JPS6246466Y2 - - Google Patents

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JPS6246466Y2
JPS6246466Y2 JP13971684U JP13971684U JPS6246466Y2 JP S6246466 Y2 JPS6246466 Y2 JP S6246466Y2 JP 13971684 U JP13971684 U JP 13971684U JP 13971684 U JP13971684 U JP 13971684U JP S6246466 Y2 JPS6246466 Y2 JP S6246466Y2
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JP
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roller
valve
paint
support shaft
lever
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JP13971684U
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JPS6155982U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の対象、産業上の利用分野) 本考案は、液体を塗布する分野に使用される。
更に具体的には塗料や棚、接着剤、液状ワツクス
等を塗布する分野に使用される。
本考案はローラ内に塗料を保有し、ローラ面か
ら塗料を滲出する塗布ローラの改良に関するもの
である。
(従来技術) 塗布ローラのローラ内に塗料を保有せしめ、ロ
ーラ表面から塗料を滲出する塗布ローラを改良し
た塗布ローラは、実開昭57−106475号公報、実開
昭57−106476号公報その外として既に本考案によ
つて提案されている。
上記公報に記載されている塗布ローラは、ロー
ラまたは弁のいずれか一方を弾性体によつて付勢
して常態でローラの開口部を閉じるようにしてお
り、ローラまたは弁のいずれか一方は、支持軸上
を左右に移動可能に取りつけられている構造であ
つて、塗料導入の際はローラまたは弁のいずれか
一方を弾性体の弾力に抗して移動させてローラと
弁とが離れるようにした構造であるが、次の問題
点を有している。
(イ) 弁が完全に開かない場合もあり、ローラ内に
塗料を十分収容しにくい。
(ロ) 塗料の導入は、塗料が入つているバケツの中
にローラを沈めバケツの中に設けてある突起や
バケツの底などにローラを押しつけてローラと
弁とが離れるようにして行なうので、ローラの
先端が滑つた場合等は体のバランスを崩しやす
く、高所での塗布作業の場合には転落の危険が
ある。
(ハ) 塗料の導入は、ローラの先端をバケツの底等
に押当てて行なうので要領が悪いと塗料導入の
時間が長くかかる。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、 (イ) ローラと弁とを離す手段を塗布ローラに設け
て開口部を容易にかつ十分に開くことができる
ようにすること、 (ロ) 塗料の導入を指先で行なえるようにするこ
と、 (ハ) 塗料導入の時間を短時間で行なえるようにす
ること、 等である。
(問題点を解決するための手段とその作用) 上記問題点を解決するために講じた本考案の技
術的手段は次のとおりである。
(a) 内部に液体を収容し、表面からこの液体を滲
出するローラが支持軸に回動自在に設けてある
こと、 (b) ローラには液体を導入する開口部が形成され
ており、ローラはこの開口部を閉じる弁を有し
ていること、 (c) ローラまたは弁のいずれか一方は弾性体によ
つて付勢されて常態でローラの開口部を閉じる
ようにしていること、 (d) ローラまたは弁のいずれか一方は支持軸上を
移動できるようにしてあり、ローラまたは弁の
いずれか一方を弾性に抗して移動させて開口部
を開くレバーを備えていること、 である。
(実施例) 本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細
に説明する。
なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく実用新案登録請求の範囲内において数々
の変形が可能である。
第1図は第1の実施例を示す一部切欠分解斜視
図、第3図は回動体の断面図である。
第1の実施例において、塗材を塗布するローラ
は、内部に液体を収容し表面からこの液体を滲出
する塗布体33と、この塗布体33が水密的に取
りつけられる回動体1とからなる。
支持軸2を固定軸として回動する回動体1は、
塗料導入口11が形成してあり、塗布体33を装
着する装着体3と、塗料導入口11を閉鎖する弁
5を有している。
装着体3には、所要数の弾性体4が先端を支持
軸2の軸線方向に向けてやや広がる方向に形成し
てある。
弁5は、引つ張りコイルバネ6によつて装着体
3側に付勢してあり、塗料導入口11は常態で弁
5により閉鎖されている。
なお、塗料導入時には弁5を引つ張りコイルバ
ネ6の弾性に抗して支持軸2上を移動せしめて塗
料を導入する。
柄軸120には、塗料導入の際に弁5を弾性に
抗して支持軸2上を移動せしめるレバー7が枢支
してある。
レバー7の先端は弁5の外面に一体に形成され
ている係合フランジ12との間で形成されている
凹溝112に緩く係合してあり、回動体1の動き
を邪魔しないようにしてある。
またレバー7の元部は支持軸2の末端の握部9
付近にくるようにしてレバー7を指先で操作でき
るようにしている。
塗布体33は、周壁に比較的大きな塗料流出孔
31が形成され一端が閉鎖壁35で閉鎖してある
ローラ体32に、基布に起毛が形成してある布帛
やスポンジ等の塗布部材を被着して形成されてい
る。
閉鎖壁35には支持軸2の先部を支える保持穴
34が形成され、ラツパ状に形成されている案内
部材34aが挿入してある。
保持穴34は必ずしも必要ではないが、塗布体
33の動きを安定させる上からは好ましいもので
ある。
本実施例の使用にあたつては、回動体1を塗布
体33に圧入し装着する。
回動体1には、弾性体4が形成してあり、塗布
体33は回動体1に固定される。
そしてローラを塗料バケツの中に沈め、レバー
7を引いて弁5を移動させて塗料導入口11を開
