JPS6248950A - 自己密封ピストン - Google Patents

自己密封ピストン

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JPS6248950A
JPS6248950A JP61192625A JP19262586A JPS6248950A JP S6248950 A JPS6248950 A JP S6248950A JP 61192625 A JP61192625 A JP 61192625A JP 19262586 A JP19262586 A JP 19262586A JP S6248950 A JPS6248950 A JP S6248950A
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connecting rod
self
cylindrical bore
cylinder
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ラルフ・ゴードン・モーガド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の要約〕 内燃機関用の改良されたピストンと連接棒との組立体で
あって、最大の直径の水平面の両側において二つの平行
な平面によって裁断された球体の形状を有している。こ
の二つの裁断部分を有する球体の上部の側は中実であり
、下側は中空である。連接棒との剛直な結合のために、
ピストンの中央にはネジ切られた短い軸が設けられる。
球体状の輪郭を有するピストンの側壁は薄く、内側の壁
部の輪郭は外側の壁部の輪郭と揃っている。これらの薄
い側壁は僅かに膨張され、僅かに曲がることができ、ピ
ストンとシリンダとの間に緊密なシールを維持する。ピ
ストンの側壁の潤滑及び冷却を提供するために、傾斜し
たスカートが球状の側壁の底部を取り囲んでおり、この
スカートにはピストンの中央へ向かって角度が付けられ
ている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に例えば内燃機関に用いられるピストンと
連接棒に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
往復動するピストンを用いる種類の内燃機関において、
標準のピストンの主たる不具合はその重量である。往復
運動はピストンの方向のしばしば且つ突然の変化を引き
起こし、このことは連接棒、ベアリング及びシリンダ壁
に対して非常に大きな負荷を与えることになる。連接棒
上への慣性力、及びサイクル全体にわたってピストンを
付勢しまた消勢するように消費されるエネルギーは、ピ
ストンの重量を減少させることによって直接に減少させ
ることができる。
また連接棒は、膨張する気体からの圧縮負荷、及びピス
トンが方向を変化させることから生ずる慣性力を含んで
、最も広い範囲の往復運動の応力を受ける。これらの応
力は一秒毎に何度も変化するものである。これらの応力
の内の幾つかは、ピストン及び連接棒の重量、及び速度
の変化率に対して直接に比例する。連接棒とピストンと
の重量を減少させることにより、方向を変化させるのに
要する力は直接的に減少される。
また、ピストンリングよりも下方の部分においてピスト
ンに結合されることから、従来の連接棒は短いものであ
った。シリンダ内でピストンが往復動する場合に連接棒
がかなり傾斜することから、このことはシリンダ壁に対
して側方への力を生ずることになる。
標準のピストンの他の主要な不具合は、ピストンとシリ
ンダ壁との間の間隔をシールするためにピストンリング
を必要とすることである。
このようなリングは、ピストンが方向を変化させるにつ
れてのリングのリング溝内での動きということをも含ん
で、その設計及び機能において固有の問題点を有してい
る。このことが惹起するのは、リングが瞬間的にシール
性を失うこと、及びピストンをシリンダの下方へと駆動
する力が幾らか失われることである。
ピストンリングはまた、これをピストン上に備えつけ、
及びシールのためのシリンダ壁に対する張力を維持する
のに必要な、ギャップを有している。ピストンの上部で
の気体の膨張により生ずる圧力は、このギャップを介し
て気体を送り込み、エンジンの効率を減少させると共に
汚染物の排出を増加させることになる。
さらに、ピストンリングを受容するためにピストンを機
械加工することや、ピストンリングの製造、及びこれを
備え付は或いは取り替えるのに必要な労力は、従来の内
燃機関にかかる費用を増加させていた。
標準のピストンは連接棒に対してピストンピンによって
装着されているが、このことも組立体に対してかなりの
重量を追加することになり、またピストン上にピストン
