JPS6251694A - 3′,4′−ジデオキシ−3′−フルオロカナマイシンbおよびその製造法 - Google Patents

3′,4′−ジデオキシ−3′−フルオロカナマイシンbおよびその製造法

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JPS6251694A
JPS6251694A JP60188525A JP18852585A JPS6251694A JP S6251694 A JPS6251694 A JP S6251694A JP 60188525 A JP60188525 A JP 60188525A JP 18852585 A JP18852585 A JP 18852585A JP S6251694 A JPS6251694 A JP S6251694A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な半合成アミノ配糖体抗生物質である3’
、4’−ジデオキシ−3′−フルオロカナマイシンB及
びこれの製造法に関する。この新規化合物は種々なカナ
マイシン感受菌およびカナマイシン耐性菌に対して高い
抗菌活性を示し、抗菌剤として有用である。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)カナ
マ・fシンA、B及びCから誘導された半合成アミノ配
糖体抗生物質どして、カナマイシンA。
B、Cの種々なデオキシ防導体が知られている。
従来既知の、これらデオキシカナマイシン誘導体は有用
な抗菌活性を有するが、抗菌スはクトルはさまざまな範
囲であり、また新しい耐性菌が出現してこれに無効にな
ることもあるから、より優れた新しい抗菌性化合物を創
製することは常に要望されている。本発明者は、カナマ
イシンAの3′位ヒドロキシル基をフルオロ基で置き換
えた誘導体、すなわチ3′−フルオo−3/−デオキシ
カナマイシンAを創製できるならば、これはカナマイシ
ン而、を性菌にも有効である化合物であろうと期待し、
これを合成することに成功した。すなわち、本発明者ら
は、先の特願昭59−161015号(出願日:昭和5
9年8月2日)に、新規な半合成アミノ配糖体抗生物質
として3′−フルオロ−3′−デオキシカナマイシンA
の合成と抗菌スにクトルを記載した〇 更に、本発明者は、3′−フルオロ−3′−デオキシカ
ナマイシンBの合成の研究を進め、研究の結果、特開昭
56−63993号公報、参考例2゜米国特許4.34
’?、666号明MB書及び「日本化学会邊1982年
10号;706頁〜1712頁にカナマイシンBのN、
O−保藤誘導体として記載される既知物質、6’−N 
、 4’−0−fykM二k −4’・6’−0−シp
ctへ*シリタン−1,2’、3.3’−テトラ−N−
1フルカナマイシンBを使用して、後述する合成ルート
により3′−スルオo−3′−デオキシカナマイシンB
を合成することに成功し、しかもこの新規化合物が耐性
菌を含めて種々なダラム陽性菌、陰性菌に対して抗菌活
性を有することを認めた(特願昭59−262700号
明細書参照)。
しかし、この3′−フルオロ−3′−デオキシカナマイ
シンBは、その4′位にヒドロキシル基を有するので、
この4′−ヒトクキシル基を燐酸化する酵素及び(又は
)アデニル化する酵素を産生ずる耐性菌、911えはス
タフイロコカス・アラ【/ウスApOI及びスタフイロ
コカス・エビデルミノス+09に対しては抗菌力が低い
ことを認めた。そこで、4′−ヒドロキシル基か脱除さ
れた形の3′。
4′−ノブオキシ−3′−フルオロカナマイシンBを合
成することができれば、この新しい化合物は上記の種類
の耐性菌にも有効であるとの予想なたてた。そこで本発
明者は3’、4’−ジデオキシ−3フーフルオロカナマ
イシンBを合成する研究を行い、その合成に今回成功し
た。しかも、この新しい化合物が31−フルオロ−3′
−デオキシカナマイシンBよシも一般的に広い種類の細
菌に高い抗菌活性を示すことを知見した。
(問題点を解決するための手段) 従って、本発明によれば、各種の細菌及び耐性菌に有効
な新規な半合成抗生物質として、次式で示される3’、
4’−ノブオキシ−3′−フルオaカナマイシンa及び
その酸付加塩を提供するものである。
本発明の3’、4’−ノブオキシ−3′−フルオロカナ
マイシンBは明確な融点を示さない白色粉末であり、後
の実施例に記載される物性を示す塩基性物質である。本
発明の式Cnの新規化合物は通ス遊離塩基または水和物
または炭酸塩として得られるが、通常の方法にエリ任意
の熱害性酸付加塩とすることができる。酸付加塩として
は、例えば塩酸、硫酸、燐酸、硝酸などの無機酸あるい
は酢酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、メタン
スルホン酸などの有機酸との塩がある。
本発明の3’、4’−ジチオヤシ−3フーフルオロカナ
マイシンB又はこれの酸付加塩は、薬学的に許容できる
液体又は固体状担体と配合して抗菌剤組成物1cPJ4
合できる。
本発明の3’、4’−ジデオキシ−3′−フルオロカナ
マイシンB (3’ 、 4’−ノブオキシ−3’−F
−KMBと略記する)(遊離塩基)の抗菌スペクトル(
最低阻止濃度)は次の第1表に示す通りである。比較の
ため、カナマイシンB及び3′−フルオロ−3′−デオ
キシカナマイシ> B (3’ −F −KMBと略記
する)の抗−スベクトルもM1表に示す。
(IQ           (/l    (/l 
   2    リσ1    作1        
 ば)!’−C−17’l     1l)−2鳳  
 I−L1両 上記のように、本発明の3’、4’−ノブオキシ−3フ
ーフルオロカナマイシンBH4’−ヒドロキシル基を燐
酸化又はアデニル化する酵素を有する耐性菌に対して3
′−フルオロ−3′−デオキシカナマイシンBに比べて
高い。
本発明者らは、カナマイクンBから出発して3′−フル
オロ−3’−チオキシカナマイシンBを製造する方法を
開発した際に得られた諸知見と、その製造中に生成され
た中間体化合物を利用して、3′、4′−ジデオキシ−
3′−フルオロカナマイシンBの製造方法を完成したも
のである。
カナマイシンBから出発して3′−デオキシ3′−フル
オロカナマイシンBを合成する方法を開発するに際して
本発明者らはカナマイシンBのN、0−保護銹導体とし
て既知(特開昭56−63993号公報及び米国特許4
,349.666号明細書参照)である次式 〔式中、  Ts  はトシル基を示す〕の6′〜N 
、 4’ −0−カルボニル−4’、6’−0−シクロ
ヘキシリデン−!、2’、3.3’−テトラーN−トシ
ルカナマイシンB〔化合物(勾という〕を使用し、この
化合物(〜をビリノンの存在上知無水のツメチルスルホ
キシド中で1.5〜5モル比のN−アセチルイミグゾー
ルと0〜50°Cの温度で反応させると、化合物(a)
の31−ヒドロキシル基をアセチル化することす<2′
−ヒiパロキシ基のみを選択的にアセチル化できること
を知見した。このように生成された6′−N、A’−0
−カルボニル−4#、 61− o−シクロヘキ7リデ
:’ −2’−0−1セfルー 1 、2’、 3 。
3′−テトラ−N−トシルカナマイシンB〔化合物(ロ
)といつ]id:、  これをペンシルスルホニルクロ
ライドの如キペンゾルスルホニル化剤、メンルクロライ
ドの如きメシル化剤又はトシルクロライドの如きトンル
比剤と無水ビリノン中で50°C以下の温度で反応する
と、化合物(lの5−ヒドロキシル基が殆んどスルホニ
ル化されずに3′〜ヒドロキシル基が実質的に選択的に
スルホニル化できること、従って3′−〇−スルホニル
ーf、’−N、4’−0−カルボニル−4’、6’−0
−シクロへギシリデンー!−〇−ア七チル−1,2’、
3.3’−テトラ−N−トシル−カナマイシンB〔化合
物(C)という〕を生成できること、また化合物(b)
の3′−ヒドロキシル基の選択的スルホニル化にはペン
ノルスルホニル化剤が最も良く適すること、更にメシル
化剤を用いた場合には化合物(υの5−ヒドロキシル基
も部分的にスルホニル化されるが但しそれで生成した3
′、5−シー〇−スルホニル化生成物をクロマトグラフ
ィーの手法で所望のモノ−3′−〇−スルホニル誘導体
、埋ち化合物(c)から分離できることを知見した。更
に、この化合物(C)は、これをQ’Cないしメタノー
ル、エタノール又はペンノルアルコールの沸点までの反
応温度、5分間〜2時間又はそれ以上の反応時間で、化
合物(c)に対して2〜10モル比の水酸化ナトリウム
の如き水酸化アルカリ金属を用い、1〜5%(ffi!
