JPS6250532B2 - - Google Patents

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JPS6250532B2
JPS6250532B2 JP53043082A JP4308278A JPS6250532B2 JP S6250532 B2 JPS6250532 B2 JP S6250532B2 JP 53043082 A JP53043082 A JP 53043082A JP 4308278 A JP4308278 A JP 4308278A JP S6250532 B2 JPS6250532 B2 JP S6250532B2
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JP
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cooling chamber
gas
chamber
temperature
cyclone
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JP53043082A
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Raan Maruteiin
Ree Rootaa
Teene Berunto
Bidora Kareru
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Metallgesellschaft AG
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Publication date
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Publication of JPS6250532B2 publication Critical patent/JPS6250532B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B1/00Preliminary treatment of ores or scrap
    • C22B1/02Roasting processes
    • C22B1/10Roasting processes in fluidised form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B5/00General methods of reducing to metals
    • C22B5/02Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes
    • C22B5/12Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes by gases
    • C22B5/14Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes by gases fluidised material

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、処理温度で溶融液と気体とを生成す
る微粒状固体物質を、水平に対し0〜15゜傾斜す
る軸を有するサイクロン・チヤンバーにおいて酸
素富有ガスで熱処理する方法並びにその高熱治金
工程への適用に関するものである。
燃焼炉工学〔ルエゲル(Lueger)著、「エネル
ギー工学とモータ辞典(Lexikon
Energietechnik und kraftmaschinen))」第7
巻、L―Z、ドイツ出版協会、シユツツトガル
ト、1965年発行、を参照〕においてと同様、高熱
治金工学においてもサイクロン・チヤンバーはま
すます大きな関心を持たれている〔例えばイー・
アー・オナイエー(I.A.Onajew)著「銅及び多
金属濃縮物のサイクロン溶融(Zyklonschmelzen
von kupfer und polymetallischen
konzentraten)」新製錬所、10(1965年)、210頁