ピンのボスを必要とする。このようなボスもまた、かな
りの重量を追加することになり、連接棒に対してさらな
る応力を与えることになる。
標準のピストンはシリンダ壁に対し、そのピストンリン
グ及び潤滑油を介して、当該ピストンのかなりの量の熱
を伝達する。ピストンのスカートによっては、シリンダ
壁に対して殆ど伝達されることはない。標準のピストン
のスカートは通常、費用のかかる機械加工によって非円
形(円から外れて)に形成されており、ピストンピンの
ボスの付近でより多くの材料を必要とし、ボスから遠く
ではより少ない材料を必要とすることによる不均一な膨
張に対処するようになっている。
また、ピストンリングがシリンダ壁土を摺動するにつれ
て生ずる引きずりは、摩擦熱の発生及び出力の低下を生
ずる。これまでに幾つものピストンの設計が開示されて
きているが、しかしながらこれらはシリンダ壁、クラン
クピン、ボール及びソケットジヨイント、シール、複雑
な機械加工及び組立条件等についての修正に関連した、
厳しい限定を伴うものである。例えば米国特許第1,4
67.066号、第2,023,466号、第2.28
4,645号、第2,710,137号、第2,985
,358号、第3,078,033号、第3,082,
935号、第3,523.001号、第3,695.1
50号、第3,716,310号及び仏画特許第L13
3,388号を参照されたい。
第1図を参照してそこに示されている従来のピストン及
び連接棒について説明する。そこでは円筒形の主たる本
体2がピストンピン6を介して連接棒4に結合されてお
り、ピストンピン6はピストン2から抜は落ちないよう
にバネクリップ8で固定されている。連接棒4の下端は
着脱可能なりランプ片12を介して、クランク軸18上
にあるクランクピン16に装着されている。
クランプ片12はクランクピン16の周囲及び連接棒4
に対し、ボルトIOとナツト14により固定されている
。均衡釣り合い錘20がクランクピン16の反対側で、
クランク軸18上に設けられてい′る。
ピストン2はシリンダ22内で垂直方向に摺動する。ピ
ストン2の頂部26は中実であり、平坦なものとして示
されている。ピストン2の上方の部分は、ピストン2に
機械加工された溝36に配置された三つのピストンリン
グ28.30.32を有している。これらのリング28
,30.32はギャップ34を有している。ピストン2
の下部はピストンスカート38からなる。これはピスト
ンピン6の付近の領域では厚く、その周辺ではどこにお
いても薄い。
ピストン2は比較的重いため、連接棒4やベアリング、
シリンダ壁22に負荷される過大な力を生ずる。その設
計はピストンリング28,30.32を使用することを
必要なものとし、それによって気体が漏れ去ること及び
その結果の動力の損失を招くと共に、またピストンピン
6の使用を必要とすることが、ピストン2に対してかな
りの重量及び費用の増大を生ずるのである。ピストン2
はシリンダ22内でピストン2を垂直方向に保つために
スカ・−ト38を有しなければならず、このこともピス
トン2の重量を増すことになる。
スカート38はまたピストン2に長さを付は加えるもの
でもあり、それによってエンジンは、シリンダ22の下
の方にこれを収容する領域を必要とする。ピストンリン
グ28,30.32がその溝36内で動くこと、及びピ
ストン2がその下方へのストロークにおいてはシリンダ
22の一方の側へ、上方へのストロークにおいては他方
の側へと交互に押し進められることにより、ピストン2
はサイクルするにつれてシリンダ22内でかなり振動し
うる。さらにこの設計のピストンは熱を不十分にしか消
散しない。なぜならこのピストンばかなり嵩高であり従
って下方から潤滑油が注油されることによって容易に冷
却されはしないからであり、またシリンダ22及びピス
トン2との接触領域を殆ど有しないピストンリングのみ
が、ピストン2からシ1ナンダ22への、途切れなく接
触している熱を伝達するための唯一の通路だからである
〔発明の目的〕
そこで本発明の目的は、従来のピストンよりも軽量で自
己密封(セルフシーリング)性を有し、より容易に交換
でき、より安価で、同じストローク及び同じボアに関し
てより多くの動力を生み出すことのできるピストンを提
供することである。また本発明のピストンはより短く作
成することができ、より小さく、安価で軽量のエンジン
内に収めるられる。
〔目的を達成するための手段〕
好ましい実施例を示す第2図を参照すると、そこには本
発明に従った、ピストン40と連接棒42の組立体が示
されている。標準の内燃機関におけるように、ピストン
40は円筒形のボア即ち円形の断面を有するシリンダ2
2の内側で往復運動するように配置されている。ピスト
ン40の側壁60の外側はシリンダ22の内壁24と接