き塗料を導入する。
第2図は第2の実施例を示す一部切欠分解斜視
図である。
本実施例では第1の実施例に係る塗布ローラの
支持軸2の先端に、塗布体33の動きを安定させ
る保持体10を装着している。保持体10は塗料
導入口11が設けられておらず、したがつて塗料
導入口11を閉鎖する弁5がないことと、係合フ
ランジ12が形成されていない他は、回動体1と
略同一構造である。
本実施例の塗布ローラはローラの動きが安定す
ると共に塗布体33を装着しやすい。
第4図は第3の実施例を示す要部分解図、第5
図は第3の実施例の塗料導入口の一部拡大断面
図、第6図は第3の実施例の塗料導入口の他の例
を示す一部拡大断面図である。
本実施例では回動体1は、支持軸2の基端と先
端にそれぞれ回動可能に配設されている基端軸受
20と先端軸受21を、外方にかけてやや膨らみ
を持たせた所要数の線バネ22を介して連結して
形成されている。
先端軸受21には塗料導入口23が形成されて
おり、支持軸2の先端には弁5が回動可能に取り
つけてある。基端軸受20の外面には係合フラン
ジ12が一体に形成されており、基端軸受20と
係合フランジ12との間には凹溝112が形成さ
れている。
支持軸2のうち、基端軸受20と先端軸受21
の間の所要位置にはストツパ24が固着してあ
り、ストツパ24と先端軸受21の間に圧縮コイ
ルバネ60が配設されており、圧縮コイルバネ6
0は先端軸受21を付勢して常態で弁5が塗料導
入口23を閉じるようにしている。
上記構造の回動体1に装着される塗布体33
は、両端が開口されている円筒状である他は第1
の実施例と大体において同じである。
第6図は、第4図に示す構造の塗布ローラの塗
料導入口23を基端軸受20に設けた実施例を示
しており、その構造は大体において第3図に示す
回動体1の塗料導入口の構造と同じである。
第7図は第4の実施例を示す要部断面図を示し
ている。
本実施例は、第2の実施例に示す装着体3と保
持体10をそれぞれ反対に配置すると共に第4図
及び第5図に示す第3の実施例を加味した構造で
ある。
即ち、支持軸2の先端に弁5が回動自在に取り
つけてあり、支持軸2上を左右に移動可能な装着
体3を有し、柄軸120側に支持軸2上を左右に
移動可能な保持体10を装着している。
装着体3は圧縮コイルバネ60によつて常態で
弁5に押圧されている。
円筒状の塗布体33を装着体3と保持体10に
装着したとき塗布体33と装着体3は連結され、
保持体10の動きは塗布体33を介して装着体3
に伝えられ、保持体10を移動させると装着体3
も一体となつて移動する。
したがつて保持体10を移動させて塗料を導入
することができる。
本実施例の場合は塗布体33は両端が開口して
おり、内部に何等の形成物もないのでは第1の実
施例に比較して塗布体33の構造が簡単になる効
果がある。
第8図は第5の実施例を示す斜視図である。
本実施例は回動体1と塗布体33とが一体に形
成されたものを示している。この構造の塗布ロー
ラは上記実施例のうち柄軸120側に弁5を有す
るものと略同じ構造である。
(考案の効果) 本考案は、ローラまたは弁のいずれか一方を弾
性に抗して支持軸上を移動させてローラの開口部
を開くレバーを備えている次の効果を生じる。
(イ) レバーによつて弁を完全に開くことができる
ので、全く手を汚さずにローラ内に塗料を容易
に収容できる。
(ロ) 塗料の導入が指先で行なえるので、高所での
塗布作業の場合でも体のバランスを取りやすく
転落の危険がない。
(ハ) 塗料の導入は、レバーを握るだけでよいため
塗料導入の時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1の
実施例を示す一部切欠分解斜視図、第2図は第2
の実施例を示す一部切欠分解斜視図、第3図は回
動体の断面図、第4図は第3の実施例を示す要部
分解図、第5図は第3の実施例の塗料導入口の一
部拡大断面図、第6図は第3の実施例の塗料導入
口の他の例を示す一部拡大断面図、第7図は第4
の実施例を示す要部断面図、第8図は第5の実施
例を示す斜視図である。 2:支持軸、11:塗料導入口、5:弁、6:
引つ張りコイルバネ、7:レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 内部に液体を収容し、表面からこの液体を滲
    出するローラが支持軸に回動自在に設けてある
    こと、 (b) ローラには液体を導入する開口部が形成され
    ており、ローラはこの開口部を閉じる弁を有し
    ていること、 (c) ローラまたは弁のいずれか一方は弾性体によ
    つて付勢されて常態でローラの開口部を閉じる
    ようにしていること、 (d) ローラまたは弁のいずれか一方は支持軸上を
    移動できるようにしてあり、ローラまたは弁の
    いずれか一方を弾性に抗して移動させて開口部
    を開くレバーを備えていること、 からなる塗布ローラ。
JP13971684U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPS6246466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13971684U JPS6246466Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JP13971684U JPS6246466Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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Publication Number Publication Date
JPS6155982U JPS6155982U (ja) 1986-04-15
JPS6246466Y2 true JPS6246466Y2 (ja) 1987-12-15

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JP13971684U Expired JPS6246466Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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