JPS6252450A - 電気化学的素子及びその製造方法 - Google Patents

電気化学的素子及びその製造方法

Info

Publication number
JPS6252450A
JPS6252450A JP60192568A JP19256885A JPS6252450A JP S6252450 A JPS6252450 A JP S6252450A JP 60192568 A JP60192568 A JP 60192568A JP 19256885 A JP19256885 A JP 19256885A JP S6252450 A JPS6252450 A JP S6252450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat space
electrode
ceramic
solid electrolyte
electrochemical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60192568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623727B2 (ja
Inventor
Shunzo Mase
俊三 間瀬
Shigeo Soejima
繁雄 副島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP60192568A priority Critical patent/JPH0623727B2/ja
Priority to DE8686306653T priority patent/DE3684654D1/de
Priority to EP86306653A priority patent/EP0218357B1/en
Publication of JPS6252450A publication Critical patent/JPS6252450A/ja
Priority to US07/171,225 priority patent/US4797194A/en
Publication of JPH0623727B2 publication Critical patent/JPH0623727B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4071Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、電気化学的素子及びその製造方法に係り、特
に固体電解質を用いてガス濃度を検出する電気化学的素
子を製造するに際して、得られる電気化学的素子間にお
ける品質のばらつきを効果的に改善せしめ得る素子構造
、並びにそのような特性を有する電気化学的素子を有利
に製造することのできる方法に関するものである。
(従来技術) 従来より、固体電解質を用いた電気化学的素子にて構成
される装置、例えば自動車用内燃機関の排気ガス中の酸
素濃度若しくは未燃焼ガス濃度を検出する空燃比センサ
として、酸素イオン伝導性の固体電解質であるジルコニ
ア磁器と一対の多孔・質電極とを用いて、電気化学的セ
ルを構成し、該一対の電極間に流される電流による電極
反応にて電気化学的ポンピングを行なう一方、該一対の
多孔質電極の一方を、所定のガス拡散抵抗を有する細隙
な空間或いは多孔質セラミック層等の適当な拡散律速手
段を介して、外部の被測定ガス存在空間に連通(露呈)
せしめ、外部の酸素濃度若しくは未燃焼ガス濃度に対応
したポンピング電流を出力するセンサが知られている。
また、このような空燃比センサと同様な、電気化学的ポ
ンピング作用とガス拡散律速の原理を利用した、水、水
素。
二酸化炭素等の検出器(電気化学的装置)も知られてい
る。
ところで、このような電気化学的素子の具体化に際して
は、例えば米国特許第4450065号明細書に、その
−例が示されているように、ジルコニア磁器等の板状の
固体電解質の上に設けられた電極に接触する被測定ガス
側の雰囲気を制御するために、外部の被測定ガス存在空
間に連通ずる予め定められた拡散抵抗を有する平坦な内
部空所(平坦空間)を電気化学的素子内に設け、そして
この内部空所内に前記電極を露呈せしめることにより、
かかる被測定ガス存在空間から導かれる被測定ガスの該
電極への拡散量を、かかる内部空所の拡散抵抗によって
制限し該電極と対をなす他の電極とにより電気化学物ボ
ンピングを行い、更に該電極若しくは該電極と同様に該
内部空所に露呈せしめた他の電極と、固体電解質を介し
て接続された更に他の電極とにより、電気化学的センシ
ングを行ない、もって該電気化学的ボンピングの際流れ
る電流値により被測定ガスの濃度を検知する等の構成を
した電気化学的素子が採用されている。
そして、このような構造の電気化学的素子においては、
外部の被測定ガス存在空間に連通せしめられる内部空所
の拡散抵抗は、一般に該内部空所の構造乃至は形状、特
にその空間間隙(厚み)によって定まることとなるが、
従来にあってはかがる内部空所は一般にその入口部がら
奥部に至るまで略一定の空間間隙(厚み)として形成さ
れるような試みが為されている。
(解決課題) しかしながら、本発明者等が検討したところによると、
上記の如き電気化学的素子の、外部の被測定ガス存在空
間へ連通する平坦な内部空所(平坦空間)の拡散抵抗は
、かがる電気化学的素子を複数製造した場合において、
それら素子間でがなり大きくばらつき、このため一定の
拡散抵抗を有する、換言すれば品質の一定な電気化学的
素子を製造することが困難であることが明らかとなった
のである。また、拡散抵抗を所定の大きさにすることが
困難であったのである。これは、外部の被測定ガス存在
空間へ連通する内部空所の形状が、素子焼成時において
、該内部空所を形成する両側の部材、例えば固体電解質
或いは電極保護層等が該内部空所の入口部で、素子を構
成する各部材の焼成収縮特性の違いのため反りゃだれ等
の変形を惹起することにより、素子個々に大きくばらつ
くことにあるからである。
ところで、このような拡散抵抗の下に、外部の被測定ガ
ス存在空間に連通ずる内部空所としての平坦空間を有す
る電気化学的素子を工業的に生産する上において、それ
ら素子間の拡散抵抗のばらつきを小さくすることは、そ
の品質を保証するためにも重要なことであるが、これま
で、そのような平坦空間の拡散抵抗の変化を阻止すべく
、該平坦空間の厚さを一定と為そうとする試みは、何等
為されていないのが実情である。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、上記の如き課題を解決するた
めに為されたものであって、その特徴とするところは、
(a)板状の固体電解質と、(b)該固体電解質に接し
て設けられた、第一の電極及び第二の電極からなる対を
含む少なくとも一対の電極と、(c)該第一の電極が実
質的に露呈せしめられる、被測定ガス存在空間に連通ず
る予め定められた拡散抵抗を有する細隙な平坦空間と、
(d)該平坦空間内に位置して、該平坦空間の平坦面に
垂直な方向の相対向する二つの平坦空間規定面を橋絡し
、実質的に該平坦空間の厚みを規定しているセラミック
支持部材とを含むように、電気化学的素子を構成したの
である。
なお、かかる本発明に従う電気化学的素子の好ましい実
施形態に従えば、前記第一の電極は、前記平坦空間の入
口から所定の距i9:6控えられた位置に配置せしめら
れており、且つ前記セラミック支持部材が少なくとも該
距離:l内に設けられることとなる。
また、本発明に従う電気化学的素子においては、前記平
坦空間規定面の一方が、前記固体電解質の前記第一の電
極が設けられた面によって構成されるか、或いはかかる
第一の電極を覆うように形成された電極保護層の外表面
によって構成されている一方、平坦空間規定面の他方が
、他の固体電解質の一つの面によって構成されるか、或
いは電極保護層と同様な材質からなる層の外表面にて構