触するようになっており、ピストン40に剛直に結合さ
れた連接棒42はまた回転可能なりランク軸I8上のク
ランクピン16に対して別個のクランプ片48を介して
装着され、クランプ片48は連接棒42に対し、これを
ボルト50を介してクランクビン16に保持するように
固定されている。ピストン40及び連接棒42はクラン
ク軸18上に機械加工された領域56によって重さの釣
り合いを採られている。
ピストン40の側壁60の外側は第5図に詳細に示され
るように、切除された球体の輪郭を有している。この球
体の直径はシリンダ22の内径に等しく、そして頂部壁
の上部即ち外側58は第2図に示されるように平坦であ
る。側壁60の下端は、中央に向かって内方へと角度の
ついた短い傾斜からなるスカート62を有している。こ
の角度のついたスカート62は第2図において、側壁6
0の外側の球状の輪郭に明確な境界線64が見えるよう
な角度で示されている。このスカート62はまた、単に
側壁60の外側の輪郭の径を減少させることによって形
成することもでき、その場合には境界線は明らかにはな
らない。
第3図は本発明の斜視図である。ピストン4゜は連接棒
42から取り外されたものとして示されている。ピスト
ン40と連接棒42は、連接棒′42の頂部に切られた
雄ネジ部分76がピストン軸7oの中空の領域74に切
られた雌ネジ部分75にねじこまれることによって結合
される。ピストン軸7゜の下端は傾斜した肩部72を有
している。連接棒42はその雄ネジ部分76の下方に肩
部78を有する。
肩部78の上面80は連接棒42の中央へ向がって下方
に角度が付けられている。角度のついた肩部72はこの
連接棒の肩部の上面8oと番い、連接棒42がピストン
40にねしこまれた場合にこれらを係止する。連接棒4
2の中央部は、その重量を減少させるために中空77の
ものとすることができる。連接棒42は環状の開口82
をその下端に有し、これは標準のクランク軸のクランク
ビンに対して従来の手法で装着される。
第4図は分解されたピストン40と連接棒42の直径方
向の断面図を示している。ピストンの側壁内側87はピ
ストンの側壁60の外側及び角度の付いたスカート62
の輪郭と合うように機械加工されており、頂部壁88は
側壁86よりも厚く形成されていて強度及び熱伝導の制
御を行うようになっている。頂部壁の内側90は頂部壁
の外側58の輪郭をなぞっている。第4図は角度の付い
た肩部72と、これに番う連接棒上の角度のついた上面
80を示している。連接棒の下部はネジ切られた孔部8
4をクランクピンの開口82の両側に有し、これらの孔
部はポルl−50を受は入れて連接棒42の主たる本体
に対して着脱可能な下部のクランプ片48を装着するよ
うになっている。
第5図の断面図は、ピストン40の断面を側方から見た
構造を示している。側壁60の外側はその形状において
球状である。ピストン40が形成された球体の形状は、
点線100で示されている。
截断部分に相当する頂部壁外側58は、上部の球体裁F
Ifr線102によって定められているように平坦であ
り、この裁断線102は直径方向の線106と平行に描
かれている。下部の截断部分に相当する下端101は、
線106と平行に走る下部の球体裁断vA104によっ
て定められている。截断部分を定めているこれらの裁断
線104.102は、直径方向の線106から等しい距
離にある必要はない。ピストン軸70は截頭された球体
100の垂直方向の中央線108上に位置しており、球
体100は側壁60の外側の曲率を決定している。側壁
86は側壁60の輪郭を実質的になぞる内壁87を有し
ている。内壁の輪郭における境界vA92は、外壁の境
界線64と実質的に一敗する。
第6図はピストンの頂部壁外側58、側壁60及び潤滑
油案内用の傾斜即ちスカート62を示す、ピストンの上
部から角度をつけて見た図面である。第7図はピストン
40の下側について角度をつけて見た図面である。フィ
ン160がピストン軸70から側壁の内側87へとピス
トンの頂部壁外側58の下側(即ちピストンの頂部内面
90)に沿って放射状に広がっている。第8図はピスト
ン40の下側を示す、一部を切除して示す図であるが、
ピストン軸70の周囲に同心に配置された同心のフィン
170をピストンの頂部内面90に有するものを示して
いる。第9図はピストンの側壁60の内側の下端に沿っ
て余分な厚みの材料180を有するピストン40を示し
ている。
第10.11.12及び13図において、ピストン40
及び連接棒42はシリンダ22内における四つの工程位
置に示されている。これらの工程はクランク軸18が一
回転する場合の90度ごとの回転位置に関連するもので
ある。第10図においてピストン40は、当該ピストン
40の垂直方向の中央線145上の一点144を通って
