JPS6252098A - 液圧機構の被充填容器に液を充填する方法 - Google Patents

液圧機構の被充填容器に液を充填する方法

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JPS6252098A
JPS6252098A JP18475185A JP18475185A JPS6252098A JP S6252098 A JPS6252098 A JP S6252098A JP 18475185 A JP18475185 A JP 18475185A JP 18475185 A JP18475185 A JP 18475185A JP S6252098 A JPS6252098 A JP S6252098A
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JP
Japan
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liquid
container
filled
filling
hydraulic
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Pending
Application number
JP18475185A
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English (en)
Inventor
和生 深澤
柚井 義博
渡辺 龍也
達哉 西村
山中 直治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Nissan Motor Sales Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Nissan Motor Sales Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6252098A publication Critical patent/JPS6252098A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は液圧機構、たとえば車輌の液圧ブレーキ機構、
油圧を利用したポンプや油圧シリンダーなどを有するΦ
桶川すフト装買機構などの被充填容器、たとえば車輌の
各種シリンダー、リフ1゛装首の油圧シリンダーなどに
液を充填覆る方法に関する。
「従来の技術」 従来、液圧機構の被充填容器、たとえば車輌の液圧ブレ
ーキ機構のマスターシリンダーなどを右するブレーキ回
路にブレーキ液を充填する場合は、タンク内に収容され
たブレーキ液を圧送ポンプで直接前記ブレーキ回路の給
液口へ圧送して給液すると共にブレーキ回路のa1友取
口からブレーキ液を流出さげ、よって、ブレーキ回路内
に存する空気をブレーキ液により押し流す方法、あるい
はブレーキ回路の給液口または液扱取口から真空ポンプ
等により液圧ブレーキ機構内の空気を排出し、いわゆる
真空引きを行なった後に前記いずれかの口よりタンク内
のブレーキ液を圧送ポンプで直接ブレーキ回路内に圧送
して給液する方法などが提案されていた。
しかしながら、このような従来の充填方法は、人気中又
は大気圧以」−の条件下で被充填容器に充填した場合は
特に問題の発生はないが、被充填容器内を充填に先だら
減圧をしている後者の方法などでは、充填の際にブレー
キ液中の溶解ガスが気泡として液体中より発生し、その
結果、被充填容器内に空気として残留する場合が生じた
。けだし、大気圧下において、どんな液体中においても
1〜2%(体積率)の気体が溶解しているが、かような
場合大気圧中又は大気圧より高い状況で液体をあつかう
分には何ら支障がないが、減圧、高温、振動、撹I半な
どの条件下では液体分子間に入り込んでいる気体分子が
気泡となってしまうからである。特に車輌の液圧ブレー
キ機構では真空引きを行なってブレーキ液をブレーキ回
路内に充填し終った後においても、液圧機構内のAリフ
イスや微小寸法の屈曲路などのためブレーキ回路内に空
気が残留する場合があった。その結果、液圧機構の機能
が低下をまねく危れがあった。
そこで、この欠点を解消するために被充填容器内の圧力
を極力絶対真空に近づける方法や減圧の径路と充填の径
路を極力分離する方法、ざらには特開昭55−3161
9号公報に提案されているように液圧ブレーキ機構のブ
レーキ回路の始端と該回路の最端末との双方から同時に
真空引きを行なう方法などがそれぞ−れ試みられている
が、これらの方法は減圧時の所要時間が長いばかりか真
空充填装置自体が大規模になってしまうという欠点があ
