JPS6246206Y2 - - Google Patents

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JPS6246206Y2
JPS6246206Y2 JP4641281U JP4641281U JPS6246206Y2 JP S6246206 Y2 JPS6246206 Y2 JP S6246206Y2 JP 4641281 U JP4641281 U JP 4641281U JP 4641281 U JP4641281 U JP 4641281U JP S6246206 Y2 JPS6246206 Y2 JP S6246206Y2
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JP
Japan
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panel
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upper case
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liquid crystal
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JP4641281U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はパネル形表示素子の保持構造を改良し
た小型電子機器に関する。
〔従来技術とその問題点〕
例えば小型電子式計算機においては、情報を表
示するパネル形表示素子例えば液晶パネルが設け
られており、この液晶パネルは機器ケース上部に
設けられた表示窓に面して機器ケース上部内側に
配置して保持されている。
ところで、近時小型電子式計算機においては、
液晶パネルを回路基板と接続するために、棒状の
インタコネクタに代えて例えば樹脂フイルムにリ
ードを形成したフレキシブルコネクタを使用し、
このフレキシブルコネクタの各端部を液晶パネル
の端子電極形成部と回路基板の端子電極形成部に
固着して接続する構造が採用されている。このフ
レキシブルコネクタを用いた場合には回路基板側
の端子電極を液晶パネルの位置に拘束されずに基
板上面または下面の任意な個所に形成できるなど
の利点がある。
しかして、このように回路基板と接続する液晶
パネルを機器ケースに保持するためには、従来金
属や合成樹脂からなる保持枠を使用し、液晶パネ
ルを嵌合した保持枠をねじにより機器ケース上部
に取付ける構造が採用されていた。しかしなが
ら、専用の保持枠を用いるために液晶パネルを保
持する構造が複雑となり、また保持枠を機器ケー
スにねじ止めするので液晶パネルを保持する組立
作業が面倒であるという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、絶
縁性弾性部材がパネル形表示素子の縁部側面に圧
接して表示素子を支えるとともに、弾性部材が表
示素子を機器ケースの上部ケースに簡単な構造と
作業で保持できるパネル形表示素子を有する小型
電子機器を提供するものである。
〔考案の要旨〕
すなわち、本考案のパネル形表示素子を有する
小型電子機器は、上部ケースとこの上部ケースに
取付ける回路基板との間に配置した絶縁性の弾性
部材をパネル形表示素子の縁部側面に圧接すると
ともに、弾性部材をパネル形表示素子の縁部下面
に圧接して表示素子を上部ケースに押圧保持する
ものである。
〔実施例〕
以下本考案を図面で示す実施例について説明す
る。
第1図、第2図および第4図は本考案を小型電
子式計算機に適用した一実施例を示している。
図中1は平面矩形をなす合成樹脂からなる上部
ケース、2は上部ケース1と同形状をなし合成樹
脂からなる下部ケースで、この両ケース1,2は
上下に組合せられビス(図示せず)により結合さ
れている。上部ケース1には押釦スイツチ用の押
釦3を挿入した複数の釦孔4…が縦および横に並
べて形成され、一端部には窓ガラス5を嵌着した
ケース幅方向に沿う横長の表示部6が形成してあ
る。図中7は上部ケース1と下部ケース2とで組
合わせたケースの内部にこれらケース1,2と平
行に配置された回路基板で、この回路基板7は上
部ケース1に設けた押釦スイツチの配置部と表示
窓6とを含めた部分に対応する大きさを持つてお
り、押釦スイツチと表示窓6を避けた部分に複数
の透孔8…が形成してある。そして、第4図で示
す様に回路基板7は上部ケース1の内部に起立形
成したリブ1bに両端を当接して配置し、さらに
下側からビス9…を透孔8…に通し、このビス9
…を上部ケース1の内壁に形成したねじ孔1cに
螺合することにより、上部ケース1に対して後述
する弾性部材の高さと対応した間隔を保持して上
部ケース1に取り付けられている。回路基板7に
は押釦スイツチ用の複数の接点および表示パネル
