JPS6252274B2 - - Google Patents

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JPS6252274B2
JPS6252274B2 JP54003022A JP302279A JPS6252274B2 JP S6252274 B2 JPS6252274 B2 JP S6252274B2 JP 54003022 A JP54003022 A JP 54003022A JP 302279 A JP302279 A JP 302279A JP S6252274 B2 JPS6252274 B2 JP S6252274B2
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JP
Japan
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turbine bypass
bypass valve
reactor
turbine
output
Prior art date
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JP54003022A
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English (en)
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JPS5595898A (en
Inventor
Katsuo Niizawa
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5595898A publication Critical patent/JPS5595898A/ja
Publication of JPS6252274B2 publication Critical patent/JPS6252274B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

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  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子力発電所の原子炉出力制御装置
に係り、特に大容量のタービンバイパス系を有す
る原子力発電所の負荷しや断時の出力制御特性を
改良した原子力発電所の出力制御装置に関するも
のである。
従来の原子力発電所は、タービンの定格主蒸気
流量の10〜35%のタービンバイパス弁を有してお
り、原子炉圧力又は蒸気発生器の圧力を一定にす
るため、このタービンバイパス弁の開度制御を行
つている。このタービンバイパス弁の容量は一般
に、原子炉起動停止や、電力系統の地絡事故等に
よる瞬間的な負荷変動等を吸収するに必要な容量
であつた。
しかし、昨今の電力系統に占める原子力発電所
の重要性が増すに従い、電力系統の事故に対し
て、原子力発電所の責務が重要視されてるように
なり、このため、タービンバイパス系の容量を大
容量又は、100%容量にして、原子力発電所単独
で運転を継続し電力系統復旧後は速やかに電力を
供給する原子力発電所の出力制御装置が開発され
てきた。
しかしながら、タービンバイパス容量の大容量
化は従来使用しているタービンバイパス弁で構成
すると約20個の弁を必要とする。このため、著し
く、タービンバイパス系の信頼性を低下すること
になる。従つて、タービンバイパス弁が適正量開
かなかつた場合に原子炉を出力運転継続状態にす
ると原子炉の燃料棒が非常に危険な状態になる事
も予想される。又、タービンバイパス弁が1弁開
らかない場合にも原子炉をスクラムさせると原子
力発電所の稼動率が低下し、電力系統より期待さ
れている責務をまつてうしないことになる。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、
第1の目的は負荷しや断に際して原子炉出力をタ
ービンバイパス弁開度に応じて制御できる原子力
発電所の出力制御装置を得ることにある。他の目
的は、負荷しや断時のタービンバイパス弁開度の
適否を判定できる装置を得ることにある。
以下図面を参照して本発明の一実施例を示す。
第1図に本発明を適用した沸騰水形原子力発電所
の構成ブロツク図を示す。原子炉圧力容器1内に
は、炉心2と冷却材(図示してない)が設けられ
ており、制御棒3の位置を制御棒位置制御装置4
で制御することにより、出力を変化される。原子
炉出力即ち主蒸気は主蒸気配管5よりタービン制
御装置25で制御される、タービン主蒸気止め弁
6とタービン蒸気加減弁7を経て、高圧タービン
8と低圧タービン9,10,11に蒸気を供給し
タービンを回転させ、発電機13で電気出力とし
て、電力系統(図示してない)に電力を供給して
いる。一方、主蒸気配管5は分岐してタービンバ
イパスヘツダ17に連通し、複数のタービンバイ