成されることとなる。特に、このような二つの平坦空間
規定面は、実質的に同一の材料にて構成されていること
が望ましく、そして前記セラミック支持部材が該平坦空
間規定面構成材料と同一の材料にて構成されていること
が望ましい。
さらに、本発明の好ましい具体的態様においては、前記
セラミック支持部材は、前記平坦空間内で少なくともそ
の人口部に近接した部位に互いに独立して複数配設せし
められており、またかかるセラミック支持部材は、前記
平坦空間の厚みと略同一の粒子径を有するセラミックス
粒子であることが望ましい。
なお、本発明において、(気化学的素子内に形成される
、内部空間としての予め定められた拡散抵抗を有する細
隙な平坦空間は、その人口部が直接に外部の被測定ガス
存在空間に連通せしめられたり、或いは所定の大きさの
連通孔を介して外部の被測定ガス存在空間に連通せしめ
られるような構造として形成されることとなるが、その
ような平坦空間は、電気化学的素子が板状の固体電解質
とそれに接して設けられた少なくとも一対の電極とから
構成される電気化学的セルの二つを含んで構成される場
合において、それら積層せしめられる電気化学的セルの
間に、有利に形成されることとなる。
また、本発明は、上記の如き構造の電気化学的素子を次
のようにして製造することをも、その特徴とするもので
ある。
すなわち、本発明に従う電気化学的素子の製造方法は、
(a)板状の固体電解質と、(b)該固体電解質に接し
て設けられた、第一の電極及び第二の電極からなる対を
含む少なくとも一対の電極と、(C)該第一の電極が実
質的に露呈せしめられる、被測定ガス存在空間に連通ず
る予め定められた拡散抵抗を有する細隙な平坦空間と、
(d)該平坦空間内に位置して、該平坦空間の平坦面に
垂直な方向の相対向する二つの平坦空間規定面を橋絡し
、実質的に該平坦空間の厚みを規定しているセラミック
支持部材とを含む電気化学的素子を製造するに際して、
(e)焼成によって消失する充填材と、所定のセラミッ
ク粒子とを用いて調製した混合物よりなる所定厚みの層
を前記平坦空間形成部位の少なくとも一部にスクリーン
印刷等の方法により所定の厚さに付着せしめた後、焼成
を行なうことにより、該ペースト中の充填材を消失せし
めて、該平坦空間の少なくとも一部を形成すると共に、
前記セラミック粒子にて構成された、実質的に該平坦空
間の入口からその奥部に至るまでの該平坦空間の厚みを
規定する前記セラミック支持部材を形成するようにした
ことを特徴とす為ものである。
なお、かかる本発明に従う電気化学的素子の製造方法の
好ましい実施態様によれば、前記二つの平坦空間規定面
はそれを構成する実質的に同一のセラミック材料の焼成
によって形成され、かつ前記セラミック支持部材が、該
セラミック材料の焼結温度に比べて、より低温で前記二
つの平坦空間規定面を橋絡せしめるようにされることと
なる。
(作用・効果) このように、本発明にあっては、電気化学的素子内に形
成される、所定の拡散抵抗を有する細隙な平坦空間の厚
みが、かかる平坦空間内に位置して、相対向する二つの
平坦空間規定面を橋絡するセラミック支持部材にて、規
定せしめられることとなるところから、かかる平坦空間
の変形が効果的に防止され得て、その拡散抵抗を所定の
値に制御することができることとなり、以て素子間にお
ける拡散抵抗のばらつきを著しく少なく為し得たのであ
る。
要するに、本発明に従えば、製造される電気化学的素子
の内部の平坦空間の拡散抵抗の変化を効果的に抑制し得
るところから、工業的に大量生産される多数の電気化学
的素子を、それらの性能をばらつきを少なくして、更に
拡散抵抗を所定の大きさにできるところから常に一定の
品質で得ることが可能となるのである。
(実施例) 以下、本発明に従う電気化学的素子の構成を更に明らか
にするために、その具体例を図面に基づいて詳細に説明
することとする。
まず、第1図〜第4図は、自動車エンジンの燃焼制御に
用いられる酸素センサに好適に適用される本発明に従う
電気化学的素子の基本的な構造の一例を示すものであっ
て、2は、イツトリア添加ジルコニア磁器等の固体電解
質からなる基板であり、その両面に一対の電極、すなわ
ち二つの電極部分4a、4aに分割されてなる第一の電
極4と、第二の電極6とが一体的に設けられて、それら
固体電解質基板2および一対の電極4,6にて電気化学
的セルが構成されている。また、この電気化学的セルの
第二の電極6が設けられた側には、アルミナ等からなる
多孔質セラミック層8が設けられて、被測定ガスに接触
せしめられる第二の電極6がかかる被測定ガスから保護
されるようになっている。そして、かかる電気化学的セ
ルの他方の側、すなわち第一の電極4が設けられた側に
は、幅方向の両側にそれぞれ先端部に延びる切欠部10
.10を有するスペーサ部材12および平板状の蓋部材
14がそれぞれ積層せしめられ、該スペーサ部材12の
切欠部10,10が上下方向から電気化学的セルの固体
電解質基板2と蓋部材14にて挟まれることによって、
それらの間に、所定の拡散抵抗を有する、内部空所とし
ての細隙な平坦空間16.16が形成されるようになっ
ている。
すなわち、かかる二つの平坦空間16.16は、スペー
サ部材12の中央突部18によって、電気化学的素子の
先端部において、幅方向に対象的に位置せしめられ、そ
れぞれ素子先端面および側面   ′に開口し、それら
の開口部を通じて外部の被測定ガス存在空間に連通せし
められているのである。
従って、被測定ガスは、それぞれの平坦空間16の開口
部から所定の拡散抵抗の下に導き入れられ、そして該平
坦空間16の開口部からそれぞれ所定距離:Il、、1
.控えられて、その奥部に露呈せしめられた第一の電極
4の各電極部分4a、4aに接触せしめられるようにな
っている。
なお、かかる電気化学的素子の蓋部材工4の外側には更
にヒータ層20が積層されており、このヒータ層20に
よる加熱によって、被測定ガスの温度が低い場合にあっ
ても、電気化学的セルを有利に作動せしめ得るようにな
っている。このヒータ層20は、ヒータエレメント22
を絶縁層24及びセラミック層25にて両側から挟んで
構成されている。また、かかる電気化学的素子を構成す
るスペーサ部材12および蓋部材14は、それぞれ基板
2と同材質のジルコニア等の固体電解質から構成されて
いることが望ましく、これによって基板2との積層構造
体をより一体的な構造となすことができるものであるが
、また他の適当なセラミックス材料からなるものであっ
ても、同等差支えない。
そして、かかる電気化学的素子の内部空所としての平坦
空間I6は、基板2の第一の電極4(具体的には電極部
分4a)の設けられた側の面26と、これに対向する蓋
部材14の面28とによって規定されることとなるが、
それら相対向する二つの平坦空間規定面26.28は、
第1図、第2図(a)、第3図(a)および第4図に示
されるように、平坦空間16の開口部付近に位置する部
位において、所定路離隔てられた複数のセラミック部材
30によって橋絡せしめられ、それによって実質的に平
坦空間16の厚みが規定されているのである。換言すれ
ば、基板2と蓋部材14の相対向する平坦空間規定面2
6.28を橋絡するセラミック部材30の厚さによって
平坦空間16の厚み、特に該平坦空間16の開口部付近
の厚みが制御せしめられて、目的とする平坦空間16の
厚み、すなわち目的とする所定の拡散抵抗−を有する細
隙な平坦空間として構成されているのである。
そして、外部の被測定ガスは、平坦空間16の開口部か
ら導き入れられ、前記セラミック部材30の間の間隔を
通って奥部に配置された第一の電極に接触せしめられる
こととなる。
これに対して、従来のように、平坦空間16を規定する
面26,28がセラミック部材30にて橋絡されない場
合にあっては、第2図(b)および第3図(b)に示さ
れるように、該平坦空間16を形成する基板2や蓋部材
14の焼成による変形によって、かかる平坦空間16の
開口部が大きく口を開けたり、或いはそれとは逆に、か