りの濃度で無水メタノール又は無水エタノール中で、若
しくは無水ベンシルアルコール中で処理すると、化合物
(C)の7−〇−アセチル基が脱離すると共に、化合物
(Lりの3′−スルホニルオキシ基と21−トシルアミ
ノ基とが反応してアノリジン環の閉成を起し、またこれ
と同時に、化合物(C)の6′−アミノ基と4′−ヒド
ロキシル基とを架橋していたカルボニル基(o=c>の
結合手の一方が4′−ヒドロキシル基から切れてメタノ
ール、エタノール又ハペンノルアルコールと反応し、6
′−アミノWitメトギシ力ルボニルアミ/へ又はエト
ギシ力ルポニル1ミノ基又iベンノルオキン力ルポニル
アミノ基の形に転化し、こうし−0次式 〔式中、  Ts  はトシル基であシ、A’rよメト
ギシ力ルボニル基、エトキシカルボニル基又はペンノル
オキシカルボニル基である〕で示される4567′″0
−シクロへキシリゾ珊′−デオキシー3′−二ビー2’
、 3’−(N−)シル)エピミノ−6’−N−メトキ
シ(又はエトキシ又はペンノルオキシ)カルボニル−1
、3、3#−トリーN−トシルカナマイシンB〔化合物
(Φという〕を生成できることを知見した。
更に本発明者は研究の結果、化合物(ψは、無水ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミドの如き極性有機
溶媒を度広媒質として用いて、fヒ合物(山をナトリウ
ム水素〕弗化物又はカリウム水素ノ弗化物と加熱下に、
例えば120〜200’Cの温度で例えば約10分間〜
約20時間の反応時間で反応させると、2’、3’−ア
ノリジン環が開環し且つ3′位が弗素化されること、従
って4’、 6’−0−シクロヘキシリデン−3’ −
チオキシ−3′−フルオロ−6′−N−メトキシ(又は
エトキソ又1まペン−)kオdP’/ ) f)stM
二に−1、2’+ 3 、3’−f )ラーN−)ジル
カナマイシンB〔化合’吻(e)という〕が生成される
ことを発見した。このようにアノリジン環の開環に伴っ
て、前記のアルカリ金員水ぶソ弗化物によりカナマイシ
ンB化合物の3′位が弗素化されることは、本発明者の
知る限りではアミノ配糖体抗生物質を含む糖類化学にお
いて初めての知見である。
前記の化合物(e)は、これの6′−アミノ基及び1+
、  2’−、3−及び3−アミノ基におけるアミノ保
護基、ならびに41位、61位のヒドロキシル基の保護
基(シクロ、キシリデン基)を脱離させる公知の脱保饅
法で処理すると、3′−フ゛ルオロー3′−デオキシカ
ナマイシンB幹牛舎吻呻叫を生成した易更に、化合物(
山の6′−アミノ基上のアミノ保護基(メトキシカルボ
ニル基又はメトキシカルボニル基又はベンジルオキシカ
ルボニル基)、ならびに4’−及U61−ヒドロヤシル
基上のヒトクキシル保護基(シクロヘキシリデン基)を
化合物(山がら脱離し、こうして得られた3′−デオキ
シ−3′−エピ−2’、 3’−(N−)シル)エビミ
ノ−1,3゜3′−トリーN−)ジルカナマイシンBの
遊離の6′−アミノ基に、改めてアルカノイル基の如き
別檜のアミノ保護基(但しスルホニル基型のものでない
保護基としてアルカロイル基又はアロイル基の型のもの
)を導入し、こうして得られたN−保護−3′−デオキ
シ′−3′−エビ−2’、 3’−エピミノ−カナマイ
シンBを前述と同様の手法でアルカリ金属水素ノル化物
で処理する場合にも、望ましいN−保111−3’−デ
オキシー3′−フルオロカナマイシンB化合物を生成で
きることを認めた。
前述した合成ルートで用いた出発化合物(a)では、1
 +、  2’−、3−及び3′−アミノ基を保護する
アミン保護基はトシル基であシ且つ4I−及び61−ヒ
ドロキシル基を保護するヒドロキシル保護基はシクロヘ
キシリデン基であったが、アミノ保頗用のトシル基は均
等的に働く他のスルホニル基型の公知のアミノ保役基に
取代え且つ4′−及び6I−位のシクロへキシリデン基
は他の公知のヒドロキシル保護基で取代えて得られるよ
うな、化合物(a)の均等な保護誘導体を用いても、前
述と同様な反応工程を施すことによって、化合物(山と
均等な41.61−ノー〇−保n−+、3.31−トリ
ーN−スルホニル化保@−3′−デオ中シー3′−エピ
−(、’−N−メトキシ(又はエトキシ又はペンノルオ
キシ)カルボニル−2’、3’−(N−スルホニル化保
護)エビミノ−カナマイシンBを調製できることを認め
た。
従って、本発明者は前述した諸知見に基づいて、一般的
には、次の一般式 〔式中、A′はスルホニル基型のアミン保護基以外のア
ミノ保護基、又は水素原子であシ、Bはアルキルスルホ
ニル2+5:、アラルキルスルホニルを又Uアリ・−ル
スルホニル基型であるアミノ保護基であり、Qtfアル
キルスルホニル基、アラルキルスルホニル基又はアリー
ルスルホニル基であ)、X及びYは夫々に水素原子又は
1価のヒトクキシル保護基であり、あるいVix及びY
は共同して1個の2価のヒトクキシル保護基を形成する
〕で示される3′−デオキシ−3′−二一−2’、3’
−エビミノ−カナマイシンBの保設計導体を次式 %式%() 〔式中、Me はアルカリ金属原子である〕のアルカリ
金属水素ノル化物と有機溶媒中で加熱下に反応させると
、次の一般式 〔式中、A、I]、Q、X及びYは前記と同じ意味であ
る〕で示される3′−デオキシ−3′−フルオロ−カナ
マイシンB保護誘導体を生成させることができ、さらに
式(ロ)の化合物中にアミノ保護基(A。
B)及び(又は)ヒトミキシル保護基(X、Y)が残留
する場合には、これら保護基およびスルホニル基(2)
を公知方法で脱離することによって、次式 で示される3′−デオキシ−3′−フルオロカナマイシ
ンBを製造法できることを認めたのである(特願昭59
−262700号明細書参照)。
本発明者は 31.41−ジデオキシ−3′−フルオロ
カナマイシンBを合成する意図の下に、中間体として得
られ元前記の式(ロ)の3′−デオキシ−3′−フルオ
ロカナマイシンBi護誘導体を利用することを今回、更
に研究し、研究の結果、式@の化合物の2′−ヒドロキ
シル基は、これをピリジンの存在下に無水のゾメチルス
ルホΦシト中で1.5〜5モル比ON−アセチルイミダ
ゾール又はN−ペンゾイルイミゾール又はベンゾイルク
ロライドと0〜50°Cの温度で反応させると、化合物
@の3′−ヒドロキシル基をアセチル化又はベンゾイル
化すると、!l<2’−ヒドロキシ基のみを選択的にア
セチル化又はベンゾイル化することによシ保護できるこ
とを知見した。このようにして生成された4’、 6’
−0−保設−2#−0−アセチル−又はベンゾイル−1
、2’、 3 、3’、 6’−ベンターN−保護−3
’−7’オキシ−3′−フルオロカナマイシンn(化合
物θ)という〕は、これをベンノルスルホニルクロライ
ドの如きインジルスルホニル化剤、メシルクロライドの
如きメシル化剤又はトシルクロライドの如きトシル化剤
と無水ピリジンを含む溶媒中で506C以下の温度で反
ろすると、化合物(j)の5−ヒドロキシル基が殆んど
スルホニル化さレスに4′−ヒドロキシル基が実質的に
選択的にスルホニル化できること、従って4′−〇−ス
ルホニルー4’、 6’−0−保護−2′−〇−アセチ
ル又はペンシイルート2’、 3 、3’、 6’−イ
ンターN−保護一3′−デオキシ−31−フルオロカナ
マイシンB(化合物(ロ)という〕を生成できることを
知見したこうして得られた4′−〇−スルホニル化生成
物■に対してアルカリ金属又は他の金属の臭化物又は沃
化物を作用させると、後者の金属ハライドの反応剤濃度
を3〜50sにしても30分〜約2時間で4′−ツロム
又はヨード置換反応が実質的に終了できること、またア
ルカリ金属又は他の金属の塩化物を用いて3′−クロロ
化も可能であることを知見した。
このように化合物■から得られた4′−ハロ化化合物(
化合物(ねという)の4′−ノ10基は、これを還元的
に処理すると脱離することができ、結局、カナ7472
8分子の4′−ヒドロキシル基の脱離すなわち4′−デ
オキシ化が行われることが知見された0この際、化合物
