誤差の原
因とならない。この為、患者が口をいっばいに開いて頭
が多少上向きになっても正確に顎の動きが測定でき、誰
もが簡単で精密に顎の運動を測定できる。
F、好ましい実施例 第3図ないし第6図に示す顎運動測定装置は、上顎と下
顎に別々に、しかも垂直に装着される記録シートla、
1bと、これ等の記録シー)1a、1bに顎の動きを付
記するプリント部材2a、2bとからなる。
記録シートは上顎に装着される上顎記録シート1&と、
下顎に装着される下顎記録シート11)とからなる。
プリント部材は、上顎に装着される上顎プリント部材2
aと、下顎に装着される下顎プリント部材2bとからな
る。
上顎プリント部材2aは下顎記録シー)1bに、下顎プ
リント部材2bは上顎記録シー)1aに接触又は接近し
ている。
本発明は、記録シートとプリント部材とを、上下の顎に
装着する構造と装着位置とを特定するものてないが、記
録シートとプリント部材とは、第3図及び第4図に示す
ように、上下の歯の外周に沿う装着具3を介して、最も
簡単に、上顎と下顎とに装着できる。
第3図と第4図に示す装着具3は、内側面が、前歯の外
周に沿う形状に形成され、これを歯の外周に嵌着して固
定する。
図示しないが、記録シートとプリント部材とを、直接上
顎に固定せず、上顎と一緒に運動する頭に固定すること
も可能であり、又、下顎に固定する部材も、下の歯に直
接固定せず、下顎に固定することも可能である。
記録シートとプリント部材とは、プリント部材が記録シ
ートに接近又は接触して、プリント部材の移動軌跡が記
録できる全ての部材、例えば、記録シートが感熱紙で、
プリント部材が記録シートに接触する先端にヒータを有
するロッドの場合、記録シートが感光紙で、プリント部
材が先端から記録シートに向けて細く集束された光りビ
ームを照射する光源またはレーザーダイオードである場
合、記録シートが通常の紙で、プリント部材がMト録ベ
ンの場合、記録シートが通常の紙で、プリント部材が細
く収束してインクを噴射するインクジェットノズルの場
合が使用できる。
感熱紙、感光紙、インクジェットのように、電気的に記
録状態が制御できる部材は特に便利に本装置に使用でき
る。これは、4巴者が本装置を装着して何回か顎運動を
練習し、(このときの運動軌跡は記録しない)うまく顎
運動ができるようになった後、lサイクルだけ顎の運動
を記録する状態に制御できる為に外ならない。
記録状態が制御できる記録シートとプリント部材との組
み合わせにおいて、第7図に示すように、例えば0.0
2〜0.5秒間隔で記録線に濃淡を付すことによって、
上下の記録シートに記録される顎運動軌跡に、時間同期
マークを付記できる。
即ち、第8図と第9図に示すように、記録させる顎の運
動軌跡は、どの位置を同じ時間に上下のプリント部材が
通過したかを正確に検知できる。
例えば、スタート点に番号1を付し、その後、濃くプロ
ットされる点に順番に2.3.4 +  ・・・・・と
番号を付すことによって、上下顎運動の特定時間の相対
位置が特定できる。
このように、上下の顎運動軌跡を特定できるものは、上
下の顎の軌跡をコンピュータに入力して、下顎の動きを
計算するときに便利である。
記録シートの記録軌跡の濃淡は、感熱紙とヒータとの組
み合わせの場合、ヒータの通電電流を第7図の波形に対
応させて、一定時間毎にパルス状に強くし、又、光りの
場合は、光度を第7図の波形に対応して一時的に強く、
インクジェットの場合、インクの噴6tfilを一時的
に多くすればよい。
記録シートla、1 k)は、全体を硬いシート状とし
て、全体を交換自在とすることも可能であるが、基板を
上下の顎の連結具に固定し、この基板の表面に、脱着自
在に記録紙を付ηするのが便利に使用できる。
記録紙は、両面接着テープ等の粘着性テープ、あるいは
磁石等を介して簡単に基板に付着できる。
プリント部材を記録シート表面に接着させて顎の運動軌
跡を記録する場合、第5図に示すように、ロット上のプ
リント部材を記録シートに向かって出入り自在に筒4に
挿通し、プリント部材2a、2bをゴム状弾性体、引張
バネ等の弾性体5でもって弾性的に軽く押し出し、先端
を記録シート1a、1b表面に接触させるのがよい。
プリント部材の先端は、ヒータや電球が固定されている
プリント部材が電球やインクジェットノズルの場合、プ
リント部材の先端を記録シートに接触させる必要がない
。従って、これ等のプリント部材は、記録シートに向か
って出入り自在に取り付ける必要はなく、フレームに固
定できる。
プリント部材には、リード線を介して電力を供給し、あ
るいはポンプを介してインクを供給する。
この様に構成された顎運動の測定装置の使用方法は、装
着具3を介して上下の記録シー)1a、Ibとプリント