かる開口部が狭くなる等の変形が惹起されて、平坦空間
16の厚みを所定の値に保持することが極めて難しく、
それ故そのような変形によって、平坦空間1eの拡散抵
抗も種々変化して、素子間におけるばらつきが惹起され
ていたのである。
なお、このような構造の電気化学的素子にあっては、よ
く知られているように電気化学的セルを構成する第一お
よび第二の電極4,6間に外部の直流電源32から所定
の直流電流を流して、所定のイオンを該第一の電極4か
ら第二の電極6に、あるいは第二の電極6から第一の電
極4へ移動せしめ、これにより、被測定ガス存在空間か
ら平坦空間16内を拡散して、第一の電極4に到達する
前記イオンとして移動する成分の気体、或いは該成分の
化学反応を惹起する気体の濃度が、通常の方法に従って
電流計34および電位差計36を用いて検出されること
となる。
また、このような電気化学的素子を製造するに際しては
、よく知られているように、グリーンシート積層法や印
刷法、更には接合法等が適宜に採用されることとなるが
、その際固体電解質基板2の平坦空間規定面26と蓋部
材14の平坦空間規定面28とを橋絡するセラミック部
材3oが形成されるように、該セラミック部材3oの原
料がスクリーン印刷等の手法によって印刷され、そして
一体焼成せしめられることによって、目的とするセラミ
ック部材30が形成されるのである。
さらに、本発明において、かかる電気化学的素子を構成
する電気化学的セルの固体電解質基板2としては、酸素
イオン伝導体であるジルコニア磁器、B t z Os
  Y! 0:I系固溶体等の他、プロトン伝導体であ
るS r Ceo、qsY bo、oso3−a、ハロ
ゲンイオン伝導体であるcai”2等が用いられ、また
電極4,6としては、白金、ロジウム、パラジウム、金
、ニッケル等の金属、或いは酸化錫等の導電性化合物を
用いることができ、その適用法としては、セラミックス
粉末と共に、スラリー状として塗布、スクリーン印刷、
スプレーがけ等を行なった後、焼き付けて、サーメット
電極とするか、或いはメッキ、スパッタリング、CVD
水溶液の熱分解等により、目的とする電極が形成される
こととなる。
また、第5図乃至第7図には、上側のものとは異なる構
造の電気化学的素子の一例が明らかにされている。そこ
において、かかる電気化学的素子は、二つの電気化学的
セル、すなわち電気化学的ポンプセル40と電気化学的
センサセル42及びヒータ層20が積層されて構成され
ており、そして電気化学的ポンプセル40と電気化学的
センサセル42との間に介装せしめられたスペーサ部材
44によって、該スペーサ部材44の切欠孔46部位に
所定の細隙な平坦空間48(第6図参照)が形成せしめ
られるようになっている。
より具体的には、かかる電気化学的素子は、その積層方
向に貫通するガス導入孔50が設けられており、前記電
気化学的ポンプセル40は、かかるガス導入孔50を挟
むように分割せしめられた内側ポンプ電極52と、外側
ポンプ電極54と、それらポンプ電極52.54が両側
の面に一体的に設けられた固体電解質基板56とを含ん
で、構成されている。なお、この電気化学的ポンプセル
40の外側ポンプ電極54上には、前例と同様に電極保
護層としての多孔質セラミック層58が設けられている
また、電気化学的センサセル42は、それぞれ固体電解
質からなる板状の空気通路形成部材60゜62及び64
と、ポンプセル40側の空気通路形成部材60上に、そ
のガス導入孔50を挟んで分割して設けられ、且つ平坦
空間48に露呈せしめられる測定電極66と、ヒータ層
20側の空気通路形成部材64上に設けられ、三つの空
気通路形成部材60.62及び64の重ね合せによって
形成される空気通路70に露呈せしめられた基準電極6
8とから構成されている。なお、空気通路70は電気化
学的素子の端部において開口せしめられており、その開
口部を通じて、大気に連通せしめられるようになってい
る。
そして、かかる電気化学的素子において、スベ−サ部材
44の切欠孔46によって、電気化学的ポンプセル40
と電気化学的センサセル42との間に形成される、内部
空所としての平坦空間48内には、ガス導入孔50に対
するその入口部付近において、換言すれば内側ポンプ電
極52や測定電極66が存在しない領域(β)において
、平坦空間48の厚さと同−若しくはそれよりもやや大
きな大きさの粒子径を有する、固体電解質からなるセラ
ミック粒子72が適数個散在せしめられており、この複
数のセラミック粒子72によって、平坦空間48を形成
する上下の固体電解質基板56(一方の平坦空間規定面
)と、空気通路形成部材60 (他方の平坦空間規定面
)とを橋絡せしめ、以て平坦空間48の厚みを規定して
いるのである。
換言すれば、適数個のセラミック粒子72が平坦空間4
8に存在して、上下の固体電解質基板56と空気通路形
成部材60とを橋絡せしめることによって、焼成時にお
ける平坦空間48の厚みの変化が効果的に抑制され得て
、その厚みを所定の値に効果的に保持することができる
のである。
従って、かかる構造の電気化学的素子にあっては、かか
る素子を貫通するガス導入孔50を通じて導かれる外部
の被測定ガスが、該導入孔50に対して開口する平坦空
間48の入口部から、該平坦空間48内に導き入れられ
、その入口から所定路@:Il控えて配置せしめられた
内側ポンプ電極52や測定電極66に接触せしめられる
こととなるが、かかる平坦空間48の厚みは、セラミッ
ク粒子72の存在によって所定の値に保持されていると
ころから、被測定ガスは目的とする拡散抵抗    値
の下に平坦空間48の奥部に導き入れられることとなる
のである。これによって、所定の被測定ガスに対する素
子の検出値のばらつきを効果的に抑制せしめ得ることと
なったのである。
なお、このような構造の電気化学的素子を用いて、被測
定ガスを測定するに際しては、ポンプセル40における
それぞれの電極52.54に所定の直流電源を接続して
、それら内側および外側ポンプ電極52.54の間に所
定の直流電流を流すことによって、よく知られているよ
うに、その直流の電流量に比例した割合において、酸素
(測定成分)を固体電解質基板56を通じて移動せしめ
、平坦空間48内の被測定ガス中の酸素濃度を変化せし
める。そして、一方では、センサセル42における異な
る雰囲気に晒される測定電極66と基準電極68との間
に惹起される起電力が、それらのリード部を介して接続
せしめられた外部の電圧計によって測定され、このポン
プセル40に流される電流値とセンサセル42で発生す
る起電力に基づレー)で、平坦空1間48内に導かれる
被測定ガス中の測定成分が検出されることとなるのであ
る。
また、第8図及び第9図には、セラミック支持部材とし
てのセラミック粒子72に代わる他の例が示されている
。すなわち、第8図は、電極52゜56の存在しない平
坦空間48の領域(1)において、所定路離隔てて柱状
のセラミック体74が配置されて、このセラミック体7
4にて、上下の固体電解質基板56と空気通路形成部材
60とが橋絡せしめられており、また同様に、第9図に
おいては、帯状のセラミック部材76が所定間隔で設け
られ、このセラミック部材76にて橋絡せしめられてい
るのである。このような柱状のセラミック体74や帯状
のセラミック部材76にても、平坦空間48の変形を効
果的に阻止することができ、それによって、かかる平坦
空間48の拡散抵抗値を所定の値に保持することが可能
である。
さらに、第10図乃至第12図には、本発明に従う電気
化学的素子の他の具体例が示されているが、それは上記
第5図に示された具体例と同様に、電気化学的ポンプセ
ル40と電気化学的センサセル42とヒータ層20とが
積層されて構成されたものであり、また平坦空間48も
、スペーサ部材44がポンプセル40とセンサセル42
の間に介装せしめられることによって、かかるスペーサ
部材44の円形の切欠孔46の部分に形成されることと
なるが、本実施例においては、ポンプセル40の内側ポ
ンプ電極52及びセンサセル42の測定電極66を保護
