JPS6248369A

JPS6248369A - 巻きタバコ用フイルター・ユニツトとその製法

Info

Publication number: JPS6248369A
Application number: JP61199879A
Authority: JP
Inventors: アロア　クパー; セルゲ　ブルツ
Original assignee: Baumgartner Papiers SA
Current assignee: Baumgartner Papiers SA
Priority date: 1985-08-26
Filing date: 1986-08-26
Publication date: 1987-03-03
Also published as: US4791943A; CH669309A5; EP0217743B1; ATE58821T1; EP0217743A1; CA1255990A; DE3676031D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】バコ用フィルター・ユニットと、このフィルター・ユニ
ットの製法とに関するものである。

イ・従来の技術と発明が解決しようとする問題点フィル
ターなしの巻きタバコ、通気穴のある巻きタバコ、通気
穴のない巻きタバコ、従来のフィルター付巻きタバコを
吸う場合、巻きタバコの吸口から喫煙者が吸込む層中に
は、喫煙中、凝縮物が比較的著しく増加してゆく。これ
は望ましいことではない。

本発明の課Ｍは、タバコ部分と結合させて、喫煙中に前
記の欠点が全く見られないか、見られてもごく僅かであ
るような巻きタバコ用フィルター・ユニットを提供する
ことにある。言いかえると、喫煙者の１吸い当りの凝縮
物量が、より一定にされるか、もしくは著しく減少せし
められるかするフィルター・ユニットを提供することで
ある。

イルター・ユニットの場合に、次のようにして解決され
た。すなわち、軸線方向に前後に整列させ−ｔ、：、各
２つ（Ｄフィルター部材の間に、それもフィルター・ユ
ニットの流過横断面内に少なくとも１つの隔壁が配置さ
れておυ、この隔壁が、多孔度のフィルター部材が、異
なる多孔度の少なくとも２つの縦条片から成る被覆管に
よって包まれ、この被覆管が、前後して続く互いに間隔
をおいた各２つのフィルター部材の間のところで、隔壁
形成のためにくびれでいるか、もしくは押しすぼめられ
ているようにするのが有利である。この構成のその他の
有利な形式は特許請求の範囲第３項から第１１項に記載
しである。

また、２つの前後するフィルター部材の間にフィルター
・ユニットの流れ方向に直角に延びる隔壁が配置されて
おシ、多孔度の異なる少なくとも２つの区域を有するこ
の隔壁は、タバコの煙を濾過する材料製にするのが有利
である。この構成のその他の有利な形式は、特許請求の
範囲第１６項から第１５項に記載しである。

更にまた、隔壁区域に対しては、きわめて薄地の織物も
しくは有孔フォイルを用い、しかもそれらの目の数、寸
法、分布を精密に定めておくのが有利である。本発明に
よる、そのための有利な構成は特許請求の範囲第１６項
から第２１項に記載しである。

ター・ユニットの製法に関するものである。この製法の
特徴は次の点にある。すなわち、相互に一様の間隔をお
いた一列のフィルター部材を、少なくとも１条の連続供
給される第１の多孔被覆条片によって、フィルター部材
の周囲の１部分を包み、この条片と接合させ、次いで、
こうして形成された索状物の未被覆部分を、第１の被覆
条片と異なる多孔度の、連続供給される第２の被覆条片
によって被覆し、この第２の被覆条片をその両側縁部に
沿って第１の条片と接合させ、次に、双方の被覆条片で
このように形成された管を、それぞれ２つのフィルター
部材の間に当る少なくとも１個所でくびれさせるか、な
いしは押しすぼませるようにし、このすばみ個所を接着
し、このようにして形成された互いに間隔をおいたフィ
ルター部材を含む棒状ユニットを、少なくとも単数の包
み条片で完全に包み込むようにする点にある。

本発明による方法の、このほかの有利な特徴は、特許請
求の範囲第２３項から第２５項に記載しである。

次に図面につき本発明の詳細な説明する。

第１図から第４図を見て分かるように、セルローズ製も
しくはアセテート製のフィルター部材１が、公知の形式
で、図示されていない従来型の搬送兼間隔装置により交
互に軸線方向に整列せしめられ、矢印２の方向で前方へ
送られ、同時に互いに一様な間隔を与えられる。