部材2a、2bとを顎に装着し、プリント部材2a、2
bが記録シー)1a、−1bに記録できる状態として、
口を大きく問いて閉じ、上下顎の相対運動を上下記録シ
ー)1a、1bに記録する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示す概略側面図
、第3図および第4図は本発明の一実施例を示す顎運動
の測定装置の概略斜視図、第5図および第6図は本発明
の一実施例を示す顎運動の測定装置の正面図および右側
面図、第7図はプリント部材の濃淡を付す信号波形を示
すグラフ、第8図および第9図は上顎プリント部材と下
顎プリント部材に表示される顎運動軌跡を示すグラフで
ある。 1a・・上顎記録シート、1b・・下顎記録シート、2
a・・上顎プリント部材、2b・・下顎プリント部材、
3・・装着具、4・・筒、5・・弾性体、 第  1  図 第  3  図 時    間 第  8  図               第  
9  図手続補正書(自発) 昭和61年7月26日 1、事件の表示 昭和60年特  許 願”195275 λ 発明の名
称  顎運動の測定装置 3、 補正をする者 事件との関係特許出願人 氏 名(名称)坂 東 永 − 4、代理人 の詳細な説明の欄」。 8 補正の内容別紙の通り(補正の対象の欄に記載した
事項以外は内容に変更なし) 明    細    書 1、発明の名称 顎運動の測定装置 2、特許請求の範囲 の顎運動の測定装置。 (3)プリント部材が記録ペンである特許請求の範囲第
1項記載の顎運動の測定装置。 −←リープリント部材が記録シートにインクを噴射する
インクジェットノズルである特許請求の範囲第1項記載
の顎運動の測定装置。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、顎の動きを測定する装置に関し、特に、上下
の顎の動きが直接表示される装置に関する。 [従来の技術] 下顎に光源を装着し、光源の動きを光センサで受光して
、下顎の動きを測定する装置は提案されている(特開昭
53−89296号公報)。この装置は、下顎歯茎に、
前方に向けて光を発する光源を装着し、光源の前方に、
レンズを介して光センサを配設し、光センサからの信号
を増幅してXYレコーダとデータレコーダに記録してい
る。 更に別の顎運動測定装置として、下顎の動きを3個のポ
テンシオメータで検出する装置も提案されている(実開
昭54−34290号公報)。この装置は、患者の頭部
にフレームを固定し、3個のポテンシオメータでもって
下顎の前後、左右、上下の運動を検出している。 [従来の問題点] ところが、これ等従来の顎の測定装置は、顎の動きを直
接表示できず、電気信号を演算処理した後、XYレコー
ダやモニタスコープに表示する必要があって、装置全体
が複雑で著しく高価になる欠点があった。 又、光で下顎の動きを測定する従来の装置は、下顎と一
緒に顎を動かすと、頭の動きが下顎の動きとして検出さ
れ、顎の動きと頭の動きとを判別出来ない。この為、測
定中に患者が頭を動かすと誤差の原因となるので、頭を
固定して顎を運動する必要がある。ところが、顎をいっ
ばいに下げて口を大きく開いた状態は、頭を少し上向き
に動かさなければ、最大限に顎を下げて、口をいっばい
に開くことができない。この為、測定中に、患者の頭が
動いて測定誤差を起こし易く、高精度の測定ができ難い
欠点があった。 更に、ポテンシオメータを使用する下顎運動測定装置は
、顎の上下、前後、左右の動きを、ポテンシオメータに
伝達する機構が複雑で、しかも顎を開いたときと閉じた
ときとでは前後運動検出用のポテンシオメータの動き量
が異なり、即ち、各ポテンシオメータが独立して顎の動
きが検出できず、それぞれのポテンシオメータの動きが
他のポテンシオメータの動きの函数として変化する為、
演算処理が相当に難しくなる欠点もあった。 本発明は、従来のこれ等の欠点を除去することを目的に
開発されたもので、本発明の重要な目的は、装置全体を
著しく安価に製造できると共に、顎の動きが直接表示さ
れて連判に使用できる顎運動の測定装置を提供すること
にある。 又、本発明の他の重要な目的は、下顎の上顎に対する相
対運動を表示する為、測定中に頭が動いても測定誤差の
原因とならず簡単かつ容易に、しかも正確に顎の動きが
測定できる顎運動の測定装置を提供することにある。 [従来の問題点を解決する為の手段] 顎運動の測定装置は、記録シートと、この記録シートに
接触または接近して移動軌跡を記録するプリント部材と
、記録シートとプリント部材の一方を上顎と下顎の一方
に装着し、かつ、上顎と下顎の何れかに装着された記録
シートとプリント部材に接近又は接触する位置にプリン