描かれた三つのライン140゜141、142と共に示
されている。ライン142は、上死点に位置して示され
ているピストン40の最大直径を通って描かれた水平線
である。ライン140と141のライン142に対する
角度は、シリンダ22内で往復運動する際にピストン4
0が経験する最大の傾斜角度によって定まる。ピストン
とシリンダとの接触点66はピストンの中間部分にあり
、潤滑ギャップ146はピストン40の周囲で一定であ
る。
第11図において、クランク軸18は90度回転してお
り、ライン140が水平となっている。ピストンとシリ
ンダとの接触点はピストン40の端の方にあり、ライン
140に沿っている。潤滑ギャップ146はピストン4
0の一方の側では閉じられて、他方では開放される。
第12図において、クランク軸18は合計で180度回
転しており、ピストン40は下死点にある。
ここではライン142が水平である。ピストンとシリン
ダとの接触点66はピストンの中間部分にあるライン1
42に沿っており、潤滑ギャップ146はピストン40
の周囲に沿って一様である。
第13図において、クランク軸18は合計で270度回
転しており、ピストン40はシリンダ22を上昇する工
程上にあって先程とは反対方向に傾斜している。ここで
はライン141が水平である。
ピストンとシリンダとの接触点は先程とは反対側のピス
トン40の端の方にあり、ライン141に沿っている。
潤滑ギャップ146は第11図で開放して示されていた
側が閉じられており、閉じられていた側が開放されてい
る。
明らかなように、ライン140及び141によって示さ
れた「X字形」の模様は、シリンダ22内におけるピス
トン40の摺動摩耗表面を示すものである。ピストン4
0は従って、交差するライン140及び141に対する
弧よりも長い弧を有する側壁60によって形成されるこ
とになる。頂部内面90はライン140.141の「X
字形」の模様に対する弧よりも上方から始まり、潤滑油
を案内するスカート62はライン140.141の「X
字形」の模様に対する弧よりも下方から始まることにな
る。
ここで再び第2図を参照すると、内燃機関のシリンダ2
2(複数の場合を含む)内で作動するために、ピストン
40と連接棒42とは相互に剛直に結合されたものとし
て示されている。頂部壁の外側58はシリンダ内で膨張
する気体に対面し、ピストン40より上で膨張する気体
をシールするために側壁60はシリンダ壁24に対して
接触する。
ピストン40はシリンダ22内を下方に移動するにつれ
て傾くが、これは連接棒42の下端がクランク軸18上
のクランクピン16にクランプされていて、サイクルに
つれて移動するためである。このように傾斜している間
、ピストン40はシリンダ壁24に対する接触を決して
失うことがない。
なぜなら側壁60の外側は球状の輪郭を有しており、ピ
ストンが傾斜するにつれてピストンとシリンダ壁との接
触点66は側壁60に沿って変化するからである。この
ようにしてピストン40は本質的に、それ自体で固体の
360度の油リングを形成することになる。
ピストン40の上部で膨張する気体からの熱に起因して
ピストンが膨張するにつれて僅かな変形を許容するよう
に、側壁60は十分に薄い。他にも二つの理由から、側
壁60は薄くされる。(1)そのような側壁は下方から
注油される潤滑油によって迅速に冷却されうる。(2)
薄い側壁は厚い側壁よりも膨張が少ない。従って加熱状
態及び冷却状態の間におけるピストン40の直径の差異
は少なく、精密な公差が維持できる。
シリンダ壁24とピストン側壁60との間の摩擦を最小
にするために、潤滑油はシリンダ壁24上に保たれてい
なければならない。このことを達成するために、ピスト
ン40には潤滑油を案内するスカート62が組み合わせ
られているのである。
ピストン40の下端にあるこの傾斜した部分は、クラン
クケースから上げられた潤滑油をシリンダ壁24及び側
壁60の外側の下方の部分へと案内するものである。
本発明者らによるピストン40と連接棒42の構造及び
作動と、第1図に示された標準のピストン2のそれとの
差異について、今から説明する。
標準のピストン2はそのシリンダ22内で傾斜すること
はない。それは三つの別個のリング28,30゜32を
ギャップ34と共に有し、これによってシリンダ壁24
とピストン2との間におけるシールを維持し、またピス
トン2が下方に移動するにつれてシリンダ壁24から潤
滑油を掻き落とす。これと対象的に、本発明のピストン
40の主たる本体はそれ自体で360度固体の、ギャッ
プのないピストンリングを形成するのである。また、標
準のピストン2はピストンを連接棒4に結合するための
ピストンピン6を要し、またシリンダ内でピストンを案
内するための長いスカート38をも必要とする。従って