一様な間隔にされ、軸線方向に前後に整列せしめられた
フィルター部材１は、次いで、連続的に供給される有孔
被覆条片３のところへ、同じく連続的に供給され、条片
の上に載せられ、図示されていない案内部品によって横
方向に案内されて、同じく図示されていない当付はベル
トにより相対位置を維持されながら、被覆条片３と一緒
に前進せしめられる。この当付はベルト（工被薇条片の
上刃に配置され、この条片と同期回転する。

被覆条片３は、フィルター部材１に向いた側に熱により
軟化可能の接着剤が塗布されている。この接着剤に、た
とえば前もって接着剤塗布装置により、条片３の縞部分
５と６に塗布しておく。こうすることにより、個々のフ
ィルター部材１は被覆条片３に載せられたのち、直ちに
加温装置によ多条片３に固着され（第１図のＡ個所）、
相互のずれが、言いかえると相互の間隔の変動が防止さ
れる（第２図）。その場合、接着剤幅広の縞５はフィル
ター部材１を条片３の上に固着させ、幅狭の縞６レエ後
に被覆管７のすぼみ（第１図のＤ個Ｐ）ｒ）の固着に役
立つのである。

有孔条片３に個々のフィルター部材１を固定したのち、
条片３はエンドレスのコンベアベルトに載せられ、図示
されていない成形ユニットに送られる（第１図のＢ個所
）。このユニットにより、条片３ば、前進中に同局２５
閾のフィルター部材１の周囲に、約４１Ｍ〜６ＩＩＩＩ
Ｉ＋のスリット８を残して押当てられる。次いで、この
索状物は、条片３とフィルター部材１を完全に接着させ
るため、またフィルター直径を精密に確定するため、コ
ンベアベルトにより、まず索状物上半部を覆う第２の加
温装置の下へ送られ、その後直ちに、同じく索伏物上半
部を覆う第２の冷却装置の下へ送られる。

この点は、たとえばドイツ特許第２５５５１２９号によ
）最もよく知ることができる。

次いで、被覆条片３より著しく多孔度が高く、幅はスリ
ット８の幅より僅かに広い閉じ条片９が、上方から供給
され、スリット８の上に当付けられ（第１図のＣ個所）
、フィルター部材１の開放表面および被覆条片３の側縁
部分の上から加温装置により閉じ条片９の熱可塑性コー
ティングを軟化させることによって戻着させられる。こ
の索状物の外形を精密に仕上げるため、ＩＩＯ温された
閉じ条片９が接着された索状物は、水冷式冷却装置の下
へ送られ、そこで閉じ条片９の軟化した熱可塑性コーテ
ィングが硬化せしめられる。

多孔度の異なる２つの条片３および９に包まれた索状物
の接着が済んだのち、狭搾装置１０（第１図のＤ個所）
に送られる。ここでは、２つの条片３と９で形成された
被覆管が、間隔をおいて前後位置にあるそれぞれ２つの
フィルター部材１の間で、とくに第４図と第５図とから
分かるように、押しすぼめられる。この結果、２つの先
端が互いに向き合った円錐形外とう状の管部分１１と１
２が形成される。これら管部分の円錐外とうは、条片３
と９とに相応して、多孔度の異なる２つの区域をもって
いる。狭搾装置１０のクランプ・ジョーは加熱されてお
り、被覆管３，９の狭搾個所１３は、くびれだ形態のま
まになる。

このように商成され、相互に間１局をおいたフィルター
部材１とくびれだ管区域をもつ棒状ユニットとに、その
後、公知の形式で多孔性もしくは非多孔性の包み条片１
４によって完全に包み込まれたのち（第１図のＥ個所と
第４図）、接着される。

この工うにして連続的にされた索状物は、分離装置へ送
られて分割される。そのさい、各フィルター・バーＧ工
、通常のように、巻きタバコに付ける１個のフィルター
長さく第６図）の４倍または６倍の長さに分割される。

このフィルター付タバコを吸う場合には、吸われた煙は
、まずタバコ側のフィルター部材１を通シ、次いで円錐
形管部分１１の内側から、多孔性の条片９により形成さ
れた管部分１１円錐形外とう区域を透過して、環状室１
５に入り、ここから多孔性条片９に、ｌ：ｌ：ｒ形成さ
れた管部分１２円錐外とう区域を透過して管部分１２内
へ入ジ、次いで口側のフィルター部材１を通過するので
ある。円錐形管部分１１．１２の、条片９に工す形成さ
れた区域が煙の成分で詰よるにつれて、煙は次第に円錐
形管部分ｉｔ、１２の、条片３により形成された多孔度
の低い区域を通過するようになる。この結果、両条片３
，９の多孔度の相違を適切に退択することによって、従
来のフィルターとは異なり、少なくともほぼ一定の吸込
み抵抗が得られ、したがってまた一様な芳香放出も得る
ことができる。