するために、アルミナ等からなる多孔質セラミックス層
78及び80がそれぞれ設けられているところに、前例
とは異なる特徴を有している。それ故、内側ポンプ電極
52は、多孔質セラミックス層78を介して、平坦空間
48に実質的に露呈せしめられ、また測定電極66も多
孔質セラミックス層80を介して、平坦空間48に実質
的に露呈せしめられるようになっているのである。なお
、本実施例においては、ガス導入孔50が円形孔とされ
ているところから、ポンプセル40の内側ポンプ電極5
2、外側ポンプ電極54やセンサセル42の測定電極6
6は、ドーナツ状のリング電極とされている。
そして、内側ポンプ電極52を保護する多孔質セラミッ
ク層78と、測定電極66を保護する多孔質セラミック
層80との間に形成される内部空所、すなわちガス導入
孔50に連通ずる細隙な平坦空間48内には、その平坦
面の全面に亘って、所定の粒子径のセラミック粒子72
が多数散在せしめられており、それら多数のセラミック
粒子72によって、該平坦空間48の厚さが所定の値に
規定せしめられて、かかる平坦空間48がガス導入孔5
0を通じて導かれる被測定ガスに対して所定の拡散抵抗
を有するように構成されているのである。
なお、ガス導入孔50を通じて導かれる被測定ガスは、
散在するセラミック粒子72の間を通って、平坦空間4
8の奥部に位置する内側ポンプ電極52や測定電極66
に所定の拡散抵抗の下に導かれることとなるのである。
また、このように平坦空間48内に位置せしめられて、
上下の多孔質セラミック層78及び80を橋絡するセラ
ミック粒子72は、それら多孔質セラミック層78,8
0に対して一体的に焼結、結合せしめられることが望ま
しく、それによってそれらセラミックN78.80を有
利に橋絡せしめ得て、かかる平坦空間48の変形が効果
的に抑制せしめられ得るのであり、そのために、かかる
セラミック粒子72は、多孔質セラミック層78や80
と同一の材質の材料が用いられることとなる。また、こ
のセラミック粒子72としては、平坦空間48の目的と
する厚さと同−若しくはそれよりもやや大きな大きさの
粒子径のものが、好適に用いられることとなる。
また、第13図には、前例と同様な円環形状の平坦空間
48内に円形のガス導入孔50から放射状に延びる帯状
のセラミック部材76が所定の位相差を以て配置せしめ
られた例が示されている。
この例においては、セラミック部材76は、平坦空間4
8の最奥部の電極66配設部位まで延び、かかる電極6
6内に入り込んでいるが、電極66には切欠部82が設
けられて、電極66上にセラミック部材76が位置しな
いようになっている。
また、この例においては、セラミック部材76はガス導
入孔50から放射状に延びているが、ガス導入孔50か
ら所定の距離控えて延びてもよい。
このように、本発明にあっては、電気化学的素子の内部
に形成される、内部空所としての平坦空間(16,48
>内に、所定のセラミック支持部材、例えばセラミック
部材30や76、セラミック粒子72、セラミック体7
4を配設して、該平坦空間の両側の面を橋絡せしめ、以
て平坦空間の厚みを規定するようにしたものであるが、
このようなセラミックス支持部材に代えて、平坦空間内
に所定の拡散抵抗を有する多孔質層を充填する構成を採
用することも考えられる。
しかしながら、この多孔質層を平坦空間内に充填する構
成には、多孔質層が存在する部分の電極、特に平坦空間
奥部に位置する電極に接する固体電解質に対して被測定
ガスの供給が不十分となる問題が惹起され易く、これに
よってかかる固体電解質が電気分解により劣化する問題
があり、また多孔質層内において、被測定ガスの濃度分
布が生じて、検出精度が低下する等の問題を内在してい
るのである。
これに対して、本発明に従ってセラミック支持部材を平
坦空間内に配置せしめる場合にあっては、多孔質層を設
けた場合とは異なり、セラミック支持部材間に空間が存
在するために、平坦空間の空間容積が充分に確保され得
て、該平坦空間の電極配設部位において被測定ガスの濃
度分布が生ずるようなことはないのである。また、第1
3図に示されるように、セラミック支持部材が存在する
部分の電極を省略しておけば、被測定ガスの供給不十分
による電極に接する固体電解質部分の劣化を回避しつつ
、平坦空間の厚みを効果的に規定することができるので
あり、更に電極の存在する部分にセラミック支持部材が
位置していても、第10図乃至第12図に示される如く
、セラミック支持部材としてセラミック粒子を用いるよ
うにすれば、かかるセラミック粒子の粒子径は平坦空間
の厚み程度であるところから、実質的に被測定ガスが遮
断されることがなく、固体電解質が劣化すること・はな
いのであり、更に電極上に多孔質保護層が存在する場合
にあっては、被測定ガスの遮断はおきず、従って固体電
解質が劣化することもないのである。
ところで、かくの如き本発明に従う電気化学的素子を製
造するに際しては、固体電解質のセル基板の生素地上に
、スクリーン印刷手法にて電極やそのリード部、更には
スペーサ部材、多孔質保護層等をそれぞれ印刷せしめ、
適宜の構造のセル層となした後、別途に形成された他の
セル層やグリーンシートと重ね合わせ、またヒータ層と
重ね合わせて、目的とする電気化学的素子構造の積層物
を形成せしめた後、全体を焼結、一体化せしめる等の公
知の手法が、適宜に採用されることとなる。
なお、この積層に際して、平坦空間形成部分には、焼成
によって消失する適当な材料、例えばカーボン、紙、昇
華性物質、熱硬化性樹脂等の物質からなる消失層が必要
に応じて存在せしめられ、目的とする平坦空間が焼成に
よって形成されることとなるが、このような消失層に代
えて、或いは該消失層と共に、本発明に従うセラミック
支持部材を形成するためのセラミックペーストがスクリ
ーン印刷せしめられ、そして焼成されることによって、
目的とするセラミック支持部材が平坦空間内に形成され
ることとなる。
特に、第5図〜第7図や第10図〜第12図に示される
如き、セラミック粒子72を平坦空間48内に散在せし
める場合にあっては、上記の如き焼成によって消失する
材料(充填材)と、所定のセラミック粒子とを用いて調
製したスクリーン印刷用ペーストを用い、該ペーストを
前記平坦空間形成部位の少なくとも一部に、前記消失層
に代えて、或いはそれと共に、スクリーン印刷せしめた
後、焼成を行なうことにより、該ペースト中の充填材を
消失せしめて、該平坦空間の少なくとも一部を形成する
と共に、前記セラミック粒子にて構成された実質的に平
坦空間の入口からその奥部に至るまでの該平坦空間の厚
みを規定する前記セラミック支持部材を形成するように
した手法が、好適に採用されることとなる。
なお、その際、セラミック粒子としては、相対向する平
坦空間規定面を形成するII(56,60゜78.80
)を構成するセラミック材料の焼結温度に比べて、より
低温で、それら二つの平坦空間規定面を橋絡せしめるも
のが、好適に用いられることとなる。また、かかるセラ
ミック粒子の粒子サイズ(粒子径)としては、平坦空間
の厚みと略同一(厚みと同一であるばかりでなく、それ
よりもやや大きなものをも含む)である大きさものが選
択されるものとなる。
以上本発明に従う電気化学的素子の幾つかの具体例につ
いて説明してきたが、本発明の電気化学的素子は、上述
のような例示の具体的構造のみに限定して解釈されるも
のでは決してなく、本発明は、その趣旨を逸脱しない限
りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変形、修
正、改良等を加えた形態において実施され得るものであ
って、本発明が、そのような実施形態のものをも含むも
のであることは言うまでもないところである。
また、本発明に係る電気化学的素子は、所定のリーン雰
囲気又はリッチ雰囲気で運転される自動車エンジンの排
ガスセンサとして、有利に用いられ得るものであるが、
また理論空燃比の状態で燃焼せしめられた排気ガス等の
