JPS62518Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS62518Y2 JPS62518Y2 JP1982061346U JP6134682U JPS62518Y2 JP S62518 Y2 JPS62518 Y2 JP S62518Y2 JP 1982061346 U JP1982061346 U JP 1982061346U JP 6134682 U JP6134682 U JP 6134682U JP S62518 Y2 JPS62518 Y2 JP S62518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- headrest
- backrest
- sliding rod
- outer frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/806—Head-rests movable or adjustable
- B60N2/865—Head-rests movable or adjustable providing a fore-and-aft movement with respect to the occupant's head
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の座席に設ける前後調整可能
なヘツドレストに関するものでる。
なヘツドレストに関するものでる。
従来例えば自動車の座席には、衝突による乗員
のむち打ち症を防止するため背もたれの上部にヘ
ツドレストを取り付けているが、乗員の着座姿勢
によりヘツドレストと乗員の頭部との間に大きな
間隙が生じ、衝突の際に頭部の振幅が大きくなる
ためむち打ち症になり易いという問題があつた。
近年になり乗員の着座姿勢に合せてヘツドレスト
を前後方向に調整する装置が開発されたが、これ
らの機構は平行リンクやスライドレールを用いて
いるため、いずれも構造が複雑で高価なものとな
り、重量が大きいため背もたれの重心が高くなり
座席全体の強度を弱くする欠点を有している。
のむち打ち症を防止するため背もたれの上部にヘ
ツドレストを取り付けているが、乗員の着座姿勢
によりヘツドレストと乗員の頭部との間に大きな
間隙が生じ、衝突の際に頭部の振幅が大きくなる
ためむち打ち症になり易いという問題があつた。
近年になり乗員の着座姿勢に合せてヘツドレスト
を前後方向に調整する装置が開発されたが、これ
らの機構は平行リンクやスライドレールを用いて
いるため、いずれも構造が複雑で高価なものとな
り、重量が大きいため背もたれの重心が高くなり
座席全体の強度を弱くする欠点を有している。
本考案は乗員の着座姿勢に合せてヘツドレスト
の前後位置を微調整することにより、衝突時に乗
員の頭部や頚部を保護するもので、軽量且つ簡単
な構造で操作性の良いヘツドレストを提供するも
のである。
の前後位置を微調整することにより、衝突時に乗
員の頭部や頚部を保護するもので、軽量且つ簡単
な構造で操作性の良いヘツドレストを提供するも
のである。
以下本考案の実施例を第１図乃至第３図により
説明する。座席１は座席２と背もたれ３からな
り、背もたれ３は座部２に対してリクライニング
装置４により前後方向に傾動調節される。５は調
整ノブ６を側部に設けたヘツドレストで、ステイ
７により背もたれ３の上部に取り付けられ、調整
ノブ６の回動によりヘツドレスト５は背もたれ３
に対し前後方向へ移動し、乗員Ｐの頭部Ｈとの間
隔を適正に保つように構成されている。
説明する。座席１は座席２と背もたれ３からな
り、背もたれ３は座部２に対してリクライニング
装置４により前後方向に傾動調節される。５は調
整ノブ６を側部に設けたヘツドレストで、ステイ
７により背もたれ３の上部に取り付けられ、調整
ノブ６の回動によりヘツドレスト５は背もたれ３
に対し前後方向へ移動し、乗員Ｐの頭部Ｈとの間
隔を適正に保つように構成されている。
ヘツドレスト５は第２図及び第３図に示すよう
に、ステイ７の上端部が溶接により固着されてい
るインナフレーム８が、水平部材８１とその両側
に起立する前方支持部材８２及び後方支持部材８
３からなる。インナフレーム８の左右の両側部の
一方には、前方支持部材８２と後方支持部材８３
にそれぞれガイド９１，９２が固設され、このガ
イド９１，９２によりねじロツド１０を螺合する
調整ノブ６が挾持されている。他方にはねじロツ
ド１０と平行に設けた摺動ロツド１１を嵌装した
スライダ１２の両端が前方支持部材８２と後方支
持部材８３とに係止されている。逆Ｕ字状に形成
されたアウタフレーム１３はねじロツド１０と摺
動ロツド１１の両端部により固着支持され、その
外側をパツド材１４と表皮材１５により被覆され
ている。
に、ステイ７の上端部が溶接により固着されてい
るインナフレーム８が、水平部材８１とその両側
に起立する前方支持部材８２及び後方支持部材８
３からなる。インナフレーム８の左右の両側部の
一方には、前方支持部材８２と後方支持部材８３
にそれぞれガイド９１，９２が固設され、このガ
イド９１，９２によりねじロツド１０を螺合する
調整ノブ６が挾持されている。他方にはねじロツ
ド１０と平行に設けた摺動ロツド１１を嵌装した
スライダ１２の両端が前方支持部材８２と後方支
持部材８３とに係止されている。逆Ｕ字状に形成
されたアウタフレーム１３はねじロツド１０と摺
動ロツド１１の両端部により固着支持され、その
外側をパツド材１４と表皮材１５により被覆され
ている。
このように構成されたヘツドレスト５の前後調
整は、調整ノブ６を右回り（矢印Ｘ方向）に回動
すると、ねじ作用により調整ノブ６に螺合してい
る右ねじを螺設したねじロツド１０が前方（矢印
Ｙ方向）へ移動する。この際ねじロツド１０と平
行に設けられた摺動ロツド１１にも前方の力が働