ト部材と記録シートの他方を装着する装着具を備える。 装着具でもって記録シートとプリント部材とを上顎と下
顎と共に相対運動させ、記録シートに顎運動軌跡記録を
測定する。 [作用効果] 第1図と第2図に示す本発明の好ましい実施例の顎運動
の測定装置は、上顎と下顎とに、それぞれ記録シー)1
a、lbと、プリント部材2a、2bとが装着される。 第1図は下顎に対する上顎の動きを記録する部分を示し
、第2図は上顎に対する下顎の動きを記録する部分を示
す。 第1図に示すように、下顎の前方でその上方に位置して
、下顎記録シー)1bが垂直に装着され、この記録シー
)1bの片面に接触又は接近して、上顎プリント部材2
aが上顎に装着され、下顎が運動すると、下顎記録シー
ト1bがこれと一体となって運動して、上顎の下顎に対
する動きが記録される。 又、第2図に於て、上顎の前方で下方に位置して、垂直
に上顎記録シー)1aが装着され、この上顎記録シー)
1aの片面に、先端が接触又は接近する下顎プリント部
材2bが下顎に装着される。 口を開閉して下顎が運動すると、下顎と一体となって下
顎プリント部材2bが運動し、下顎の上顎に対する動き
が上顎記録シー)1aに記録される。 即ち、上顎にも下顎にも、記録シー)1a、1bとプリ
ント部材2a、2bが装着され、下顎が運動すると、二
つの記録シー)1a、1bに別々に顎の運動軌跡が記録
される。 このように、二つの記録シートに、下顎と上顎との相対
運動軌跡を別々に表示すものは、下顎を剛体と考えると
き、下顎全体の動きが正確に特定できる。必要ならば、
二つの記録シートの表示軌跡から、下顎各部の動きが計
算できる。 本発明の顎運動の測定装置は、記録シートと、プリント
部材と、これ等を顎に装着する装着具とからなり、構造
が簡単で安価に多量生産できる機構であり、しかも、顎
の動きが直接表示できて便利に使用でき、更に必要なら
ば、表示された二つの運動軌跡から、下顎全体の動き、
並びに下顎各部の動きが正確に計算できて、下顎運動が
簡単で権蜜に測定できる特長が実現できる。 又、記録シートが顎の相対運動を記録する為、患者が測
定中に首を上下に動かせても測定誤差の原因とならない
。この為、患者が口をいっばいに開いて頭が多少上向き
になっても正確に顎の動きが測定でき、誰もが簡単で精
密に顎の運動を測定できる。 [好ましい実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 第3図ないし第6図に示す顎運動測定装置は、上顎と下
顎に別々に、しかも垂直に装着される記録シート1a、
1bと、これ等の記録シート1a、1bに顎の動きを付
記する)刃ント部材2a、2bとからなる。 記録シートは上顎に装着される上顎記録シート1aと、
下顎に装着される下顎記録シー)1bとからなる。 プリント部材は、上顎に装着される上顎プリント部材2
aと、下顎に装着される下顎プリント部材2bとからな
る。 上顎プリント部材2aは下顎記録シー)1bに、下顎プ
リント部材2bは上顎記録シー)1aに接触又は接近し
ている。 本発明は、記録シートとプリント部材とを、上下の顎に
装着する構造と装着位置とを特定するものでないが、記
録シートとプリント部材とは、第3図及び第4図に示す
ように、上下の歯の外周に沿う装着具3を介して、最も
簡単に、上顎と下顎とに装着できる。 第3図と第4図に示す装着具3は、内側面がζ前歯の外
周に沿う形状に形成され、これを歯の外周に嵌着して固
定する。 図示しないが、記録シートとプリント部材とを、直接上
顎に固定せず、上顎と一緒に運動する頭に固定すること
も可能であり、又、下顎に固定する部材も、下の歯に直
接固定せず、下顎に固定することも可能である。 記録シートとプリント部材とは、プリント部材が記録シ
ートに接近又は接触して、プリント部材の移動軌跡が記
録できる全ての部材、例えば、記Uシートが感熱紙で、
プリント部材が記録シートに接触する先端にヒータを有
するロッドの場合、記録シートが感光紙で、プリント部
材が先端から記録シートに向けて細く集束された光ビー
ムを照射する光源またはレーザーダイオードである場合
、記録シートが通常の紙で、プリント部材が記録ペンの
場合、記録シートが通常の紙で、プリント部材が細く収
束してインクを噴射するイックジェットノズルの場合が
使用できる。 感熱紙、感光紙、インクジェットのように、電気的に記
録状態が制御できる部材は特に便利に本装置に使用でき
る。これは、患者が本装置を装着して何回か顎運動を練
習し、(このときの運動軌跡は記録しない)うまく顎運
動ができるようになった後、lサイクルだけ顎の運動を
記録する状態に制御できる為に外ならない。 記録状態が制御できる記録シートとプリント部材との組
み合わせにおいて、第7図に示すように、汎えば0.0
