JPS6246504A - 熱硬化性樹脂磁石組成物 - Google Patents

熱硬化性樹脂磁石組成物

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JPS6246504A
JPS6246504A JP60186188A JP18618885A JPS6246504A JP S6246504 A JPS6246504 A JP S6246504A JP 60186188 A JP60186188 A JP 60186188A JP 18618885 A JP18618885 A JP 18618885A JP S6246504 A JPS6246504 A JP S6246504A
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JP
Japan
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resin
composition
phenol
phenol resin
magnetic powder
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JP60186188A
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Masahiko Nakabayashi
中林 正彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック磁石の組成物に関し、さらに詳し
くは特殊エポキシ樹脂を結合剤とした耐熱性、速硬化性
プラスチック磁石配合物に間するものである。
プラスチック磁石は焼結型永久磁石に比べて。
複雑な形状のものを容易に成形できることから。
近年その需要量は大幅に増大してきている。しかしプラ
スチック磁石の殆どはその成形の容易さから磁石粉の結
合剤には各種ポリアミド樹脂、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のエチレン系プラスチック、ポリカーボネート
のような耐熱性プラスチック等を使用している。これら
の結合剤は通常重量比で5−30%混入されており、得
られた磁石成形品の物理的、化学的あるいは力学的性質
は結合剤である熱可塑性樹脂の基本的特性に負うところ
が多いのは当然の結果である9例えばポリアミドを結合
剤にしたプラスチック磁石は実用段階で吸水し2寸法変
化を起こしたり、高温使用条件ては乾燥して脆くなった
り、さらには変形したりすることが多い、また吸水する
と磁粉が変質し。
磁石としての特性まで変化することがある。その他の熱
可塑性樹脂を用いても樹脂本来の特性にもとずく欠点が
同様に問題となる。
最近の特許出願公開、昭60−98603にはそのよう
なプラスチック磁石の特性改善策として結合剤むこ熱硬
化性のプラスチックであるエポキシ樹脂を使用する方法
が開示されている。熱硬化性の樹脂は耐熱性が高く、吸
水率が低くまた実用段階で変形や寸法変化の少ない材料
であることから前記熱可塑性樹脂結合剤を用いたプラス
チック磁石よりもはるかに優れた磁石成形品であること
は容易に推定されるところである。
この特願では、エポキシ樹脂としては線状脂肪族型、グ
リシジルエステル型、グリシジルアミン型、脂環族型、
ビスフェノールA型、リボラック型9等良く知られてい
るエポキシ樹脂に対して硬化剤にはアミン系硬化剤とし
てメンセンジアミンメタフェニレンジアミン、ジアミノ
ジフェニールメタン、ジアミノジフェニールスルホン、
ジシアンジアミド、BF3−モノエチールアミンを使用
しさらに酸無水物系硬化剤としては無水トリメリット酸
、無水ピロメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカル
ボキシル酸、無水メチ−ルナシック散無水クロレンド酸
等を使用している。
これらのエポキシ樹脂および硬化剤を適当に絹合わせて
硬化物の熱変形温度が150℃以上のエポキシ樹脂組成
物がプラスチック磁石の結合剤として好ましいとしてい
る。しかしこの特願に開示されているプラスチック磁石
組成物は以下のような点において問題をかかえている。
アミン系の硬化剤を用いての組成物は保存安定性が短く
、工業生産において成形性が短時間で低下し成形できな
くなる。多量に使用するアミン化合物が特に活性度の高
い希土類磁粉にたいして反応し、磁石特性を低下させる
。この特性はとくに成形品を高温度で使用すると顕著で
あるなどの欠点がある。一方酸無水物系の硬化剤はすべ
て硬化時間が長く、たとえば、0.5−18時間もの硬
化時間が必要で、金型での成形にはほとんど実用出来な
いといった欠点があるといえる。いかに硬化物の特性が
優れていてもこれでは生産性があまりにも悪く、成形品
のコスト的な観点から問題があるといえる1以上のよう
に特願昭60−98603にされているプラスチック磁
石用結合剤としてのエポキシ樹脂組成物は実用性、工業
的な生産性、コスト面、耐久性といった観点から多くの
解決しなければならない課題を抱えているといえるそこ
で本発明者はアミン系あるいは酸無水物系以外の硬化剤
を使用してのエポキシ樹脂組成物で前記問題点が解決て
きないかと考え9種々検討した結果、各種エポキシ樹脂
にylj量の助触媒の存在下でフェノール樹脂を硬化剤
とする組成系をプラスチック磁石の結合剤とする検討を
行った。
その結果各種エポキシ樹脂に微量の第3級アミン、イミ
ダゾール等の助触媒を混入した系に例えばフェノールノ
ボラックのような硬化剤をもちいた組成系のエポキシ樹
脂結合剤は、ゲル化が秒単位9例えば最も早いものでは
60秒以内でゲル化が起こり、金型からの取り出し時間
も例えば120秒以内でも可能である結合剤ができうる
事を見いだした。
この結果本発明、による結合剤を用いてのプラスチック
磁石組成物は成形サイクルが大幅に短縮できるこのため
に大幅な成形品コストの低下が可能である1組成物の保
存安定性は室温で1−6ケ月程度まで可能であることか
ら工業生産で成形不良を発生しないし、磁粉のアミンに
よる物性低下を起こさない、このため成形磁石の品質が
向上する高温使用条件でもアミン弊害による磁石として
の性能が低下しないといったことが明らかとなった本発
明に使用するエポキシ樹脂としてはビスフェノール型、