双方の円錐形管部分１１．１２と包み条片１４との間に
形成される環状室１５には、たとえばドイツ特許第２５
５５１２９号から分かるように、流動可能のフィルター
材料を詰めておくこともできる。

また、円錐形管部分１１．１２部分の内部の璽に流動性
フィルター材料を詰めておくことも、もちろん可能であ
る。このためには、このフィルター材料は、Ｂ個所とＣ
個所（第１図）との間に、それも、相互に隣戻するフィ
ルター部材１とＭＷ条片３との間に形成される室１６（
第３図）のなかに充填しなければならない。

狭搾装置１０により被覆管３，９を押しすぼめるさいに
、同時に形成される補強リブ１７（第５図および第７ａ
図〕によって、索状物は補強され、以後の加工のさいに
も、完成フィルターとなってからも必要な強さが得られ
る。

第７ｂ図は、第６図の完成フィルターの断面図である。

第８ａ図と第９ａ図は、第７＆図同様、別の２つの狭搾
形式の変化形を示した斜視図であシ、第８ｂ図と第９ｂ
図は、第７ｂ図同様、それぞれ相応の完成フィルター・
ユニットの断面図である。

第１０図と第１１図には、更に別の２つの狭搾形式変化
形が示されている。これらの場合は、第１Ｏａ図ないし
第１１ａ図から分かるように、フイルタ一部材１の端面
に直接にくびれ部分が隣接しており、この結果、フィル
ター長さくＬ）は、被覆管３．９により形成される円錐
形の室１２′を有するのみとなシ、他方、第５図の実施
例の場合は、この室１１，１２を２つ有するようになっ
ている。

フィルター・ユニットの、第１２０に示した実施例の場
合は、第１４図に略示したような製法で造られる。この
場合、第１図に示しだ製法と実質的に等しい過程で進行
するので、細かい点は繰返さない。この製法の場合、互
いに間隔をおいたフィルター部材１の曲の、互いに向き
合ったフィルター部材端面のところに密着して、各１個
のスペーサ１８が配置される。このスペーサ１８は、第
１６図に拡大斜視図で示しである。

煙を吸込むさい、異なる多孔度の２つの条片３゜９から
成る被覆管を、濾過される煙が横方向に流過するように
するために、気体不透過性のスペーサ１８に、その長さ
の一部にわたって環状の固定区域１９が形成されている
。この固定区域１９の直径（Ｆ）Ｇ工外被１４の内径Ｃ
Ｇ）より小さく、被覆管３，９はこの固定区域１９の全
周にわたって気密に固定区域１９と■合されている。更
に、スペーサ１８に（工、被覆管３，９内での定心のた
めと、同時に流路２０を形成するために、半径方向に延
びる支持リブ２１が備えられている。

第１４図では、第１図に相応する部分ないし個所に、同
じ参照番号ないし記号が付しておる。

第１２図に示した実施例の場合、被覆管は単数の多孔性
条片で形成することも考えられるし、また、スペーサ１
８を気体透過性の材料製にし、スペーサ１８の流れ抵抗
を被覆管３，９の材料のそれと異なるようにすることも
考えられる。被覆管３．９の流れ抵抗がスペーサ１８の
それより低い場合は、濾過される煙は、まずタバコ側の
フィルター部材１から、さい頭円錐形外とう面１１を経
て、内部から外部へ環状室１５へ入シ、ここから更に、
さい頭円錐形外とう面１２を経て外部から内部へ入り、
口側のフィルター部材１を通過する。

