JPS6251537A - ウエブ巻取軸の巻芯移動防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、ウェブ巻取軸の巻芯移動防止装置に関する
。ここにウェブと称するのは紙、布、プラスチックフィ
ルム、金属箔その他シート状拐料の総称とする。

例えば幅広いウェブを所要幅にスリット（縦断）しなが
ら複数個のロールとして巻取る場合９巻取機番こ装着す
る巻取軸に予めスリット幅に合せた長さの円筒形巻芯を
はめ、その」二に巻付けてシートロールとする。

このような場合に使用する装置で巻取軸にはめた巻芯を
駆動する際、軸線方向への移動を防止するものである。

（従来の技術） 中空巻取軸の両端部は軸により受けられ、一端には軸駆
動機構、他端開Ｌ１部には、圧縮空気送給機構がつく。

中空軸の周面随所に突出する駆動部は軸の内部加用力に
押され軸の回転により受動カラーを摩擦駆動する。輔は
受動カラーにゆるくはまり。

この場合、駆動部外面の鋼球とカラー内面との摩擦によ
り回転駆動される。受動カラーの回転はこの場合、仲介
用角形カラーを介して巻芯へ伝わる。詳細に説明すると
、中空軸内部には。

エアチューブが通してあり輔端開１−１部から圧縮空気
が入ると拡大し、三つ割カラーを外方へ張出す。従って
五つ割カラーは中空軸の内壁に密着しようとし、夫ノ？
にねじ止した駆動部を中空軸の透孔から外方へ押１＋１
１−０つまり中空軸内の空気圧により駆動部外面の鋼球
を受動カラーへ押伺ける事になる。従って空気圧を調節
する事により、鋼球と受動カラーとの間の摩擦駆動力を
容易に制御できる。そして中空軸内の空気圧を弱めると
エアチューブは縮小し、五つ割カラーは中心へ寄り、鋼
球の少くとも１個は受動カラーから削れる。なお、三つ
割りカラーの相互係合部は周知のように一方の凹溝へ他
方の突条が出入りして接近離反できるようにしているも
ので、これは１本出願人が既に提案（特公昭５５−３７
４６１号公報参照）した。

（発明が解決しようとする問題点） 上記ウェブ巻取軸は、特にスリック−付き巻取機に使用
し。

同一軸に異る幅のウェブを同時に巻取る場合、自動的に
夫々の分割ウェブに適応した巻取トルクを発生し１巻取
機（１寺の精密トルク制御を生す事ができ、必要に応じ
て軸内の駆動部が自主的にスリップするから巻取軸自身
１巻取状況に適応できるものであるが、一つ問題点があ
った。それはウェブを巻取る場合、運転」−２巻取り状
態を１１視、しながら、より良い巻取品質にするため、
あるいは運転操作−１加減速、停止、起動の繰り返しを
行う必要がある。この際、ウェブ巻取りによる張力の掛
り方の不均一があったり、（これはシートの厚みムラに
よって起る現象である）あるいは回転の慣性力による負
荷の掛り方によって。

どうしても巻芯が軸線方向にずれる。これによりシート
ロールの端面がずれて不揃いとなるとａう問題がある。

これに対し。

従来のウェブ巻取軸では何ら考慮されていなかった。

なお、規制リングをボルト、ビス等で係止することも考
えられるが、これでは完成シートロールを搬出する毎に
、ボルト。

ビスの締め付けをゆるめて巻取軸からはずさなければな
らず。

操作」ユ、非能率的で煩雑な作業が必要である。これを
フンタッチで出来るようにした。

（問題点を解決するための手段） そこで１本発明は２巻取軸端に巻芯の軸方向への移動を
規制するための規制リングを設け、この規制リングを巻
取軸に対して摩擦係止できるように、出没自在の拡縮部
材を複数個設け。

該拡縮部材を拡縮する手段を備えた巻取軸における巻芯
移動防止装置。

（作　用） 従って２本発明によれば９巻取運転操作上における軸線
方向の巻芯のずれを規制リングで防止するため、該規制
リング内周を巻取軸をこ係止するために２巻取軸端に拡
縮部材を設けて、空気圧あるいはピストン部材等を介し
て拡大、縮小させて巻芯のずれ防止を行い、しかも、シ
ートロール完成品の取り出しに便利でワンタッチで操作
できるようにした。

（実　施　例） 第１図〜第６図は９本発明の実施例を示すものであって
７巻取軸は、エアエキスパンションシャフトとフリクシ
ョンカラーの組合せ構造で、輔（１）は、制御用エアに
より制御されるエアチューブを内蔵し、エアチューブに
より、ラグ、あるいはボールで作動させてフリクション
カラーを係止、このフリクションカラーには巻芯を確実
に固定するためのボールロック機溝を装備しであるので
９巻芯がフリクションツ巧−に固定される。これにより
巻取軸の回転でシート帯が巻取られる。