(4)の3′−フルオロ基は脱離されないことも見出さ
れた。なお、同様な手法によるカナマイクンBの3′−
ヒドロキシル基のスルホニル化、それに次ぐ3′−ハク
化、さらに3′−へ口塞の還元でカナマイクンBから3
1−デオキシカナマイシンBを合成する方法は特開昭5
6−63993号明細′J4(特願昭54−13926
2号)に記載されである。
上記の4′−ハロ化化合物(0から4′ニハロ基)R元
凶脱除で得られた4′−デオキシ化合物(化合物(m)
という)は、これに残留しているアミン保護基(A、B
、Q)及び21−、 41−及び6′−ヒドロキシル基
土の保護基(アセチル基又はベンゾイル基、ならびにX
及びY)を有している。これら保fII11基を化合物
(m)から公知の脱保護法で脱離させると、所期の3’
、4’−ジデオキシ−3′−フルオロカナマイシンBを
収得できることが今回知見された。
このようにして、本発明者の今回の研究を介して、前記
の特定な化合物(a)を出発原料として用い、あるいは
この化合物(ロ)のアミノ保護基(トシル基。
等)及びヒドロキシル保a基(シクロヘキシリデン基)
を他の種類の保護基と取代えて得られた化合物(a)の
均等的な保設誘尋体を出発原料として用いると、化合物
(鴨、化合物(c)、化合物(山、化合物(e)、化合
物(0、化合物■、化合物q)、化合物■、化合物ωを
紅る合成ルート、あるいはこルと均等的な合成ルートを
通ることによって、新規化合物3’、4’−−)チオキ
シ−3′−フルオロ−カナマイシンBを合成できること
が本発明者らにより見出されたものである。
従って、第2の本発明によると、次の一般式〔式中、R
Viアルキル基、アラルキル基又はアリール基であり、
Aはメトキシカルボニル基又はエトキシカルボニル基又
けペンゾルオキシカルボニキルスルホニル基、アラルキ
ルスルホニル基又はアリールスルホニル基型のアミノ保
護基でアリ、X及びYは夫々に水素原子又は1価のヒド
ロキシル保諌基であるか、あるいはX及びYは共同して
1個の2価ヒドロキシル保獲基を形成し、QはBト同ジ
アルキルスルホニル基、アラルキルスルホニル基又はア
リールスルホニル基でsす、vuヒドロキシル保21基
である]で示される3’、4’−ジデオキシ−3′−フ
ルオロ−4′−O−スルホニルカナマイシンB誘導体を
次式 %式%() 〔式中、Mは金54.Dtまct、  Br  又はI
−cある〕の金属ハライドと作用させて次式 C式中、A、B、Q、V、X、Y及びDは前記と同じ意
味を有する〕で示される4′〜ハロゲン化生成物を生成
し、次いでこれを還元して4′位八〇基(D)を水素で
置換することにより3’、4’−ジデオキシ−3′−フ
ルオロカナマイ7ンB保護誘導体を生成し、さらに残留
のアミン保護基(A 、 B 、 Q)。
ならびにヒドロキシル保護基CV、X、Y)を公知の脱
保護法で脱離することを特徴とする特許で示される3’
、4’−ジデオキシ−3′−フルオロカナマイシンBの
製造法が提供される。
第2の本発明の方法において、一般式(■)の3’、4
’−ジデオキシ−3′−フルオロ−4′−〇−スルホニ
ル力ナヤイ7ンB保獲訪導体におけるアミン保護基Aは
反応に関与しない何れか既知のアミン保護基、例えばア
セチル基、トリフルオロメチル基の如きアルカノイル基
、ベンゾイル基の如きアロイル基などのアシル基、さら
にメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ブト
キシカルボニル基の如キアルコキシ力ルボニル基;ヘン
シルオキシカルボニル基、フェネチルオキシカルボニル
基の如キアラルキルオキシ力ルボニル基。
又ハフエノキシカルボニル基又はメトキシフェノスルホ
ニル基の如キアルキルスルホニル基、ペンノルスルホニ
ル基の如キアラルキルスルホニル基。
トシル基の如きアリールスルホニル基であることができ
る。化合物(IF)における基(A) Fi水素原子で
あることもできるが、化合物(I[)の6′−アミノ基
は保護されであるのが好ましい。
一般式(II)の化合物における1−23−及び3β−
アミノ基はメシル基又はトリフルオロメチルスル1j−
ニル基の如キアルキルスルホニル基、ペンノルスルホニ
ル基の如キアラルキルスルホニル基;トシル基の如きア
リールスルホニル基の型のアミノ保護基(B)で保ねさ
れる。
化合物(II)の2−アミノ基に結合するスルホニル基
Qは、化合物(11)の調製過程で用いたスルホニル化
剤の種類に応じてBと異なることもできるが、通常はB
と同じスルホニル基であるのがよい。
化合物(■)における4′−ヒドロキシル基及び6′−
ヒド0ギシル基を保護する保護基(X、Y)i”!低級
アル、ヤル基、フェニル基の如きアリール基ニアセチル
基の如きアルカメイル基、又はベンゾイル基の如きアロ
イル基を含めて、何れか既知の1価ヒトO$シル保護基
であることができる。しかし、X及びYは共同してイン
ゾロビリデン基の如き低級アルキリデン基、ベンジリデ
ン基の如きアラルキリデン基、シクロへキシリデン基の
如きシクロアルギリデン基、又はテトラヒドロピラニリ
していることができる0これらアミノ保護基及び4t−
,61位のヒドロキシル保護基をカナマイシンB化合物
に導入することは、例えば特開昭55−105699号
、英国特許第20436348号;特開昭56−686
98号、米国特許第4357466号:特開昭56 1
52497号、米国特&!l:第4゜35’?、572
号明細書に記載される如き方法で行われる。
化合物cii)における22−ヒドロギア基の保護基(
V)はアセチル基の如き低級アルカノイル基、又はベン
ゾイル基の如きアロイル基である。この保護基<v>は
、21−ヒドロキシル基にN−アセチルノンの存在下に
無水のツメチルスルホキシド中で反応させることにより
導入できる。
第2の本発明の方法においては、式(■)のfヒ合物に
式(111)の金属ハライド(MD)  を作用せしめ
る。
ハロダンDとしてはCI、  Br、又は工が適当であ
り、弗素は使用できない。金、AMとしてはアルカリ金
属、アルカリ土類金属、さらに重金属も使用できるが実
用的には塩化リチウム、臭化リチウム、沃化リチウム、
沃化ナトリウム等が適する。金属ハライドの使用モル数
は式(旧の化合物に対し数モル−100モルが適当であ
る。使用する溶媚としては出発物質7反応剤をともに浴
jHfろものが望−ましいのでツメチルホルムアミド、
ヘキサメチルフォスホリンクトリアミド、ツメチルスル
ホキシド等がよく、あるいは上記溶媒と通常の前述のア
ゲロティツクな中性溶媒との混合物が望ましい。
4′−ハロ置換の反応温度if O〜I 5 Q’Cが
最適であり、反応時間は30分〜約2時間が適当である
かくして得られた式(IV)の4′−ハロ化化合物を、
水素化トリブチルスズ等のハロダン還元法又はラネーニ
ッケル触媒の存在下の接触水素添加で公知の方法により
還元すると、4′−へ口塞は脱除されテ、3’、4’−
ノデオキシー3′−フルオロカナマイシンB保護誘導体
が得られる。
この3’、4’−ノブオキシ−3′−フルオロカナマイ
シンB保護誘導体の採取は反応液を酢酸エチルの如き適
当な有機溶媒で抽出し、さらにシリカゾル・カラムクロ
マトグラフィーで分離、精製することによシ行いうる。
これに残留するアミノ保護基及び(又Vi)ヒドロヤシ
ル保護基を脱離する脱保護工程は、用いた保護基の種類
に応じて、段階に分けて、常用される脱保護法で公知手
法で行われる。例えば前記の3’、4’−ノデオギシ3
′−フルオロカナマイシンB保@誘導体を特開昭52−
71446号又は英国特許第1555661号明細書に
記載された公知方法で液体アンモニア中金属で処理する
ことにエリアミノ保護基としてのスルホニル基(B、Q
、また場合によJ)A)を除去し、また酸加水分解及び
(又は)加水分解により6′−N−保護基(A)、なら
びに4g、bl−〇−保護基(アルキリデン基、シクロ
アルキリデン基又はアラルキリデン基)及び21−0−
保護基を脱離すれば目的とする式([)の3’、4.’