フェノールノボラック型、グリシシールエステル型等ど
のようなタイプのエポキシ樹脂でも使用が可能で、結合
剤としての要求物性によって選択する 硬化剤としてのフェノール反応物はフェノールとホルム
アルデヒドの付加縮合反応物で固形状程度まで反応を進
めたノボラック型のものが作業性が良好である。フェノ
ールはクレゾール、メタキシレンなどのアルキルフェノ
ールとホルムアルデヒド反応物であってもよい。
硬化促進剤は第3級アミン、各種イミダゾール類、BF
3ピペリジン、トリアゾール類、イミダゾール錯塩、有
aWiとイミダゾールとの錯塩等が使用できる。
磁粉としてはハードフェライト、ソフトフェライト、希
土類遷移金属系、アルニコ磁石粉、マンガンビスマス磁
石粉が使用てき磁粉に限定されるものではない、特に活
性度が高い希土類磁石粉てはチタン系、あるいはシリコ
ン系等の表面処理剤で処理することによって磁粉の品質
低下が改善される。
本発明による磁石成形品の品質をより向上させるために
はポストキュアーを行うことが必要であることもある。
ポストキュアー条件については磁石成形品の要求品質に
よって決定されるか、あるいはエポキシ樹脂と硬化剤の
朝み合わせによって決定する。 本発明による組成物は
繊維状補強材を1−30%添加することによって大幅に
強度。
弾性率、耐熱性寸法安定性等を向上させることが出来る
wc維状状補強材してはガラス繊維、有機合成繊維、ウ
ィスカ、鉱物繊維、カーボン繊維等が使用出来る。
支友虹−L− バリウムフェライト100gと10gのクレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂、ノボラック型フェノール樹脂5
g、2メチールイミダゾール0゜1g、ステアリン酸カ
ルシュウム0.5gの混合物を90℃のミキシングロー
ルで混合し、冷却後粉砕し成形組成物とした。この成形
材料を、150℃の成形金型に充填し、120秒間加熱
加圧した、硬化物は容易に金型から取り出すことが出来
この状態でも実用できる十分な強度を保持していた。 
さらに強度を向上させるために150℃でポストキュア
ーを5時間行ったところ曲げ強さが10%向上した。
LΔ九−1 バリウムフェライト100gとクレゾール型エポキシ1
0g、無水トリメリット酸3.3g、ヘンシルメチルア
ミン0.1g、ステアリン酸カルシウム0.5gの配合
物を90℃のミキシングロールて混合し冷却後粉砕し、
成形材料とした。金型温度を150℃で10分加熱加圧
しても成形品は金型から取り出すことはできなかった。
tΔ1−ト バリウムフェライト100gとビスフェノール型エポキ
シ10g、ジアミノジフェニールメタン3gステアリン
酸カルシュウム0.5gを80℃のミキシングロールで
混合し、冷却後粉砕し成形材料とした。この組成物は1
50℃の金型で15分で成形できたが、成形材料は40
℃で2日間保持すると成形性が大幅に低下し、成形出来
なくなった・ 実11汁−コし 実施例1の磁粉を希土類磁粉(Sm(Co、Cu、Fe
、Zr)?)100gをシラン系カップリング剤(KB
M603)で処理したものに代え同様組成9手法で成形
材料を作成した。この組成物は150℃の金型を用いて
120秒で金型からとりだすことができた。
成形直後の試料および150℃で8時間ポストキュアー
を行った試料について磁束密度を常温および200℃で
耐熱試験後の試料について測定した。
萱 ・         ・・ の・ 、。
比較例1       4.5 比較例2       6,0 実施例2不スト’=〕?なし   2. 1ポスト’r
】7− あ リ     1 、5この結果を見ても明
らかなように本発明の組成物は磁粉の性能低下が他の組
成物に比べて少ないことが明らかである。
支1肚−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、各種磁粉にフェノール樹脂を硬化剤とするエポキシ
    樹脂−フェノール樹脂−助触媒よりなる結合剤を重量比
    で5−30%混入した熱硬化性樹脂磁石成形用組成物。 2、特許請求範囲第1項記載のフェノール樹脂はフェノ
    ールあるいはアルキルフェノール類とホルムアルデヒド
    の反応物で、酸触媒で反応したノボラック型あるいはア
    ルカリ触媒で反応したレゾール型の樹脂であることを特
    徴とする特許請求範囲第1項の組成物。 3、各種助触媒は樹脂組成物に対して3%以下の添加量
    であることを特徴とする特許請求範囲第1項の組成物。 4、成形品の耐熱性、強度等の向上のために繊維状補強
    剤を1−30%添加した特許請求範囲第1項の組成物。
JP60186188A 1985-08-23 1985-08-23 熱硬化性樹脂磁石組成物 Pending JPS6246504A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63289807A (ja) * 1987-03-03 1988-11-28 インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー ボンド磁石を作るための組成物及びその製造方法
US7172830B2 (en) 1998-01-19 2007-02-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Separator for fuel cell and manufacturing method for the same
JP2017031295A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 日立化成株式会社 Sm系ボンド磁石用樹脂コンパウンドおよびそれを用いたボンド磁石並びにSm系ボンド磁石の製造方法

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US7172830B2 (en) 1998-01-19 2007-02-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Separator for fuel cell and manufacturing method for the same
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