標準のピストンはより重く、また作動には長いシリンダ
22を必要とすることになる。ピストン40は標準のピ
ストン2よりも軽量であるから、その釣り合い錘56は
標準のピストン用の釣り合い錘20よりも小さく、また
より軽量に作成することができる。
第7図はピストン軸70に剛直に結合され且つ外方へと
放射状に広がっているフィン160を示していた。これ
らのフィンは頂部壁の外側58を冷却するよう作用し、
また撓み及び膨張を減少させると共に、ピストン軸70
と頂部内面90との間に支持及び剛直さを付加すること
になる。
第8図は頂部内面90上に同心のフィン170を有する
ピストン40を示していた。これらのフィンは頂部内面
90の僅かな撓みを許容するために含まれうるちのであ
り、またピストン40の熱をエンジン中の潤滑油へと伝
達する熱交換器として機能する。
第9図はピストンの側壁60の内面下端に沿って余分の
厚み材料180を有するピストン40を示していた。こ
の材料の余分の厚みは過酷な変形力に対してピストン側
壁60を強化するよう機能するものである。
第10.11.12及び13図において、ライン140
及び141によって示された「X字形」の模様が、シリ
ンダ22内におけるピストン40の摺動、摩耗表面を規
定していた。ピストンの頂部内面90はライン140.
141の「X字形」の模様に対する弧よりも上方から始
まり、潤滑油を案内するスカート62はライン140.
141の「X字形」の模様に対する弧よりも下方から始
まっているのである。
仮にスカート62がこの境界の下端よりも幾らかでも高
く在ったならば、シリンダ壁24とピストン40との間
に形成されるシールは妨害されることになる。もしスカ
ート62がより低く在った場合には、ピストン40は必
要とされるよりもより長く且つ重いものとなるであろう
。此のスカート62はまた、ピストン側壁60とシリン
ダ壁24との間に得られる、潤滑油が通過しなければな
らない通路146を増大する。ピストン40が最大に傾
斜している場合、ピストン40の高く上がっている方の
側において、ピストン壁からシリンダ壁への潤滑油の通
路146は閉じられる。傾斜即ちスカート62がなけれ
ば、この臨界的な領域に対して潤滑油は殆ど到達しない
。スカート62はシリンダ壁24上へと潤滑油が乗せら
れる斜面を提供するのである。
〔発明の効果〕
従って本発明によるピストンと連接棒との組立体は、標
準のピストン組立体よりも軽量で、運転が滑らかであり
、同じストローク及び同じボアに関してより動力があり
、密封性も良く、より安価で且つ容易に製造できるもの
である。
以上の説明は多くの詳細を含んでいるが、それらは本発
明の範囲を限定するものと解釈すべきではなく、本発明
の一つの好ましい実施例の例示として解釈すべきである
。他に多くの変形が可能である。例えばピストンの頂部
壁の外側は、該ピストンが作動するシリンダの内面の形
状及び弁の配置と一致するように輪郭を変更することが
できる。またピストンの頂部壁の厚みを変更し、該ピス
トンが作動するシリンダに適合するように、変形や熱膨
張を増進したり阻止したりすることができる。さらにネ
ジ込みによる装着に代えて、キーを設けた軸によって連
接棒をピストンに剛直に結合することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はストロークの中間にあるピストンを示す従来の
エンジンの側面図;第2図は本発明によるピストン及び
連接棒の4分の1程度を断面で示す側面図;第3図は第
2図のピストン及び連接棒を分解した状態で示す斜視図
;第4図は本発明のピストン及び連接棒を半裁して示す
断面図;第5図は本発明のピストンを半裁して詳細に示
す断面図;第6図は本発明のピストンを詳細の示す頂部
斜視図;第7図は本発明による熱伝達機構を示すピスト
ンの下側からの斜視図;第8図はピストンの撓みを許容
する機構を示す本発明によるピストンを一部破断して示
す下側からの斜視図;第9図は基部の周囲に強化ビード
を示す本発明によるピストンを一部破断して示す下側か
らの斜視図;第10図、第11図、第12図及び第13
図は本発明のピストンがシリンダ内を移動するにつれて
の状態を連続して示す4つの側面図である。 16・・・クランクピン  18・・・クランク軸22
・・・シリンダ  24・・・シリンダ壁40・・・ピ
ン  42・・・連接棒 58・・・頂部壁外側(上部の截断部分)62・・・ス
カート  72.78・・・肩部90・・・頂部内面 101・・・下端(下部の截断部分) 160、170・・・フィン 出順人代理人   古 谷   馨 同   溝部孝彦 同   古谷 聡 ]互−2 コゴ−5 コ]−6 ■ゴー7 エ「8 1ゴー9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状のボアを有する本体と; 該本体に支持され前記円筒状のボアに直交する軸の周囲