この巻芯が゛解決しようとする問題点″の所で述べたよ
うに軸線方向で左右にずれる現象が起る。これを規制リ
ングによって規制することにより、ずれを防止しようと
したもので、フリクションリング（２）の係止リング（
６）が軸端部に設けられている。

なお、この係止リング（６）を利用して図示のように規
制リング（５）を係止するための拡縮リング（力等を装
着しても良いが、各々単一に設けても良い。この点は、
当業技術者の周知技術により種々の変化応用が可能であ
る。

該軸端（Ｉ［ｌｌの円周方向にｔＭ数個放射状に規制リ
ング（５）をロックするための部材が設けられている。

このロックする部材は２図示のように一実施例としては
、腹数割された拡縮リング（７）と拡縮リング（７）に
合せて、ピストン（９）を設けている。

該ピストン（９）は分割した一拡縮リング（７）を拡縮
させるのに必要な数だけ設ければ良く、−拡縮リング（
７）に１個でも複数個でモ良いことは、設計」二の変更
である。なお、ピストンリングａυ。

分割拡縮リング（力のリング状抑え部材（８）、ピスト
ン（９）が軸端凹部に設けられ、規制リング（５）をロ
ックしない状態の時は、常時定位置に戻るように作用す
るばね０を等、適宜設けることは当業者が当然行うこと
である。また、規制リング（５）をロックさせるために
拡縮リング（７）を作動させる手段は、第１図に示され
ているように流体圧（空気、油、水等）の作用によって
行っても良いし、第３図に示すように機械的にピストン
をカムまたは流体圧によって作動させ先端部カヤｊ錐状
部を備えた押付は部材Ｑ３によって分割した各拡縮リン
グ（７）を円周方向（こ拡大、縮小させても良いことは
いうまでもない。

なお、第１図、第２図に示した実施例では９図示されて
いない流体圧源からの流体圧を通路ｆ１２を経てピスト
ン（９）に作用させ。

上下動することにより、拡縮リング（７）が拡大、縮小
し、この拡大により規制リング（５）がロックされる。

又、第３図、第４図に示した実施例では１図示されてい
ないカムあるいは流体圧源の作用により、先端部に円錐
状部を備えた押付は部材α３を作動させ。

ピストン（９）を−１ユ下動させることにより拡縮リン
グ（力が拡大、縮小し、この拡大時に規制リング（５）
の内周をロックするものである。

以」−９少数の実施例に基づいて本発明を説明したが９
巻取軸は、エアエキスパンション軸だけでなく、中実軸
でも良く、その他、実開昭５７−４１８５９号公報で開
示されているような軸でも良くその実施における態様が
設、１１者等の周知技術によって適宜変化応用可能であ
ること、及び各構成部分が置換可能な範囲で選択的に組
合せ自在なことはいうまでもない、更に規制リングは、
一般的に紙、拡縮リングは金属であるが、その材質は、
その用途等によって多様に変化ｉ（能である。

（発明の効果） この様に２本発明によれば、ワンタッチで規制リングを
係止。

遊離することができるので、従来のものに比べて、シー
トロールあるいは巻芯の装着、取外しにおいて迅速、確
実に行うことができるようになったので、操作性が著し
く　ｌｉ’ｉＪ、Ｊ二した。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は、夫々実施例の説明図で、第１図は流
体圧を利用した場合の横断面図、第２図は、第１図のＡ
−Ａ断面図、第３図は機械的な部材を利用した場合の横
断面図で、第４図は、第３図のＢ−Ｂ断面図、第５図は
９巻取軸の全体概略図、第６図は第１図のＣ−Ｃ断面図
である。 ｌ・・・軸、２・・・フリクションリング、３・・・巻
芯、訃・・規制リング。 ６・・・係止リング、７・・・拡縮リング、８・・・リ
ング状抑え部材。 ９・・・ピストン、１２・・・流体圧入目特許出願人　
　株式会社　片岡機械製作所第５図 手続補市書（方式） ■、小事件表示 昭和６０年特Ｍ’ｒ願第１９０５８９号２、発明の名称 ウェブ巻取軸の巻芯移動防上装置 ３、補正をする者

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻取軸端に、巻芯の軸方向への移動を規制するための規
   制リングを設け、この規制リングを巻取軸に対して摩擦
   係止できるように出没自在の拡縮部材を複数個設け、該
   拡縮部材を拡縮する手段を備えた巻取軸における巻芯移
   動防止装置。