以下を参照〕。このサイクロン・チヤンバーの高
熱治金工学用の運転方式における新規な適用分野
及び改善については、ドイツ連邦共和国特許出願
公告第1161033号、第1907204号、第2010872号、
同特許出願公開第2109350号各明細書並びに論文
では、シユ・チヨキン(Sch.Tschokin))著「フ
ライブルゲル研究ノート(Freiburger
Forschungshefte)」第150巻、ライプチツヒ、
1969年発行、41頁以下、ゲー・メルヒエル(G.
Melcher)他著又はエー・ミユーラー(E.
Mu¨ller)著「造鉱金属(Erzmetall)」第28巻、
1975年発行、313頁以下又は第29巻、1976年発
行、322頁以下又は第30巻、1977年発行、54頁以
下に述べられている。
サイクロン・チヤンバーの適用で特に意義があ
るのは、一方では反応炉の単位容量当りの原料処
理率が著しく高くなることであり、他方では、供
給原料の個々の成分が揮発するのに適した高い反
応温度に調節し得ることである。
サイクロン・チヤンバーの運転は、反応諸成分
をサイクロン・チヤンバーに導入するに先立つて
互いに強く混合すること及び垂直燃焼道でかなり
の程度まで反応させることによつて著しい改善が
得られる(ドイツ連邦共和国特許出願公告第
2253074号明細書)。この方法では、燃焼道無しの
サイクロン・チヤンバーによる処理の場合と異な
り、サイクロン・チヤンバーでの燃焼が終了する
前に、又は反応が完了する前に供給材料の或る分
量が分離されて、サイクロン・チヤンバー内に常
に存在する溶融フイルム内に溶け込み、これによ
り完全な転化が行われなくなるということが避け
られる。
特に上に概述した方法では、サイクロン工程
は、技術的にみて簡単に且つ有利に実施し得る
が、この場合サイクロン・チヤンバーからのガス
に連行される溶融滴の分離が種々の困難を伴う。
サイクロン燃焼の場合通常であるように、特に高
熱治金工程の場合、サイクロン・チヤンバーに供
給されるガスの比固形物含量が高く、この状態は
廃ガス流にまで続くので、固体物質を捕える為の
水冷火格子が詰まり易い。
本発明の目的は、公知の、特に上述の諸欠点を
除去した、使用が簡単で且つ高価な設備を必要と
しない方法を提供することである。
この目的は、冒頭に述べた種類の方法におい
て、サイクロン・チヤンバー内で分離する溶融液
生成物を、そのサイクロン・チヤンバーの外筒の
下部領域に設けられた開口を通して排出し、溶融
液生成物の大部分を除去されたガス流を、そのサ
イクロン・チヤンバーの端壁部に設けられ且つサ
イクロン・チヤンバーの略軸方向にある開口を通
つて冷却室に導入し、このガス流が冷却室に入つ
た際に存在する溶融液滴がその自由飛行中に凝固
点以下に冷却されるように上記ガス流の温度を冷
却によつて低下させることを特徴とする固体物質
の熱処理方法によつて達成される。
サイクロン・チヤンバーには、長さが0.5〜
5D、好ましくは1〜2D(D:サイクロン・チヤ
ンバー端壁部のガス排出口の直径)の連絡ダクト
を介して冷却室が接続され、この冷却室は軸が水
平に(約15゜迄は下方に傾けて良い。)或いは垂
直になるように設置される。垂直設置の場合、も
ちろんガス流を約90゜転向する為の手段が必要で
ある。冷却室は、サイクロン・チヤンバーの軸を
含む垂直面に対して対称な、例えば矩形、円形、
楕円形又は多角形断面であるべきである。
水平の又は約15゜以内で下方に傾斜した軸を持
つ冷却室を備えて実施する本発明による方法にお
いては、冷却室の断面積を、サイクロン・チヤン
バー・ガス排出口の面積の少なくとも5.5倍、特
に10〜30倍とするのが好ましい。垂直軸を有する
冷却室を使用する場合は、溶融粒子も固体粒子も
放物運動をしないので、必要な横断面積は少なく
て済み、サイクロン・チヤンバーの排出口面積の
少なくとも4.5倍、特に8〜25倍とすれば良い。
但し、どんな場合でも、排出口の直径は0.3m以
下であるべきではない。
冷却室が上述の寸法を有する場合、溶融液状態
で導入された粒子は、冷却室の壁と接触する以前
に少なくともそれらの表面が確実に凝固する。こ
の結果、冷却室壁への粘着は防止される。かくし
て凝固した粒子は冷却室の底に堆積し、次いでそ
こから簡単に運搬手段、例えば冷却されたスクリ