用端子電極を含む回路パターン(図示せず)が形
成され、且つ回路基板7上には押釦スイツチ用の
接点シート(図示せず)が配置されている。回路
基板7の一端部は上部ケース1の表示窓6に対向
する個所に位置しており、この一端部上面の両側
縁部には表示窓6の両端部側に位置して絶縁性を
有する弾性部材10,10が接着して取付けてあ
る。すなわち、弾性部材10,10は上部ケース
1と回路基板7との間に配置されている。この弾
性部材10,10は例えばスポンジからなるもの
で直方体状に形成されている。図中11は回路基
板7の上側にて上部ケース1の表示窓7に面して
配置されたパネル形表示素子である。このパネル
形表示素子11は透明で横長な上部電極基板13
aと下部電極基板13bとの間に液晶を封入して
なる液晶パネル12の前記上部電極基板13aの
上面に金属板などからなる目隠し板14を重ねて
接着固定したものである。目隠し板14は上部電
極基板13aの中央表示部を残してその外周部を
覆い隠すもので、上部電極基板13aの周囲外側
に突出する鍔部14aを有している。また、液晶
パネル12の例えば上部電極基板13a下面に長
手方向に沿い複数の端子電極(図示せず)が並べ
て形成され、回路基板7の例えば上面一端縁部に
幅方向に沿い複数の端子電極(図示せず)が並べ
て形成され、これら液晶パネル12と回路基板7
の各端子電極形成部はフレキシブルコネクタ15
により接続されている。フレキシブルコネクタ1
5は例えば樹脂フイルム上に複数のリードを並べ
て形成したもので、両端部を液晶パネル12と回
路基板7の各端子電極形成部に例えば溶着してリ
ードと各端子電極とを接続している。さらに、パ
ネル形表示素子11は上部ケース1と回路基板7
との間において、上部ケース1の表示窓6に対向
した位置で回路基板7の幅方向に沿い回路基板7
の両側縁部に設けた弾性部材10,10間に掛け
渡して配置され、且つ弾性部材10,10により
両端縁部が支えられて上部ケース1内壁部に対し
押圧されて保持されている。パネル形表示素子1
1の最上部の目隠し板14は上部ケース1内壁部
の表示窓6に対向して形成された凹部1aに嵌合
され、且つ目隠し板14の鍔部14a両端は通性
部材10,10の上面に載置されるとともに、液
晶パネル12は弾性部材10,10間に位置して
その両端縁部の側面が弾性部材10,10の対向
する内側面に接触している。この場合、弾性部材
10,10は目隠し板14の鍔部14aの両端に
下側から圧接して目隠し板14を上部ケース1内
壁部に押圧し、また液晶パネル12の両端縁部側
面に外側から圧接して横移動しないように押えて
いる。すなわち、弾性部材10,10はパネル形
表示素子11の縁部の圧接してその側方および下
方から支えて上部ケース1に対し押圧保持する。
なお、回路基板7をビス9で上部ケース1に取付
けると、回路基板7が弾性部材10,10を押圧
するとともに弾性部材10,10により回路基板
7と上部ケース1との間隔が保持され、さらに弾
性部材10,10は目隠し板14を押えてパネル
形表示素子11を上部ケース1に押圧保持する。
また、弾性部材10,10は目隠し板14を上部
ケース1に押圧できる高さと目隠し板14を支持
できる長さを有し、且つ弾性部材10,10の間
隔は目隠し板14および電極基板13a,13b
の縁部を外側から圧接できる大きさとなるように
夫々設定する。このようにして保持されたパネル
形表示素子11は弾性部材10,10で支えられ
ているので外部からの衝撃や振動に対して確実に
保持されるとともに破損を防止でき、またこの実
施例では弾性部材10,10が目隠し板14を上
部ケース1に押圧してパネル形表示素子11を上
部ケース2に支持するので、弾性部材10,10
の押圧力が液晶パネル12に直接加わらず基板を
傷めることがない。
しかして、この実施例では液晶パネルと目隠し
板とを一体にしてパネル形表示素子を構成し、弾
性部材で目隠し板の鍔部の下面を支えて上部ケー
スに押圧することにより、パネル形表示素子を上
部ケースに押圧保持しているが、この実施例に限
定されるものではなく、液晶パネルのみをパネル
形表示素子とし、弾性部材で液晶パネルの下面を
支えて目隠し板を介して液晶パネルを上部ケース
に押圧保持する構成とすることもできる。この場
合は液晶パネル自体を弾性部材で下側から支えて
いるので、目隠し板を液晶パネルと一体とせずに
別体として設けることができる。
第3図はこの場合の実施例を示している。この
実施例では断面L字形をなす弾性部材16,16
を用いている。すなわち、この弾性部材16,1
6は回路基板7の上面に配設され、弾性部材1
6,16の垂直部がパネル形表示素子である液晶
パネル12の両端の縁部側面に圧接して液晶パネ
ル12を側方から支えるとともに、弾性部材1
6,16の水平部が液晶パネル12の縁部下面に
圧接して液晶パネル12を目隠し板14を介して
上部ケース2に押圧保持している。この構成では
弾性部材16,16で液晶パネル12を直接下側