    に回転する偏心したクランクと;前記円筒状のボア内に
    配置され前記クランクの回転に応答して前記ボア内で往
    復摺動するピストンと、該ピストンは往復及び傾斜連動
    する際に前記円筒状のボアと実質的に連続的な直交する
    接触平面を維持するように、前記円筒状のボアの直径と
    実質的に等しい最大直径と該最大直径より少ない上部及
    び下部の截断部分の直径を有する実質的に截頭球体状の
    形状を有していることと; 前記ピストンに剛直に結合され前記偏心したクランクに
    回転可能に装着され、前記クランクの回転に応答して前
    記ピストンを前記円筒状のボア内で往復摺動及び傾斜さ
    せる連接棒とからなる:自己密封ピストン 2 前記ピストンが前記ボア内で傾斜運動を行うにつれ
    て前記円筒状のボアと実質的に連続的な直交する接触平
    面を維持するように、前記ピストンの前記上部及び下部
    の截断部分の直径は前記最大直径の平面からある選定さ
    れた距離に配置されている、特許請求の範囲第1項記載
    の自己密封ピストン 3 前記ピストンは中実な上部の裁断部分と、弧状の外
    側表面を有する前記ピストンの側壁を形成するよう前記
    下部の裁断部分へと開放する中空の内面とを含んでいる
    、特許請求の範囲第1項記載の自己密封ピストン 4 前記ピストンは前記連接棒に対しネジ的に装着され
    ている、特許請求の範囲第1項記載の自己密封ピストン 5 前記ピストンは前記側壁の下端付近において前記上
    部の裁断部分からの距離が離れるに従って内方へと傾斜
    するスカートを含む、特許請求の範囲第3項記載の自己
    密封ピストン 6 前記ピストンの中空の内面の内側表面上に形成され
    た棟部を含む、特許請求の範囲第3項記載の自己密封ピ
    ストン 7 前記ピストンの中空の内面内で前記中実の上部の裁
    断部分上に配置され、前記ピストンと前記連接棒との剛
    直な結合の実質的に中央の位置から前記ピストンのスカ
    ートへ向けて外方へと放射状に広がる複数のウェブ部材
    を含む、特許請求の範囲第3項記載の自己密封ピストン
    。 8 交互に厚手及び薄手のピストン頂部内面の領域を形
    成するよう同心円に配置されたリブを前記ピストンの内
    側の上部表面に含む、特許請求の範囲第3項記載の自己
    密封ピストン 9 前記ネジ的な装着は番となる前記連接棒及びピスト
    ン上の傾斜した肩部を含む、特許請求の範囲第4項記載
    の自己密封ピストン
JP61192625A 1985-08-19 1986-08-18 自己密封ピストン Pending JPS6248950A (ja)

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US76714085A 1985-08-19 1985-08-19
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KR (1) KR920004069B1 (ja)
CN (1) CN1005586B (ja)
AU (1) AU597586B2 (ja)
BR (1) BR8604031A (ja)
CA (1) CA1274432A (ja)
DE (1) DE3666092D1 (ja)
MX (1) MX172539B (ja)
PL (1) PL261073A1 (ja)
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AU6115286A (en) 1987-02-26
SU1600639A3 (ru) 1990-10-15
EP0212343B1 (en) 1989-10-04
CA1274432A (en) 1990-09-25
PL261073A1 (en) 1988-05-26
AU597586B2 (en) 1990-06-07
BR8604031A (pt) 1987-06-30
CN1005586B (zh) 1989-10-25
DE3666092D1 (en) 1989-11-09
MX172539B (es) 1993-12-17
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EP0212343A1 (en) 1987-03-04
CN86105124A (zh) 1987-02-18
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