ユーコンベアで取出される。
水平型冷却室を備えて実施する方法において
は、凝固した粒子の運搬取出しを特に簡単な構成
とする為に、冷却室の断面を、上側が矩形であ
り、且つ下側が平行短辺を下にした台形とから成
るように設計することが望ましい。
又冷却室の長さをL、断面積をFとした時、次
の関係:3√<L<10√を満足すべきであ
る。
冷却室でのガスの冷却は、水又は蒸気で冷却さ
れる囲壁を通じて或いはガス媒体又は水性媒体を
直接供給することによつて行われる。両方法を併
用することも可能である。冷却を冷ガスの吹込み
により行う場合、サイクロン・チヤンバーからの
廃ガス及び吹込まれる冷媒ガスの運動量を互いに
密な混合ができるように十分に利用すべきであ
る。冷却室に導入されるガス噴流の連絡ダクト出
口における速度が30〜300m/秒、特に50〜120
m/秒である場合は、上記ガス成分の混合に特に
良い結果が得られる。ガス流の速度が大きく、冷
却室の寸法が上述の通りである時は、還流が冷却
室の軸に対称に生じる。そこで、冷媒をこの環流
中に供給することによつてこの環流を強化し、そ
れによつて冷却効果を増大し得る。
本発明による特に好ましい構成においては、冷
媒が、混和の為に、30〜160度の開きを持つた仮
想円錐の円錐面に排出方向があるように配置され
た複数個の開口を通して排出される。この場合、
仮想円錐の軸は連絡ダクトの延長軸と一致し、そ
の先端はガス流の方向に向いているものとする。
ガス媒体又は水性媒体による冷却の場合は、同
時に化学反応が伴つても良い。例えば、サイクロ
ン・チヤンバー内にて炭素の不完全燃焼により生
じるCO−富有ガスが冷却室内で、そこに吹込ま
れる水蒸気又は水と反応して水性ガスに転化され
ても良い。又、焙焼工程から生ずる二酸化硫黄含
有ガスによつて廃硫酸が分解されても良い。
本発明による好ましい構成においては、サイク
ロン・チヤンバーから出てくるガス流の温度を溶
融状粒子の軟化点より約100℃低い温度に低下さ
せる。これは、通常、600〜1200℃への冷却を意
味する。これにより、粒子が冷却室の壁に接触す
る以前に十分凝固することが一様に保証される。
サイクロン・チヤンバーと冷却室間の連絡ダク
トの形状は円筒形でも円錐台形でも良く、後者の
場合は、幅広面をガス流方向に向けても逆方向に
向けても良い。
冷却室内で連絡ダクト出口の下方に、この連絡
ダクトから滴下する溶融液を捕らえ且つこの溶融
液の凝固生成物を取り出して搬出する為の水ダク
トを配置することが好ましい。
本発明による好ましい構成においては又、処理
すべき固体物質をサイクロン・チヤンバーに供給
するに先立ち、酸素含有ガス及び場合によつては
エネルギー・キヤリヤと反応温度以下で混合して
懸濁物となし、これを逆燃を起さない程度の速度
で垂直燃焼道に導入し、そこで反応を起さしめ、
これにより生成した溶融液状粒子を主として含む
懸濁流をサイクロン・チヤンバーに導入する。こ
の場合、懸濁流の燃焼道における滞留時間は、懸
濁流が燃焼道を出て行く際に反応が少なくとも80
%完了するように調節すべきである。
懸濁流を逆燃を起さない速度で導入する方法は
種々ある。例えば、反応成分間の混合を、懸濁流
が適当な高速度を有するように行なうことができ
る。しかし特に有利には、燃焼道の前位置に十分
大きい速度へ加速するためのノズル状の絞り手段
を備えた装入装置を設置することである。この対
策により、さもないと懸濁物中に生じ易い層や塊
は崩壊される。かくして懸濁流が完全に均質化さ
れ、従つて粒子の全表面が反応に役立つ。
懸濁流の燃焼道における滞留時間は、燃焼道の
寸法を適当に設定することにより得られる。管内
が空として計算した場合のガス流の速度は約8〜
30m/秒である。
サイクロン・チヤンバーに供給されるか或いは
懸濁流に混和されて燃焼道にもたらされる固体粒
子の比表面は10〜1000m2/Kg、好ましくは40〜
300m2/Kgであるべきである。これは夫々3〜300
μ及び10〜80μの平均粒径に相当する。ここに平
均粒径とは、その50重量%が平均粒径より大きい
粒径を有し且つ50重量%が小さい粒径を有すると
定義される。
酸素富有ガスとは、本発明においては、酸素含
有量が少なくとも30容量%であることを意味す
る。はじめから所要濃度の酸素含有ガスが得られ