2〜0.5秒間隔で記録線に濃淡を付すことによって、
上下の記録シートに記録される顎運動軌跡に、時間同期
マークを付記できる。 即ち、第8図と第9図に示すように、記録させる顎の運
動軌跡は、どの位置を同じ時間に上下のプリント部材が
通過したかを正確に検知できる。 例えば、スタート点に番号1を付し、その後、濃くプロ
ットされる点に順番に2.3,4.  ・・・・・と番
号を付すことによって、上下顎運動の特定時間の相対位
置が特定できる。 このように、上下の顎運動軌跡を特定できるものは、上
下の顎の軌跡をコンピュータに人力して、下顎の動きを
計算するときに便利である。 記録シートの記録軌跡の濃淡は、感熱紙とヒータとの組
み合わせの場合、ヒータの通電電流を第7図の波形に対
応させて、一定時間毎にパルス状に強くし、又、光の場
合は、光度を第7図の波形に対応して一時的に強く、イ
ンクジェットの場合、インクの噴射量を一時的に多くす
ればよい。 記録シート1a、1bは、全体を硬いシート状として、
全体を交換自在とすることも可能であるが、基板を上下
の顎の連結具に固定し、この基板の表面に、脱着自在に
記録紙を付着するのが便利に使用できる。 記録紙は、両面接着テープ等の粘着性テープ、あるいは
磁石等を介して簡単に基板に付着できる。 プリント部材を記録シート表面に接着させて顎の運動軌
跡を記録する場合、第5図に示すように、ロッド状のプ
リント部材を記録シートに向かって出入り自在に筒4に
挿通し、プリント部材2a。 2bをゴム状弾性体、引張バネ等の弾性体5でもって弾
性的に軽く押し出し、先端を記録シート1a、lb裏表
面接触させるのがよい。 プリント部材の先端は、ヒータや電球が固定されている
。 プリント部材が電球やインクジェットノズルの場合、プ
リント部材の先端を記録シートに接触させる必要がない
。従フて、これ等のプリント部材は、記録シートに向か
って出入り自在に取り付ける必要はなく、フレームに固
定できる。 プリント部材には、リード線を介して電力を供給し、あ
るいはポンプを介してインクを供給する。 この様に構成された顎運動の測定装置の使用方法は、装
着具3を介して上下の記録シート1a、1bとプリント
部材2a、2bとを顎に装着し、プリント部材2a、2
bが記録シート1a、1bに記録できる状態として、口
を大きく開いて閉し、上下顎の相対運動を上下記録シー
)1a、1bに記録する。 4、図面の簡単な説明 第1図および第2図は本発明の実施例を示す概略側面図
、第3図および第4図は本発明の一実施例を示す顎運動
の測定装置の概略斜視図、第5図および第6図は本発明
の一実施例を示す顎運動の測定装置の正面図および右側
面図、第7図はプリント部材の濃淡を付す信号波形を示
すグラフ、第8図および第9図は上顎プリント部材と下
顎プリント部材に表示される顎運動軌跡を示すグラフで
ある。 1a・・上顎記録シート、 1b・・下顎記録シート、 2a・・上顎プリント部材、 2b・・下顎プリント部材、 3・・装着具、   4・・筒、 5・・弾性体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上顎と下顎に別々にしかも垂直に装着される記録
    シートと、これ等の記録シートに顎の動きを付記するプ
    リント部材とからなり、記録シートは上顎に装着される
    上顎記録シートと、下顎に装着される下顎記録シートと
    からなり、一方、プリント部材も、上顎に装着される上
    顎プリント部材と、下顎に装着される下顎プリント部材
    とからなり、上顎プリント部材が下顎記録シートに、下
    顎プリント部材が上顎記録シートに顎の動きをプリント
    するように構成された顎運動の測定装置。
  2. (2)記録シートが感熱紙で、プリント部材が記録シー
    ト接触部分にヒータを有する特許請求の範囲第(1)項
    記載の顎運動の測定装置。
  3. (3)記録シートが感光性のシートで、プリント部材が
    先端に記録シートに向けて集束された光を照射する光源
    を有する特許請求の範囲第(1)項記載の顎運動の測定
    装置。
  4. (4)プリント部材が記録ペンである特許請求の範囲第
    (1)項記載の顎運動の測定装置。
  5. (5)プリント部材が記録シートにインクを噴射するイ
    ンクジェットノズルである特許請求の範囲第(1)項記
    載の顎運動の測定装置。
JP60195275A 1985-09-03 1985-09-03 顎運動の測定装置 Granted JPS6253635A (ja)

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