被測定ガスを測定するセンサ等の酸素センサにも、適用
され得るものであり、更には気体中の酸素以外の窒素、
炭酸ガス、水素等の電極反応に関与する成分の検出器、
或いは制御器等にも適用される他、プロトン導電体を用
いた湿度センサ等のセンサにも、本発明は好適に適用さ
れるものである。
さらに、本発明に従う電気化学的素子の製造例を、以下
に幾つか示すが、本発明が、またそのような製造例によ
って限定的に解釈されるものでないことも、言うまでも
ないところである。
実施例 1 第10〜12図に示される電気化学的素子を得るために
、ZrO297モル%、Y20.3モル%よりなる粉末
100重量部に対して、粘土1重量部、ポリビニルブチ
ラール10重量部、フクル酸ジオクチル5重量部を加え
、更に溶剤としてトリクロルエチレン100重量部を用
いて、スラリーを調製し、ドクターブレード法により、
第10図に示される固体電解質基板56、空気通路形成
部材62および64を与える、厚さ0.6鶴の板状固体
電解質板3枚を成形した。
次いで、かかる3枚の固体電解質板の表面に、それぞれ
白金粉末90重量%及びZrO!粉末10重量%よりな
る混合物に対して、ポリビニルブチラール8重量%及び
ブチルカルピトール40重量%を加えたペーストを用い
、スクリーン印刷法により電極52,54,66.68
を図示の如く印刷した。
また、A220398重量%、S i Oz 1.5重
量%、Ca OO,5重量%からなる粉末混合物に対し
て、ポリビニルブチラール10重量%、セパチン酸ジブ
チル5重量%及びブチルカルピトール40重量%を加え
てなるペーストを用いて、スクリーン印刷法により、多
孔質セラミック層58,78.80及び絶縁層24を、
各固体電解質板の上に、図示の如く印刷した。
更に、白金粉末80重量%、Aj2203粉末20重量
%よりなる粉末混合物に対して、エチルセルロース8重
量%及びブチルカルピトールアセテート40重量%を加
えたペーストを用いて、スクリーン印刷法により、かか
る絶縁層24の上に、スクリーン印刷法によりヒータエ
レメント22を図示の如く印刷せしめ、更にその上に、
Zr0279モル%、N bz Os 11モル%、Y
、 0310モル%よりなる粉末混合物に対して、ポリ
ビニルブチラール80重量%、セパチン酸ジプチル3重
量%、ブチルカルピトール40重量%を加えてなるペー
ストを用いて、スクリーン印刷法により、セラミック層
25を形成した。また、かかるセラミックN25を形成
したペーストを用いて多孔質セラミック層80の上に、
スペーサ部材44をスクリーン印刷法により、図に示さ
れるように形成した。
次いで、このようにして形成された多孔質保護層80の
上に、Aiz Ox  98重量%、SiO□】、5重
量%、Ca O0,5重量%からなる混合粉末を分級し
て、粉末粒子径を8μm乃至12μmとした粉末30f
fi量%、及び炭素粉末70重量%からなる混合物に対
して、ポリビニルブチラール12重量%、セパチン酸ジ
ブチル3重量%及びブチルカルピトール40重量%を加
えて、調製したペーストを用いて、平坦空間形成部位4
6に、焼成後筒12図に示されるセラミック粒子(セラ
ミック支持部材)72を与える印刷層を形成した。
そして、このように、それぞれ所定の印刷が施された3
種の固体電解質板を、図示の如く重ね合わせて、加熱、
加圧することにより、一体の積層体とした後、1400
℃の温度で焼成することにより、第12図に示されるよ
うなセラミック粒子72を平坦空間48内に有する酸素
センサ素子(電気化学的素子)を得た。
このようにして得られた酸素センサ素子のポンプ電極5
2.54間に直流電源;測定電極66゜基準電極68間
に電圧計;ヒータエレメント22に直流電源をそれぞれ
接続し、ヒータエレメント22に12Vの電圧を印加せ
しめて、酸素センサを加熱した状態において、大気中で
、センサセル42に発生する起電力が0.2 Vになる
時に、ポンプセル40に流れる電流を、10個の酸素セ
ンサ素子について測定した。
その結果、かかる電流は12±1mAとなり、従来のセ
ラミック支持部材72を有しない酸素センサの場合に得
られた14±6mAに比べて、ばらつきの小さいものと
なり、本発明に従うセラミ 。
ツク支持部材(72)の優れた効果が確認された。
実施例 2 第5図乃至第7図に示される如き電気化学的素子を製造
するために、実施例1で用いた板状固体電解質と同様な
板状固体電解質を第5図に示されるように成形し、基板
56及び空気通路形成部材60.62.64を与える、
4枚の固体電解質板を得た。
次いで、3枚の固体電解質板(56,62,64)の表
面に、実施例1で用いた電極用ペーストを使用して、電
極52,54,66.68をそれぞれ図に示されるよう
に、スクリーン印刷法に形。
成した。また、かかる電極54を形成した固体電解質板
56及び電極68を形成した固体電解質板64の反対側
の面に、実施例1で用いた保護層用ペーストを使って、
多孔質セラミックN58および絶縁層24を、スクリー
ン印刷法により形成した。更に、かかる絶縁N24の上
に、及び電極66を設けた固体電解質板60の上に、実
施例1で用いたヒーク用ペースト、セラミック層用ペー
スl−を使って、ヒータエレメント22、セラミック層
25及びスペーサ部材44を、スクリーン印刷法により
、それぞれ図に示される如く形成した。
次いで、Zr0z97モル%及びYzOi3モル%より
なる混合粉末100重量部に対して、粘度3重量部を加
えた粉末を分級して、粉末粒子径を8μm〜12μmと
し、この粉末5重量%と平均粒子径が3μmのベークラ
イト粉末95重量%からなる混合物に対して、ポリビニ
ルブチラール15重量%、セパチン酸ジブチル7重量%
、ブチルカルピトール40重量%を加えて調製したペー
ストを用いて、焼成にて第7図のセラミツク粒子72配
列を与える印刷層を、スクリーン印刷法により形成した
そして、このようにして得られた4種類の固体電解質板
を、図に示される如き積層形態となるように重ね合わせ
て、加熱、加圧せしめることにより、一体の積層体とし
た後、1400℃の温度で焼成し、第7図に示されるよ
うなセラミック支持部材としてのセラミック粒子72を
平坦空間48の入口部付近に配置した酸素センサ素子(
電気化学的素子)を製造した。
このようにした得られた酸素センサ素子を第5図のVl
−Vl線のところで切断し、平坦空間部分を観察した結
果、第6図に示される如く、平坦空間48はその入口部
からその奥部に渡って、略一定の厚みの平坦空間である
ことが認られ、またセラミック支持部材としてのセラミ
ック粒子72と、固体電解質基板56及び空気通路形成
部材60とが焼結していることが観察された。一方、従
来のセラミック支持部材を用いない素子にあっては、平
坦空間入口部が開いたり、或いは逆に閉じたりするとい
ったことが観察された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電気化学的素子の一つである酸素
センサの一例におけるセンサ素子部分の展開構造を示す
斜視説明図であり、第2図(a)及び第3図(a)はそ
れぞれ第1図における■−■断面及びm−m断面におけ
る要部拡大説明図であり、第4図は第3図(a)におけ
るIV−IV断面要部説明図である。第2図(b)及び
第3図(b)は、それぞれ従来の電気化学的素子の状態
を示す第2図(a)及び第3図(a)に相当する要部断
面図である。第5図は本発明に従う電気化学的素子の他
の例を示す第1図に対応する展開図であり、第6図は第
5図におけるV[−VI断面の要部拡大説明図であり、
第7図は第6図における■−■断面説明図であり、第8
図及び第9図はそれぞれセラミック支持部材の他の例を
示す第7図におけるA部拡大説明図である。第10図は
本発明に従う電気化学的素子の更に異なる例を示す第1
図に対応する展開図であり、第11図は第10図におけ
るXI−XI断面の要部拡大説明図であり、第12図は
第11図におけるXII−XII断面の要部説明図であ