くため、アウタフレーム１３は直線的に前方へ移
動する。従つてヘツドレスト５は背もたれ３に対
して前方に必要な距離だけ移動し、乗員の頭部を
適正に保護することになる。またヘツドレスト５
を後方へ移動する場合には、調整ノブ６を左回り
（矢印Ｘと逆方向）に回動すれば良い。
整は、調整ノブ６を右回り（矢印Ｘ方向）に回動
すると、ねじ作用により調整ノブ６に螺合してい
る右ねじを螺設したねじロツド１０が前方（矢印
Ｙ方向）へ移動する。この際ねじロツド１０と平
行に設けられた摺動ロツド１１にも前方の力が働
くため、アウタフレーム１３は直線的に前方へ移
動する。従つてヘツドレスト５は背もたれ３に対
して前方に必要な距離だけ移動し、乗員の頭部を
適正に保護することになる。またヘツドレスト５
を後方へ移動する場合には、調整ノブ６を左回り
（矢印Ｘと逆方向）に回動すれば良い。
以上のように本考案は、ステイに前後一対の支
持部材を有するインナフレーム固着し、インナー
フレームの左右端の一方にねじロツドと螺合する
調整ノブの両側を挾持するガイドを各々の支持部
材に固設し、他方に摺動ロツドを嵌装するスライ
ダを支持部材に係止し、ねじロツドと摺動ロツド
の両端を逆Ｕ字状に形成したアウタフレームに固
着し、アウタフレームをパツド材と表皮材とによ
り被覆したヘツドレストであるから、ヘツドレス
トはその角度を変化することなく直線的に前後移
動し、乗員の着座姿勢に合せて微調整ができるの
で常に最適な位置を確保することができる。更に
は部品点数が少なく構造が簡単なため安価に製作
でき、繰返しの使用によつても機構部分にガタや
破損の生ずることがなく、実用上の価値が大なる
ヘツドレストである。
持部材を有するインナフレーム固着し、インナー
フレームの左右端の一方にねじロツドと螺合する
調整ノブの両側を挾持するガイドを各々の支持部
材に固設し、他方に摺動ロツドを嵌装するスライ
ダを支持部材に係止し、ねじロツドと摺動ロツド
の両端を逆Ｕ字状に形成したアウタフレームに固
着し、アウタフレームをパツド材と表皮材とによ
り被覆したヘツドレストであるから、ヘツドレス
トはその角度を変化することなく直線的に前後移
動し、乗員の着座姿勢に合せて微調整ができるの
で常に最適な位置を確保することができる。更に
は部品点数が少なく構造が簡単なため安価に製作
でき、繰返しの使用によつても機構部分にガタや
破損の生ずることがなく、実用上の価値が大なる
ヘツドレストである。
第１図は本考案によるヘツドレストを装着した
座席の斜視図、第２図は本考案のヘツドレストを
一部破断した要部の斜視図、第３図は第２図のＡ
−Ａ線断面図である。 ３……背もたれ、５……ヘツドレスト、６……
調整ノブ、８……インナフレーム、１０……ねじ
ロツド、１１……摺動ロツド、１３……アウタフ
レーム。
座席の斜視図、第２図は本考案のヘツドレストを
一部破断した要部の斜視図、第３図は第２図のＡ
−Ａ線断面図である。 ３……背もたれ、５……ヘツドレスト、６……
調整ノブ、８……インナフレーム、１０……ねじ
ロツド、１１……摺動ロツド、１３……アウタフ
レーム。
Claims (1)
- 座席の背もたれ上部にステイを挿入して取り付
けられるヘツドレストにおいて、前後一対の支持
部材を有するインナフレームをステイに固着し、
該インナフレームの左右の一方にねじロツドと螺
合する調整ノブを挾持するガイドを固設し、他方
に摺動ロツドを嵌装するスライダを係止し、該ね
じロツドと摺動ロツドの両端を逆Ｕ字状のアウタ
フレームに固着し、該アウタフレームをパツド材
と表皮材で被覆したことを特徴とする前後調整装
置を備えたヘツドレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982061346U JPS58164556U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 前後調整装置を備えたヘツドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982061346U JPS58164556U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 前後調整装置を備えたヘツドレスト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58164556U JPS58164556U (ja) | 1983-11-01 |
| JPS62518Y2 true JPS62518Y2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=30071549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982061346U Granted JPS58164556U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 前後調整装置を備えたヘツドレスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58164556U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6308063B2 (ja) * | 2014-07-24 | 2018-04-11 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP1982061346U patent/JPS58164556U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58164556U (ja) | 1983-11-01 |
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