から支えているので、液晶パネル12のみをパネ
ル形表示素子とし、目隠し板14を液晶パネル1
2とは別体にすることができる。
目隠し板14は液晶パネル12により上部ケー
ス2に押圧保持されるが、この実施例ではさらに
弾性部材16,16が目隠し板14の鍔部14a
を下側から支えて目隠し板14を上部ケース2に
押圧支持している。
なお、弾性部材は液晶パネルの両端縁部を支え
るものに限らず、液晶パネルの両側縁部や四隅部
を支えるものでも良く、あるいは液晶パネルの周
縁部全体を囲んで支えるものでも良い。前者の実
施例ではパネル形表示素子の目隠し板に鍔部を形
成して弾性部材で支えているが、例えば液晶パネ
ルの上面に接着した偏光板に鍔部を形成して弾性
部材で支えるようにしても良い。
弾性部材は回路基板に接着などの手段で取付け
るか、あるいはパネル形表示素子側に接着などの
手段で取付ける。弾性部材は絶縁性を有する弾性
材料例えばスポンジ、ゴムなどで形成する。パネ
ル形表示素子においては液晶パネルに代えてエレ
クトロクロミツクパネルなどでも良い。フレキシ
ブルコネクタは樹脂シートにリードを埋設したも
のでも良く、また端子具を用いて回路基板などに
接続しても良い。本考案はパネル形表示素子をフ
レキシブルコネクタで回路基板に接続する構造の
ものに適用すれば特に有効であるが、棒状のイン
タコネクタを用いて表示素子を回路基板上で接続
する構造のものにも適用できる。本考案は小型電
子機器に広く適用できる。
〔考案の効果〕
本考案のパネル形表示素子を有する小型電子機
器は以上説明したように、上部ケースと上部ケー
スに取付ける回路基板との間に配置した絶縁性を
有する弾性部材で、パネル形表示素子の縁部を支
えて上部ケースに押圧保持するので、金属や合成
樹脂で形成された枠体を用いるような大掛りな構
造に比して、パネル形表示素子の保持構造が大変
簡素である。また、弾性部材はパネル形表示素子
の側面に圧接するとともに表示素子を上部ケース
に押圧保持するだけのものであるから、その形状
が簡単で製作も容易であり、また接着などの手段
で取付けることができる。しかも、パネル形表示
素子を上部ケースに保持するための組立作業は、
回路基板を上部ケースに取付ける場合に、パネル
形表示素子と弾性部材を重ねた状態にして回路基
板を上部ケースに取付けることにより簡単な作業
で保持することができる。また、パネル形表示素
子は弾性部材で支えられるため外部の衡撃や振動
に対して確実に保持できる。従つて、特にパネル
形表示素子をフレキシブルコネクタで回路基板と
接続する場合に、パネル形表示素子を良好に保持
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を小型電子式計算機に適用した
一実施例を示す分解斜視図、第2図は同横断側面
図、第3図は他の実施例を示す横断側面図、第4
図は前記一実施例の縦断面図である。 1……上部ケース、2……下部ケース、6……
表示窓、7……回路基板、9……ビス、10……
弾性部材、11……パネル形表示素子、12……
液晶パネル、14……目隠し板、15……フレキ
シブルコネクタ、16……弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示窓を有する上部ケースと下部ケースとから
    なる機器ケースの内部に前記上部ケースの表示窓
    に面してパネル形表示素子を配置し、このパネル
    形表示素子の下側に配置されて前記上部ケースに
    取付けられる回路基板と前記上部ケースとの間
    に、前記パネル形表示素子の縁部側面に圧接して
    絶縁性を有する弾性部材を配置し、且つこの弾性
    部材は前記パネル形表示素子の縁部下面に圧接し
    て前記パネル形表示素子を前記上部ケースに押圧
    保持してなるパネル形表示素子を有する小型電子
    機器。
JP4641281U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS6246206Y2 (ja)

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JP4641281U JPS6246206Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JP4641281U JPS6246206Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JP2554059B2 (ja) * 1986-09-02 1996-11-13 シャープ株式会社 薄膜elデイスプレイユニツト

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JPS57157980U (ja) 1982-10-04

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