り、第13図はセラミック支持部材の他の例を示す第1
2図に対応する図である。 2:固体電解質基板  4:第一の電極6:第二の電極 8.58,78,80:多孔質セラミック層12.44
ニスペ一サ部材 14:蓋部材 16.48:平坦空間 20:ヒータ層 26.28:平坦空間規定面 30.76:セラミック体材 40:電気化学的ポンプセル 42:電気化学的センサセル 50:ガス導入孔 52:内側ポンプ電極 54:外側ポンプ電極 60.62,64:空気通路形成部材 66:測定電極  68:基準電極 70:空気通路  72:セラミック粒子74:セラミ
ック体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状の固体電解質と、 該固体電解質に接して設けられた、第一の電極及び第二
    の電極からなる対を含む少なくとも一対の電極と、 該第一の電極が実質的に露呈せしめられる、被測定ガス
    存在空間に連通する予め定められた拡散抵抗を有する細
    隙な平坦空間と、 該平坦空間内に位置して、該平坦空間の平坦面に垂直な
    方向の相対向する二つの平坦空間規定面を橋絡し、実質
    的に該平坦空間の厚みを規定しているセラミック支持部
    材とを、 含むことを特徴とする電気化学的素子。
  2. (2)前記第一の電極が、前記平坦空間の入口から所定
    の距離:l控えられた位置に配置せしめられており、且
    つ前記セラミック支持部材が少なくとも該距離:l内に
    設けられている特許請求の範囲第1項記載の電気化学的
    素子。
  3. (3)前記平坦空間規定面の一方が、前記固体電解質の
    前記第一の電極が設けられた側の面によって構成されて
    いる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の電気化学的
    素子。
  4. (4)前記平坦空間規定面の他方が、他の固体電解質の
    一つの面によって構成されている特許請求の範囲第3項
    記載の電気化学的素子。
  5. (5)前記平坦空間規定面の一方が、前記固体電解質上
    に設けられた第一の電極を覆うように形成された電極保
    護層の外表面によって構成されている特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の電気化学素子。
  6. (6)前記平坦空間規定面の他方が、前記電極保護層と
    同様な材質からなる層の外表面にて構成されている特許
    請求の範囲第5項記載の電気化学的素子。
  7. (7)前記二つの平坦空間規定面が実質的に同一の材料
    にて構成されており、且つ前記セラミック支持部材が該
    平坦空間規定面構成材料と同一の材料にて構成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の電気化学的素子。
  8. (8)前記セラミック支持部材が、前記平坦空間内で、
    少なくともその入口側に近接した部位に互いに独立して
    複数配設せしめられている特許請求の範囲第1項乃至第
    7項の何れかに記載の電気化学的素子。
  9. (9)前記セラミック支持部材が、前記平坦空間の厚み
    と略同一の粒子径を有するセラミック粒子である特許請
    求の範囲第1項乃至第8項の何れかに記載の電気化学的
    素子。
  10. (10)前記平坦空間が、前記板状の固体電解質と前記
    少なくとも一対の電極とから構成される第一の電気化学
    的セルと、他の板状の固体電解質とその上に設けられた
    少なくとも一対の電極とから構成される第二の電気化学
    的セルとの間に形成されている特許請求の範囲第1項乃
    至第9項の何れかに記載の電気化学的素子。
  11. (11)板状の固体電解質と、 該固体電解質に接して設けられた、第一の電極及び第二
    の電極からなる対を含む少なくとも一対の電極と、 該第一の電極が実質的に露呈せしめられる、被測定ガス
    存在室間に連通する予め定められた拡散抵抗を有する細
    隙な平坦空間と、 該平坦空間内に位置して、該平坦空間の平坦面に垂直な
    方向の相対向する二つの平坦空間規定面を橋絡し、実質
    的に該平坦空間の厚みを規定しているセラミック支持部
    材とを 含む電気化学的素子を製造するに際して、 焼成によって消失する充填材と、所定のセラミック粒子
    とを用いて調製した混合物よりなる所定厚みの層を前記
    平坦空間形成部位の少なくとも一部に配置せしめた後、
    焼成を行なうことにより、該層中の充填材を消失せしめ
    て、該平坦空間の少なくとも一部を形成すると共に、前
    記セラミック粒子にて構成された、実質的に該平坦空間
    の入口からその奥部に至るまでの該平坦空間の厚みを規
    定する前記セラミック支持部材を形成するようにしたこ
    とを特徴とする電気化学的素子の製造方法。
  12. (12)前記二つの平坦空間規定面がそれを構成する実
    質的に同一のセラミック材料の焼成によって形成され、
    且つ前記セラミック支持部材が、該セラミック材料の焼
    結温度に比べてより低温で前記二つの平坦空間規定面を
    橋絡せしめている特許請求の範囲第11項記載の電気化
    学的素子の製造方法。
  13. (13)前記セラミック支持部材が、前記平坦空間の厚
    みと略同一の粒子径を有するセラミック粒子である特許
    請求の範囲第11項又は第12項記載の製造方法。
JP60192568A 1985-08-30 1985-08-30 電気化学的素子及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0623727B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60192568A JPH0623727B2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30 電気化学的素子及びその製造方法
DE8686306653T DE3684654D1 (de) 1985-08-30 1986-08-28 Elektrochemisches element und verfahren zu seiner herstellung.
EP86306653A EP0218357B1 (en) 1985-08-30 1986-08-28 Electrochemical element and process of manufacturing the same
US07/171,225 US4797194A (en) 1985-08-30 1988-03-22 Electrochemical element

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60192568A JPH0623727B2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30 電気化学的素子及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6252450A true JPS6252450A (ja) 1987-03-07
JPH0623727B2 JPH0623727B2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=16293445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60192568A Expired - Lifetime JPH0623727B2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30 電気化学的素子及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4797194A (ja)