−ジデオヤシー3′−フルオロカナマイシンBを生成す
る。
この脱保護反応で得られた反応液を濃縮し、固体残渣を
水に溶解しCM−セファデックスC−250カラムに通
しアンモニア水で展開することVこより、単離、精製す
ると、目的の3’、4’−ジデオキシ−3′−フルオロ
カナマイシンB〔化合物(I) )が収得できる。
さらに、第3の本発明の要旨によれば、次の一般式 〔式中、Bはアル中ルスルホニル基、アラルキルスルホ
ニル基又はアリールスルホニル法域のアミノ保@基であ
シ、X及びYは夫々に水素原子又は1価のヒトo4シル
保護基であるか、あるいはX及びYは共同して1個の2
価ヒドロキシル保護基を形成し、QはBと同じアルキル
スルホニル基。
アラルキルスルホニル基又ハアリールスルホニル基であ
り、2はQと同じ又は異なるアルキルスルホニル基、ア
ラルギルスルホニル基又はアリールスルホニル基であシ
、V′はヒドロキシル保護基又は水素原子である〕で示
される3′−〇−スルホニルー6’−N、4’−0−カ
ルボニル−カナマイシンBの保護誘導体をメタノール又
はエタノール又はベンノルアルコールの存在下に水酸化
アルカリ金属と反応させて次の一般式 〔式中、B、X、Y、Q及びV′は前記と同じ意味をも
ち% A’はメトキシカルボニル基又はエトキシカルボ
ニル基又はベンジルオキシカルボニル基の形のアミノ保
31基である〕で示される3′−デオキシ−3′−二一
−2’、3’−エピミノ−6′−N−アルコ印シー又は
アラルキルオギシー力ルポニルーカナマイシンBの保護
誘導体を生成し、次に式(Vl)の化合物を次式 %式%() 〔式中、Me はアルカリ金属原子である〕のアルカリ
金属水素ノル化物と有機溶媒中で加熱下に反応させて次
の一般式 〔式中、A′はメトキシカルボニル基又はエトキシカル
ボニル基又はベンジルオキシカルボニル基の形の7ミノ
保護基であシ、Bは前記と同じアミノ保護基であシ、v
、X及びYは前記と同じ意味を、もつ〕で示される3′
−デオキシ−3′−フルオロカナマイシンall導体を
生成させ、さらに式(vlりの化合物中のV′が水素原
子である場合にはこのV′をヒドロキシル保膿基に転換
し、その後に次式%式%() 〔式中、Rはアルキル基、アラルキル基又はアリール基
であシ、D′は塩素又r、t JI8素又は沃素である
〕のスルホ21m文ハライド、あるいはこれに対応する
式 %式%() 〔式中、Rは前記と同じ意味をもつ〕のスルホン酸無水
物を反応させて1次式 〔式中、Rはアルキル基、アラルギル基又はアリール基
であり、A′はメトキシカルボニル基又はエトキシカル
ボニル基又はベンジルオキシカルボニル基の形のアミノ
保護基であり、Bはアルキルスルホニル基、アラルキル
スルホニル基又はアリールスルホニル基凰のアミノ保護
基であり、X及びYは夫々に水素原子又は1価のヒトク
キシル保護基であるか、あるいはX及びYは共同して1
個の2価ヒト0Φシル保獲基を形成し、QはBと同じア
ルキルスルホニル基、アラルキルスルホニル基又はアリ
ールスルホニル基であり、Vijヒトet$シル保換基
である〕で示される3′−デオキシ−3′−フルオロ−
4’−0−スルホニルカナマイシンB誘導体を生成させ
、次にこの式(■)の化合物を次式 %式%) 〔式中、Mは金属、DはCl、  Br  又はlであ
る〕の金属ハライドと作用させて次式 〔式中、A、B、Q、V、X、Y及びDは前記と同じ意
味な有する〕で示される4′−ハロケ゛ン化−生成物を
生成し、次いでこれを還元して4′位八口基(D)を水
素で置換することにより3’、4’−ジデオキシ−3′
〜フルオロオキシカナマイシンB [[導体を生成し、
さらに残留のアミノ保護基(A′。
11、Q)、ならびにビトロキシル保ff1ijs(V
 、 X。
Y)を公知の脱保護法で脱離することを特徴とする、次
式 で示される3’、4’−ジデオキシ−3′−フルオロカ
ナマイシンBの製造法が提供される。
第3の本発明の方法において、出発化合物として用いる
一般式(V)の3′−〇−スルホニルー6′〜N、4’
−0−カルボニル−カナマイシンa4i1iM導体にお
けるアミノ保護基B、ならびにヒドロキシル保護基v’
、x及びYは、夫々に、第2の本発明の方法で出発化合
物として用いた一般式(II)の3′−デオ印シー31
−フルオロ−4′−〇−スルホニルカナマイシンB保護
誘導体におけるアミノ保護基B、ならびにヒドロキシル
保護基v、X及びYと夫々に同じものでよい。但しV′
は水素原子でもよい、即ち21−ヒドロキシル基は保護
していないでもよい。3′−〇−スルホニル基(Z)は
炭素数1〜4のアルキルスルホニル基2例えばメタンス
ルホニル基(メシル基)、エタンスルホニル基:アラル
キルスルホ二ルL例、l:ペンジルメルホニル基;アリ
ールスルホニル基1例えばトシル基でアシウるが、ベン
ジルスルホニル基であるのが好ましい。
−ff式(V)の3′−〇−スルホニルーカナマイシン
Bv!j導体とメタノール又はエタノール又は々ンジル
アルコールの存在下に水酸化ナトリウムの如き水酸化ア
ルカリ金属との反応は無水条件下で行われる。水酸化ア
ルカリ金属はカナマイクンB化合物(v)の1モル当り
に2〜10モル比で且つ反応媒質中で1〜5重量−の濃
度で用いるのが好ましい。反応温度はOocないし反応
媒質の還流温度までの範囲であシうる0反石時間は5分
間以上おればよく、時間が長剣いても、1′ましくない
副生物は余シ生じないけれども、所望の2’、3’−エ
ビミノ化生成物(Vl)の6′−アミノ基に結合したメ
トキシカルボニル基又はエトキシカルボニル基1等(A
′)が脱離しない程度の反応条件を用いるのが工いO 第3の本発明の方法において、中間体として生成した一
般式(■I)の2’、3’−エビミノ化生成物と式(v
H)のアルカリ金属水素ゾ弗化物とを反応する工程を次
に行う。この工程で用いるべきアルカリ金属水素ジ弗化
物(III)はNaHF、、、 KHF2又はt、1H
F2であυうるが、KIIF2  が好ましい。この反
応は、反応に適当な乾燥した有機溶媒中で行いうるが。
ツメチルホルムアミド、ツメチルアセトアミド。
アセトニトリル又はスルホランの如き極性有機溶媒中で
行うのが好ましい。ツメチルホルムアミドが最も適する
。使用する有機溶媒の種類によっては、所望の反応が進
まないことがある。反応は加熱下に行われ、反応温度は
120〜200°Cの範囲が適当である。150〜16
0°Cの範囲内であるのが好ましい。
上記の反応によって式(■)の3′−デオキシ−31−
フルオaカナマイシンB保@誘導体が生成される。これ
の採取は反応液を酢酸エチルの如き適当な有機溶媒で抽
出し、さらにシリカグル・カラムクロマトグラフィーで
分離、精製して行われる。
得られた式(vI)の化合物の21−ヒドロキシル基が
未保護である場合(すなわちv’=水素の場合)には、
ピリノンの存在下に無水のツメチルスルホドロキシル基
をアセチル化又はベンゾイル化することなく 2’−ヒ
ドロキシ基のみを選択的にアセチル化又はベンゾイル化
することにより 2’−ヒドロキル基を保護できる(ヒ
ドロキシル保護基rの導工程ヶ行う。        
        l’4.>これには、式(11)の3
′−デオキシ−3′−フルオaカナマイシンB保護物質
をビリノン等の有機溶媒に溶解し、式(IX)のスルホ
ン酸ノーライドR3O□D′特にアリールスルホン酸ハ
ライド又はこれに対応する式(■りのスルホン酸無水物
、特にアリールスルホン酸無水物を作用せL7めると、
4′位水酸基の選択的スルホニル化が行われ、式(II
)の物質が得られる。この選択的4′−〇−スルホニル
化反応の溶媒としてはビリノンが最適であるが、一般的
にハヒコリン、N−アル中ルモルホリン、トリエチルア
ミン等の有機塩基性物質を含む溶媒たとえばメチルホル
ムアiド、ジメチルアセトアミド、ツメチルスルホキシ
ド、テトラヒドロフラン、ノオキサン、エーテル、クロ
ロホルム、ベンゼン、スルホラン等原料物質を溶解乃至
部分的に溶解せ[7めるアブロティツクな中性溶媒なら
何れも使用できる。上記のスルホン酸ハライド又は対応
の酸無水物の使用tFiカナマイシンBM導体に対して
1〜5モル比が適当である。
使用される具体的なスルホニル化試薬としては塩化トシ
ル、トシルmm水物、 塩化ベンシルスルホニル、塩化
メタンスルホニル等であるのが好・マしい。4′−〇−
スルホニル化の反♂温度は一400C〜1oo0Cの範
囲であるが一200C〜25°Cが通常は最たである。
反応時間は30分〜2日が適当でおる。
第3の本発明の方法に?かいて、こうして中間体と1.
