JPS6246744A - ワイパ−モ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） この発明は、例えば自動車のヘッドランプの汚れを除去
するヘッドテンプワイパー装置に利用されるワイパーモ
ータに関するものである。

（従来の技術） 従来、自動車のヘッドランプの表面を拭払して汚れを除
去するヘッドランプワイパー装置とじては、左右のヘッ
ドランプの各々の側面または近傍に、対称な位置でワイ
パーモータを固定し、前記ワイパーモータによりリンク
を介してワイパーブレードを回動さ′せて、該ワイパー
ブレードのブレードでヘッドランプの表面を拭払し、ヘ
ッドランプの汚れを除去するものがあった。

そして、前記ヘッドランプワイパー装置に利用されるワ
イパーモータとしては、第６図に示すものがあった・ 第６図はワイパーモータ１００の斜視図、第７図は第６
図の破断圧面図である。

図において、ワイパーモータ１００は、全体が直方体型
をなすハウジング１０１にカバー１０２を被せて密閉さ
せたものであり、突出した駆動軸１０３を前記カバー１
０２に貫通させて備えているものである。

前記ハウジング１０１内には、モータ１０４を備え、前
記モータ１０４の電機Ｔ−軸１０５にウオーム歯車１０
６を圧入装着している。このウオーム歯車１０６は２段
の中間歯車１０７の大径歯車部１０７ａと噛合い状態に
あり、前記２段の中間歯車１０７の小径歯車部１０７ｂ
は大歯車１０８と噛合い状態にある。そして、この大歯
車１０８の円周上の一部にはクランクピン１０８ａが備
えられておりアーム１０９の−・端部と枢結している。

前記アーム１０９の他端部はカバー１０２の内面で駆動
軸１０３に備えられた図示しないベルクランクと枢結し
ている。

したがって、モータ１０４の回転は、ウオーム歯車１０
６と２段の中間歯車１０７の大径歯車部１０７ａ、小径
歯車部１０７ｂと大歯車１０８を介して伝達され、そこ
でベルクランクを介して駆動軸１０３の回動運動に変換
されて、前記駆動軸１０３に備えられた図示しないリン
クを介してワイパーブレードを回動させる構成となって
いるものである。

また、ワイパーモータ１００のハウジング１０１および
カバー１０２は前述のように密着されており、モータ１
０４および各歯車１０６゜１０７．１０８の作動による
温度上Ａに際し、水を吸収せずに呼吸作用が行なえるよ
うにブリーザ１２０が設けである。（実開昭５７−１５
５６０３号公報参照）このブリーザ１２０は、カバー１
０２の一部でワイパーモータ１００の外側に突出しかつ
ワイパーモータ１００の内外部を連通するダクト１１０
にチューブ１１１を装着させることにより形成している
。

上述のようにワイパーモータ１００は構成され、左右の
ヘッドランプの側面または近傍のパネル（一般的にはラ
ジェータコアサポートまたはヘッドランプパネル）にブ
ラケット１１２を介して固定され、ブリーザ１２０はダ
クト１１０に装着されたチューブ１１１を下方に垂らし
ワイパーモータ１００の内部と外部とを連通させている
。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上、記のようなワイパーモータ１００に
おいては、その取付は場所がヘントランプの側面または
近傍という自動車のデザインの１−でも非常に重要な箇
所にもあたるためスペース的に制約される場合が多く、
タクト１１０およびチューブ１１１をワイパーモータ１
００より外部へ突出させるだけのスペースを得られない
ものもあり、レイアウト上で自由度が低いものとなって
いた。またダクト１１０をハウジング１０１の側壁に設
けてブリーザ１２０を形成することも考えられるが、ワ
イパーモータ１００の左右対象となる取付けに際してタ
クト１１０の取付は位置によって、左右の部品の別生産
および部品組込み七のバリエーションが増加して誤組込
み等の不具合の要因となるなどの様々な問題点があり、
新技術の開発が望まれていた。