濾過された煙成分によってさい頭円錐形外とう面１１．
１２が次第に詰まるにつれて、濾過される煙流は次第に
、より流れ抵抗の高いスペーサ１８を通過することにな
る。

スペーサ１８を気体不透過性材料製にして、その長手方
向に、はぼ’／ｌｏｏｒｍｓの直径の単数もしくレエｙ
数の細い流過孔を設けておくようにすることもできる。

第１５図に示したフィルターの索状物は、各２つの前後
するフィルター部材１の間に、フィルター・ユニットの
流れ方向と直角に延びる隔壁２３が挾み込まれている。

この隔壁２３は、異なる多孔度の２つの区域をもち、タ
バコの煙を、′１赦過する材料から成っている。

隔壁２３は、この場合には、紙テープ２４にエフ構成さ
れているが、この紙テープ２４は、その長手方向に互い
に平行に延びる２つの多孔度の異なる区域２５．２６を
有するようにするか、または２つの異なる条片から構成
するようにする。

このように構成された紙テープ２４は、特に第１６図と
第１７図とから分かるように、甲ず一部のフィルター部
材１の外側２７に沿って当付けられ、次いで同じフィル
ター部材１の端面２８に沿って流れ方向と直角に当付け
られ、引続き、次のフィルター部材１の向い合った外側
２９に沿って当付けられ、四に包み条片１４にょシ完全
に包込まれ、接着される。

このようにして形成された索状物昏工、この実施例の場
合、分離装置へ送られ、そこで巻きタバコに付けられる
１個のフィルター長さの４倍または６倍の長さに分割さ
れる。１（ｌ！のフィルター長すは、たとえばり、％　
２Ｌ％　３Ｌ等々で示されている（第１５図）。

条片２４を１種項の多孔度のみにしてもよいが、その場
合には、フィルター内の流れ抵抗をほぼ一足に維持する
ことはできない。

第１８図と第１９図にＱ工、隔壁区域を形成するのに用
いられるポリマー糸製の２種類の織物テープから、それ
ぞれ１片を採って示した平面図である。第１図から第４
図までと、第１４図とに示されている閉じ条片９や、第
１５図から第１７図に示された条片２５に、この織物テ
ープから出来ている。

第１８閣の織物テープの場合、目の幾何学的配分および
目の横ｈ「面を工、すべて一様である。

たとえば第１図で閉じ条片９として用いられている第１
８図の織物テープ９′に、完成したフィルター・ユニッ
ト内で（工、流過する煙からエアロゾルを４′１Ｇ過す
る役割をもってはいない。流過する煙の特殊段階での織
物テープ９′の濾過性能は、測定可能ではあるが、事実
上、無視しつる程度のものである。閉じ条片９ば、完成
フィルターにおいてをエシフト部材の機能を果たすよう
にするのが有利である。そのためには、織物テープ９′
の厚さは、きわめて小さい値でなければならないから、
それで構成された閉じ条片９は、完成フィルターを用い
た場合、比較的小さな初期流れ抵抗しか生じさせない。

閉じ条片９を形成する織物テープ９′の作用は、織物テ
ープ９′を煙のエアロゾルが流過するさい、エアロゾル
粒子の極く小量を織物テープ９′に付着させるというも
のである。この極く小量の付着物は、しかしながら、織
物の目の自由横断面をかなりの程度減少させるには十分
であり、それによって、織物テープ９′の流れ抵抗が著
しく高められるのである。織物テープ９′の厚さ番工３
０μｍｎ）ら１００μｍの範囲、目のｉ＆Ｘ５００から
２５０００の範囲、個々の目の横断白檀は１００μｍ２
から２５００μｍ２の範囲である。

本発明による巻タバコ用フィルター・ユニットの量産の
場合に、精確に再現可ｎ８な特性値が得られるようにす
るため、織物テープ９′の材料には、目の空間的な配分
、目の横断面積、目の横断面形状を予め精度に定めてお
かねばならない。

そのために（工、閉じ条片９の個々の目の間隔と、これ
らの目の横断白檀の値は、予定値から１０％以下の偏差
にとどまるようにしなければならない。

第２０因に示したフィルター・ユニットにを工、第１８
図の織物テープ９′製の閉じ条片９が用いられている。

このフィルター・ユニットの場合、流れ方向（Ｔ）で見
て円錐形外とう１１，１２の後方に、それもフィルター
・ユニットの内部と外側との間のところに通気孔３２が
延びている。これらの通気孔３２は、その場合、たとえ
ば、タバコ部分３３から吸出される煙の初期希釈度が５
０％になるように、その孔数と横断面とが選ばれている
。