ない場合、それは空気又は他のガスに高純度酸素
を混和して作られる。この目的の為に、微粒固体
物質の混和時に、酸素、空気又は他のガスが別々
に又は予め混合して供給され得る。
本発明による方法で処理されるべき固体物質と
酸素富有ガスとの反応が吸熱反応であるか、或い
は発熱反応であるとしても熱処理工程が自動的に
進行する程でない場合には、サイクロン・チヤン
バー又は懸濁流に任意のエネルギー・キヤリヤが
混和される。ここにエネルギー・キヤリヤとは、
酸素により燃焼して熱を放出する物質を意味し、
気体でも液体でも、又固定でも良い。これらの燃
料は単独でも、又は他の燃料と混合して用いても
良い。この場合、気体燃料は、酸素富有ガスと、
固体燃料は処理されるべき微粒の固体燃料と予め
混合することが好ましい。炭素含有燃料の代り
に、炭素を含まないでも酸素と反応して熱を発生
する物質、例えば黄鉄鉱や硫黄を用いることがで
きる。この場合、もちろん当該反応の特徴が、二
酸化硫黄の生成によつて害を受けてはならないこ
とに留意すべきである。
本発明によるサイクロン・チヤンバーでは、生
成溶融物質の分離度が85%以上に達する。
基本的には、2基のサイクロン・チヤンバーに
同一の冷却室を共通に付属させることが可能であ
る。
本発明による方法は高熱治金工程に適し、特に
硫化物鉱石、鉱石濃縮物及び製錬中間生成物の焙
焼に好適である。
次に本発明の詳細を各実施例につき添付図面を
参照して説明する。
第1図において、サイクロン・チヤンバー2は
燃焼道1を備えると共に、連絡ダクト4を介し
て、水平軸を有する冷却室3の前面と接続する。
導管(複数個)5を経て気体又は液体の冷媒が冷
却室3に供給される。第2図に断面図示したよう
に、冷却室は矩形と台形とを合わせた基断面を有
するカラムから成つている。連絡ダクト4の入口
は第2図では点線で描かれている。
第3図において、燃焼道1とサイクロン・チヤ
ンバー2は連絡ダクト4及び転向用部材6を経て
冷却室3に通じている。冷媒は導管5を通して導
入される。
第4図は燃焼道1を夫々備えた2個のサイクロ
ン・チヤンバーが共通の冷却室3を付属する本発
明実施例を図示する。
第3図及び第4図では、冷却室3は円形断面を
有する。予め溶融液化されて冷却室内を自由飛行
する間に凝固する粒子の排出を改善する為、冷却
室の下端にそれぞれ排出口8を備えた円錐部7が
設けられている。
尚第1図、第3図及び第4図でガス排出口を9
で、又環流を10で夫々符示した。
実施例 1 この実施例には、直径0.400m、長さ1.3mの燃
焼道と直径1.3m、長さ0.93mのサイクロン・チ
ヤンバーとを有する装置を用いた。放熱室として
形成された水平の冷却室3は第2図に示すよう
に、辺の長さが夫々2.1×1.3mの矩形と高さ1.3
m、短辺(下底)0.48mの台形とからなる断面を
有していた。冷却室の全長は12.5mであつた。
サイクロン・チヤンバー2の排出口直径、従つ
て連絡ダクト4の直径は0.520mであつた。連絡
ダクト4の長さは0.6mであつた。
燃焼道1には、次の両成分: 黄鉄鉱濃縮物(組成:Fe 40重量%、S46重量
%、Zn 1重量%、Pb 0.6重量%で平均粒度25
μ)6120Kg/h及び酸素含有ガス(組成:O2 40
容量%、残りN2)7480標準m3/h からなる均質に混合された懸濁流が供給され、反
応が行われて、主としてFeOとSO2とが生成され
た。サイクロン・チヤンバー2では、平均温度が
1620℃となり、生成する焙鉱は溶融物として分離
され、囲壁に設けられた開口を通つて3650Kg/h
の割合で取り出され、次いで水中で粒状化され
た。
サイクロン・チヤンバー2では、7380標準m3
hの割合で、次の組成: SO2 27 容量% H2O 6.2 〃 O2 6.7 〃 N2 残り を有する廃ガスが生成し、これは連絡ダクト4を
通つて冷却室3に導入された。冷却室は導管(複
数個)5を経て65重量%H2SO4濃度で50℃の廃硫
酸が2900Kg/hの割合で供給され、この廃硫酸の
気化と分解とにより、廃ガスは900℃に冷却され
た。ガスは9760標準m3/hの割合で冷却室3から
ガス出口9を次の組成で出た: SO2 24.7 容量% H2O 22 〃 O2 7.3 〃 N2 残り そして、冷却されたスクリユーコンベアによつて