った。
「本発明の目的」 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、液圧機構の被
充填容器に液を充填しても空気が極力残留しないように
し、よって、液圧機構の機能の劣化の防止を図ることが
でき、また短時間で液を被充填容器に充填することがで
き、さらに真空充填装置などを複雑な構造にすることな
しに大量の液を連続的に被充填容器に給液することがで
きる液圧機構の被充填容器に液を充填する方法を得るに
ある。
「本発明の目的を達成するための手段」本発明の液圧機
構の被充填容器に液を充填する方法は、圧力ポンプで圧
送されたブレーキ液などの液を真空状態の容器の内壁面
に衝突させ、それにJ:って生じた液中の溶存ガスを真
空ポンプを経由して大気に放出させて脱気を行ない、し
かる後に脱気された液を自動の真空充填装置を介して液
圧機構の被充填容器に充填することを特徴としている。
「本発明の実施例」 以下、図面に示す実施例により本発明の詳細な説明する
第1図は車輌の液圧ブレーキ機構、油圧シリンダーなど
を利用した車輌用リフト装置礪構なとの液圧Ia横の被
充填容器、たとえば液圧ブレーキ線描においてはマスタ
ーシリンダーなどを有するブレーキ回路、リフ1ル装置
機構においては油圧シリンダーを有する油圧回路などに
液を充填する概略の工程図を示しいてる。すなわち、A
はタンク1内に収容されたブレーキ液Xを脱ガス用の容
器2に圧力ポンプ3で圧送する工程である。Bは圧力ポ
ンプ3で圧送された液を真空状態の前記容器2内で脱気
する工程で、この脱気する工程Bとして、本実施例では
容器2内の上部位置に設けられたノズル4より噴出ある
いは噴射された液を一度容器2の内壁2aに衝突させ、
それによって生じた液中の溶存ガス5をモーター6で作
動し続ける真空ポンプ7を経由して大気に放出させるこ
とにより行なわれている。Cはこのように脱気されたブ
レーキ液Yを自動の真空充填装置8を介して液圧機構の
一例である液圧ブレーキ機構9の被充填容器10に充填
する工程である。
次に第2図は前記第1図の実施例において、液の脱気工
程Bに用いられる脱気装置の一実施例を示している。す
なわち、11はブレーキ液などの液Xを収容したタンク
である。12はタンク11と脱ガス用の容器13とを結
ぶ液種通管で、この液種通管12の中途の適宜箇所には
タンク11内の液Xを容器13内へ圧送するための圧力
ポンプ14と液の流れを止めたり又は流したりするため
の電磁バルブ15とが設けられている。1Gは前記容器
13内の上部中央の位置まで導入された液種通管12の
端部に取付けられたノズルで、このノズル16からは圧
力ポンプ14で圧送されてきたタンク内の液Xが容器1
3の内壁13aに向って該内壁と衝突するように噴射さ
れる。17は一端が容器の上部に他端がモーター18に
より作動し続ける真空ポンプ19にそれぞれ取付1ノら
れた空気導通管である。20は上端が容器13の底部に
下端が脱気された液Yを密閉的に収容する密閉タンク2
1の上部に(れぞれ取付けられた演法き出し導管で、こ
の液扱き出し導管20の適宜箇所には電磁バルブ22が
設けられているa23は容器の上部寄りの位置に一端が
取付【Jられ、他端は大気に開放する導管で、この導管
23には所要間隔を有して2個の電磁バルブ24.25
が設番プられている。26は上端が前記導管23の電磁
バルブ24.25が設けられた間に取付けられ、一方他
端が前記密閉タンク21の上部に取付りられた導管であ
る。27は密閉タンク21と図示しない自動の真空充填
装置とを電磁バルブ28を介して結ぶ導管である。29
は容器13内に所定間隔で設けられた上下のフロートス
イッチSW1、SW2と接続し容器13内の液面のレベ
ルを所望の範囲内に保ちかつ前述した電磁バルブを間隔
させるための検出器である。
しかして、このように構成された脱気装置にあっては、
[−ター18の駆動により真空ポンプ1つを作動さ「、
容器13内に存在する空気を空気導通管17を経由して
ぬきつつ圧カポンブ14を駆動し、タンク11内の液X
を液導通管12を介して圧送し、液Xをノズル16より
容器13の内壁13aに連続的に衝突するように噴射さ
ぼる。これにより液中に溶解していた溶存ガス5が生じ
、この溶存ガス5を空気導通管17および真空ポンプ1
9を経由した上で排気管より大気に放出させ、容器13
内に溶存ガスの含まない液Yを得る。容器13内の脱気
された液Yはノズル16の噴出により次第に1(り加し
、上方の〕[]−トスイッチSWI検出まで液面が上昇
した場合には検出器29の電気信号により電磁バルブ1
5は開の状態となり、ノズル16の噴出は停止する。そ
して、容器13より液Yを取り出すには液扱き出し導管