第２０図のフィルター全備えた巻きタバコを吸った場合
、−口吸うと、煙の流れは、円錐形外と’）１１，１２
の閉じ条片９により生ゼしぬられるたとえば３０聾水頭
の比較的少ない初期圧力降下をもって、この条片９を透
過する。そのさい、煙のなかのエアロゾル粒子が円錐形
外とう１１゜１２に付着し、吸い口からタバコを吸うご
とに個個の目の自由な横断面が小さくなり、これととも
に円錐形外とう１１．１２により生ゼしぬられる圧力降
下は次第に大きくなる。この結果、タバコ部分３３の喫
煙特開にわたって見れは、目詰＃）が進行するにつれて
、喫煙者の吸込む煙には通気孔３２を介して進入する空
気が次第に多く混入されるようになる。タバコ部分３３
が短くなるにつれて、フィルター・ユニットに流入する
煙の濃度が増大するが、他方、この濃度が円錐形外と５
１１゜１２の後方で空気に工り希釈される度合も大きく
なるのである。かくして、喫煙者が吸込む煙の濃度は、
以前とは異なり、比較的狭い限界内に維持されることが
でき、また、喫煙者が吸う芳香もタバコ部分３３の全喫
煙時間を通じて事実上液ることなく維持されるか、もし
くは、希望とあれば、それまでと異なシ低下させること
もできる。

第２０図に示した実施例に用いられた被覆条片３は、空
気透過性の材料製であるが、丁だ、喫煙者にとって事実
上気体不透過性の材料製にすることもできる。特に後者
の場合に、円錐形外と５１１．１２には復数の溢れ口３
１を設けておかねばならない。これらの溢れ口３１の横
断面は、その場合、織物テープ９Ｎの最も大きな目の少
なくとも１０倍となるように選ばれている。このような
構成により、最低の煙流量は、閉じ条片９がほとんど、
もしくは全く詰まってしまった場合でも、維持できるの
である。

第１９図に示した織物テープ９“の場合には、第１８図
のテープ９′の場合と異なシ、目の幾何学的配分や目の
横断面は一様ではないが、これは任意のものでになく、
全テープ長にわたシ精密に予め定められた配分に従った
ものである。