EP (1) EP0218357B1 (ja)
JP (1) JPH0623727B2 (ja)
DE (1) DE3684654D1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62190459A (ja) * 1986-02-17 1987-08-20 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JPH0623727B2 (ja) * 1985-08-30 1994-03-30 日本碍子株式会社 電気化学的素子及びその製造方法
JP2007040838A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Denso Corp ガスセンサ素子の製造方法及びガスセンサ素子
JP2007147293A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Honda Motor Co Ltd ガス濃度検出装置
JP2008525773A (ja) * 2004-12-28 2008-07-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガスセンサに用いられるセンサ素子
JP2011214852A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Ngk Insulators Ltd ガスセンサ素子の製造方法
WO2023195526A1 (ja) * 2022-04-07 2023-10-12 湖北工業株式会社 電解コンデンサ用リード端子、圧延部の製造装置、及び、圧延部の製造方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5242573A (en) * 1985-02-25 1993-09-07 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method of making air/fuel ratio sensor
JPH087179B2 (ja) * 1986-09-27 1996-01-29 日本碍子株式会社 ガスセンサ
DE3728289C1 (de) * 1987-08-25 1988-08-04 Bosch Gmbh Robert Nach dem polarographischen Messprinzip arbeitende Grenzstromsonde
FR2620868B1 (fr) * 1987-09-22 1994-03-25 Thomson Csf Procede de realisation de microcavites et application a un capteur electrochimique ainsi qu'a un chomatographe en phase gazeuse
DE3841611A1 (de) * 1988-12-10 1990-06-13 Bosch Gmbh Robert Sensorelement fuer grenzstromsensoren zur bestimmung des (lambda)-wertes von gasgemischen
US4980044A (en) * 1989-03-31 1990-12-25 General Motors Corporation Oxygen sensor having a flat plate element and heater
US5298138A (en) * 1992-02-28 1994-03-29 Ceramatec, Inc. Solid electrolyte ion conducting device
JPH06235715A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Toyota Motor Corp 酸素濃度センサ
US5413683A (en) * 1993-03-25 1995-05-09 Ngk Insulators Ltd. Oxygen sensing apparatus and method using electrochemical oxygen pumping action to provide reference gas
DE4342005C2 (de) * 1993-12-09 2003-03-27 Bosch Gmbh Robert Planare elektrochemische Sonde und Verfahren zu deren Herstellung
JP3340028B2 (ja) * 1996-07-12 2002-10-28 三菱電機株式会社 ガスセンサ
DE19941051C2 (de) * 1999-08-28 2003-10-23 Bosch Gmbh Robert Sensorelement zur Bestimmung der Sauerstoffkonzentration in Gasgemischen und Verfahren zur Herstellung desselben
DE10121889C2 (de) * 2001-05-05 2003-07-24 Bosch Gmbh Robert Sensorelement
DE10339458A1 (de) * 2002-08-28 2004-03-25 Denso Corp., Kariya Gasmessfühler und Verfahren zu dessen Herstellung
JP6227300B2 (ja) * 2013-06-27 2017-11-08 日本特殊陶業株式会社 ヒータおよびガスセンサ素子
DE102015226644A1 (de) 2015-12-23 2017-06-29 Robert Bosch Gmbh Sensorelement zur Erfassung mindestens einer Eigenschaft eines Messgases in einem Messgasraum

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577551A (en) * 1980-05-10 1982-01-14 Bosch Gmbh Robert Electrochemical measuring feeler for measuring oxygen content in gas and production of electrochemical measuring feeler sensor element
JPS5893862U (ja) * 1981-12-21 1983-06-25 日本特殊陶業株式会社 酸素センサ
JPS6064245A (ja) * 1983-09-19 1985-04-12 Hitachi Ltd 酸素を媒体とするガス組成検出装置
JPS60114762A (ja) * 1983-11-28 1985-06-21 Hitachi Ltd 酸素濃度測定装置の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4051009A (en) * 1975-05-19 1977-09-27 Basf Wyandotte Corporation Bipolar electrolytic filter press cell frame
FR2442444A1 (fr) * 1978-11-21 1980-06-20 Thomson Csf Capteur electrochimique des concentrations relatives d'especes reactives dans un melange fluide, et systeme comportant un tel capteur, notamment pour la regulation