て生成した式(If)の4′−〇−スルホニル化生成物
と式(m)の金属ハライPとの反応工程、さらに4′位
八口基の還元的脱除工程、ならびに、その後に、行われ
る脱保護工程は第2の本発明の方法における対応の工程
と同じ要領で実施できる。
次に不発明を参考例及び実施例について説明する。これ
らの4eAlで示された式において、ACはアセチルM
、  Bz  はベンゾイル基、Cbmqメトキシカル
ボカル&、Zt−1ペンノルオキシカルボニル基。
1’Btdト’/ルg、Be5tベンノルスルホニル基
T f tはトリフルオロメタンスルホニル’14. 
Mi  ijメシル基を表わす。
実施例1 (A)2’−0−アセチル−4’−0,6’−N−カル
ボニル−4’16’−0−ンクロヘキシリデン−1、3
、2’ 、 3’−テトラ−N−)ジルカナマイシンB
〔前出の化合物(b)〕の生成 化合物(6) 6’−N 、 4’−0−カルボニb −4’、 6’
−Q −シクロヘキシリデン−1,2’、3.3#−テ
トラ−N−トシルカナマイシンB〔すなわち、前出の化
合物(ml〕の1.58gを無水ジメチルスルホキシド
とピリシンとの混液(9:l)7.9mに溶解し、N−
アセチルイミダゾール()−COCHs ) OO−5
8gを加え、室温にて24時間放置して2′−ヒトミキ
シル基をアセチル化した。反応液を飽和炭酸水素ナトリ
ウム液!60−に投入し、析出した沈澱なr取、水洗後
に乾燥すると、表題化合物(b)の1.6 fiを得た
(榎 2I−0−ア+チルー3′−〇−ベンジルスルホ
ニル−4’−0、6’−N−カルボニル−4#、 6#
−0−シクロヘキシリデン−1,3,2’、3#−テト
ラ−N−トシルカナマイシンB〔化合物(c−F、)と
いう〕の生成 前項(2)で得た化合物(b)の115岬を無水ピリノ
ン2−に溶解し、塩化ペンノルスルホニル27アηを加
え、−20’Cにて5時間反応せしめて3′−O−ペン
シルスルホニル化した。少量の水(0,02−)を加え
て後、反応液を濃縮し残渣を大量の水で洗滌後に乾燥す
ると、無色固体として表題化合物(凸−1)の125岬
を得た。
(Q  4’、 61−0−シクロヘキシリデン−3′
−デオキシ−3′−エビ−6′−N−メトキシカルボニ
ル−1、3、3’−トリーN−トシル−2’、 3’−
(N−)シル)エビミノカナマイクンB〔化合物(d −1)という〕の生成 化合物(d−1) 前項(騰で得られた化合物(c−l)の1409を0.
5M水酸化ナトリウムを含む無水メタノールの3.2−
に溶解し、室温に″C,3時間反応せしめた。
反応液を中性まで1M塩酸で中和後に濃縮し、残渣を大
量の水で水洗し乾燥すると、無色固体として表題化合物
(d−1)の117”%Tを得た。
(D)  4’、 6’−0−シクロへキシリデン−3
′−デオキシ−3′−フルオロ−6’−N−メトキシカ
ルボニル−1,3,2’、3’−テトラ−N−トシルカ
ナマイシンB 〔化合物(e−1)という〕の生成 0H 化合物(e−1) 前項0で得られた化合物(d−1)のl+6.4qをツ
メチルホルムアミド2.3dK溶解し、フン化水素カリ
ウム(KHF2)の3719を加え、1500Cで2時
間攪拌下に反応した。反応液を冷却し、飽和炭酸水素す
) IJウム液47−にあけ、沈澱なii取し、水洗(
、た◇これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ワ
コーク9ルC−2006g、  クロロホルム−メタノ
ール(30:l)で展開)にかけ化合物(e−l)を主
成分とに含む淡黄色固体として粗製の化合物(e−1)
の75.7Wを得た。
本物質は夫々の混成成分に分離できなかったが。
その F−NMRスペクトル(!ピリジン内部 CF’
CI。
内部標準)において−193,4pH1mに3′−Fに
由来する明瞭なダブルトリプレット(J    55 
H2・F、H−5 ’F 、H−2二JF、Fl−4= 12 H2)を認
めた。
(E)2’−0−アセチル−4#、 6’−0−シクロ
ヘキシリデン−3′−デオキシ−31−フルオa−6’
−N−メトキシカルボニル−1,3,2’、3’−テト
ラ−N−トシルカナマイシンB〔化合物< j−1)と
いう〕の生成 前項0で得られた化合物(e−1)の244q(0,1
97ミリモル)を無水ツメチルスルホキシド(DMSO
)−ピリシン(9:l)の混液の1.22−ニ溶解し、
N−アセチルイミダゾールB6.6wp(0,786ミ
IJモル)を加え室温で72時間反応させた0反応液に
水0.07wLtを加えて反応を停止させた後、反応液
を飽和重曹水+20−に加え、生じた白色沈澱をp取、
水洗し、減圧乾燥後にエーテル洗浄し、減圧乾燥すると
250.3■の淡黄色固体として化合物(j−1)を得
た(収率99優)。
’H−NMR(+ぞリジン−d5中):  5.20 
(dt、IH。
JH−5’、F  52・  J5’、4’= J6r
、 2t = (1,2Hz。
H−3’)。
(F) 2’−0−アセチル−4’、 6’−0−7り
aヘキシリデン−3′−デオキシ−3′−フルtcff
−6’−N−メトキシカルボニル−1,3,2’、3’
−テトラ−N−トシル−4’−0−トリプルオロメチル
スルホニルカナマイシンB[化合物(k −1)という〕の生成 化合物(k−1) 前項(E)で得られた化合物<j−1)の250.3■
(0,195ミリモル)を無水ジクロルメタン5−に溶
解し、無水ビリノン0.12−を加え、−200Cで攪
拌下に無水トリフルオロメタンスルホン酸0.13m(
化合物(j−1)VC対(−で4モル比)を加えた。2
.5時間後、反応液に水0.0’lηlを加えて反応を
停止させ、クロロホルム2o−を加え、得られた溶液を
順次に飽和重曹水譚チ重硫酸カリラム水、水で洗浄し、
芒硝で乾燥後、酋縮乾固すると21EL3ηの不安定な
固体として表題化合物(k−1)を得た。
(G) 21−0−アセチル−41,6’−0−シクロ
ヘキシリデン−3’、4’−ノブオキシ。
−4′−エピ−クロロ−3′−フルオロ−6′−N−メ
トキシカルボニル−1,3゜2’、3’−テトラ−N−
トシルカナマイシンB〔化合“吻CL−i)という〕の
生成O Ae 前項(F3で得られた化合物(k−1)の2g8 、8
〜を無水ツメチルホルムアミド(DMF)5.8mjに
溶解し、塩化リチウム86.5■(化合物(k−I)に
対して10モル比)を加え、50°Cで5分間攪拌した
。反応液を水116艷に投入し、生じた淡黄色沈澱をr
取、水洗し、減圧乾燥し、252岬の固体として表題化
合物(t−1)の粗製物を得た。この物質はこれ以上は
精製せずに次段の反応工程で用いた。
(H)2#−0−アセチル−4#、6#−0−シクロへ
キシリデン−3’ 、 4’−ジデオキシ−3′−フル
オ0−6’−N−メトキシカルボニル−1,3,2’、
3’−テトラ−N−)ジルカナマイシンB〔化合1勿(
+o−1)という〕の生成 化合物(m−1) 前項(G)で得られた化合物<1−+)の粗製物72.