言うまでもないが、織物テープは別の構成にすることも
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図は、本発明による巻きタバコ用フィル
ター・ユニットの１実施例の製造過程の銘水図、第５図
は、第１［肉から第４図に従って製造されたフィルター
・ユニットの斜視図であるが、隔壁を見やすくするため
被覆条片なしで示した図、第６図は、第５図に示したユ
ニットの斜視図であるが、被覆条片を付して示した図、
第７ａ図、第７ｂ図、第８ａ図、第８ｂ図、第９ａ図、
第９ｂ図は、本発明によるフィルター・ユニットの種々
の実施例の斜視横断面図であるが、文字ａを付した参照
番号のものは被覆条片なしで、文字すを付した番号のも
のは被覆条片付のものの図、第１０図は、被覆条片をも
たないフィルター索状物の第４の実施例を示した斜視図
、第１０ａ図は、第１０図に示された索状物の装造を銘
水した斜視図、第１１図は、被ａ条片なしのフィルター
・ユニットの第５の実施例の斜視図、第７１＆図は、第
１１図に示された索状物の製造を銘水した斜視図、第１
２図は、本発明によるフィルター・ユニットの第６の実
施例の縦断面図、第１６図は、第１２図に示したフィル
ター・ユニットのスペーサの拡大斜視図、第１４図は、
第１２図に示したフィルター・ユニットの製造過程の銘
水図、第１５図から第１７図は、本発明のフィルター・
ユニットの別の実施例の製造過程を銘水した図、第１８
図と第１９図は、閉じ条片を形成するポリマー糸製の２
つの異なる織物テープの各切片を示した図、第２０図は
、本発明によるフィルター・ユニットを付したフィルタ
ー付タバコの口側端部の縦断面図である。図において１・・・フィルター部材３・・・被覆条片４・・・接着剤塗布装置５．６・・・接着剤７・・・被覆管９・・・閉じ条片１０・・・狭搾装者１１．１２・・・円錐形外とう面１８・・・スペーサ２４・・・紙テープ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）種々の構成の区分が交互に配置され、被覆条片に
より包まれている巻きタバコ用フィルター・ユニットに
おいて、軸方向に前後に整列せしめられているそれぞれ
２つのフィルター部材（１）の間に、それもフィルター
・ユニットの流過横断面内に、少なくとも１つの隔壁（
１１、１２、２３）が配置されており、この隔壁が、異
なる多孔度の少なくとも２つの区域（３、９および２５
、２６）を有し、有利には煙を濾過して透過させる材料
から成つていることを特徴とする巻きタバコ用フィルタ
ー・ユニット。
（２）フィルター部材（１）が、異なる多孔度の少なく
とも２つの縦条片（３、９）から形成された被覆管によ
り包まれており、この被覆管が、前後して続く互いに間
隔をおいた各２つのフィルター部材（１）の間のところ
で、隔壁形成のためにくびれているか、もしくは押しす
ぼめられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のフィルター・ユニット。
（３）隔壁のくびれ個所のところには、フィルター・ユ
ニットの軸方向に延びる流過口（２２′）が形成されて
おり、この流過口の直径が最大１／１０ｍｍ、有利には
１／１００ｍｍであることを特徴とする特許請求の範囲
第２項記載のフィルター・ユニット。
（４）フィルター・ユニットが多孔もしくは有孔の被覆
条片で形成された外側被覆（１４）を有することを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載のフィルター・ユニッ
ト。
（５）被覆管の、多孔度が高いほうの縦条片（９および
２５）が、管（８、９）の外周の最高１／３、有利には
最高２５％であることを特徴とする特許請求の範囲第２
項記載のフィルター・ユニット。
（６）互いに間隔をおいたフィルター部材（１）の間と
互いに向き合つたフィルター部材端面のところには、こ
の端面に密着して各１つのスペーサ（１８）が配置され
、このスペーサがその長さの一部にわたつて環状同定区
域（１９）を備えていて、この固定区域の直径（Ｆ）が
フィルター・ユニットの外側被覆（１４）の内径（Ｇ）
より小さくされており、更に、被覆管（３、９）が、固
定区域（１９）の全周にわたつて固定区域（１９）と接
合されていることを特徴とする特許請求の範囲第２項か
ら第５項のいずれか１項に記載のフィルター・ユニット
。
（７）スペーサ（１８）が、被覆管（３、９）内部での
定心と同時に、流路（２０）を形成するため、半径方向
に延びる支持リブ（２１）を有していることを特徴とす
る特許請求の範囲第６項記載のフィルター・ユニット。
（８）スペーサ（１８）が気体透過性材料から成り、こ
の材料の流れ抵抗が被覆管（３）の材料のそれと異なる
ことを特徴とする特許請求の範囲第６項または第７項の
いずれかに記載のフィルター・ユニット。
（９）２つのフィルター部材（１）の間に形成される３
つの部屋の少なくとも１つには、流動性のフィルター材
料が詰められていることを特徴とする特許請求の範囲第
２項から第８項のいずれか１項に記載のフィルター・ユ
ニット。
（１０）外側被覆（１４）が、その長さの少なくとも一
部分にわたつてリブ付きの外形を有していることを特徴
とする特許請求の範囲第２項から第９項のいずれか１項
に記載のフィルター・ユニット。
（１１）スペーサ（１８）が気体不透過性材料から成り