この発明の目的は、前述の従来のワイパーモータのもつ
様々な問題点を解決するために考えられたもので、自動
車の取付は位置および取付は方法に対処しうる構造をも
ちかつ安価なワイパーモータを提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明によるワイパーモータは、ハウジング内にモー
タおよびギヤを備え、前記ハウジングの内部と外気とを
連通ずるブリーザを備えたワイパモータにおいて、前記
ハウジングとモータ固定ペースとの間で５、外気と連通
ずる切欠を有する空間部を形成し、前記ハウジングの空
間部形成面にブリーザを形成したことを特徴としている
。

（実施例） 第１図ないし第４図はこの発明によるワイパーモータの
−・実施例を説明する図であり、第１図はワイパーモー
タの破断正面図である。

ワイパーモータ１は、直方体型のハウジング２にカバー
３を被せて冨閉させたものであり、突出した駆動軸４を
前記カバー３に貫通させて備えているものである。

前記ハウジング２内にはモータ５を備え、前記モータ５
の電機ｒ・軸６にウオームギヤ７を正大装着している。

このウオームギヤ７は２段の中間ギヤ８の大径ギヤ部８
ａと噛合い状態にあり、前記２段の中間ギヤ８の小径ギ
ヤ部８ｂは大ギヤ９と１１合い状態にある。そして、こ
の大ギヤ９の円周上の・部にはクランクピン９ａが備え
られており、アーム１０の一端部と枢結している。前記
アーム１０の他端部はカバー３の内面で駆動軸４に備え
られた図示しないベルクランクと枢結している。

Ｌ述のように、ワイパーモータ１は構成されモータ５の
回転はウオームギヤ７と２段の中間ギヤ８の大径ギヤ部
８ａ、小径キヤ部８ｂと大ギヤ９を介して伝達され、そ
こでベルクランクを介して駆動軸４の回動運動に変換さ
れて、前記駆動軸４に備えられた図示しないリンクを介
してヘンドラプ１−を拭払するワイパーブレードを回動
させる。

また、ワイパーモータ１のハウジング２およびカバー３
は前述のように互いに密着されており、外部と遮断され
た状態にあるが、ワイパーモータ１は、その作動による
温度上昇に際し、水を吸収せずに吸収作用が行なえるよ
うに、ハウジング２のモータ固定ベース２ａの外側部分
の一部に、空間部２ｂを設は前記空間部２ｂの底面２Ｃ
にハウジング２の内部と連通ずる開口部２ｄを設けると
ともに、該開口部２ｄの外側部分に円弧状の囲み突起２
ｆを設け、前記開口部２ｄに挿入する固定ベースｌｌａ
とブリージングダク）ｌｌｂとでブリーザ１１を形成し
ている。

以下、第２図ないし第４図をもとにブリーザ１１につい
てさらに詳しく説明する。

図において、ハウジング２のモータ固定ベース２ａの外
側部分の一部には、底面２Ｃと同一面を有する切欠２ｆ
を備えた空間部２ｂを設けている。この空間部２ｂの底
面２Ｃ上の−・部には、ハウジング２の内部と連通ずる
開口部２ｄを設けるとともに、該開口部２ｄの外側部分
に円弧状で前記切欠２ｆの方向に開口している囲み突起
２ｅを設けている。ブリーザ１１はこの囲み突起２ｅの
内側に設けられており、第３図、第４図に示すように、
ハウジング２の底面上に設けられた開口部２ｄの開口径
と外径がほぼ一致する１→部１１Ｃおよび前記底面の１
丁に係止されかつ前記の開口径よりも大きな固定部１１
ｄ、ｌｌｅを備えた固定ベース１１ａと、この固定ベー
ス１１ａの挿入孔１１ｆに挿入され、−１−下の固定部
１１ｇ、ｌｌｈで前記固定ベースｌｌａと嵌着されると
ともに、１一部にリップｌｌｉを備えたブリージングダ
クト１１ｂとによってブリーザ１１を形成している。