4岬をジオキサン1.454に溶解し、α、α′−アゾ
ピスイソゾチロニトリル4.5■(化合物(t−1)に
対し0.5モル比)、トリブチル錫ハイドライド311
9(5モル比)を加え、窒素下にgo’cで攪拌した。
5分後にα、α′−アゾピスイソグチロニトリル4.5
Mg、  l’リプチル錫ハイドライド81MIを追加
して還元反志を行った。40分後反応液を減圧濃縮し、
シリカガル(ツコーグルC−200)3.6.!jのカ
ラムにチャーゾし、カラムをクロロホルム110−で洗
浄後、クロロホルム−アセトン(2:I)で溶出した。
相当するフラクションを減圧濃縮し、59.81グの粗
生成物を得た。この粗生成物をクロロホルム−アセトン
(2:1)の混液にとかし、ワコーグルC−C−200
(3のカラムにかけ、クロロホルム−アセトン(2:l
)で溶出して精製した。溶出液の溶出量3.5−目から
9−目までの部分を取り、減圧下に濃縮乾固すると、4
8.511fllの白色固体として表題化合物(m−1
)が得られた。化合物(k−1)からの収率66チ。
’ l(−NMR(ピリジン−d 中): δ3.61
 L  s、  3H。
CH30・CO)。
5.15 (m、 In。
H−3’)。
(I)  3’ 、 4’−ノブオキシ−31−フルオ
ロカナマイシンB〔化合物(1)〕の生成 前項(H)で得られた化合物(m−1)、すなわちN、
O−保護された3′−フルオロ−3’、4’−ジデオキ
シカナマイシンBを、後記の相継ぐ脱保護段階にかけた
。すなわち、化合物(m−l)の48.5ηを無水テト
ラヒドロ7ラン(THF )&Cとかした溶液を、金属
ナトリウム約goqを溶解、含有する液体アンモニア約
15d(−50°C’に冷却)に攪拌下に加え、−50
°Cで10分間反応させることによって化合物(m−1
)がらトシル基を脱離させた。その反応液にメタノール
を加えて、ナトリウム・ラジカルを消去し、混合物を室
温に戻してアンモニアを蒸発させ、得られたシロップ状
残留物を濃縮乾固すると、2’−0−アセチル−4’、
 6’−0−シクロヘキシリデン−3’、4’−ジデオ
キシ−3′−フルオロ−6′−N−メトヤシカルボニル
カナマイシンBから主としてなる白色固体が得られた。
この白色固体に水3.5−を加えると、残留した水酸化
ナトリウムのため強アルカリ性の水浴液が得られる。こ
れを80でに加温しで2時間加水分解反応を起させると
、上記の化合物からメトキシカルボニル基(Cbm )
及びアセチル& c A(! )が脱離される。こうし
て部分脱保護体として生成されたkl、 6#−0−シ
クロヘキシリデン−3’、4’−ジデオキシ−3′−フ
ルオロカナマイシンBを含む反応液を室温に冷却し、酸
性のイオン交換樹脂ダウエックス(Dowex ) 5
0 W x 2 (I(型200〜40Qメツ、クユ)
の6−を加えて前記の部分脱保護体を樹脂に吸着させた
。これに工って、NjL  イデン基が脱離されて3’
、4’−ジデオキシ−3′−フルオロカナマイシンBを
生成する。この目的生成物を吸着、含有している樹脂ご
と同一の樹脂2−のカラムの上部に加え、水(401r
Lt)で洗った後、IM−アンモニア水にて溶出し、ニ
ンヒドリン陽性部分を集め濃縮乾固した。得られた粗生
成物(23,2# )を水(10t/)Kとが[、、サ
ラニcM−セファデックスC−25(N114型)のl
O−カラムにチャージ後、カラムを水洗(50+d)L
、0.05H→O,15Mアンモニア水によシグラジェ
ント溶出し、ニンヒドリン陽性フラクションを合わせで
濃縮乾固し10.4119の淡黄色固体として式%式% シンBを得た(−炭酸塩として収率51%)。
〔α]24+ + 23°(cl、水)Q1H−NId
R(2i ND3含有D20):  δ 1.58(q
uintet。
IH,H−4’ax3,2.21 (m、 IH,H−
4’eq)。
4.73 (ddt、 Itl、 )l−3’ )、 
5.37 (t、 IH。
)L−1’ ) : J  t= 4.JH−sl、f
11= 51.5H−1,Ii’ z0 本化合物のI(−NMRチャートは添付図面の第1図に
示す。
実施例2 囚 41.61− o−イソノロピリデシ−6′−N−
ベンジルオキシカルボニル−1゜ 3.2′・3′−テトラ−N−ベンノルスルホニル−3
’ −fオキシ−3′−フルオロカナマイシンB〔化合
物(e−2) という〕の生生 成’−0−ヘ> >’ルxルホニル−4’−0* 6’
−N−カルボニル−4’、6’−0−イソゾaビリデン
−1,3・2’、3’−テトラ−N−ベンソルスルホニ
ルカナマイシνB〔化合物(c−2)という〕をペンノ
ルアルコールの存在下に水酸化ナトリウムで処理して生
成されて且つ下記の式 化合物(d−2) で示される6’−N−ベンジルオキシカルボニル−1,
3,3’−)リード−ベンジルスルホニル−2′・3’
−(N−ヘンシルスルホニル)エビミノ−3′−デオキ
シ−3′−エピ−4’、 6’−0−イングaビリデン
−カナマイシンB〔化合物(d−2)という〕の80η
をジメチルホルムアミド1.5−に浴ル゛−し、フッ化
水素カリウム(KflF  )  Qi) 25 y1
!IIを加え、150加2時間洗打1〜て反応Eまた。
反応液を以後、実施例1(D)と同様に処理すると、表
題化合物(o−2)の粗製物44r9を得た。
(均 2′−〇−ベンゾイルー6′−N−ベンジルオキ
シカルボニル−1,3,2’、3’−? +−ラーN−
ペンシルスルホニルー3′−デオキシ−3′−フルオロ
−4’、 6′−〇−イノグロピリデンカナマイシン B〔化合物(j−2)という〕の生成 OBz     化合物(j−1 前項囚で得た化合物(e−2)の6ooavを無水ピリ
ジシン1.5−に溶解し、ベンゾイルクロライド14.