パス弁を介して復水器14,15,16に接続さ
れている。このタービンバイパス弁18の夫々は
前記タービン制御装置25により、前記原子炉圧
力容器1内の蒸気圧力が一定になる様制御されて
いる。タービンバイパス弁18よりの蒸気は復水
器14,15,16に均等に配分されて流入す
る。タービンバイパス弁18は、1100MWeクラ
スのタービンバイパス系では、約10〜20個設けら
れる。3分割されて復水器14,15,16へ接
続されている。タービンバイパス弁の開動作は、
タービンバイパス弁全開検出リミツトスイツチ1
9を各弁に4個設けて検出している。(図ではそ
のうちの1個づつを示している。)一般にタービ
ンバイパス弁は全閉より全開までに0.1〜0.2秒の
時間を要する。
タービンバイパス弁全開検出リミツトスイツチ
19は出力信号はタービンバイパス弁開度判定装
置24に接続されている。又前記主蒸気配管5に
は流量検出器20が直列に4個(図ではそのうち
の1個を示す)設けられており、その出力は夫々
計装配管21を介して流量−電気信号変換器22
に接続されそこで電気信号23となつて、前記タ
ービンバイパス弁開度判定装置24の入力端子に
接続されている。タービンバイパス弁開度判定装
置24は第2図に1点鎖線で囲んで示す構成を持
つた独立した4組の回路からなつている。4組の
回路の入力端子には第2図に示すように前記ター
ビンバイパス弁全開検出リミツトスイツチ19と
流量−電気信号変換器22とが接続されている。
(即ち第2図の回路は4組設けられている。) このタービンバイパス弁開度判定装置24の出
力信号は前記4組の回路に対応して42A,42
B,42C,42Dの4個出され、前述の制御棒
位置制御装置4の入力信号となつており、タービ
ンバイパス弁開度判定装置24の出力信号の4組
のうちいずれか2組が同動に作動すれば、即ち4
2A,42B,42C,42Dのいずれか2組が
接点をOFFにすれば制御棒3は全挿入即ち原子
炉スクラムになる様構成されている。第2図は、
タービンバイパス弁開度判定装置24の内部回路
である。流量−電気信号変換器22の出力は、記
憶装置30を経て、タービンバイパス弁開度要求
装置31の入力信号となる。記憶装置30は、タ
ービン制御装置25よりの発電機13の負荷しや
断を検出する信号44により動作する補助リレー
の接点49がONになつた時の主蒸気流量を記憶
する。タービンバイパス弁開度要求装置31は、
負荷しや断時主蒸気流量即ちタービン出力に適し
たタービンバイパス弁総合開度を演算する。ター
ビンバイパス弁全開検出リミツトスイツチは、タ
ービンバイパス弁開度判定装置24のシステム電
源の正極に接続されており、他方はタービンバイ
パス弁総合開度演算装置32の演算抵抗器Ra…
…Ri……Rnに接続している。タービンバイパス
弁開度要求装置31の出力も同様に演算抵抗器R
Qに接続している。
これらの抵抗器は、 Ra+Rb+……+Ri+……+Rn=RQ …(1) Ra=Rb=……=Ri……=Rn …(2) の関係にあり、タービンバイパス弁全開検出のリ
ミツトスイツチが各々ONになつた時演算抵抗器
に各々印加する電圧と、タービンバイパス弁開度
要求装置31の出力信号が演算抵抗器Raに印加
する電圧は、等しくなる。コンパレータ33は、
タービンバイパス弁総合開度演算装置32の出力
が正極の時作動し、出力接点41をOFFにし
て、補助リレー42を無励磁にする。この出力は
第1図の制御棒位置制御装置の入力信号42A,
42B,42C,42Dとなる。又補助リレー4
2は、負荷しや断信号44が動作した後、約0.2
秒後に動作する遅延リレー48の接点43が
OFFになる迄動作を継続している。負荷しや断
信号44は補助リレー45の接点47で記憶回路
を構成しており、リミツトスイツチ46をOFF
にする迄記憶している。
次に本発明の作用について説明する。発電機の
負荷しや断が発生すると、これをタービン制御装
置25で検出し、タービン蒸気加減弁7を急速に
閉止する。この時タービンバイパス弁18が開か
ないと原子炉圧力が異常に上昇し、そのままでは
炉に正の反応度が加わり、炉出力が異常に上昇し
原子炉停止制限(高中性子束スクラム)に達し、
原子炉のスクラムに至る。この原子炉スクラムを
防止するために、タービンバイパス弁18を急速
開放し、過渡的には最大100%の蒸気を復水器1
4,15,16へバイパスする流量が等しい場合
は、原子炉はスクラムせずにすむが、なんらかの
原因でタービンバイパス弁18が開放しなかつた
場合には、すみやかに原子炉スクラムさせる必要
がある。原子炉は、第3図に示す如く、タービン
へ流入する蒸気に対して、復水器14,15,1
6へバイパスする蒸気量が85%以上であれば健全
な運転を継続できる様になつている。(第3図
は、負荷しや断時の原子炉出力とその時に必要な
タービンバイパス弁開度を示すものである。)従
つて、主蒸気流量を流量検出器22で常に監視し
ておき、負荷しや断が発生すると、その時の主蒸
気流量を記憶装置30で記憶する。この時の主蒸
気流量に対し、タービンバイパス弁開度要求装置