そしてこの実施例においてはブラケット１２によりワイ
パーモータ１のモータ固定ベース２ａおよび空間部２ｂ
を被い、ビス等で固定した状態で、前記ブラケット１２
に設けられた取付ボルト笠により【１（体側の取伺ｆ段
としているが、取付１段としてはブラケット１２を用い
ず、直接、車体へ前記空間部２ｂを閉塞するように固定
することも可能である。

以上の構成によりワイパーモータ１の作動による温度北
昇に際し、ブリーザ１１を介して外気と円滑に呼吸作用
が可能であり、空間部２ｂがブラケット１２または車体
等で小さい切欠２ｅを除いて閉塞されかつ囲み突起２ｅ
が設けであることにより外部から水等が直接浸入するの
を阻止しうるようになっている。

第５図はこの発明によるワイパーモータの他の実施例を
示す図である。

この実−流側に・おいては屈折した空間部２ｂの切欠２
ｆを第２図に示した実施例とは反対の位置に設けるとと
もに円弧状の囲み突起２ｅを前記切欠２ｆの方向に開口
させて設けた場合を示したものである。

ワイパーモータ１は前述のように左右のヘッドランプの
側面または近傍に設けられるものであるから、左右の取
付位置の違いに対処できるべく前記切欠２ｆおよび囲み
突起２ｅの開口方向を樹脂成形の段階でｆＪ’、２図に
図示した位置と第５図に図示した位置とで区別すること
により様々な取付は方法に対処できるものである。

［発明の効果］ 以上説明してきたように、この発明によるワイパーモー
タによれば、ハウジング内にモータおよびギヤを備え、
前記ハウジングの内部と外気とを連通ずるブリーザを備
えたワイパーモータにおいて、前記ハウジングとモータ
固定ベースとの間で、外気と連通ずる切欠を有する空間
部を形成し、前記ハウジングの空間部形成面にブリーザ
を形成した構成とすることから、自動車の取付は位置お
よび取付は方法の違いに対処できうるとともに、部品点
数を縮少し、コストを低減することも可能となる。また
部品搬送時のチューブの抜け、つぶれ等が防止でき、品
質の向上及び安定化がはかれる。

チューブの組付は工程にて、チューブの組付は方向に関
する位若決めが不要になり工程の簡素化、誤組付けの防
止がはかれるという優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるワイパーモータの一実施例の破
断正面図、第２図は第１図のワイパーモータのブリーザ
部分を説明する斜視図、第３図は第１図のワイパーモー
タのブリーザ部分の断面図、第４図は第１図のワイパー
モータのブリーザの組付は状態を説明する斜視図、第５
図はこの発明によるワイパーモータの他の実施例のブリ
ーザ部分を説明する斜視図、第６図は従来のワイパーモ
ータを説明する斜視図、第７図は第６図の破断正面図で
ある。 １・・・ワイパーモータ、 ２・・・ハウジング、 ２ａ・・・モータ固定ベース、 ２ｂ・・・空間部、 ２ｆ・・・切欠、 ５・・・モータ、 ７．８．８ａ、８ｂ、９・−・ギヤ、 １１・・・ブリーザ。 特許出願人　　日産自動車株式会社 同　出願人　　自動市電機り業株式会社代理人弁理ト　
小　　　塩　　　　　豐第２図 １、／ １１ｄ　１１Ｃ１１ｅ　　１１１　　１１ｈ第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ハウジング内にモータおよびギヤを備え、前記ハ
   ウジングの内部と外気とを連通するブリーザを備えたワ
   イパーモータにおいて、前記ハウジングとモータ固定ベ
   ースとの間で、外気と連通する切欠を有する空間部を形
   成し、前記ハウジングの空間部形成面にブリーザを形成
   したことを特徴とするワイパーモータ。