20の電磁バルブ22および導管23の電磁バルブ24
をそれぞれ開の状態より開とし、その後、導管23の他
方の電磁バルブ25および導管27の電磁パル28の両
バルブを開とする事より密閉タンク21内の液Yが導管
27を通して自動の真空充填装置へと導かれる。一方、
容器13内の液Yの吊が減少し、液面が下方のフロート
スイッチSW2の検出まで下降した場合には、再び検出
器2つの電気信号により電磁バルブ15は開の状態とな
り、ノズル16がら圧力ポンプ14で圧送されてきた液
Xが噴出され、該噴出は前述したようにフロートスイッ
チSW1の検出まで続く。
「本発明の効果」 (1)圧カポンブで圧送された液をあらかじめ真空状態
の容器内で脱気し、該脱気された液を液圧機構の被充填
容器に充填するので、被充填容器に空気(溶存ガス)が
残存することがほとんどない。
また桶川な温度の変化、振動などにより液が充填された
被充填容器内に空気が発生することがない。
この事実は後記の表の通りある種の脱気装置を用い、脱
気清液と末脱気液との溶存ガスの発生量を比較検討して
確認した結果から明らかである。
溶存ガス発生量 ニド10分等は経過時間、脱気清液は実験対象の項二l
;前記の表に続く。
したがって、被充填容器内に温度変化、振動などに対し
て非常に安定性の高い液Yを充填することができるので
、液の本来発揮すべき性能を十分に生かし、液圧機構の
劣化を眉くことがない。
(2)タンク内の液をあらかじめ脱気をしたうえで被充
填容器に充填するので、従来の方法と比べて真空充填時
間の大幅な短縮が可能となった。
(3)本発明の工程中に第2図で示したような脱気装置
を用いると、大通の液Xを連続的に脱気しながら継続し
て被充填容器に液Yを充填することができる。
したがって、充填の作業能率の向上を図ることができる
(4)その信奉発明の方法を利用すると自動の真空充填
装置の構成を簡単にすることができ、それ故に、コスト
面においても非常に安価な充填装置を1qることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略工程図、第2図は
本発明の方法に用いられる脱気装置の一実施例を示す概
略説明図でする。 A・・・液を圧送する工程、 1.11・・・タンク、
2・・・容器、       3.14・・・圧カポン
ブ、B・・・脱気する工程、   4.1G・・・ノズ
ル、2a、13a・・・内壁、   5・・・溶存ガス
、7.19・・・真空ポンプ、 C・・・脱気された液を充填する工程、8・・・真空充
填装置、   9・・・液圧機構、10・・・被充填容
器、    X・・・液、Y・・・脱気された液、  
 12・・・液導通管、17・・・空気導通管、 15.22.24.25・・・電磁バルブ、20・・・
液抜き出し導管、  23.26.27・・・導管、2
1・・・密閉タンク、    29・・・検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)タンク内に収容されたブレーキ液などの液を圧力ポ
    ンプで圧送する工程と、この圧送された液を真空状態の
    容器内で脱気する工程と、この脱気された液を真空充填
    装置を介して液圧機構の被充填容器に充填する工程とか
    ら成る液圧機構の被充填容器に液を充填する方法。 2)圧送された液を真空状態の容器内で脱気する工程は
    、前記容器の内壁にノズルより噴出された液を衝突させ
    、それによつて生じた液中の溶存ガスを真空ポンプを経
    由して大気に放出させることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の液圧機構の被充填容器に液を充填する方
    法。
JP18475185A 1985-08-22 1985-08-22 液圧機構の被充填容器に液を充填する方法 Pending JPS6252098A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499757U (ja) * 1991-02-05 1992-08-28

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170509A (ja) * 1982-03-31 1983-10-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 真空脱気方法および装置
JPS6035099B2 (ja) * 1983-08-18 1985-08-13 安田 裕彦 腐敗防止装置

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