31で必要なバイパス弁開度即ちバイパス弁の容
量は全て等しいので、開放すべきバイパス弁18
の個数をセツトする。一方タービン制御装置25
の制御で、タービンバイパス弁18が全開し、開
度検出用リミツトスイツチ19がONする。ター
ビンバイパス弁総合開度演算装置32で、開放し
たバイパス弁の合計個数とセツト値が比較され、
セツト値より開放したバイパス弁18の数が大き
い場合には、コンパレータ33が不動作になつて
いる。このタイミングは、負荷しや断発生後0.1
秒でタービンバイパス弁が全開するので、その時
迄は遅延リレー48の出力接点がONになつてい
るので、補助リレー42は動作している。0.1秒
後1=出力接点43がOFFし、コンパレータ3
3の出力接点41で補助リレー42は制御され
る。従つて、タービンバイパス弁18の開放個数
が少ない場合には、補助リレー42が復帰し、制
御棒位置制御装置4への出力信号42A,42
B,42C,42Dを復帰させ制御棒3を炉心に
急速挿入して原子炉をスクラムさせる。
以上説明のように本発明装置は構成されている
ので次に記す効果を奏する。
第1の効果は、安全性を損うことなく稼動率を
向上できることである。即ち、主蒸流量とタービ
ンバイパス弁開度を比較しているので、バイパス
弁1弁が故障して開放しないときは無用な原子炉
スクラムを避け運転を継続でき、電力系統が復旧
すると再び円滑にかつ速みやかに電力を供給でき
る。又必要個数のタービンバイパス弁が開放しな
い時にはすみやかにスクラムさせることができ
る。
第2の効果は、大容量原子力発電所が部分負荷
で運転される場合スクラム回避のチヤンスを大き
くできることにある。即ち、低負荷運転でも数弁
のタービンバイパス弁が開放しない場合やむを得
ずスクラムしていたものを余裕を持つて自動的に
スクラムを回避できる。
第3の効果は、タービンバイパス弁のメンテナ
ンスやサーベランステストが容易になつたことで
ある。即ち、1弁をメンテナンスやサーベランス
テストで開放できない場合が生じても安全に原子
炉スクラム又は原子炉運転を継続できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロツク
図、第2図はタービンバイパス弁開度判定装置を
示すブロツク図、第3図は負荷しや断時に必要な
タービンバイパス弁開度を示す説明図である。 4……制御棒位置制御装置、18……タービン
バイパス弁、19……タービンバイパス弁開度検
出リミツトスイツチ、20……主蒸気流量検出
器、22……蒸気−電気信号変換器、24……タ
ービンバイパス弁開度判定装置、30……記憶装
置、31……タービンバイパス弁開度要求装置、
32……タービンバイパス弁総合開度演算装置、
33……コンパレータ、42,45……補助リレ
ー、42A,42B,42C,42D……スクラ
ム信号、48……遅延リレー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原子力発電所の負荷しや断時の原子炉出力を
    記憶する記憶装置と、復水器へ流入するタービン
    バイパス蒸気量を検出する検出装置と、前記記憶
    装置のデータと前記タービンバイパス蒸気量の大
    小とを比較する比較装置とからなり、前記タービ
    ンバイパス蒸気量が負荷しや断時の原子炉出力以
    下であるとき原子炉へ制御棒の急速挿入を行うこ
    とを特徴とする原子力発電所の出力制御装置。 2 比較装置は、記憶装置に記憶された原子炉出
    力から負荷しや断時必要なタービンバイパス弁開
    度量を設定しこの値とタービンバイパス蒸気量と
    してタービンバイパス弁動作検出器の動作信号か
    ら決定した値とを比較することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の原子力発電所の出力制御
    装置。
JP302279A 1979-01-17 1979-01-17 Atomic power plant power control device Granted JPS5595898A (en)

Priority Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01253564A (ja) * 1988-02-24 1989-10-09 Outboard Marine Corp 内燃機関エンジン用燃料供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114403A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 Hitachi Ltd タ−ビンバイパス弁の制御方法
JP4230638B2 (ja) * 2000-04-10 2009-02-25 株式会社東芝 原子力発電プラントの蒸気タービン制御装置

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