3岬な加え、室温で一夜放置した。反応液に水0.02
−を加え゛CC後部飽和重曹水50−中投入し生じ之沈
澱なp取し乾燥した。この固体を展開系クロロホルムに
よりシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し2、
固体とし、て表題化合物の82.2岬(76%)を得喪
(C) 3’ 、 4’−ジデオキシ−3′−フルオロ
カナマイシンBの生成 前項CB)で得られた化合物(j−2)の粗製物の12
0#lllを、°無水ジクar!メタン3−&て?’B
 f”!l t、、無水ピリシン0.06#+tを加え
、−20°Cにて無水トリフロロメタンスル1(ンV0
.06−をカロえた0以下実施例1(F)と同機に処理
すると、相当する不安定な4’−0−トリフロロメチル
スホニル体(粗製物)の123岬が得られた。これを無
水DMF2.5−に浴解し、塩化リチウム35qを加え
、実施例1 (G)と同様に処理すると、相当する4′
−エピクa口体く粗製物)105■が得られた。これを
ジオキサ22mK溶解し、α、α′−アゾピスイソグチ
ロニトリル711f、)リッチルチンハイドライド21
0m1Pを加え、実施例1 (II)と同様に処理する
と、相当する4′−デオキシ体69m9を得た。
これを−506Cに冷却した液体アンモニア約15−中
ナトリウム約80qで処理して脱トリフルオロメチルス
ルホニル化する。以下、実施例1(I)と全く同様に処
理すると、目的生成物の3’、4’−ノブオキシ−3′
−フルオロカナマイシンBの11.0岬を得た。−炭酸
塩として化合物(j−2)が「)の収率24%。
実施例3 (A)  41.6’−0−シクロヘキシリデン−6′
−N−メトキシカルボニル−1,3゜ 2’、3’−テトラ−N−トリフルオロメタンスルホニ
ル−3’ −f オキシ−3′−フルオロカナマイシン
B(化合物(e −3)という〕の生成 3′−〇−ベンジルスルホニルー4’−0,6’−N−
カルボニル−41,61−Q−シクロへキシリデン−1
,3,2’、3’−テトラ−N−トリフルオロメタンス
ルホニルカナマイシンB(化合物(c −3)という〕
を無水メタノール中水酸化ナトリウムで処理して生成さ
れて且つ下記の式 %式%) で示される4#、 6’−0−シクロヘキシリデン−3
′−デオキシ−3′−エピ−6′−N−メトキシカルボ
ニル−1、3、3’−トリーN−)リフルオロメタンス
ルホニル−2’、 3’−(N−ト’Jフルオロメタン
スルホニル)エビミノカナマイシンBC化合物(d−3
)といつ〕の110ηをツメチルホルムアミド2.5−
に溶解する。この溶液にフッ化水素カリウム40’Fを
加え150’cで2時間攪拌して反応させた。反応液を
以後、実施例1(D)と同様に処理すると、表題化合物
(e−3)の粗製物72ηを得た。
(B) 2’−0−アセチル−4’、 6’−0−シク
ロヘキシリチン−6′−N−メトキシカルボニル−1,
3,グ 31−テトラ−N −トIJフルオロメチルス
ルホニル−3′−デオ#y−3’−フルオロカナマイシ
ンB〔化合物(j−3Jという〕の 生成 前項(A)で得た化合物(e−3)の1201りをm水
DMso −ヒIJ −)> (9: l ’) 0.
6+dlC?G解L、N−アセチルイミダゾール50■
を加え、実施例1(E)と同様に処理すると表題化合物
(j−3)の119■が得られた。
(C) 3’ 、 4’−ノブオキシ−3フーフルオロ
カナマイシンBの生成 前項(B)で得られた化合物(j−3)の粗製物のl 
l Qqをピリジン1−5dK溶解し、メタンスルホニ
ルクロライド0.0285−を加え、室温にて一夜放置
した。以下、実施例1(F)と同様に処理すると、相当
する4′−〇−メシル体112キが1尋られた。これを
0MF2.5−に溶解し、塩化リチウム30”9を加え
、70°Cで3時間反応せしめた。
以後実施例1(G)と同様に処匪後、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開系クロロホルム−メタノール
=7:I)で精製すると、相当する4′−エピクロ0体
52qが得られた。これをジオキサン1.5dK溶解し
、α、α′−アゾビスインブチロニトリル519.)リ
ッチルチンハイドライド100■を加え、実施例1 (
It)と同様に処理すると、相当する4′−デオキシ体
31yダが得られた。
これを実施例1(I)と同様に脱保護処理すると、目的
の3’、4’−ノブオキシ−3′−フルオロカナマイシ
ンBの6.1ηが得られた。−炭酸塩として化金物(j
−3)からの収率12.5 %を得た。
実施例4 (A)  4’、6”−0−ペンノリデンーbl −N
−エトキシカルボニル−31−デオキシ−3′−フルオ
ロ−1,3゜2’、3’−テトラ−N−メシルカナマイ
シンB(化合 物(e−4)という〕の生成 3′−〇−ベンジルスルホニルー4’−0、0’−N−
カルボニル−4’+ 6’−0−ペンノリデンー1゜3
 、2’、 3#−テトラ−N−メシルカナマイシンB
〔化合物(c−4)という〕を無水エタノール中水酸化
カリウムで処理して生成されて且つ下記の式 %式%(4) で示されるi、I、 61− Q−ペンノリチン−3′
〜デオキシ−3′−エピ−6′−N−エトキシカルボニ
ル−1,3,3’−トリーN−メシル−2’、 3’−
(N −メシル)エビミノカナマイシンB〔化合物d−
4)という〕の451qをジメチルホルムアミドの1.
1−に溶解し、フン化水素カリウム1llNJを加え、
150°Cで2時間攪拌して反応させた。その反応液を
以後、実施例1(D)と同様に処理すると、表題化合物
(e−4)の粗製物の289を得た。
(B) 2’−0−アセチル−4#、 6#−0−ベン
ジリデン−6′−N−エトキシカルボニル−1,3,2
’、3’−テトラ−N−メシル−3′−チオヤシ−3′
−フルオロカナマイシンB〔化合物(j−4)とい う〕の土生 成項(A)で得た1′ヒ合物(e−4)の120ηを無
水DMS O−ピリジン(9:1)0.61!leに1
l−7N−アセチルイミダゾール50岬を加え、実施例
1(E)と同様に処理すると表題比8′;勿(j−4)
の107ηが得られた。
(C) 3’、 4’−ゾデオギシー3′−フルオロカ
ナマイシンBの生成 前項(8)で得られた化合物(j−4)の粗製物の10
0〜を無水ジクロルメタンとビリノン(10:1)の混
液7@eに加え、つぎVこ無ホトリフルオロメタンスル
ホン酸o、08−を加え、0°Cで2時間攪拌し反応せ
しめた。水0.03 mlを加えて後クロロホルム15
−を加え、溶液を順次5チ硫酸水素カリウム水、飽和重
げ水、さらに水で洗浄1〜、芒硝で乾燥後、濃縮乾固す
ると、不安定& 4’ −0−トリフルオロメチルスル
ホニル体の73η(T11製VltJ)を得た。こ九を
無水DVLF1.5+、、tに店!、¥し、塩化リチウ
ム23■を加え、実施し111 (Qlと同様に処理す
ると、相当する4′−エピクロロ体の61■(粗製物)
を得た。こルをソオキサノ1.5tJにL解し、α、(
χ′−丁ゾビスイソブチロニトリル5q、トリグチルチ
ンハイドライド120qを加え、実施f!jll l 
(H)と同様に処理すると、相当する4′−デオキシ体
441Hiが得られた。これを実施例10と同様に脱保
護処理すると、目的の3’ 、 4’−ジデオキシ−3
′−フルオロカナマイシンBの7.0IIPが得られた
。−炭酸塩として化合物(j−4)からの収率13.2
チ。
実施例5 囚 21−0−アセチル−4’、 6’−0−シクロへ
キシリチン−6′−N−メトキシカルボニル−4′−〇
−メシルー1,3゜2)という〕の生成 Ac 化合物(k−2) 実施例1(E)で得られた化合物(j−I)の27■を
無水ノクロルメタン0.5−に溶解し、無水ピリノン0
.0144とメシルフロラ−f )’ 0.0065 
−を加え室温にて一夜放置した。以下、実施例1(F)
と同様に処理すると、表題化合物(k−2)の固体26
.5 IIFを得た〇 CB) 2’−0−アセチル−4’、 6’−0−7ク
ロヘキシリデンー6′−N−メトキシカルボニル−1,
3・2’、3#−テトラ−N−トシル−3’、4’−ジ
デオキシ−4′790モ −エピ17X17−7フルオローカナマイシンB〔化合
物(t−2)という〕の生成 前項囚で得られた化合物(k−2)の30.ONを無水
DMF0.6111/に溶解し、臭化リチウム19〜を
加え50’Cで一夜反応せしめた。反応液を水10−に
投入し、生じた沈澱を実施例+ (G)と同様に処理後
シリカダル力ラムうロマトグラフイー(展開系クロロホ
ルムをアセトン(2:l))で精製すると、固体として
表題化合物(t−23の17.3岬を得た。
(C) 2’−0−アセチル−4’、 6#−0−シク
ロヘキシリデン−6′−N−メトキシカルボニル−1,
3,2’、3’−テトラ−Nl−シル−3’、4’−ジ
デオキシ−3′−フルオロカナマイシンB(化合物( m−I)]の生成 前項CB)で得られた化合物(L−2)の35キ(粗製
物)を、ノオキサン1−に溶解し、α、α′−アゾピス
イングチロニトリル2.31i19.  トリグチルチ
ンハイドライド40qを加え、以下、実施例1(■)と
同様に処理し、化合物(t−2)の14,3ηを得た。
化合物(k−2)からの収率43’1lrn(D) 3