流動性粉塵が冷却室3の床から100Kg/hの速度
で取り出された。冷却室3へのへばりつきは認め
られなかつた。
実施例 2 実施例1に述べたと同じ装置を用いたが、冷却
室3は水で強制冷却した。
燃焼道1には、 銅濃縮物(組成:Cu 28.6重量%、Fe 29.3重
量%、S 33.4重量%、SiO2 6.0重量%、残り
は、Ni、As、Sb、CaO、Al2O3及びMgOのよう
な不純物)が10.900Kg/hの割合で、 砂が1850Kg/hの割合で、 石灰岩が400Kg/hの割合で、 冷却室で生じた微粉塵が600Kg/hの割合で、
酸素含有ガス(組成:O2 50容量%、残りN2)を
20℃にて5340標準m3/hの割合で、夫々供給され
(但し、固体物質予混合物の平均粒径は50μ)、銅
マツト、スラグ及びSO2含有ガスに転化した。液
相(銅マツト及びスラグ)はサイクロン・チヤン
バー2―その平均温度は1600℃である―にて
11200Kg/hの割合で分離され、囲壁に設けられ
た取出口を通つて溶融相を分離する為に前炉床に
移され、マツトとスラグとに分離された。
やはり1600℃の廃ガスはサイクロン・チヤンバ
ー2の出口を通り、連絡ダクト4を経て冷却室3
に4680標準m3/hの割合にて導入され、その組成
は次の通りであつた: SO2 40 容量% O2 3 〃 N2 残り 冷却室では、水で冷却される壁により、廃ガス
は800℃に冷却され、他方、廃ガスと共にサイク
ロン・チヤンバーから導入された溶融液粒子は自
由飛行中に凝固して冷却室3の床に堆積し、次い
で、冷却されたスクリユーコンベアで300Kg/h
の割合で搬送された。この粒子は再び燃焼道1に
戻され、他の供給材料と共に装入された。
冷却室3においてへばりつきは認められなかつ
た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の各実施例を示すもので、第1図
は第1実施例を示し水平軸を有する冷却室を付属
するサイクロン・チヤンバーの概略図、第2図は
第1図の冷却室の横断面図、第3図は第2実施例
を示し垂直軸を有する冷却室を付属するサイクロ
ン・チヤンバーの概略図、第4図は第3実施例を
示し垂直軸を有する冷却室を共通に付属させた2
基のサイクロン・チヤンバーの概略図である。 なお図面に用いた符号において、2……サイク
ロン・チヤンバー、3……冷却室である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 処理温度で溶融液と気体とを生成する微粒状
    固体物質を、水平に対し0〜15゜傾斜する軸を有
    するサイクロン・チヤンバーにおいて酸素富有ガ
    スで熱処理する方法において、前記サイクロン・
    チヤンバー内で分離する溶融液生成物を、前記サ
    イクロン・チヤンバーの外筒の下部領域に設けら
    れた開口を通して排出し、溶融液生成物の大部分
    を除去されたガス流を、前記サイクロン・チヤン
    バーの端壁部に設けられ且つ前記サイクロン・チ
    ヤンバーのほぼ軸方向にある開口を通つて冷却室
    に導入し、このガス流が前記冷却室に入つた際に
    存在する溶融液滴がその自由飛行中に凝固点以下
    に冷却されるように前記ガス流の温度を冷却によ
    つて低下させることを特徴とする固体物質の熱処
    理方法。 2 前記ガス流を、水平軸を有し且つ横断面が前
    記サイクロン・チヤンバーの前記端壁部の開口の
    面積の少なくとも5.5倍である冷却室に導入する
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 前記ガス流を、横断面が前記サイクロン・チ
    ヤンバーの前記端壁部の開口の面積の10〜30倍で
    ある冷却室に導入する特許請求の範囲第2項に記
    載の方法。 4 前記ガス流を、垂直軸を有し且つ横断面が前
    記サイクロン・チヤンバーの前記端壁部の開口の
    面積の少なくとも4.5倍である冷却室に導入する
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5 前記ガス流を、横断面が前記サイクロン・チ
    ヤンバーの前記端壁部の開口の面積の8〜25倍で