、その縦方向に、たとえば流過口（２２）が備えられて
おり、この流過口の直径が最大１／１０ｍｍ、有利には
１／１００ｍｍであることを特徴とする特許請求の範囲
第６項または第７項のいずれかに記載のフィルター・ユ
ニット。
（１２）２つの前後するフィルター部材（１）の間に、
フィルター・ユニットの流過方向に直角に延びる隔壁（
２３）が配置されており、この隔壁が多孔度の異なる少
なくとも２つの区域（２５、２６）を有していて、有利
にはタバコの煙を濾過する材料から成ることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のフィルター・ユニット。
（１３）隔壁（２３）が紙テープ（２４）により形成さ
れ、この紙テープが、交互に、まず、一方のフィルター
部材の外側（２７）に沿つて延び、次いでこのフィルタ
ー部材の端面（２８）を横切つて延び、引続いて次のフ
ィルター部材（１）の外側（２９）に沿つて延びること
を特徴とする特許請求の範囲第１２項記載のフィルター
・ユニット。
（１４）紙テープ（２４）には、縦方向に互いに平行に
延びていて多孔度の異なる少なくとも２つの区域（２５
、２６）が設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第１３項記載のフィルター・ユニット。
（１５）多孔度の高いほうの隔壁区域（２５）が隔壁の
最高１／３、有利には最高２５％を占めていることを特
徴とする特許請求の範囲第１２項記載のフィルター・ユ
ニット。
（１６）少なくとも第１の隔壁区域（９、２５）が、１
０μｍから１５０μｍの範囲の厚さ、５００から２５０
００の範囲の孔数、各８０μｍ＾２から３０００μｍ＾
２の範囲の孔横断面積をもつ材料から出来ており、かつ
また、第２の隔壁区域（３、２６）が少なくとも１つの
流過口を有していて、この流過口の横断面が、第１の隔
壁区域（９、２５）の最大の孔の横断面の少なくとも１
０倍大であることを特徴とする特許請求の範囲第１項か
ら第１５項のいずれか１項に記載のフィルター・ユニッ
ト。
（１７）第１の隔壁区域（９、２５）の厚さが、３０μ
ｍから１００μｍの範囲にあり、かつまたこれらの区域
（９、２５）の個々のシーブ状孔の横断面積が１００μ
ｍ＾２から２５００μｍ＾２、有利には１００μｍ＾２
から１８００μｍ＾２の範囲にあることを特徴とする特
許請求の範囲第１６項記載のフィルター・ユニット。
（１８）少なくとも第１の隔壁区域（９、２５）が、有
利には織物形式の天然繊維と（または）合成繊維で造ら
れているか、もしくは有孔フォイルで造られていること
を特徴とする特許請求の範囲第１６項または第１７項の
いずれかに記載のフィルター・ユニット。
（１９）第１の隔壁区域（９、２５）の個々の孔の間隔
や、これらの孔の横断面積の値が、予定値から１０％以
下の偏差であることを特徴とする特許請求の範囲第１６
項から第１８項のいずれか１項に記載のフィルター・ユ
ニット。
（２０）第１の隔壁区域（９、２５）には、寸法の精密
に規定された異なる横断面積をもつ流過口が、精密に予
定された通りに分布せしめられていることを特徴とする
特許請求の範囲第１６項から第１９項のいずれか１項に
記載のフィルター・ユニット。
（２１）第２隔壁区域（３、２６）および（または）第
１隔壁区域（９、２５）が単数もしくは複数の溢れ口（
３１）を有しており、溢れ口の横断面積が１０＾４μｍ
＾２より大であることを特徴とする特許請求の範囲第１
６項から第２０項のいずれか１項に記載のフィルター・
ユニット。
（２２）特許請求の範囲第１項に記載の巻きタバコ用フ
ィルター・ユニットの製法において、相互に一様の間隔
をおいた一列のフィルター部材を、少なくとも１条の連
続供給される第１の多孔被覆条片（３）によつて、フィ
ルター部材の周囲の１部分にわたつて包み、この条片と
接合させ、次いで、こうして形成された索状物の未被覆
部分を、第１の被覆条片と異なる多孔度の、連続供給さ
れる第２被覆条片（９）によつて被覆し、この第２の被
覆条片をその両側縁部に沿つて第１の条片と接合させ、
次に、双方の被覆条片（３、９）でこのように形成され
た管を、それぞれ２つのフィルター部材の間に当る少な
くとも１個所で完全にくびれるようにするか、ないしは
すぼませるようにし、このすぼみ個所を接着し、このよ
うにして形成された互いに間隔をおいたフィルター部材
を含む棒状ユニットを、少なくとも単数の包み条片（１
４）で完全に包みこむことを特徴とする本発明による巻
きタバコ用フィルター・ユニットの製法。
（２３）多孔度の異なる２つの被覆条片（３、９）によ
り形成された管が、少なくともほぼ円錐形外とう状の管
区分（１１、１２）が生じるように、各２つのフィルタ
ー部材の間で締付けられるようにすることを特徴とする
特許請求の範囲第２２項記載の製法。
（２４）多孔度の異なる２つの被覆条片（３、９）によ
つて形成された管が、先細部分の互いに向き合つた少な
くともほぼ円錐形外とう状の２つの管部分（１１、１２
）が生じるように、各２つのフィルター部材の間のとこ
ろが締付けられるようにすることを特徴とする特許請求
の範囲第２３項記載の製法。
（２５）管部分（１１、１２）が、少なくともほぼＳ字
形の締付け個所が生じるように締付けられるようにする
ことを特徴とする特許請求の範囲第２３項または第２４
項のいずれかに記載の製法。