’、 4’−ノブオキシ−31−ツルオロカナマイシν
Bの生成 前項(C)で得た化合物(m−1)を実施例1(■)と
同様く脱保護のため処理すると、目的の表題化合物が得
られた。
実施例6 (5) 2#−〇−アセチルー4’、 6’−0−シク
ロヘキシリチン−6′−N−メトキシカルボニル−4’
−0−)シル−1,3゜2’、3’−テトラ−N−)シ
ル−3′−デオキシ−3′−フルオロカナマイシンB〔
化合物(k−3>という〕の生成 実施例1(E)で得られた化合物(j−1)の26.5
Wをピリノン0.5−に溶解し、トシルクaライト;1
9.7Mgを加え、50°Cにて一夜放置した。
以下、実施例1(F)と同様に処理すると表題化合物(
k−3)の固体27.0■を得た。
(B) 2#−0−アセチル−41,bl−Q−シクロ
ヘキシリデン−6′−N−メトキシカルボニル−1,3
,2’、3’−テトラ−N−)シル−3’ 、 4’−
ジデオキシ−4′−エピ−ヨード−3′−フルオロカナ
マイクンB〔化合物CL−3)という〕 の生成 前項(A)で得られた化合物(k−3)の35キを無水
D M F O,6−に溶解し、沃化ナトリウム+oo
qを加え50oCで10時間反応せしめた。
反応液を水10−に投入し、生じた沈澱を実施例1(G
)と同様に処理後、シリカデルカラムクロマトグラフィ
ー(展開系クロロホルム−アセトン(2:I)で精製す
ると、表題化合物(L−3)の固体13.99を得た。
(C) 2’−0−γセチルー4′、6“−0−シクロ
ヘキシリデン−6′−N−メトキシカルボニル−1,3
,2’、3’−テトラ−N−トシル−3’、4’−ノデ
オキンー3′−フルオロカナマイシンB〔化合物( m−1))り生成 前項(B)で得られた化合物(t−3)の40町(粗製
物)を、ジオキサン1ゴに溶)・イし、α、α′−アゾ
ビスインブチロニトリル2.3tyi、トリブチルチン
ハイドライド35ηを加え、以下、実施例1(H)と同
様に処理すると、表題化合物(m−1)の16.4m9
を得た。化合物(k−3)からの収率CD) 3’、 
4’−ノブオキシ−3′−フルオaカナマイシンBの生
成 前項(C)で得た化合物(m−1)を実施例1(■)と
同様に脱保穫のため処理すると、[」的の表題化金物が
得られたつ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の31 、41− ・ジデオキシ−3′
−フルオロカナマイシンBの水素核磁気共鳴スペクトル
(’H−NMRI図を示す。 手続補正書(自発) 昭和61年子月句日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で示される3′,4′−ジデオキシ−3′−フルオロカ
    ナマイシンB及びその酸付加塩。 2、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Rはアルキル基、アラルキル基又はアリール基
    であり、Aはメトキシカルボニル基又はエトキシカルボ
    ニル基又はベンジルオキシカルボニル基の形のアミノ保
    護基あるいはアルカノイル基又はアロイル基の形のアミ
    ノ保護基若しくはスルホニル基型のアミノ保護基であり
    、Bはアルキルスルホニル基、アラルキルスルホニル基
    又はアリールスルホニル基型のアミノ保護基であり、X
    及びYは夫々に水素原子又は1価のヒドロキシル保護基
    であるか、あるいはX及びYは共同して1個の2価ヒド
    ロキシル保護基を形成し、QはBと同じアルキルスルホ
    ニル基、アラルキルスルホニル基又はアリールスルホニ
    ル基であり、Vはヒドロキシル保護基である〕で示され
    る3′−デオキシ−3′−フルオロ−4′−O−スルホ
    ニルカナマイシンB誘導体を次式 MD (III) 〔式中、Mは金属、DはCl、Br又はIである〕の金
    属ハライドと作用させて次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、A、B、Q、V、X、Y及びDは前記と同じ意
    味を有する〕で示される4′−ハロゲン化生成物を生成
    し、次いでこれを還元して4′位ハロ基(D)を水素で
    置換することにより3′,4′−ジデオキシ−3′−フ
    ルオロカナマイシンB保護誘導体を生成し、さらに残留
    のアミノ保護基(A、B、Q)、ならびにヒドロキシル
    保護基(V、X、Y)を公知の脱保護法で脱離すること
    を特徴とする、次式▲数式、化学式、表等があります▼
    ( I ) で示される3′,4′−ジデオキシ3′−フルオロカナ
    マイシンBの製造法。 3、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔式中、Bはアルキルスルホニル基、アラルキルスルホ
    ニル基又はアリールスルホニル基型のアミノ保護基であ
    り、X及びYは夫々に水素原子又は1価のヒドロキシル
    保護基であるか、あるいはX及びYは共同して1個の2
    価ヒドロキシル保護基を形成し、QはBと同じアルキル
    スルホニル基、アラルキルスルホニル基又はアリールス
    ルホニル基であり、ZはQと同じ又は異なるアルキルス
    ルホニル基、アラルキルスルホニル基又はアリールスル
    ホニル基であり、V′はヒドロキシル保護基又は水素原
    子である〕で示される3′−O−スルホニル−6′−N
    ,4′−O−カルボニル−カナマイシンBの保護誘導体
    をメタノール又はエタノール又はベンジルアルコールの
    存在下に水酸化アルカリ金属と反応させて次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中、B、X、Y、Q及びV′は前記と同じ意味をも
    ち、A′はメトキシカルボニル基又はエトキシカルボニ
    ル基又はベンジルオキシカルボニル基の形のアミノ保護
    基である〕で示される3′−デオキシ−3′−エピ−2
    ′,3′−エピミノ−6′−N−アルコキシ−又はアラ
    ルキルオキシ−カルボニル−カナマイシンBの保護誘導
    体を生成し、次に式(VI)の化合物を次式 MeHF_2 (VI) 〔式中、Meはアルカリ金属原子である〕のアルカリ金
    属水素ジ弗化物と有機溶媒中で加熱下に反応させて次の
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 〔式中、A′とBは前記と同じ意味のアミノ保護基であ
    り、V′、X及びYは前記と同じ意味をもつ〕で示され
    る3′−デオキシ−3′−フルオロカナマイシンB誘導
    体を生成させ、さらに式(VIII)の化合物中の(V′)
    が水素原子である場合にはこのV′をヒドロキシル保護
    基に転換し、その後に次式 RSO_2D′(IX) 〔式中、Rはアルキル基、アラルキル基又はアリール基
    であり、D′は塩素又は臭素又は沃素である〕のスルホ
    ン酸ハライド、あるいはこれに対応する次式 (RSO_2)_2O (IX′) 〔式中、Rは前記と同じ意味を有する〕のスルホン酸無
    水物を反応させて、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Rはアルキル基、アラルキル基又はアリール基
    であり、A′はメトキシカルボニル基又はエトキシカル
    ボニル基又はベンジルオキシカルボニル基の形のアミノ
    保護基であり、Bはアルキルスルホニル基、アラルキル
    スルホニル基又はアリールスルホニル基型のアミノ保護
    基であり、X及びYは夫々に水素原子又は1価のヒドロ
    キシル保護基であるか、あるいはX及びYは共同して1
    個の2価ヒドロキシル保護基を形成し、QはBと同じア
    ルキルスルホニル基、アラルキルスルホニル基又はアリ
    ールスルホニル基であり、Vはヒドロキシル保護基であ
    る]で示される3′−デオキシ−3′−フルオロ−4′
    −O−スルホニルカナマイシンB誘導体を生成させ、次
    にこの式(II)の化合物を次式 MD (III) 〔式中、Mは金属、DはCl、Br又はIである〕の金
    属ハライドと作用させて次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、A、B、Q、V、X、Y及びDは前記と同じ意
    味を有する〕で示される4′−ハロゲン化生成物を生成
    し、次いでこれを還元して4′位ハロ基(D)を水素で
    置換することにより3′,4′−ジデオキシ−3′−フ
    ルオロカナマイシンB保護誘導体を生成し、さらに残留
    のアミノ保護基(A′、B、Q)、ならびにヒドロキシ
    ル保護基(V、X、Y)を公知の脱保護法で脱離するこ
    とを特徴とする、次式▲数式、化学式、表等があります
    ▼( I ) で示される3′,4′−ジデオキシ−3′−フルオロカ
    ナマイシンBの製造法。
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