    ある冷却室に導入する特許請求の範囲第4項に記
    載の方法。 6 冷却室の長さをL、断面積をFとしたとき、
    3√<L<10√なる条件を満足する冷却室に
    前記ガス流を導入する特許請求の範囲第1項〜第
    5項のいずれか1項に記載の方法。 7 冷却室のガス温度を、水又は蒸気で冷却され
    る冷却室壁によつて低下させる特許請求の範囲第
    1項〜第6項のいずれか1項に記載の方法。 8 冷却室において、導入ジエツト流に向けて大
    きな運動量を有する気体媒体又は水性媒体を導入
    することにより冷却室内のガス温度を低下させる
    特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に
    記載の方法。 9 冷却室内において、導入噴流の周りに形成さ
    れる還流に対して気体媒体又は水性媒体を導入す
    ることにより冷却室のガス温度を低下させる特許
    請求の範囲第8項に記載の方法。 10 30〜160゜の開きを有する仮想円錐の円錐
    面に排出方向があるように設置された複数個の排
    出口を介して気体媒体又は水性媒体を導入するこ
    とにより冷却室のガス温度を低下させる特許請求
    の範囲第8項又は第9項に記載の方法。 11 ガス流の温度を溶融液粒子の軟化点より
    100℃低い温度に低下させる特許請求の範囲第1
    項〜第10項のいずれか1項に記載の方法。 12 固体物質、酸素富有ガス及び、必要に応じ
    てエネルギー・キヤリヤを反応温度より低い温度
    で混合して懸濁流となし、これを逆燃を起さない
    速度で垂直燃焼道に導入してそこで反応させ、そ
    の結果生成する溶融液粒子を主として含む懸濁流
    をサイクロン・チヤンバーに導入する特許請求の
    範囲第1項〜第11項のいずれか1項に記載の方
    法。 13 燃焼道での滞留時間を、そこを出る際に懸
    濁流の反応が少なくとも80%行われているように
    調節する特許請求の範囲第12項に記載の方法。 14 固体物質の高熱治金処理に適用される特許
    請求の範囲第1項〜第13項のいずれか1項に記
    載の方法。 15 硫化物鉱、鉱物濃縮物又は製錬中間生成物
    の焙焼に適用される特許請求の範囲第1項〜第1
    3項のいずれか1項に記載の方法。
JP4308278A 1977-04-12 1978-04-12 Heat treatment method of solid matter Granted JPS53128503A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2716082A DE2716082C2 (de) 1977-04-12 1977-04-12 Verfahren zur thermischen Behandlung von Feststoffen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53128503A JPS53128503A (en) 1978-11-09
JPS6250532B2 true JPS6250532B2 (ja) 1987-10-26

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ID=6006109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4308278A Granted JPS53128503A (en) 1977-04-12 1978-04-12 Heat treatment method of solid matter

Country Status (13)

Country Link
US (1) US4144051A (ja)
JP (1) JPS53128503A (ja)
AU (1) AU520406B2 (ja)
BR (1) BR7802234A (ja)
CA (1) CA1093793A (ja)
DE (1) DE2716082C2 (ja)
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