US4505807A (en) * 1982-02-22 1985-03-19 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Oxygen sensor
JPS58153155A (ja) * 1982-03-09 1983-09-12 Ngk Spark Plug Co Ltd 酸素センサ
JPS59178354A (ja) * 1983-03-29 1984-10-09 Ngk Spark Plug Co Ltd 酸素センサ
US4579643A (en) * 1983-11-18 1986-04-01 Ngk Insulators, Ltd. Electrochemical device
DE3482745D1 (de) * 1983-11-18 1990-08-23 Ngk Insulators Ltd Elektrochemische vorrichtung mit einem messfuehlelement.
JPS60173461A (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 Nissan Motor Co Ltd 酸素センサ
JPS6118857A (ja) * 1984-07-06 1986-01-27 Ngk Insulators Ltd 電気化学的セルの製造方法
JPS61147155A (ja) * 1984-12-20 1986-07-04 Ngk Insulators Ltd 電気化学的装置
JPH0623727B2 (ja) * 1985-08-30 1994-03-30 日本碍子株式会社 電気化学的素子及びその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577551A (en) * 1980-05-10 1982-01-14 Bosch Gmbh Robert Electrochemical measuring feeler for measuring oxygen content in gas and production of electrochemical measuring feeler sensor element
JPS5893862U (ja) * 1981-12-21 1983-06-25 日本特殊陶業株式会社 酸素センサ
JPS6064245A (ja) * 1983-09-19 1985-04-12 Hitachi Ltd 酸素を媒体とするガス組成検出装置
JPS60114762A (ja) * 1983-11-28 1985-06-21 Hitachi Ltd 酸素濃度測定装置の製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623727B2 (ja) * 1985-08-30 1994-03-30 日本碍子株式会社 電気化学的素子及びその製造方法
JPS62190459A (ja) * 1986-02-17 1987-08-20 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2008525773A (ja) * 2004-12-28 2008-07-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガスセンサに用いられるセンサ素子
JP4740258B2 (ja) * 2004-12-28 2011-08-03 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガスセンサに用いられるセンサ素子
JP2007040838A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Denso Corp ガスセンサ素子の製造方法及びガスセンサ素子
JP4715375B2 (ja) * 2005-08-03 2011-07-06 株式会社デンソー ガスセンサ素子の製造方法及びガスセンサ素子
JP2007147293A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Honda Motor Co Ltd ガス濃度検出装置
JP4654117B2 (ja) * 2005-11-24 2011-03-16 本田技研工業株式会社 ガス濃度検出装置
JP2011214852A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Ngk Insulators Ltd ガスセンサ素子の製造方法
WO2023195526A1 (ja) * 2022-04-07 2023-10-12 湖北工業株式会社 電解コンデンサ用リード端子、圧延部の製造装置、及び、圧延部の製造方法
JP2023154586A (ja) * 2022-04-07 2023-10-20 湖北工業株式会社 電解コンデンサ用リード端子、圧延部の製造装置、及び、圧延部の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0218357A3 (en) 1989-06-14
DE3684654D1 (de) 1992-05-07
JPH0623727B2 (ja) 1994-03-30
EP0218357A2 (en) 1987-04-15
EP0218357B1 (en) 1992-04-01
US4797194A (en) 1989-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6252450A (ja) 電気化学的素子及びその製造方法
US4798693A (en) Method of manufacturing an electrochemical device
KR0148683B1 (ko) 제한 전류 센서용 센서 소자
JPS6365360A (ja) ガスセンサ及びその製造法
EP0294085B1 (en) Electrochemical elements
JP2795659B2 (ja) 混合気のλ値を測定するための限界電流センサ用のセンサエレメント
JPS6118857A (ja) 電気化学的セルの製造方法
JPH0473551B2 (ja)
JPH0221545B2 (ja)
JP2744088B2 (ja) 空燃比センサ
JP3597234B2 (ja) ガス混合物中のガス成分を測定するためのプレーナ型電気化学式センサおよびその製造方法
US5310472A (en) Sensor element for limiting current sensors to determine the lambda value of gas mixtures
JPH065222B2 (ja) 電気化学的素子
JPS62100657A (ja) 電気化学的装置
JPH0516543B2 (ja)
US20020100697A1 (en) Gas sensor with uniform heating and method of making same
JPS6382355A (ja) ガスセンサ
US6797138B1 (en) Gas senior design and method for forming the same
JP2514664B2 (ja) 酸素センサ
JP2612584B2 (ja) 酸素検出素子の製造方法
JPH09264872A (ja) ガスセンサ
JPS61243355A (ja) 電気化学的装置
JPH0527822B2 (ja)
JPS60259948A (ja) 電気化学的装置
JP2513234B2 (ja) 酸素濃度検出器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term